2020年1月19日日曜日

Ψデモンクッキング 日曜ゲームブック No.2552

 おはようございます。ロア・スペイダーと申します。
 初めましての方は初めまして。
 お久しぶりの方は2年半以上のお久しぶりです。

 昔、FT新聞などでいろいろ書いておりましたが、国家資格受験のためにしばらくお休みをいただいておりました。
 その試験で合格点に2点足りず、お休みが一年以上延長してしまったわけですが……。
 その後、再試験でなんとか合格し、環境も整ったため、また執筆活動を再開できることになりました。
 そして、今回の「デモンクッキング」が復帰第一作です。
 ブランクなどもありますが、私の作品をぜひ味わってください。
 「デモンクッキング」は冒険者のお話です。
 しかし、冒険者と言ってもそのすべてが、とてつもない財宝を手に入れたり、巨大な脅威と戦うわけではないはずです。
 ゲームの主人公たちが目もくれないようなおいしくない依頼を糧にコツコツと生活している人も分類的には冒険者になります。
 今回の主人公は、そんな部類の冒険者です。
 当然、剣の腕が立つわけでもなく、特殊なスキルを持っているのでもありません。ただの人と言っていいでしょう。
 そんなただの人が、英雄と呼ばれてもいい冒険者さえも消し飛ばせる脅威と出会ってしまったら?
 破れかぶれで立ち向かう? それともできる限りの知恵を絞って切り抜ける?
 当然、死んでしまう可能性はかなり高いでしょう。
 ですが、どのような結末になるかは選んだ選択肢次第です。

 それでは「デモンクッキング」。お腹一杯楽しんでください。

*************************
 パチパチパチ……

 爆炎の残り火が周囲に漂う中、君は穴ぼこから顔を出した。
 そこは君がよく薬草採取をしている朽ち果てた遺跡跡だ。
 君は冒険者だ。といっても薬草採取といった人に自慢できない仕事ばかりを受ける底辺ランクだが。
 周りからはあまりいい目で見られないが、個人的には気に入っていた。モンスター退治や護衛といったような依頼とは違い、命の危険はほぼ無い。
 長年、やってきたおかげで依頼に対して効率よく稼げるノウハウも持っている。
 薬草採取にしても皆が採取する森や草原ではなく、探索しつくされ、しかも、崩れかけて宝のない遺跡などで採取する。
 人の手が入らないため崩れ落ち、外部とつながった部分にはいい薬草が多く自生するのを知った時は宝を見つけた気分だった。
 ここも、かつては強大な魔物がいて、財宝がたんまりあったが数百年前ここにいたヴォルターという魔物だか悪魔が討伐されてからというもの今では植物が主となっている場所だ。  
 かつての名残で2階建ての建物と同じくらいの大きさになる石像があるだけだ。
 大きなサルの体に角が生えた悪魔の顔が鎮座したものだ。
 この場所には薬草だけでなく食べることができる野草も多く生える。腹痛や鎮静作用といった需要が多いものがあるため、これだけでも生活できるくらいだ。
 採取したついでに調理して食べるのも君のひそかな楽しみだった。
 そんな君は数日前、妙な依頼を受けた。いや、受けさせられたといった方がいい。
 なんでも、この地の侯爵様のお抱え冒険者一行が悪魔殺しの聖剣を手に入れたので、箔をつけるため、実際に悪魔を討伐することになったのだ。
 その悪魔がいる場所こそ君が薬草採取に使っている遺跡だった。
 当然、あそこは朽ち果てて悪魔などいないと主張したが、聞き入れられなかった。
 何と、君がただの像だと思っているそれこそが眠りについている悪魔だというのだ。
 到底信じられないがデモンスレイヤーを目指す一行は信じ切っている。
 このため、その遺跡に入り浸っている君が案内人として選ばれたわけだ。
 断りたかったが、冒険者ギルドや貴族相手に印象を悪くするわけにはいかない。
 それに、こいつらが好き勝手に遺跡を歩き回って貴重な薬草の群生地を踏みつぶされては商売あがったりだ。
 なので、おとなしく案内し、さっさと立ち去ってもらうことにした。
 念のため、案内だけで彼らが想定している悪魔との戦闘には参加しないことは認めてもらった。
 そして、彼らを案内し、目的の像のある場所に到着した後、君は普段この場所で寝床として使っている隅にある瓦礫の窪みに避難した。
 元は何かの部屋だったようだが壁が崩れてしまっている。しかし、残った部分の基礎がしっかりしており、休むにはちょうどいい場所なのだ。
 デモンスレイヤー(将来)の一行は像の前で何やら書物を広げ、何かを言っている。
 ここに来る間、聖剣を持った戦士と僧侶らしい女のいちゃつきも腹が立ったが、一行の中に10人ほどの兵士も付き従っていることも怒りを覚える。
 あれは冒険者ではなく軍隊ではないか。貴族がスポンサーにつくとあんなことも許されるのかと叫びたくなったが、声に出しても不評を買うだけだ。
 今回の依頼を植物のように無心でこなし、報酬を受け取って忘れる。君はそれだけを思うことにした。

「あの像が本物の悪魔で、あいつらを痛い目に合わせてくれないかな……」

 そんなことを思っていると突然、今まで聞いたことのない咆哮が響いた。
 君は思わず身をかがめてしまう。そして視界に映ったのは真っ赤な線だ。いや、線というには太すぎる。それが遺跡を一直線に貫いた。
 目の前に広がる赤が消えると床には黒い帯が引かれていた。焦げ付くようなにおいと何かが焼け落ちる音。
 そのことで君はあれが炎であることを理解した。
 呆然としていると、何かが君のいた場所の周辺に落ちてくる。
 ずた袋くらいの大きさだがその一部に見覚えがあった。豪華な装飾が施された剣。見間違えるわけがない。
 あの戦士が大事そうに持っていた悪魔殺しの聖剣だ。それを握った戦士が一緒に振ってきたのだ。ただし、上半身半分で。
 続いて、女性の物と思われる下半身半分が降ってきた。
 これでお揃いですね。仲睦まじいことだ。と混乱しているのか逆に冷静な感想が出てきたことを驚いていると、地面を揺るがす踏み込みが聞こえた。
 そちらを見ると、あの石像が動いている。いや、それは石像ではない。
 生命の力が満ち溢れた巨体。目玉はぎょろりと動き、口からは炎があふれ出している。その光景に君はいやおうなしに理解した。
 あの像は本当に悪魔だったのだ。

「ふあああぁあ……ちょっと寝すぎたか? 体が少し動かしにくい……。ヴォルター! 執事のヴォルターはどこいった?」

 悪魔は自分を復活させたデモン・スレイヤー(希望)たちのことなど気にせずあたりを見回す。
 このままではまずい。君はとっさに聖剣を手に取る。剣の腕はほぼ無いが丸腰では不安すぎたためだ。
 聖剣を持った瞬間、君の背負い袋から食器や調理道具が零れ落ちた。その音を聞き取り、悪魔が振り返る。

「ヴォルター! ……ではないな。わが配下でもない……。お前の顔は見覚えがない」

 大きな目玉に凝視され君は聖剣を握りしめ固まる。とてもじゃないが戦って勝てるとは思えない。このままでは殺される。

「んんんん? そうか! お前は新しいコックだな。我が食べた前任者の代わりを雇ったとヴォルターが言っていたな。なんでも今まで見たこともない調理法と料理をだす者だと! なるほど! 確かに変わった包丁をもっておる!」

 その言葉に君は混乱した。君はコックではない。確かに料理はできるが自己流でそのまま食べるよりはちょっとうまくなる程度だ。
 しかし、違うなどと口走れば、体が半分になって吹き飛ばされるだけでは済まないだろう。

「はい! そうです!」

 こう答えるしかなかった。

「そうか。そうか。それではさっそくその腕を見せてもらおう。何せ起きたばかりで腹がすいているのでな。このアスタロトンに食事をふるまえる名誉。感謝するがよい」

 こうして君の命がかかったクッキングが始まった。

 1へ


↓続きはこちら
https://ftbooks.xyz/ftnews/gamebook/Demon_Cooking.txt
https://ftbooks.xyz/ftnews/gamebook/Demon_Cooking.pdf


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
■今日の新聞に対するご感想はコチラ!
ぜひ、お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m

https://jp.surveymonkey.com/r/YD3C75R

【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。
https://ftnews-archive.blogspot.com/

■FT新聞をお友達にご紹介ください!

https://ftbooks.xyz/ftshinbun

----------------------------------------------------------------
メールマガジン【FT新聞】
発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房)
発行者住所: 〒573-0022 枚方市宮之阪3-14-35
ホームページ: https://ftbooks.xyz/
メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください)
----------------------------------------------------------------

メルマガ解除はこちら
https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.ftnews@blogger.com
※飛び先でワンクリックで解除されます。

2020年1月18日土曜日

FT新聞1ウィーク! 第357号 No.2551

From:緒方直人
おはようございます。
嫁さんの今度こそは続きそうな健康グッズシリーズ「リングフィットアドベンチャー」。私もやらせてもらってます。リングアローがキッツいです。

さて土曜日は一週間を振り返るまとめの日なので、今週の記事をご紹介します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1/12(日)〜1/17(金)の記事一覧
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


2020年1月12日(日)緒方直人 FT新聞第2545号

秘密諜報攻略日記page14
・昭和臭ただよう和製スパイアクションもののゲームブック攻略日記をお届けしました。あれだけこだわっていた最短98手のクリア達成もどこへやら、最後は本作最大の問題ゾーンについてつらつらと話題が脱線してしまいました。


2020年1月13日(月)杉本=ヨハネ FT新聞第2546号

FT新聞、新記事のご紹介!
・FT書房リーダー・杉本=ヨハネ氏による定例記事。今週は今年のFT新聞で新しく登場する予定の記事や企画をご紹介しました。気になる執筆陣は中山将平さん、やっさんさん、黒井ここあさん、杉本=ヨハネさん、紫隠ねこさん、かあかばあどさん、と豪華ラインナップで全部で7つが進行中であります。お楽しみに。


2020年1月14日(火)吉里川べお FT新聞第2547号

T&Tコラム:悪魔よそれをとれ@その30_2/2
・吉里川べお氏による日本で2番目にディープなT&Tコラム、今回のテーマは『最終回、御礼 〜梅太の旅立ち〜』でした。T&Tは自由なRPGで、ルールも世界もどこまでも好きに変えてよい。しかし、だとしたらT&Tとは一体何か。そんな梅太の疑問に対し、べおさんは「それはひとつの"方法論"だ」と答えます……


2020年1月15日(水)ぜろ FT新聞第2548号

第20回【魔の国の王女】ゲームブックリプレイ
・テンポのよい語り口で勝負する、ぜろ氏のリプレイ記事、第161回をお届けしました。今週はいよいよ長かった旅の目的、ソロモン王の救出です。ですが孫娘アグリアとの感動の再開シーンも束の間、物語は一気に神々と悪魔の一大戦争へと飛躍するのでした。


