おはようございます。 FT新聞編集長の水波流です。 本日はローグライクハーフの新作d33シナリオ『九つの樹の道』を配信いたします。 フーウェイキャンペーンのd66シナリオの構想を進める中、杉本=ヨハネ氏より「入門編のシナリオがあっても良いのでは?」というアドバイスを頂き、これまでの物語から連なるものを書いていた手を止めて、全く新規で考えた物語です。 過去作に登場した闇エルフや忌まわしい怪物、失われた信仰についてのイメージをちょっと横に置いたとき、森の中のいろいろな樹木や草花のことが頭に浮かびました。 そこを順番に巡る話にしよう、と思いました。 春らしく新しいことを始める物語というのも心躍ります。 けっこう明るい話のつもりだったのですが、途中からどうも深刻なムードが漂うのは、拭いきれない作風ゆえでしょうか……苦笑 またぜひ感想もお聞かせ頂ければ嬉しいです。 このシナリオは、作成したばかりの初級レベルの主人公での冒険に適しています。 ローグライクハーフをよく遊ばれる方も、ぜひ新規キャラを作成して冒険に出て貰えればと思います。 それでは、良き冒険を! +++++++++++++++++++++++ 独自の文化と価値観が根差した、ラドリド大陸でも類を見ない地方・フーウェイを旅する主人公。 ひょんなことから〈混沌〉を狩る者であるトレウェリ氏族の若者の成人の儀式に立ち会うことになる。 神聖なハシバミの杖を携え、祖先にまつわる《九つの樹》を巡る儀式に同行するが、やがてその旅路は……。 ローグライクハーフ d33シナリオ『九つの樹の道』 -Vandring av Nio- https://ftbooks.xyz/ftnews/gamebook/RogueLikeHalf_Vandring_av_Nio.txt ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。
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2026年5月3日日曜日
2026年5月2日土曜日
FT新聞1ウィーク! 第690号 FT新聞 No.4847
From:水波流 4/30頃発売の、TH(トーキングヘッズ叢書) No.106 『アニミズム的ヴィジョン〜世界との関係を編み直す』に寄稿。 【「あわい」に棲まう作法】というタイトルで、『家守綺譚』『営繕かるかや怪異譚』『蟲師』『風の谷のナウシカ』に通底する精神性について論じております。 THは、書評、映画評、舞台評、展覧会紹介などが掲載される季刊誌です。 書籍詳細や取扱店などはこちらの出版社サイトより! https://athird.cart.fc2.com/ca1/460/p-r1-s/ From:葉山海月 何様だ? 人様だ! From:中山将平 僕ら、明後日5月4日(月・祝)「文学フリマ東京42」にサークル参加します。 開催地は東京ビッグサイト。ブース配置は【I-88】です。 扱うのは、ファンタジーゲームブックや、1人用TRPG「ローグライクハーフ」、「モンスター!モンスター!TRPG」等などの作品。 また、僕個人は「ギルド黄金の蛙」にて5月5日と6日に「クリエーターズマーケット54」にサークル参加します。 こちらの開催地はポートメッセなごや。ブース配置は【B-61】です。 カエルの勇者ケロナイツシリーズを扱います。 お近くの方はぜひ遊びにお越しいただけましたら。 さて土曜日は一週間を振り返るまとめの日なので、今週の記事をご紹介します。 紹介文の執筆者は、以下の通りです。 (天)=天狗ろむ (明)=明日槇悠 (葉)=葉山海月 (く)=くろやなぎ (水)=水波流 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■4/26(日)~5/1(金)の記事一覧 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2026年4月26日(日)杉本=ヨハネ FT新聞 No.4841 Re:「ローグライクハーフ」都市サプリメント:蛮族都市フーウェイ&新職業【獣使い】 ・5月のローグライクハーフ新シナリオは、FT新聞編集長でもある水波流氏による『九つの樹の道』。今週は舞台となる蛮族都市フーウェイの都市サプリメントと、【獣使い】のデータをお届けしました。 水波氏のこれまでの作品『常闇の伴侶』などとは繋がりのない、入門用シナリオとのこと。ゲームマーケット春2026にて書籍版『常闇の伴侶』も登場しますので、ゴールデンウィークがお休みの方は、こちらの都市サプリメントと合わせてフーウェイ独自の文化を先んじて満喫しちゃいましょう。 クワニャウマたちのリプレイでおなじみ齊藤飛鳥氏が絶賛していた〈猟犬〉もこちらで購入できますよ! (天) 2026年4月27日(月)杉本=ヨハネ FT新聞 No.4842 ☆「ローグラークハーフ」新作のお知らせ☆ ・きたる5月23-24日両日、FT書房はゲームマーケット春2026に出展いたします! 