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2019年4月14日日曜日

T&T読者参加企画『カザン帝国辺境開拓記』 ep.4 No.2284

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T&T読者参加企画『カザン帝国辺境開拓記』 ep.4

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from 水波流
月イチペースでお送りする、読者参加企画。
今回は16名の方のご参加を頂いております。途中参加ももちろん大歓迎です!

今回も長文になってしまいましたので、パソコンでご覧頂くのを推奨いたします。
もし携帯電話などで受信し、途中で切れたりしている場合は、下記バックナンバー保管庫からご確認をお願いたします。
https://ftnews-archive.blogspot.com/

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事件の結末

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■事件A:4名出撃
魔術師イーゼルヴァンの追加依頼により、<シャンキナルの森>の奥地にある妖精が住まうという泉の水を採取せよ。
前回の遺跡探索により、西方エルフの森林警備隊の動きが活発になっているようだ。正面から事を構えるのは避けるように。
脅威予測)小・ただし森林警備隊に注意せよ。
報酬)中

∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴

「ここが妖精棲う泉……」
「気を抜くな。何がいるのかわからん」
 シャンキナルの森の奥の奥。茂みをかき分け、踏み分け道を進み、ようやく辿り着いた泉は、聞いていた様子とは裏腹にどんよりと濁った空気の中に、何か不穏な気配が漂っていた。
「とにかく、用事を済まそうではないか」
 ドワーフの戦士クリフが気を取り直してそう口にすると、背中に負ってきた樽を地面に下ろした。その時。
 一行の足元に1本の矢が風を切って飛来した。
「……やれやれ、ここまでは上手くいったってのに。面倒なのに見つかったな」
 エルフの青年マロウズが渋面を作りながら背後を振り返った。そこには完全武装の西方エルフ森林警備隊が居並んでいた。
「誰かと思えばまた貴様らとはな。性懲りも無く、今度は水のあるじの泉を荒らしに来たというわけか」
 隊長格のエルフが1歩踏み出しながら腰の剣を引き抜いた。そのまま左手で配下に指示を出すと、エルフたちは水辺を背に散開した。
「シャンスでの借り、返させてもらおう」
 囲まれた体の一行であったが肩を寄せ合いつつ顔を見合わせた。
「多勢に無勢だな……」
「なに、奥の手はあるさ」
 呟くマロウズにカエル人サマが不敵な笑みを浮かべて目配せを交わした。
「かかれ!」


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【戦闘】
PC:マロウズMR30、クリフMR20、サマMR20、エミリアMR20防5
西方エルフ森林警備隊:隊長MR50、隊員MR30*4

 *クリフ、サマ、エミリア、竜の牙使用。MR30スパルトイ*3召喚。
1ラウンド:PC【176】 VS 敵【150】 /敵側に26ダメージ!(隊長44、隊員A25、B25、C25、D25)

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「ほっほう。魔術師殿の品はさすが頼りになる」
 クリフがあごひげをひねりながら嬉しそうに独りごちた。
 気勢を削がれる形になった西方エルフは二の足を踏み、両者は互いに構えを取ったままジリジリと見合う形となった。
 とその時、エルフたちの背後の泉の水面がゴボゴボと泡立った。刹那、水辺に背を向けていた1人のエルフが突如、引きずり込まれるように姿を消した。
「なんだと!?」
 驚きの声を上げる隊長の前に、魚の尾に藻のようなたてがみを持つ奇怪な馬と、緑色の髪と緑色のぎらつく目をした美しい娘が次々に水中から姿を現した。
「水棲馬に……水妖……ルサールカか!」
「ちくしょう、何が妖精じゃい。魔物ではないか」
「来るぞ!」


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【戦闘】
PC:マロウズMR30、クリフMR20、サマMR20、エミリアMR20防5、スパルトイMR30*3
魔物:水棲馬MR50*2、水妖ルサールカMR45*2

1ラウンド:PC【186】 VS 敵【185】 /敵側に1ダメージ!(水棲馬A49、B50、水妖ルサールカA45、B45)

西方エルフ森林警備隊:隊長MR44、隊員MR25*3
魔物:水棲馬MR50、水妖ルサールカMR45*2

1ラウンド:エルフ【116】 VS 敵【127】 /エルフ側に11ダメージ!(隊長42、隊員A22、B22、C22)

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「くそっ、なんだというのだ、こやつらは」
 クリフが防戦しながら口にした。水辺から現れた怪物は、西方エルフと一行、どちらにも襲いかかってきた。
「おい、一時休戦だ。あたしらは7、お前らは4。手を組みさえすればまだなんとかなる」
 赤毛の盗賊エミリアが目の前の魔物に目を配りながら、エルフたちに呼びかけた。
「…………」
「ギルサリオン隊長。恐れながら、いまは彼奴らに構っている場合では」
「…………」
「き、来ます!」


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【戦闘】
PC:マロウズ30、クリフ20、サマ20、エミリア20防5、スパルトイ30*3
魔物:水棲馬A49、B50、水妖ルサールカA45、B45

2ラウンド:PC【174】 VS 敵【178】 /PC側に4ダメージ!(マロウズ30、クリフ20、サマ20、エミリア20、スパルトイA29、B29、C29)
 *エミリア《そこにあり》の呪文石を使用。