2020年1月16日(木)かあかばあど FT新聞第2549号

トンネルズ&トロールズ完全版ルール語り 第6回(戦闘後編)
・かあかばあど氏による読み応えのあるTRPG考察記事をお届けしました。第6回は前回に引き続いての戦闘システムについて。バーサーク、タイガークロー、アフリカ投げナイフ、ダメージ分配……、気になるワード満載で今週もT&Tファンなら必見の内容です。


2020年1月17日(金)ジャラル FT新聞第2550号

映画秘宝@みんなの本棚106
・本棚に並んでいるもので「これ、知ってる?」と言いたくなる作品をあなたに紹介する記事。第106回はジャラル氏からのオススメ本でした。町山智浩氏がメジャーな映画評論誌へのアンチテーゼで創刊したという一風変わった映画紹介雑誌をご紹介しました。残念ながら間もなく休刊とのことでお求めはどうぞお早めに。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆現在募集中の日曜読者参加企画
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

みんなのファンタジー(随時募集中) ⇒ https://jp.surveymonkey.com/r/FBK5WL9

★☆お題☆★
・戦士
・魔法使い
・武器(刀剣類)
・モンスター(コボルド)
・ラスボス
・鉄板のシチュエーション
・読者参加ゲームの思い出
・美味しそうだった食事(食べ物)

カザン帝国辺境開拓記(ep.10受付終了。次回更新をお楽しみに) ⇒ https://jp.surveymonkey.com/r/Q6LB2G3

【作戦会議室・峡谷の山猫亭】 ⇒ https://www1.x-feeder.info/FTGAME/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■今週の読者様の声のご紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ひとことアンケートへのご意見をご紹介します。
紙面の都合で、一部省略させていただくかも知れませんが何とぞご了承くださいませ。
すべてのお便りは編集部が目を通し、執筆者に転送しておりますので、いろんなご意見やご感想をぜひお送り下さい。

↓↓

(ジャラル・アフサラールさん)
「ニャル子さん」や「デモンベイン」のお蔭でクトゥルフの一般への認知度は高くなりましたが、TRPGのシナリオによっては解決する為にある程度のクトゥルフ神話の知識がプレイヤーに求められるものもありますね。初心者プレイヤーにはまず「13の恐怖」 (クトゥルフの呼び声/シナリオ集)のような「非クトゥルフ」のシナリオの方が良いかも知れません。

(お返事:中山将平)
完全な初心者の方には、やはり初めて用にデザインされた作品の方が適していますよね。
「13の恐怖」のような「非クトゥルフ」、システムに慣れるのに役立ちそうですね。
プレミアの関係で入手が難しいことも想定されますが……。
いまやTRPG=クトゥルフだと思っている方もいると聞いたことがありますし、
13の恐怖ではないにしても、神話要素の薄いシナリオの方が初心者の方に受け入れられやすそうですね。


(せいらさん)
クトゥルフの楽しみ方の記事良かったです。有名なシステム、設定だからこそ楽しみ方に差異が出ちゃうんだなあと思いました。
特にTRPGだとメインが話し合いのゲームなので温度差が感じやすいのかもです。
パソコンゲームやボードゲーム、スポーツだと、温度差はあってもプレイは続いていくから違和感に気付きにくそうです。
クトゥルフゲームブックもやりました!
やっぱり、クトゥルフの雰囲気好きだなあと思います。

(お返事:中山将平)
お褒めの言葉、ありがとうございます!
そうですね、TRPGは話し合いだからこそ面白くて、一方でズレも起こりやすいですよね。
集まったみんなが持っているクトゥルフ神話のイメージさえ、大きく違うかもしれませんし。
クトゥルフゲームブック、プレイしていただけたのですね!
コズミックホラーのもつ独特の雰囲気、僕もとても好きです。


(たかみ弌さん)
「2020年の新企画告知、いいですね! どれもわくわくする内容。とくに気になるのが中山さんのボドゲ動画と、杉本さんのTRPGあれこれ、です。楽しみにしてます!」

(お返事:杉本=ヨハネ)
ありがとうございます^^
TRPGあれこれはハードに関してもソフトに関しても言及したいことがたくさんあります☆
先日いただいた感想に対するお返事を書いてみたら、どえらく長くなってしまったのをキッカケに「よし、書こう」と決めました。
盛り上がってまいりましょう!


(ジャラル・アフサラールさん)
>日本で2番目にディープなT&Tコラム 私はこの副題の元ネタを「怪傑ズバット」*1と長いこと思っていました(笑)。面白いコラム有難うございました。
*1 1977年2月2日から9月28日にかけて東京12チャンネルで水曜日19:30 - 20:00枠で放送された、東映製作の特撮テレビドラマ。石ノ森章太郎先生原作・宮内洋主演のヒーローもので、詳しくは特撮系サイトを検索するか、あなたの周りのオールド特撮ファンに尋ねてください。SNE関係者なら友野先生に聞けば詳しく教えて下さると思いますwww

(お返事:吉里川べお)
いいか梅太、マーダーミステリーで犯人がわかったら、指さして「この者、極悪殺人犯人!」と叫ぶんだ。〈べお〉なんのネタかわかりません……。それはさておき、ジャラルさん、お礼を言うのはこちらの方です。重ねてありがとうございました。〈梅太〉


(Pentaさん)
T&Tコラムお疲れさまでした。4年も続いたんですね。 懐かしくなってメールを探しだし「その1」を読みなおしました。 アナログゲーム・ランドこれか! やはり最終回は感慨深いものがあります。なんだか寂しい…。 またお二人での新しい企画が始まることを期待しています!

(お返事:吉里川べお)
ところで、なんで"アナログゲーム部"じゃなくて"〜ランド"って名前にしたんですか?〈編集部〉略称がいいんだ。梅太、なんて呼んでた?〈べお〉"アナゲ部"って言う人もいたけど、だいたいみんな"アナランド"って……ああ、今やっとわかりましたよ……。〈梅太〉


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
■今日の新聞に対するご感想はコチラ!
ぜひ、お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m

https://jp.surveymonkey.com/r/YD3C75R

【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。
https://ftnews-archive.blogspot.com/

■FT新聞をお友達にご紹介ください!

https://ftbooks.xyz/ftshinbun

----------------------------------------------------------------
メールマガジン【FT新聞】
発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房)
発行者住所: 〒573-0022 枚方市宮之阪3-14-35
ホームページ: https://ftbooks.xyz/
メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください)
----------------------------------------------------------------

メルマガ解除はこちら
https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.ftnews@blogger.com
※飛び先でワンクリックで解除されます。

2020年1月17日金曜日

映画秘宝@みんなの本棚106 No.2550

「みんなの本棚」のコンセプトは「読者参加+シンプルな本紹介」です。
FT新聞読者が蔵書のなかから、FT新聞をお読みいただいているあなたの関心をひきそうな作品をピックアップし、簡単にご紹介してくださるというものです。
第106回は、ジャラルさんからのご紹介です。
よろしくおねがいします!

●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
◆まえがき
 こんにちは。オジサンファンタジーファンのジャラルといいます。
 今回、蔵書をご紹介させていただく機会をもらえました。
 今回は初めての雑誌(でも間もなく休刊)となります。どうぞご一読を。

◆『映画秘宝』 出版社:洋泉社
 映画雑誌もほとんど映画アイドル雑誌みたいなものから文章ばかりのマジメな評論雑誌まで様々ありますが、私が一番好きなのはこの『映画秘宝』です。何せ創刊者の町山智浩氏が女性映画ファンに媚びている映画雑誌や映画会社の宣伝媒体になっている映画評論誌へのアンチテーゼで創刊したと語っておられるので、内容はB級映画やお色気映画、ハリウッドの失敗大作などを面白おかしく紹介しており、いわゆる文芸大作なんぞ完全無視という所が素晴らしい(某ゴジラ映画でインタビュー受けた渡辺謙さんも若干引いてしまうレベル(笑))と思います。

 何といっても、この雑誌の企画で素晴らしいのは「映画秘宝 ベストテン・トホホ10」で、キネマ○報等の選出するベストテンなんか、観る側にとって何の役にも立たない!と1997年から始まった企画で、毎年3月号に掲載されているのですが、同時に選ばれるトホホ10(ワースト10)の方が盛り上がっているような気がします(笑)。ちなみに選出者は映画秘宝のライターに加えて作家やブロガー、映画好きの芸能人に至るまで160人近くになります。別に読者選出のベスト・トホホもありまして、私も投票しております(笑)。

2008年度ベスト1 ダークナイト
    トホホ1 少林少女
2009年度ベスト1 イングロリアス・バスターズ
    トホホ1 DRAGONBALL EVOLUTION
2010年度ベスト1 キック・アス
    トホホ1 SPACE BATTLESHIP ヤマト
2011年度ベスト1 ピラニア3D
    トホホ 1 SUPER8/スーパーエイト
2012年度ベスト1 ザ・レイド
    トホホ1 ダークナイト ライジング
2013年度ベスト1 パシフィック・リム
    トホホ1 ワールド・ウォーZ
2014年度ベスト1 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
    トホホ1 GODZILLA ゴジラ
2015年度ベスト1 マッドマックス 怒りのデス・ロード
    トホホ1 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
2016年度ベスト1 シン・ゴジラ
    トホホ1 バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
2017年度ベスト1 ブレードランナー 2049
    トホホ1 ブレードランナー 2049
2018年度ベスト1 カメラを止めるな!
    トホホ1 パシフィック・リム: アップライジング

 上記の最近10年の歴代ベスト・トホホ(ワースト)の1位を観ればわかりますが大物映画監督の作品や超大作でもトホホに容赦なく選出しコテンパンに誌上で攻撃します。まあ中には本編はベストで続編はトホホ、またベスト・トホホの両方にランキングされている作品もあります(苦笑)。何せ創刊者の町山智浩氏が脚本を書いた「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」が2015年度のトホホ映画ベスト1に見事選出(笑)されていますから。ちなみに町山氏は2015年のベスト1に「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」選んでいます(笑)。おいおい……。

 こんな映画秘宝ですが2020年2月1日付で洋泉社が宝島社に吸収合併され解散するのに伴い、宝島社で継続発行せず休刊する予定です。売れないから休刊ではないだけに、他社からの復活を切に願います。


◆書誌情報
 
『映画秘宝』
2020年 03月号 雑誌 − 2020/1/21 ¥1,210
出版社:洋泉社


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
◆次回予告(編集部より)
 コンセプトにあるとおり、次はこれを読んでいるあなたの出番です☆
 今、本棚に並んでいる蔵書から、「紹介したいなぁ」と思うものをとりだしてみてください。
 あとは感想欄から「この本を紹介したい」とご連絡いただければOKです。
 おってこちらからコンタクトをとらせていただきます。

 ちなみに本棚に並んでいるならジャンルは問いません。
 マンガ、雑誌、画集、写真集、小説でも学術書でも、なんでもござれです☆

 ご連絡はコチラから(メールアドレスの記載をお忘れなく)↓
 https://jp.surveymonkey.com/r/YD3C75R


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
■今日の新聞に対するご感想はコチラ!
ぜひ、お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m

https://jp.surveymonkey.com/r/YD3C75R

【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。
https://ftnews-archive.blogspot.com/