春の新刊第1弾は、水波流先生によるD66シナリオ+都市サプリメント「蛮族都市フーウェイ」+新職業【獣使い】だ! 初のD66シナリオ、北方蛮族の街フーウェイの特色が色濃く出た名作『常闇の伴侶』のイラスト担当は画家の松本貴子先生、錚々たる受賞歴にして大のレトロゲーム好き! 緋色朱音氏のセンスが、常にも増して冴え渡っている表紙のタイトルロゴにも大注目。 カメル先生の大陸1周の旅である「アランツァワールドガイド」も、しっかりと掲載されております☆ 場所は幕張メッセ、ブース番号は「に−42」。遊びに来てください! 中山将平氏と杉本=ヨハネ氏が両日お出迎えいたします!! (明) 2026年4月28日(火)かなでひびき FT新聞 No.4843 『これはゲームブックなのですか!?』vol.132 ・バーチャル図書館委員長かなでひびき氏がゲームブックに関係ありそうでなさそうな周辺のよもやま話をしていきます。 今回紹介する作品は、短編集『ここにひとつの□がある』(著・梨 角川ホラー文庫)からの一篇『穴埋め作業』 冒頭から出題されるクロスワードパズル。 3マスしかない、簡単なシロモノかと思いきや、そこには、あなたの日常を侵食する何かが!? すくなくとも、かなでもわたしも、こんな仕掛けを見たことがありません! 言葉通り「文中から飛び出てくる」恐怖! 皆さんにも、この「新次元」の恐怖を体感していただきたいっ! ともかく本屋に走れっ! さもないと葉山まで「ホラーという愉悦」におぼれます! (葉) 2026年4月29日(水)ぜろ FT新聞 No.4844 第2回【クトゥルフ深話(クトゥルー短編集2 暗黒詩篇)】ゲームブックリプレイ ・軽妙な語り口でお馴染みの、ぜろ氏のリプレイ第489回。前回からは、山田賢治氏の短編ゲームブック『クトゥルフ深話』に挑戦しています。 謎の暗闇の中でパラグラフジャンプを駆使しつつ、なんとか現実世界に戻り、自分が何者かを思い出した主人公。このリプレイでの名前も決まり、本格的な調査が始まります。 どうやらこの作品では、主人公が行動すると時間が経過し、世界各地の「災害レベル」が変化していく模様。いまのところは、そんな状況をただ見ているだけの主人公ですが、入手した情報や「トラペゾヘドロン」の力で、世界を救うことができるのでしょうか……? (く) 2026年4月30日(木)岡和田晃 FT新聞 No.4845 『アナログゲーム産業年鑑2025』のご紹介 ・「FT新聞」No.4831(2026年4月16日)で紹介した、『アナログゲーム産業年鑑2024』。 その続編が、2026年3月に、出ました! その名も、『アナログゲーム産業年鑑2025』。 ページ数は2倍以上になっており、各ジャンル別(テーブルゲーム、伝統ゲーム、シミュレーションゲーム、TCG、TRPG、体験型ゲーム、その他のゲーム)の分析や、アナログゲームの教育利用に関する研究動向、ボードゲームサークル小史なども付記され、内容が飛躍的に充実を見せたと言っても過言ではありません。 この機会に、お近くの図書館等への購入依頼を呼びかけられてはいかがでしょうか? 詳細は本記事をよろしくお願いいたします! (葉) 2026年5月1日(金)休刊日 FT新聞 No.4846 休刊日のお知らせ ・毎週金曜日は、読者から投稿された記事がここに入れるように、空けてある曜日です。 あなたの記事を、お待ちしております! (葉) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■今週の読者様の声のご紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ひとことアンケートへのご意見をご紹介します。 紙面の都合で、一部省略させていただくかも知れませんが何とぞご了承くださいませ。 すべてのお便りは編集部が目を通し、執筆者に転送しておりますので、いろんなご意見やご感想をぜひお送り下さい。 ↓↓ (ジャラル アフサラールさん) この本の「初回出荷分限定特典」に「折箱」の紙とその折り方が付いていたそうで、折り紙を折って、箱の中に隠されているメッセージを見ると…ホラーな遊びに満ちた書籍ですね。 (お返事:かなでひびき) ありがとうございます! へー! そんな遊びが! さすがです! がぜん興味が湧いてまいりましたねー。 「本」という物理的枠にとらわれない、「飛び出す」恐怖にやられたんですが、やはり梨先生! 遊び心満開ですねー! (ポール・ブリッツさん) 30年ほど昔、別冊宝島「世紀末キッズのためのSFワンダーランド」で、「モダンホラー」の定義として「ホラーっぽいけれどまったく怖くなく、代わりにひたすら面白いエンターテインメント」という議論があり、その代表としてディーン・R・クーンツが取り上げられていましたが、ホラーTRPGは、そうしたモダンホラーの道を進むべきでしょうか、それともプレイした時の恐怖感を突き詰める方向に進むべきでしょうか。