SPAM注意

(編集・水波)最近SPAM投稿が増えておりますが、見つけ次第手動で削除いたしますので、決してクリックなどされないよう、ご注意下さい。

2019年5月26日日曜日

T&T読者参加企画『カザン帝国辺境開拓記』 ep.5 No.2326

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

T&T読者参加企画『カザン帝国辺境開拓記』 ep.5

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
from 水波流
月イチペースでお送りする、読者参加企画。
今回は総勢19名のご参加を頂いております。途中参加ももちろん大歓迎!

毎度の長文ですのでパソコンでご覧頂くのを推奨いたします。
もし携帯電話などで受信し、途中で切れたりしている場合は、下記バックナンバー保管庫からご確認をお願いいたします。
https://ftnews-archive.blogspot.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

事件の結末

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
■事件A:9人出撃
魔術師イーゼルヴァンより、探索の依頼が入った。
やぁ諸君。いつも世話になっておるな。今回は1つ、お使いを頼まれて欲しいのだよ。
コースト街道の南に我が師、黒のモンゴーが以前研究室として使っていた遺跡があってな。最近その近隣を悪名高きベアカルトの教団が拠点にしていると耳にしたのだ。
もはや不要のものとはいえ、師の研究室を荒らされるのは気分のいいものではない。書物や品物を引き上げてきて貰いたいのだ。
脅威予測)中
報酬)中

∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴

 太古の街道〈グレート・ロード〉と呼ばれる、カザン帝国と商業都市コーストを結ぶ街道。カザン帝国において、隊商が行き来する最も重要な交易路である。
 街道の南端、フンガ川の川沿いに位置する商業都市コーストは歴史上、何度となくカザン帝国に制圧されるも、その度毎に力を蓄え反旗を翻していた。
 そして〈偉大なる熊神〉を信仰する悪名高きベアカルトもまた、反帝国勢力として不気味にその活動圏を広げていた。
 カザン帝国中枢部ではコースト市とベアカルトが繋がっているのではないかという声も囁かれたが、コースト市議会は公式にそれを否定。教団員の首に賞金をかけるに至った。


「……というのが、〈偉大なる熊神の教団〉ことベアカルトについての噂だ。まぁ真偽はわからないがね」
 人の良さそうな笑みを浮かべつつアンドレアが肩をすくめて話をまとめた。
「ベアカルトねえ……」
 遠くを見つめながらポル・ポタリアが語り始めた。
「実は言ってなかったんだけど、ボクはハッピーハッピー教の指導者なんですよ」
「はぁ?」
「一日一回『ハッピー』と唱える、これだけで幸せになれる! さらに、この『幸せになれるお守り』購入すると、主にボクが幸せになっちゃう。あとでお友達にお守りを売れば、キミも幸せになれちゃう。これを繰り返すと確実に幸せな人が出来るんだよ! サイコーだと思わない?」
「……」
「っと、こんな感じで教えを説けば、ベアカルトの諸君も宗旨替えしてくれるんじゃないかなぁ。キミ、どう思う?」
 大げさな身振り手振りつきのポルの本気とも冗談とも取れぬ話に、黒髪長髪の剣士スパイデイが困惑した様子で周囲の連中を見回した。赤毛の大男バラクがニヤリと笑いながらその肩を軽く叩いた。
「こいつの話は、話半分どころか話100分の1くらいで聞いたほうがいいぜ」
「そりゃひどい。心外だなぁ。そんな事を言うキミは一生不幸にしちゃうよ?」
 と言いながら、ポルは愉快そうにゲラゲラと笑った。つられてバラクとスパイデイも笑い声を上げた。
「さぁ、馬鹿話もそこまでだ。着いたようだぞ」
 先頭を歩いていたエルフの青年マロウズが一行を振り返りながら言葉を続けた。
「ここからは、もっと慎重になったほうがいい」
「ここが……」
 一行の前に、蔦が絡んだ石柱を入口とした古い遺跡が口を開けていた。


「聞いてたとおりだよ。あの呼び鈴と扉はまやかしだ。実際の扉はその横」
 赤毛の盗賊エミリアが不機嫌そうな顔で髪をいじりながら、遺跡の奥を指差した。その手から粉々になった《そこにあり》の呪文石がこぼれ落ちた。
「イーゼルヴァンの旦那の言った通りだな」
(我が師モンゴーは研究の邪魔をされるのを最も嫌う。呼ばれもせぬのに呼び鈴を鳴らす愚か者は召喚獣の餌食となろう。)
 バラクが魔術師の言葉を思い出しながらつぶやいた。
「いいかい。開けるよ」
 エミリアはぶっきらぼうに言い放つと、腰袋から別の呪文石を取り出した。
「《開け》」


「ふうむ」
 ドワーフの戦士クリフが、グレムリンの片腕であごひげをひねった。眼の前には巨人を象った石像が2体立ち並び、2つ目の扉を塞いでいた。
「資格を見せよ、か」
 クリフの横に並んだカエル人サマが、台座に刻まれた古代文字を読み解いた。
「悩むことはない。これであろう」
 後ろから進み出た東方の戦士デュラルが、懐から黒曜石でできた装身具を取り出した。
(モンゴーのしるし。黒の使徒たる証だ。)
 バラクの脳裏にまた魔術師の言葉がよぎった。
「第1の封印はまやかし、第2の封印は資格。ここまでは、よし」
 マロウズが小さくつぶやいた。


