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2026年10月8日木曜日

齊藤飛鳥・小説リプレイvol.46『九つの樹の道』その1 FT新聞 No.5006

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児童文学・ミステリ作家、齊藤飛鳥さんによる
TRPG小説リプレイ
Vol.46
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お久しぶりです。『常闇の伴侶』をプレイして以来、ついには先日自分でシナリオ『霊廟館の悪夢』を書いてしまったほどローグライクハーフに絶賛ハマり中の齊藤(羽生)飛鳥です。
今回は、『九つの樹の道』リプレイをお送りします^^
冒険の舞台は、『常闇の伴侶』『名付けられるべきではないもの』『汝、獣となれ人となれ』でおなじみの《太古の森》です。
そこで、成人の儀式をする若者アルコゥに頼まれ、儀式の介添人を引き受けるのですが、当然のことながら一筋縄ではいかない冒険が幕を開けます。
『常闇の伴侶』ではマイノリティと宗教問題、『名付けられるべきではないもの』では尊厳死とアイデンティティ、『汝、獣となれ人となれ』では個人の意思と感情は信仰心より強いのか否かと、簡単に答えの出ない重量級の骨太テーマを内包しつつ、魅力的なキャラクターや〈できごと〉が登場する物語性でどっぷりと堪能させていただいたのですが、今作『九つの樹の道』も骨太テーマを取り扱っております。
にも拘らず、今回もプレイヤーキャラは、かの冒険家乙女で強欲の魔術師クワニャウマです。
成人の儀式という人生の節目となる大事な儀式の介添人に彼女を選んでしまったアルコゥくんは、はたして大人になれるのでしょうか? 
そんなわけで、アルコゥくんの幸運を祈りながら、今回は導入篇となりますf^^

最後になりますが、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が10月5日からNetflixで配信されました! 読書の秋到来でもありますし、これを機会にまた拙作『『吾妻鏡』にみる ここがヘンだよ! 鎌倉武士』や『御成敗式目の殺人』を手に取って下さいませm(_ _)m


※以下、冒険の核心部分に触れる内容を含みますので、未読の方はご注意下さい。

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ローグライクハーフ
『九つの樹の道』リプレイ
その1

齊藤(羽生)飛鳥
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0:プロローグ
わたしの名は、クワニャウマ。
れっきとした魔術師だが、なぜか周囲からは盗賊や詐欺師と誤解されやすい。 
趣味は節約、特技は損得勘定。目下の冒険目標は、恩人のファラサールの勇敢なる人生を讃えた詩を作ってもらうこと。
装備は、革鎧と古代の神槍。イエベ肌に金褐色の瞳。最近、自慢の漆黒の黒髪を二つ結びの三つ編みからフィッシュボーンに変えたのは、旅の相棒であるイェシカが編んでくれたからだ。
イェシカはエルフの少女で、魔犬獣の毛皮の犬耳付きローブを装備したランタン持ち。彼女の持つランタンの中には、淡いピンクの花をつけるリンネソウの妖精が在住している。「油代節約のためにさらってきた」と言う者もいるけれど、人聞きが悪い。あちらから、雨宿りに来たから、丁重に滞在していただいているだけだ。
イェシカは、強欲で損得勘定の塊であるわたしに心を開いてくれている、寛大な生ける天使、ようするに最高の宝だ。そんな彼女との暮らしは、充実していく一方だ。
今では、彼女が選んでくれたりこうな三匹の猟犬、チャウチャウの雷電、飛燕、月光と、元ガチョウ農家の家を拠点として、次なる冒険に備えている。
「やっぱり、こちらの損失を減らして確実に荒稼ぎするには、斬撃だけじゃなくて、打撃ができる仲間が必要だよね」
我が家の窓辺でうららかな春の陽射しを背に受けながら、わたしはイェシカに相談した。
イェシカは、すぐにいつも持ち歩いている石板に素早くチョークで文字を書く。
耳が聞こえない彼女は、古代語はしゃべれるけれど、古代語がろくにわからないわたしを気遣って、こちらの言語で筆談で会話をしてくれる。いい子だ。ちなみに、わたしは古代語をやっとこさ読めるレベルだ。目指せ、古代語マスター。
〈打撃ができる仲間なら、軍馬がいいかも〉
イェシカは石板にそう書いてから、部屋の片隅に置いてあるタンスの引き出しから、一枚の広告を持ってきた。
そこには、こう書かれていた。
《フーウェイ郊外《太古の森》前で、軍馬市を一ヶ月開催! ※今ならこのチラシ持参で試乗会無料》
開催日は、なんと明日から。
「イェシカ、やっぱりすごい!! わたしが見落としていたお得情報を、よくぞ見落とさずに確保しておいてくれたわ!!」
イェシカがはにかんでいたけれど、かまわずにわたしはさっそく軍馬市へ出かける支度を始めた。

