━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ FT書房の作品としてこんなのがあったらいいなぁという勝手なアイデア 第1回 「アランツァビジュアルガイドシリーズ」 (中山将平) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ おはようございます。 今年の年始から、個人サークル「ギルド黄金の蛙」を始動しているイラストレーターの中山将平です。 このサークルで色々なイベントに出ています。 次回参加予定は、7月19日(日)「ZINフェス奈良」と7月20日(月・祝)「そうさくマーケットvol.3」です。 前者はまだブース配置が分かりませんが、後者は「ち18a」かと。 実は、同じ7/20にFT書房は「文フリ北海道」に出展する予定です。 お近くの方は、ぜひ遊びにお越しいただけましたら。 ちなみに、ギルド黄金の蛙から出しているカエル人の本「カエル人の全て(魔法と儀式編)」はおかげさまでご好評をいただき、増刷することができました。 続巻(衣食住編)はこっそり申し込んで当選している8月のコミケでお披露目できるように現在鋭意作成中ですので、ご興味の方はぜひお楽しみに。 さて、最近僕は月に1度程度だけ記事を書いているのですが、この機会を「どのように意味あるものにするか」深く考えていました。 その一つの答えとして、今回は「FT書房の作品としてこんなのがあったらいいなぁという勝手なアイデア」を書いてみたいと思います。 ええ、あなたの予想通り、このお話は僕の勝手なアイデアであって、FT書房の本来の製造ラインとは全く関係がありません。 つまり、実現する見込みは現在のところ皆無です。 とはいえ、僕があるといいなぁと思っているということは、他にもそう思われる方がいらっしゃるやもしれません。 もしたくさん声を見かけたときには、僕自身が作ることを検討しようかなとも思っています。 まぁ、そんな現象はないのが常ですので、あり得ないことを前提とした記事として気軽に読んでいただけましたら。 今日は3つのアイデアをお届けしてみます。 ◆「アランツァビジュアル人物ガイド」 僕個人として、「なぜこれがないんだ!?」「これは絶対必要なのでは!?」と勝手に考えているものの一つが、このアイデア「アランツァビジュアル人物ガイド」だったりします。 タイトル通り、アランツァの有名人物や印象的な人物を、ビジュアルを中心としてまとめたある種の設定集、もしくはガイドブックのような作品というアイデアを考えています。 僕はイラストレーターなので、ビジュアル的なものへの関心が特に大きいのかもしれません。 各キャラクターの背景・登場作品・持ち物の解説はもとより、相関図や各都市・組織との関わり、アランツァ世界で暮らすキャラクターについてもコラムなどもあると楽しそうです。 本文24ページ(表紙裏表紙を含むと28ページ)、A4サイズ、フルカラー、中綴じ本、イベント頒布価格2,000円。(僕が作っている「カエル人の全て(魔法と儀式編)」と同じ仕様です) 最大総発行部数1,000部、初版第一刷りの発行部数500部で、それ以降の再版はせず電子版のみに移行。イベントとBOOTHでのみ頒布の形式を想定しています。 ◆「アランツァビジュアル装備品ガイド」 最近、代表の杉本=ヨハネ氏が記事「アランツァへのいざない」で様々なアイテムについてまとめられているのを興味深く拝見しています。 実は以前、「ローグライクハーフのシナリオ作りにいつか必要になる日が来る」と考え、FT書房のゲームブックでアランツァ世界にこれまで描かれた様々な要素を勝手にエクセルファイルにまとめたことがありました。 誰に頼まれたわけでもないので、考えてみるとあれは単に僕が作りたくて作った、ある意味趣味の品だったのだと思います。 そのデータが「アランツァへのいざない 植物由来の装備品など」の回でベースに使われたとのお話を聞き、にんまりしていました。 それでなのですが、この装備品等々「風物」について、またしてもビジュアル中心にまとめたアイテム集というアイデアを考えています。 各アイテムのローグライクハーフでのデータと共に、それらを入手可能な施設や場所の例(商店・難所等々)、ゲームブックでの登場作品等を掲載。 さらに、生物由来のアイテムについては一部元となっている生物のデータも追いかけがあると楽しそうかと。 これもある意味、アイテムを中心とした切り口で描くワールドガイドの一種なのだと思います。 仕様・発行部数・形式などは「アランツァビジュアルキャラクター集」のアイデアと同様を想定しています。 ◆「アランツァビジュアル食べ物ガイド」 ローグライクハーフでは「装備品」に分類されることも多い、食料や酒等などに特化したアイテム集というアイデアです。 もちろん、それぞれのビジュアルやデータと共に、それらを入手可能な施設(宿屋等)の紹介も掲載するとワクワクするかと。 さらに、アランツァ世界で見かける料理法やキッチン関連の紹介、食料を通じた各都市の交易まで追いかける案も持っています。 仕様・発行部数・形式などはやはり、「アランツァビジュアルキャラクター集」のアイデアと同様を想定しています。 ◆ まとめ 形になることはないかもしれませんが、僕はこんなことを考えています。 冒険が大好きですが、冒険を構成する要素もまた、僕の愛するものなのだと思います。 では、今日はそろそろこのあたりで。 よきファンタジー・ライフを。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。
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2026年7月14日火曜日
2026年7月13日月曜日
☆新作告知☆ FT新聞 No.4919
おはようございます、自宅の書斎から杉本です。 今日の記事である「アランツァへのいざない」を次回に送らせていただきまして、緊急告知を行います! 記事を楽しみにしてくださっていたあなたに、心からお詫び申し上げます☆ 緊急告知とは、夏のコミックマーケットにおける新刊のご案内です!! ◆「モンスター!モンスター!TRPG(M!M!)」公式から、初の国産ソロアドベンチャーを!! FT書房からこの夏、初の国産ソロアドベンチャーとして「廃都トゥー=エバンから脱出せよ!」を刊行いたします!! カップリングとしてクトゥルフ系ソロアドベンチャー「黒い猫でも白い猫でも」が同時収録されます☆ ◆夏は新刊がないはずでした★ 実はこの夏、FT書房からの新刊は出ないことに決まっておりました★ 「30分で遊ぶ1人用TRPG ローグライクハーフ(RLH)」はイラスト待ちの作品がイラストレーターさんの進行具合の兼ね合いで遅れており、またワールドガイドである『アランツァワールドガイド』を控えているため、夏は見送ることにしました。 「モンスター!モンスター!TRPG」の方はというと、ケン・セント・アンドレの最新ソロアドベンチャーである『マタ・ハリの冒険』が、先日まで行われていたクラウドファウンディングとの兼ね合いで、本国アメリカから「待った」がかかった状態になってしまったのです。 そういうわけで、この夏は宙ぶらりんな状態になりそうでした。 ◆岡和田晃さんとの打ち合わせ☆ そんな状態であることを、M!M!の翻訳長である岡和田さんに共有したところ、ひとつの提案をいただきました。 それは、ふたつのアイディアでした。 ひとつは、ズィムララを舞台とした、オーソドックスな冒険要素のあるソロアドベンチャーを刊行すること。 もうひとつは、これよりも少し短めの、クトゥルフ要素のあるソロアドベンチャーをカップリングとしてつけることです。 ◆なぜ、ソロアドベンチャーなのか? 最初の案は、岡和田さんがかつてFT新聞にて配信して大好評を得た「廃都コッロールから脱出せよ!」を、M!M!向けにコンバートするという提案とセットになったものでした。 このまま埋れさせるには惜しい作品でしたし、初配信から6年が経過して、人々の記憶から薄れつつあるとも思い、この提案を受け入れ、刊行を決意しました☆ オーソドックスな冒険がM!M!の新たな間口となると同時に、国産の作品がどのぐらい受け入れられるかの試金石になると、私たちは考えています。 それはつまり、FT書房から刊行する「雑誌」、つまりM!M!やRLHなどに関連した不定期のムック本を、どんな内容と量にしていくのかにも関わってきます☆ この作品のタイトルは「廃都トゥー=エバンから脱出せよ!」