または両者は完全に別物であり、ホラーTRPGは分化の道をたどるのが正しい在り方でしょうか。考えたけれど答えが出ないのです。 (お返事:中山将平) ご感想をいただき、ありがとうございます。 僕は「表現物に進むべき方向や正しさがある」とは思えていませんが、どのようなテイストで作品をまとめるかという意味で興味深いお話ですね。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ■FT書房作品の通販はこちらから☆ FT書房 - BOOTH https://ftbooks.booth.pm ■FT書房YouTubeチャンネルはこちら! https://www.youtube.com/channel/UCrZg-eTeypwqfjwQ4RNIvJQ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■FT新聞が届かない日があった場合 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ FT新聞は休刊日でも「本日は休刊日です」というメールが必ず届きます。 未着の場合は、まず迷惑メールフォルダを一度、ご確認下さい。 もし迷惑メールにも全く届いていない場合は、それは残念ながらお使いのメールとの相性問題などで未着になっている可能性があります。 このところ各社のメールセキュリティ強化のためか未着のケースが複雑化しております。 未着の場合は、下記ページをご参考頂き、個々のアドレスの受信許可設定をお試しください。 https://ftnews-archive.blogspot.com/p/filtering.html *10回未着が続いた場合、そのメールアドレスはシステムより自動的に登録解除されます。再度登録する事は可能ですので、未着が続いた場合は、お手数ですがご自身で再登録下さい。 また【バックナンバー保管庫】は公開期間が2週間ありますので、その間にご自身でテキストを保存されたり、自分で自分にコピーしてメールを送られたりする等、ご活用お願いいたします。 ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。
2026年5月1日金曜日
休刊日のお知らせ FT新聞 No.4846
おはようございます。 本日は、タイトルのとおり休刊日です。 毎週金曜日は、読者から投稿された記事がここに入れるように、空けてある曜日です。 あなたの記事を、お待ちしております! FT新聞編集部一同 ■FT新聞へのご投稿はコチラ! こんな記事はどうかな?というご相談からでもぜひご連絡ください。 ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ■FT書房作品の通販はこちらから☆ FT書房 - BOOTH https://ftbooks.booth.pm ■FT書房YouTubeチャンネルはこちら! https://www.youtube.com/channel/UCrZg-eTeypwqfjwQ4RNIvJQ ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。
2026年4月30日木曜日
『アナログゲーム産業年鑑2025』のご紹介 FT新聞 No.4845
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 『アナログゲーム産業年鑑2025』のご紹介 岡和田晃 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 「FT新聞」No.4831(2026年4月16日)では、『アナログゲーム産業年鑑2024』につき、その成り立ちを含めて詳しく説明いたしました。 今回ご紹介する『アナログゲーム産業年鑑2025』は、2026年3月に出たばかりの続編であり、前年版と同じく、一般社団法人アナログゲームミュージアム運営委員会が矢野経済研究所の協力を得て刊行するもの。2024年1月から12月までのアナログゲーム業界の動向が詳述されています。 ページ数は2倍以上になっており、各ジャンル別(テーブルゲーム、伝統ゲーム、シミュレーションゲーム、TCG、TRPG、体験型ゲーム、その他のゲーム)の分析や、アナログゲームの教育利用に関する研究動向、ボードゲームサークル小史なども付記され、内容が飛躍的に充実を見せたと言っても過言ではありません。そのぶん、価格は個人での購入は困難なレベルになってしまっているので、お近くの図書館や大学・研究機関などへ働きかけていただければと思います。 2024年の動向を扱うので、この巻を単独で参照しても、特に問題はありません。 