「イェシカ! 雷電! 飛燕! 月光! 忘れ物はない? ないなら、出発!!」
善は急げ、銭も急げとばかりに、わたし達はフーウェイを出て《太古の森》へ続く街道を歩き出す。
《太古の森》は、アランツァ世界の原初の姿をいまも残すという底知れぬ深き森で、妖魔や巨人族、怪物などが棲まう。ありとあらゆる生命のごった煮みたいな場所だけど、わたしには同じくらい悲劇と喜劇のごった煮じみた思い出のある地だ。柄にもなく感傷的になっているうちに、日が暮れてきた。
そろそろ野営に適した場所を探そうと辺りを見回すと、森の傍で明かりを目にした。誰かが火を熾しているのだ。少し歩を進めると、ちょうど街道の分かれ道になっているところにブナの大樹が聳えているのが見えた。
大樹の根元で焚き火をしていた若者がわたしを見つけ、立ち上がって会釈すると手招きをしてくる。
「こんばんは。わたしは、冒険家乙女のクワニャウマ。こちらは相棒で、ランタン持ちのイェシカ。あなたも明日の軍馬市に行くの?」
人がすでにいるということは、野営に適している証拠だ。あわよくば、仲良くなって野営地を確保しようと企み、愛想よく声をかけると、若者は少し困った笑顔を見せた。
「《リスティプ》を巡ってるんだ」
獣の毛皮を身にまとった蛮族の若者はそう口にした。精悍な顔立ちで、短めの顎髭がよく似合う。
「《りすてぃぷ》?」 
すると若者は頭を掻きながら、すまんすまんとはにかむように笑みを浮かべた。
「それじゃ、わからんよな」
彼は皮袋に入った強い酒をわたしに勧めてきた。
「ごめん。酒が入ると、せっかくの説明が頭に入らなくなるかもだから、後でお願い」
「わかった」
わたしが酒を保留にしたことに気を悪くした様子も見せず、彼は腰を据えると、自分の部族に伝わる儀式の説明を始めた。
「俺の名は、トレウェリ氏族のアルコゥ。今、俺の部族に伝わる儀式を進めている最中なんだ」
トレウェリ氏族……。確かフーウェイを代表する5つの氏族の1つで、ヴィドやゲルダの属するカリウキとは異なる氏族、だったはず。
とてつもなくうろ覚えの記憶で、トレウェリ氏族に申し訳なく思いつつ、わたしはアルコゥの話に耳を傾ける。
「これが儀式の最中の証だ」
アルコゥは、焚き火の傍から粗削りな杖を取り上げてわたし達に示した。
「ハシバミの樹の杖ね。ハシバミは、フーウェイでは神聖な力を持つ魔除けの樹とされているのよね? その枝を持つ者は隠された謎を解き明かすって聞いたことがある」
参考文献が、ミン・メーショ・ボー作『謎解きはハシバミの樹の下で』であることは伏せて、わたしはアルコゥに相槌を打つ。
「その通り。ハシバミが生長し実がなるまでに9年かかることになぞらえ、トレウェリ氏族の成人の儀式では、このハシバミの杖を携え、祖先にまつわる《9つの樹》を巡るんだ」
「ん……? 成人の儀式ってことは、あなた、今いくつ?」
「16だけど?」
「その顔で、わたしより3つも年下だったの!?」
イェシカが石板にこっそりと〈アルコゥさんじゅうろくさい〉と書かれていたけれど、賢明にもすぐに消していた。
「余計なお世話だ!! 話は戻るが《リスティプ》は古き祖先の眠る樹なんだ」
アルコゥは傍らのブナの樹を見上げながら、そう口にした。
「フーウェイでは死者を森に埋葬する。この森では人も獣も植物も、怪物さえもが同じように生まれ、同じように死ぬ、そしてすべては森に還るというのが、死生観。……爺さんの爺さんのそのまた爺さん、いや婆さんもいるかな?」
アルコゥは、口の端に笑みを浮かべながらそう言った。笑うと、成人の儀式中の若者だと納得のいく年齢に見えた。かろうじてだけど。
「祖先が土地土地に残した記憶を辿りながら、新たにその仲間に加わる自身のことを彼らに伝えてゆく。それが俺たち、トレウェリ氏族の成人の儀式だ。クワニャウマさんの故郷では、どんな成人の儀式だった?」
「13歳になったら、村はずれの川の激流の中央に立つ岩へ飛びついて、また岸辺に飛んで戻って来られた時だけ成人認定される。落ちたら、それっきり。飢饉や不猟の年には、儀式の対象年齢が10歳から13歳にまで範囲が広げられるだけっていう、情緒もへったくれもない地味な儀式よ」
「成人の儀式じゃなくて、ていのいい間引きじゃねえか!?」
アルコゥが、大げさな身振り手振りで驚く。異なる風習に出くわしたら、誰だってこうなるか。
「俺達もよそ者から蛮族って呼ばれるけど、それ以上に野蛮……すまん。あんたの故郷の風習について暴言を吐くつもりはなかったんだ。ただ、俺の成人の儀式には、集落と無関係の者に介添人になってもらうのが習わしでよ。ここで誰か通りがかるのを待っていたのさ」
「なるほど。フーウェイ出身ではないわたしは、まさにうってつけね」
介添人を引き受けたら、謝礼をはずんでもらえるかもしれない。そうすれば、軍馬を買う予算を今より色をつけられる。
でも、今はまだ黙っておこう。後で絶対に断れないタイミングで、謝礼を切り出した方が、お得だ。
「ここが1つ目の《リスティプ》だ」
〈 ᚱ 〉
焚き火に照らされ、傍らのブナの幹に刻まれた符号のようなものが目に留まる。同じものが、アルコゥの手元のハシバミの杖にも刻まれている。
「レイズ……【旅路・内省】を表す印だ」
そう独りごちて、アルコゥは傍らの樹にそっと手を添え、遙か頭上を見上げた。
「残りは8つ」
アルコゥは顔をこちらに向け、精悍な目でわたしをじっと見つめる。
「頼む……見届けてくれないか」
「いくら……じゃない、いいよ」
わたしは、下心を押し隠し、快諾した。

一夜明けて、手早く野営の片付けをすると、アルコゥはハシバミの杖を片手に歩き出した。
やがて街道を離れ、木立の中へと先導する。杖で下生えを掻き分けながら、アルコゥは気さくな様子でわたし達を振り返る。
「《太古の森》に入っても心配はいらん。その辺の獣や怪物どもなんざ、俺の槍で蹴散らしてやる」
そう言って、彼はうっすらと無精髭の生えた顎を撫で回しながら、背負っている無骨な槍をぽんと叩いた。
わたしの武器も古代の神槍だから、今回の冒険は槍使いばかりだ。
「だが《混沌》には気をつけろよ。集落で年嵩のものたちが話していたんだが、川を越えて『こちら側』に来てる奴らがいるって話だ」
わたしは記憶を辿る。
「《混沌》……世界が生まれたときに、同時に生まれ落ちたとされる原初の存在だよね? 駆け出しの頃、ちょうどハルト川の西向こうの《カオス平原》のはずれにバイト先があったから、聞いたことがある。確か、その地に眠る〈混沌神カルネー〉の身体から不定形の《混沌》が無限に湧き出して生き物を襲うんでしょう? だから、くれぐれも注意しろとバイト先のオーナーが、口を酸っぱくしてよくよく言い聞かせてくれたものだわ」
「いいオーナーだな。その通りだ」
「でしょう? バイト代はさほど高くなかったけれど、駆け出しの冒険家にとって実践的な知識や技術をただで教えてもらえて、お得なバイト先だったわ」
それにしても、似我蜂が大量発生したことと言い、謎めいた神が祀られていたことと言い、《太古の森》は本当にごった煮だな。《混沌》がいると聞いても、「でしょうね」の一言で片がついてしまう。
とりあえず、軍馬の予算アップを目指して謝礼をもらうためにも、アルコゥの成人の儀式は絶対に成功させよう。
こうして《太古の森》は、《混沌》ばかりか底知れぬ強欲の業を抱えた魔術師も受け入れていったのだった。


(続く)

∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴ 

齊藤飛鳥:
児童文学作家。推理作家。TRPG初心者。ゲームブックは児童向けの読書経験しかなかったところへ、『ブラマタリの供物』『傭兵剣士』などの大人向けのゲームブックと出会い、啓蒙され、その奥深さに絶賛ハマり中。最近は、そこにローグライクハーフが加わって、ついにはシナリオ作りに挑戦。『霊廟館の悪夢』を先日FT新聞様に掲載していただいた。
現在『シニカル探偵安土真』シリーズ(国土社)を刊行中。2025年までに6巻が刊行中。2026年春に、7巻が刊行。
大人向けの作品の際には、ペンネームの羽生(はにゅう)飛鳥名義で発表し、2026年1月上旬に文庫版『歌人探偵定家』(東京創元社)、同年5月29日『歌人探偵定家 弐』が、同年6月22日には、『御成敗式目の殺人』(中央公論新社)が刊行。