へと決まりました! ふたつめの案は、これから先の展開と関わるものです。 ズィムララの世界にはクトゥルフが実在するわけですが、ホラー要素のあるクトゥルフ作品に対する評価は、どんな塩梅なのか。 そういった方向にも展開をしたいと考えてはいるものの、読者の需要に沿ったものでないと、なかなか出すわけにはいかないもので。 これも、作品の感想や評価を通じて掴んでいけたらと思っています。 ◆逆輸入作品です! ふたつめの案、つまりカップリング作品のタイトルは「黒い猫でも白い猫でも」と言います。 M!M!ファンのあなたは、この名称をご存知かもしれません。 なんとこの作品、すでにアメリカではケン・セント・アンドレ監修のもと、英語で刊行されているのです! 本の世界でも珍しい、逆輸入作品となったわけです☆ ◆イラストはDON-CHANG! すべてのイラストを手がけてくださるのはDON-CHANGさん! FT書房のゲームブックでは『怪物狩猟』、トンネルズ&トロールズのソロアドベンチャーでは『月花の冒険』など、お世話になった作品を挙げれば枚挙にいとまがありません。 実力派のイラストレーターです……以前耳に挟んだお話では、アメリカでは日本よりもさらに人気だと聞いております。 ◆がんばっています! 1ヶ月足らずという短い期間ですが、もちろん誤植ゆるすまじ、です☆ もともとの原稿はみっちりチェックを受けたものですが、コンバートや編集に際してミスが生じていないか、バグチェッカーの輝龍をはじめ、作者、編集、監修である私も、目を皿のようにしてバグや誤植をあぶり出しております☆ たったひとつの誤植が、すべての読者の遊ぶ際のつまづきになってしまいます。 1冊の本からすべての誤植を滅せられるように、今回も全力を挙げてまいります!! それではまた! ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。
2026年7月12日日曜日
Reオレニアックス生物学 Vol.5 『生ける骸骨』 FT新聞 No.4918
(編註:この記事は、過去の人気記事を再配信するReシリーズです。文中のコメント等は全て当時のものとなっております) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ オレニアックス生物学 Vol.5 『生ける骸骨』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ 生物学の授業は非常に重要な科目だった。 アランツァの地での戦いは、戦争となるとまた話は別だが、人間以外の生き物と交戦することも少なくなかった。 聖オレニアックス剣術学校のカメル・グラントは生物学の権威。 そんな彼の授業は生き物の外見、性質、そして対処方法を教えてくれる。 生徒たちを生き残る道へと導く、確かな灯火だ。 今日もカメルの授業が始まる……。 「さて、今日は君たちに質問だ。君たちは忘れられた地下遺跡の中を進んでいる。すると、目の前に骸骨が現れた。ただの朽ちた骸骨ではない。しっかりと足で立ち、頭をこちらを向けた。さあ! どうする?」 この問いかけにまず手を上げたのがヘイルだ。 「向かってくるならこちらは剣で応戦します」 「君らしい回答だ。だが、30点。相手が向かってくるからといってやみくもに剣を振るだけで問題は解決しないことが多い。他には?」 カメルはそういって他の生徒を見る。 「はい! 相手が骸骨なら剣より鈍器が効果的と考え、杖で攻撃。もしくは、石つぶての魔法を唱えます」 そう答えたのは、レムレスだ。確かに、剣は骨のような刃が聞きにくい相手にはあまり有効ではない。 「ふむふむ。さすが。相手の特性を良く考えた対処法だ。だが、それでは70点。もっと効率が良い方法はないかな?」 カメルがそういうとベルナデッタが立ち上がり答える。 「ここは……私の出番かと。そのような理に反したモノは神の力が一番効くはずです」 ややおっとりぎみだが、自信ありげに胸を張って答える。 「そうだな。その回答で95点だ」 カメルの言葉にベルナデッタが、少し不満げに問いかける。 「……100点ではないのですか?」 「ふふふ……。ベルナデッタ。君の回答は正しい。ただ1つ。ある生物の存在を考慮にいれていないという点を除いてな。それこそが今日の講義の本題だ」 そういってカメルは骸骨がかかれた羊皮紙を黒板に張った。 「皆は骸骨だけが動いているのを見れば、邪悪な存在によって骨だけが動かされていると考えるだろう。『アンデット』だと。しかし、この世界にはいるのだよ。骨だけが動いているように見せる生物が。『アンデット』ではない『生ける骸骨』という名の生物が」 「……それはスケルトン……つまり『アンデット』というモンスターではないのですか?」 「それは『動く骸骨』だ。『生ける骸骨』は人間なのだ。ただし、皮膚はおろか内臓までも透明だがな」 カメルの言葉に生徒達はざわめく。 「彼らは元々は普通の人だ。ただ、錬金術実験の結果で骨を除いて透明な体になってしまった。さらに不幸な事に生まれてきた子供にも同じ特性を持つことになってしまったのだ」 「な……なんでそんな実験を?」 マグスはおそるおそるカメルに質問した。錬金術師として、気になったのだろう。 「ふむ……。本当のところは分からん。『生ける骸骨』は聖フランチェスコの東南東にあるカラメールはケラーツヴェルグ地方で生まれた。あのあたりは錬金術の軍事利用が盛んで、生物どうしのかけ合わせによるキメラ化や不老長寿の研究が盛んに行われている。聖フランチェスコの錬金術師は彼らとも交流があるわけだが……。推測ではあるが、軍事利用でもするつもりだったのだろう? 完全な透明生物ができれば、暗殺・諜報にとても役立つ。だが、結果は失敗。そうして生み出されたのが『生ける骸骨』だ」 カメルは黒板に張られた生ける骸骨の絵をみる。 「彼らはれっきとした人間だ。ただ、骨以外の器官が透明なだけのな。だが、見た目はまさしく『アンデット』。だから、普通の人間は忌み嫌う。モンスターと同じにしか見えないからな。だから、彼らは人が来ないような場所に隠れるように住み、ときには刑吏や黄金さらいのような、身分の低い仕事をしながら街に住んでいる」 分かっていない顔をしている生徒がいたので、カメルはつけ加える。 「黄金さらいとは、糞尿を処理する職業のことだ。もし彼らが人間を見ても、極力かかわることはしない。だが、万が一、人里離れた彼らの里が見つかった場合、全力で口を封じようとするかもしれない。彼らにとって存在を知られることは討伐されることと、しばし同義の歴史を歩んできたからだ」 一息をついて、今度はベルナデッタを見て話す。 「注意しなければいけないのは、彼らは『アンデット』ではなく、れっきとした生物だということだ。だから、『アンデット』に対して有効な、君の神の力はあまり意味がない」 ベルナデッタは別のことで身震いした。アンデッドをちりに返すつもりで、人間を殺してしまうなど、あってはならない。 ベルナデッタは真剣な顔で話を聞く。 「『生ける骸骨』と出会うことは殆どない。だが、0ではない。その時、相手を『アンデット』と思って行動すると、大変な目に会うだろう。しかし、今回の講義を思い出せば、そのとき慌てなくすむ。だから、覚えておいてほしい。彼らの悲しい生い立ちもな……では、今日の講義はここまで」 博士はピンと背すじを伸ばしたまま、教室の扉を開ける。ありがとうございました!と声が響く。 若い生徒たちに教えることのうち、どれが役立ち、どれが無駄になるかは分からない。 だが、いくつかはきっと、彼らの命を永らえさせてくれるだろう。そう信じて博士は今日も教鞭をとる。 (From:ロア・スペイダー) ∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴ 「生ける骸骨」 【大魔導城のワナ】94ページ参照 技術点不明 体力点不明 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。
2026年7月11日土曜日
FT新聞1ウィーク! 第700号 FT新聞 No.4917
