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2024年12月14日土曜日

FT新聞1ウィーク! 第618号 FT新聞 No.4343

From:水波流
冬になると、夏が好きだという事を実感する。
人はいつも失ってはじめてその大事さに気づくのだ、という話に広げるとちょっと感傷的に過ぎるという気もしますが笑

from:葉山海月
世の中にはペットボトルを落とした見知らぬ娘に「お礼は1割でいいです」と一口飲んで、それが縁で結婚した人もいるんですから。
ただ気になるのは、そいつがいつの間にやら音信不通に……

from:中山将平
僕ら明日12月15日(日)「ゲームアンティーク2024ver.2.0」にサークル参加します!
開催地は『大阪府の西九条駅付近にある此花会館』です。
ブース配置は【03】。お近くの方はぜひ遊びにお越しいただけましたら。
あとこれはFT書房とは関係のない個人的なお話なのですが、次のカギカッコ内の言葉をぜひ検索いただけましたら。
「クロスラインゲームス」
FT書房外で僕が動いている活動をご覧いただるかと。


さて土曜日は一週間を振り返るまとめの日なので、今週の記事をご紹介します。


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■12/8(日)~12/13(金)の記事一覧
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2024年12月8日(日) 杉本=ヨハネ FT新聞 No.4337

アランツァクリーチャー事典 Vol.11
・アランツァクリーチャー事典、今回ご紹介するのは『精霊・神霊』
命あるように見えて、「生命体」ではない。
「火トカゲ」から自然現象。ヒトの形をとるものまで。ピュアだからこその神秘的で多彩な個性。
どうぞお楽しみ下さいませ。


2024年12月9日(月)杉本=ヨハネ FT新聞 No.4338

発売延期のお詫びと【緋色の魔術師】の登場。 
・まずはお詫び申し上げます。
ロア・スペイダー著の新作ゲームブック『単眼の巨獣』ですが、制作上の都合により2025年春に延期となりました。
お待ちになられていた方、大変申し訳ございません。
締め切りと作品のクオリティ。悩みぬいた先に「クオリティ」を取りました!
その代わりに、今週の「ヒーローズオブダークネス」の【新種族】!!!
今週できあがったのは基本ルールの【魔術師】に近い存在として【緋色の魔術師】です!
それとは別に【魔猫】に更新が入りました☆
その他、楽しい情報も!
どうぞよろしくお願いいたします。


2024年12月10日(火) 中山将平 FT新聞 No.4339

カエル人が教えてくれたファンタジー創作 第35回 
・中山氏が創作している『カエルの勇者ケロナイツ』(ファンタジー世界に住まうカエル人たちの活躍を描いたオリジナル作品)。
その創作から、学んだことを書きつづります。
前回までの記事で「異種族」のうち「中立種族」と「友好種族」について書いてみたので、今回はプチシリーズの締めくくりとして「敵対種族」について。
本質は「なぜ敵対種族は敵対種族なのか」ということ。
ひょっとしたら「昨日の敵は今日の友」となるかもしれない、ダイナミックな異文化論を「敵」という視点から語ります。


2024年12月11日(水) ぜろ FT新聞 No.4340

第4回【白い小屋、赤い絶望】ゲームブックリプレイ
・テンポのよい語り口で勝負する、ぜろ氏のリプレイ記事、第415回をお届けしました。
今回はFT書房のゲームブック「クトゥルー短編集2 暗黒詩篇」の中から、丹野佑著「白い小屋、赤い絶望」に挑戦します。
山小屋で行われていた儀式の謎をつきとめ、異星の怪物を現地へと送り返すことに成功しました。
しかしその代償として、山小屋は炎に包まれています。
吹雪は止んでいるので、小屋がなくても何とかなりそうではありますが。
そして、主人公サクタロウの手元には、この事件を引き起こすきっかけとなった魔導書が。
炎の中に投げ込むか、そのまま持ち帰るか。
しかし……。
「どうあがいても不条理で絶望」な、いかにも「クトゥルフ」らしいエンディングの数々、ご照覧ください。


2024年12月12日(木) 岡和田晃 FT新聞 No.4341

「FT新聞」&「SF Prologue Wave」コラボレーション企画 Vol.20 
・岡和田晃氏による、新しく楽しい読み物満載な「SF Prologue Wave」とのコラボ企画記事です。
「FT新聞」の読者で、健部伸明さんの仕事を知らない人は、まずいらっしゃらないのではないでしょうか。TRPGやTRPGライクなボードゲーム紹介の第一人者です。その他、ゲームブックに、神話学・民俗学の研究書・入門書の数々。
今回はかの人の短編をご紹介!
……俺たちはシードリング、すなわち苗木にして種撒く者と呼ばれているのだ……(本文より)
わずか15ページに織り込まれた壮大なロマンスは、まさに多重世界のタペストリー!
すこしふしぎ(SF)な手のひらに乗る物語をお楽しみください!