西方エルフ森林警備隊:隊長42、隊員A22、B22、C22
魔物:水棲馬C50、水妖ルサールカC45、D45

2ラウンド:エルフ【116】 VS 敵【130】 /エルフ側に14ダメージ!(隊長37、隊員A19、B19、C19)
 *増援:水のあるじヴォジャノーイMR200

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「鎮まれ、鎮まりたまえ!水のあるじヴォジャノーイともあろう御方が、なぜ斯様な振る舞いをされるか!」
 隊長ギルサリオンが血まみれになりながら、泉に向かって懸命に呼びかける。

《水が穢された。我の水が穢された》

「おい、あれを見ろ!」
 エミリアが泉の淵を指差した。《そこにあり》の魔法の光によって淡く輝き、水辺の杭に豚鬼の生首が晒されているのが見えた。滴る鮮血が泉の水をどす黒く濁している。
「オークの血で泉を穢したというのか……なんと卑劣な……!」
 ギルサリオンが怒りも顕に歯噛みした。


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【戦闘】
PC:マロウズ30、クリフ20、サマ20、エミリア20防5、スパルトイA29、B29、C29
西方エルフ森林警備隊:隊長37、隊員A19、B19、C19
魔物:水棲馬A49、B50、C50、水妖ルサールカA45、B45、C45、D45、水のあるじヴォジャノーイMR200(静観)

3ラウンド:PC+エルフ【182+99=281】 VS 敵【305】 /PC側に24ダメージ!(マロウズ28、クリフ18、サマ18、エミリア20、スパルトイA26、B26、C27、隊長35、隊員A17、B17、C17)

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「エルフよ。貴様、祓の言霊は唱えられるか」
 ギルサリオンが不意にマロウズの目を見つめて問いかけた。
「一応は、な」
「……よし、同調してくれ。頼む」
 マロウズはうなづくと、ギルサリオンの紡ぎ出す上位エルフ語の詠唱を追いかけて言葉を重ねていった。

………………
天と地に御働きを現し給う水のあるじ
御祖の御使いにして
一切を産み一切を育て
萬物を御支配あらせ給う
王神よ
………………


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【戦闘】
PC:マロウズ28(詠唱)、クリフ18、サマ18、エミリア20防5、スパルトイA26、B26、C27
西方エルフ森林警備隊:隊長35(詠唱)、隊員A17、B17、C17
魔物:水棲馬A49、B50、C50、水妖ルサールカA45、B45、C45、D45、水のあるじヴォジャノーイMR200(静観)

 *サマ《イーゼルヴァンの黒き夢》詠唱。水棲馬C、昏睡。
 *クリフ《イーゼルヴァンの黒き手》詠唱。水妖ルサールカに10魔法ダメージ!クリフ10回復。
4ラウンド:PC+エルフ【133+69=202】 VS 敵【256】 /PC側に54ダメージ!(クリフ20、サマ12、エミリア19、スパルトイA20、B20、C21、隊員A11、B11、C11)

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「イーゼルヴァンの名において命ずる《眠れ》!」
 カエル人サマが水掻きのついた手で指差すや否や、水棲馬は漆黒の靄に包まれ、どうと倒れた。
「イーゼルヴァンの名において命ずる《朽ちよ》!」
 戦士クリフのグレムリンの腕が掴んだ水妖は漆黒の靄に包まれ、激しく身悶えした。
 二人のエルフの詠唱は続く。

………………
一二三四五六七八九十の
十種の御寶を
己が姿と変じ給いて
自在自由に天界地界人界を治め給う
王神よ
………………


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【戦闘】
PC:マロウズ28(詠唱)、クリフ20、サマ12、エミリア19防5、スパルトイA20、B20、C21
西方エルフ森林警備隊:隊長35(詠唱)、隊員A11、B11、C11
魔物:水棲馬A49、B50、C50(昏睡)、水妖ルサールカA39、B39、C39、D45、水のあるじヴォジャノーイMR200(静観)

5ラウンド:PC+エルフ【130+64=194】 VS 敵【253】 /PC側に59ダメージ!(クリフ13、サマ6、エミリア17、スパルトイA13、B13、C14、隊員A5、B5、C5)
 *サマ、奇跡的な回復薬を使用。

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………………
諸々の禍事・罪・穢
愚かなる心の数々を
戒め給いて
祓え清め守り幸へ
………………


 気づくと不思議に静かだった。先ほどまで激しい戦いが行われていたとはまるで思えぬほどの静寂が辺りを取り巻いていた。
 水棲馬や水妖の姿はもはやどこにもなかった。目をやると、いつの間にか泉の水も澄み渡り、妖精の棲うという異名にたがわず、浄化されていた。そして水辺には先刻姿を消したはずのエルフが倒れ伏していた。
「去ってくれたか……」
 ギルサリオンが力なく膝をついて言葉を漏らした。その傍らでマロウズもまた力を使い果たした様子で放心していた。そこへ仲間達が駆け寄ってきた。
「マロウズ、無事か?」
「ああ……そっちこそ無事で何よりだ」
 安否を気遣うエミリアの言葉にギルサリオンが眉をぴくりと動かした。
「マロウズ……」
 ギルサリオンは立ち上がるとマロウズの方へ歩を進めた。
「……どうも気になっていたのだ。貴様もしや、エルダーリーフ氏族の者ではないのか」
「さぁな」
「銀の河ケレブスィールの末裔、悠久の長イズレンディアの末の息子、マロウズ・エルダーリーフ」
「知らんな。そんな名は」
 マロウズは軽い口振りとは裏腹に射すくめるような目でギルサリオンを見やった。
「……そうか。まぁ良い」
「…………」
「馴れ合いはここまでだ。次に森で見かけたら、その時は容赦せんぞ、帝国人」
 ギルサリオンはそう言うと配下のエルフに身振りで指示をし、一行に背を向けた。その背中にマロウズが声をかけた。
「隊長……おかしいとは思わんか。なぜこのような奥地の泉が穢されたか」
 ギルサリオンはそれには答えず、配下とともに森へ姿を消した。マロウズはそれを見送りながら、誰に言うともなしに小さく呟いた。
「……何かが、起ころうとしているのか?」


∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴
☆戦果
"片耳の"マロウズ(年齢不詳のエルフ)
クリフ(片腕がグレムリンの腕のドワーフ)
サマ(カエル人) →使用済み:奇跡的な回復薬
エミリア(赤毛の盗賊) →使用済み:《そこにあり》の呪文石

→魔術師イーゼルヴァンが君たちを出迎える。
「またしてもやってくれたな諸君。今回の報酬はそれぞれ金貨40枚だ。
ああ、うむ、私の魔術を≪教え≫てほしいならば、諸君らは特別に金貨60枚で構わんぞ。

■金貨60枚を払うなら、下記から1つを選択して下さい。
・≪教え≫:≪イーゼルヴァンの黒き手≫(敵1体にダメージを10点与え、自身を10点回復する/1事件に1回使用可能)
・≪教え≫:≪イーゼルヴァンの黒き礫≫(敵3体にダメージを6点ずつ与える/1事件に1回使用可能)
・≪教え≫:≪イーゼルヴァンの黒き夢≫(敵1体を確実に眠らせる/1事件に1回使用可能)


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■事件B:9名出撃
ナルン村より急報が入った。ゴブリン山賊団が村に向かって進軍しているらしい。
どうやら前回の祭器奪還の報復のようだ。リーダー格のゴブリンを先頭にゴブリン10体ほどが狼の群れを従えているらしい。
こちらも人数を揃えて対抗する必要がある。
脅威予測)中
報酬)中

∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴

「女、子ども、年寄りは寺院に向かえ!なぁに、心配はいらねえ。青カブトムシ様が助けてくれるさ!」
 慌ただしく人々が駆け巡るナルン村に大声が響き渡った。主だった指示を出しているのは大男バラク。そして……
「男手は俺についてこい。柵の守りを固める」
「弓の心得のあるものは集まれ。策を伝える」
 大剣を背負った盗賊ソーグ、東洋風の戦士デュラルの3人であった。
「さぁみんな!準備はアニキたちに任せて、行こう!」
 場違いなほどに明るい様子で声を張り上げているのは、東洋風の少女シャオリンである。寺院に向かう村人を先導し、手際よく避難を進めていた。


 ヘルトは柵の補強のために集まった村人を前に、無口な普段からうって変わって熱のこもった声で語りかけた。
「……奴らも相当に祭器にはご執心らしい。我々も全力で戦う。村を守るため、どうか皆の力を貸して欲しい」
 深々と頭を下げたヘルトを前に、集まった村人たちが顔を見合わせた。
「旦那、頭を上げてくだせえ。力を貸してもらってるのはこっちの方でさぁ」
「ここは儂らの村なんだ。もちろん全力を尽くしますぜ」
「そうと決まれば急いで作業にかかろうじゃねいか!」
 村人たちの士気は、高い。それだけが救いと言えた。


「真正面からやりあうなんてのはボクの性分じゃないんだけどね……」
 柱にもたれかかった軽薄そうな男ポルが、投げナイフを弄びながら小さく呟いた。
「下らないこと言ってないで手伝ったらどうだ」
「はいはいっと」
 頭上から投げかけられた声を受けて、ポルは肩をすくめると、見張り櫓の梯子を軽快に登って行った。


「いいか、カーモネギー。命を無駄にするなんてのは蛮勇さ。命を賭す価値が有るかどうかを見極めるのが勇気ってもんよ。もちろん俺は死ぬつもりはないけどな」
 泥棒のニンツがブーツの紐を結び直しながら、背後の盗賊カーモネギーに語りかけた。
「ニンツの兄貴……そうだな。俺も怖いなんて言ってられねえ。俺が逃げ出したら誰があの子供たちを守るんだ」
「行くぞ。後ろは任せた」
 ニンツは立ち上がると、毅然とした表情のカーモネギーを見やってニヤリと笑った。


「ちっ……もぬけの殻か」
 薄暗い洞窟を忍び歩きながら、アンドレアは小さく舌打ちして呟いた。ゴブリンたちのアジトを抑え退路を断つため、単身潜入を試みた迄はよかったが、宝物庫はおろか生活用品に至るまで慌ただしく掻き集めて引き上げられた形跡があった。残っているものはおよそ価値のないゴミのようなものばかり。
「やれやれ……奴らも必死のようだな。だがまぁ、ここをまた使わせるわけにはいかんしな」
 アンドレアは村から持参した油をアジト中に撒き散らすと、手早く火を放って脱出した。


