From:水波流
『吾輩は猫である』を読み終わり、藤田和日郎『三日月よ、怪物と踊れ』を手に取って、ふと自分が好きなものってだいたいこの時代(1900年代前半)が舞台なんだなぁと。そう思っていると『八雲百怪異聞』に漱石とメアリー・シェリーが登場し、リンクしている感覚。(怪物と踊れ、の主人公がフランケンシュタインの作者であるメアリー・シェリーなのです)
from:葉山海月
「見える人」に「つかれているの?」と聞かれる。
オカルトとは無縁の生活を送ってきた私に、何か悪霊が!?
聞き返してみると「疲れているの?」ということでした!
そう、つかれているのよ……
from:くろやなぎ
遅ればせながら、火呂居美智氏の『幽霊屋敷の果実酒』(7/6配信)をプレイしました。
詳細については、火呂居氏からのお返事と合わせて、下のコーナーでご覧いただければと思います。
ゲームブック的な歯ごたえもあり、攻略までの試行錯誤が楽しめるシナリオだと思いますので、未プレイの方はぜひいちど遊んでみてください。プレイされた皆さんからのご感想もお待ちしてます!
さて土曜日は一週間を振り返るまとめの日なので、今週の記事をご紹介します。
紹介文の執筆者は、以下の通りです。
(葉)=葉山海月
(く)=くろやなぎ
(天)=天狗ろむ
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■7/13(日)~7/18(金)の記事一覧
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2025年7月13日(日) 杉本=ヨハネ FT新聞 No.4554
アランツァクリーチャー事典 Vol.18
・本日は日曜日。ローグライクハーフ関連記事をお送りいたします。
アランツァクリーチャー事典の第18回、今回のジャンルは『動物』!
ラインナップは、「人喰い」の代名詞、トラなどオーソドックスなものから、殺人リスというとんでもないものまで!
先月に引続き、後編となります。
どうぞお楽しみ下さいませ。
(葉)
2025年7月14日(月) 杉本=ヨハネ FT新聞 No.4555
旅に出ません!
・スペインに行かなかったご報告を、最初にします。
から騒ぎでおしまいとなりました、すみません。
その件と、夏の新作ですが、通販ページができました! というお話です。
どうぞよろしくお願いいたします。
(葉)
2025年7月15日(火) 田林洋一 FT新聞 No.4556
『スーパーアドベンチャーゲームがよくわかる本』 vol.5
・田林洋一氏による、1980年代半ばから1992年の間に東京創元社から刊行された「スーパーアドベンチャーゲーム(SAGB)」の一連のゲームブックの解説記事です!
今回は日本のゲームブック界(及びTRPG)をリードしてきた安田均氏とTTGによる「デュマレスト・ゲームブック」2作品を主に扱います。
E・C・タブのSF小説を原作とした「デュマレスト・ゲームブック」は、原作を元にした小説的な雰囲気をふんだんに持たせてキャラクターを確立させる一方、移動は単方向で海外の雰囲気も併せ持っています。
小説を基にした圧倒的な背景世界の広がりと、「読ませる」文章、物語を主体とした本作の魅力に迫ります。
(葉)
2025年7月16日(水) ぜろ FT新聞 No.4557
第1回【竜鍵諸島の露店祭〜フェスティバルだよ大集合!〜】ローグライクハーフリプレイ
・コミカルでちょっとシュールな竜鍵諸島のシナリオと相性抜群、軽妙な語り口でおなじみ、ぜろ氏のリプレイ第447回です。
前回までの冒険で、とっても素敵だけどすっごく不便なおパンツを手に入れた宇宙忍者ポストん。
このおパンツをどうしたものかと思いながら竜鍵諸島に滞在を続けていたところ、露店祭でのスタンプラリーの企画が目に入ります。
せっかくの機会を目いっぱい楽しもうと決めたポストん、そして新たな相棒・ヨアケ。2人が最初に入った露店では、さっそくハードな「バトル」をすることに…?!
再び始まる奇妙な冒険に、どうぞお付き合いよろしくお願いいたします。
(く)
2025年7月17日(木) 東洋夏 FT新聞 No.4558
ローグライクハーフ『写身の殺人者』リプレイvol.1
・X(旧Twitter)にて意欲的にリプレイ執筆中であり、生き生きとしたキャラクターたちが魅力的な、東洋夏氏による「写身の殺人者」リプレイが満を持してFT新聞に登場です!