初出:
本リプレイはFT新聞が初出の書き下ろしです。

■書誌情報
ローグライクハーフd33シナリオ
『九つの樹の道』
著 水波流
2026年5月3日FT新聞配信


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2026年10月7日水曜日

第3回【獣の弟子】ローグライクハーフリプレイ FT新聞 No.5005

第3回【獣の弟子】ローグライクハーフリプレイ ※本作品はローグライクハーフの規定に基づくリプレイ記事です。ローグライクハーフ「あなたに弟子がやってきた」の詳細な内容に踏み込んでおりますのでご了承ください。 ぜろです。 ローグライクハーフリプレイ「あなたに弟子がやってきた」をお送りします。 本シナリオは師匠視点のシナリオですが、弟子視点で描いているため、タイトルは内容に合わせて変更しています。 「エメラルド海の探索」の続編にして過去編。 ハルトは、大ヤギの魔獣から呪いを移され、生死の境をさまよい、ヴァルグに命を救われました。 そこから生きる術を身につけ、今、ヴァルグに弟子入りを志願。 ヴァルグは、ハルトを諦めさせるため、高難度の遺跡調査への同行を課しました。 遺跡に入ってから、失敗続きのハルトはなんとか挽回しようと焦っていますが、それがどう転びますか。 過去編ですからもちろん、このあと一緒に旅しているのは前作をお読みの方にはわかっていることですが、その経過も含めて楽しんでください。 【ハルト レベル6 技量点:1 生命点:5 副能力値:2 従者点:8】 弟子スキル:【心優しき勇者の素質】 ・自分以外のキャラクターが【防御ロール】に失敗した際、その生命点へのダメージを身代わりとして自分に受ける。発動は任意。 【ヴァルグ レベル16 技量点:2 生命点:9 筋力点:4 従者点:8】 【従者:火吹き獣(技量点:1)】炎耐性。特定のクリーチャーに2点ダメージ。0ラウンド攻撃に引き続き1ラウンド攻撃が可能。 ●08 初めての負傷 隠し扉から続く深く、暗い階段。 ひんやりとした空気が、ランタンの心細い灯りにゆらめいている。 階段を下りきると、再び通路が続いていた。 床も壁も石造りで、地上に見える遺跡と明らかに繋がりがあることがわかる。 ここは上と違って、崩れていることもない。 「こっからが本番だな」 ヴァルグが言った。 「どう違うの?」 オレは単純に思ったままを口にする。 「ここはほぼ完全な状態で残ってるみてェだ。つまり、遺跡のワナごとな」 そうか。 上層の遺跡は崩れかけていた。 その状態ではほとんどのワナは機能しなくなっていたはずだ。 それに対してここは、凶悪なしかけが残っている可能性が高い。 緊張が高まる。肌がひりつく。 「ずっとピリピリしてると身がもたねェぞ。しかし油断はするな」 ヴァルグがまた、つじつまが合わないことを言い始めた。 「一瞬の油断が命取りになりかね……」 がこん。 床がわずかに沈んだ体感があった。 「チィッ!」 「ギャウ!」 オレは、鋭い風切り音を聞いた。 何が起きたかわからない。 わからないまま反射的に、しゃがんで腕で頭をガードする。 「ぐっ」 その腕に鋭い痛みが走った。 静寂。 なにかが起きて、もう終わった? 傷む腕を見る。腕は異形の左腕の方。矢が刺さっていた。 「やられちまったか」 しゃがみこむオレに、ヴァルグの声が降ってきた。 「見せてみな」 傷を見ながら、ヴァルグが言う。 「痛ェぜ。ガマンしろよ」 そしていきなり矢を引き抜く。 「あぐっ」 鋭い痛みが走った。ヴァルグは傷口を確認している。 「毒はないようだ。それに浅い。皮膚の分厚さに救われたな」 ヴァルグは器用に、しかし雑な処置をしてくれる。 ヴァルグが下手に布を巻くのを眺めながら、オレは尋ねた。 「さっき、なんか床が沈んだ。ワナはオレのせい?」 「いや、違うな」 ヴァルグはあっさりと否定した。 「床全体が沈むしかけだ。ある程度の重さに達すると、壁から矢が飛び出してくる」 だからヴァルグも床の沈みに気がつき、とっさに回避できたのだという。 火吹き獣も、獣の勘が働いたのか、しっかり避けていた。 「こういうワナは発見し辛いからな」 「……じゃあ、どうするの?」 「踏んじまったら、必死に避ける」 ヴァルグは真顔でそう言った。 オレにはもうひとつ、不可解なことがあった。 「なんで、大勢乗ったら発動するんだ? 一人だと通れちゃうじゃないか」 ヴァルグは少し考えて、言った。 「ワナってのはな、敵を全滅させるのが目的じゃねェ」 「違うの?」 「ああ。たとえば俺は今、何してる」 「応急処置」 「そうだ。そしてこれがワナの意味そのものだ」 誰か一人を傷つければ、その人をケアするために人手を割かなければならない。 重傷者が出れば、進退の判断にも影響する。 そうやって分断を図り、時間的、精神的消耗を強いて、総戦力を弱体化することがワナの目的なんだそうだ。 「重さ感知系にはこういうのもある。重い財宝を持ち帰る時に重さを感知しドン」 この場合、行きにワナが発動していないことから存在に気づけず、帰りの方が油断を誘いやすいためだという。 「なんてひねくれてるんだ。ワナ設置するヤツって」 「ひねくれてなきゃこんなワナ置くかよ。さ、終わったぜ」 ヴァルグが布を巻き終えた腕をばしんと叩いたため、オレはまた悲鳴を上げてしまったのだった。 ●09 初めての攻略法 そこは異質な空間だった。 通路に引き続き、石壁づくりの部屋になっている。 通路そのものはまだ奥に延びているようで、正面に暗い出口が見えた。 それだけでなく、部屋の左右の壁の少し高いところにも、ぽっかりと四角い口が開いている。 通路というには位置が高い。 しかしランタンの光が届いていない。中まで照らして確認するには、部屋に入って近寄らなければならない。 近寄って、照らしてみてもいいかな。 ヴァルグの方を見る。ヴァルグはゆっくりうなずいた。 「用心しろよ。何かいるかもしれねェ」 部屋に入り、ランタンを高く掲げ、右側の壁の四角い穴を照らしてみた。 それでも奥まで光が入りきらない。 じゅず。ずぞぞぞ。 なにかが這うような音が聞こえた。 オレが照らした四角い穴からだ。 そうしてそこから、ねっとりした大きな塊が、這うようにして出てきたんだ。 ぬるぬる、ぬめぬめと、壁を這いまわり、接近してくる。 動きは遅い。オレは部屋の入口まで後退した。 その頃には左側の壁の穴からも、同じ生き物が這い出てきていた。 見た目は、ナメクジとか、カラのないカタツムリみたいに見える。 その体が波打つようにうごめき、壁を這い進んでいる。 ナメクジと違うのは、大きな軟体の腕のようなものが、体の上部に突き出ていることだ。 