「おいでなすったか……第一陣は狼と雑兵。一丁前に波状攻撃でも仕掛けてこようってのか」
 柵越しに雑木林の向こうを覗き見ながら、バラクが呟いた。
「気を抜くな。背後に何が控えているか得体がしれん」
 隣で大剣を構えたソーグが戒めた。
「へっ、構いやしねえ。何であろうと蹴散らすまでのこと」
「気が早い。初手は俺たちの仕事じゃない」
「んな事ぁ、わかってるさ」


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【戦闘】
PC:デュラルMR30、弓兵MR5*5
ゴブリン山賊団・第一陣:ゴブリンMR20*3、狼MR15*6

射撃:PC【64】/敵側に64ダメージ!(ゴブリンA20、B20、C20、狼A4、B4、C4、D4、E5、F5)

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「当てようなどと思わなくていい、気負うな!真正面に向けて斉射三連!」
 デュラルの号令のもと、家の屋根に登った猟師たちによる即席弓兵隊が、雑木林から先行する狼の群れに弓を射かけた。うち何本かは命中し手傷を負わせることに成功した。
「よっしゃあ上出来だ! 後は俺たちに任せろ」
 猟師たちが屋根から飛び降りて逃げ出す中、漆黒の大斧を構えたバラクをはじめとする戦士たちが、手負いの獣にとどめを刺しに駆け出した。


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【戦闘】
PC:バラクMR40防5、ヘルトMR40防5、ソーグMR30防5
ゴブリン山賊団・第一陣:ゴブリンA20、B20、C20、狼A4、B4、C4、D4、E5、F5

 *ソーグ《死の刃》の呪文石を使用。
1ラウンド:PC【140】 VS 敵【110】 /敵側に30ダメージ!(ゴブリンA17、B17、C17、狼A1、B1、C1、D1、E1、F0)
2ラウンド:PC【108】 VS 敵【93】 /敵側に15ダメージ!(ゴブリンA13、B14、C14、狼全滅)
3ラウンド:PC【105】 VS 敵【51】 /敵側に54ダメージ!(敵全滅)

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「どうしたどうしたぁ!俺を殺したいならこの倍は連れてきな!」
「調子に乗ってる場合じゃないぞ、バラク。次の奴らはちょっと手強そうだ」
「……いったいどれだけいやがるんだか」
 第一陣を蹴散らした戦士たちの目に、雑木林から進軍してくる重武装のゴブリンたちの姿が映った。

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【戦闘】
PC:バラクMR40防5、ヘルトMR40防5、ソーグMR30防5、デュラルMR30(射撃)
ゴブリン山賊団・第二陣:重装ゴブリンMR30防5*5、狼MR15*4

1ラウンド:PC【145】 VS 敵【194】 /PC側に49ダメージ!(バラク28、ヘルト29、ソーグ19)
 *奇襲:ニンツ、カーモネギー、ポル【74】/敵側に74ダメージ!(重装ゴブリンA27、B27、C27、D27、E27、狼A6、B6、C5、D5)

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「間抜けめ、正面に気を取られすぎだ」
 ニンツが短剣を手に、すれ違いざまにゴブリンを切り裂きながら駆け抜けて行った。直後、藪から矢弾が飛来した。厳しい顔つきで弓を引き絞ったカーモネギーと対照的にヘラヘラと笑いながらポルが立ち上がった。
「さぁさぁみなさんお立ち会い。『豪華な七人』って劇はご存じで? 実は、ジェイムス小判って役で出演してたんですよ。あれ、知らない? ボクの故郷では大人気だったんですけどねぇ。役作りを兼ねて猛特訓した投げナイフ。まぁ見ててくださいよ……そらよっと!」


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
【戦闘】
PC:バラク28防5、ヘルト29防5、ソーグ19防5、ニンツ30防5、カーモネギー30防5、ポル20、デュラル30(射撃)
ゴブリン山賊団・第二陣:重装ゴブリン防5/A27、B27、C27、D27、E27、狼A6、B6、C5、D5

2ラウンド:PC【198】 VS 敵【188】 /敵側に10ダメージ!(重装ゴブリンA27、B27、C27、D27、E27、狼A5、B4、C4、D4)
3ラウンド:PC【199】 VS 敵【180】 /敵側に19ダメージ!(重装ゴブリンA27、B27、C27、D27、E27、狼A2、B2、C2、D2)
4ラウンド:PC【201】 VS 敵【187】 /敵側に14ダメージ!(重装ゴブリンA27、B27、C27、D27、E27、狼全滅)
5ラウンド:PC【191】 VS 敵【138】 /敵側に53ダメージ!(重装ゴブリンA22、B22、C21、D21、E21、狼全滅)

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


「悪鬼を放てい! 皆殺しにしてくれるわ」
 着飾った様子の首領格のゴブリンが怒声を上げた。直後、首に鎖を巻きつけられた巨体の怪物が乱戦になだれ込んできた。
 戦況は刻々と変化し、どちらが優勢かは誰にもわからなくなっていた。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
【戦闘】
PC:バラク34防5、ヘルト29防5、ソーグ19防5、ニンツ30防5、カーモネギー30防5、ポル20、デュラル30(射撃)
ゴブリン山賊団・第二陣:重装ゴブリン防5/A22、B22、C21、D21、E21、オーガーMR80