From:水波流 絵本作家の林明子さんが亡くなられてしまいました。 つい先日『子どもを描く 林明子の世界』として制作にまつわるエピソードが沢山詰まった本が出版され、読んだところでした。 我が家でも『はじめてのおつかい』は娘が小さい頃に大のお気に入りで、図書館で他の絵本の表紙を見るだけで「あのひとだねえ」と認識するくらいでした。 まだ読んだことのない作品もあるので、これを機会に手に取ってみようと思います。 From:葉山海月 おもちゃの吸盤付きスポンジ弾。どうしても地面に転がったやつが見つからないと思ったら、壁にくっついてました。 From:明日槇悠 セブンイレブンで売ってるハイボールとミックスナッツを映画鑑賞のお供にするのにハマっています。いい七夕でした! From:中山将平 ワンウィーク記事も、とうとう第700回ですね。いつも読んでくださっている方、ありがとうございます。 7/20に僕らFT書房は「文フリ北海道」に出展する予定です。 また、僕自身は個人サークルギルド黄金の蛙にて7月19日(日)「ZINフェス奈良」と7月20日(月・祝)「そうさくマーケットvol.3」にサークル参加します。 創作マーケットでの配置は「ち18a」です。 お近くの方は、ぜひ遊びにお越しいただけましたら。 さて土曜日は一週間を振り返るまとめの日なので、今週の記事をご紹介します。 紹介文の執筆者は、以下の通りです。 (く)=くろやなぎ (天)=天狗ろむ (明)=明日槇悠 (葉)=葉山海月 (水)=水波流 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■7/5(日)~7/10(金)の記事一覧 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2026年7月5日(日)火呂居美智 FT新聞 No.4911 『刻の悪魔のピラミッド』ローグライクハーフd66シナリオ ・今月の新作ローグライクハーフシナリオとして、火呂居美智氏の『刻の悪魔のピラミッド』をお届けしました。 シナリオの舞台となるのは、ポロメイア小国家連合。冒険のはじまりには、この地域の二大巨頭とも言えるエドガー王とアルマ皇帝が登場し、主人公は彼らのいずれかの陣営に属する形で、「生きては帰れない砂漠」に突如出現したピラミッドへと向かいます。 3月に配信されたd33シナリオ『生霊姫狂騒曲』(本来は「姫」の後にハートマークが入りますが、文字化け防止のためここではカットさせていただきます)は、本作の前日譚として位置付けられており、当該シナリオに登場したキャラクターの活躍(?)も本作の見どころです! もちろん、未プレイの方でも独立したシナリオとして遊んでいただけますよ。 ピラミッドでの探索、登場人物たちの織り成す物語、そして「刻の悪魔」との手に汗握る戦いを、どうぞお楽しみください! (く) 2026年7月6日(月)杉本=ヨハネ FT新聞 No.4912 アランツァへのいざない 動物由来の装備品や食べもの ・FT書房が展開するファンタジー世界「アランツァ」について深掘りする本連載、今回のお話は「動物由来の装備品や食べもの」についてです。 ウサギや牛などのポピュラーであろう動物から、虫類、魚類、鳥類などなど……アランツァの動物系クリーチャー由来の装備品や食べ物が沢山! そして、動物には「人間」も含まれるのでした……「アランツァ」のハードな部分も垣間見えますね……! 個人的には「ぷりぷりザリガニのソテー」が食べてみたいです! 皆様は何が気になるでしょうか? (天) 2026年7月7日(火)かなでひびき FT新聞 No.4913 『これはゲームブックなのですか!?』vol.134 ・バーチャル図書館委員長かなでひびき氏がゲームブックに関係ありそうでなさそうな周辺のよもやま話をしていきます。 今回紹介する作品はぜろ氏推薦の『流血マルチバース』(五条紀夫・著 双葉文庫)! ミステリ好きな登場人物たちの非地上的メタ推理合戦の果ての超意外な犯人『虚無への供物』、舞台・登場人物は同じだけど殺される展開が違う複数の物語の入れ子構造『匣の中の失楽』、そうした「メタ推理」ジャンルに新たな一ページが! 締切破りの常連の作家である「私」が編集からSATSUGAI宣告を受け、逃げた先で会った奇妙な女の人が語りだした超絶に奇妙な話。太平洋に浮かぶ「龍穴島」へ、旧日本軍が隠したお宝探しに招待された一行は早々に殺人者がうろついている極限状況に巻き込まれた! そこで読者の前にあらわれるA、B、Cの選択肢。 そう、このお話は三つに分岐する。ゲームブック風でありながら、頭からしっぽまで筋の通った「論理パズル」の多重性は、まさしくパラフィクション! 今すぐ本屋さんに走れ! (明) 2026年7月8日(水)ぜろ FT新聞 No.4914 第4回【蜂竜の森】ローグライクハーフリプレイ ・軽妙な語り口でお馴染みの、ぜろ氏のリプレイ第499回。荷物持ちの少年タイガと、妖狐フォルネ、魔猫ニャルラの一人と二匹が、スズメバチとドラゴンの両方の特性を兼ね備えた狂暴な「蜂竜」の巣でのみ取れる「王蜜」を求めて、冒険を続けます。 中間イベントを終え、物語は後半へ突入! 森の中で出会う様々な「装い」のクリーチャーに対し、タイガたちは慎重に状況判断して進んでいきます。 蜂竜に再び出会いますが、今回はさくっと蹴散らしまして……逃げる蜂竜を追いかけた先で彼らが見たものは……! かつての冒険の繋がりも感じさせるのは流石! ぜろ氏の技量点の高さを感じます! (天) 2026年7月9日(木)岡和田晃 FT新聞 No.4915 D&D第4版リプレイ〜リヴァイアサン計画、そして予言の洞窟へ〜 第2回 ・本作は、かつてD&D日本語版公式サイトに掲載されていた、エベロン世界が舞台の『ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版』リプレイ「竜の予言に選ばれし者たち」の続編。 その二回目をお届けします。 プレイヤーは主に、フィッツギボン商会の背後の陰謀や「竜の予言」について調査を進めていましたが、そのおよそ半年の間に、バジリスクの卵を受け取ったコースのハルデン卿の周辺が、やけにピリピリしたムードに包まれてきたことがわかってきました。密かに軍備が拡張され、大規模な演習が行われているのではないかと噂されているのです。 一方、どうやらフィッツギボン商会は、地下に巣食う異形どもに関わる物品を、人間たちへ流していることも判明しました。そう、行き着く先は、カルナスの首都コースです! こんな緊張の糸が張り詰める中、ネディアのもとに1通の手紙が!? はてさて、そこには驚きの展開が……。 加えて、プレイヤーが5レベルになった、ということで、ぐっとレギュレーションを拡張することに! 1回限りのセッションでは、途中で使用するルールブックやサプリメントを変えてしまえば混乱を招くのでやってはいけないが、キャンペーン・ゲームだったら、プレイヤーの習熟度に合わせてレギュレーションを変えていくのも面白い。 ということで、その匙加減も学べる一本! どうぞご一読を! (葉) 2026年7月10日(金)休刊日 FT新聞 No.4916 休刊日のお知らせ ・毎週金曜日は、読者から投稿された記事がここに入れるように、空けてある曜日です。 あなたの記事を、お待ちしております! (葉) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■今週の読者様の声のご紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ひとことアンケートへのご意見をご紹介します。 紙面の都合で、一部省略させていただくかも知れませんが何とぞご了承くださいませ。 すべてのお便りは編集部が目を通し、執筆者に転送しておりますので、いろんなご意見やご感想をぜひお送り下さい。 ↓↓ (忍者福島さん) もう僕の中では、仮面ライダー騎士とでもいうべき存在になってしまいました! 次に会ったら、ライダーキックで戦ってくれないかな(笑) (お返事:ぜろ) 感想ありがとうございます。 そういえば最近、忍者福島さんがビビっと反応しそうなアニメ、特撮ネタが少なめですね。 以前より物語の方に注力しているところはあります。 ヘラクレスナイトはカブトムシモチーフの仮面ライダーでいうと、「仮面ライダーストロンガー」「仮面ライダーブレイド」「仮面ライダーカブト」あたりを連想しますね。そう思って調べてみたら、「仮面ライダーカブト」の劇場版に、そのまんまヘラクレスオオカブトモチーフの「仮面ライダーヘラクス」が実在していました! ……あれ? 私、この作品のDVD持ってる。すっかり忘れていました。 「ナイト」の名前の方でいくと、「仮面ライダー龍騎」に登場する「仮面ライダーナイト」でしょうか。