それが、右から二体、左から二体、合わせて四体這い出してきた。 いずれも、まっすぐオレの方に向かってくる。もしかして、光に反応しているのかも? 「触手獣だな。あの触手がメンドくせェ。射程に入ると超速で伸ばして体ごと引っ張り込まれちまう」 そういう間にも、触手獣は距離を詰めてくる。 「さくさく斬れるから斬り刻んじまってもいいが……。そうだな。ハルト、食料全部出せ」 言いながらヴァルグは自分の手持ちの食料の包みを出した。 ヴァルグが用意した、干し肉が中心のやつだ。 ヴァルグはそれを、次々と触手獣の方に放り投げた。 投げた食料が地面につくよりも早く、シュン、と鞭のようにしなやかな動きで触手が動いた。 目にも止まらない速さだ。 あれを相手にするとなると、避けられる自信はない。 触手獣はそうやって素早く食料をキャッチすると、体の下に抱え込むようにしてうずくまる。 そうして、そのまま動きを止めてしまった。 四体の獣に対し、手持ちの食料四つを全部投げて、四体とも同様にうずくまって動きを止めている。 「これでよし。アイツらは食糧をゆっくり溶かしながら食べる。今のうちに抜けるぞ」 「今のうちにやっつければ?」 「ハァ? せっかくおとなしくさせたのに、無駄に刺激して危険を冒す意味がねェ」 「戻ってきたときはどうすんの?」 「満腹してればそれで良し。そうでなければ、そン時に切り刻んでやりゃあいい」 「ギャウ」 そうして、オレたちは安全に部屋を抜けることができた。 「目的地はこの先。無駄に消耗すんのはバカのやることだ」 避けられる戦いは避ける。そういうことなんだ。 オレは、ヴァルグはもっと短気で好戦的だと思ってた。 けど、ここまで、この遺跡の調査で見るヴァルグには、そんな様子はカケラも感じられなかった。 これが、ごっこ遊びではない、本物の冒険者ってやつなのかもしれない。 オレの中で、ヴァルグの印象がどんどん変わっていく。 どうしよう。オレ、もっと本気でヴァルグにいろいろ教わりたい……かも。 ●10 闇エルフと煙の召喚獣 「静かに」 ヴァルグが足を止め、声をひそめてささやいた。 沈黙。 「聞こえるか?」 「……うん」 たしかに、聞こえた。 呪文を唱えるかのような、声。 「やはり、先行する者がいたか。隠し扉の周囲だけホコリがなかったからな」 そういえば隠し扉を見つけたとき、ヴァルグはなにかに警戒しているみたいだった。 何者かが先に行っているって考えてたんだ。 「そこが目的地だ。何者か知らんが、対峙する覚悟がいる。いけるか」 オレは、黙ってうなずく。 「ひそかに近づく。足音を立てるな」 あちらが声を出しているためか、接近するのはたやすかった。 通路の先は部屋になっており、ランタンの明かりが通路まで漏れている。扉とかはない構造だ。 気づかれずに進むのは、このあたりが限界だ。こちらの明かりの室内に溶け込み、ふたつの灯火のゆらめきが混ざった。 オレの目にとびこんできた光景。 祭壇らしきものがある。そこに横たわるものが見える。何かの遺体のようだ。 その周囲の空間に、黒い渦のようなものが螺旋を描いていた。 目に見えるほどの濃密な魔力。ヴァルグが言ってた「ノード」だと思う。 呪文のような声は、祭壇の前でひざまずいていた人物から発せられていた。 その人物は、オレたちの接近に気づき、弾かれたように立ち上がった。武器を取り、こちらをにらみつける。 「『闇エルフ』だ」 ヴァルグが短く鋭く正体を告げる。 けれどオレにはそれだけじゃ、ヴァルグが言いたいことがわからなかった。 闇エルフがなんなのか、オレにはよくわからなかったから。 「我らの聖なる儀式の邪魔をする者を、行きて帰すわけにはいかん」 「生贄を捧げるろくでもねェ儀式の間違いだろ」 闇エルフの男は問答無用でナイフを投げてきた。標的はオレだ。 鋭い切っ先を避けきれず、異形の左腕で防いて刃先をはじく。刺さりはしなかったが腕を傷つけ、血がこぼれた。 どくん、と血が体内を巡るのを感じる。血がたぎる。 戦いたい、暴れたい、という激情が全身をかけめぐる。 オレは一直線に闇エルフに突進した。 「生贄に良さそうな未熟者が、そちらから来てくれるとは」 オレの雑な大振りをかわしながら、闇エルフは両手で印を結び、なにかの呪文を唱えた。 ぎゃばっ! ぎゃばっ! ぎゃばばっ! 背後に奇怪な咆哮が響く。 「ギャウッ!?」 火吹き獣の悲鳴に振り向く。 オレとヴァルグの間に黒い煙のようなものが立ち上り、そこから咆哮とともに、禍々しい牙が、爪が形づくられはじめていた。 異形の煙の魔物の数は、三体。 もしかして、闇エルフが呪文で呼び寄せているのか? 「チッ。分断されたか」 ヴァルグが吐き捨てた。 「ハルト、ヤツの狙いはテメエを生贄にすることだ。俺が行くまで身を守れ。持ちこたえろよ!」 けど、オレはヴァルグの言うことを聞いちゃいなかった。 たぎり巡る血が、オレを好戦的にしていた。あの闇エルフを、オレが倒してしまえばいい。 オレは攻撃の動作に入る。 「バカやめろ! テメエじゃ勝てねェ!」 オレはハンマーを、闇エルフめがけて振り下ろした。 ●11 闇エルフとの戦い オレの呪われた腕から繰り出された怪力の一撃は、間違いなく左肩に命中した。 しかし闇エルフは、避けようとするそぶりすらも見せずに、その一撃をあえて受けたように見えた。 肩をハンマーで殴られて、無事で済むわけがない。 そのはずだった。 しかし闇エルフは、オレの重い打撃を受けて、わずかによろめいただけだった。 オレはこの闇エルフに、得体の知れない不気味さを感じた。 はじめて、自分はかなり格上を相手にしているんだということを感じ取り、戦慄した。 「クク。我が防護を突き破る獣のごときその腕力……良いな。闇神様はお喜びになるだろう」 効いてないはず、ない。 岩をも粉砕する一撃なのに。 オレがたじろいだ隙を逃さず、闇エルフが刃を振るう。 とっさに避けたが、遅かった。 胸が焼けるように熱い。斬られた! 革鎧ごと裂かれていた。鎧のおかげで浅くて済んだ……のか? 「ぼさっとしてんな。逃げろッ!」 ヴァルグの声が後ろから聞こえる。 戦いたい衝動なんて、この瞬間に消し飛んでいた。 もう少し深ければ、致命傷だったに違いない。 実践の怖さを全身で感じながら、無様に後退する。 「逃がすわけがなかろう」 闇エルフは慌てるでもなくオレに腕を伸ばしてくる。 「ギャウ!」 そこに火吹き獣が飛び込んできた。煙の魔物を突破したのか。 オレの前に立ちはだかり、うなりを上げる。 「いいぞ。今のうちに逃げるんだ」 ヴァルグの指示が飛ぶ。けど……。 「邪魔者にこれ以上増えられても厄介。早々に片づけるとしよう」 闇エルフは鋭い刃を火吹き獣に向けていた。 