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2026年8月6日木曜日

D&D第4版リプレイ〜リヴァイアサン計画、そして予言の洞窟へ〜 第4回 FT新聞 No.4943

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』第4版リプレイ 竜(ドラゴン)の予言に選ばれし者たち 〜リヴァイアサン計画、そして予言の洞窟へ〜 連載第4回 岡和田晃 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ ▼はじめに 本作は、かつてD&D日本語版公式サイトに掲載されていた、エベロン世界が舞台の『ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版』リプレイ「竜の予言に選ばれし者たち」の続編です。 当時のサイトは閉鎖されていますが、前日譚の「トレイルブレイザーズを探せ!」と「竜の予言を解放せよ!」はウェブアーカイブで閲覧可能です。D&D第4版や舞台の世界観そのものの解説にもなっておりますので、未読の方は以下よりご覧ください。 https://web.archive.org/web/20110520091921/http://www.hobbyjapan.co.jp/dd/article/web_replay_eb/index.html うまく繋がらない方は以下もあわせてご利用ください。 https://www.dropbox.com/scl/fi/hfckq3h4rglyer10ycaj4/1_.pdf?rlkey=xzasih78fdhbqoikbr98kovkl&dl=0 https://www.dropbox.com/scl/fi/nluo5nzotbnpeanc1zh0r/2_.pdf?rlkey=f49qwu5pxzhc4flzcw7kj1v5y&dl=0 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ DM:ダンジョンマスター(岡和田晃) ネディア:ヒューマンのレンジャー(PL:中山葵) ヘルメス:ヒューマンのアーティフィサー(PL:カナイセイジ) クシュタリ:カラシュターのパラディン(PL:見田航介) ベック:ウォーフォージドのファイター(PL:高橋志行) ジュス:ティーフリングのウィザード(PL:ノダソル) ◆遭遇1:翠玉爪騎士団の強襲! ●不意打ち! DM:それでは、食堂車へ入ります。先ほどオリエント急行と言いましたが、まさにそんな感じの上品な{設/しつら}えとなっています。各テーブルに給仕係が控えていますね。ただ、客の多くは、君たちの前に食事を終えてしまったのか、一等車両の乗客で今から食事を始めるのは君たちくらいでしょう(いそいそとマップを広げる)。 ヘルメス:ちょっ、食堂車なのにマップで管理するのか……!?。 DM:いやいや、お気になさらず(笑)ごゆっくりお食事をお楽しみください。食事はコース料理になっておりまして、スープ、前菜と、給仕が次々とお皿を運んできてくれます。 ネディア:わーい! スープをさっそく飲みますよ。 ヘルメス:俺はなんだか嫌な予感がする。DM、〈知覚〉で判定していいか? クシュタリ:私も周囲に邪悪な連中が潜んでいないか〈知覚〉判定を試みたい。 DM:OK、やってみて。でも、難易度は秘密。ちなみにスープは牛乳がたっぷり使われたポタージュ・スープとなっており、飲まない人にも美味しそうな匂いが漂ってきます。 ヘルメス:(ころころ)〈知覚〉23! クシュタリ:(ころころ)21行ったぞ! DM:では、君たちは食堂車の奥から、ガシャガシャと鎧の音のようなものを聞いたかと思うと、スケイル・アーマーやサーコートで身を包んだ人型生物が4体、現れる(ミニチュアを配置する)。先に食事をしている他の客も、様子がおかしい。スープを飲んでいた客が、ばたりと倒れて痙攣を起こしている。 クシュタリ:はかられたか! ヘルメス:まずい、それを飲むな! DM:もう遅いですね。まず、ヘルメスとクシュタリを除いては“不意を打たれた状態”となります。スープはトラップ扱いで、ゲーム的な処理としては、スープから飲んだ人の頑健防御値を目標値にした攻撃が飛んでくるいう処理にします。(ころころ)よっしゃ、ネディア、ジュスに命中。2人は継続的[毒]ダメージ5(セーヴ・終了)を受けます。 ネディア:うわーん、踏んだり蹴ったり! ジュス:……まだ、肉を食っておらんというのに。許さん! ネディア:“不意を打たれた状態”というのは? DM:文字通り、戦闘の準備を整える前に攻撃を受けてしまった状態のことを意味します。通常のラウンドの前に「不意打ちラウンド」というラウンドが発生し、その「不意打ちラウンド」内で不意打ちを解決することになります。 ヘルメス/カナイ:今回の場合、ベックとネディア、それにジュスは“不意を打たれた状態”になっているから、何もアクションを取ることができません。敵に戦術的優位を与えるうえ、挟撃をすることもできなくなります。 ジュス:……これは酷い! DM:不意を打たれていないクリーチャーは、標準アクション、移動アクション、マイナー・アクションをいずれか1回、取ることができます。不意を打たれていないクリーチャーの行動がすべて終了すると、通常のラウンドが開始され、“不意を打たれた状態”ではなくなります。それでは、モンスター知識判定、およびイニシアチブ判定をどうぞ!  モンスター知識判定の結果、食堂車に急襲をかけてきた連中は4体、内訳は「翠玉爪騎士団の騎士」が3体、および「翠玉爪騎士団の将官」が1体だということが明らかになった。  「翠玉爪騎士団の騎士」は、フレイルとスケイル・アーマーで武装している。フレイルで攻撃し相手を“マークされた状態”にしたり、フレイルを「ぶんまわす」ことで相手にダメージを与えつつ横滑りさせたりすることが可能だ。  「翠玉爪騎士団の将官」は、ヘヴィ・フレイルを「ぶちかます」ことでダメージに加えて相手を“減速状態”にさせたり、1ラウンドに1回マイナー・アクションにて、10マス以内の味方に敵からの近接攻撃を誘発させ、カウンターとして1回の近接基礎攻撃を行なわせることができたりする。また「騎士」「将官」ともに、翠玉爪騎士団の大義に狂信的な忠誠心を抱いているため、ヒット・ポイントが0になった時点で、隣接している敵に1回の近接基礎攻撃を行なうことができる。いわば、この敵は死に際の一撃を放てるのだ。 ◆イニシアチブ(ヒット・ポイント)/状態  22ネディア(hp49)/不意を打たれた、毒  20ベック(hp55)/不意を打たれた  18クシュタリ(hp51)  16翠玉爪騎士団の騎士×3  15翠玉爪騎士団の将官  10ヘルメス(hp49)  9ジュス(hp39)/不意を打たれた、毒 ヘルメス:「やはり……翠玉爪騎士団だったか」 ネディア:翠玉爪騎士団って何ですか? DM:翠玉爪騎士団とは、もとはカルナス軍の一員として献身的な活躍をした英雄たちだったのですが、摂政モラーナ時代に激しい弾圧を受けて地下に潜り、現在では危険な雇われテロリストとして、各地で活動している集団のことです。 ベック/高橋:(中世ヨーロッパの伝説の騎士団)テンプル騎士団を彷彿させるグループですね……。 ▼不意打ちラウンド ネディア:理由はどうあれ、テロリストならば容赦しません! ああでも、こちらが不意を打たれているんでした……。 DM:ええ。ベックも不意を打たれているので、クシュタリにまで順番が飛びます。ただ、ダメージは受けてね。 ネディア:5の[毒]ダメージを受け、セーヴを(ころころ)成功! クシュタリ:私は魔法のアイテムのパワーを使うぞ。マイナー・アクションでサモンド・プレート・アーマー/召喚の鎧を異次元空間から呼び出す。呼び出された鎧は光り輝き、私の身体にまとわれた状態で現れる。 DM:翠玉爪騎士団の騎士と将官はそれぞれ移動。