「第3の封印は、言葉」
 一行の目前の3つ目の扉から、重々しい言葉が響き渡った。
《閉ざされし扉の先へ進む者よ。全てを統べるものの名を唱えよ……》
 アンドレアが一歩前に進んで、魔術師から聞き及んでいた合言葉を朗々と読み上げた。
「全ての色を統べるは《全き黒》」
 扉が沈黙し、やがて錠前の開く甲高い金属音が響いた。
「ようし。これであとは……」
《重ねて問う》
「……!?」
《黒のモンゴーの研究室と知って入室を試みる其方の、名を名乗るが良い》
「な、聞いてねえぞ!?」
 バラクが困惑した様子で口にした。一行も顔を見合わせる。3つの封印の先は研究室、そう聞いていたはずだった。
《名を名乗るが良い》
「……イーゼルヴァン?」
 アンドレアが頼りなさげな口調で呼びかけに応えた。途端、辺りに笑い声が木霊した。
〈イーゼルヴァンだと? ははは、あの出来損ないの馬鹿弟子の事か。これは笑わせてくれる〉
 一瞬の沈黙のあと、扉がゆっくりと開き、奥の闇からのそりと何かが姿を表した。老人の顔、コウモリの翼、獅子の肉体、サソリの尾を持つそれは、魔獣マンティコアの姿であった。
〈我こそが真の黒の使徒、黒檀のメメコレオウス〉


〈諸君らの言い分はわかった。出来損ないの弟弟子め。これを機に師の研究資料をせしめる気でおるのだな〉
「いやあ……知らなかったんだと思いますよ……あなたがここにいるということは」
〈であろうな。しかし我もかの熊神の教団に閉口しているというのも事実。奴らこの遺跡に目をつけたようでな。これまでも何度となく訪れておる〉
 と、そこへ急にリリリリリリ……と耳障りな鈴の音がかき鳴らされた。
〈噂をすれば、か。丁度よい。イーゼルヴァンの下僕どもよ、手伝って貰うぞ〉

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
【戦闘】
PC:バラクMR50防5、アンドレアMR45防5、マロウズMR30防5、デュラルMR30、エミリアMR20防5、ポルMR20防5、クリフMR20、サマMR20、スパイデイMR20
味方:黒檀のメメコレオウスMR80防10
敵:ベアカルト教団員MR30*6 上級教団員MR50*3

1ラウンド:PC【305】 VS 敵【318】 /PC側に13ダメージ!(バラク50、アンドレア45、マロウズ30、デュラル29、エミリア20、ポル20、クリフ19、サマ19、スパイデイ19、メメコレオウス80)
2ラウンド:PC【329】 VS 敵【310】 /敵側に19ダメージ!(教団員28、28、28、28、28、27、上級教団員48、48、48)
3ラウンド:PC【313】 VS 敵【306】 /敵側に7ダメージ!(教団員27、27、27、27、27、26、上級教団員48、48、47)
 *上級教団員:ワーベア化→MR+50回復5
4ラウンド:PC【319】 VS 敵【437】 /PC側に118ダメージ!(バラク43、アンドレア38、マロウズ23、デュラル17、エミリア13、ポル13、クリフ7、サマ8、スパイデイ8、メメコレオウス78)
 *エミリア、クリフ、サマ、竜の牙使用。MR30スパルトイ*3召喚。
 *ポル《イーゼルヴァンの黒き礫》詠唱。教団員A、B、Cに6魔法ダメージ!
 *メメコレオウス《これでもくらえ!》詠唱。上級教団員Aに50魔法ダメージ!
5ラウンド:PC【384】 VS 敵【402】 /PC側に18ダメージ!(バラク43、アンドレア38、マロウズ23、デュラル16、エミリア13、ポル13、クリフ6、サマ7、スパイデイ7、メメコレオウス78、スパルトイA29、B29、C29)
 *デュラル→奇跡的な回復薬を使用。
 *クリフ《イーゼルヴァンの黒き手》詠唱。教団員Aに10魔法ダメージ!クリフ10回復。
 *サマ《イーゼルヴァンの黒き夢》詠唱。上級教団員B、昏睡。
 *メメコレオウス《これでもくらえ!》詠唱。上級教団員Aに50魔法ダメージ!
6ラウンド:PC【378】 VS 敵【241】 /敵側に137-60=77ダメージ!(教団員1、11、11、17、17、17、上級教団員0、91(昏睡)、91)
 *クリフ、サマ→奇跡的な回復薬を使用。
 *メメコレオウス《死の刃》をバラクに詠唱。
7ラウンド:PC【417】 VS 敵【204】 /敵側に213ダメージ!(教団員0、0、0、0、0、0、上級教団員0、64(昏睡)、69)
8ラウンド:PC【367】 VS 敵【73】 /敵側に294ダメージ!(敵全滅)