■FT新聞をお友達にご紹介ください!

https://ftbooks.xyz/ftshinbun

----------------------------------------------------------------
メールマガジン【FT新聞】
発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房)
発行者住所: 〒573-0022 枚方市宮之阪3-14-35
ホームページ: https://ftbooks.xyz/
メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください)
----------------------------------------------------------------

メルマガ解除はこちら
https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.ftnews@blogger.com
※飛び先でワンクリックで解除されます。

2020年1月16日木曜日

トンネルズ&トロールズ完全版ルール語り 第6回(戦闘後編) No.2549

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
トンネルズ&トロールズ完全版ルール語り 第6回(戦闘後編)
 (かあかばあど)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※編集部注:
(こちらの記事は2016年10月〜12月にかけて、T&T完全版ルール発売に合わせて、Twitterで掲載されたつぶやきを再構成したものです)


トンネルズ&トロールズ完全版ルール語り、 6回目は戦闘後編ということでまずはバーサークから。ただでさえ戦闘中に大量のダイスを振るゲームなのに、使用ダイス数をさらに増やすバーサークはT&Tの華みたいな存在だったが、完全版になって色々と手を入れられた。

まず前提として、ゾロ目が出た分を振り足すという根本的な部分は変わっていない。
だが、戦士専用の戦闘オプションではなくなり、知性度が16以下なら盗賊や魔術師でも使用できるようになった。
というか、バーサーク中は個人修正や戦士の防御点&白兵武器ボーナスの恩恵を受けられなくなったので、むしろ魔力度が底を尽いた魔術師や盗賊向けの戦闘オプションといえそうだ。完全版になって戦士は非常に強力な白兵戦ボーナスを得たのに、それが丸々使えなくなったのは痛い。また戦闘に特化している分、戦士は個人修正も高くなる傾向になるので、そちらの修正がもらえないのも厳しい。逆に完全版の魔術師は「サイコロ3個以上の武器も使えるけれど個人修正を受けられない」という改変が、バーサークと非常にかみ合っている。魔力度や知性度を上げるため個人修正が控えめになのも、バーサークと相性が良いし。

さらに大きな変更点として、体力度の消費コストが毎戦闘ターンに2点ずつから、1d6点ずつに変更されたことが挙げられる。以前は定額消費だったので、後どれくらい戦えるか簡単に計算できたが、完全版では消費の振れ幅が大きくなり、継戦能力が計算できないバクチ要素が高い戦術となったとも言える。

だがバクチ度が高くなった一方で、完全版から戦闘終了と同時にバーサークが沈静化するよう変更されたので、気軽にバクチに挑戦できるように。以前は沈静化させるのに幸運度セービングロールなどが必要で、失敗すると仲間に襲いかかったり余計な体力度を消費したりするリスクがつきまとったが、改変により目の前の戦闘をしのぐのに専念できる切り札となった。

もう1つ有利な変更点が、バーサーク中は0以下にならない限り体力度減少のデメリットを受けなくなったこと。おそらく、戦闘中に個人修正を計算しなおしたり、武器の必要体力度を調べたりする手間を省くための処置だろう。

体力度減少ついでに、重すぎたり複雑すぎたりする武器の扱いに触れておく。使用するには必要体力度や必要器用度が高すぎる武器は、上手く扱きれずにダメージが減少し、さらにセービングロールに失敗すると武器を落としてしまうようになった。おかげで、もう昔のように重すぎる武器を使用して戦闘中に過労死することもなくなったぞ。

さて話をバーサークに戻すと、バーサークしたいのにゾロ目がなかった場合、バーサーク分としてサイコロ2個が自動的に追加されるようになった。5版のころはゾロ目がないとバーサークできず、バーサーク中にゾロ目がないと二番目に低い出目を一番低い出目に揃えるという形で処理していたが、正直面倒なだけだったし、手間は削った方がプレイアビリティが上がるのでありがたい改変だ。こうしたゾロ目の処理や体力度減少のデメリットを無視できる点などからも「旧版では処理が面倒だった箇所をできる限り簡単にする」という完全版のスタンスが見えてきて興味深い。

さて、個人修正の恩恵が受けられなくなったため、爆発力の点で大人しくなってしまったバーサーク戦闘だが、実は《死の刃》や《凶眼》と組み合わせると一気に化ける。
《死の刃》は武器のダイス目と武器による修正が倍になるが個人修正に影響しないので、まさにバーサーク戦闘のためにあるような呪文。《凶眼》も武器のダイス数を3倍にするため、バーサーク戦闘と滅茶苦茶相性がいい。
詳しくは魔法の回で触れるけれど、《死の刃》を使用しながら武器戦闘も可能になったので、作成したてで2レベル呪文の使える盗賊にとって《死の刃》もアリな選択肢なのだ。
レベルを上げて使用時間を延ばしてバーサーク戦闘すると、割と洒落にならない火力が出る。
試しに三枚刃タイガークロー二刀流魔術師が《死の刃》を使用しながらバーサークという想定で振ってみたら、1人で84ヒットも叩きだした。
なお《死の刃》は1度に1つの武器しか強化できないので、二刀流中のキャラにかける時は、どのダイスが強化された物か分かるようにしよう(ダイスの色や大きさの違うものを使うとか、まとめて一緒に振らず武器ごとにロールするとか)。

せっかくなのでついでにタイガークローのヤバさについても触れておこう。
スペックは必要体力度5、必要器用度10、35GP、ダメージは刃の数×2d6で、備考欄には通常2〜3つの刃が付いていると書かれている。
で、この価格だと結局いくつ刃が付いてんのすかね? 最大限有利になるよう解釈するなら、この価格帯と必要能力値で6d6の武器になるんですが。
攻撃力だけならもっと高い武器は存在するんだけど、そうした武器は使うのにより高い体力度が要求される。完全版になってから武器の必要体力度制限が厳しくなったので、必要体力度5で6d6振れるのは破格の強さだ。体力度が10点もあれば二刀流で12d6も振れる。まぁ必要器用度が20もあるのでそこまで容易にできる戦術ではないけど、他の武器なら必要体力度も20以上は必要なのでやっぱり強い。あとタイガークローの"刃"は《死の刃》で強化できると解釈するとさらに強化される(《死の刃》で強化できるのは剣だけという解釈もあるので、そこはGMに確認しようね)。

さすがに身内で回す時は、この解釈だとあまりにも強すぎるので、定価では刃が1つのみ、35GP払うごとに刃を増設できて、刃が増えるたびに必要体力度と器用度+1ということにしているが。それでも必要体力度7で攻撃力6d6は非常に強力。個人的には暗器なんだし刃ひとつで+1d6でも良い気がする。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
と、ここで吉里川べお氏からコメントが入りました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

吉里川 べお @Beo_Kirikawa 2016-10-29 22:56:32
タイガークローはD&D3版でも強くて、『X-men』でウルヴァリンが人気だから強化されたとの説があります。日本のマンガで「アフリカ投げ刃」を持ったヒーローを活躍させればダイス6個も夢じゃないな。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

なるほど! ウルヴァリンが人気だからタイガークローも強いのではというのは割と納得できる説ですね。
巨大(トロール用)ソードがベルセルクなんかが元ネタっぽいことからも、日本の人気アニメに登場すればアフリカ投げナイフ躍進のチャンスというも確かにありそうw

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

また話をバーサークに戻すと、どう裁定すればいいのか疑問点もある。というのは、戦士ボーナスを加算した上でダイスを振って、ゾロ目が多かったからバーサークするという戦術は可能なのか……という点。サンプル戦闘では最初からバーサークするのを前提に戦士ボーナスを加算せずに振っていたので、その辺が判断できないのだ。

正確性を期すならまず武器の分を振って、バーサークするか確認してから追加ダイスを振るべきなんでしょうが、単純に二度手間すぎる。シンプルに処理するのなら、まず使用宣言してからでないとバーサークできないとするのがベストなんだろうけど、でもゾロ目がいっぱい出た時にこそバーサークしたいじゃん?

どちらとも断言できない時はプレイヤーに有利になるように処理するというのが、一番スムーズに遊べると思っているので、ハウスルールとしては戦士の追加ダイス込みで振ってからでもバーサーク可能。ただし次ターンから追加ダイスがなくなるという処理で考えている。

……とまぁ長々とバーサークについて語ってきたが、最終的には盗賊や魔法使いは知性度を上げて高レベル呪文を使った方が効率が良くなるし、戦士も高レベル帯なら白兵戦ボーナスの方が割が良くなる。そういう意味でバーサークはやや不遇な戦闘オプションといえよう……別に敵が使ってきてもかまわんのだがな!

ところで、バーサークのサンプル戦闘は「二刀流でバーサークする時は、それぞれの武器ごとにではなく、まとめて振ってからゾロ目を数える」「戦士は使用する白兵戦武器すべてにボーナスを得るってあるけど、二刀流はどうするの?」といった問題への回答になるのでありがたい。
T&Tの戦闘ルールは基本部分がシンプルなのに、細かい部分で判断に迷う箇所が多いんで、ページ数的な都合があったにせよ、その辺を網羅したサンプル戦闘はやっぱり欲しいんですよね。特にダメージの分配の箇所。

そして、戦闘における最後の重要ポイントがダメージの分配だ。まずルールブックではP88の戦闘ルール「10)ダメージ分配を最終確定する」に「勝者が敗者陣営のそれぞれに分配しなくてはなりません」と書かれているが、均等に分配するとは指定されていない。
もし均等ではなく勝者が好きなように分配するなら、相手の最も脆いキャラや、最も戦闘力の高いキャラを集中攻撃することが可能になり、ダメージを与えたい相手を選べる魔法や飛び道具の強みが薄れてしまう。
だからこそP88の訳注ではGMが均等に分配することを推奨しているんだけど、本当に均等分配でいいのかちょっと疑問なんですよね。
本当はこれ、7版時代の負けた側が自分たちのダメージを好きなように分配する形式が正しいんじゃないか?
その根拠はP52の摩耗ルールで「プレイヤーは余分に5点のダメージを引き受けるか、その一部を他プレイヤーに任せるか選択に迫られることになるでしょう」とある。
さらにP75には「かつての版では、純粋に均等割りしていました。しかしいまではいろいろな要素を考慮して、別の分け方をします」とある。
これらの記述(特に摩耗の記述)から推察するに、やっぱコレ、均等割りではなく7版の負けた側が配分する形式っぽいんだよなぁ。
というかコレ、何もかもP75の「別の分け方をします」の続きに「詳しくは後ほど説明します」ってあるのに詳しく説明してないのが悪いんだって。
ルールブックにサンプル戦闘(多対多シチュエーション)が掲載されていれば、そちらを参考にすることもできたのにねえ……