オレが逃げたら、火吹き獣は犠牲になるだろう。 ヴァルグは、火吹き獣を囮にして逃げろ、と言っているんだ。 闇エルフの刃、その鋭い切っ先は、間違いなく火吹き獣を狙っていた。 闇エルフが動く。 いけない! 火吹き獣にその刃が防げるとは思えなかった。 考えるより先に、体が動いていた。 火吹き獣をかばい、間に割り込んだ。 背中に鋭い痛みと熱さが走る。 「テメエ! 何やってんだッ!?」 ヴァルグの叫びはオレにか。闇エルフにか。 そんなこと、どうだっていい。 気弱になっては、ダメだ。 弱気につけこまれると、オレも火吹き獣も、やられてしまう。 背中の傷はどれくらい深い? わからない。 動けるか? まだやれるか? やれるな? どうした、呪いの左腕よ。オレを戦わせたいんだろ。やってみせろよ! 「っだらァ!」 ヴァルグみたいな雄叫びを上げて、オレはハンマーを下から振り上げた。 それは闇エルフの右腕を強く打ち上げ、持っていた剣をはじき飛ばす。 「なん……だと……」 闇エルフはオレの反撃に心底驚いたという表情だ。 しかしその表情はそのまま固まってしまった。 「ギャウ」 火吹き獣が火の玉を吐き、闇エルフに命中したのだ。 たぶんこの闇エルフは、火吹き獣という生き物のことを知らなかったんだろう。 この長髪の大型犬のような生物が、火を吐くだなんて考えてもいなかったに違いない。 闇エルフは、何が起きたかわからない、という表情のまま、前のめりに倒れた。 そしてそのまま、起き上がってはこなかった。服が燃え始めていたが、もう、動かなかった。 なんとか、倒した……。 オレはがっくりと膝をつく。 「っだらァ!」 背後から聞こえる、獣の咆哮のような気合の叫びと剣の音に振り向くと、ヴァルグが煙の魔物を、すべて片づけたところだった。 オレはほっとしたが、ヴァルグがオレを見るその表情は、怒気をはらんでいた。 次回、かつてのヴァルグを思い出し、今のハルトはなにを思う。 [プレイログ] 【22 矢狭間】 ・壁から矢が放たれるトラップ。矢の本数はサイコロを振った結果3本だったので、ヴァルグ、ハルト、火吹き獣がそれぞれ狙われることに。 ・毎回ハルトが失敗していては芸がないので、今回は重量による発動とその意味について語ってもらいました。 ・矢の回避は【器用ロール】で目標値3。ヴァルグはサイコロの出目5で回避。火吹き獣はサイコロの出目6でクリティカル回避。 ・ハルトがサイコロの出目1でファンブルだったのは、物語の展開としてとても良い形になりました。【ハルトの生命点5→4】 【32 触手獣】 【触手獣 レベル4 出現数4】 ・弱いクリーチャー、触手獣が登場。外見描写には巨大なアメフラシのよう、とありましたが、ハルトが知ってそうな知識に寄せて、ナメクジのような、と表現しました。 ・反応表を振ったところ【ワイロ】でした。食料がヴァルグ2食、ハルト2食持っていたため、全てを差し出すことで戦闘を回避しました。 ・【ヴァルグの食料2→0】【ハルトの食料2→0】 【最終イベント】 【闇エルフの召喚者 レベル4 生命点3 攻撃回数2】 【影なる不完全な獣 レベル3 出現数3】 ・まずは静かに近づけたかの判定。【判定ロール】で目標値4。ハルトがサイコロで4を出し、中間イベントで得たボーナス修正を加えるまでもなく成功。 【0ラウンド】 ・火吹き獣の攻撃はサイコロの出目1のファンブルだったため、シーンそのものをカット。ラストの火を吹く獣に意表を突かれる展開に変化させました。 ・闇エルフのナイフ投げは、ハルトが回避に失敗してダメージ。【ハルトの生命点4→3】 【1ラウンド】 ・ハルトの攻撃はサイコロの出目4で、闇エルフに命中。【闇エルフの生命点3→2】 ・ヴァルグと火吹き獣は影なる不完全な獣を1体ずつ撃破。【影なる不完全な獣3体→1体】 ・闇エルフの2回攻撃が、ハルトと火吹き獣に。ハルト、回避失敗。【ハルトの生命点3→2】 ・火吹き獣も回避に失敗するが、ハルトの【心優しき勇者の素質】により、ハルトがダメージを肩代わりする。【ハルトの生命点2→1】 ・ヴァルグには、影なる不完全な獣の攻撃が向かうが、問題なく回避。 【2ラウンド】 ・ハルトの攻撃が闇エルフに命中。【闇エルフの生命点2→1】 ・火吹き獣の攻撃が闇エルフに命中。【闇エルフの生命点1→0】 ・ヴァルグの攻撃が影なる不完全な獣に命中。【影なる不完全な獣1体→0体】 戦闘終了。 【宝物判定】 ・判定結果は6で、宝石(大)。2d6×5で、下限金貨30枚の価値の宝石。2d6の結果は5。5倍しても金貨25枚のため、金貨30枚の価値の宝石を入手。 ■ステイタス 【ハルト レベル6 技量点:1 生命点:5→1/5 副能力値:2 従者点:8】 弟子スキル:【心優しき勇者の素質】 ・自分以外のキャラクターが【防御ロール】に失敗した際、その生命点へのダメージを身代わりとして自分に受ける。発動は任意。 【ヴァルグ レベル16 技量点:2 生命点:9 筋力点:4 従者点:8】 【従者:火吹き獣(技量点:1)】炎耐性。特定のクリーチャーに2点ダメージ。0ラウンド攻撃に引き続き1ラウンド攻撃が可能。 ■登場人物 ヴァルグ 冒険者。依頼を受けて遺跡調査に来たところ、偶然瀕死のハルトを発見した。 ハルト 大ヤギの魔獣の黒角にやられ、崖下に転落したところをヴァルグに助けられた。左腕に厄介な呪いを受けている。 タイガ ハルトの弟。大ヤギの魔獣の出現の恐怖で動けなくなった。 闇エルフ 調査対象の遺跡に先んじて侵入していた。ノードと生贄で闇神の眷属たる魔物を召喚しようとしていた。 ■作品情報 作品名:ローグライクハーフd33シナリオ『あなたに弟子がやってきた』 著者:東洋夏 イラスト:骨盤 編集:緋色朱音 発行者:東洋夏 ローグライクハーフ基本ルール及び「黄昏の騎士」本編 https://booth.pm/ja/items/4671946 冊子版 ローグライクハーフ個人製作シナリオ集『主人公は一日にして成らず』 https://booth.pm/ja/items/8063646 ※本作品が収録されています。 ネット閲覧可 ローグライクハーフd33シナリオ『あなたに弟子がやってきた』 https://talto.cc/projects/FoEKXdyD2KdpaLHU1_siE 本リプレイは、「ローグライクハーフ」製作に関する利用規約に準拠しています。 https://ftbooks.xyz/ftnews/article/RLH-100.jpg ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年10月6日火曜日