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴
☆戦果
冬の嶺の炎=バラク=ヘルムハート
アンドレア
"片耳の"マロウズ
デュラル・アフサラール →使用済み:奇跡的な回復薬
エミリア →熊神石の破片を入手。使用済み:《開け》の呪文石*1、《そこにあり》の呪文石*1
ポル・ポタリア →《イーゼルヴァンの黒き礫》改め《メメコレオウスの黒き礫》/能力強化(敵5体にダメージを6点ずつ与える)〈馬鹿弟子め、教え方が悪いわ〉
クリフ →使用済み:奇跡的な回復薬*1
サマ →使用済み:奇跡的な回復薬*1
スパイデイ →熊神石の破片を入手。

 *熊神石の破片→獣人化した上級教団員が倒れた際に手からこぼれ落ちた謎の石の破片。使用するとワーベア化MR+25。亀裂が入っており、無闇に試すのは危険。

→メメコレオウスが助力の礼として一行へ金貨300枚を進呈する。
〈諸君、なかなかいい腕をしているではないか。うむ、ものはついでだ。これを機に此奴等を一掃してもらえると助かるのだがな。さすれば出来損ないの弟弟子が欲しがっている品物も渡してやらんでもない。それに加えて我からも更なる報酬を約束しよう〉

→続きは、次回ep.6の事件Aの概要へ……。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
■事件B:6人出撃
ナルン村より、戦で不足した食料品を賄う為、〈シャンキナルの森〉にて丸々獣狩りを依頼したいとの相談があった。
丸々獣は古代ポロメイア王国で使役されていた生物で、家畜化した猪が逃げて野生化したものだ。
森のなかでの生活に適応し、樹上生活を営んでおり、獰猛で大変危険である。注意して任務に当たるように。
脅威予測)小・ただし森林警備隊に注意せよ。
報酬)小

∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴

「そっちへ行ったぞ!」
「気をつけろ、樹上に登らせたら厄介だ」
 深い森の奥。ガサガサと藪を掻き分ける騒々しい音とともに、丸々と太った獣が一匹、鈍重な見た目とは裏腹の素早さで姿を表した。それを追って藪の向こうから慌てた様子で、盗賊二人組ニンツとカーモネギーが顔を出した。
「ヘルト!左に回りこんでくれ、俺とへーざぶろーは右に」
「……承知」
 大剣を背負った盗賊風の男ソーグが、寡黙な戦士ヘルトに走りながら声をかけた。戦士へーざぶろーもその後ろに続く。脇目も振らず一心不乱に走り続ける丸々獣。その全力の足の速さは人の追いつける速度ではない。
 と、突如目の前の岩影から、丸々獣の目の高さに何かが差し出された。不意をつかれた獣は立ち止まる事もできず、思い切り顔面を強打して転倒した。
「やったぁ!獲物ゲットだヨ」
 東洋風の少女シャオリンが鉄扇を手に、昏倒している丸々獣の周りで嬉しそうに跳ね回った。
「油断するなよ」
「これで二匹、まだまだいるぞ」
「ヒャッハー。楽しい狩りの時間だぁ!」

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
【戦闘】
PC:ヘルトMR40防5、ソーグMR30防5、ニンツMR30防5、カーモネギーMR30防10、シャオリンMR30防5、へーざぶろーMR20
敵:丸々獣MR50*3

1ラウンド:PC【176】 VS 敵【132】 /敵側に44ダメージ!(丸々獣A35、B35、C36)
2ラウンド:PC【164】 VS 敵【116】 /敵側に48ダメージ!(丸々獣A19、B19、C20)
3ラウンド:PC【179】 VS 敵【91】 /敵側に88ダメージ!(丸々獣全滅)

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

「これで五匹……まぁこんなものか」
「そうだな。一度に沢山獲っても、燻製にするのが大変だし……」
「燻製?」
 カーモネギーの何気ない一言に、ソーグが怪訝そうな顔をする。
「ああ、知らなかった? 肉を食らう丸々獣は燻製にしないと臭くて食いづらいんだよ。それも五匹もいりゃ大仕事だ」
「となると、引き上げ時かね、こりゃ」
 ニンツがそう一息をついた。その時。
「必要以上に獲りすぎてくれるな」
 不意にかけられた硬い声に、全員が慌てて振り返った。
 森の木立の脇に、完全武装した西方エルフの集団が立ち並んでいた。油断なく弓を一行に向ける森林警備隊員を片手で制し、隊長格のエルフが前に歩を進めた。
「こ奴らも今や森の円環の1つ。狩り狩られ、食い食われるは生き物の定め。しかし円環の理から外れた行為を我らは営みとは呼ばぬ」
 そこで言葉を区切ると隊長ギルサリオンは表情の読めない視線で一行を眺めた。
「……元より、そのつもりだ」
 一行を代表して、ヘルトが口にした。
「必死なんだよ。村の連中も」
「お前の言う通り、食わなきゃ食われる。〈大沼地〉のゴブリン共に全てを明け渡すなんてのはゴメンだ」
 カーモネギーとソーグが言葉を重ねた。
「そうか……なら、良い」
 ギルサリオンはふっと目線を外すと、話を続けた。
「ただし、聖なる鳥には近づかないでもらいたい。我らとて、聖地を犯すものに寛大な処置は与えられぬ」
「聖なる鳥?」
 初めて耳にする単語に、一行は顔を見合わせた。
「……七つの頭を持つ神の鳥、セマルグル」
 後方から口を開いたのは誰であろう、盗賊のニンツであった。
「……ほう、よく知っているな、帝国人」
「俺はこの辺りの村の出身でね。聖なる鳥と不死身のコシチェイの話は、昔からよく聞かされたよ……」
 ニンツは少し遠い目をしながらつぶやいた。
「では話は早い。他の者にも伝えよ。聖なる鳥の眠りを妨げる事は許されぬ。さもなくば……」
「ギルサリオン隊長!」
 背後の警備隊員が不意に鋭い声を上げた。視線の先を見ると森の獣道を、傷だらけになった西方エルフがよろよろと歩を進めていた。
「どうした、なにがあったのだ」
「ば、化け物どもが……神像が……」
 言葉の途中でエルフは崩れ落ちるように地に臥した。ギルサリオンは素早く合図をすると、配下とともに身を翻した。
「待てよ。どう考えてもまともな状況じゃねえだろ」
 ソーグがギルサリオンの背後から声をかけた
「貴様らには故なきこと」
「困るんだよ。狩場を荒らされちゃあね」
 カーモネギーも言葉を続けた。
「警告はしたぞ」
「行くアル!」
 シャオリンが上げた元気な声が森に響いた。