とりあえず、身内で遊ぶ時は7版準拠でダメージ分配は処理している。
このルールを使うと、誰にダメージを集中させるのかが選べる魔法攻撃と飛び道具の価値がさらに高くなる。エルフやフェアリーが死ににくい。戦士が仲間を守るタンクとして活躍できるというメリットがある。
デメリットはいちいち誰がダメージ受けるのか決めないとなので時間がかかる。逆に均等割りは処理が単純で分かりやすいが、エルフやフェアリーのように耐久度の低いキャラが死にやすい。そのため、より柔らかい仲間が先に倒れても、戦士だけはピンピンしているという状況が起こりやすい。
まぁシチュエーション的に考えて、弱い仲間から倒れて頑丈なのが最後まで残るというは普通にある話なんだが、それじゃあゲーム的に余り面白くないんじゃねぇのって、個人的には思うわけなんですな。
他のゲームなら硬い戦士が最後まで粘って逆転というのもあるが、T&Tではそんな状況になったら逆転の目もほぼなく、そのままジリ貧になって死ぬだけだ(悪意ダメージのおかげで全く起きないわけでもなくなったけど)。

キャラクターの位置関係を抽象化した乱戦ルールだからこそ、戦士が仲間を守るように立ち回るってのもできていておかしくない訳だし、いちいち仲間を守るように戦いますと宣言しなくても、自動的にそのような役割で動けるという意味でも7版準拠のが好きだ。
とか言ってはみたものの、5版では均等割りでも問題なくゲームができていたし、ロール&ロールのリプレイなんかでも均等割りでやっていたので、このハウスルールを使うかは完全に趣味の領域ですがね。
ただゲームバランスに重大な影響を及ぼすので、導入にはちゃんと合意をとるべきだろう。

といったところで、長きにわたった戦闘編もようやく終了だ。次回は魔法関連と冒険点をやってブック1は終わり。



<次回、第7回(魔法&冒険点編)へ続く……>

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
(編集人・水波流)
かあかばあどさん、ありがとうございました。

前編の飛び道具ルールに続き、解釈が文章だけでは難解なのが「ダメージ分配」について。
個人的には、かあかばあどさんと同じく、7版の負けた側が分配を採用しています。
均等割は、戦士にかすり傷を負わせるレベルのダメージを与えると、魔術師とフェアリーが即死する問題を抱えているので、GMとしてはバランス取りに悩みます。
負けた側分配は、敵側としては「ボスが雑魚を盾にして戦う」や味方側の「俺があと2点引き受ける!」などのロールプレイ展開ができるし、遊んでいて楽しいのが正義だと思ってます。(ケンならそう言う気が!)

真面目な話をすると、この辺のルール裁定が完全版とはいえ結構説明不足なものが多いので、Q&A集があると嬉しいですね。
ケンや安田均氏が1問1答で答えてくれれば、読み物としても面白いだろうなぁ。
5版時代の『T&Tがよくわかる本』もですが、清松みゆきさんの「ソードワールドQ&Aブック」も好きだったので。

さて全10回予定のこのシリーズ、次回は第7回(魔法&冒険点編)です。
ぜひ感想のお便りもお寄せ下さい。お待ちしております。


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
■今日の新聞に対するご感想はコチラ!
ぜひ、お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m

https://jp.surveymonkey.com/r/YD3C75R

【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。
https://ftnews-archive.blogspot.com/

■FT新聞をお友達にご紹介ください!

https://ftbooks.xyz/ftshinbun

----------------------------------------------------------------
メールマガジン【FT新聞】
発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房)
発行者住所: 〒573-0022 枚方市宮之阪3-14-35
ホームページ: https://ftbooks.xyz/
メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください)
----------------------------------------------------------------

メルマガ解除はこちら
https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.ftnews@blogger.com
※飛び先でワンクリックで解除されます。

2020年1月15日水曜日

第20回【魔の国の王女】ゲームブックリプレイ No.2548

第20回【魔の国の王女】ゲームブックリプレイ

※ここから先はゲームブック【魔の国の王女】のネタバレを含んでいます。ご注意ください。

ぜろです。
一千年前の世界でソロモン王を救うため、アグリア、ミスレンと旅をするハルス。
"吸魂の壺"を求め、7つの伝承地を巡ってきました。
そしてついに、最後の伝承地オリオスの墳墓にて、スレイマンの壺を入手。
これが吸魂の壺なのか。
ソロモン王公開処刑のその時、僕はスレイマンの壺を開けました。
さあ、何が起こる?

【ハルス 技術点10 体力点17 運点13】


●アタック01-51 ソロモン王、奪還

王都ムンフェイスの広場にてソロモン王の公開処刑。
王が十字架につけられ掲げられたとき、僕は王の前に進み出て、スレイマンの壺を開けた。

さあ、どうなる。何が起きる。

壺から瘴気があふれ出た。それはあたりを覆い尽くす。
その瘴気に触れることで、ソロモン王の強い後悔を感じ取った。
完全に侵食される寸前に、不思議な力に弾かれ、僕は意識を取り戻した。
瘴気はソロモン王の中に吸い込まれていく。

ソロモン王は、目を覚ました。
正気に戻ったということのようだ。

瘴気を吸って、正気に戻った。
大丈夫なのか、これ。
むしろヤバいものを吸い込んじゃったようにしか見えないんだが。

アグリアも、ミスレンも意識を取り戻した。

「アグリア。辛かったろう。壺の中から3人のことは見ていた。なにもかも、私の身から出た錆だ。迷惑をかけてしまった」

ソロモン王がアグリアに語りかけた。

「おじいさま、安心してください。おじいさまが間違っても、私が元通りにします。私にも、とっても頼りになる悪魔がいるんです。それがルキフェルと、彼です」
「いや、彼は人を超越した力を持っているが、悪魔ではないよ」

アグリアが罰が悪そうにそっぽを向く。ソロモン王がやっとアグリアを正してくれた。
僕が言っても何も聞いてくれないんだもんな。

こうして、ソロモン王の処刑は防がれた。
僕たちは目的を達成したのだ。


●アタック01-52 魔天(そら)へ

ソロモン王は語った。

「アグリアよ。これからはお前と彼の時代だ。ともに助け合って、国を守ってくれ。私はこれから大仕事がある」

そうか。そうだった。
僕はこの世界に飛ばされたとき、最初に悪魔たちと会ったのだった。
そこで聞いた。
悪魔たちは、魔天という、悪魔にとっても理想郷に行きたいのだと。
そして、ソロモン王がその約束を果たせずに命を落とそうとしていると。
約束が守れなければ、悪魔たちは人類を滅ぼすつもりであると。

その期限が、まさに今日この日。ソロモン王が処刑されるはずの日であったと。

「今日この日。影の太陽と呼ばれる完全な月が現れ、混沌宮と魔天が繋がる。そこから、魔天の混沌があふれ出すのだ」

ソロモンは、悪魔との約束を果たすため、魔天へと乗り込むのだろう。アグリアに後を託して。
そのアグリアは、ソロモンが召喚した馬車の悪魔にさっさと搭乗している。
さすがの強引さだ。居残る気なんてさらさらない。
そしてそれはもちろん、僕も同じだ。臆病者のミスレンにも迷いはない。

ソロモン王を加え4人パーティとなった僕らは、混沌宮へ向かう。

混沌宮の上空には、黒い空間が渦巻いていた。
わかりやすく魔天への口が開きかかっているのだ。

「いかんな。大きすぎる」

ソロモン王は言った。

「悪魔たちを魔天に送る。しかしその前に、魔天の混沌がこの世界に来ることは、防がねばならない」

ソロモン王は、それを塞ぐために魔力を送る。僕とアグリアも手伝う。
混沌宮にいる悪魔たちも出てきた。

「ソロモンよ、間に合ったのか。さあ、約束の日。約定に則り、我らを魔天へ!」

悪魔たちが見守る中、魔天への入口は少しずつ小さくなっていく。

「なんとかなったわね。これなら、魔天の混沌とやらがこっちに来ることはもうないでしょう」
「ああ。よくやってくれたな。アグリア」

だが、魔天への口を塞ぎきる前に、強烈な力が僕らにかかった。
吸い上げられているのだ。閉じかかった魔天の口に。
そして僕らは、上空の魔天への穴へと、"落ちて"いった。


●アタック01-53 魔天の神々

魔天。
瘴気うずまく不吉な場所だったが、ソロモン王からイメージを変化させる方法を学ぶと、むしろ力として取り込むことができた。
体力が一気に10点回復だ。これにはソロモン王もポカーンとしている。
想像以上のことをしてしまったらしい。僕、やりすぎちゃいましたか?

先住民らしきものたちがいた。
いでたちは、悪魔たちに似ているだろうか。
これが、ソロモン王が危惧していた「魔天の混沌」なのか?
しかしその雰囲気、神々しさは、魔天の混沌というよりも、魔天の神々と言った方がしっくり来る感じだ。

悪魔たちは理想郷を求めてここに来た。
けれどもここには先住民がいた。
ソロモン王により、地獄から連れ出された悪魔たち。
しかし現世では生き続けることができない。
だから、生きられる場所を求めて、魔天へと来たのだ。
たとえ侵略者と呼ばれようとも、悪魔たちだって引くことはできないのだ。

僕は思った。
僕たちは後から勝手に侵入してきたよそ者だけど、話し合う余地はないのだろうか。
悪魔たちを難民として受け入れてもらうことはできないのだろうか。

しかし、血気盛んな悪魔たちの方が、そんな話し合いをする余地などないとばかりに攻撃を始めてしまった。
魔天の神々と、悪魔たちの戦いが始まった。

だが、その戦いは一方的なものとなった。
魔天の神々が展開した障壁は、悪魔たちの攻撃を一切受け付けないのだ。
悪魔たちは一方的に被害をこうむるばかり。

これはたまらない。

ここでできるのは、ルキフェルの力を頼ることと、ソロモンに任せること、悪魔を召喚することだ。
あと、大きなゴーレムが混沌宮に待機していたら、という項目があったが、ちょっと思い当たらない。

と、この時は思っていたが、後になって思い出した。
そういえばずっと前、疾走族のアジトでファウストを呼び出し、巨大なゴーレムを作ったことがあった。
あれ「我が城を守れ」とか言ったらどこかに歩き去っていた。
もしかして、あのことじゃないか。
てことは、ここにゴーレムは待機していたってことじゃないか。

だが、プレイしていた時にはそのことに思い至らなかったので、僕は悪魔召喚を選んだ。
召喚するのはムンドゥーグ。魔法を打ち消す悪魔だ。
魔天の魔法にも通用するのか。

「頼むよ、ムンドゥーグ!」

ムンドゥーグは、ムーラダーラ老師に白髪を生やしたような老人の姿の悪魔だ。

「わしの魔封じは、すでに発動している魔法には効かないんじゃが。ま、やってみるか」

ムンドゥーグが魔封波を放つ。
すると、魔天の神々の前に張られていた障壁が消えた。新たに発生する様子はない。

「どうやら、常時発動させ続けなければならない系の魔術だったようじゃな」

それだけじゃない。
魔天の神々の得体の知れない魔術にも、こちらの用意した悪魔のちからで何とかなったのだ。
悪魔のちからは、魔天の神々にだって通用するということが明らかになった。


次は、獣の神と武人の神が進み出る。

「決着をつける。最強の者を選べ」という。

それに対し、僕はどうするか。
こんなところで、次回へ続く。

次回、魔天の神々との代表戦。出場するのは誰だ?