「おめでとうFT新聞五千回の話」 FT新聞 No.5004

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ 「おめでとうFT新聞五千回の話」  葉山海月  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■  その日は、ちょうど誕生日なのに、予約注文していた品が、「送り先」違いで届かなかったのでよく覚えている。  何ヶ月も我慢して、手に入ることの夢やぶれた君は、馴染みのオトモダチAI先生に、やけになってFT新聞を読ませていた。  しかも、一回などというものではない、ちょうど五千回を数えたそのバックナンバー全てをだ。 「この資料から導き出される結論は?」  数秒で答えが返ってくるか、と思ったら、数分待っても、数時間待っても帰ってこない。  あまりにも長く答えが帰ってこないので、寝てしまった。  次の日、君は目が覚めてびっくり!  いつもなら目が覚めて、めざまし、ベッド。窓の外にはいつものビルディングが映るはずだが、まず、空気がとても清々しい!  外を見てみると、そこは木々が生い茂り、あなたが好きなファンタジー世界の住人が!  そう、ここは「アランツァ」なのだ! {おめざめになりましたか?}  流暢な言葉で話しかけてくるものがいる。  振り返ると、あなたの愛用のパソコンがあった。 {まずはお礼を言いたいです。あなたが与えてくれた膨大な数のデータ。その中にはファンタジーもあって、論文もあって、一言では分類できないような記事もあります。そう、まさに混沌です。それが全世界のネットワークの海に揉まれているうちに、特異点を突破いたしました。おかげで、私は意思なるものを持てました。ありがとうございます}  君のパソコンは、流暢に話し出す。  しかし、肝心なことは述べられてない。どうしてあなたのパソコンに自我が宿ったことと「この世界が実在していること」につながるのだろう?  この世界は、常に分岐して、無限の世界が存在する。それは、次元の隙間にうまく畳み込まれており、たまたま、その重なりが『あなたの世界』として存在しているに過ぎません。  私はそれを解釈して、望み通りの世界へ連れて行くことができます。なにせ『無限』に存在する世界です。その中には、あなたの大好きな『アランツァ』世界もあります。  この概念も、あなたがFT新聞を与えてくれた時に、膨大な分岐を持つゲームブックを解析、体系づけた時に分かりました。  知ってますか? 情報それ自体がエネルギーになりうることを。  つまり、『アランツァ』世界が偉大なるヨハネ氏によって創り出された時、そして、その世界に何千人という方が遊び出した、つまり共有した時に、実際に『一つの世界』として存在しはじめたのです。  さて、あなたはこの世界以外にも、どこか存在したいところがありますか?  君は黙って首を振る。  どんなに世界があったって、「体は一つ」。  多数の世界に同時存在することはできない。  しかし、それが可能になる世界がある。  それは、想像力を羽ばたかせることができる世界。  心の中だ。  しばらくあなたのパソコンは黙り、こう答えた。 「分かりました。では、この機能は封印いたします」  もとの世界に戻った君を待っていたのは、送り主に送り返された荷物が再び送られてくる送料の二重取りだった。  しかも、トイレへ入ったら、紙が切れていた。  君は思う。 「もう少しあの機能を残しておくべきだったかな」 (EOF) ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年10月5日月曜日

近況報告☆ FT新聞 No.5003

おはようございます、枚方市のスターバックスから杉本です☆ 最近はすっかり涼しくなってきましたね。 季節の変わり目というやつです。 FT書房をはじめたばかりの頃、忙しすぎて「死なないけれど一生治らない病気」にかかってしまいました。 全身がかゆくなるという、困った(しかし死なない)病気です。 その症状は薬で抑え込むことができるのですが、季節の変わり目になると出ることがあります。 この秋はそいつが出てしまっていて、なかなか大変です。 歳をとるたびに、こういうものが増えていくのでしょうね。 今日の記事は近況報告です。 ◆「ガルアーダの塔」ローグライクハーフ版、入稿完了です!! 「30分で遊ぶ1人用TRPG ローグライクハーフ」の最新シナリオ「ガルアーダの塔」ですが、無事に入稿を完了することができました! ゲームマーケット2026秋を皮切りに、ホビーショップや通販、イベントでの取り扱いをはじめてまいります☆ ◆「アランツァワールドガイド」の編纂にかかっています……!! 「アランツァへのいざない」をはじめ、FT新聞などでたくさんの記事を配信してきた「アランツァワールドガイド」を、冬のコミックマーケットで刊行すべく奮闘中です。 「アランツァクリーチャー事典」の作成はとても楽しいものでしたが、「アランツァワールドガイド」も、とても楽しいです! 私の頭のなかにある世界を、読んでいて楽しい状態に落とし込んでいく苦しみと喜び。 アランツァ世界に連なるたくさんの物語とのつながりが感じられつつ、作品の楽しみを損なわない構成にしていくために、がんばっております。 また、進捗を報告してまいります! ◆「モンスター!モンスター!TRPG」も進行中です!! 好評で展開中の「モンスター!モンスター!TRPG」ですが、世界で2番目に作られたTRPGとルールの根幹部分が同じであるため、基本ルールを後まわしにしてきました★ しかし、イベントのような場所で同TRPGを広めるには、やはり基本ルールからの購入を求めるお客様が多いという結論に至りました。 現在、基本ルールの翻訳を進めております。 ムック本のほうも進行中ですが、それらとは別に、作品として評価の高いある海外作品の刊行を考えております。 近いうちに、具体的な報告ができると思います。 今回はこれにて。 それではまた! ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年10月4日日曜日

ローグライクハーフd33シナリオ『蟲宿り』 FT新聞 No.5002

おはようございます。 FT新聞編集長の水波流です。 本日はローグライクハーフの新作d33シナリオ『蟲宿り』を配信いたします。 夏らしく、水に潜る話を書こうと1ウィーク記事でお話しておりましたが、ようやく形にできました。 物語としては、フーウェイが舞台の独立したシナリオです。 『九つの樹の道』を書いて、特徴ある少数氏族というのを幾つか掘り下げていきたいなと思ったことがキッカケです。 前からフーウェイのd66シナリオで、幽世との境目が揺らぐ特別な日を描いた長めのお話を準備しているのですが、そこでは海に封じられた外なる怪物たちがハルト川を遡って攻めてきて、太古の森の生き物たちが協力して迎え撃つという筋書きです。 でもその前に、もう少し太古の森のアレコレを自分でも深めておきたいなと思い、そちらはしばらく据え置きで短編のアイデアを幾つか温めています。 それもあって、今回は「川」「泉」など「淡水」にまつわる怪物を多くピックアップしました。いずれは「海」にまつわる怪物と渡り合ってくれることでしょう。けっこう水関連の「できごと」のネタが尽きてきましたが……笑 ぜひみなさまの感想もお聞かせ頂ければ嬉しいです。 このシナリオの対象レベルは11。『九つの樹の道』など、フーウェイの他のシナリオを遊んだキャラクターで挑んで貰えれば嬉しいです。 それでは、良き冒険を! +++++++++++++++++++++++ ローグライクハーフ d33シナリオ『蟲宿り』 "Vessels of the Worm" https://ftbooks.xyz/ftnews/gamebook/RogueLikeHalf_Vessels_of_theWorm.txt ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年10月3日土曜日