2024年12月13日(金) 休刊日 FT新聞 No.4342

休刊日のお知らせ 
・毎週金曜日は、読者から投稿された記事がここに入れるように、空けてある曜日です。
あなたの記事を、お待ちしております!


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■今週の読者様の声のご紹介
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ひとことアンケートへのご意見をご紹介します。
紙面の都合で、一部省略させていただくかも知れませんが何とぞご了承くださいませ。
すべてのお便りは編集部が目を通し、執筆者に転送しておりますので、いろんなご意見やご感想をぜひお送り下さい。

↓↓

(忍者福島さん)
『猫の女神の冒険』リプレイに李徴の名前が出てくるとは思いませんでした。
中島敦の山月記は教科書に掲載されたのを読んだきりですが、ストーリーが面白くて好きな作品の一つです。
人虎になった李徴がこの世界に出てきたら、どんな活躍をするのでしょうか?それとも臆病な自尊心、尊大な羞恥心のせいで挫折してしまうのか?
気になったりしますね(笑)

(お返事:齊藤飛鳥)
御感想下さり、ありがとうございますm(_ _)m
『山月記』は、『アレキサンダとぜんまいねずみ』『羅生門』と並んで好きな国語の教科書に掲載されている作品です^^
李徴がズィムララ世界へ来たら……と想像すると、楽しいですね。臆病な自尊心、尊大な羞恥心を持つ李徴の一番の精神的重石となっている過去や経歴を知っている者が誰一人としていないので、解放感から冒険を開始。そして、冒険のクエストに失敗したら、また誰もいない山中に引きこもるところまでがワンセットで想像できました(笑)


(蒙太辺土さん)
HoD通信的なこの記事を毎週楽しみにしています!
まず[半巨人]ですが、これスキ。
巨駆を活かしたパワフルなスキル、その代わり取り回しには難有り。イイ感じですね〜。
半巨人の由来/発生も気になります。
人を食わない巨人。この守り手はどこからやってきたのでしょうか。
[妖狐]
東洋妖怪代表のヨウコさん、強い!
ま、そのぶん打たれ弱い面もあるけれど、なんか色々できるお方ですね〜。
ツクモガミをお供に出来るのが楽しい。
[オーク]
ゴブリンと共にファンタジー界隈での敵役種族の代表格、オーク。
なんならタバコよりヘルシーにあれやこれやを服用する奴ら。
イイ味出てます。
ただシステム的にヤクブツの効果時間が微妙かな?と思いました。
次に起こる[できごと]がランダムに決定されるのがR.L.Hのシステムです。
なので効果が空振りに終わる可能性が高い気がするのです。
例えば常に服用しているというかたちで冒険1回分の間は効果があるとかだとスキルとして有用と言えそうです。
[魔猫]
造形はなんの変哲もないぬっこ。
でもサイズ感だけがおかしいというところがステキですね〜。あれ?遠近法ヤバいみたいな(笑)
コビットに崇められているという設定もイイなぁ。
そしてまさかの"獣血注入"?!
これによって発現する特徴はやはり猫耳や肉球ということになるのでしょうか?
どんどん充実してゆくHoD!楽しみ過ぎる。

(お返事:杉本=ヨハネ)
おたよりありがとうございます☆
【半巨人】は大規模な戦闘に強く、【妖狐】は万能で弱い面もあり、【魔猫】は神の要素がある。
そうです、そんなビジョンのもとにデザインしました、届いて嬉しいです☆
【オーク】のお薬が弱いお話はチラホラ耳にしていて、次に修正が入る候補になっております!
タイミングですよね、やはり。
調整かけていきます☆