一人目の主人公は齢十二の少年・シグナス。
厳格な聖騎士サー・ノックスに仕える従騎士……騎士見習いです。
そして二人目の主人公は、何と剣型ゴーレム「おどる剣」クロ!
少し弱気ながらも、騎士の素質を垣間見せる少年と、彼を導く不思議な剣。
王道ファンタジーな組み合わせに胸が高鳴る中、彼らが挑むはサン・サレンの街で起きている奇妙な殺人事件。
——自分自身に殺される夢を見た者が、その後本当に殺されてしまうのだという……。
しかし少年シグナスは、冒頭から騎士の沽券にかかわる大ピンチを迎えてしまったようで……!?
好評発売中であるローグライクハーフd66シナリオ「廃城の秘宝」に登場した、ファンメイドリプレイ出身のキャラクター、
ソール・オ・リエンス氏の生みの親でもある東洋夏氏による、世界観への解像度の高さに支えられた鮮やかな筆致で紡がれる新たな冒険譚の幕開けを見逃すなかれ!
(天)
2025年7月18日(金) けいねむ FT新聞 No.4559
モンスター!モンスター!TRPGオンリーコンベンション・レポート
・6月に開催された「モンスター!モンスター!TRPGオンリーコンベンション」で運営スタッフ兼GMを務められた、けいねむ氏によるコンベンションのレポートです。
ラヴクラフト・ヴァリアント2nd、ケン・セント・アンドレ作品、そしてオリジナルシナリオと、個性ある3つの卓すべてがトラブルなく完走となり、ベテランプレイヤーの方も実プレイが初めてという方も、参加者の皆さんが笑顔で楽しめるコンベンションとなったようです。
9/28(日)には、「遊びやすさ」と「交流の深さ」に磨きをかけて、第2回のコンベンションが開催されます。FT書房からのゲスト参加も含め、企画と準備が進行中ですので、詳細の発表までしばしお待ちください!
(く)
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■今週の読者様の声のご紹介
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ひとことアンケートへのご意見をご紹介します。
紙面の都合で、一部省略させていただくかも知れませんが何とぞご了承くださいませ。
すべてのお便りは編集部が目を通し、執筆者に転送しておりますので、いろんなご意見やご感想をぜひお送り下さい。
↓↓
(ジャラル アフサラールさん)
緒方さんはズゴックですか。私は「当たらなければどうという事はない。」という赤い彗星の名言に従い機動ポイントの高いデザートザク選んだ覚えがあります。でも結構ボロボロで機体乗り換えた覚えが(笑)
『灼熱の追撃』ネット読むと意外に(笑)ズゴックでプレイした人多いようで、デザートザクの私は少数派?
あと今更ながらロベルトさんはZガンダムのチョビ髭の人だったと確認しました。シャアとは一年戦争時から部下で確か戦後逃げ延びたアクシズで再会していましたね。『灼熱の追撃』からどう生き延びてアクシズに逃げおおせたのか興味深いです。
(お返事:緒方直人)
ジャラルさん、お便りありがとうございます。
ズゴック固いですからね。バルカンもキャノンも跳ね返すとなればそりゃ楽でしょう。でも私もデザートザクによるロマンプレイもしっかりやりましたので、あとでそちらの攻略もどうぞお楽しみに。しっかしデザートの上位機体のはずのトロピカルドムがノーマルドムより機動P低しってのはどうだったんでしょうね。結局使いませんでしたよ。
ロベルトさんもいいゲストキャラでしたね。もちろん正史扱いではないでしょうが想像するのは自由です。きっとジョン坊やも連れてクワトロ中尉らとチームを組んでた時期もあったのではないでしょうか。
(ヴェルサリウス28世さん)
>FT新聞1ウィーク! 第648号 FT新聞 No.4553
>Q
この馬券を買うか買わないか迷っているあなたに、女の子二人組の妖精さんが出てきました。
女1はにこにこと黙ったまま。
女2は「この人は『馬券は買うな』っていいたいのよ! もちろんあたしは幸運の女神!」
どちらかが天使でどちらかが悪魔です。
どちらも予知ができます。
ただ、女神は正しいことしかいいませんし、悪魔は逆に嘘しかいいません。
さて、あなたはどうすればいいでしょう?