最も手強そうな君たちの元へ迫ってくるぞ。クシュタリは届く距離にいたので突撃を仕掛けましょう……(ころころ)外れ。 ヘルメス:「おいおい、ただの食事会じゃなかったのかよ」と、クシュタリに念のためサンダリング・アーマー/雷鳴の鎧! 俺は装具として+1スタッフ・オヴ・ナイヴズ/短剣のスタッフ+1を持っているので、木製のダガー状になっているスタッフからバチバチ電撃が発せられる! クシュタリは次のヘルメスのターンの終了時までACに+1。次いで、クシュタリの隣にいる翠玉爪騎士団の騎士Cに(ころころ)対“頑健”20! DM:それは命中! ヘルメス:それでは、10点の[雷鳴]ダメージに加え、翠玉爪騎士団の騎士を遠ざかる方向へ1マス押しやります。 クシュタリ:おお、ありがたい! DM:ジュスも不意を打たれていますね。 ジュス:だが、セーヴィング・スローはさせてもらうぞ。5の[毒]ダメージを受け(ころころ)セーヴ成功! DM:残念。せっかくの毒が1ラウンドも経たずに終わってしまった。これで不意打ちラウンドは終了かな。 ▼第1ラウンド ◆イニシアチブ(ヒット・ポイント)/状態  22ネディア(hp44)  20ベック(hp55)  18クシュタリ(hp51)/AC+1  16翠玉爪騎士団の騎士×3(A〜C、Cが10ダメージ)  15翠玉爪騎士団の将官  10ヘルメス(hp49)  9ジュス(hp34) ネディア:もう普通に動けるんですよね。距離をとっている翠玉爪騎士団の将官を倒したいので、マイナー・アクションで“狩人の獲物”に指定。移動して、突撃。マローダーズ・ラッシュ/襲撃戦闘のパワーを使用します。 ジュス:これはどんなパワー? ネディア:『武勇の書II』で追加されたレンジャー1レベルの無限回パワーです。再訓練でパワーを入れ替えて取得しました。 DM:再訓練とはレベルアップ時に、同じ種別のパワーを、同じレベルかそれ以下のレベルのパワーと交換することですね。 ネディア:突撃時には移動とともに近接基礎攻撃を行ないますが、このパワーは近接基礎攻撃の代わりに使用することができ、突撃のダメージが上がるわけです。狂ったように髪を逆立てて突撃します!(ころころ)対ACで23! DM:それは命中しました。ダメージをどうぞ。 ネディア:(ころころ)23点! DM:重傷には至らないけど、これは痛いな〜。 ベック:自分のターンですね。マイナー・アクションで、汎用パワーのフル・エクステンション/踏み込みを使用します。これは前に踏み込み、身体を伸ばすことで、次の自分のターンの終了時までに行なう次の1回の近接[武器]攻撃の間合いが1増加するというもの。もともと間合い2の武器であるハルバードを使用していたので、これで間合いが3になりますね。翠玉爪騎士団の将官のパワーがうざったいので、ネディアと挟撃できるように、移動して遭遇毎パワーのスピニング・スウィープ/回転足払いを。(ころころ)挟撃のおかげで、対ACで23を越えたのでヒットですね。ダメージは、12点。翠玉爪騎士団の将官は“伏せ状態”となります。で、間合いは元通りに。 DM:その一撃で、翠玉爪騎士団の将官は重傷となりました。 クシュタリ:私のターンじゃな。変身シーンも終わったので、あとは裁きを与えるのみ。目の前の翠玉爪騎士団の騎士に、再訓練で取得した無限回パワーのアーデント・ストライク/熱き心の一撃を。(ころころ)対ACで25が出たぞ。 DM:もちろん、ヒットですよ。ちぇっ。 クシュタリ:ダメージは10点だが、相手は“神の制裁”の対象となる。 ベック:“神の制裁”? クシュタリ:“神の制裁”とは、ざっくり言ってしまえば、ディヴァイン・チャレンジ/信仰の標的と同じように、相手を“マーク”するというもの。『信仰の書』から導入がなされた。ディヴァイン・チャレンジ/信仰の標的と併用してもいいし、“神の制裁”の方が縛りが緩いため、何かと使い勝手がいい。 ベック:“神の制裁”という独自のパワーを取得したのですか? クシュタリ:いいや、このアーデント・ストライク/熱き心の一撃がヒットすると、ダメージに加えて相手が“神の制裁”の対象となるのじゃ。このように、『信仰の書』で導入されたパワーには“神の制裁”が入るパワーがいくつもあるのじゃよ。 ベック:よくわかりました。めきめきと学習しています(笑) DM:さすが高性能AI(笑)翠玉爪騎士団の騎士×3のターンですね。まず、クシュタリの目の前にいる騎士Cは、クシュタリ以外を殴るとダメージを受けてしまうので、クシュタリにフレイルでのスマッシング・ストライク/ぶんまわし強打! (ころころ)対AC25! クシュタリ/AC+1:あいたたた、ヒットしたわい。 DM:(ころころ)ダメージは11点。これに勢いづいて、翠玉爪騎士団の騎士Aと騎士Bは、将官の方へ向かったネディアとベックを追いかけ、それぞれ殴るが……(ころころ)両方とも外れ。翠玉爪騎士団の将官は、移動アクションで立ち上がり、マイナー・アクションでクロー・マヌーヴァー/翠玉爪の展開。号令をかけたかと思うと、翠玉爪騎士団の騎士AとBが将官を守るように1マスずつシフト。各人が次の自分のターンの終了前に行なう1回のダメージ・ロールに+2。続いてネディアにヘヴィ・フレイルでの攻撃。(ころころ)対AC26で、ヒット。ダメージは14点。 ネディア:痛い! 頭きた〜! ヘルメス:大丈夫だとは思うが、壁になっているクシュタリを応援しよう。3レベルの遭遇毎パワー、オルタード・ラック/ツキ転移をクシュタリの前にいる翠玉爪騎士団の騎士Cに。魔法で敵を吹き飛ばし、ツキをクシュタリに転移させるぞ! (ころころ)対“意志”で16。 DM:意志防御値は低いので、それでもヒット。 ヘルメス:よし、クシュタリには一時的ヒット・ポイント10点をプレゼント。1回の攻撃ロールに+2の修正も入る。 クシュタリ:ヘルメス、感謝するぞ! ジュス:こんな連中に遭遇毎パワーはもったいない。翠玉爪騎士団の将官にマジック・ミサイル/魔法の矢で11ダメージ! DM:これも痛いなあ。将官はボロボロだねぇ。 ▼第2ラウンド ◆イニシアチブ(ヒット・ポイント)/状態  22ネディア(hp31)  20ベック(hp55)  18クシュタリ(hp40)/一時的ヒット・ポイント10  16翠玉爪騎士団の騎士A、B/ダ+2  16翠玉爪騎士団の騎士C(20ダメージ)  15翠玉爪騎士団の将官(46ダメージ)/重傷  10ヘルメス(hp49)  9ジュス(hp34)/不意を打たれた ネディア:よくも私を傷つけたわね、覚悟しなさい! (ころころ)ツイン・ストライク/二重攻撃! (ころころ)対ACで22! DM:うーん、ヒットしちゃったなあ。 ネディア:(ころころ)ダメージが15点、2回目は……。 DM:いや、その一撃で翠玉爪騎士団の将官は崩れ落ちます。では、死に際のファナティック/狂信を。(ころころ)対AC24。ヒットだね。ダメージは9点。 ネディア/重傷:その一撃で重傷です〜(涙)。 ベック:ネディアは守りが弱いですからね。あとは自分に任せてもらいましょう。手近な騎士Bに、リーピング・ストライク/刈り残さぬ打撃。(ころころ)12点のダメージです。 クシュタリ:翠玉爪騎士団の騎士Cに、ふたたびアーデント・ストライク/熱き心の打撃! (ころころ)ヒット、ダメージは13点。 DM:翠玉爪騎士団の騎士Cは重傷になりました。騎士Aは移動してネディアにスマッシング・ストライク/ぶんまわし強打。(ころころ)あちゃー、せっかくのチャンスに1を振っちゃった。騎士Bはベックに同じくスマッシング・ストライク/ぶんまわし強打! (ころころ)対ACで22。 ベック:ヒットしてしまいました。 DM:ではダメージが11点、と。なんだかしょっぱいなー。騎士Cはクシュタリにスマッシング・ストライク/ぶんまわし強打を。(ころころ)これも外れてしまった。 ヘルメス:ネディアがピンチだな。移動して、マイナー・アクションでネディアにヒーリング・インフュージョン:キュアラティヴ・アドミクスチャー/癒しの封呪:治療薬。