特筆すべきは、シミュレーションゲームの項目では、ウォーゲームなどのボード・シミュレーションゲーム(担当:瀬戸利春)、『ウォーハンマー』などのミニチュア・シミュレーションゲーム(担当:小泉慎吾)が対象となり、TCGの項目では国内動向のほか、海外動向(担当:yoko5000)についても詳述されていること。ここでしか読めない分析も含まれています。 TRPGの項目は、私(岡和田)が担当し、40ページほどの内容になっています。TRPGに関しては、他のアナログゲームと比べて言語依存性がきわめて高く、それゆえ、むしろ他の文芸メディアや出版ジャーナリズムと密接な関わりをもってきました。 かてて加えて、同じTRPGというジャンル名を冠したものでも、多様化が進んでいるため、このため、市場の数字だけを追うのでは、どうにも内実を捉えづらいところがあります。それこそ、TRPGについて知らない人からすると、業界シェアNo.1を保持している「『クトゥルフ神話TRPG』とそれ以外」に区分されてしまいがちです。年鑑である以上は、そうした弊は避けたい。 そのような問題意識から、『アナログゲーム産業年鑑2025』のTRPGの項目においては、まずTRPGとは何かの説明、簡単な成立史と現況を整理したうえで、数字の羅列に終わらない批評性を持たせるべく腐心しました。それこそ、『文藝年鑑』のような先行の事例を見ても、批評性がないサーヴェイは読むに堪えないからです。 それでは具体的に、当該項目の目次をご紹介しましょう。なお、TRPGのみならず、ゲームブックやソロジャーナリング、LARPや学術動向などについても、簡単ではありますが、言及している点も重要でしょうか。 本章では全体を6節で構成し、その後に、2つのリストを載せて補完を試みています。また、とりわけTRPGは多数のクリエイターが関わることが多い分野ですので、煩瑣になりがちな作家一覧は、本書の方針にあわせて注釈に落とし込む形で、読みやすくなるよう配慮しました。 【概要】 第5章 TRPG 本章の対象となるゲームの領域 ・TRPG ・ゲームブック / ソロアドベンチャー / ソロジャーナリング ・LARP ・上記に関する学術研究 【目次】 序文 第1節 海外と連動した作品について 1-1:『ダンジョンズ&ドラゴンズ』とシェアードワールド小説 1-2:『トンネルズ&トロールズ』と『モンスター!モンスター!TRPG』 1-3:『ファイティング・ファンタジー』関連作とゲームブック 1-4:『クトゥルフ神話TRPG』が拓いた新規層 第2節 出版メディア 2-1:「Role&Roll」とアークライト/新紀元社刊行作品の動向 2-2:「GMウォーロック」とグループSNE作品の動向 2-3:「ゲーマーズ・フィールド」とF.E.A.R.作品の動向 第3節 電子メディア 3-1:自前のECサイトや、各種電子書籍販売サイトの活用 3-2:分厚いハードカバー書籍群とPDF でのサポートを連動させたホビージャパン 3-3:海外RPG を小回りが効く形で刊行しているベンダーたち 第4節 プレイスペースや新機軸の試み等 4-1:ボードゲームカフェ 4-2:オンラインセッション 4-3:LARP、学術誌 4-4:TRPG落語、一般誌での展開 第5節 TRPGの市場規模 第6節 ゲーム賞およびプロ・デビュー 2024年のRPG刊行リスト(作:石在神明、岡和田晃) FT新聞 2024年のアナログゲーム関係記事一覧(作:水波流、岡和田晃) 編集は鬼頭基さんが担当してくださいました。 できるだけ公正で広い視座での概括を試みましたが、もちろん、これで網羅されたと言うつもりはありません。 私は編集委員会のメンバーではなく、一人の寄稿者にすぎないものの、この仕事を公共性の高いものだと考えています。今後は、「産業」としてだけではなく、「文化」としてこの分野を扱えるようにするのが目標です。ぜひ、ご一読のうえ、ご意見をお聞かせ願えれば幸いです。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 『アナログゲーム産業年鑑2025』 <冊子版・電子版共通> 発行日:2026年3月10日 版型:A4 ページ数:258 ISSN: 2759-8209 本文モノクロ印刷 ※電子版は冊子版の誤植修正、カラー図版の掲載を行っています。 編著:一般社団法人アナログゲームミュージアム運営委員会 発行人:草場 純 発売元:一般社団法人アナログゲームミュージアム運営委員会 連絡先:info@analoggamemuseum.org ※公式ページ:https://analoggamemuseum.org/publication/annualreport 価格:本体80,000円+税 冊子版:https://booth.pm/ko/items/8070461 電子版:https://analoggamemuseum.booth.pm/items/8070469 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。