「これは……」
 ぽっかりと開けた森の広場に一体の像が佇んでいた。鳥と動物の要素の入り交じった異形の身体を持つ古代の神像。聖なる鳥、七頭神セマルグルの名で呼ばれるその神像は、全身をべっとりと血にまみれて穢されていた。
 そして広場のそこかしこに倒れ伏した西方エルフたちに覆いかぶさるように肉を抉っているのは、ただれた腐肉を持つ屍人の群れであった。
「畜生、なんだってんだ、こいつぁ」
「許さぬ……!」

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
【戦闘】
PC:ヘルトMR40防5、ソーグMR30防5、ニンツMR30防5、カーモネギーMR30防10、シャオリンMR30防5、へーざぶろーMR20
西方エルフ森林警備隊:隊長MR50、隊員MR30*4
敵:屍人MR40*10

1ラウンド:PC+エルフ【171+167=338】 VS 敵【379】 /味方側に41ダメージ!(ヘルト40、ソーグ30、ニンツ30、カーモネギー30、シャオリン30、へーざぶろー17、隊長46、隊員A26、B26、C26、D26)
2ラウンド:PC+エルフ【177+141=318】 VS 敵【389】 /味方側に71ダメージ!(ヘルト39、ソーグ29、ニンツ29、カーモネギー30、シャオリン29、へーざぶろー11、隊長39、隊員A19、B19、C19、D19)
 *ヘルト《死の刃》詠唱。
 *シャオリン《死の刃》詠唱。
 *ギルサリオン《死の刃》詠唱。
3ラウンド:PC+エルフ【213+163=376】 VS 敵【384】 /味方側に8ダメージ!(ヘルト39、ソーグ29、ニンツ29、カーモネギー30、シャオリン29、へーざぶろー11、隊長38、隊員A18、B18、C18、D18)

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

「まずいヨ。アタシとヘルトのアニキの奥の手も通じてない!」
「魔術師を連れてくるべきだったか……」
 ソーグが後悔の念をつぶやいた。
「……帝国人よ。しばし時間を稼いでくれまいか」
 ギルサリオンが額の血を拭いながら、前方のヘルトに呼びかけた。
「……わかった。しかし長くは持たんぞ」
 ヘルトが屍人に向かい両手の剣を構え直した背後から、上位エルフ語の詠唱が紡ぎ出された。

………………
森に棲まいし
遠都御祖の御霊
代々の先祖達の御前を拝み奉りて
慎み敬ひも白さく
夜の守日の守に守幸はえ宇豆那比給へ
………………

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
【戦闘】
 *ギルサリオン《厄払い》詠唱。屍人A調伏
4ラウンド:PC+エルフ【168+90=258】 VS 敵【327】 /味方側に69ダメージ!(ヘルト38、ソーグ28、ニンツ28、カーモネギー30、シャオリン28、へーざぶろー5、隊長32(詠唱)、隊員A12、B12、C12、D12)
 *ギルサリオン《厄払い》詠唱。屍人B調伏
5ラウンド:PC+エルフ【173+87=260】 VS 敵【309】 /味方側に49ダメージ!(ヘルト38、ソーグ28、ニンツ28、カーモネギー30、シャオリン29、へーざぶろー1、隊長28(詠唱)、隊員A8、B8、C8、D8)
 *ギルサリオン《厄払い》詠唱。屍人C調伏
6ラウンド:PC+エルフ【170+77=247】 VS 敵【257】 /味方側に10ダメージ!(ヘルト38、ソーグ28、ニンツ28、カーモネギー30、シャオリン29、へーざぶろー1、隊長27(詠唱)、隊員A7、B7、C7、D7)
7ラウンド:PC+エルフ【169+97=266】 VS 敵【254】 /敵側に12ダメージ!(屍人0、0、0、38、38、38、38、38、39、39)
8ラウンド:PC+エルフ【181+116=297】 VS 敵【248】 /敵側に49ダメージ!(屍人0、0、0、31、31、31、31、31、32、32)
9ラウンド:PC+エルフ【175+101=276】 VS 敵【217】 /敵側に59ダメージ!(屍人0、0、0、22、23、23、23、23、23、23)
10ラウンド:PC+エルフ【158+112=270】 VS 敵【198】 /敵側に72ダメージ!(屍人0、0、0、12、12、12、13、13、13、13)
11ラウンド:PC+エルフ【160+117=277】 VS 敵【167】 /敵側に110ダメージ!(屍人全滅)