6ラウンド:PC【197】 VS 敵【204】 /PC側に7ダメージ!(バラク34、ヘルト29、ソーグ19、ニンツ30、カーモネギー30、ポル19)
7ラウンド:PC【181】 VS 敵【192】 /PC側に11ダメージ!(バラク34、ヘルト29、ソーグ19、ニンツ30、カーモネギー30、ポル17)
8ラウンド:PC【202】 VS 敵【202】 /両者ダメージ無し
9ラウンド:PC【194】 VS 敵【203】 /PC側に9ダメージ!(バラク34、ヘルト29、ソーグ19、ニンツ30、カーモネギー30、ポル16)
10ラウンド:PC【194】 VS 敵【198】 /PC側に4ダメージ!(バラク34、ヘルト29、ソーグ19、ニンツ30、カーモネギー30、ポル16)
 *増援:首領ゴブリンMR40防5、重装ゴブリンMR35防5*2
11ラウンド:PC【195】 VS 敵【302】 /PC側に107ダメージ!(バラク20、ヘルト15、ソーグ6、ニンツ17、カーモネギー17、ポル1)

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 


「さすがにまずいな」
「ああ……覚悟を決めるか」
 全身を返り血と流血で染め上げたバラクとソーグが背中合わせで荒い息をつきながら言葉をかわした。
「死にたくないんだけどねぇ、ボク」
 ずたずたに切り裂かれ、かろうじて生き延びているという体のポルが珍しくうなだれながら呟いた。
「へっ、そんなへらず口が叩けるならまだ死なねえだろ」
「ニンツの兄貴……」
 全員が戦意を喪失しつつあった。その時。
「すまない、遅くなった」
「アニキたち!助けに来たヨ!」
 アンドレアとシャオリンに率いられて、先端を尖らせた簡易な投げ槍や大ぶりの石ころを手にした村人たちが、震える手足を引きずりながら戦場に姿を表した。
「戦士さまたちだけに戦わせるな!」
「儂らの村は儂らが守るんじゃあ!」
 村人は口々に叫びながら、ゴブリンの群れにめがけて投擲を開始した。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
【戦闘】
 *増援:アンドレア、シャオリン、村人10名
 *ソーグ→自分とポルに奇跡的な回復薬を使用。カーモネギー、奇跡的な回復薬を使用。 

PC:バラク20防5、ヘルト15防5、ソーグ16防5、ニンツ17防5、カーモネギー27防5、ポル11、アンドレア45、シャオリン30、デュラル30(射撃)
村人:MR5*10(投槍・投石)
ゴブリン山賊団・最終隊形:首領ゴブリン40防5、重装ゴブリン防5/A22、B22、C21、D21、E21、F35、G35、オーガー80

 *ソーグ、ヘルト《死の刃》の呪文石を使用。
 *シャオリン《死の刃》詠唱。
 *ポル《イーゼルヴァンの黒き礫》詠唱。重装ゴブリンA、B、Cに6魔法ダメージ!

12ラウンド:PC+村人【318+63=381】 VS 敵【306】 /敵側に75ダメージ!(首領ゴブリン37、重装ゴブリンA19、B19、C18、D18、E18、F32、G32、オーガー69)
 *増援:村人+10名
13ラウンド:PC+村人【229+69+72=370】 VS 敵【278】 /敵側に92ダメージ!(首領ゴブリン32、重装ゴブリンA14、B14、C13、D13、E13、F27、G27、オーガー57)
 *増援:村人+10名
14ラウンド:PC+村人【242+61+60+62=425】 VS 敵【278】 /敵側に147ダメージ!(首領ゴブリン21、重装ゴブリンA3、B3、C2、D2、E2、F16、G16、オーガー38)
15ラウンド:PC+村人【241+68+70+62=441】 VS 敵【195】 /敵側に246ダメージ!(敵全滅)

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「勝った……」
「勝ったぞぉぉぉぉ」
 村人たちの大歓声を櫓の上から見守りながら、デュラルがそっと呟いた。
「勝ったのは俺たちじゃない……農民たちだ」


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☆戦果
冬の嶺の炎=バラク=ヘルムハート
ヘルト →使用済み:《死の刃》の呪文石
ソーグ →使用済み:《死の刃》の呪文石×2 、奇跡的な回復薬×2
コソ泥のニンツ
カーモネーギー →使用済み:奇跡的な回復薬
ポル・ポタリア
デュラル・アフサラール
シャオリン
アンドレア

→ナルン村の新たな英雄として、改めて一行を称える大宴会が催された。
宴もたけなわの頃、青カブトムシ寺院の司祭により祭器の由来が語られる。
古代・魔術師戦争時代の帝国では青カブトムシは雨季の象徴であり、転じて豊穣の雨をもたらす存在として崇められていた。
青カブトムシは「豊穣」「再生」「復活」のシンボルとされ、その意匠は彫刻、印章、護符、装身具などに用いられ、特に彫刻は各地の青カブトムシ寺院の祭器として信仰の対象とされたのだという。

「これは想像に過ぎませんが……最近ゴブリンどもの本拠地たる〈大沼地〉に日照りが続き、干ばつが進んでいるとか。奴らもしや、青カブトムシに恵みの雨を願おうとしたのではないでしょうか……」