でもあれはどちらかというとコウモリモチーフのバットマンみたいな感じなのでイメージ違いますね。 やあ、久しぶりにこっち系の話を振られて、めちゃくちゃ早口な風になってしまっております。 次回のナイトくんの活躍にご期待ください。 (ジャラル アフサラールさん) 作者の五条紀夫さんは登場人物が全員死亡した状態から始まる異色のミステリ『クローズドサスペンスヘブン』でデビューされて以来、へんかきゅうどころか魔球やん(笑)と言いたくなる設定のミステリを書かれています。評判が良かったのが読むとしばらくチクワが食えない?『私はチクワに殺されます』でしょうか。今後の活躍が期待されます。 (お返事:かなでひびき) お便りありがとうございます。 へー。『クローズドサスペンスヘブン』ですかー。 『生ける屍の死』を皮切りに、『兇人邸の殺人』など、「殺人事件」の土台をひっくり返すような作品、出てくるようになりましたね。 オカルト、SFのボーダーを超えたミステリが登場する。これは革命的かも!? 『私はチクワに殺されます』も、タイトルにひかれましたが、なかなか手にする機会が( ;∀;) (ぜろさん) ニ度にわたり、私のXでのポストを拾ってくださりありがとうございます。これらは、「これはゲームブックなのですか!?」向けの本だなあと思いつつ、自分では紹介までせずに画像出してお茶を濁しておりました。 また面白い本がありましたらご紹介ください。 (お返事:かなでひびき) ありがとうございます! リプレイ、いつも楽しく拝見させていただいてます! かなでの方もネタ切れ気味なので、ホント助かります。 やはり、かなで一人でやっていたら、どうしても「嗜好のバイアス」がかかってしまい、マンネリになってしまうと思うんです。 今回は、謎解き志向が強い作品、そして「新しいゲームブックのカタチ」を提示する作品を紹介していただき、「おおー。こんなものもあったのか!?」と新鮮な刺激を受けました。 リプレイで忙しい中、わざわざコメントありがとうございました! ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ■FT書房作品の通販はこちらから☆ FT書房 - BOOTH https://ftbooks.booth.pm ■FT書房YouTubeチャンネルはこちら! https://www.youtube.com/channel/UCrZg-eTeypwqfjwQ4RNIvJQ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■FT新聞が届かない日があった場合 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ FT新聞は休刊日でも「本日は休刊日です」というメールが必ず届きます。 未着の場合は、まず迷惑メールフォルダを一度、ご確認下さい。 もし迷惑メールにも全く届いていない場合は、それは残念ながらお使いのメールとの相性問題などで未着になっている可能性があります。 このところ各社のメールセキュリティ強化のためか未着のケースが複雑化しております。 未着の場合は、下記ページをご参考頂き、個々のアドレスの受信許可設定をお試しください。 https://ftnews-archive.blogspot.com/p/filtering.html *10回未着が続いた場合、そのメールアドレスはシステムより自動的に登録解除されます。再度登録する事は可能ですので、未着が続いた場合は、お手数ですがご自身で再登録下さい。 また【バックナンバー保管庫】は公開期間が2週間ありますので、その間にご自身でテキストを保存されたり、自分で自分にコピーしてメールを送られたりする等、ご活用お願いいたします。 ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。
2026年7月10日金曜日
休刊日のお知らせ FT新聞 No.4916
おはようございます。 本日は、タイトルのとおり休刊日です。 毎週金曜日は、読者から投稿された記事がここに入れるように、空けてある曜日です。 あなたの記事を、お待ちしております! FT新聞編集部一同 ■FT新聞へのご投稿はコチラ! こんな記事はどうかな?というご相談からでもぜひご連絡ください。 ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ■FT書房作品の通販はこちらから☆ FT書房 - BOOTH https://ftbooks.booth.pm ■FT書房YouTubeチャンネルはこちら! https://www.youtube.com/channel/UCrZg-eTeypwqfjwQ4RNIvJQ ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。
2026年7月9日木曜日
D&D第4版リプレイ〜リヴァイアサン計画、そして予言の洞窟へ〜 第2回 FT新聞 No.4915
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』第4版リプレイ 竜(ドラゴン)の予言に選ばれし者たち 〜リヴァイアサン計画、そして予言の洞窟へ〜 連載第2回 岡和田晃 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ ▼はじめに 本作は、かつてD&D日本語版公式サイトに掲載されていた、エベロン世界が舞台の『ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版』リプレイ「竜の予言に選ばれし者たち」の続編です。 当時のサイトは閉鎖されていますが、前日譚の「トレイルブレイザーズを探せ!」と「竜の予言を解放せよ!」はウェブアーカイブで閲覧可能です。D&D第4版や舞台の世界観そのものの解説にもなっておりますので、未読の方は以下よりご覧ください。 https://web.archive.org/web/20110520091921/http://www.hobbyjapan.co.jp/dd/article/web_replay_eb/index.html うまく繋がらない方は以下もあわせてご利用ください。 https://www.dropbox.com/scl/fi/hfckq3h4rglyer10ycaj4/1_.pdf?rlkey=xzasih78fdhbqoikbr98kovkl&dl=0 https://www.dropbox.com/scl/fi/nluo5nzotbnpeanc1zh0r/2_.pdf?rlkey=f49qwu5pxzhc4flzcw7kj1v5y&dl=0 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ DM:ダンジョンマスター(岡和田晃) ネディア:ヒューマンのレンジャー(PL:中山葵) ヘルメス:ヒューマンのアーティフィサー(PL:カナイセイジ) クシュタリ:カラシュターのパラディン(PL:見田航介) ベック:ウォーフォージドのファイター(PL:高橋志行) ジュス:ティーフリングのウィザード(PL:ノダソル) ●成長したパーティ 2レベルになった時点で、パーティの面々のヒット・ポイントや技能値は向上する。加えて、新たに汎用パワーを1つ獲得できた。 5レベルに成長したことで、さらに、遭遇毎パワー1つ、一日毎パワー1つ、特技2つ、そして2つ能力値がそれぞれ1ずつ上昇している。 これだけ強くなれば、1レベル時には逃げまわることを余儀なくされた相手でも、充分立ち向かうことができそうだ。 そこでレベルアップに伴い、ぐっとレギュレーションを拡張することにする。1回限りのセッションでは、途中で使用するルールブックやサプリメントを変えてしまえば混乱を招くのでやってはいけないが、キャンペーン・ゲームだったら、プレイヤーの習熟度に合わせてレギュレーションを変えていくのも面白い。 これまで1レベル時には、『プレイヤーズ・ハンドブック』に『ダンジョン・マスターズ・ガイド』、それに『モンスター・マニュアル』の通称「三種の神器」に、舞台となるエベロン世界を扱う『エベロン・プレイヤーズ・ガイド』を加えたレギュレーションを踏襲していたが、レベルアップに伴いDMは、その他のサプリメントについても使用の許可を出すことにした。