【ハルス 技術点10 体力点17→18→16 運点13】


■登場人物
ハルス 9歳の少年。アゼルに対抗する力を得るため開花の玉座に座り、一千年前の世界に飛ばされる。
アグリア ソロモン王の孫。ソロモン王を救うために動いている。
ミスレン アグリアに付き従うエルフの青年。
ルーシー 暖かな緑の庭に住む最強かわいい子猫。正体は悪魔らしい。時の果実があれば元に戻るとか。
ソロモン王 悪魔との約束で、魔天を目指す。
ルキフェル 12枚の黒翼を持つ魔神。冒険中一度だけの助力が約束されている。
スレイマン 世界に破壊をもたらすといわれる悪魔。風の精霊であり、あらゆる魔法を使いこなす。アゼルに従属している。その正体は堕ちたソロモン王。


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
■今日の新聞に対するご感想はコチラ!
ぜひ、お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m

https://jp.surveymonkey.com/r/YD3C75R

【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。
https://ftnews-archive.blogspot.com/

■FT新聞をお友達にご紹介ください!

https://ftbooks.xyz/ftshinbun

----------------------------------------------------------------
メールマガジン【FT新聞】
発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房)
発行者住所: 〒573-0022 枚方市宮之阪3-14-35
ホームページ: https://ftbooks.xyz/
メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください)
----------------------------------------------------------------

メルマガ解除はこちら
https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.ftnews@blogger.com
※飛び先でワンクリックで解除されます。

2020年1月14日火曜日

T&Tコラム:悪魔よそれをとれ@その30_2/2 No.2547

FT書房代表、杉本=ヨハネさん、FT新聞編集、松岡、水波流さん、緒方直人さん。メールやツイッターで応援やご意見をくださった、粟国仁志さん、ヴェルサリウスさん、岡和田晃先生、kouyさん、シシンさん、ジャガさん、ジャラルさん、たまねぎ須永さん、匿名希望さん、中山哲学先生、流さん、ハマダカツヒコさん、へーたろーさん、Pentaさん、めくりたまえさん、安田均先生、他多数の皆様。本当にありがとうございました。心より御礼申しあげます。


日本で2番目にディープなT&Tコラム:悪魔よそれをとれ

その30『最終回、御礼(2/2)〜梅太の旅立ち〜』

(これまでのあらすじ:T&Tは自由なRPGで、ルールも世界もどこまでも好きに変えてよい。しかし、だとしたらT&Tとは一体何か。そんな梅太の疑問に対し、べおは「それはひとつの"方法論"だ」と答える……)

べお「古き良きアマチュアリズムとアメリカン・フレンドシップ。底抜けの自由と適度ないいかげんさ」
梅太「……」
べお「旧い"ものの見方"と今のそれとの葛藤。それらすべてをくるむジョークとユーモア……そういうのが私にとってのT&Tだ」
梅太「……RPGの方法論というより、なんか"生き方"みたいですね。"ロック"や"パンク"みたいに〈*1〉」
べお「あるいはそうかもしれない。T&Tは別に我々を苦悩から解放してもくれないし逃避させてもくれない。ただ、悩んだまま躍らせるんだ……」
梅太「それもなんかのパクリですか」
べお「……ただもちろん、これは私がT&Tに入れこんだからそう思うだけかもしれない。だから他の人は別のRPGやゲームブック、あるいはそれで紡いだ物語にこういう感情を抱くかもしれないし、それでいいんじゃないかと思う」
梅太「……」
べお「みんながそれぞれの好きなもので、時に気晴らしをし、時に勇気づけられたり人生の指針を得たりすることができれば、すばらしいね」
梅太「……」
べお「……」
梅太「……べおさん、このあと何しますか?」
べお「仕事」
梅太「それはもういいから。ゲームの話ですよ」
べお「うん。ちょっとした時間を見つけて、ハウス・ルールでも作って遊ぼうかな、と思ってる。それもT&Tの楽しみのひとつだからね〈*2〉」
梅太「それで、いいのができたら同人誌とか作って広めるんですか?〈*3〉」
べお「いや。古なじみを集めて遊ぶかな……それもやるかどうか……」
梅太「?」
べお「なんというか、みんな自分の中にそれぞれのT&Tがあるだろうし〈*4〉、私もそれを追究してみたいんだ。そのためには誰にも邪魔されず、自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ。独りで、静かで、豊かで……〈*5〉」
梅太「またパクリですよ……でもそれ、べおさんの本心ですか?」
べお「?」
梅太「RPGゲーマーがそこまで孤独に浸りこむなんて変ですよ。実のところは忙しいとか、仲間を集める気力がないとか、そんな理由で自分をごまかしてませんか?」
べお「……う」
梅太「どうなんです?」
べお「……梅太先生……RPGがしたいです……〈*6〉」
梅太「……ついにメジャーなパクリと来ましたか。ところで、いい報告です。僕、今度の休日、本社でゲームマスターをすることになりました」
べお「?」
梅太「いや向こうじゃ最近若手の間でマーダーミステリー〈*7〉とか流行ってて。で、経理のあの人とか何人かファンタジーファンがいたらしく、次はRPGをやってみたいって話になって」
べお「……」
梅太「そしたらここのパソコンにRPG資料がいっぱいあることを知ってるエリートさんが、べおさんの薫陶を受けてた僕ならできるだろうと」
べお「よしわかった、キャッキャウフフのリア充どもに目にもの見せてやれ〈*8〉。最凶デス・ダンジョン『梅太の埋めたて運命のアングラ迷宮』で全員撫で斬りに」
梅太「そんなことしませんよ。ともあれ、僕はいずれ社内サークルとして"アナログゲーム・ランド"を再興するつもりです。今は忙しいでしょうが、いずれべおさんを名誉顧問にお迎えしたいと思いますので、そのときはよろしく」
べお「ありがとう、期待しないで待ってるよ……。それじゃあ、見事にオチもついたところで、このコラムもこれでお開きといこうか」
梅太「2015年12月から足かけ4年あまり。本当に長らくありがとうございました」
べお「それでは、みなさん」
べお&梅太「さようなら〜〜〜」   (終わり)


******


*1 これらは音楽の一形態であるはずですが、今日ある種の"生き方"を示す語としても使われています。後の引用はイギリスのミュージシャン、ピート・タウンゼントの名言のもじり。どんな生き方かとか、"ロックン・ロール"と"ロック"の違いとかは各自調べてください。〈編集部〉ロックもRPGも好きだという人は、岡和田さんの記事「ロック・ミュージックとRPG文化」(TH/トーキング・ヘッズ叢書66〜71、2016年4月〜17年7月)を読もう。〈べお〉

*2 『T&TでTRPGをあそんでみる本』(2016、冒険企画局)の後書きで、徳岡正肇氏はルールを自作する楽しみについて述べ、「みんなで作ろう、次のT&T!」と締めくくっている。〈べお〉

*3 梅太君はさらっと言ってますが、著作権のことを考えてくださいね!〈編集部〉

*4 昔、ケンのウェブサイトから見ることができたハウス・ルールで、僕が面白いと思ったのはRick Sandersという人の『ROAR(Rick's Own Adventure Rules)』。T&T4版をベースに改造し、魔法は『Ars Magica』(Lion Rampant、1987)を参考にしたというものだった。ほんとに"なんでもあり"だなあと感じた記憶がある。〈べお〉

*5 原作・久住昌之、作画・谷口ジローによるコミック『孤独のグルメ』の主人公、井之頭五郎の名言のもじりです。〈編集部〉

*6 井上雄彦のコミック『SLAM DUNK』の名台詞のもじり。マイナー好きのせいか『少年ジャンプ』の作品には縁がなかったんだが(例外あり)、妻が好きなんで読むことになった。〈べお〉そういやべおさん、既婚者じゃないですか。なに孤独きどってるんですか。〈梅太〉どんな人にもそれなりにいろいろあるんですよ。〈編集部〉

*7 殺人事件の登場人物の一人となり、他の仲間と共同したり騙しあったりしながら真相に迫るアナログ・ゲーム。原型は昔からありますが、近年システムが整備されて中国でブレイク、世界的に流行の兆しを見せています。RPG的な要素もあります。〈編集部〉

*8 いやちょっと、僕の基準でいえば、べおさんもリア充なんですが。〈梅太〉でもなあ、ゲームする暇もなく働き、税金とられてるんだぞ。〈べお〉だからいろいろあるんですってば……。〈編集部〉


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
■今日の新聞に対するご感想はコチラ!
ぜひ、お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m

https://jp.surveymonkey.com/r/YD3C75R

【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。
https://ftnews-archive.blogspot.com/

■FT新聞をお友達にご紹介ください!

https://ftbooks.xyz/ftshinbun

----------------------------------------------------------------
メールマガジン【FT新聞】
発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房)
発行者住所: 〒573-0022 枚方市宮之阪3-14-35
ホームページ: https://ftbooks.xyz/
メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください)
----------------------------------------------------------------

メルマガ解除はこちら
https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.ftnews@blogger.com
※飛び先でワンクリックで解除されます。

2020年1月13日月曜日

FT新聞、新記事のご紹介! No.2546

おはようございます、枚方のスターバックスから杉本です。
最近、ボルダリングをした次の日でも、朝6時に起きられるようになってきました。
秘訣は前日、午後8時に寝ることです。
秘訣っていうほどじゃないですね。

本日は、今年のFT新聞で新しく登場する予定の記事や企画を、ご紹介していきます☆


◆中山将平の「こんなボードゲームつくりました!」(動画)
FTラジオ2から、新企画の登場です。
FT書房のイラストレーターである中山将平が、自分でつくった(しかし、商品化はされない)ボードゲームを、FT書房内で遊びます。
中山将平のほかに私や清水龍之介、海底キメラなどが登場したりしなかったりして、大いに盛り上がるラジオになる予定です、そうなるといいな。


◆「中世と税金」 全6回 byやっさんさん
やっさんさんが書く記事です……あまり目立ちませんが、東京での売り子など、重要な役割を担ってくれているメンバーです。
そのやっさんさん、なぜか重度の税金フリーク、税制マニアでして。
中世のさまざまな税金制度について、これまでに読みあさった豊富な文献をもとに、オタクっぽくネッチリと語ってくれます☆


◆「(題名未定)」 by黒井ここあ
FT書房外から、新しい書き手の登場です!
文学フリマで知り合った黒井さんは、音楽、文章、イラストなど、多方面で活躍される創作家。
北ヨーロッパで世界一のフルート奏者に師事し、音楽系の大学院を修了している彼女が、なんらかの記事を書いてくれます。
1〜6回ぐらいの記事になる予定です☆


◆ファンタジーゲーム村 by杉本=ヨハネ
ここ数年、電源系ゲーム市場におけるレトロ「風」ゲームの人気は、どんどん上昇しています。
このコーナーでは、そういったレトロ風ゲームを日々漁ってまわる(トローリング!)私が、「このゲーム、昔のゲームブックが好きな人なら楽しめるんじゃないかな」と思ったモノを取り上げて、ご紹介する予定です。


◆TRPGあれこれ。 by杉本=ヨハネ
ブームを越えてプレイ人口が増加するボードゲームに対して、それほどパッとした話を聞かないTRPG業界。
11歳でTRPG「ファイティング・ファンタジー」にハマって32年、ゲームマスターひと筋の杉本が、TRPGや業界の構造的な部分で起こる衝突と、その解決について提案します。


◆アドバンスト・ファイティング・ファンタジー(AFF) by紫隠ねこ
昨年『海を越えた先のゲームブック』という未翻訳ゲームブック紹介記事を寄稿頂きました、紫隠ねこさんによるAFFについての記事を掲載予定です。
1つは『ファイティング・ファンタジーのヒロインたち』というテーマで、イギリスのウィザード・ブックス版に掲載されていたサンプルキャラクターの背景を掘り下げ、TRPGに登場させる際のアイデアや考察記事です。
もう1つは『マンパンの双蛇』&『虚構の王』という、『ソーサリー・キャンペーン』から派生したオリジナルシナリオの紹介記事です。(なんと40,000字以上の大長編!)


