FT新聞編集長の水波流です。 本日は、Reシリーズ・丹野佑氏による『20代からのゲームブック』 元は丹野氏が20代のとき、約3年に渡って書き綴られた名コラムの再録です。 (2014年2月5日 FT新聞No.391〜2016年11月23日 FT新聞No.1412) (編註:文中のコメントは全て当時のものとなっております) ☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆ おはようございます。丹野です。 映画「シン・ゴジラ」を観てきました。あまり情報を入れずに見たい作品は、さっさと初日に観ることにしています。 やはり詳しい内容を知らないで観るほうがいいタイプのタイトルかと思うので、記事として取り上げることはしません。 が、観るかどうか迷っているのであれば、観たほうがいいと思います。 というわけで話題を変えて、本日の本題に入ります。 ■ゲームブックはホラーに向いている 8月は夏のクトゥルフ・ゲームブック祭りということで、日曜日には一か月連続でホラーゲームブックを配信いたします。 というわけで、今回からはゲームブックとホラーを題材にお話しさせていただこうと思います。 元来、ゲームブックとホラーは相性がいいものです。というのも、ゲームブックが構造的に持っている要素のいくらかは、そもそもホラー的であるといえるからです。 では、その要素をひとつずつ見て行ってみましょう。 ■死んだっていい あえて今更強調する必要はないかもしれませんが、ゲームブックでは物語にいくつもの結末があります。 言い換えれば、主人公が悲惨な目に合う結末がいくらでも用意できるわけです。 ホラー作品では登場人物の何割か(というか、大半)が死んでしまったり、悲惨な目にあってしまうわけですが、ゲームブックならそれをすべて主人公に味わわせることもできます。 本当に次の瞬間死んでいるかもしれないという恐怖を味わうことができるのは、まさにゲームブックならではですね。 ■これから起きること 「クロユリ団地」などで知られる脚本家・映画監督の三宅隆太さんによれば、アクション映画は「起こっていることでドキドキさせるもの」であり、一方でホラーは「これから起こることでドキドキさせるもの」といえるそうです。 なるほど、同じ殺人鬼を題材にしていても、アクション映画ならいかに立ち向かうかに焦点が向けられるのに比べ、ホラー映画ではいつ現れるかわからないシチュエーションを扱うのが一般的です。 その意味では、ゲームブックは「これから起きること」について読者に想像力を喚起させます。 選択肢を選ぶとき、「こっちを選んだらどうなるか」「もしかしたらこの道には化け物がいるのでは?」というように、その先の展開をイメージしながら選ぶものですよね。その瞬間のドキドキこそが、ホラーの醍醐味というわけです。 と、いうわけで、ゲームブックとホラーは相性がいい! ……というお話をもう少し続けます。次回はもう少し、踏み込んだ部分についてお話ししようと思います。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。