各パワー源に対応したサプリメント(『武勇の書』、『武勇の書II』、『秘術の書』、『信仰の書』)に加えて、追加アイテムが多数掲載されている『冒険者の宝物庫』と『冒険者の宝物庫II』である。 ファイターであるベックは『武勇の書』や『武勇の書II』、ウィザードであるジュスは『秘術の書』など、それぞれのパワー源に見合ったサプリメントからレベルアップに伴う新たなパワーを選出した。成長に伴って、新たな装備品も入手した。これらは、『冒険者の宝物庫』や『冒険者の宝物庫II』といった、魔法の装備品のリストであるサプリメントから選び出す形をとってみた。 だいたい選択を終え、5レベルになったパーティのデータは、下記の通り。 ■ネディア ネディア・ド=オリエン ヒューマンの5レベルレンジャー、16歳、女性 ヒットポイント:49 重傷値:24 回復力値:12 一日の回復力使用回数:7 イニシアチブ:+3 防御値:AC17 頑健20 反応16 意志15 基礎近接攻撃:+11(ウォーブレード)ダメージ:1d8+9、+7(フレイル)ダメージ:1d10+8 遠隔基礎攻撃:なし 移動速度:6マス 言語:共通語、エルフ語 属性:善 クラス特徴:狩人の標的、起動攻撃(『武勇の書II』)、二刀流戦闘スタイル 能力値:【筋】21、【耐】12、【敏】13、【知】10、【判】12、【魅】8 技能:〈軽業〉+7、〈持久力〉+7、〈知覚〉+8、〈地下探検〉+8、〈治療〉+8 特技:《追加hp》、《必殺の狩人》、《移動のマーク》(『エベロン・プレイヤーズ・ガイド』) 、《二刀流》、《狩猟者のアクション》(『武勇の書』) 装備品:+1シェアド・サファリング・アーマー(『冒険者の宝物庫II』)+1ストームバイター・ウォーブレード(『冒険者の宝物庫』)、+1リサウンディング・フレイル、アイアン・アームバンズ・オヴ・パワー(『冒険者の宝物庫』)、+1ラッキー・チャーム、標準冒険者キット、+1アミュレット・オブ・プロテクション(未装備) 無限回パワー:マローダーズ・ラッシュ(『武勇の書II』)、ツイン・ストライク、ヒット・アンド・ラン 遭遇毎パワー:ツーファングド・ストライク、シャドウ・ワスプ・ストライク 一日毎パワー:ジョーズ・オヴ・ザ・ウルフ、フレンジード・スカーミッシュ 汎用パワー:ビギン・ザ・ハント(『武勇の書II』) ■ヘルメス ヘルメス=リンドー=ド=ジョラスコ ヒューマンの5レベルアーティフィサー(『エベロン・プレイヤーズ・ガイド』)、29歳、男性 ヒットポイント:49 重傷値:24 回復力値:12 一日の回復力使用回数:7 イニシアチブ:+5 防御値:AC19 頑健16 反応18 意志18 近接基礎攻撃:1d4+1(ダイナミック・ダガー) 遠隔基礎攻撃:1d6+2(ハンド・クロスボウ) 移動速度:6マス 言語:共通語、始原語 属性:善 クラス特徴:ヒーリング・インフュージョン、秘術強化、秘術による回復 能力値:【筋】8【耐】12【敏】13【知】18【判】17【魅】10 技能:〈看破〉+10、〈知覚〉+10、〈地下探検〉+10、〈治療〉+10 、〈盗賊〉+8 、〈魔法学〉+11、〈歴史〉+11 特技:《儀式拾得者》、《驚異の治癒力》、《錬金術師》、《追加hp》、《早抜き》 装備品:+1デスカット・レザーアーマー(『冒険者の宝物庫』)、+1ハンドクロスボウ、+2ダイナミック・ダガー(『冒険者の宝物庫』)、+1スタッフ・オブ・ナイヴス(『冒険者の宝物庫』)、+1ヒーラーズ・ブローチ、冒険者キット、儀式書、ボルト×20、ダガー×3、ワンド、ウーンド・パッチ、ボルト(ライトニング)、錬金術の構成要素10gp 無限回パワー:アグラヴェイティング・フォース、 マジック・ウェポン、サンダリング・アーマー 遭遇毎パワー:スカーリング・ウェポン、オルタード・ラック、ヒロイック・エフォート 一日毎パワー:オウビーディエント・サーヴァント、ダンシング・ウェポン 汎用パワー:リストラティヴ・インフュージョン 儀式:エンチャント・マジック・アイテム、ディスエンチャント・マジック・アイテム、ブリュー・ポーション、メイク・ホウル ■クシュタリ クシュタリ カラシュター(『エベロン・プレイヤーズ・ガイド』)の5レベルパラディン(シルヴァー・フレイム)、13歳、女性 ヒットポイント:51 重傷値:25 回復力値:12 一日の回復力使用回数:11 イニシアチブ:+2 防御値:AC22 頑健16 反応14 意志18 基礎近接攻撃:1d10+3(ロングスピア) 基礎遠隔攻撃:1d8−1(クロスボウ) 移動速度:5マス 言語:共通語、テレパシー5 属性:秩序にして善 種族的特徴:双つの魂 能力値:【筋】15【耐】13【敏】8【知】11【判】18【魅】16 技能:〈威圧〉+12、〈看破〉+13、〈交渉〉+10、〈宗教〉+7 特技:《シルヴァー・フレイムの盾》(『エベロン・プレイヤーズ・ガイド』)、《集団思念連結》(『エベロン・プレイヤーズ・ガイド』)、《速き走り手》 装備品:+2サモンド・プレート・アーマー(『冒険者の宝物庫』)、+1ヴィシャス・ロングスピア、ジャヴェリン×5、クロスボウ(ボルト×20)、+1アイコン・オヴ・ザ・シルヴァーフレイム(『エベロン・プレイヤーズ・ガイド』)、バッジ・オヴ・ザ・バーサーカー(『冒険者の宝物庫II』)、ブーツ・オヴ・ラピッド・モーション(『冒険者の宝物庫II』)、ポーション・オヴ・ヒーリング×2、標準冒険者キット、233gp 無限回パワー:アーデント・ストライク」(『信仰の書』)、ボルタリング・ストライク、ディヴァイン・チャレンジ、レイ・オン・ハンズ 遭遇毎パワー:シールディング・スマイト、トライアル・オヴ・ストレングス(『信仰の書』)、バスチョン・オヴ・メンタル・クラリティ(『エベロン・プレイヤーズ・ガイド』)チャネル・ディヴィニティ:ディヴァイン・ストレングス、チャネル・ディヴィニティ:ディヴァイン・メトル(『信仰の書』)、チャネル・ディヴィニティ:シールド・オヴ・ザ・シヴァー・フレイム(『エベロン・プレイヤーズ・ガイド』) 一日毎パワー:レイディアント・デリリウム、ネーム・オヴ・マイト 汎用パワー:コール・オヴ・チャレンジ ■ベック ベック ウォーフォージドの5レベルファイター、年齢・性別不明 ヒットポイント:55 重傷値:27 回復力値:13 1日の回数力使用回数:12 イニシアチブ:+3 防御値:AC20 頑健19 反応14 意志16 近接基礎攻撃:1d10+6 遠隔基礎攻撃:1d10+1 移動速度:6マス 言語:共通語 属性:無属性 種族的特徴:生ける人造、不寝番、ウォーフォージドの頑健さ、ウォーフォージドの精神力 クラス特徴:卓越の戦士、ファイターの標的、ファイターの武器の才:両手武器、頑健+2(適用済) 能力値:【筋】18 【耐】16【敏】13【知】10【判】15【魅】9 技能:〈運動〉+11、〈持久力〉12 、〈治療〉9 特技: 《強打》、《技芸取得:サロウサーチ》(『武勇の書II』)、《標的への執着》(『武勇の書』) 装備品:+1ミスラル・プレーティング、+2ダイナミック・ハルバード(『冒険者の宝物庫II』)ロングボウ、矢×20、ゴーグルズ・オブ・オーラ・サイト(『冒険者の宝物庫』)、ガードル・オブ・オクスン(『冒険者の宝物庫』)、クローク・オブ・ザ・ウォーキング・ウーンデッド(『冒険者の宝物庫』) 無限回パワー:クリーヴ、リーピング・ストライク 遭遇毎パワー:スピニング・スウィープ、プロービング・アタック(『武勇の書』) 一日毎パワー:ブルート・ストライク、ハウンディング・ロングアーム(『武勇の書』) 汎用パワー: フル・エクステンション(『武勇の書II』) ■ジュス ジュス ティーフリングの5レベルウィザード、年齢不明、男性 ヒットポイント:39 重傷値:19 回復力:9 1日の回復力使用回数:7 イニシアチブ:+2 防御値:AC:18 頑健14 反応18 意志14 移動速度:6マス 言語:共通語、奈落語 属性:無属性 種族的特徴:手負い狩り、[火]に対する抵抗 クラス特徴:初級呪文、秘術装備体得 能力値:【筋】8【耐】13【敏】10【知】21【判】13【魅】13 技能:〈交渉〉+8、〈地下探検〉+8、〈魔法学〉+9、〈歴史〉+9 特技:《地獄の業火の血統》、《アストラルの炎》、《破壊の魔術》(『秘術の書』) 装備品:+1ローブ・オヴ・アヴォイダンス(『冒険者の宝物庫』)、+1クローク・オヴ・ザ・ウォーキング・ウーンデッド(『冒険者の宝物庫』)、グラヴズ・オヴ・グレイス(『冒険者の宝物庫II』)+2オーブ・オヴ・インペネトラブル・エスケープ(『冒険者の宝物庫』、+1マジック・ワンド、儀式書、呪文構成要素、標準冒険者キット 無限回パワー:マジック・ミサイル、スコーチング・バースト 遭遇毎パワー:インファーナル・ラス、オーブマスターズ・インセンディアリィ・デトネーション(『秘術の書』)、カラー・スプレー(『秘術の書』) 一日毎パワー:フレイミング・スフィアー、ファイアーボール 汎用パワー:ファンタズマル・テレイン(『秘術の書』) 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』第4版リプレイ〜リヴァイアサン計画を阻止せよ!