(蒙太辺土さん)
今週のHoD感想です。
[緋色の魔術師]
設定部分といいデータ部分といいとても興味深い新種族です。
"ちょうどいい種族"と聞いて浅はかな私は他のHoD種族と比べて薄味なのかな?なんて思っていたら、杉本ヨハネがそんなぬるいことをするはずもなく(笑)
お見逸れしました!めっちゃ濃い〜。
"洗脳が解けた"辺りの記述を読むに、アランツァにおける善の種族、悪の種族という括りはあくまで所属というか出自のことであって、個々の性質は各々によるものなのかな?と感じました。
なにしろ善の種族が正義の名のもとに"洗脳"を行うわけですから。
特殊技能でいうと私の好みは[弔いの炎]です。
成仏(?)させてあげるとお礼に[手がかり]がもらえるという、目から鱗的発想がスゴい!
[炎の精]も面白いですね〜。
生きた[炎球]みたいな範囲攻撃できる従者。
う〜んゼヒに連れていきたい。
緋色の魔術師はぱっと見、オリジナル魔術師より強そうに見えますが、相手が炎熱に耐性がある場合しっかりピンチになりそうなので、そこがいいバランスとなっていますね。
[魔猫](改訂版)
猫好きで犬嫌い?(『羊たちにまぎれて』を読んで感じた勝手なイメージ)の杉本先生。
猫をえこひいきしないように気をつけ過ぎた、とのことでしたが、いいんじゃないですかね〜、えこひいき。
仮に他より(ある程度)強いみたいな種族がいても、だからと言ってプレイヤーが皆その種族しか選ばない、とはならない気がします。
私個人の傾向としては、面白い設定や変わった特技の持ち主を優先して遊びがち、というのがあります。
で、今回の魔猫の更新ですが、いい塩梅に感じました。
確かに[美しい着地]は猫っぽくて特徴は出ているものの、しょっちゅう使う機会のあるものでもない。
代わって導入された[気まぐれ案内人]はプレイヤーが能動的に行使するものですからゲーム的にはより楽しくなりました。
さて、冒頭でおっしゃられていた「時間をかけてもいいからいい作品を」という件ですが、まったくその通りでございます!
そもそも杉本先生をはじめとしたFT書房メンバーの皆さんは納得のいかないかたちでとりあえず作品を出す、なんてことはなさらないでしょうしね〜。
だからこそ我々ファンは信頼し期待することができるのです。
私はFT書房作品のリリースを、小中学生の頃に鈴木直人先生や林友彦先生の新刊を待つように熱い気持ちで待望しておりますですよ!

(お返事:杉本=ヨハネ)
ありがとうございます☆
【新種族】は世界観と深い結びつきがあるものにしたいというビジョンがあり、そこに基づいて考えたとき、この混沌都市ゴーブにいる【緋色の魔術師】が選ばれました。
【混沌】をベースにしたクリーチャーも候補にいますが、登場するかどうかはここでは明言を避けておきます☆
基本ルールの【魔術師】は万能型というか、いろんな事態への対応力が高いタイプです。
【緋色の魔術師】はやや戦闘寄りのデザインになっているので、その違いは出たかなと思います☆
【魔猫】に関しては、そうですね、私は犬がちょっと苦手です(笑)。
吠え声の大きい犬や「本気を出せば人間を殺せるサイズ感」のある子だと、強いストレスを感じます。
要は、犬と一緒に暮らしたことがないので、犬と一緒でリラックスすることができないのです。
でも、好き嫌いでいうと、実は「好き」なのです。
尻尾を振る柴犬やゴールデンレッドリバー、ハスキー犬、ミニチュアダックスフント、パグあたり、特に「かわいい」と思います☆
【気まぐれ案内人】はゲームをより楽しくしてくれると思います……回復を引き当てるなどしたときには、「いつでも回復があるしな」という安心感とともにプレイができる。
紫隠ねこさんとのやりとりのなかで思いついた、名スキルなのではと自負しております(笑)☆
>「時間をかけてもいいからいい作品を」
「質も量も」と求められるのが、読者の特権だと本当は考えておりますm(__)m
この言葉が言える前提の現状として、今「作品に追いついていない人が多い」から成り立つのだと、解釈しております。
準備は順調に進んでいますので、春からまた作品を出していきます!


(忍者福島さん)
ぜろさんが2へ進めの指示が無いまま遭難してしまうエンドが一番好きかもしれません(笑)
もしかして本当に3時間待機してたとか?
かまいたちの夜で正解がわかってるのにその選択肢がわからないままゲームオーバーになるのを思い出しました(笑)

(お返事:ぜろ)
感想ありがとうございます。
そう。今回は一発クリアのように見えますが、今回は最初にゲームオーバーを食らって、以下ずっとアタック02なのでした。本当に3時間待機をしたのかって? いやいやそんなわけないじゃないですか。拙者、ズル大好きっ子ゆえ。では、全国の釜井さんたちによろしくお伝えください。


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