魔法のアイテムのヒーラーズ・ブローチ+1/+1癒し手のブローチのおかげで、回復する値が+1底上げされているので、ネディアは回復力値+4を回復させてくれ。で、騎士Aにアグラヴェイティング・フォース/憎悪の力場を。(ころころ)対AC20。 DM:ヒットです。 ヘルメス:それでは、10点の[力場]ダメージ。続いて、俺の次のターンの終了時より前の段階で、次に翠玉爪騎士団の騎士Aを攻撃した味方には、攻撃ロールに+2のパワー・ボーナスが入るぞ。 ネディア:ありがとうございます! ジュス:翠玉爪騎士団の騎士Cにマジック・ミサイル/魔法の矢。11ダメージだが……。 DM:ご明察。これで騎士Cは死にましたが、死に際のファナティック/狂信が残っています。地獄へ道連れだ! (ころころ)クシュタリに外してしまった。死に切れない〜。 クシュタリ:見たか、これぞシルヴァー・フレイムのご加護!  翠玉爪騎士団の騎士は2名に減ってしまったが、こうなっては、いかな狂信者といえども先が見えたものである。翠玉爪騎士団のテロリストたちは、2ラウンドもかからず、ネディアやベックに打ち倒されていった。  小休憩をとったPCたちは、なぜ襲われたのか相談を始める。 ●賞金首? ベック:しかし、どうして自分たちが翠玉爪騎士団に狙われたんでしょうね。 ジュス:他の客も襲っていたようだから、誰でもよかったんじゃないか? ベック:そうかもしれません。ですが、スープに毒を入れられていたのですから、きっと手引きした者がいたんですよ。 ヘルメス:手が込んでいるなあ。 ジュス:尻尾をつかまないと。手短かに翠玉爪騎士団の連中の懐を漁ってみるぞ。 DM:ろくなものは見つかりませんでしたが、ネディアらしき似顔絵を描いた、手配書のようなものが出てきました。 一同:狙われているのか〜。 ネディア:ええ〜っ、わたし、この人たち知りませんよ(手配書を見ている) ジュス:賞金首というわけだからな。ネディアも偉くなったものだ(笑) DM:そうこうしているうちに、ようやく“ライトニング・レイル”の警備員たちが到着しました。オリエン氏族の隊長ガリマール・ド=オリエン。あとはデニス氏族の用心棒のようですね。 ヘルメス:傭兵氏族のデニス連中頼りとは、オリエン氏族も人手が足りてないようだなあ。 DM/ガリマール:「ご無事でしたか。お怪我はありませんか?」 ネディア:怪我はこちらで治療しましたが、どうやらこの連中を“ライトニング・レイル”に乗り込ませた者が、食堂車の給仕係にいるようです。 DM:警備員は驚いて、給仕係を集めて事情を聞き始めます。と、君たちに配膳をしていたヒューマンのウェイトレスの姿が見えない! クシュタリ:決まりだな。まだ、そんなに離れてないはずだ。こちらのリソースも残っているから、追いかけるか? ヘルメス:どこへ消えたかがわからないと……闇雲に追いかけてもかえって怪しまれかねないから、当局の協力を仰ごう。“ライトニング・レイル”はオリエン氏族の運営で、ネディアもオリエン氏族だから、好都合だ。 ネディア:そうよ、お父さまが黙っていないわ! DM:翠玉爪騎士団によるテロ行為はコーヴェア大陸のあちこちでなされているし、“ライトニング・レイル”でそうしたテロ行為が起きるのも、決して珍しいものではありません。結局、警備員たちは、今回の事件を「よくあるテロ」の一環として片付けようとします。 DM/警備隊長ガリマール:「つきましては、コースに着き次第、氏族の上層部へ事態を報告させていただき、今回の件で負傷なさった方にはオリエン氏族からの補償を行ないたいと思うのですが……」 ネディア:「また襲われたら、どうするんですか?」 DM/ガリマール:「巡回警備を強化することで対応をさせていただければと思います」 ネディア:「そんな〜。彼らはこんな手配書を持っていたんですよ〜」(見せる) DM/ガリマール:「(じっくりと見て)ほほう、それはそれは……翠玉爪騎士団に狙われるような心当たりが?」 ネディア:「あるわけ、ないじゃない!」 DM/ガリマール:「そちらのお嬢さまは、どうやらテロリストどもの標的とされたようですね。よろしければ、私どもで保護をさせていただきますが……」 ネディア:「それって、仲間たちから離れろってことなの……?」 DM/ガリマール:「申し訳ありません。人員の都合により、全員をお護りするわけにはいかないのです。ご心配なのはよくわかりますが、どうぞご理解とご協力を……」 ヘルメス:ネディアだけパーティから離れるのは上策とは言えないな。 ベック:ここは丁重にお断りをしておいて、首都コースに到着してから、オリエン氏族の庇護を求める際に口添えをしていただくというのは、いかがでしょう。 ネディア:そうですね、では「お心遣いには感謝いたしますが、仲間と離れるわけにはいきません。二度とあのような輩が入り込むことのないよう、厳重に注意なさってください」と。 DM:すると、ガリマールは引っ込んでいきます。 ジュス:さすがに食堂には懲り懲りだ。部屋に戻って、手持ちの食料を食らうことにするぞ。肉ぅ〜! クシュタリ:残念だが、どこに敵がいるかわからんからな。 DM:ガリマールらがうまく取り計らったのか、“ライトニング・レイル”内では特に大きな騒ぎになることもなく、無事にコースが見えてきます。10数時間はあっという間でしたね。 ネディア/葵:なんだか、就学旅行を思い出しますね(笑)  エベロン世界は交通手段が発達しているので、普通のファンタジー世界よりも、短時間で長距離を移動することが可能だ。この長所を活かし、ドラマと無関係なダラダラした部分は、ばっさりカットしてしまおう。  反対に、あえて時間をじっくりかけ、普段はなかなか描き出すことのできない英雄たちの日常生活を描写していくのも、なかなかオツなものだ。  「旅」をじっくり楽しんでみてほしい。 (つづく) “『ダンジョンズ&ドラゴンズ』第4版リプレイ 竜の予言に選ばれし者たち 〜リヴァイアサン計画、そして予言の洞窟へ〜” is unofficial Fan Content permitted under the Fan Content Policy.Not approved/endorsed by Wizards. 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2026年8月5日水曜日

第2回【エメラルド海の探索】ローグライクハーフリプレイ FT新聞 No.4942

第2回【エメラルド海の探索】ローグライクハーフリプレイ ※本作品はローグライクハーフの規定に基づくリプレイ記事です。ローグライクハーフ「エメラルド海の探索」の詳細な内容に踏み込んでおりますのでご了承ください。 ぜろです。 ローグライクハーフ「エメラルド海の探索」の冒険譚です。 今回の主人公たちは、元剣闘士で熟練の傭兵ヴァルグと、彼と行動をともにする、左腕に「獣の腕」を宿す少年ハルト。 貿易都市ビストフの領主マキシミリアンから受けた依頼はクラーケンの討伐。 討伐船を賜った貴族ハーツデイルを船長に、まずは海域を封じる海賊の討伐に向かいます。 コビットの船員たちに、熟練の女性砲撃手ニーナと、新米砲撃手のポール青年を加え、ヴァルグが命名した「クラーケンぶっ殺し号」はビストフを出航するのでした。 【ヴァルグ レベル18 技量点2 生命点9 筋力点4 従者点9】剣闘士(元) 【ハルト レベル8 技量点1 生命点7 筋力点3 従者点8】獣使い 「クラーケンぶっ殺し」号 技量点1 生命点9 攻撃回数2 【砲撃】ダメージ2点 ●アタック01-3 洞窟の星空【ハルト】 航海初日はなにごともなく過ぎた。 海賊船は、マドレーン海域からエメラルド海を抜ける船舶を狙ってくるらしい。 その動きをしているのはまさにこの「クラーケンぶっ殺し号」なんだけど、クラーケン対策で重武装をしている船を狙ったりするものなんだろうか。 なんにせよ、マドレーン海域を抜けるまではもう数日かかるみたいだ。 オレにとってこれは2回目の航海だ。 