2026年4月29日水曜日
第2回【クトゥルフ深話(クトゥルー短編集2 暗黒詩篇)】ゲームブックリプレイ FT新聞 No.4844
第2回【クトゥルフ深話(クトゥルー短編集2 暗黒詩篇)】ゲームブックリプレイ ※ここから先はゲームブック【クトゥルフ深話(クトゥルー短編集2 暗黒詩篇)】のネタバレを含んでいます。ご注意ください。 ぜろです。 「クトゥルフ深話」(クトゥルー短編集2 暗黒詩篇)をプレイしています。 スタートでいきなり暗闇の中にいる状況。自分のことも、どこにいるのかも、どんな事態が起きているのかも思い出せません。 少しずつ記憶の断片をよみがえらせ、世界で同時に起きている、黒い影に飲み込まれる現象に自分も巻き込まれたことを理解します。 謎のアイテム「真の闇をあざ笑うための偏方二十四面体の欠片」を握りしめて闇に呑まれたことも……。 そのアイテムの存在を確認した瞬間「それを渡せ……お前には……ふさわしくない……」という声が聞こえたのでした。 ●アタック01-3 這いよらないでニャルニャル 「それを渡せ……お前には……ふさわしくない……」 暗闇の中に響く声。 このパラグラフをそのまま読み進めると、最後はどこにも繋がっていないのが、すでに見えている。 なんらかのパラグラフジャンプを用いなければ、ゲームオーバーだろう。 闇の奥の奥。何かとんでもないモノがこちらを見つめている。 知ってはいけないモノが、そこにあることを理解した。 この漆黒に身を任せてみたいという欲求。 手元の結晶体を握りしめ、本能的に身を護ろうとする自分。 選択は【漆黒】のパラグラフジャンプを用いて、身を委ねるか。 手元の結晶体の力を信じてその【素性】を探るかだ。 私は【素性】からのパラグラフジャンプを選んだ。 「忌々しきは、その石。道化師かつ放浪者なる闇の裏切者よ!」 私を狂い殺そうとする波動が、私の手元の石の力で霧散するのを感じた。 「暗闇のファラオのピラミディオン……忌々しきトラペゾヘドロンめ」 闇はそんな言葉を残し、消え去った。 私は、現実世界に戻ることができた。 そうか、この石が、トラペゾヘドロン。 永遠のクトゥルフ初心者の私でも、その名前は聞いたことがある。 ゲームブック「暗黒教団の陰謀」の副題が「輝くトラペゾヘドロン」だった。 でも、私の知識はそこまでだ。 「暗黒教団の陰謀」は所有しているけれど、プレイは序盤を少し読んだだけで断念している。 当時はクトゥルフ初心者どころか、クトゥルフというジャンルの入口にすら立っていなかったので、まったく何も理解できなかったんだよ。 結局、単語を知っているだけでは、何の役にも立ちはしない。 目の前の箱で検索してみるか。 周辺情報はあまり理解できなかった。 ただわかったのは「闇をさまようもの」、ナイアーラトテップを召喚する道具とのこと。 ナイアーラトテップっていうと、別の呼び方ではニャルラトホテプとか呼ばれる存在だよね。 いわゆるニャル子さんだよね。這い寄る混沌とか呼ばれるやつでいいんだよね? とりあえず、「闇をさまようもの」という単語が、今の闇に呑まれている状況に合致するように思われた。 なので、多分これはニャル子様関連の出来事なのだろう、という推測を、勝手にしておくことにした。 ●アタック01-4 グレーハッカーキサラギ やっと、やっとだよ。 私はようやく、自分を取り戻したんだ。 まずは私の職業、というか生業を紹介しよう。 組織や個人の依頼を受けて、政府や企業のサーバーに侵入し、不正を暴いたり、混乱をまき散らしたりする。 グレーハッカーと呼ばれる存在だ。 白でも黒でもない。報酬によって動く。 ここでようやく、私は私を完全に取り戻した。 特に名前の指定はないようだ。 であれば、ついにここで、命名しよう。 そう……だな。 ここは本名よりも、コードネームみたいなものをつけよう。 キサラギ。 私はグレーハッカーで、通称キサラギだ。 今、闇はいったん去った。 しかし、今、世界中で何かが進行しているのは間違いない。 私は、私の能力で、何かを為せるかもしれない。 別にそんな大それたことを考えているわけじゃない。 灰色の依頼主がいなくなると、食っていくのに困るんだよ。 だから、私の人生のためにも、人類に滅んでもらっては困るんだ。 私はなぜか、無駄に使命感を燃やしている。 そんなキャラじゃなかったはずなんだけど。闇に囚われていた反動かな? 闇に飲み込まれていた他の人たちはきっと皆、帰ってこられなかったんだろうな。 ここで私は、自分の取り得る選択肢を吟味する。 そこにはたくさんの選択肢が並んでいた。 ・パソコン ・携帯端末 ・タブレットPC ・手元の石 ・車のキー ・本棚 これは、最終的には全部調べるやつなんだろうな。 むしろ、最初の三択のように、この場面に何度も帰ってきては、行ける先を探す展開になりそうな予感がするぞ。 