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 さながら肉塊と表現した方が適切な状態の千切れた四肢や肉片が、痙攣というには躍動感に溢れた動きで広場を這い回っていた。
 横たわる西方エルフたちの屍を前に、憔悴した様子のギルサリオンが膝をついていた。死したエルフの硬く握り締めていた手が緩み、布切れが力無く滑り落ちると風に流された。ヘルトは何気なくそれを拾い上げたが、そこには見たことの無い紋章が記されていた。(……砦に戻れば誰かわかるやつもいるだろう)
「……歓迎されざるものがこの森に入り込んでいるようだ」
 ギルサリオンは立ち上がり、一行を見つめながら言葉を続けた。
「帝国人よ。砦の長に伝えよ。これが貴様らの仕業とは思わぬ。しかしこれ以降、森で不審な動きをするものを見かければ、全て我ら西方エルフの敵とみなす、とな」
 ギルサリオンはそう言い放つと、返事を待たずに配下とともに姿を消した。


∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴
☆戦果
ヘルト
ソーグ
盗賊のニンツ
カーモネーギー
シャオリン
へーざぶろー

→ナルン村に丸々獣を収めた後、砦に戻った君たちの報告を受け、ガガック兵長が苦虫を噛み潰したような表情で重い口を開いた。
「にわかには信じ難い事だが……ヘルトが持ち帰ったこの布に記されているのは、伝説の屍人使いマリオナルシスの紋章だ」
「……ば、馬鹿な」
 背後に控えていた参謀・魔術師ウォーゼル卿が驚愕の顔つきで口を挟んだ。
「マリオナルシスは先の大戦、オーバーキル城の戦いで、我がカザン帝国〈死の軍団〉の前に敗北し、死んだはずでは」
「……件の伝令の言葉とも奇妙に符号する」

→続きは、次回ep.6の事件Bの概要へ……。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
■事件C:4人出撃
〈大断崖〉手前の盆地の古代帝国時代の塔について、探索を継続する。
魔術師戦争時代の遺跡には、強大な力を持つ魔法の品物が保存されている事も多い。
各自、慎重を期しつつ調査を継続せよ。赴くものはどの程度で帰還するかの自分なりの指針を申告しておくこと。
脅威予測)未知数
報酬)莫大

∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴

「いいか、もう一度確認しておくぞ」
 東洋風の戦士、無敵の万太郎が全員を見回して語りかけた。
「今回の俺たちの目的は探索だ。この人数じゃ、あの怪物騎士に勝つ見込みは万に一つもない。今回は徹底して調査を行い、改めて人数を揃えて出直すんだ」
 カエル人の戦士ヴェルサリウス27世が感情の読めない面構えで小さく頷いた。後方の2人、大ぶりの鉄の棍棒を携えた男ヤスヒロンと槍を杖のように身体を預ける老人メックリンガーも神妙な顔で聞き入っている。
「なにか見つけたらすぐにみんなを呼ぶんだ。単独行動は避ける事、いいな?」


「大丈夫かい、爺さん」
 ヤスヒロンは、片足を引きずるように歩く枯れ枝のように細い老兵に、つい不安げな声をかけた。
「ナニを言うか!まだまだ若いもんには負けんわ!」
 意外や老人からは矍鑠(かくしゃく)とした大声で反論が返ってきた。
「この膝は第4次オーバーキル城攻防戦に参戦した時に敵の矢を受けてな……お前ら若いもんにも見せてやりたかったのう。その時ワシは、迫り来る敵兵共をちぎっては投げちぎって投げ……カザン帝国に勇者メックリンガーありと敵兵は震え上がったものよ」
 一度話し出したら止まらぬ老人の昔語りにヤスヒロンが後悔をし始めた頃、先行していた万太郎から声がかかった。
「二人共、来てくれ!」


 通路の途中、《そこにあり》の呪文で発光する石壁を前に、万太郎とヴェルサリウス27世が立ち止まっていた。石壁の淡い光が収まるとともに、ヴェルサリウス27世の手の呪文石がさらさらと砂のように砕け散る。
「準備はいいな? 油断するなよ……《開け》!」
 万太郎の呪文石が砕け散ると同時に、石壁が重々しい音を立てて開いていった。その隙間から灼熱の風が強く吹き出してきた。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
【戦闘】
PC:無敵の万太郎MR30防5、ヴェルサリウス27世MR20、ハンタードールMR35、ヤスヒロンMR30、メックリンガー老MR20
敵:ファイアエレメンタルMR140