ビストフに来たのがはじめての航海。初日は「船酔い」ってのに苦しめられたけど、今回はない。 慣れてきたんだろうか。 こないだの、師匠の不吉なふたつ名を知ってから、なんとなく師匠のそばに居づらくってオレは、甲板で火吹き獣のヒースにかまっていた。 そこにひとりのコビットが話しかけてきた。 「火吹き獣、名前はヒースっていうんだ。じゃあ、ひーちゃんかな」 「ヒースは、ヒースだ」 「いいねえ火吹き獣は。料理のときには火起こしいらず。一家に一台、おじさんも欲しくなっちゃう」 それはコビット船員たちのチーフをしている人物だった。白髪白髭のコビット。 あんまり聞きなれない名前だった。たしか白奴(しろやっこ)っていったっけ。 「そうそう、よく覚えてたねハルトちゃん」 かなり軽薄な口調だ。コビットってみんなこうなのかな? で、オレに何の用なわけ? 「やあ退屈だから話し相手になってほしくってさあ」 この人、船員たちの監督役のはず。暇してていいんだろうか。 「おじさん海賊退治もクラーケン退治もしたことあんだけど、腰をやっちゃってね。戦力外通告受けたんで、指示だけ出してればいいチーフになったってわけ」 本当なのかどうなのか、わからない軽さだ。戦力外って言いながら、腰には変わった剣を帯びているし。 「あ、コレ『カタナ』っていう東方の武器。オシャレなイケオジ感が爆増するやつ」 オレが白奴のことをいまいちはかりかねていると、コビット船員が白奴に報告にきた。 「チーフ、島が見えた。洞窟があるって報告したら船長が、上陸してみるって」 「え。そうなの? じゃあ、ちゃっちゃと準備すすめちゃって。ハルトちゃんも探索、よろしくね」 どうやら、上陸して探索するのは、オレや師匠の役割みたいだった。 **** 「ギャウッ」 ヒースに火をつけてもらい、ランタンを右手に洞窟に入る。 「ほう。これは便利だな」 オレと師匠、数人のコビットのほかに、なぜかハーツデイル船長もついてきていた。 加えて言えば、白奴もいる。本当にヒマなのかな? 船にまとめ役誰もいなくないか? 「発見した島を探索するのは、海賊の隠れ家の可能性があるためだ。物資や財宝があれば接収する」 船長の説明は、たぶん海洋探索慣れしていない師匠やオレ向けだ。 「ようするに金目当てってことか」 「重要な資金源だ。君たちの取り分にも影響する。あと、君らの実力を間近で見るいい機会という理由もある。心配しなくても、自分の身くらいは守れるとも」 「チッ。誰もテメエの心配なんざしてねェ」 「私の実力を認めてくれているということだね」 涼しい顔で受け流されて、師匠はやりにくそうだ。 「誰かが住んでた痕跡はあるね。でもだいぶ昔のものだ」 ランタンに照らされた壁面を指でなぞりながら白奴が言う。平らな壁面の凹凸が、人為的に作られたものに見えなくもない。 やがて洞窟は、広い空間に出た。ランタンに照らされたそこは、半球状のドームみたいになっている。天井にはちらちらとまたたいているものが見えた。 ヒカリゴケの一種かな? 「ここで行き止まりか。特になにもないようだな。撤収するとしよう」 「いや待って。ハルトちゃん、ちょっとランタン消してくんない?」 白奴がなにかに気づいたようだ。 オレはよくわからないまま、ランタンのシャッターをおろした。 辺りが闇に包まれる。 すると天井に、星空が浮かび上がった。 星と星の間を光る線が伝い、さまざまなものを形づくっている。 それが天井を覆い尽くしていた。 「星図か、これは。そして星座……。なんと見事な」 船長が感嘆の声をもらした。 オレも同じ気持ちだった。わけはわからないけれど、心を動かされるなにかがあった。 自分の存在が、抱えている悩みや苦しみが、ものすごくちっぽけなことのように感じられた。 「魔導羅針盤が当然になる前は、みんな星を見て航海してた。今も地元の漁師たちはそうしてる」 白奴が説明してくれる。 オレたちはその光景に、しばし見とれていた。師匠だけは、興味なさそうにあくびをしている。 「ドーム型の天井に星の形に光を配置するとは、どれほどの価値があるものか。持ち帰れないのが惜しいな」 やがてハーツデイル船長が後ろ髪を引かれるような感想を述べ、オレたちは船へと戻った。 [プレイログ] 【34 洞窟住居】 この光景を見た者は、次の冒険で最初から手がかりを1つ持っていることにできる。 ●アタック01-4 呪いと財宝【ハルト】 船へ戻ったら、新たな報告があった。 島の反対側に、建物を発見したという。でも、決める人が誰もいないから困っていたらしい。 ほらやっぱり。船の主要メンバー全員で上陸するのってどうなんだって、オレだって思ってたもん。 「今日はもう遅い。明日にしよう」 船長はそう判断をくだした。この島にはもう一日滞在するみたいだ。 そうして次の日。 オレたちは再び島に上陸した。 今度は白奴は留守番だ。長い距離を歩くのはキツいって言ってた。 けど、船長は今回も同行するみたい。あとはコビットの船員が数人ついてくる。 島には危険な魔獣などが出ることもなく、オレたちは、たやすくその建物のところに来ることができた。 白い壁のそれほど大きくない建物。けれど壁や屋根には意匠がほどこされていて、偉い人がいるような、気品みたいなのが感じられた。 「霊廟……だな」 船長が言った。 「霊廟って?」 「偉ェ奴の墓だな」 師匠がざっくり説明した。 もしかして、あの洞窟の星空を作った人たちだろうか? 「こういう場所には遺産が眠ってることも多いって聞くぜ。入ってみるか?」 「ああ。そうしよう」 師匠と船長はうなずきあって、方針を決定した。 霊廟の入口を開く。中から、ひやっとした空気が流れ出てきた。 オレはまた、ヒースにランタンの火をつけてもらうと、右手で持った。 冷たい無機質な廊下へ一歩踏み込む。空気の温度が、さらに一段階下がった。 厚手のマントをしているのに、寒気がする。 この空気、なにか、よくない気配を感じる。 ランタンに照らされ、すうっと透明な人影が明滅した。 宙に浮いている? すいっと移動してきたそれは、言葉を発することもなく接近すると、オレをすり抜けた。 その瞬間、全身の力が抜けるような感覚がして、思わず膝をついてしまう。 その透明な影はそのまま、後ろの師匠をも通過した。師匠もオレと同じ感覚に陥ったみたいだ。 「チィッ。実体がねェ奴か。厄介だな」 その影はさらにハーツデイル船長に向かう。師匠は全身の力をこめ直すと、後ろから透明な霊体に斬りつけた。 声にならない苦悶の表情を浮かべながら、霊体は霧散した。師匠はそのままがくんと膝をつく。 「ぐ。不意打ちとはしくじったぜ」 「助かった。その剣は実体のないものまで斬れるのか」 「悪魔とか死んでるヤツとかに効くすげェ剣だからな」 師匠はなんとか立ち上がる。 「こいつァ呪いだな。やべェの食らっちまった。ハルト、テメエは大丈夫か?」 「あ、うん。問題なさそうだ」 実際、身体の力が抜けるような感覚はもうなかった。 「そうか。あっちの呪いが強力すぎるせいかもな」 それよりも師匠だ。師匠も、呪いにおかされてしまったってこと? 「心配ねェよ。この程度の呪いなら、ビストフに戻ってどっかの神殿で【祝福】でもかけてもらやァ一発だ」 「そうか。幸い出航して日も浅い。今ならいったんビストフに戻ることも」 「必要ねェ。この程度、敵が海賊ごときなら、なんの問題もない。それよりも、だ」 師匠は高らかに宣言した。 「アレが俺らを妨害したってことは、ここには財宝がある。俺に呪いをかけてくれたツケは、宝で払ってもらうぜ。もう何の遠慮もいらん。全部持ってけ」 コビットの船員たちがわちゃわちゃと動き出す。 たちまち地下への階段を見つけ、石棺のある玄室にたどりついた。 棺のまわりには、さまざまな財宝がならべられている。 コビットの船員たちは、先を争うように財宝を集めていった。 「ここまで完璧に近い形で財宝が残されているのも珍しい。これは君たちの取り分だ」 財宝の回収が終わるころ、ハーツデイル船長はオレにひとつの彫刻をくれた。 それは黄金色の、カニのような形をしていた。 