それにしても、パソコンと携帯端末、タブレットPCが全部別の選択肢になっているのはどういうことなんだ。 すべて用途としては同じ、インターネットを通じた情報収集だと思うのだが。 逆にそれぞれが個別でどう違ってくるのか、気になってしまうな。 さて、この中からどれを選択するか、だけれども。 大多数の人は、最初に確認するのはこれだろうと思う。 「手元の石」 これだ。今巻き込まれた事態からも、この石のことを、しっかりと知っておきたいと考えるのは当然のことだろう。 他のことは、その先でいい。 手元の石は、いびつな多面体だ。 平行な辺のない四角形によって構成された多面体のことを「トラペゾヘドロン」と呼ぶらしい。 全ての時間と空間へと通じる窓、という謎の単語が脳裏に浮かんだ。 とりあえず、私が「トラペゾヘドロン」を所有しているのは間違いない。 それを、確認した。 これで、半日が経過したという。 そして、もう半日なんらかの行動を起こせる、という。 この作品は、行動に応じて時間の経過がともなうということを今、知った。 元のパラグラフに戻り、別の選択肢を探ろう。 ・パソコン ・携帯端末 ・タブレットPC ・車のキー ・本棚 車のキーってのは、お出かけでもするのかな? ネット関係か、本棚か。 まずは手近なところで、本棚からあさってみようかな。 本棚を確認する。 世界中の怪異に関する本はそう多くはない。 としたうえで、いくつかの本のタイトルが並んだ。 「ネクロノミコン」 「ナコト写本」 「ケレーノ断章」 「ルルイエ異本」 「エイボンの書」 「黄衣の王」 クトゥルフものを少しでもかじったことがあるのなら、聞いたことくらいはあるタイトルがある。 これらの本が、怪異の真実をひも解く鍵になるかもしれないという。 そして、これらの本のどれかを持っているか、と質問がきた。 今のところ、どれも持っていない。 しかし、これらのクトゥルフ関連の書物を入手できる可能性があることはわかった。 ●アタック01-5 日本やばい これで私の、1日目の行動は終了となる。 今いるパラグラフは、行動の終了時に立ち寄ることになっているパラグラフだ。 その日の経過ごとに、世界で何が起きているのか、その情勢を読んで確認できるようになっている。 今は初日なので、初日の情報を確認しよう。 気になる情報が特に集中しているのは、どうやら日本、アメリカ、モンゴル、イースター島の4か所のようだ。 今後は、この4か所の災害レベルを確認しながら事態に当たることになるだろう、とのこと。 日本はともかく、残りの3か所は、いったいどうやって対処したらいいのだろう。 そんなことを考えながら眠りにつき……そして次の日になった。 次の日は次の日で、並んでいる選択肢の中から行動を選ぶのは変わらない。 ・パソコン ・携帯端末 ・タブレットPC ・手元の石 ・車のキー ・本棚 では、本格的に行動を起こそう。 まずは手あたり次第だ。電子機器関係は違いがわからないから、順番にチェックするしかない。 まずはパソコンだ。 PCカメラを利用して、アメリカに住む友人投資家と、テレビ電話をしてみた。 なるほど。パソコンはアメリカの友人と繋がれるのか。 友人投資家の名は、マーカス・アルクヘイム。 こちらが何かを言う前に、アメリカの異変について語り始めてくれた。 ただ、今はアメリカの災害レベルは0だ。 悪い噂が絶えない、という程度の軽い情報だった。 災害レベルに進展があれば、情報も変わるのだろう。 もしかして、災害レベルが上がらなければ起こらないイベントもあるのか。 だとしたら、悩ましいな。 世界を救いたいのだが、災害レベルがある程度上がらないと対処できないとかだったら。 さて、この行動で半日が経過した。 もう半日分、行動が可能だ。 何もわからないので、とにかくひとまず順番に見ていくことに決めている。 次は、携帯端末だ。 携帯端末では、どこの誰と連絡が取れるのだろう。 俺は携帯端末から、海外旅行中の知人バックパッカーに連絡を取ってみた。 海外旅行か。どこに行っているのだろう。 私が気にしている4か所のポイントのうちのどこかであると良いのだが。 そのバックパッカーの名はアルマス・ハン。 あ、モンゴル系の名前っぽいな。 彼はモンゴル高原を旅するバックパッカーだ。 しかも、世界中の怪奇現象にも詳しい。 頼りになる人材だ。 それにしても、私自身なかなかの顔の広さだな。 モンゴルの災害レベルは現在0だ。 そのため、アルマス・ハンの旅行は平和そのもののように思われる。 ただ、私にとっては気になる内容もあった。 「遊牧民たちの伝承歌だ」 と前置いて、アルマスは歌を紹介してくれた。 『新月の夜に賢人は刀を切り取り、満月の夜にガラスは彼方を映す』 こういった、繋がりも何もわからない歌の一節が、今の現象に繋がりを持ってきたりするのだろうか。 「新月の夜」と「満月の夜」が対応していることはわかる。 「刀」と「彼方」が韻を踏んでいることもわかる。 あとは、わからない。 そもそも、唐突に出てきただけの一節に、どんな意味があるというのか。 