先制射撃:ハンタードール【35】/敵側に35ダメージ!(ファイアエレメンタル105)
1ラウンド:PC【91】 VS 敵【102】 /PC側に11ダメージ!(万太郎30、ヴェルサリウス27世18、ハンタードール33、ヤスヒロン28、メックリンガー老18)
2ラウンド:PC【133】 VS 敵【99】 /敵側に34ダメージ!(ファイアエレメンタル71)
3ラウンド:PC【131】 VS 敵【90】 /敵側に41ダメージ!(ファイアエレメンタル30)
 *ファイアエレメンタル《炎の嵐》詠唱。PC側全員にそれぞれ13魔法ダメージ!(万太郎17、ヴェルサリウス27世5、ハンタードール20、ヤスヒロン15、メックリンガー老5)
4ラウンド:PC【102】 VS 敵【63】 /敵側に39ダメージ!(ファイアエレメンタル消滅)

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

「ふう・・・」
 炎の精霊の最後の足掻きにより、全員が大火傷を負いつつも勝利を収めた。一息ついたその時、薄暗い部屋に甲高い笑い声が木霊した。
「クヒヘヘヘ。また間抜けがやって来やがったんだな」
「誰だ!」
 万太郎の誰何の声とともに一陣の風が舞い、部屋に塵芥が巻き上げられた。一行が手で顔を覆った刹那、塵はひとまとまりに像を結び、尖った耳に長い尻尾を持つ妖魔の姿を取った。
「やぁやぁ、我こそはカザン帝国無双の一番槍、メックリンガーなり! いざ尋常に、勝負せん」
 メックリンガー老が眼を見張るような俊敏な勢いで、塵悪魔の身体を槍で滅多突きにした。しかし粉塵の舞う中、塵悪魔は全く意に介さない様子で甲高い笑い声を上げた。
「クカカ、間抜けめ。塵なんだよ、おれの身体はな」
 メックリンガー老は身体にまとわりつく粉塵を吸い込み、たまらず咳込んだ。
「間抜けはこいつらにでも遊んでもらいな!」
 塵悪魔がヒュウと口笛を吹き鳴らすと部屋の隅の闇から、ズルリと黒い獣が這い出してきた。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
【戦闘】
PC:無敵の万太郎MR17防5、ヴェルサリウス27世MR5、ハンタードールMR20、ヤスヒロンMR15、メックリンガー老MR5
敵:ブラックハウンドMR50*3

「下がれヴェルサリウス!その身体で前線に立つのは無理だ!」
「爺さんも下がってな。俺が前に出る」
 万太郎とヤスヒロンが一歩前に踏み出した。ヴェルサリウス27世は素早く後方に距離を取ると、片手で呪印を結びつつ、傍らのドールに指示を出した。
「お前は右を狙え」
<承知した。我が主>
「イーゼルヴァンの名において命ずる《眠れ》!」

先制射撃:ハンタードール【26】/敵側に26ダメージ!(ブラックハウンドA24、B50、C50)
 *ヴェルサリウス27世《イーゼルヴァンの黒き夢》詠唱。ブラックハウンドC、昏睡。
 *万太郎《死の刃》の呪文石を使用。
1ラウンド:PC【89】 VS 敵【73】 /敵側に16ダメージ!(ブラックハウンドA18、B45、C45(昏睡))
2ラウンド:PC【103】 VS 敵【69】 /敵側に34ダメージ!(ブラックハウンドA7、B33、C34(昏睡))
3ラウンド:PC【102】 VS 敵【60】 /敵側に42ダメージ!(ブラックハウンドA0、B19、C20(昏睡))
4ラウンド:PC【94】 VS 敵【34】 /敵側に60ダメージ!(ブラックハウンド全滅)

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 激しい戦いが終わり、気づくと塵悪魔は姿を消していた。上空のどこかから甲高い声だけが響き渡った。
「お前らの絶望の声が奴らに力を与える。戻ってきてるんだよ。太古の七英雄はな」
「七英雄だと……?」
「餌は餌らしく、せいぜい足掻くがいい。上の階で待ってるぜえ」
 それきり、声は聞こえなくなった。


∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴
☆戦果
無敵の万太郎 →使用済み:《死の刃》の呪文石*1、《開け》の呪文石*1
ヴェルサリウス27世 →炎の石を入手。使用済み:《そこにあり》の呪文石*1
ヤスヒロン
メックリンガー老 →炎の石を入手。

 *炎の石(足元に叩きつけることで炸裂し爆炎を撒き散らす。全体に4D6+15の魔法ダメージ)