「カニ……?」 「星座のひとつをかたどった彫刻だ」 受け取ると、ずっしりと重い。 「ナニをもらっても呪いの代償には見合わねェが、もらっとけ」 「うん」 オレは出航前、師匠のふたつ名を巡る会話のときから、勝手に居心地の悪さを感じていた。 けど、師匠の方はまったくいつもと変わった様子もなかった。 そうか。そうだな。 オレちょっと、気にしすぎだったかもしれない。だいたい、ウジウジしてるのは性に合わないし。 忘れるわけじゃないけど、いずれまた、機会があれば、はっきりさせればいいさ。そうしよう。 [プレイログ] 【36 貴人の霊廟】 対魔法ロール、目標値5の判定に失敗すると、呪いにより攻撃ロールにマイナス1のペナルティがある。 ヴァルグ サイコロの出目2+技量点2 4で失敗。呪いを受ける。 ハルト サイコロの出目6 クリティカルで成功。 霊魂の撃破は演出によるもの。 財宝発見ロール(目標値7) ヴァルグ サイコロの出目6 クリティカルで成功。 蟹座の彫刻(金貨300枚、持ち物欄2消費)を入手 ●アタック01-5 ニーナの提案【ポール】 その島は星島と名づけられ、航海図に書き込まれた。 上陸した人たちは、洞窟の天井に描き出された美しい星図の話や、莫大な財宝を持ち帰ってきた。 聞けば聞くほどうらやましい。私も行ってみたい。特に星図は見たい。 「あーあ、あたしも見てみたかったな、星図の洞窟」 砲座の掃除を行いながらニーナが、まさに今、私が思っているのと同じ感想を言った。 「やっぱり君も、興味あるんだ」 「そりゃ船乗りだもの。あるに決まってるでしょ」 そして声をひそめて言うのだ。 「ねえ、この船は明朝には出ちゃうでしょ。今夜、こっそり見に行ってみない?」 「ええ?!」 「島に危険な魔獣は出ないみたいだし、こっそり行けばバレないでしょ」 「い、いやでもそれは……やっぱり、夜は危険、だし……」 私はうろたえつつ、そう答えるのが精いっぱいだった。 「それもそっかぁ。ごめん忘れて。見たかったなぁ〜」 ニーナはあっさり引き下がったが、私はその後しばらくドギマギしてしまった。 彼女は本気で星図を見に行きたかっただけだろうか。 それとも……いやいや、軽口だったに違いない。私を誘ったのだって、ただ人畜無害って思われてるだけだ。 そんなことを考えて上の空になっていたらニーナから「ほら、手を止めない」と軽く叱られてしまった。 ニーナが先に上がった後も、私はその場に残ってぼーっと考えごとにふけってしまうのだった。 翌日。 星島を出てからの航海は、順調に進んだ。 途中出会った商船とは物資の取引をした。 ヴァルグは交渉して、船酔いに効く薬を手に入れていた。 こっちからは特になにも差し出しておらず、一方的に受け取っているように見えたが、いったいどんな交渉をしたんだろう? 「売り物ならあるぜ。俺ァな、名前を売ってんのさ」 ヴァルグはかなり名の知れた傭兵で、国レベルの依頼が引く手あまたらしい。 たしかに今回も領主じきじきの依頼、クラーケン退治だ。説得力があった。 次の日には、人のような魚のような少数種族「末裔」に遭遇した。 海の中から顔をした3体の末裔たちは、こちらの出方を伺っているようだった。 こちらも手を出さないでいたところ、やがて波間に消えていった。 海では、こうした不意の遭遇がしばしば起きる。 見張りがなにごとかを発見した。 指し示した方角を見ると、船の左舷の海面が盛り上がり、海中から船が出現した。 水の中を進む船というものを初めて見た。 ハッチが開き、中から出てきたのは海棲種族だ。 人魚のようだが人魚でない。ウロコに覆われた足がある。 「マーフォークは、この海域ではポピュラーな種族なんです。ビストフとも親交があるんですよ」 私は、警戒モードに入っているヴァルグとハルトにそう説明した。 それでも二人は油断を解かない。当然といえば当然だ。 マーフォークが種族的に友好的な関係を築いているといっても、ここにいるマーフォークが友好的とは限らない。 そのマーフォークは、水中戦のハッチのところで、なにごとかを話した。 しかし、言葉が通じない。通訳が必要だ。 「師匠、わからない?」 「訊く相手間違えてねェか?」 ヴァルグとハルトはもちろん、ニーナも首を横に振る。 言葉が通じないと理解するや、マーフォークは身振り手振りで熱心になにかを訴えかけている。 「なにごとか」 そこへ、ハーツデイル船長が出てきた。簡単に事情を説明する。 「通訳できる者がいないのか……」 「どぉれ」 船長についてきた、コビットたちのチーフ、白奴が進み出た。 そしてなんと白奴は、身振り手振りでマーフォークとコミュニケーションを取り始めたのだ。 私たちは、その様子をかたずをのんで見守るしかない。 マーフォークと白奴、二人のジェスチャーはだんだんと熱を帯びてゆく。 なぜかスピードも上がり、白奴に至ってはダンスをしているようにすら見える。痛めた腰は大丈夫なのか? やがて、二人ははかったように、ぴたりとその動きを止めた。 まるで一流のパフォーマンスを見せられたよう。思わず拍手を送りたくなる動きだった。 白奴が、おもむろに振り向く。そして言った。 「さっぱり、わからんかった」 それには、その場にいた全員が、盛大にずっこけたのだった。 マーフォークは、明らかにがっかりした様子で、別れを告げるポーズを取ると、ハッチの中に戻っていった。 これまでのジェスチャーはわからなかったけれど、その様子だけははっきりと理解できた。 そしてハッチが閉じると、マーフォークの船は潜航していった。 次回、クラーケンぶっ殺し号が、海賊船と激突?! [プレイログ] 【12 平穏のポーション】 器用度ロール 目標値4で入手可能 ヴァルグ サイコロの出目3+技量点2=5 成功 平穏のポーション(船酔い回復、対魔法ロール+2)入手 【26 末裔】 3体出現。レベル5。 反応表 サイコロの出目1 中立 【中間イベント】 マーフォークの潜水船。 従者に〈案内人〉を連れている場合、会話ができる。 いない場合、コミュニケーションが取れず、去ってゆく。 【ヴァルグ レベル18 技量点2 生命点9 筋力点4 従者点9】剣闘士(元) 【装備】 片手剣(高品質) 初撃のみ攻撃ロールにプラス1 聖剣(片手武器) 【アンデッド】【悪魔】に攻撃ロールプラス1 魔法の鎖鎧(生命点+2 防御ロール+1) 【食料】2 【金貨】20 【持ち物】 ランタン 魔法の大盾(従者の飛び道具防御+1) ハチミツの塊1(生命点+1) ハチミツの塊2(生命点+1) 魔法のつるはし 2回分 【格闘術】【十字剣】【不屈の一撃】【神眼】 【未使用経験点】0 【従者】 ポール(砲兵) ニーナ(砲兵) 【備考】呪いにより攻撃ロールにマイナス1 【ハルト レベル8 技量点1 生命点7 筋力点3 従者点8】獣使い 【装備】 槌(打撃/高品質) 初撃のみ攻撃ロールにプラス1 革鎧(生命+2 器用ロール+1) 【食料】2 【金貨】43 【持ち物】 ランタン 蟹座の彫刻(金貨300枚、持ち物欄2消費) 平穏のポーション(船酔い回復、対魔法ロール+2) 【獣血】【凶暴化】【騎馬防御】 【未使用経験点】0 【従者】 ヒース(火吹き獣/技1)炎耐性 ・0ラウンド攻撃からすみやかに1ラウンド攻撃が可能 ・特定のクリーチャーに2点ダメージ ●船 クラーケンぶっ殺し号 技量点1 生命点9 攻撃回数2 【砲撃】ダメージ2点 船の強化 【船体補強】生命点+2 【煙霧放出器】巨大クリーチャーからの防御ロール+1 3ラウンドまで ■登場人物 ヴァルグ 元剣闘士の傭兵。悪名は知れ渡っているが、危険な依頼は後を絶たない。 ハルト 自称ヴァルグの弟子の少年。左腕に「獣の腕」を持つ。 ヒース ハルトが連れている火吹き獣。火を吹く。騎乗生物のため乗ることも可能。 ポール クラーケンぶっ殺し号の砲撃手。砲撃手になりたての青年船員。 ニーナ クラーケンぶっ殺し号の砲撃手。ポールとは知り合いの女性船員。 ヴィルヘルム・マクシミリアン ビストフを治める領主。ネグラレーナを統治するマクシミリアン家と名を連ねる者。 ハーツデイル クラーケンぶっ殺し号の船長にしてビストフの貴族。 白奴 ホビット乗組員たちをまとめるチーフ。 ■作品情報 作品名:ローグライクハーフd66シナリオ「エメラルド海の探索」 著者:杉本=ヨハネ 監修:紫隠ねこ 発行所・発行元:FT書房 ローグライクハーフ基本ルール及び「黄昏の騎士」本編 https://booth.pm/ja/items/4671946 ローグライクハーフd66シナリオ「エメラルド海の探索」 https://ftbooks.booth.pm/items/4941872 本リプレイは、「ローグライクハーフ」製作に関する利用規約に準拠しています。 https://ftbooks.xyz/ftnews/article/RLH-100.jpg ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年8月4日火曜日