〜連載第2回:成長したパーティ ネディア/中山葵:さすがに5レベルまで来ると「強くなったなあ」という感じがしますね〜。 DM:そう、君たちは、最初の冒険から数えておよそ5ヶ月の間、ピートランド周辺で冒険を重ねてきたんです。おかげさまで、だいぶタフになりましたよ(笑) ネディア/葵:もう「不思議の出目のネディア」とは言わせない! ヘルメス/カナイセイジ:でも、出目はレベルと関係ないから(笑) ベック/高橋志行:そこがD&Dの楽しいところであり、悲しいところでもありますよね。 DM:そうそう、冒険を続けているうちに、ハルデン・ド=オリエンがますますもってキナ臭いということも明らかになってきましたね。 それでは、改めて近況を教えてください! ヘルメス:調査の傍ら、オレはトレイルブレイザーズをサポートしながら鉄道の敷設を手伝ったりしているぞ。 ジュス:俺様は、見込み有りそうな若い連中を集めて、地元に山賊団、その名も「ジュス団」を結成している(笑) ヘルメス/カナイ:なんという厨二病(笑) DM:ランバートは、すっかり吹っ切れたのか、いまや地元の悪ガキを従え、ジュスを「親分」と呼ぶようになりました(笑) ネディア:ああ、ダメな方向に進んでる〜(笑) ヘルメス/カナイ:こうして我々はクエストを受けるわけですよ。「最近このあたりを荒らしているジュスというティーフリングの魔法使い」がいてな……(笑) クシュタリ/見田航介:しかも微妙に賞金が安そう(笑) DM:まあ、ジュス団はいいとして(笑)これまでの流れを復習しておきましょうか。 そうそう、成長するにつれて、新しいサプリメントを解禁してきましたが、今回のセッションから、めでたく日本語版が発売された『ダンジョンズ&ドラゴンズ エッセンシャルズ ルールズ・コンペンディウム』を使用します。 ネディア:『ルールズ・コンペンディウム』って、今まで使用してきた『プレイヤーズ・ハンドブック』や『ダンジョン・マスターズ・ガイド』とは何かルール的に違うんですか? DM:違いません。あちこちの本に散らばっていたルールを一冊にまとめ、参照性を高めたものだとお考えください。ゲーム・システムを使いこなすためのヒントも多数、盛り込まれています。また、最新のアップデートが適用されているのが便利ですよ。これからD&Dを始めたいという人にとって、『ダンジョンズ&ドラゴンズ スターター・セット』(赤箱)の次に、手に取るD&D製品となることでしょう。 また『プレイヤーズ・ハンドブック』のほかに、『ヒーローズ・オヴ・ザ・フォールン・ランズ 堕ちた地の勇者』というルールブックもお勧めです。このルールブックは「ダンジョンズ&ドラゴンズ エッセンシャルズ」という入門シリーズの一冊ですが、現行の第4版と完全に互換性があります。日本語版にはサプリメント『Class Compendium』の翻訳が付録として掲載されています。『Class Compendium』は、『プレイヤーズ・ハンドブック』掲載のクラスについての情報を「ダンジョンズ&ドラゴンズ エッセンシャルズ」の形式でまとめなおしたもので、せっかくなのでこれからのセッションは、『Class Compendium』に準拠する形で進めていきたいと思っています。 ●思いがけない招待状 DM:君たちは主に、フィッツギボン商会の背後の陰謀や「竜の予言」について調査を進めていましたが、そのおよそ半年の間に、バジリスクの卵を受け取ったコースのハルデン卿の周辺が、やけにピリピリしたムードに包まれてきたことがわかってきました。密かに軍備が拡張され、大規模な演習が行われているのではないかと噂されているのです。 一方、どうやらフィッツギボン商会は、地下に巣食う異形どもに関わる物品を、人間たちへ流していることも判明しました。そう、行き着く先は、カルナスの首都コースです! クシュタリ:(ニヤリと笑い)そろそろ、彼奴らを浄化せねばならぬ時が来たようだな。 ジュス:俺様は「無法者頭」になる。ランバートを若頭に任命し、地元のチンピラを集めて負けじと軍事訓練するぞ(笑) ネディア:めっちゃ悪いじゃない!(笑) ジュス:いやいや、ジュス団は義賊だから心配ない(笑) DM:そんな状態でいると、ネディアのもとに1通の手紙が届きます。立派な封蝋が施されていますね。 ネディア:差出人は? DM:ネディアの父親、ゾグルド・ド=オリエンからの手紙みたい。 ネディア:では、何かなと思いながら開けます。 ヘルメス/カナイ:ドカーンと爆弾が仕組まれていたり(笑) DM:さすがにそれはないですねぇ。どうやら、結婚式の招待状のよう。くだくだしい前置きの後、きらびやかな飾り文字で……。 「喜ぶのだ。そなたの妹サナに、由緒正しき家柄の立派な結婚相手が見つかった!」と{認/したた}められております(笑) 一同:(大爆笑) ネディア:「サっ、サナがっ……。まだ13歳なのに!」 ジュス/ノダソル:13歳で結婚って、珍しいのか? DM:早婚の部類には入りますが、かといって驚くほどではないかなあと。貴族ですからねぇ。 ネディア:まだ13さいなのにぃ〜(泣) ヘルメス:あからさまな政略結婚だろうからなあ。 ジュス:これで、ドラゴンボーンやシャードマインド(『プレイヤーズ・ハンドブックIII』で追加される結晶体の種族)が義兄さんになったりしたら最悪だな(笑) ネディア:あんたが言うな〜! ベック:(真面目に)種族差別はいけませんよ! クシュタリ:それで、結婚相手はどういった人物なのかな? DM:エラストレル・イル=ワイナーン卿とあります。貴族の一員で、カルナス国王カイウスIII世の甥と書かれていますね。 一同:ええーっ! ネディア:それはさすがに引きます。 ジュス:玉の輿、玉の輿(笑) クシュタリ:なぜ長女ではなく次女が嫁に行ったんだろう。相手は何歳なのかな? DM:御年38歳とな。 ヘルメス:ああーっ! 終わったーっ! エグいぞDM!(爆笑) ネディア:サナーっ!(涙) DM:(素知らぬ顔で)どうやら、3人目の妻として迎えられる予定だと書いてありますね。 カルナスに一夫多妻があるのかどうかは詳しく書かれていませんが、側室に近い位置づけの人はいると思います。今から2週間後、カルナスの行事である「国威発揚式」があるので、それに併せて「婚姻の儀」が執り行われるとか。 ネディア:凍りついて叫びます。「サナが、サナがっ!」手紙をみんなの方に差し出します。 ベック:内容をオーディオブックのように読み上げて……。「ヒューマンにとって、この“年の差”というのは重要なものでしょうか?」 一同:(大爆笑) ネディア:(ベックを揺さぶる)「だって、サナちゃんはまだ13歳なんだよ!?」 ベック:「人と人との間ですから、婚姻はなんの問題もないでしょう。この場合、年の差がありすぎるのが問題なのですか?」 ヘルメス:なんだか、OSが入っていないパソコンみたいだな(笑) ネディア:「愛があれば歳の差なんて関係ないけど……」。 ベック:「では、この両者には愛があるのでしょうか?」 DM:すごく空気が読めていなくて、ウォーフォージドらしいというか何というか(笑) ヘルメス:AIが学習しているんだろう。まあ、しょうがない(笑) ベック/高橋:皆さん、あくまでも、これはロールプレイですよ(笑) DM:それでは、全員〈事情通〉で判定してみてください。 一同:(ころころ) クシュタリ:(見渡して)うーん、私の14が最高か。シルヴァー・フレイムということもあるが、クシュタリ個人としてカルナス王家によい印象を持っているわけないから、やっぱり何がなんだかわかっていないのかも……。 DM:はい。テリクのような僻地では、正直、何が起きているのかよくわかりません。エラストレル卿は「最終戦争」で頭角を現した立派な武人だと、世間ではもっぱら評判になっております。 ジュス:鷹狩りの最中で見初められた、とか。活発で外を走り回る13歳と、電撃的な出逢いの末に恋愛結婚……けっこう楽しいな(笑) ネディア:ううーっ(ヘルメスを睨む) ジュス:じゃあ、さすがに神妙な顔をしておこう。 (つづく) “『ダンジョンズ&ドラゴンズ』第4版リプレイ 竜の予言に選ばれし者たち 〜リヴァイアサン計画、そして予言の洞窟へ〜” is unofficial Fan Content permitted under the Fan Content Policy.Not approved/endorsed by Wizards. 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2026年7月8日水曜日