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■事件C:3名出撃
〈大断崖〉手前の盆地の古代帝国時代の塔について、前回の探索隊から有力な情報が持ち帰られた。
魔術師戦争時代の遺跡には、強大な力を持つ魔法の品物が保存されている事も多い。
各自、慎重を期しつつ調査を継続せよ。赴くものはどの程度で帰還するかの自分なりの指針を申告しておくこと。
脅威予測)未知数
報酬)莫大

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【戦闘】
PC:万太郎MR30防5、ヴェルサリウス27世MR30、へーじろーMR20、戦士アマルガンMR35、魔術師インディMR15
ソウルサッカー MR50/110、MR110

 *魔術師インディ《これでもくらえ!》詠唱。ソウルサッカーAに15魔法ダメージ!
1ラウンド:PC【117】 VS 敵【152】 /PC側に35ダメージ!(万太郎28、ヴェルサリウス27世23、へーじろー13、戦士アマルガン28、魔術師インディ8)
 *ヴェルサリウス27世《イーゼルヴァンの黒き夢》詠唱。ソウルサッカーB、昏睡。
2ラウンド:PC【104】 VS 敵【52】 /敵側に52ダメージ!(A9、B84)
3ラウンド:PC【107】 VS 敵【56】 /敵側に51ダメージ!(A0、B58)
 *昏睡したソウルサッカーBにとどめ。敵全滅

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「……さてと」
 魔術師戦争時代のものと思しき壁画を前にして、万太郎が仲間を振り返った。一人を除いて、不可思議な文字と文様で描かれている長大な壁画に圧倒されていた。
「ここから先は俺もわからないしな」
「考え込んでも仕方ねえ、早く行こうぜ」
 いつも通り落ち着きのない様子のへーじろーがそう促した。
「《鬼火》出でよ。」
 万太郎が雇い入れた魔術師インディが、杖の先から淡い光球を呼び出す。
「俺が先に立とう」
 同じくへーじろーが雇い入れた戦士アマルガンが斧を構えて光球に照らされる階段を先行した。
 後ろに続きながら、緊張を紛らすかのように万太郎はへーじろーに話しかけた。
「前回あれだけの大怪我を負って、よくまた来る気になったよな。そんなにお宝が欲しいのかい?」
 へーじろーはしばらく無言で足を進めたが、やがて万太郎が自分が投げかけた質問を忘れかけた頃に、独り言のように語り始めた。
「俺は海辺の村の出身でな。……貧乏な村だったよ。村一番の漁師だった、うちの爺さんの取ってくる獲物だけが家族の食い扶持だった。ある朝、漁に出た爺さんが夜になっても帰らなかった。それで終わり。ドボン、さ。しばらくして俺は村を出たんだ。山のような金貨を手に入れるまで、村には帰らねえつもりでな。……へっ、そんなもんいつになるかわかりゃしねえけどな」
「…………」
「……おい、広間のようだ」
 戦士アマルガンと歩を並べて進んでいたヴェルサリウス27世が振り返ってそう伝えてきた。


 淡い光球では端まで見通せないほどがらんと広い部屋の入口に立ち尽くし、一行は先へと続くであろう暗い通路を視界に入れつつ逡巡していた。
 もちろん、手ぶらで帰るわけには行かない。今にも1歩を踏み出そうとしていた万太郎の耳に、微かになにかが聞こえた気がした。
(………………)
「ん……?」
 やはり、なにかが聞こえた気がした。
(………………)
「どうしたよ」
「しっ、静かにしてくれ」
 万太郎は手で仲間を制し、耳をそばだてた。
(…………か?)
(…………るか?)
(……捧げるか?)
「捧げるだと?いったいなにを」


「こりゃあ……なんだ」
 背後からへーじろーの声が聞こえた。
 壁面の窪みに台座が設けられており、そこに直立していたのは2体の等身大の木製人形だった。その肌は人と見紛うほどによく磨かれ、しかし確実に木で出来ていた。
「気味が悪いな、まるで生きてるみたいだ」
 ヴェルサリウス27世が普段の淡々とした調子は変えず、しかし幾分か神妙に口にした。
「ソナン・イエにいた頃に、聞いた事がある」
 万太郎がボソリと呟いた。
「これは……ミラードールと呼ばれる太古の魔具だ。白の大魔術師ニン=ドゥルジエル=ニンが作り上げた作品で、人の血肉を分け与える事で、あるじの意のままに動き出すらしい」
「意のままに……って言われてもな」
 一行は人形を遠巻きにしつつ、顔を見合わせた。
「どちらにせよ、ここに置いておくには過ぎた代物だわな」
「とは言えこんなものを担いで探索もできん。引き上げ時に持ち帰るとしよう」
「……爺さんが言っていた。海がその気にならなきゃ獲物は取れない、ってな」
 へーじろーが暗闇に消える通路の先を見つめながら呟いた。


 続く部屋は、謁見の間とでも言うべき広間であった。昔は豪奢であったのだろう、薄汚れた天鵞絨が壁や床に垂れ下がり、当時の謳歌の名残を見せていた。
 部屋の正面に位置する壇上には玉座めいた椅子がしつらえられており、そこに剣を手に俯きぎみに座り込んでいる騎士の甲冑が設置されていた。
「やったぜ、お宝か」
「いや、待て……なにか……変だ」
 鎧兜の下に赤紫の眼光がぎらりと光るや否や、広間に曇った声が木霊した。
「我は覇王ガイウスが麾下、壱の騎士アンブロシウス」
 甲冑が軋みを上げながら立ち上がった。
「偉大なる陛下の領土に踏み入る愚か者め。裁きの鉄槌を受けよ」