これはゲームブックなのですか!? vol.136 FT新聞 No.4941

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ 『これはゲームブックなのですか!?』vol.136  かなでひびき ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■  さーて、取り出しましたるものは。一冊の写真集。  タイトルは『うたかた』  なんでも「熱海の今」を、この本を編んだ編集長自体が作り上げた、風景写真集らしいんだけど……。  今回取り上げるものは、ゲーム『人が消える街』(SCRAP出版)よ。  本、そして、パソコンによる謎解きゲーム。  少なくとも本年度「ここまで秀逸なアイディアはなかったで賞」あげちゃいたいくらい傑作!  一ページ目をくる。  なんかかわいらしいモデルさんが、JR熱海の駅に来たところから始まる。  で、街並みを見たり、名産品を食べたり、なんか普通のガイドブック?  みたいな感じがする。んだけどね。  あれ? なんかさりげなくモデルさん、男の人とあってたりするぞ。  で、いつの間にかモデルさんは消えている!?  出ているのは、街とそのモブだけ?  あれ? これって観光促進ガイドなの!? と思っていたら、突然堤防に向け、足跡が続いて、なんか魚釣りのケースが、写真のはじでぷかぷか浮いてるシーンで終わる。  ねぇ、これって……。  そして、ほんとゴミみたいにちっぽけに映っている、水面に浮かぶあれは!?  で、この『うたかた』って作品には、クイズキャンペーンがついているのよね。  ほんと、某大手リサイクルショップをほうふつさせる、黄色と青いロゴがやさしい印象を与えるアレ。  いい意味で、折りこみチラシのように安っぽい!  モキュメンタリーと言いながら、かなり雰囲気を出しているじゃない!?  しかも、特賞は「この本の編集長」とビデオ会話できることじゃない?  ハワイじゃなくても、ここは「熱海旅行」へご案内!? とかしてほしいナ。  だけど、本だけ眺めていても、らちが明かない。  一日中意味のない写真集と向き合うわけにもいかない! ってんで、チラシに明記されているサイトへ!  すると、ブラウザが立ち上がり、クイズキャンペーンのページへ!  早速、問題が! 「この写真集がとられた日はいつ?」  あなたは、回答を求めるために、なじみの掲示板に顔を出す……。  だけど、どこにもこの写真集を取られた日が明記されているとこなんてないじゃない?  と、なると……。 「現場百辺!」  写真集の中に、さりげなくホラ!  という具合に、写真集の中から、ヒントを得て、回答を出して、次へ進む。  それを繰り返して、真実にたどり着くんだけど、ほんと、これが「ウォーリーを探せ!」なみに、この80ページにも満たない写真集という迷宮を行ったり来たりする。  コツはね、ゲームに入る前に、写真集を熟読すること!  ただぼっと「見て」たらとてもじゃないが追っつかないよ。「観察」するのよ!  すると「あれ? この人、こことここのページに出ているんだけど」「気付かなかったけど、このオブジェは何?」という「違和感」が立ち上がってくるはず。  かなでは「本ゲームは写真から手がかりを得て推理する」ゲームだと身構えていたので、先にこういう「下調べ」をしたんだけど、おかげでスムーズな謎解きの一役を買っているわ!  で、この「捜査過程」が、雰囲気抜群!  オンライン上のみで話が進む「安楽椅子探偵」方式を逆手に取り、スレッド、資料となるサイトの作りこみがバッチリ! 特に、事件にかかわるサイトは、いちいちフェイクのサイトにブックマークされるんだけど、思わず「本当の」かなでパソコンのブックマークを開いてしまうほど、リアルよ!  で、謎も一筋縄では解けなくなる。  殺害現場を見て、部屋を割り出す。  ある大切な証拠品がどこにあるか推理する。  など「観察力がすごい」だけではダメ、な本格的推理ゲームになっている! イイね!  で、一見、「無意味な風景を映した無駄なページ」が、あとで重要な手がかりとなってくるとこなんか、常にゲームに緊張感を醸し出しているわ!  で、どうしても分からない! ってあなたもご安心!  ヒントが段階的に表示されていき、最後には答えが出る親切仕様!  面白いのは、自分で何か「単語」を入れないと答えが出ないところ。  これって、コマンド方式が無かった、初期のパソコンアドベンチャーゲームに似ていない?  正しいコマンド=単語を頭に汗かきながらひねり出す。 「答え」がわかっているのに、今一歩踏み出せない。  特に後半では、「何やっていいかわからない」ことが出るんだけど……。  これ、「今の時代だからこそのオンラインでの進め方」をしなくちゃいけないのよね!  コマンド入力という枠を離れた発想。  これこそ、「今というネット世界」を反映していると、かなで雷に打たれたような気が!  そして「意外な答え」というのが、終盤の謎。  これまた、ゲーム「ブック」=「本」でなければ答えが出ない独特の回答法!  つまり、オンラインと本。それぞれのいいとこ取りをした謎解きが、ギュっと詰まっている!  プラスね、この本のいいところ。  それは「出題者の意図した回答」以外でも、答えが出せるというとこ。  さっき言った終盤近くのヤマの謎。  これも、謎自体は解けなかったけど、「なんでこの人がこんな場所で不自然に強調されているんだろう?」と考えたら、正解だった。  あるいは、ある重要なアイテムを探す際、正攻法でやると、この本全体を「ウォーリーを探せ!」みたいな、あるいはやみくもにハイレベルなだけの、ただ「探す」だけの作業になって、イライラしちゃうものになってしまいかねない謎解きがあるの。  だけどね、「そのものが、それなりに目立つある一つのもの」とセットで出てくると気づけば、より簡単になる!  という具合に、本当に「あなたの探偵力を大いにくすぐって、試す」仕様になっている! 「はたしてあなたは、謎を解けるだろうか?」という煽り文句がウリのゲームってよく見かけようになったね!  だけど、これは、「オンライン」と「ゲームブック」を掛け合わせた、まったく未知の挑戦状!  今すぐ買いに走って!  見逃せば、本気で一生後悔することウケアイ! ∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴ 『人が消える街』  出版社:SCRAP出版 2023/9/5  書籍+コンピューターゲーム 2860円(税込) ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年8月3日月曜日

☆鬼が笑う話☆ FT新聞 No.4940