いったい、何の伝承なのか。 こうして、私の2日目の行動も終わった。 行動というか、単に他の人に連絡して、各地の様子を知っただけだ。 では、2日目が終わった時点での、世界の状況を見てみよう。 今回動きがあったのは、日本だ。 日本では、国内の大都市から人が退去する動きが加速した。 そのために、犯罪や暴動が発生している。これで、日本の災害レベルが0から1に上がった。 さらに追記がある。 日本国内に不安が高まっていることで、私自身も不安を覚える、今この時点で、現実世界のリアルな自分自身の周囲に生身の人間がいなければ、日本の犯罪レベルがさらに1上がってしまうという。 なんと、この作品、現実世界とリンクしているのか!? でも、普通読書するときって、ひとりだよね。 特にゲームブックはひとりでじっくり取り組む作品だから、なかなか周囲に人がいる時には手を出しがたいよ。 そんなわけで、日本の災害レベルが一気に2まで上がってしまった。 これが3になったら日本滅ぶ。日本やばい。 今のところは、各地の状況を確認するだけで、能動的な行動を起こせていない。 この先、どうしたら世界規模の漠然としたこの流れを、食い止める方向に進められるのだろうか。 次回、世界各地でも災害レベルが上がり始める。いったいどうしたら。 【災害レベル】 日本:2 アメリカ:0 モンゴル:0 イースター島:0 ■登場人物 キサラギ ハッキングで飯を食うグレイハッカー。日本人。世界規模の謎の現象に挑もうとしている。 マーカス・アルクヘイム アメリカ在住の投資家。キサラギの友人。アメリカの情報に通じる。 アルマス・ハン モンゴルのバックパッカー。怪奇現象にも詳しい。キサラギの友人。 ■作品情報 作品名:ゲームブック クトゥルー短編集2 暗黒詩篇 「クトゥルフ深話」 著者:山田 賢治 発行所・発行元:FT書房 購入はこちら https://booth.pm/ja/items/2484141 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。
2026年4月28日火曜日
これはゲームブックなのですか!? vol.132 FT新聞 No.4843
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ 『これはゲームブックなのですか!?』vol.132 かなでひびき ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ #1 あなたの前に、クロスワードパズルがある。 3×3の、ミニマムなクロスワード。 解きますか? Yes→4 No→7 #2 ますます「異物」は入ってくる。 あなたは戸惑いながら、解きすすめる。 しかし、次のページで手が止まる! キーワードに、次のような問題が出る! 「台のついた器具」 「その上にあったもの」 あなたはあわてて、ここまでのページを見返す。 しかし、一行もそんなことを示す「本文」は無い! そんな「小説内当事者」しか知らないことなんかわかるもんか! 続けますか? Yes→5 No→7 #3 やがて、キーワードを探す言葉に、違和感のある言葉が混じり始める。 まるで、いつも通る廊下に、血のシミがついているような、「日常」とほんの少し齟齬をきたす言葉。 解くのをやめますか? Yes→7 No→2 #4 今回紹介する作品は、梨先生の短編集『ここにひとつの□がある』(角川ホラー文庫)からの一篇『穴埋め作業』よ。 冒頭から出題されるクロスワードパズル。 3マスしかない、簡単なモノ。 これなら簡単かな? ちょっと難しいキーワードはあるけどね。 挫折しますか?→7 続けますか?→6 #5 さらにページをめくる。 さらにあなたは驚愕する! 問題はあるけど、肝心のマスが無い! これにはさすがのあなたも、手を止めて考えざるをえない。 頭をひねくりながら、次のページをめくる。 すると、「やまと」と「まひる」を名乗る少年少女が出てくる。 いや「少年」「少女」なのかはよくわからない。 ただ、まるで児童番組のようなナレート、そして、ほぼひらがなな表記が、いかにも無邪気な子どもさん向けの読み物を彷彿させる。その文が、「彼らは児童」という印象を与えます。 そして、一緒に解説を加えながら、解いていくんですけど、これまた現実とは離れた、不吉な不協和音を奏でながら謎解きは進んでいく。 そして、それがだんだんとほどけていき、最後に姿を表したものとは!? 「行間から怪異が飛び出してくる」って、どこぞのホラー小説のキャッチに書かれていたけど、これはそんなものじゃない! 伏線にかっちりと答えていく筋書き。 本当に「組み立てられていく」恐怖! 特に、「クロスワード」を使ってしかできないこの仕掛けは、今まで見たことがない! としか形容できない! 民俗学まで絡め、深い印象を与える本作。 回答編、つまり本文を読まずに解けたアナタ! 