いくつかの仮定を置きましょう。
・妖精であることと「天使」「悪魔」「女神」は両立可(悪魔妖精と女神妖精がいる。女神妖精の別名が天使妖精。)。
・「天使」と「女神」は同義。悪魔と女神は両立しない。
・天使も悪魔も、馬券が当たるなら買え、当たらないなら買うなと言う。「悪魔なら外れた方が嬉しいから『買え』と認識して『買うな』と言う」、「天使なら賭博を嫌って当たろうが外れようが『買うな』と言う」といったことはしない。
・天使も悪魔も、発言意向と発言は一致する。つまり、悪魔が「馬券は当たらない」と予知したときは「馬券は買え」と「言いたい」こととする。「『馬券は買うな』と『言いたい』けど、私は悪魔なので実際には『馬券は買え』と言う」ことはない。要するに女2の発言は「女1は『馬券は買うな』と言う」と同義。
さて。女2が天使だとする。後半の「あたしは幸運の女神」は真。「女1は『馬券は買うな』と言う」も真。悪魔が「馬券は買うな」と言うのだから、馬券は買うべき。
次に女2が悪魔だとする。「あたしは幸運の女神」は偽。「女1は『馬券は買うな』と言う」も偽。女1は天使で、実際は「馬券は買え」と言うのだから、馬券は買うべき。
悪魔が「馬券は買うな」と言うか。当たりと予知したとき、悪魔は「馬券は買え」と認識し、「馬券は買うな」と発言する。
外れと予知したとき、「馬券は買うな」と認識し、「馬券は買え」と発言する。
天使は当たりと予知したら「買え」、外れと予知したら「買うな」と言う。
「天使も悪魔も、当たりはずれ関係なく、馬券は「買え」というはず。」とは言えませんね。
あと、古い話ですけど「グスタフ3世のコーヒー実験」って史実だったらしいじゃないですか。それならそうと言ってくれれば。
スウェーデン国王グスタフ3世(在位1771〜1792)は、一卵性双生児の死刑囚を終身刑に減刑し、1人はポット3杯のコーヒーを、別の1人はポット3杯の茶を、死ぬまで毎日飲むこととされた。監督者である2人の医師は実験中に死亡し、グスタフ3世も実験結果を見ることなく1792年に46歳で暗殺された。先に死んだのは茶を飲んだ囚人であり83歳まで生きた。コーヒーを飲んだ囚人がいつ死亡したかは不明である。
(お返事:葉山海月)
お返事ありがとうございます。
毎回私のくだらないなぞなぞに付き合っていただき、ありがとうございます!
あらら! これは申し訳ございません!
私のエライうっかりです!
まったく、ヴェルサリウス28世さんの言う通りです。
まぁ、この暑さが見せた真夏の夜のマボロシと思っていただければ!
「グスタフ3世のコーヒー実験」もスミマセヌ! つい忙しくて忘れていました。
ごめんなさい!My bad!
(くろやなぎさん)
FT新聞の新人編集部員のくろやなぎと申します。遅ればせながら、『幽霊屋敷の果実酒』をプレイしました。
d66の出目と判定ロールの出目に翻弄され続け、1回目の冒険で最終イベントまでにめくったマップタイルは18枚。しかも40番台以降の割合がやたらと高く、「何枚めくったら最終イベント」方式のシナリオではなかなか経験できない、山あり谷ありの長く充実した冒険になりました!
苦労の末にようやく果実酒の材料を3つ入手したと思ったら、そのうちの2つについて「混ぜると××××××を××」という情報があったことに気付いて頭を抱えたことも。
ボロボロになった状態で迎えた60番台のできごとで、祈りながら振った反応表で1(何もしない)が出たときは、「ローグライクハーフで、こんなにうれしい「1」が出たのは初めてだ…!」と感動しました。
そんなこんなで、何とか集めた良さげな材料たちを抱えて屋敷から脱出しようとしたのですが、最終イベントでは………。
ゲームブック的なテイストもあり、不幸にしてロストになったときも、つぎの戦略を立てて試行錯誤する楽しみがある、とても面白いシナリオだと思います。つぎは副能力値が×××の主人公で、武器の特性は××にして再挑戦します!
(FT新聞の読者のみなさまへ:一部、ネタバレ回避のため×印や……で伏せた箇所がありますが、火呂居氏には伏せた内容もお伝えしました!)
(お返事:火呂居美智)
くろやなぎさん、「幽霊屋敷の果実酒」を遊んでいただきありがとうございます。変わった趣向のシナリオのため、難易度がどうかなぁと思っていましたが、一回目の冒険で18枚もめくることになりましたか……ロストしてしまい残念です。しかしながら面白いシナリオを感じていただき、良かったです。ぜひ再チャレンジしていたたき、エピローグまで読んでいただけたらと思います。
また、FT新聞の編集部員に加わられたとのこと。今後関わりがありましたら、その時はよろしくお願いします。
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