◆トンネルズ&トロールズ完全版(T&T) byかあかばあど
現在連載中の、かあかばあどさんによるT&T完全版ルール語りは全10回予定。そのあとも過去にTwitterでつぶやかれた内容を再構成したT&T記事を検討中です。
『T&T完全版で『傭兵剣士』を遊んでみた』『アドベンチャー・コンペンディウムについての考察』『トンネルズ&トロールズでTRPGをあそんでみる本についての考察』などなど。どうぞお楽しみに!


◆まとめ。
FT新聞では(私以外の人には)自由に記事を書いて欲しいと思っています……楽しさあふれる記事を書くことで、読み手であるあなたにもその楽しさが伝わることを願いつつやっていきます。
伝わりますように!


それではまた!



●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
■今日の新聞に対するご感想はコチラ!
ぜひ、お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m

https://jp.surveymonkey.com/r/FLVHTBL

【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。
https://ftnews-archive.blogspot.com/

■FT新聞をお友達にご紹介ください!

https://ftbooks.xyz/ftshinbun

----------------------------------------------------------------
メールマガジン【FT新聞】
発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房)
発行者住所: 〒573-0022 枚方市宮之阪3-14-35
ホームページ: https://ftbooks.xyz/
メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください)
----------------------------------------------------------------

メルマガ解除はこちら
https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.ftnews@blogger.com
※飛び先でワンクリックで解除されます。

2020年1月12日日曜日

秘密諜報攻略日記Page14 No.2545

おはようございます。緒方直人です。
ゲームブック攻略日記は作者からの挑戦状98手での最短クリアを目指していたこちらの作品をお届けしました↓

・光文社文庫
 「秘密諜報大作戦」作:若桜木虔(わかさきけん)

≪米ソ冷戦時代の日本人諜報員を主人公とした、昭和臭あふれるスパイアクションもの。「東側のやつら」が精巧な日本円の偽札を大量に製造して日本経済を大混乱に陥れようとしている。君は世界のどこかにあるその秘密製造工場の場所を突き止めて、工場やそこで働く偽札製造技師たちもろとも木端微塵の皆殺しに粉砕してくれたまえ。では健闘を祈る、アデュー♪と、そんな物騒なお話。≫


さて、前回にてとうとう最短98手のクリアルートが判明いたしました。これにて本連載の目的は達成です。
しかしながらの結果としては、私の期待に反して正解は武器たっぷりだった万全ルートの方にあり、起死回生を狙うはずだった困難ルートの方は最短はおろか通常クリアすらおぼつかないただのドン詰まりでしたトホホという、非常に残念なオチでありました。


いやいや〜、でもちょっと待ってよケンちゃん。
最短ルートはたったひとつとか言ってなかった? これ、最後の最後にクラスター化した選択肢のどれを選んでも98手で行けちゃうよね?
普通さ、こういうのってコレっていう唯一無二のオンリーワンルートとかにしたりしない?


うーん、ま、いいでしょう。そんな事より最終的な私の関心事としては、最短正解ルートウンヌンよりも失敗ルートとなる無限ループジャングルゾーンの方にすっかり傾いてしまったのですから。


No.5で振り落とされた者も、はたまたNo.2から迷い込んだ者も等しく飲み込み絶望の淵へといざなう恐怖の底なし沼ジャングルゾーン。
パラグラフ数は全部で24パラ。パーセンテージだけで見れば24/410と全体の5.8%しかありませんが、これだけの数が全部三差路でしかも十重二十重にループで絡み合っているとなると、実際はかなりのボリューム感です。


さてこの迷路。正解ルートどころかゴールにすら辿り着けないただの無限地獄だったわけですから、これらは極論すればクリアにはまったく関係のない不必要な無駄パラですよね。
これを単に作者の手抜き、文章量パラグラフ数を嵩増ししたかっただけだろうと断じるのは容易いですが、しかし私にはどうしてもそれだけだったとは思えなかったのであります。
延々とマッピングをしていた私が考えていたのは「失敗なら失敗でとっとと行き止まりのENDにしてくれればこちらとしても楽でいいのになー」
ところがそこで私はハタと気づいてしまったのです。
『それじゃあ、迷わない』


苦労の末にできあがったマッピングをまじまじと見返してみます。やはり、あって然るべきものが一つも見当たりません。バッドエンドです。
「君は任務に失敗した。スタートへ戻ってやり直せ」
あの読者に無慈悲な裁定をくだす憎むべき行き止まり野郎が、これだけ広いエリア内にあってただの一つも設置されてはいないのです。


これは読む側、そして遊ぶ側としては非常に恐ろしい事です。
なぜか。ちょっと想像してみて欲しいんですよ。
私のようなせせこましいマッピングマニアは別にして、想定される読者層であろう通勤電車で吊り革片手のサラリーマンの方々が、うっかりこのような本を手に取り、このような無限ループゾーンに足を踏み入れたが最後、一体どうなってしまうのかを。


行けども行けども出口は見つからずの堂々巡り。かといってバッドエンドも一向に出てこないから止めるに止められない。
10パラ程度ならアァもうコレ、全部の選択肢選び尽くしてるわー、とか容易く判別つきそうですが、さすがに24パラもある全部の三差路の交わりをくまなく全て暗記しきれる御仁もそう多くはないはず。
「まだやるの? もう諦めたら? ねェねェ?」
そんなチープトリックばりの悪魔の囁きが聞こえること数十分。結果、大多数の読者がおちいったであろう末路は『自ら諦めて本を閉じるしかなくなる』


繰り返しますが、これは実に恐ろしい仕掛けであります。
もう少し先へ行ってたらもしかしたら出口だったかもしれない。ゴールまで辿り着けたのかもしれない。
他の誰のせいにすることもできずに再スタートを決するも、ゲームをクリアするまではずっとべったりまとわりついて離れない後悔の念。これぞ迷い、これぞ心のメイズなりにけり。。。。


うーむ、ある意味とんだ精神攻撃ですよ。これを狙ってやってたとしたらなんつー陰険な仕掛けを思いつきやがったんだケンちゃん。
とそこまで考えを巡らせた時、私の頭の中に作者様からの突き放したお声が聞こえたような気がしました。
『ゲームブック? 要は文章で読者を迷わせる、迷路遊びみたいなモンだろ』


決してゲームブック専業ではない、あらゆる文章業をそつなくこなしていたオールラウンダー職業作家、若桜木虔氏。
ふらりと現れ、そして一瞬で去っていった彼が我々ゲームブック好きに見せてくれたのは、一体なんだったのでしょう。
その答えはこれを読まれた皆様お一人お一人の中にあると信じつつ、私はここらで筆を置くといたします。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。今度はまた別の作品で皆様のご機嫌をうかがえればと思います。

 
≪完≫


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
■今日の新聞に対するご感想はコチラ!
ぜひ、お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m

https://jp.surveymonkey.com/r/YD3C75R

【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。
https://ftnews-archive.blogspot.com/

■FT新聞をお友達にご紹介ください!

https://ftbooks.xyz/ftshinbun

----------------------------------------------------------------
メールマガジン【FT新聞】
発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房)
発行者住所: 〒573-0022 枚方市宮之阪3-14-35
ホームページ: https://ftbooks.xyz/
メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください)
----------------------------------------------------------------

メルマガ解除はこちら
https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.ftnews@blogger.com
※飛び先でワンクリックで解除されます。

2020年1月11日土曜日

FT新聞1ウィーク! 第356号 No.2544

From:水波流

おはようございます、編集人水波です。
年末年始を経て、飛浩隆『零號琴』をまだ読み続けております。600ページのハードカバーはなかなか読み終わらない……。
年末に古書店仲間との忘年会で、SF好きメンバーと大いに語り合ったのですが、DAICONに参加されてた大先輩から20代の若人まで、同じカテゴリで平等に話せるというのは楽しいなぁと改めて思いました。
そこで出た、最近注目しているSF作家は誰という問いで、私は「パオロ・バチガルピ」「ジョン・スコルジー」「飛浩隆」でした。「テッド・チャン」「ケン・リュウ」を上げた人も多かったのですが、恥ずかしながら未読で……。話題の「三体」も、まだ未読なのです。読めてない本が多いなぁ。

さて土曜日は一週間を振り返るまとめの日なので、今週の記事を紹介します。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1/5(日)〜1/10(金)の記事一覧
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2020年1月5日(日)丹野佑 FT新聞第2538号

Ψ赤い小屋・白い絶望 日曜ゲームブック
・丹野佑氏による久々の新作ゲームブックは、雪山山荘クトゥルフもの。閉鎖空間を時間制限の中で探索し、徐々に状況が明らかになっていくというのは、昔懐かしい弟切草やかまいたちの夜などのサウンドノベルを彷彿とさせる展開だった気もします。日曜ゲームブック、1月3週目に配信予定のもう1本は、ロア・スペイダー氏によるファンタジーもの「デモン・クッキング」です。お楽しみに!


2020年1月6日(月)杉本=ヨハネ FT新聞第2539号

☆謹賀新年☆
・FT書房リーダー・杉本=ヨハネ氏による定例記事。今週は新年最初の記事らしく、今年の抱負や目標とFT書房の今年予定しているラインナップの紹介でした。今年の新作はなんと7本! 「400パラグラフ」以上のゲームブックが4点と短編&中編集が3点という、堂々たるラインナップ。どうぞご期待下さい。


2020年1月7日(火)吉里川べお FT新聞第2540号

T&Tコラム:悪魔よそれをとれ@その30_1/2
・吉里川べお氏による日本で2番目にディープなT&Tコラム。長らく続いてきたこの連載もこの前後編でいったん一区切り。最終回のテーマは「T&TのT&Tたるゆえん」についてのお話です。べお氏の深読み考察がもう読めなくなるのは残念ですが、また機会はあると信じつつ。来週の後編もお楽しみに。


2020年1月8日(水)ぜろ FT新聞第2541号

第19回【魔の国の王女】ゲームブックリプレイ
・テンポのよい語り口で勝負する、ぜろ氏のリプレイ記事、第160回をお届けしました。一千年前の世界でソロモン王を救うため、アグリア、ミスレンと旅をするハルス。今回は王都ムンフェイスでタイムカウンターは既に17点。ムーラダーラ師のところまで、アグリアを迎えに。そしてついにタイムカウンターが18に達し、公開処刑の日を迎える。次回、アタック01クライマックス近し!