おはようございます、枚方市のスターバックスから杉本です☆ 長い日には7時間ぐらいボルダリングを1日でやるんですが、これを言うと「そんなに運動するんですか!」と驚かれます、違うんです。 ボルダリングは平均して30秒から60秒ぐらい壁を登る、全力の全身運動です。 1回登った後は、体力が戻るまで休みます。 だから、7時間登るというのは、マラソンみたいにずっと運動してるわけじゃなくて……後半はだんだん休む時間が長くなっていくものなので、超人的な体力が必要な競技ってわけじゃあないんです。 冬は暖かい日差しが入り、夏は涼しいジムでボルダリングをしながらうららかな午後を過ごすのは、たぶん周りが思っているよりもずっと、心癒やされる体験です☆ 私の執筆生活はきっと、そんな時間に救われてきました。 今日は雑談と、近況報告です。 ◆「廃都脱出」刊行決定! FT新聞 No.4919にて、「モンスター!モンスター!TRPG」初の国産作品であるソロアドベンチャーを刊行する旨、告知いたしました。 すでに無事に入稿を完了しております☆ イベントではコミケ1日目ソ−49ABにて刊行いたします! また、8月下旬ごろを目指して通販も準備中です☆ ↓「廃都脱出」の通販はこちらから! https://ftbooks.booth.pm/items/8613676 ◆執筆の話。 執筆に関してよく忘れがちな、大切なことがあります。 それは、楽しむことです。 楽しいものを創る際に、楽しい気持ちがなかったなら、それはどこかうまくいかないものになるような気がします。 自分に嘘をついているというか。 心から楽しく書いたものは、素直に人の心に響くように思っています。 だから、書くときには真剣、心の充実を求めて全身全霊、乾坤一擲の気持ちで挑みますが、その一方で、自分自身が笑顔になれる瞬間のあるものを、求めています。 そうはいっても、自分自身を追い詰めながらストイックに行うのが、私の「ものづくり」です。 そこから生まれる緊張感とストレスを、溜めすぎないように気をつけています。 冒頭ではボルダリングについて少し触れました──リラックスした時間として、クライミングを楽しんでいます。 仲間とするときも1人のときも、豊かな時間になることを目指しています。 ◆来年以降の話。 「30分で遊ぶ1人用TRPG ローグライクハーフ」が2023年に生まれて、3年と3ヶ月が経ちました。 とても人気のあるシリーズですが、さすがに最近は落ち着いてきました。 私の個人的な希望としては、このシリーズを通じて、FT書房の展開する共通世界「アランツァ」のサプリメントを、1つの都市につき1冊以上刊行することが、目標でした。 売上の観点からするとその目標を叶えるのは少し難しそうではありますが、17都市すべてをFT新聞上で配信できる見込みが立っていることを、嬉しく思います。 監修者であり作品そのものの共著者である紫隠ねこさんに、最大の感謝を伝えます。 いつも、本当にありがとうございます。 さて、このシリーズを通じてお見せしてきた「都市サプリメント」や「新職業」ですが、すべての都市を紹介できないとなると、紙の書籍として追いかけてきた人にとって、不完全なものになってしまうことが残念です。 このお話を編集の緋色と打ち合わせの際に相談したところ、「アランツァ職業事典パーフェクトガイドを出せばいいんですよ」と、サラリと言われました☆ 正直、目からウロコでした! 実を申しますと、サプリメントに載せた【新職業】には、多少の反省点がありました。 ひとつは、その職業者のビジュアル的な様子を表現することを、思い至れなかった点。 もうひとつは、その職業が持つ背景について、十分に掘り下げた情報を文章表現として載せられていなかったこと。 これまでに書籍化していない【職業】を加え、これらの反省点を活かして補強して作る本は、すべての「ローグライクハーフ」ファンに喜んでもらえる1冊とすることができるのではないかと、思いました☆ 現実に作れるかどうかも含めて、ただいま検討中の内容です☆ ◆総合的にみて。 これまでの記事で触れてきたムック本、キャラクターのビジュアルブック、新職業のパーフェクトガイド。 それらのいずれにおいても、ビジュアル面での大幅な強化ができればと考えております。 今回はこのあたりで。 それではまた! ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年8月2日日曜日

『霊廟館の悪夢』ローグライクハーフd33シナリオ FT新聞 No.4939

お久しぶりです。ローグライクハーフに絶賛ハマり中の齊藤飛鳥です。 ハマりが高じて、ついに「自分でもローグライクハーフのシナリオを書いてみたい!」となり、去年からせっせと書いては闇に葬っておりましたが、ついに一作だけどうにかシナリオの態を成したものが仕上がりました。 そこで、蛮勇を振るって水波流さんへ提出。御厚意で、こちらに掲載と相成りましたm(_ _)m そして、水波流さんばかりか、杉本ヨハネさんと紫隠ねこさんにも監修をしていただけました!! おかげさまで、ルールミスや推理ミスも修正していただき、皆様へお届けできるまでに整いました^^ そういうわけで、d33シナリオ『霊廟館の悪夢』をお送りいたします。 主人公は嵐で遭難し、風変わりな女吸血鬼の館〈霊廟館〉に漂着し、一夜の宿を借りました。そこで、女吸血鬼殺人事件が発生。一宿一飯の恩義を果たすため、女吸血鬼の弟子の一人・魔術師クワニャウマを特別な従者に、殺人事件の解決に乗り出します。 しかし、ここは剣と魔法のアランツァ世界。容疑者の事情聴取も一筋縄ではいきません。話しかけようものなら、戦闘開始も辞さない連中ばかりです。 果たして、主人公は無事に真相を解明できるでしょうか?  どうぞ皆様、お楽しみ下さいませ^^ ローグライクハーフd33シナリオ『霊廟館の悪夢』 https://ftbooks.xyz/ftnews/gamebook/RogueLikeHalf_Nightmare_at_the_Mausoleum.txt ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年8月1日土曜日

FT新聞1ウィーク! 第703号 FT新聞 No.4938

From:水波流 2026/7/29頃発売のトーキングヘッズ叢書 TH No.107『ANGURA Revolution〜60's、アングラ、前衛、あの時代』に今回も寄稿させて頂いております。 『型を捨てよ、町へ出よう〜寺山修司の実験演劇が、今の時代に伝えるもの』というタイトルで、1972年オランダでのみ上演された天井桟敷による『阿片戦争』等を紐解きながら語っています。 THは、書評、映画評、舞台評、展覧会紹介などが掲載される季刊誌です。 書籍詳細や取扱店などはこちらの出版社サイトより! https://athird.cart.fc2.com/ca1/467/p-r-s/ From:葉山海月 ラジコンヘリと猫と子どもは、人を賢人にするらしいです。 そう信じたいお年頃(はぁと) From:明日槇悠 今更ながら貴志祐介『クリムゾンの迷宮』を面白く読んでいます。やっぱりゲームブックは読む者を主人公にするんですなー。 From:天狗ろむ 8月! 暑いとアイスが美味しいですね。「ガツンとみかん」やナタデココ入り杏仁アイスがお気に入りです。 さて、今月の勝手にオススメ公式シナリオは……「山の日」にちなんで、『ドラゴンレディハーフ』! 攫われたヒルダ王女を救うべく、「シャングリラ山」に陣取るドラゴンたちに挑む冒険です。中級レベル向けのやりごたえあるシナリオで、暑い夏も熱く乗り切りましょう!(でも水分補給を忘れずに、エアコンなども活用して、どうぞご無理なくお過ごしください!) From:中山将平 僕ら、8月9日(日)マイドームおおさかにて開催の「TGFF2026」に物販で出展します。 配置は【η08b】です。 ゲームブック、1人用TRPG「ローグライクハーフ」、モンスター!モンスター!TRPG関連作品等を扱います。 ぜひお立ち寄りいただけましたら。 当日は、僕中山が現地に行く予定です。 こっそりカエル人の本も持っていきます! さて土曜日は一週間を振り返るまとめの日なので、今週の記事をご紹介します。 