第4回【蜂竜の森】ローグライクハーフリプレイ FT新聞 No.4914
第4回【蜂竜の森】ローグライクハーフリプレイ ※本作品はローグライクハーフの規定に基づくリプレイ記事です。ローグライクハーフ「蜂竜の森」の詳細な内容に踏み込んでおりますのでご了承ください。 ぜろです。 ローグライクハーフ「蜂竜の森」の冒険譚です。 妖狐のフォルネ、魔猫のニャルラ。二匹のお供を連れたタイガの冒険です。 今回の目当ては「蜂竜の王蜜」。 コーネリアス商会の料理人クックロッド氏の依頼による、危険な蜂竜の巣でしか取れない食材採取の冒険です。 森へと入り、蜂竜と戦う竜人たちの村へと立ち寄り、協力関係になりました。 竜人に協力する勇者ヘラクレスナイトとの出会いと別れを経て、タイガたちの冒険は続きます。 【フォルネ(妖狐) レベル13 技量点:2 生命点:3/5 魔術点:4 従者点:8】 【装備】(人間形態でのみ効果あり) 片手武器 木盾(生命点+1) 鎖鎧(生命点+1防御ロール+1) <スキル> 【変化】人間形態に変化する。 【空蝉】防御ロール振り直し。パーティの誰の時でも可。 【西法術:氷槍】魔術ロール成功で2点ダメージ 【持ち物】 1小柄(飛び道具)※人間形態でのみ使用可。 2草避けのお守り 植物によるアクシデントへの対応力を上げる。 【ニャルラ(魔猫) レベル13 技量点:1 生命点:7/10 器用点:8 従者点:5】 【装備】なし <スキル> 【満月のような瞳】全員が暗闇ペナルティを受けない 【素早い反射】防御ロール振り直し。器用点1点消費。 【柔らかい肉球】先攻決め、不意打ち判定が自動成功。器用点1点消費。 【狩りの本能】弱いクリーチャーを倒した時、追加で攻撃ロール。器用点1点消費。 【目も当てられぬ激怒】攻撃ロールの直前に使用し、成功したらクリティカル扱いに。 【温存経験点】1 【タイガ 従者 荷物持ち】 【持ち物】 食料2 金貨5 1 蟷螂蜂毒 3回分 追加ダメージ1 巨大樹の迷宮P56 2 ロープ 「手がかり」1 ●アタック01-9 フォルネとニャルラと蛇竜の女帝 【22 蛇竜の女帝】 森の小道を進む僕たち。 最初にそれが目に入った時には、道を塞ぐ倒木に見えた。 けれどもそれは、ぬるぬると動いている。 目線を左に振っていくと、その巨木は太いツタのように樹木を伝い上るように延び、ツタの先が女性の上半身になっていた。 蛇の如き胴体と、人間の女性の上半身を持ったクリーチャーが、その正体だった。 百竜の森には、さまざまな形の「竜」が生息しているという。 蛇と女性が合体したようなこの姿は、百竜の森で生まれた「竜」なのかもしれない。 その巨大さには、畏怖を覚えた。 単に「蛇女」と呼べるような存在ではない。 女王だ。 蛇竜の女帝と呼ぶにふさわしい。 【蛇竜の女帝 レベル6 生命点6 攻撃回数3 ダメージ2 防御点1】〈巨大なクリーチャー〉 蛇竜の女帝は、高い樹木にあるみずみずしい果実を、優雅な仕草でもぎって口に運んでいるところだった。 果実を口に運ぶ仕草が、いやになまめかしい。 胸のあたりまで鱗に覆われているとはいえ、服を身にまとっていないその姿には、目のやり場に困ってしまう。 僕たちが接近したのに気づいたみたいだけれど、意に介した様子もない。 蛇竜の女帝の蛇の尾は、壊れた馬車をとぐろのように取り巻いていた。 女帝が馬車を襲ったのではないかと緊張したけれど、どうもそうではないようだ。 「今壊れたものではないようです。人の姿も見えません」 フォルネの観察の結果を聞いて、僕はほっとした。 女帝は果実をもぎながら、馬車をゆさぶって遊んでいる。 馬車の中から、きらびやかな装飾品がこぼれ落ちた。 蛇竜の女帝は身体をぐるりと巡らせ、優雅な動作でそれを拾い上げる。 そしてそれらを嬉しそうに身につけはじめた。 「オウカンワシといい、どうしてきらびやかな装飾品を集めようというのでしょう。私には理解できません」 「フォルネはそんなだから、オンナゴコロが理解できないのね」 「オウカンワシに性別は関係ないと思いますが」 やがて蛇竜の女帝は、馬車を打ち捨てるとその場からゆるゆると去っていった。 最後まで僕たちに関心を向けることはなかった。 「タイガさま、蜂竜の巣にはおそらく、あれに匹敵する巨大な女王蜂竜がいると思われます」 フォルネが畏怖まじりに話し出した。 「できれば出し抜きたいところですが、戦いは避けられないかもしれません。私たちは、あのような巨大な敵とどう戦うか、考えておかなければ」 「うん。そうだね……フォルネの言うとおりだ……」 僕もその巨大さに圧倒されて、そう言うことしかできなかった。 「どんなに大きくても、鼻のあたまにかみついたら、みんな痛がるよ?」 ニャルラは涼しい顔で、そううそぶく。 「ニャルラはもう少し、危機感を持った方が良いと思います」 「ニャルラ、勇気と無謀は違うからね」 「だってホントにそうなんだもん」 ニャルラがぶーたれる様子に、蛇竜の女帝を前にした僕とフォルネの緊張感は、ゆるやかに減っていった。 [プレイログ] 【蛇竜の女帝 レベル6 生命点6 攻撃回数3 ダメージ2 防御点1】〈巨大なクリーチャー〉 反応 サイコロの出目3 中立 特にアクションを起こすことなく対応終了。 馬車には、巨大なクリーチャーにダメージを与えられる武器「騎乗槍(ランス)」があるが、使える人物がいないためスルーした。 ●アタック01-10 ニャルラと宝箱の少女 【23 宝箱を抱えたマンドラタン(苗木)】 「みてみてたいが、あんなとこに女の子がいるよ?」 ニャルラが進行方向を指し示す。 こんな深い森の中に女の子がひとりでいるなんて、不自然きわまりない。 見ると、幹の太い樹木を背に、少女が座っていた。 両足を前に投げ出して、樹木にもたれかかっている。 少女は胸のところに、大きな箱を抱えていた。 「いえ、あれは普通の女の子ではありませんよ」 フォルネの指摘はもっともだ。 その少女の頭には、白い花が咲いていた。 花の冠を載せているのではなく、直接咲いている。 そして身体全体が、緑色がかっていた。 植物系のクリーチャーなのだろう、と推測できた。 それよりも、僕が気になるのは、その少女が、たぶん何も着ていないことだ。 宝箱を抱えているからちょうど隠れているけれど、僕にはとても直視できない。 さっきの蛇竜の女帝さんもそうだけど、魔物っていっても女の子の姿をしているんなら、服は着ててほしい。 その少女は、僕たちに気がつくと、控えめな笑顔とかわいらしい仕草で小首をかしげた。 「ね〜ね〜たいが、あの箱の中身、気にならない?」 まあ、気にならないっていえばウソになるかな。 でもね。 「やめておきなさいニャルラ。襲ってきたモンスターならともかく、おとなしくしている者から奪い取るものではありません」 僕が言うより早く、フォルネがたしなめた。 「え〜、ぶんどるつもりで言ったんじゃないよ〜。見せてくれたらいいの」 「それもやめておいた方が無難ですよニャルラ」 「え〜どして〜?」 「好奇心は身をほろぼすこともあるってことです」 「意味わかんな〜い。たいがおしえて?」 僕は、少し考えて言った。 「たぶん、あの植物の女の子には近づかない方がいいってフォルネは言ってるんだ」 「だから、ど〜して?」 「森の中で、裸の女の子が宝箱を抱いて座っている。これって、不自然だよね?」 「うん。ものすご〜くふしぜん」 「なんでだろう、って考えた時に、一番危険なのが、あの子自体が罠ってこと」 「わな?」 「そう。警戒心なしに近寄る人を捕まえるための、罠」 フォルネの考えは、これで合ってるかな? 「さすがタイガさま。そのとおりです。おそらく、少女を囮にして待ち伏せをしているクリーチャーがいますよ」 「ふむふむ。な〜るほど」 「でも、好奇心を持つこと自体は、悪いことじゃないからね」 「たしかに、そうですね。