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【戦闘】
PC:万太郎MR28防5、ヴェルサリウス27世MR23、へーじろーMR13、戦士アマルガンMR28、魔術師インディMR8
壱の騎士アンブロシウス MR200防10

 *魔術師インディ《これでもくらえ!》詠唱。壱の騎士アンブロシウスに15魔法ダメージ!
1ラウンド:PC【122】 VS 敵【165】 /PC側に43ダメージ!(万太郎24、ヴェルサリウス27世15、へーじろー5、戦士アマルガン19、魔術師インディ0 VS 185)
 *魔術師インディ、死亡。ヴェルサリウス27世→へーじろーに奇跡的な回復薬を使用。
2ラウンド:PC【92】 VS 敵【166】 /PC側に74ダメージ!(万太郎1、ヴェルサリウス27世2、へーじろー1、戦士アマルガン0、魔術師インディ0 VS 185)
 *戦士アマルガン、死亡。

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「無理だ!今の俺たちで勝てる相手じゃない。撤退を……」
「しかし、こいつは逃がしてくれそうもないがね」
 手負いの万太郎とヴェルサリウス27世が体勢を立て直しながら顔を見合わせた。
「……爺さんが言っていた。銛は獲物の目を覗き込めるくらい引き寄せてから放て、ってな」
 横に並ぶへーじろーがそう呟き、額から流れる血を拭うと、戦士アマルガンの獲物であった斧を拾い上げた。
「俺らの集落ではな、役割を悟ったものは自分の意志で姿を消すんだ」
 言葉を紡ぎながら、へーじろーは1歩足を踏み出した。
「へーじろー!」
「さぁ来い、怪物。俺が相手だ」
 そう言い放つとへーじろーは万太郎とヴェルサリウス27世を後ろに押しやった。
「走れ、万太郎!奴の覚悟を無駄にするな」
 ヴェルサリウス27世が先に走り出した。万太郎も急ぎ後に続きつつ、もう一度だけ背後を振り返った。
 斧を振りかざして不死の怪物に立ち向かう背中が見えた。
「ウォーーー」


∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴
☆戦果
無敵の万太郎(東洋風の戦士)→撤退。入手:ミラードール。
ヴェルサリウス27世(カエル人)→撤退。入手:ミラードール。使用済み:奇跡的な回復薬
へーじろー(落ち着きのない男)→消息不明。新キャラクターを作成して下さい。

→ミラードールは自らの血肉を捧げることで、魂を与えることができる。もし売却したいなら代わりに金貨100枚を入手する。
・ハンタードール→MRを10捧げる。MR35、先制攻撃可能
・ウィザードドール→MRを10捧げる。MR15、《死の刃》《開け》《そこにあり》《鬼火》
・バードドール→MRを10捧げる。MR30、飛行可能

「我の魂も、体も、あなたによって生まれた。我があるじよ。どうぞお見知りおきを」

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☆ランキング
1位:
無敵の万太郎 +ミラードール →(所持品:金貨20枚。高品質な武器【ソナン・イエの槍】、高品質な防具【アーミング・ダブレット】、《開け》の呪文石)
ヴェルサリウス27世 +ミラードール →(所持品:金貨0枚。高品質な武器【超小型単弓】、《開け》の呪文石、《そこにあり》の呪文石、呪文:《イーゼルヴァンの黒き夢》)

3位:
冬の嶺の炎=バラク=ヘルムハート +金貨50枚 →(所持品:金貨50枚。黒き大斧、高品質な防具【革鎧】、《そこにあり》の呪文石)
ヘルト +金貨50枚 →(所持品:金貨55枚。高品質な武器【シュヴァイツァー・サーベル】&【カッツバルゲル】、高品質な防具【メイル・アーマー】、保存食*1、《開け》の呪文石、《そこにあり》の呪文石)
ソーグ +金貨50枚 →(所持品:金貨55枚。高品質な武器【グレートソード】、高品質な防具【レザーアーマー】、《開け》の呪文石)
コソ泥のニンツ +金貨50枚 →(所持品:金貨65枚。高品質な武器【良い短剣】、高品質な防具【硬い皮鎧】)
カーモネーギー +金貨50枚 →(所持品:金貨65枚。高品質な武器【ショートボウ】、高品質な防具【革鎧】)
デュラル・アフサラール +金貨50枚 →(所持品:金貨125枚。高品質な武器【弓】、奇跡的な回復薬)
シャオリン +金貨50枚 →(所持品:金貨50枚。高品質な武器【鉄扇】、《そこにあり》の呪文石、呪文:《死の刃》)
ポル・ポタリア +金貨50枚 →(所持品:金貨100枚、呪文:《イーゼルヴァンの黒き礫》)
アンドレア +金貨50枚 →(所持品:金貨85枚。黒き剣、高品質な武器【鞭】)