2020年1月9日(木)中山将平 FT新聞第2542号

クトゥルフとゲームブック第23回
・FT書房のイラストレーター・中山将平氏の連載・第23回をお送りしました。今回は「ゲームとしてクトゥルフ神話を楽しむこと」についてのお話。ちょうど、と言うわけでもないのですが、先日お便りがあったクトゥルフでTRPG初プレイされた方からのご相談に、1ウィークで編集・水波もいち意見をお返事させて頂きました。アナログゲームのプレイングの難しさについての意見は、中級者以上の方はそれぞれご意見をお持ちだと思いますので色々な切口の持論が出てきますが、根底に流れる考え方は普遍だと思っております。


2020年1月10日(金)ジャラル FT新聞第2543号

国盗り物語@みんなの本棚105
・本棚に並んでいるもので「これ、知ってる?」と言いたくなる作品をあなたに紹介する記事。第105回はジャラル氏からのオススメ本の紹介でした。ジャラル氏と一緒に書誌情報を調べていて、1971年発行の全集が絶版ではなくまだ販売中なのに驚かされました。全集出すならかくあるべしという見本のようなものですね。さすが大作家・司馬遼太郎先生。しかし活動歴が長い作家だと、全集出した後に新作をどんどん書かれて、全集が全集にならないという別の問題があったりしますが(村上春樹氏とか)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆現在募集中の日曜読者参加企画
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

みんなのファンタジー(随時募集中) ⇒ https://jp.surveymonkey.com/r/FBK5WL9

★☆お題☆★
・戦士
・魔法使い
・武器(刀剣類)
・モンスター(コボルド)
・ラスボス
・鉄板のシチュエーション
・読者参加ゲームの思い出
・美味しそうだった食事(食べ物)

カザン帝国辺境開拓記(ep.10受付終了。次回をお楽しみに) ⇒ https://jp.surveymonkey.com/r/Q6LB2G3

【作戦会議室・峡谷の山猫亭】 ⇒ https://www1.x-feeder.info/FTGAME/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■今週の読者様の声のご紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ひとことアンケートへのご意見をご紹介します。
紙面の都合で、一部省略させていただくかも知れませんが何とぞご了承くださいませ。
すべてのお便りは編集部が目を通し、執筆者に転送しておりますので、いろんなご意見やご感想をぜひお送り下さい。

↓↓
(ジャラル・アフサラールさん)
本年9月にあの『モンスターハンター』がミラ・ジョヴォヴィッチ主演でハリウッド映画として上映されるので、それに合わせれば『怪物狩猟』は売れる?と思う関西人です。

でもT&Tの新作が無いのは悲しいです。SNEさんに頑張って翻訳してもらうのを期待します(泣)。

(お返事:杉本=ヨハネ)
最新情報ありがとうございます!
そうですね、『怪物狩猟』は『モンスターハンター』のオマージュというか、『モンスターハンター』を遊んで「本当におもしろいゲームだな」と思ったところからスタートしております。
だから、同じように感じてくれる人たちが増えるタイミングは、色々とありがたいですね!

>T&Tの新作が無いのは悲しいです。
そうですね、申し訳ないです!
とはいえ、「ウォーロックマガジン」Vol.6にはたまねぎ須永さんのソロアドベンチャーが載りますし、岡和田晃さんの作品も豊富なT&T知識がキレッキレに冴えたものですし、過去には清松みゆきさんや藤浪智之さんのすばらしい作品もありましたし。
言うまでもなく、海外作品もありますし……ケン・セント・アンドレが現役で書いていますからね!
T&Tには豊かな人材が集まっていて、心配ないと思っています。
根本的に私は、陽の光が当たらないところに力を注ぎたいタイプなんです……いまはゲームブックの復興に、微力を尽くしたいと考えております☆

T&TでSNEさんの翻訳といえば、"When the Cat's Away"の翻訳をやりました☆
やりましたというか、過去に翻訳したものを、プロの方に磨いていただくことになりました。
魔術師ものの海外ソロアドベンチャーです。
今年の1月下旬にSNEさんのほうから刊行される予定の『コッロールの恐怖』という作品に、「猫のいぬ間に」という題名で載ります。
私が直接書いたソロではありませんが、楽しんでいただけたら嬉しいです^^


(匿名希望さん)
「赤い小屋・白い絶望」、とても良かったです。
一片のクトゥルフ神話物の短編小説を読んでいるように感じました。短いゲームとしてもしっかりしていながら、できの良い恐怖小説を読んでいる時のような緊迫感を感じました。
実は私は山登りが趣味なのですが、実際の山での寒さや緊迫感や恐怖感を思い出し、余計にリアルに感じました。真冬に人のいない山小屋に一人で入ったこともあるので。山と恐怖物は、相性が良いですね。

(お返事:丹野佑)
クトゥルフとして読んで面白い作品を目指したので、恐怖小説としても読んでいただけたのなら嬉しいです。
本当に冬の山小屋に入ったことのある方の元に届くというのは、不思議な縁がありますね。実際に山登りをする方に楽しんでいただけたとは、感無量です。


(Pentaさん)
boothの「アランツァ英雄戦記」売り切れが続いているようですが、 次の入荷はいつ頃でしょうか。 そしてT&Tコラム最終回ですか…。 考察から懐かしいネタ、笑いと楽しませてもらったので残念です。 また機会があれば深いお話を聞かせてほしいです。 あと1回ですが楽しみにしています。

(お返事:杉本=ヨハネ)
BOOTHは17営業日での入荷が基本なため、土日を除いて1月23日前後に次回の入荷が行われる予定です。
お待たせしてしまって恐縮です……今しばらくお待ちくださいませ。

(お返事:吉里川べお)
Pentaさん、お久しぶりです。長らくご愛読ありがとうございました(ぐずぐず)。〈梅太〉
泣くなよ。前にお便りをいただいたときには、まさかAFFがここまで華麗な復活を遂げるとは思いもよらなかったなあ。〈べお〉


(ジャラル・アフサラールさん)
>T&Tは自由なRPGで、ルールも、世界も定まらない。いくらでも追加していいし、どれだけ変えてもいい。
実際にPCたちが島に調査に来ると巨大ロボットに襲われるという海外GMアドベンチャーありますし、完結編上映中のスターウォーズのジェダイの騎士を導入したハウスルールもあります。

(お返事:吉里川べお)
こちらは安定のジャラルさんクォリティー。ツイッター上の岡和田先生といい、最後までずっと伴走してくださってありがとうございました(ぐずぐず)。〈梅太〉
巨大ロボットはゲシウム採掘マシンか、墜ちた空中要塞の守護者か、はてまたは軌道戦士(Orbital Fighter)か。光剣を振り回すのはPsychic Warriorかリンスの仲間か。想像が広がるねえ。〈べお〉


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
■今日の新聞に対するご感想はコチラ!
ぜひ、お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m

https://jp.surveymonkey.com/r/YD3C75R

【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。
https://ftnews-archive.blogspot.com/

■FT新聞をお友達にご紹介ください!

https://ftbooks.xyz/ftshinbun

■FT書房作品の通販はこちらから☆

FT書房 - BOOTH
https://ftbooks.booth.pm

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■FT新聞が未着の場合
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
FT新聞の未着につきまして、ご迷惑をおかけしております。
このところ各社のメールセキュリティ強化のためか未着のケースが複雑化しております。
未着の場合は、下記ページをご参考頂き、個々のアドレスの受信許可設定をお試しください。
https://ftnews-archive.blogspot.com/p/filtering.html

また【バックナンバー保管庫】は公開期間が2週間ありますので、その間にご自身でテキストを保存されたり、自分で自分にコピーしてメールを送られたりする等、ご活用お願いいたします。

----------------------------------------------------------------
メールマガジン【FT新聞】
発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房)
発行者住所: 〒573-0022 枚方市宮之阪3-14-35
ホームページ: https://ftbooks.xyz/
メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください)
----------------------------------------------------------------

メルマガ解除はこちら
https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.ftnews@blogger.com
※飛び先でワンクリックで解除されます。

2020年1月10日金曜日

国盗り物語@みんなの本棚105 No.2543

「みんなの本棚」のコンセプトは「読者参加+シンプルな本紹介」です。
FT新聞読者が蔵書のなかから、FT新聞をお読みいただいているあなたの関心をひきそうな作品をピックアップし、簡単にご紹介してくださるというものです。
第105回は、ジャラルさんからのご紹介です。
よろしくおねがいします!

●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
◆まえがき
 こんにちは。オジサンファンタジーファンのジャラルといいます。
 今回も蔵書をご紹介させていただく機会をもらえました。
 今回紹介するのは2020年の大河ドラマの主人公が出る国民的歴史作家の代表作です。

◆『国盗り物語』 司馬 遼太郎 (著)
 2020年のNHK大河ドラマが明智光秀が主人公の『麒麟がくる』に決まって以来、書店では明智光秀が主人公の歴史小説が新旧並んでいて、その中には名作と言うより迷作と言いたくなる(笑)ものも多いですが、今回の作品は間違いなく名作です。実際に1973年放映のNHK大河ドラマになっています。

 作者は日本の国民的作家の司馬遼太郎先生、日本のどの図書館にも司馬先生の本が収められていますし、司馬先生の小説で描かれた坂本龍馬・土方歳三・石田三成などの人物像が日本の歴史ファンのスタンダードになっているほどです。この作品でも斎藤道三や濃姫(帰蝶)のイメージを確立しています。

前編:斎藤道三
 元僧侶の素浪人の松波庄九郎は天下を取る野望を持ち京に現れる。庄九郎は油問屋「奈良屋」の身代を入手すると、その財を元手に美濃の守護大名土岐政頼の弟の頼芸に仕え、やがて美濃の国主「斎藤道三」となるが、野望の果てに待っていたのは皮肉な結末であった。

後編;織田信長
 道三がその娘である濃姫(帰蝶)を嫁がせた織田信長、道三は信長に自分の果たせなかった天下取りの夢を託す。やがて道三がその才能を愛した甥の明智光秀が信長の元に馳せ参じ、天下統一の覇業が果たされる寸前に宿命的な対決が……。

 個人的にはピカレスク(悪漢)小説的な「斎藤道三編」が私は好きです。謀略と武勇でのし上がっていく道三の姿は数十年前の作品とは思えない躍動感があります。まあ忍者と戦ったり、大人なシーン(笑)もありますが、これは元々が週刊誌『サンデー毎日』連載作品だったからでしょう。

 司馬先生は当初は道三だけの話にする予定でしたが作品の好評で編集部の要請があったので連載が延長になり「信長編」が書かれることになったそうです。「もうちょっとだけ続くんじゃ」(*1)はこの時代からあったようです(笑)。前半のオリジナリティ溢れるダイナミックな展開に比して、後半の時代を追って史実が描かれる歴史小説的な展開が嫌いだと言う方もいらっしゃるようです。まだ読んでいない方はご一読をお勧めします。