→隠し部屋で財宝を発見した。宝石3つ(金貨50枚相当*3)装飾品(金貨30枚相当)
上階に向かうには怪物めいた騎士が守る広間を越えるしか無さそうである。
負傷も大きいため、一時帰還を決める。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
☆ランキング
1位:
無敵の万太郎/MR30防5 +金貨60枚 →(所持品:金貨65枚。高品質な武器【ソナン・イエの槍】、高品質な防具【アーミング・ダブレット】、ミラードール(未覚醒/覚醒させる場合は行動計画に記載を))
ヴェルサリウス27世/MR20 +金貨40枚、炎の石 →(所持品:金貨40枚。高品質な武器【超小型単弓】、《開け》の呪文石、炎の石、呪文:《イーゼルヴァンの黒き夢》、ハンタードール(MR35、先制攻撃可能))
エミリア/MR20防5 +金貨40枚、熊神石の破片 →(所持品:金貨40枚。高品質な防具【ブレストプレート】、《開け》の呪文石*1、《そこにあり》の呪文石*2、奇跡的な回復薬、竜の牙、熊神石の破片)

4位:
ヤスヒロン/MR30 +金貨50枚 →(所持品:金貨70枚。高品質な武器【ヘヴィーメイス】)
メックリンガー老/MR20 +金貨30枚、炎の石 →(所持品:金貨30枚。炎の石)

6位:
クリフ/MR20 +金貨40枚 →(所持品:金貨95枚。竜の牙、呪文:《イーゼルヴァンの黒き手》)
サマ/MR20 +金貨40枚 →(所持品:金貨65枚。奇跡的な回復薬*2、《開け》の呪文石、《そこにあり》の呪文石、竜の牙、呪文:《イーゼルヴァンの黒き夢》)
ポル・ポタリア/MR20防5 +金貨30枚、呪文強化 →(所持品:金貨100枚、高品質な防具【飛来物除けの護符を織り込んだジャケット(緑色)と足になじむ靴】、呪文:《メメコレオウスの黒き礫》)
スパイデイ/MR20 +金貨20枚、熊神石の破片 →(所持品:金貨20枚、熊神石の破片)

10位:
冬の嶺の炎=バラク=ヘルムハート/MR50防5 +金貨30枚 →(所持品:金貨30枚。黒き大斧、高品質な武器【バスタードソード】、高品質な防具【革鎧】、《そこにあり》の呪文石、《開け》の呪文石、奇跡的な回復薬)
アンドレア/MR45防5 +金貨30枚 →(所持品:金貨85枚。黒き剣、高品質な武器【鞭】、高品質な防具【革鎧】)
"片耳の"マロウズ/MR30防5 +金貨30枚 →(所持品:金貨50枚。黒き短剣、高品質な防具【レザージャケット】、《開け》の呪文石、《そこにあり》の呪文石)
デュラル・アフサラール/MR30 +金貨30枚 →(所持品:金貨135枚。高品質な武器【弓】、《開け》の呪文石、《そこにあり》の呪文石)

13位:
ヘルト/MR40防5 +金貨25枚 →(所持品:金貨30枚。高品質な武器【シュヴァイツァー・サーベル】&【カッツバルゲル】、高品質な防具【メイル・アーマー】、保存食*1、《開け》の呪文石、《そこにあり》の呪文石、呪文:《死の刃》)
ソーグ/MR30防5 +金貨25枚 →(所持品:金貨80枚。高品質な武器【グレートソード】、高品質な防具【レザーアーマー】、《開け》の呪文石)
盗賊のニンツ/MR30防5 +金貨25枚 →(所持品:金貨70枚。高品質な武器【良い短剣】、高品質な防具【硬い皮鎧】、奇跡的な回復薬×2)
カーモネーギー/MR30防10 +金貨25枚 →(所持品:金貨50枚。高品質な武器【ショートボウ】、高品質な防具【革鎧】、高品質な防具【籠手に付けれる小型盾】、《そこにあり》の呪文石)
シャオリン/MR30防5 +金貨25枚 →(所持品:金貨45枚。高品質な武器【鉄扇】、高品質な防具 【火鼠の皮衣】、《そこにあり》の呪文石、呪文:《死の刃》)
へーざぶろー/MR20 +金貨25枚 →(所持品:金貨25枚)

■砦にて待機(今回投稿無し)
アクロス/MR20 →(所持品:金貨50枚)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
☆ザルダック商店
金貨を入手している場合、買い物をしても構わない。自由筆記欄に記載すること。
商品は変わる場合があるので、次回以降に残しておくこともできる。

<商品リスト>
・高品質な武器+2 金貨60枚 MR+15/好きな武器タイプを自由筆記に記載下さい(高品質な武器から買い替える場合、古い武器は金貨10枚で引き取ってくれる)
・高品質な武器 金貨30枚 MR+10/好きな武器タイプを自由筆記に記載下さい
・高品質な防具 金貨30枚 防御点+5/好きな防具タイプを自由筆記に記載下さい
・奇跡的な回復薬 金貨10枚 ダメージ10点回復/1回限り
・《これでもくらえ!》の呪文石 金貨15枚 魔法攻撃ダメージ20点/1回限り
・《死の刃》の呪文石 金貨15枚 1ターンのみダメージ2倍/1回限り
・《開け》の呪文石 金貨10枚 鍵開け/1回限り
・《そこにあり》の呪文石 金貨10枚 隠されたものを感知する/1回限り
・《ないことに》の呪文石 金貨20枚 魔術を1度だけ無効化する/1回限り
・《いだてん》の呪文石 金貨40枚 3ターンの間2回行動が可能/1回限り
・雇い人(戦士L1) 金貨50枚 MR35/1事件限り
・雇い人(盗賊L1) 金貨50枚 MR20・《開け》《そこにあり》/1事件限り
・雇い人(魔術師L1) 金貨50枚 MR15・《これでもくらえ!》《死の刃》/1事件限り