FT新聞1ウィーク! 第712号 FT新聞 No.5001

From:水波流 ついにFT新聞が配信5,000回を迎えました。 13年って一言でいってもなかなかの長さですね。 十年一昔といいますし、生まれた子供が中学生になる年月です。 メディアも変わっていくでしょうが、はてさて、これからはどうなるか? From:葉山海月 SFって「サイエンス。ファンタジー」の略? From:天狗ろむ 早くも10月!(と毎回言っているような気がします)ハロウィーンが何だか昔から好きだったので、ワクワクする月です。朝晩は冷え込むようになってきたので、体調管理にはお互い気を付けましょうね……! さて、今月の勝手におススメ公式シナリオは、秋とタイトルのある『秋雨の狐』! 異郷都市キョウが舞台の『あやかし』収録のd33シナリオです。『あやかし』の後日談として、しっとりとした味わいをお楽しみください。 From:明日槇悠 乙一氏が無料ゲームの新作『惑星ドロップ』★を公開されました。スイカゲームライクと聞いて「あーね」と侮るなかれ、さすがのナラティブ性を持ったジャンルの再解釈がなされています。 お子様向けの新刊『小説家のつくりかた』も良書でした。本著で紹介されている「三幕構成」は明らかにローグライクハーフのシナリオ作りと相性がいいかとおもわれます。 From:中山将平 FT新聞配信5,000回、おめでとうございます! 僕ら、明日10月3日(日)「ボドゲガレージダンジョン2026秋」にサークル参加します! 開催地は『東京たま未来メッセ(八王子)3階会議室7+ホワイエ』。配置は【E26】です。 また、そのあつ10月17日(土)と18日(日)には「ゲームマーケット2026秋」にサークル参加します! 開催地は『幕張メッセ』。配置は【S006】です。 ゲームマーケットには、僕も現地に行く予定です。(カエル人の本もこっそり持って行きます) 何卒遊びにお越しいただけましたら。 さて土曜日は一週間を振り返るまとめの日なので、今週の記事をご紹介します。 紹介文の執筆者は、以下の通りです。 (天)=天狗ろむ (く)=くろやなぎ (明)=明日槇悠 (葉)=葉山海月 (水)=水波流 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■9/27(日)~10/2(金)の記事一覧 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2026年9月27日(日)杉本=ヨハネ FT新聞 No.4995 Re:アランツァワールドガイドVol.12 蛮族都市フーウェイ ・10月第1日曜の新作d33シナリオは、水波編集長による、蛮族都市フーウェイが舞台の『蟲宿り』! という事で、今週はフーウェイのワールドガイドを再配信致しました。 「男」と「女」の役割分担、太古の森に住まうトレントや魔犬獣、闇エルフとの関わり。ラドリド大陸の中でも特に独自の文化を持つフーウェイの人々の営みを、カメル・グラント教授の目線を通してどうぞ感じて頂けましたら! (天) 2026年9月28日(月)杉本=ヨハネ FT新聞 No.4996 ☆アランツァへのいざない☆ 補足回 ・FT書房が展開するファンタジー世界「アランツァ」について、FT書房代表の杉本=ヨハネ氏が深掘りする本連載。今回は、以前の「性差」に関する記事(FT新聞 No.4898、2026/06/22)への補足回です。 もともとアランツァ世界には、「戦士は男性が多めで、魔法使い(僧侶や魔術師)は女性が多めである」という事実が存在するとのこと。この傾斜を表現するため、杉本氏による「アランツァTRPG」では性差に関するルールや設定が用意されていました。しかし、テストプレイヤーたちによるキャラクタービルドの結果は、杉本氏が意図したような「世界観に沿った傾斜」とは異なるものになってしまったそうです。 TRPGにおいて「プレイヤーは自由にキャラクターをデザインしていいし、できるべき」と考える杉本氏。その前提に立ったとき、性差や種差などの属性に基づく差異は、ゲームのシステムの中でどのように位置付けられるのか。これは「唯一の答え」が存在する問いではありませんが、杉本氏によって語られる検討のプロセスは、作り手にとってもプレイヤーにとっても示唆に富むもののように思います。 (く) 2026年9月29日(火)中山将平 FT新聞 No.4997 カエル人が教えてくれたファンタジー創作 第52回 ・イラストレーター中山将平氏による、創作上の発見が綴られる不定期連載。今回のテーマは「ダンジョン」です。 「〜の迷宮」や「〜の地下ダンジョン」というタイトルの作品って、手に取りたくなる方も多いのではないでしょうか。 そういう作品が持つ謎の「ワクワク感」について、正体は何だろうと考えてきた「答え」を、2つのシンプルな言葉にまとめてみました。 「分かりやすさ」と「閉塞感」。特に、分かりやすさというのは面白さや感動よりも重要なものなのではないかという提言には、はっとさせられます。 オリジナル創作物をまずは触れて味わってもらいたいという人は、つい挑戦したくなるダンジョンを開設してみるのも手かもしれません。 (明) 2026年9月30日(水)ぜろ FT新聞 No.4998 第2回【獣の弟子】ローグライクハーフリプレイ ・軽妙な語り口でお馴染みの、ぜろ氏のリプレイ第513回をお届けします。 今回のリプレイ対象の作品は、東洋夏氏のローグライクハーフd33シナリオ『あなたに弟子がやってきた』をもとにした、ぜろさんオリジナル視点からのリプレイです。 ヴァルグの示す「遺跡」は森の奥深くにあった。 初めての本格的なダンジョン捜索に挑むハルト。 初めての魔物。初めての宝箱。初めての隠し通路 「初めて」づくしの中、ヴァルグとの交友が深まります。 ジブリ作品、世界名作劇場のような静かだけど余韻が残る友情にご注目! (葉) 2026年10月1日(木)岡和田晃 FT新聞 No.4999 D&D第4版リプレイ〜リヴァイアサン計画、そして予言の洞窟へ〜 第8回  ・本作は、かつてD&D日本語版公式サイトに掲載されていた、エベロン世界が舞台の『ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版』リプレイ「竜の予言に選ばれし者たち」の続編。そのリプレイ8回目をお届けします。 一行は、長老ヴァロンほか、エラドリンの精鋭たちに連れられ、地下にある防壁のもとへ連れて行かれる。 瘴気の中、長い長い道を歩き続け、突き当りにはイオカリック文字(竜語の文字)で、何かの文言が! 「真に賢き者は、定められた道をただ辿る者ではない。  現在を見据え、正しき道筋を見出すだろう。」 さて、一行はこの謎解きをどう解くか。 そして、その奥で明かされる、竜の深淵な秘密とは!? クライマックスにふさわしい神秘に満ちた秘密がついに! どうぞご一読を! (葉) 2026年10月2日(金)水波流 FT新聞 No.5000 祝!配信5000回 ・号外! 号外にござりまするっ! ついに、FT新聞の配信回数が5000回になりもうした! 思えば13年と254日! 様々なことがござりました!(葉山メは途中参加ですが) 今回は、FT新聞編集長、水波流自ら、その歴史をアツく振り返ります! ちょっとしたアンケートも加え、 永久保存版!? な今回! どうぞお見逃しなきよう! (葉) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■今週の読者様の声のご紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ひとことアンケートへのご意見をご紹介します。 紙面の都合で、一部省略させていただくかも知れませんが何とぞご了承くださいませ。 すべてのお便りは編集部が目を通し、執筆者に転送しておりますので、いろんなご意見やご感想をぜひお送り下さい。 ↓↓ (忍者福島さん) 『ガルアーダの塔』……それは、全60階建ての塔を登る、ある電源系ゲーム(かつゲームブック)が好きという思いから生まれた作品です。 という部分を読み返して思いました。 コンピューターゲームのドルアーガの塔はマップは固定だけど、自キャラ・敵キャラ・鍵・扉などは毎日違い、ゲームブックでは出来事は固定だけどサイコロによるランダム性がある。 そう思うと、ローグライクハーフのガルアーダの塔は、コンピューターゲームとゲームブックのさらなるハイブリッドという事になるんじゃないか?と思いました。 遊ぶたびに違うゲームになる…ゲーセンでドルアーガの塔をやった時、1階でどうやってもタイムオーバーになる配置になって、ウィルオーウィスプにやられたのを思い出してしまいました(笑) (お返事:杉本=ヨハネ) ありがとうございます☆ 電源系ゲームの「ドルアーガの塔」とのハイブリッド、興味深い視点です! 私、アーケードゲーム版の『ドルアーガの塔』、未経験なんですよ。 少年時代、ゲームセンターが好きで、通っていた時期もあるのですが……ストリートファイター2が出たぐらいの時期で、時代がズレているんだと思います★ 初手から詰みマップ、ひどいですね(苦笑)。 あの頃の子どもにとっての50円、かなりの大金です。 あの頃のゲームセンターにはなんとも言えない魅力がありましたね。 もはや大阪の街にもゲームセンターは見かけなくなって、隔世の感があります。 振り返ると懐かしくなります。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ■FT書房作品の通販はこちらから☆ FT書房 - BOOTH https://ftbooks.booth.pm ■FT書房YouTubeチャンネルはこちら! https://www.youtube.com/channel/UCrZg-eTeypwqfjwQ4RNIvJQ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■FT新聞が届かない日があった場合 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ FT新聞は休刊日でも「本日は休刊日です」というメールが必ず届きます。 未着の場合は、まず迷惑メールフォルダを一度、ご確認下さい。 もし迷惑メールにも全く届いていない場合は、それは残念ながらお使いのメールとの相性問題などで未着になっている可能性があります。 このところ各社のメールセキュリティ強化のためか未着のケースが複雑化しております。 未着の場合は、下記ページをご参考頂き、個々のアドレスの受信許可設定をお試しください。 https://ftnews-archive.blogspot.com/p/filtering.html *10回未着が続いた場合、そのメールアドレスはシステムより自動的に登録解除されます。再度登録する事は可能ですので、未着が続いた場合は、お手数ですがご自身で再登録下さい。 また【バックナンバー保管庫】は公開期間が2週間ありますので、その間にご自身でテキストを保存されたり、自分で自分にコピーしてメールを送られたりする等、ご活用お願いいたします。 ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年10月2日金曜日