(*1)漫画『ドラゴンボール』内の亀仙人のセリフ(登場は十七巻)。作者さんはここで終わらせたかったらしいが様々な圧力(笑)で終わらせられず、約6年連載が続き、コミックスもこの時点の倍以上になる四十二巻まで発売されることになる(笑)。


◆書誌情報
国盗り物語 司馬 遼太郎(著)

■連載
『サンデー毎日』 1963年8月〜1966年6月

■単行本
国盗り物語(一)〜(四) (新潮社) 単行本 1966 絶版
国盗り物語 前編 斉藤道三(新潮社) 単行本(ソフトカバー)1967/8/10 絶版
国盗り物語 後編 織田信長(新潮社) 単行本(ソフトカバー)1967/8/10 絶版
国盗り物語 前編 斎藤道三 (新潮社) 単行本 1991/12 絶版
国盗り物語 後編 織田信長 (新潮社) 単行本 1991/12 絶版

■文庫
国盗り物語(一) (新潮文庫) 1971/12/2 文庫 ¥825  Kindle版 ¥742
国盗り物語(二) (新潮文庫) 1971/12/2 文庫 ¥825  Kindle版 ¥742
国盗り物語(三) (新潮文庫) 1971/12/22 文庫 ¥825  Kindle版 ¥784
国盗り物語(四) (新潮文庫) 1971/12/22 文庫 ¥1,034  Kindle版 ¥982
(改版全4巻 1985年10月 新版全4巻 2004年1月)

■全集収録
司馬遼太郎全集 (10) 国盗り物語 (前) (文藝春秋)単行本 1971/10/30 ¥3,738
司馬遼太郎全集 (11) 国盗り物語 (後) (文藝春秋)単行本 1971/11/30 ¥3,738


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
◆次回予告(編集部より)
 コンセプトにあるとおり、次はこれを読んでいるあなたの出番です☆
 今、本棚に並んでいる蔵書から、「紹介したいなぁ」と思うものをとりだしてみてください。
 あとは感想欄から「この本を紹介したい」とご連絡いただければOKです。
 おってこちらからコンタクトをとらせていただきます。

 ちなみに本棚に並んでいるならジャンルは問いません。
 マンガ、雑誌、画集、写真集、小説でも学術書でも、なんでもござれです☆

 ご連絡はコチラから(メールアドレスの記載をお忘れなく)↓
 https://jp.surveymonkey.com/r/YD3C75R


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
■今日の新聞に対するご感想はコチラ!
ぜひ、お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m

https://jp.surveymonkey.com/r/YD3C75R

【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。
https://ftnews-archive.blogspot.com/

■FT新聞をお友達にご紹介ください!

https://ftbooks.xyz/ftshinbun

----------------------------------------------------------------
メールマガジン【FT新聞】
発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房)
発行者住所: 〒573-0022 枚方市宮之阪3-14-35
ホームページ: https://ftbooks.xyz/
メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください)
----------------------------------------------------------------

メルマガ解除はこちら
https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.ftnews@blogger.com
※飛び先でワンクリックで解除されます。

2020年1月9日木曜日

クトゥルフとゲームブック第23回 No.2542

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
クトゥルフとゲームブック 第23回
(中山将平)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

 こんな経験、ないでしょうか。
 「クトゥルフ神話の名前を持つゲームをプレイしてみた。でも面白さが分からなかった」
 あなたが今クトゥルフ神話を楽しんでいるにせよ、いないにせよ、興味があるにせよ、ないにせよ、この経験をされている確率は意外に高いのではないかと思います。

 そのとき、あなたの反応はこんな風ではなかったでしょうか。
 「楽しみ方が分からない。何をどう楽しんだらいいんだ?」

 そう、そうなんですよ。
 あなたがもしクトゥルフ神話に既に詳しいのであれば、こんなことはきっと起こりづらいかもしれません。でも、そういう方も詳しくなかった頃を思い出してください。きっと僕と同じような経験をしたことがあるんじゃないかなと思います。

 これだけクトゥルフ神話を「面白い」という人がいる中で、どうしてこんなことが起こるんでしょうか。……もしかして、クトゥルフ神話というテーマがあなたにマッチしていないから?
 そうかもしれません。でも、本当に?
 今日は、新年はじめの僕の記事として、「ゲームとしてクトゥルフ神話を楽しむこと」を話題にお話ししたいと思います。

 あけましておめでとうございます!!
 クトゥルフ神話大好きイラストレーターの中山将平です。
 旧年中は、僕の「クトゥルフとゲームブック」の記事にお付き合いいただきありがとうございました。書く過程で自分自身どんどん暗黒神話にのめりこみ、知識が増えると同時に楽しさも増した昨年でした。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、では本題にうつることにしましょう。

■ クトゥルフ神話に対する知識量の差が原因なのか?
 あなたがプレイしたクトゥルフ神話のゲームは、どんな種類のものだったでしょうか。今やこのコンテンツはあらゆるゲームの形態で見られます。TRPGやゲームブックはもちろん、ボードゲーム、テレビゲーム、カードゲーム等々……枚挙にいとまがありません。

 この状況下で、複数人プレイのゲームに共通しているなと感じるのは、「知識量が他のプレイヤーと違うときにやりづらさを感じる」可能性があるということです。
 例えばクトゥルフ系のボードゲームやカードゲームで卓を囲った(複数人でプレイした)とき、「ショゴス」が何者か分かってないプレイヤーと分かっているプレーヤーでは、同じ存在に対する反応の温度が全く違うかもしれません。これは実はかなり深刻な問題で、TRPGでたまに僕自身やってしまう「プレイヤースキルの発揮がゲーム全体に影響を与えすぎてしまう」という問題にもつながってきます。
知らなさ過ぎた人は知っている人が何を共有できているのか分からないので面白くない。逆に知り過ぎている人はゲームへの影響を考えてプレイしなければいけなくなるのでそれはそれで別の楽しみ方になる。
 知識量の差が作り出すこんな状況、頻繁にあることではないでしょうか。

 しかし、一方でこれが解決不能なものかというとそうでもないように感じられます。
 確かにゲームを楽しむ上で障害になりえるものですが、この状況がよく起こることを多くの方が知っているため、対応も比較的明確に存在するからです。

 全く知らない人にさえ、次のようなことを説明するとクトゥルフ神話の基本的な骨組みは伝わるものではないでしょうか。

 「クトゥルフ神話って、1920年代ごろにアメリカのホラー小説家たちが作った架空の神話体系。神話なんて言うけど、宇宙から来た怪物的な存在がその昔地球を支配していて今は封印されてるっていう設定があって、その存在が邪神として一部のカルト集団に崇められているっていうところからきてる。だから実際はモンスターものみたいに見える場合があるけど、怪獣が暴れまわる話っていうのはちょっとそれらしくない。むしろ主人公がいろんなアイテムや人との出会いから、そんな怪物がいるんだという真実に近づいていく話っていう雰囲気。その真実が受け入れがたいものだから、主人公の精神がすり減らされて自殺とか狂気に向かっていく場合もある。だからゲームでは手がかりを探索する展開が多い。選択を間違うと精神をやらかしたりする。邪神は頭が蛸みたいな巨人で夢に干渉する力があるクトゥルフをはじめ、色んな姿でたくさんいる。邪神以外にも、知らない方が良いくらい怖い生物が山ほど出てくる。個別の怪物は有名なのもいてるけど、みんな知識の度合いは差があるよ。」

■ 落とし穴がある!
 考えてみれば、好きなゲーム、興味のあるジャンルについて語るのが苦痛だという方はそれほど多くないんじゃないでしょうか。僕よりずっとクトゥルフ神話を説明するの得意な方も多いでしょうし、「知識量の差」が本質的にゲームの面白さを損なうものであるとは言い難い状況があります。むしろ、これが問題になるのは周りの方とのディスコミュニケーションが壁となる場合が圧倒的に想定できる事態なのではないでしょうか。
 と、すれば、この記事を読んでいるあなたはすでにかなりの知識量を得ているはずですので、おそらく教える側に立たれることと思います。それぞれの知識量を把握し、一緒に遊ぶ仲間たちと知識を補充し合いながらプレイできると最高ですね。

 ……しかし、しかしですよ。
 上記のことにも関わらず、やはりゲームの楽しみ方を見失う状況はあるのです。
 一緒に遊んでいるはずなのに温度差がある。何故か空回りしている気持ちがある。何を話していいのか分からない。
 それは、確かにメンバーのせいかもしれません。もっと話しやすい相手がいて、その人となら楽しさが分かるのかも。
 いえ、そうはいっても、理由は明確になりませんよね。

 なぜこんな風に感じるのか。
 僕が思う一番の理由は「クトゥルフ神話に対する立ち位置にズレがあること」なのです。

■ 立ち位置のズレがもたらすもの
 実は、あなたの隣に座っている友達はクトゥルフ神話に魅力を感じているわけではないかもしれません。実際、元ネタである小説作品を2作品以上読んでいる、なんていうファンは、少なくとも僕の一緒に遊ぶ友達の中で多くありません。
 そう、それぞれクトゥルフ神話に求めるものが違うのです。
 ある人は邪神や神話生物などのキャラクターに、またある人はゲームのシステム面の面白さに、またはコミュニケーションの面白さに、別の人はその物語性に、魅力を感じてその場に集まっています。
 ジャンルがあることによって、かえって楽しみたい目的とする部分がずれている可能性があるのです。
 それこそが、クトゥルフ神話系ゲームの落とし穴で、よく見落とされる要素であるように感じています。

 もし、あなたが今も「ゲームとしてクトゥルフ神話を楽しむこと」に疑問を持たれているのであれば、一緒に遊ぶ仲間がどの部分を楽しんでいるのか、把握していただければ変わってくることもあるかもしれません。何を楽しむかは人それぞれ違うので、「何が楽しいのか」に答えは出せなかったのです。

 さて、最後になりましたが、相手がいない、一人プレイのゲームというのも選択肢にありますよね。そう、代表的な物では、ゲームブック!!
 「ゲームとしてのクトゥルフ神話の楽しみ方」が実感として感じられていない方は、是非お試しください。FT書房からも「ゲームブック クトゥルー短編集」と「ゲームブック クトゥルフのいざない」が発売していますし、今年中に新作を出すとの発表も先日杉本=ヨハネからあったところです。
 最後に超手前味噌なことを申し上げたところで、今日はこのくらいにさせていただきます。
 お叱りや励まし、今年もよろしくのお声がけはコメントにてお願いいたします。
 それでは、よきクトゥルフ・ライフを。


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
■今日の新聞に対するご感想はコチラ!
ぜひ、お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m

https://jp.surveymonkey.com/r/YD3C75R

【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。
https://ftnews-archive.blogspot.com/

■FT新聞をお友達にご紹介ください!

https://ftbooks.xyz/ftshinbun

----------------------------------------------------------------
メールマガジン【FT新聞】
発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房)
発行者住所: 〒573-0022 枚方市宮之阪3-14-35
ホームページ: https://ftbooks.xyz/
メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください)
----------------------------------------------------------------

メルマガ解除はこちら
https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.ftnews@blogger.com
※飛び先でワンクリックで解除されます。