☆訓練場
金貨を使用して、ガガック兵長に特別訓練をつけてもらえる。自由筆記欄に記入すること。
支払い可能であれば複数回選択しても構わない。

・戦闘訓練:金貨100枚/基本MR+10
・魔術訓練:金貨50枚/ザルダック商店で扱っている呪文石から1つ選択。今後1事件に1回使用可能に。(呪文石との併用可)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
【ルール】
・PCはカザン帝国の辺境開拓軍の戦士です。
・毎回、「事件」が更新されます。どの事件を解決に向かうか選択して下さい。
・同じ事件に向かったPCが多ければ、解決しやすいですが報酬も少なくなります。逆に1人だと報酬は総取りですが、失敗の可能性も高くなります。
・トロールワールドは無情です。運が悪ければあっけなく死ぬでしょう。死んだときは死んだときです。新たなPCで1から出直して下さい。
・事件の処理はシンプルにモンスターレートで行います。(PCも一律でMR表記処理)PCの初期戦闘力はMR20(3D6+10)です。
・事件を解決したら、報酬がもらえます。報酬はカザン帝国への貢献度として、順位付けされます。順位によっては特別報酬がもらえることもあるでしょう。
・報酬を使って装備を購入したりすることもできます。商品は毎回変わるので使うか、貯めるかは判断のしどころでしょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
【未解決事件】
A:
黒壇のメメコレオウスより新たな依頼である。
黒のモンゴーの元研究室の近くにある〈偉大なる熊神の教団〉の支部を壊滅させてほしいとの事。
メメコレオウスの言によれば、悪名高きベア・カルトの地下墳墓などとは及びもつかぬほどの小規模な拠点だそうだ。
支部にいる教団員は20名ほど、うち半数は既にバラクたちが血祭りに上げている。
場合によっては追い払うだけでも構わないが、あの連中はカザン帝国にも公然と反旗を翻す不逞の輩だ。この際、徹底的に痛い目に遭わせてやるのも良いだろう。
脅威予測)中
報酬)中・ep5から継続して事件解決した者は報酬増

B:
ガガック兵長の話は続く。
シャンキナルの森の南端・商業都市コーストとの国境に近い集落から、ここ1ヶ月あまり音信が途絶えている。
何度か砦から伝令を出したが、先日ようやく帰還した1人はうわ言のような言葉を残して息絶えた。
「屍人の軍勢がやってきた」と言い残して死んだ伝令が握り締めていたのは、ボロボロになった軍旗の切れ端。そこに記された紋章が今回の事件でヘルトが持ち帰ったものと一致したのだ。
伝説の屍人使いマリオナルシス……この件、必要あらば西方エルフとも協力し、真相を確かめてくるのだ。
脅威予測)大・ただし戦闘ではなく調査報告を優先せよ
報酬)中

C:
〈大断崖〉手前の盆地の古代帝国時代の塔について、探索を継続する。
無敵の万太郎たちの報告では、現在到達している2階は怪物めいた騎士が守る広間以外は概ね探索済みとの事。
各自、慎重を期しつつ調査を継続せよ。赴くものはどの程度で帰還するかの自分なりの指針を申告しておくこと。
脅威予測)未知数
報酬)莫大

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
【作戦会議室・峡谷の山猫亭】

https://www1.x-feeder.info/FTGAME/

出撃前に相談をしたり、雑談や交流ができるチャットルームです。
PC・スマホ・携帯から閲覧/書き込みできますので、ぜひご活用下さい!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
【参加方法】

https://jp.surveymonkey.com/r/Q6LB2G3
 *今回からURLが変わっています。ご注意を。

参加フォームに下記を記入し、送信して下さい。
・キャラクター名
・今回選択する事件
・(任意・自由筆記)事件への対応や購入した商品、キャラ設定(年齢・性別・性格・生い立ち・風貌・特徴・口癖など)
・プレイヤー名・メールアドレス
 *投稿内容の詳細確認などが必要な場合にこちらからご連絡をする場合があります。

【参加締切】
配信日の2週間後を締切とします。
締切を過ぎますと次回は「待機」となります。

■今回の締切:6/9(日)24時まで

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

■今日の新聞に対するご感想はコチラ!
ぜひ、お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m

https://jp.surveymonkey.com/r/H8YPVL9

【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。
https://ftnews-archive.blogspot.com/

■FT新聞をお友達にご紹介ください!

http://tandt.market.cx/mailmag/acc.cgi?id=140773884813491

----------------------------------------------------------------
メールマガジン【FT新聞】
発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房)
発行者住所: 〒573-0022 枚方市宮之阪3-14-35
ホームページ: http://tandt.market.cx/
メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください)
----------------------------------------------------------------

メルマガ解除はこちら
http://tandt.market.cx/mailmag/acc.cgi?id=140773884813491&m=d
※飛び先でワンクリックで解除されます。