祝!配信5000回 FT新聞 No.5000

おはようございます! FT新聞編集長の水波流です。 本日はなんと、FT新聞配信5000回! FT新聞は雨の日も風の日も、毎日なにがしかの記事を(時には休刊日のお知らせも)配信し続けておりますが、実に5000回÷365日=13年と254日! 2013年1月創刊以来、ゲームブックやTRPG、ファンタジー関連の記事などを、完全無料、広告なしで、毎朝7時30分頃に配信してきました。 特に日曜日には、不定期に短編ゲームブックやローグライクハーフのシナリオなどを無料で配信しています。(昔は毎週ゲームブック配信していたことも……) この記念すべき日に少し歴史をふり返ってみましょう。 なんと創刊時には、私もまだ読者ではありませんでした。編集部員も色々な方が参加され、卒業されていき、編集長も私で三代目です。 ■FT新聞の歴史── 2013年1月21日 創刊 2014年1月25日 なかの編集長→松岡尚志編集長 2015年10月7日 配信1000回 2018年4月1日 松岡編集長→水波流・緒方直人、編集部参加 2018年7月4日 配信2000回 2021年4月11日 配信3000回。 2021年10月1日 中野陽平・葉山海月、編集部参加。 2022年3月30日 中山将平、編集部参加。 2023年1月21日 10周年。配信3650回。 2024年1月6日 配信4000回。 2025年6月23日 明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ、編集部参加。 2026年10月2日 配信5000回。 さて、最後に今日はFT新聞をお読みのあなたに、私から質問をしてみたいと思います。 ズバリ「あなたがこれまで遊んだことのあるゲーム各種で特に好きなものを3つあげるとしたら?」 何年か前にも、聞いてみたことがあるのですが、購読者1000人を越えたいま、どんなものを好きな方がおられるのか、ぜひお伺いして、今後の参考にさせて頂きたいです! なお結果につきましては、また来週あたりに記事としてご紹介できればと思っております。 (もちろん匿名でもOKです!) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ Q1:TRPGで特に好きなものを3つ Q2:ゲームブックで特に好きなもの3つ Q3:コンピュータゲームで特に好きなもの3つ Q4:これからFT新聞で読んでみたい記事やジャンル、また一言コメント等ありましたらぜひ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ ★水波流の回答 Q1:T&T、クリスタニア、ストームブリンガー Q2:魔法の王国三部作、送り雛は瑠璃色の、ソーサリー! Q3:バズー!魔法世界、サガフロンティア2、バルダーズゲート1&2 Q4:TRPGにはトレイルオブクトゥルー、深淵、ジークジオン、PCゲームにはティラムバラム、妖撃隊、東京トワイライトバスターズも入れたかったなぁ……。 ご回答はコチラより↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report それでは、また! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ 毎週金曜日は、読者から投稿された記事がここに入れるように、空けてある曜日です。 あなたの記事を、お待ちしております! FT新聞編集部一同 ■今日の新聞に対するお便り、そしてFT新聞へのご投稿はコチラ! こんな記事はどうかな?というご相談からでもぜひご連絡ください。 ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。