紹介文の執筆者は、以下の通りです。 (葉)=葉山海月 (明)=明日槇悠 (く)=くろやなぎ (天)=天狗ろむ (水)=水波流 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■7/26(日)~7/31(金)の記事一覧 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2026年7月26日(日)かなでひびき FT新聞 No.4932 読者参加企画『みんなのリドルストーリー』第13回(問題編) ・かなでひびき氏による企画。かなで氏が集めた奇妙で結末がない物語の断片。この前半部に、読者の皆様がオチに当たるストーリーを考えるという企画です。 今回のお話は、「ある辺鄙な街で、殺人を犯した男。 死体を埋めるまではうまくいった。しかし、そこへ『誰かいるの?』ガサガサと茂みの向こうから女の子の声が聞こえ、あまつさえ近づいてくる。 熊の叫びを真似して追っ払い、その場は逃れたものの……。 はてさて、彼を待ち受ける運命は!?」 今回の出題編はここまで! 皆様の名解答! お待ちしております! (葉) 2026年7月27日(月)杉本=ヨハネ FT新聞 No.4933 ☆雑記☆ ・去る6月28日に、名古屋で日本初のTrollConが開催されました! 本記事はケン・セント・アンドレによって認められた、この公式イベントにて打診された「お願い」をひとつ、叶えるために書かれたものです☆ 寄せられた「お願い」……それは「モンスター!モンスター!TRPG」から「ヒューマンズ!ヒューマンズ!」のTシャツを作ってほしいというもの! 例えば「ローグライクハーフ」など、他に「こんなTシャツがほしい」というご要望がありましたら、ご連絡ください☆ その他、作家としても編集長としても様々な企画を準備し、案を練っているところの杉本氏ですが、まだ動きはじめたばかり。ぜひご希望をお寄せくださいませ☆ (明) 2026年7月28日(火)くろやなぎ FT新聞 No.4934 ゲームブックにおける死と物語 第8回:『単眼の巨獣』における選択と成長 ・編集部員くろやなぎが不定期でお届けしているゲームブック考察記事。今回は、FT書房刊行のゲームブックとしては最新作にあたる『単眼の巨獣』に関する考察の第2回です。 『単眼の巨獣』の主人公である「君」は、「混沌」と呼ばれるモンスター。相手を「取り込む」ことで成長を続け、自分の身体のほかには何も持ち歩かず、他者とのあいだで「倒すか倒されるか」以外の関係性を結ぶことはほとんどありません。 そんな主人公の特性を踏まえたゲームシステムと、読者による選択のもとで、「君」はどのように成長し、物語はどのように分岐していくのか。今回は、最序盤の展開を一種のチュートリアルに見立てた上で、そこでの選択と成長のバリエーションを解析的に追ってみました。 (く) 2026年7月29日(水)ぜろ FT新聞 No.4935 第1回【エメラルド海の探索】ローグライクハーフリプレイ ・軽妙な語り口でお馴染みの、ぜろ氏のリプレイ第503回。 今回は新たなキャラクターが登場! 一人は筋骨隆々な偉丈夫・ヴァルグ。そして、彼を師匠と呼び、赤い毛並みを持つ大型犬を連れた少年・ハルト。ぜろ氏作品ファンには見逃せない名前が出てきましたね!? そんな二人が挑むのは、「エメラルド海の探索」。貿易都市・ビストフの近海、エメラルド海を舞台とした海洋冒険! ヴァルグによって改名された「クラーケンぶっ殺し号」で、まずは海域を荒らす海賊退治に出航します! ヴァルグにもハルトにも複雑な事情がある様子……気になる二人の冒険譚の始まりに、乗り遅れませんよう! (天) 2026年7月30日(木)東洋夏 FT新聞 No.4936 ローグライクハーフ『怨霊列車は夜笛を鳴らす』リプレイvol.7 ・X(旧Twitter)にて意欲的にリプレイ執筆中であり、生き生きとしたキャラクターたちが魅力的な、東洋夏氏による「怨霊列車は夜笛を鳴らす」のリプレイ第7回目をお届けしました。 前作の『写身の殺人者』リプレイと同様に、主人公の一人は従騎士の少年・シグナス。そして二人目の主人公は、剣型ゴーレム「おどる剣」クロ。 人をさらう怪物〈怨霊列車〉なる、夜空を走る面妖な列車に乗り込んだ二人は、途中で同行者となったドワーフ・アルゴットを喪いながらも、もう一人の同行者のコビット・ヨンと共に先頭車両を目指します。 今回は魔物の車掌が登場。【歓待】して出迎えてくれましたが、その車掌からとんでもないお願い事をされるシグナス。何と身体の一部をハサミでパッチン! とさせて欲しいですって……!? ペット扱いされ鞘に押し込まれたクロは猛反対していますが、面白い事が大好きなヨンは「おもろ!」とけしかけます。さてさて、シグナスの決断はいかに? (天) 2026年7月31日(金)休刊日 FT新聞 No.4937 休刊日のお知らせ  ・毎週金曜日は、読者から投稿された記事がここに入れるように、空けてある曜日です。 あなたの記事を、お待ちしております! (葉) ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ■FT書房作品の通販はこちらから☆ FT書房 - BOOTH https://ftbooks.booth.pm ■FT書房YouTubeチャンネルはこちら! https://www.youtube.com/channel/UCrZg-eTeypwqfjwQ4RNIvJQ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■FT新聞が届かない日があった場合 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ FT新聞は休刊日でも「本日は休刊日です」というメールが必ず届きます。 未着の場合は、まず迷惑メールフォルダを一度、ご確認下さい。 もし迷惑メールにも全く届いていない場合は、それは残念ながらお使いのメールとの相性問題などで未着になっている可能性があります。 このところ各社のメールセキュリティ強化のためか未着のケースが複雑化しております。 未着の場合は、下記ページをご参考頂き、個々のアドレスの受信許可設定をお試しください。 https://ftnews-archive.blogspot.com/p/filtering.html *10回未着が続いた場合、そのメールアドレスはシステムより自動的に登録解除されます。再度登録する事は可能ですので、未着が続いた場合は、お手数ですがご自身で再登録下さい。 また【バックナンバー保管庫】は公開期間が2週間ありますので、その間にご自身でテキストを保存されたり、自分で自分にコピーしてメールを送られたりする等、ご活用お願いいたします。 ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年7月31日金曜日

休刊日のお知らせ FT新聞 No.4937

おはようございます。 本日は、タイトルのとおり休刊日です。 毎週金曜日は、読者から投稿された記事がここに入れるように、空けてある曜日です。 あなたの記事を、お待ちしております! FT新聞編集部一同 ■FT新聞へのご投稿はコチラ! こんな記事はどうかな?というご相談からでもぜひご連絡ください。 ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ■FT書房作品の通販はこちらから☆ FT書房 - BOOTH https://ftbooks.booth.pm ■FT書房YouTubeチャンネルはこちら! https://www.youtube.com/channel/UCrZg-eTeypwqfjwQ4RNIvJQ ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。