ニャルラから好奇心を取ったら……」 食欲が残る、と思いついてしまったけれど、言うのはやめておいた。 僕たちは離れた位置から少女にばいばい、と手を振ると、先を急いだ。 [プレイログ] 宝箱を取ろうとした場合、地面に隠れた巨大亀が不意打ちする。 魔術ロール(目標値4)で察知できる。 タイガたちは宝箱を取ろうとはしていないので本来は魔術ロールの対象ではない。 が、警戒しているフォルネがためしに魔術ロールを振ってみたところ、クリティカルで成功しているため、上記のような演出にした。 ●アタック01-11 フォルネの追跡 植物の少女から十分離れたところで僕たちは、いったん休憩を入れた。 森はだいぶ深まっている。目的地は近いかもしれない。 しばらく蜂竜には遭遇していないけれど、またいつ出くわすとも限らない。 持ってきている食料を分け合い、休憩を取ることでいくばくかの体力を取り戻した。 そのときだ。 「キエエェェェ!!!!」 耳をつんざかんばかりの大音響の悲鳴のような鳴き声が響きわたったのは。 それは人のものではない。別の生物のものだ。 けれども、なにやらよからぬ事態が起きているのは明白だった。 僕たちは悲鳴の聞こえた方角に向かい急ぐ。 そこで見たのは、頭に宝石をつけたオオトカゲに、四匹の蜂竜が殺到する光景だった。 【12 蜂竜遭遇】 【蜂竜(偵察兵)出現数4 レベル4】 蜂竜のうち一匹が、その巨大な顎を横に広げ、オオトカゲの首もとをグイグイと切断にかかっている。 それはがっちり食い込んでいて、オオトカゲでなくても悲鳴を上げるだろう。 僕たちがその場についたのは、まさにオオトカゲの首がコロリと落とされたタイミングだった。 「うげ」 ニャルラが思わず声をあげてしまったために、すぐに気づかれてしまう。 僕はあわてて茂みに身をひそめる。フォルネはためらいなく飛び出していた。 「見敵必殺。蜂竜を見たら即、討ちます」 オオトカゲの首を落としたばかりの蜂竜に飛びかかり、その首元に食らいつく。 オオトカゲの次には蜂竜の首が落ちた。 わずかに半歩遅れて、ニャルラも飛び出している。 「戦いはアタイの出番!」 フォルネに負けじと一匹の蜂竜を鋭い爪でえぐり倒した。 一瞬のうちに数を半分に減らされた蜂竜は、たちまち逃亡にかかった。 「すぐに追います。彼らに巣まで案内してもらいましょう」 フォルネが駆け出す。 僕も茂みから出て、急いで後を追おうとした。 しかしニャルラはまだ走り出さず、その場に留まって何かしている。 「たいが、これ〜」 ニャルラが口にくわえて差し出してきたのは、巨大な宝石だった。 オオトカゲの額にはまっていたものだ。ニャルラはそれを、がじがじと取り外していたのだ。 この森に入ってから、こうした実入りは何もないまま進んできた。 蜂竜対策のためにほぼ全財産を使って用意したこともある。 だからこれは、かなり貴重な収入になる。 「ありがとニャルラ。さあ、フォルネを追いかけるよ」 「あいあいさ! フォルネおいぬいて、逃げる蜂竜もおいぬくのだ」 「蜂竜追い抜いたらダメだよ」 「にゅふふ〜♪」 やがて進行方向に、ひときわ大きな樹木が見えてきた。 その巨大なシルエットは、つい先日の冒険を想起せずにはいられなかった。 「巨大樹……?」 それは、あの巨大樹ほどの大きさはない。 しかし、よく似ている。たぶん、同じ種類の木だ。 「巨大樹は雲さえも突き抜ける樹木です。この森じゅうに種子をばらまくことくらい、造作もないでしょう」 スピードをゆるめ、僕たちが追いつくのを待っていたフォルネが言う。 つまり今目の前に見え始めたのは、いわばあの巨大樹の子どものような存在なのだろう。 そして逃げる蜂竜たちは、まっすぐその巨大樹ジュニアの方向に飛んでいく。 「これはもしかすると、もしかしますね」 巨大樹ジュニアの周囲は開けた空間になっていた。 まるでほかの樹木が巨大樹に敬意を払っているかのようだ。 そしてその巨大樹の枝からぶら下がり、地面についてしまっている巨大な土色の球体。 精緻な波のようなものを幾重にも重ねた模様は、さながら芸術作品のよう。 逃げる二匹の蜂竜は、その中へと消えてゆく。 「あれが……蜂竜の巣……」 「あの中にお〜みつあるのね。じゅるり」 蜂竜の巣を突き止めた。 それは奇しくも、巨大樹のふもとなのだった。 やがて巣の中から、蜂竜たちが次々と飛び出してきた。 さっきの蜂竜の偵察兵がなんらかの報告をしたのだろう。 数が多い。これでは巣の中に入るなど……。 その時、どこからともなく飛来した巨大なカブトムシが、蜂竜の群れを蹴散らしていった。 「チェーンジ! ヘラクレスナイト」 そのカブトムシはかけ声とともに、甲冑を身につけた人型に変形する。 「待たせたな、タイガ少年」 「ナイトさん!!」 「私もいるよ!」 竜人の女戦士カトリーナさんが、他の竜人の戦士たちを率いて参戦してきた。 「さあ、ここは私たちにまかせて、君たちは中に入りなさい」 「ありがとう、カトリーナさん、ナイトさんも。いくよ、フォルネ、ニャルラ」 「はい」「お〜みつっ!」 いよいよ、蜂竜の巣に突入だ。 次回、蜂竜の王蜜は手に入るのか。 [プレイログ] 【12 蜂竜遭遇】 【蜂竜(偵察兵)出現数4 レベル4】 ・蜂竜がオオトカゲを襲う現場。発見されたか魔術ロールで判定。 フォルネはサイコロの出目2+技量点2で成功。 ニャルラはサイコロの出目1でファンブルし、発見されてしまう。 戦闘に入るが、フォルネ(サイコロの出目2+技量点2)で命中、ニャルラ(サイコロの出目3+技量点1)で命中。 蜂竜が4体から2体と半減したため、蜂竜は逃走。 ここで食料を消費し、フォルネ、ニャルラともに生命点を2点回復した。(演出にはなし) 【フォルネ(妖狐) レベル13 技量点:2 生命点:3→5/5 魔術点:4 従者点:8】 【装備】(人間形態でのみ効果あり) 片手武器 木盾(生命点+1) 鎖鎧(生命点+1防御ロール+1) <スキル> 【変化】人間形態に変化する。 【空蝉】防御ロール振り直し。パーティの誰の時でも可。 【西法術:氷槍】魔術ロール成功で2点ダメージ 【持ち物】 1小柄(飛び道具)※人間形態でのみ使用可。 2草避けのお守り 植物によるアクシデントへの対応力を上げる。 【ニャルラ(魔猫) レベル13 技量点:1 生命点:7→9/10 器用点:8 従者点:5】 【装備】なし <スキル> 【満月のような瞳】全員が暗闇ペナルティを受けない 【素早い反射】防御ロール振り直し。器用点1点消費。 【柔らかい肉球】先攻決め、不意打ち判定が自動成功。器用点1点消費。 【狩りの本能】弱いクリーチャーを倒した時、追加で攻撃ロール。器用点1点消費。 【目も当てられぬ激怒】攻撃ロールの直前に使用し、成功したらクリティカル扱いに。 【温存経験点】1 【タイガ 従者 荷物持ち】 【持ち物】 食料2→0 金貨5 1 蟷螂蜂毒 3回分 追加ダメージ1 巨大樹の迷宮P56 2 ロープ 3 オオトカゲの宝石(金貨18枚分) 「手がかり」1 ■登場人物 タイガ 主人公の人間の少年。もうすぐ11歳。フォルネとニャルラの二匹を連れて旅をしている。 フォルネ 銀毛で3本尻尾の妖狐。タイガに心酔している。 ニャルラ 星空色の毛並みの良い魔猫。気まぐれ。 コンスタンサ コーネリアス商会の令嬢。通称コニー。オウカンワシにさらわれたところをタイガたちに救われる。 ヴァンダービルド コーネリアス商会の当主。コニーの父親。 クックロッド コーネリアス商会の料理人。蜂竜の王蜜取得に情熱を燃やす。 キャティ 竜人の村の道具屋。初出はゲームブック「百竜の森」。 カトリーナ 竜人の村の女戦士。蜂竜討伐の遠征中。 ナイトさん ヘラクレスナイト。カブトムシ形態から人間形態に変形できる竜人の村への協力者。その動機はキャティへの一目ぼれ。 ■作品情報 作品名:蜂竜の森「ローグライクハーフ」d33シナリオ 著者:ロア・スペイダー 監修:紫隠ねこ、杉本=ヨハネ 発行所・発行元:FT書房 ローグライクハーフ基本ルール及び「黄昏の騎士」本編 https://booth.pm/ja/items/4671946 巨大樹の迷宮「ローグライクハーフ」d66シナリオ(「蜂竜の森」収録) https://ftbooks.booth.pm/items/5361362 本リプレイは、「ローグライクハーフ」製作に関する利用規約に準拠しています。 https://ftbooks.xyz/ftnews/article/RLH-100.jpg ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。