12位:
"片耳の"マロウズ +金貨40枚 →(所持品:金貨50枚。黒き短剣、《開け》の呪文石、《そこにあり》の呪文石)
クリフ +金貨40枚 →(所持品:金貨55枚。奇跡的な回復薬、竜の牙、呪文:《イーゼルヴァンの黒き手》)
サマ +金貨40枚 →(所持品:金貨45枚。奇跡的な回復薬、《開け》の呪文石、《そこにあり》の呪文石、竜の牙、呪文:《イーゼルヴァンの黒き夢》)
エミリア +金貨40枚 →(所持品:金貨40枚。高品質な防具【ブレストプレート】、《そこにあり》の呪文石×1、奇跡的な回復薬、竜の牙)

■消息不明
へーじろー

■砦にて待機(今回投稿無し)
アクロス →(所持品:金貨50枚)
ヤスヒロン →(所持品:金貨50枚)

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☆ザルダック商店
金貨を入手している場合、買い物をしても構わない。自由筆記欄に記載すること。
商品は変わる場合があるので、次回以降に残しておくこともできる。

<商品リスト>
・高品質な武器 金貨30枚 MR+10/好きな武器タイプを自由筆記に記載下さい
・高品質な防具 金貨30枚 防御点+5/好きな防具タイプを自由筆記に記載下さい
・奇跡的な回復薬 金貨10枚 ダメージ10点回復/1回限り
・《これでもくらえ!》の呪文石 金貨15枚 魔法攻撃ダメージ20点/1回限り
・《死の刃》の呪文石 金貨15枚 1ターンのみダメージ2倍/1回限り
・《開け》の呪文石 金貨10枚 鍵開け/1回限り
・《そこにあり》の呪文石 金貨10枚 隠されたものを感知する/1回限り
・雇い人(戦士L1) 金貨50枚 MR35/1事件限り
・雇い人(盗賊L1) 金貨50枚 MR20・《開け》《そこにあり》/1事件限り
・雇い人(魔術師L1) 金貨50枚 MR15・《これでもくらえ!》/1事件限り

☆訓練場
金貨を使用して、ガガック兵長に特別訓練をつけてもらえる。自由筆記欄に記入すること。
支払い可能であれば複数回選択しても構わない。

・戦闘訓練:金貨100枚/基本MR+10
・魔術訓練:金貨50枚/ザルダック商店で扱っている呪文石から1つ選択。今後1事件に1回使用可能に。(呪文石との併用可)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
【ルール】
・PCはカザン帝国の辺境開拓軍の戦士です。
・毎回、「事件」が更新されます。どの事件を解決に向かうか選択して下さい。
・同じ事件に向かったPCが多ければ、解決しやすいですが報酬も少なくなります。逆に1人だと報酬は総取りですが、失敗の可能性も高くなります。
・トロールワールドは無情です。運が悪ければあっけなく死ぬでしょう。死んだときは死んだときです。新たなPCで1から出直して下さい。
・事件の処理はシンプルにモンスターレートで行います。(PCも一律でMR表記処理)PCの初期戦闘力はMR20(3D6+10)です。
・事件を解決したら、報酬がもらえます。報酬はカザン帝国への貢献度として、順位付けされます。順位によっては特別報酬がもらえることもあるでしょう。
・報酬を使って装備を購入したりすることもできます。商品は毎回変わるので使うか、貯めるかは判断のしどころでしょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
【未解決事件】
A:
魔術師イーゼルヴァンより、探索の依頼が入った。
やぁ諸君。いつも世話になっておるな。今回は1つ、お使いを頼まれて欲しいのだよ。
コースト街道の南に我が師、黒のモンゴーが以前研究室として使っていた遺跡があってな。最近その近隣を悪名高きベアカルトの教団が拠点にしていると耳にしたのだ。
もはや不要のものとはいえ、師の研究室を荒らされるのは気分のいいものではない。書物や品物を引き上げてきて貰いたいのだ。
脅威予測)中
報酬)中

B:
ナルン村より、戦で不足した食料品を賄う為、〈シャンキナルの森〉にて丸々獣狩りを依頼したいとの相談があった。
丸々獣は古代ポロメイア王国で使役されていた生物で、家畜化した猪が逃げて野生化したものだ。
森のなかでの生活に適応し、樹上生活を営んでおり、獰猛で大変危険である。注意して任務に当たるように。
脅威予測)小・ただし森林警備隊に注意せよ。
報酬)小

C:
〈大断崖〉手前の盆地の古代帝国時代の塔について、探索を継続する。
魔術師戦争時代の遺跡には、強大な力を持つ魔法の品物が保存されている事も多い。
各自、慎重を期しつつ調査を継続せよ。赴くものはどの程度で帰還するかの自分なりの指針を申告しておくこと。
脅威予測)未知数
報酬)莫大

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【作戦会議室・峡谷の山猫亭】

https://www1.x-feeder.info/FTGAME/

出撃前に相談をしたり、雑談や交流ができるチャットルームです。
PC・スマホ・携帯から閲覧/書き込みできますので、ぜひご活用下さい!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
【参加方法】

https://jp.surveymonkey.com/r/5RDQZP7

参加フォームに下記を記入し、送信して下さい。
・キャラクター名
・今回選択する事件
・(任意・自由筆記)事件への対応や購入した商品、キャラ設定(年齢・性別・性格・生い立ち・風貌・特徴・口癖など)
・プレイヤー名・メールアドレス
 *投稿内容の詳細確認などが必要な場合にこちらからご連絡をする場合があります。

【参加締切】
配信日の2週間後を締切とします。
締切を過ぎますと次回は「待機」となります。

■今回の締切:4/28(日)24時まで

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