惜しみなく神と呼ばせていただきます!(あなたが作者というのは無しよ!) みなさんもぜひ、この「組み上げられていく恐怖」という新感覚を試してほしい! 読まざらば人生後悔することウケアイ。 (了) #6 ページをめくる。 次もまた、クロスワード。 はて、これは短編「小説」なはずだけど? 地に当たる文が一切ない。 続けますか? Yes→3 No→7 #7 それが幸せなのかもしれない。 世の中には、知らない方がいいということもある。 あなたの知っている範疇より、もっと広く。 (EOF) ∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴ 『穴埋め作業』(短編小説集『ここにひとつの□がある』内に収録) 著 梨 出版社 角川書店(2024/11/25) 文庫 700円(税別) ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。
2026年4月27日月曜日
☆「ローグラークハーフ」新作のお知らせ☆ FT新聞 No.4842
おはようございます、枚方市のスターバックスから杉本です☆ 告知のお時間がやってまいりました!! ◆ゲームマーケット、きたる!! きたる5月23-24日両日、FT書房はゲームマーケット春2026に出展いたします! 場所は幕張メッセ、ブース番号は「に−42」。 遊びに来てください! 中山将平と杉本=ヨハネが両日お出迎えいたします!! おおっと、言いたいことは分かりますよ? 「遊びに行くかどうかは、何が刊行されるかによる」 ですよね? そのご紹介のために、今日このFT新聞があなたの手元に存在すると言っても、過言ではありません! ◆水波流先生、ついに「ローグライクハーフ」公式シナリオを刊行だ! 春の新刊第1弾はFT新聞の編集長であり、『TH(トーキングヘッズ叢書)』などで活躍する作家でもある、水波流先生によるd66シナリオ+都市サプリメント+新職業【獣使い】だ! D66シナリオは水波先生のデビュー作であり、アランツァで初めて描かれた北方蛮族の街フーウェイの特色が色濃く出た名作……『常闇の伴侶』! 蛮族の街に近い太古の森で行われる奇祭。 不安を抱える人々が真相を求めて呼び寄せたるは冒険者。 古(いにしえ)の森に住まうは樹人に巨人、そして闇エルフたち。 蛮族の男女とともに旅ははじまり、物語は進む。 時に訪れる厳しい選択に、足を止めることもありながら……。 ◆イラストは松本貴子先生! 『常闇の伴侶』のイラストをお願いしましたのは松本貴子先生、画家を生業とする方です。 日展などの個展で数多くの賞を受賞されてきた経歴をお持ちの先生ですが、私が惹かれたのは大のレトロゲーム好きであるという点です! 松本先生のTwitter(現X)には「チャレンジャー」「ワルキューレの冒険」など、懐かしいゲームどころの名前が当たり前のように登場します。 もちろんゲームブックもご存じで、レトロゲームという言葉が電源系ゲームだけにとどまらない。 先生をTwitter上でお見かけしたのは、私としては嬉しい出会いでした☆ ◆都市はもちろん「蛮族都市フーウェイ」。 都市サプリメントに掲載される、この冒険の拠点となる街はフーウェイ。 蛮族都市の異名をとる、豪雪地帯にある蛮族たちの集まる街です。 「着ない防具」である刺青(タトゥー)をはじめ、「トレント樫の盾」や〈切り株トレント〉といった樹人がらみの購入品など、おそらくは他のTRPGでもそれほど多く見かけることのない、魅力ある装備品や従者がずらり。 街の雰囲気を表すだけでなく、ゲームにも影響を与えるサプリメントです☆ ◆【新職業】は【獣使い】! 新しい職業として登場するのは【獣使い】。 【騎乗生物】を友とするキャラクターで、血(生命点)を燃やして【筋力ロール】や【器用ロール】に挑戦したり、素手で2回攻撃する特殊技能を持っていたりします。 数ある【職業】ですが、2回攻撃の【特殊技能】が得られるものはほとんどなく、希少性の高さがうかがえます。 素手攻撃なため-2の修正がつきますが、【攻撃ロール】をそれぞれ【筋力点】で行うことができますから、副能力値である【筋力点】が十分に高い間はいいことずくめ、といった風情の特殊技能です。 ◆「アランツァワールドガイド」もある! カメル先生の大陸1周の旅である「アランツァワールドガイド」も、しっかりと掲載されております☆ このラクダ人が、フーウェイという蛮族たちの持つ特殊な文化に触れ合うさまを描いております。 ◆表紙絵がカッコいい!! 今回の表紙は絵が素晴らしいことはもちろん、タイトルロゴを担当する編集部員である緋色朱音のセンスが、常にも増して冴え渡っていると感じます。 ぜひ、一度見てやってください☆ https://ftbooks.booth.pm/items/8232653 それではまた! ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。