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2026年1月10日土曜日

FT新聞1ウィーク! 第674号 FT新聞 No.4735

From:水波流
新年に『文章表現のための類語類句辞典』を購入したのですが、なんと昨年の今日も、講談社『類語大辞典』を買っていた模様……笑
結論から言うと、執筆時に紙の類語辞典は思考が中断されて、なかなかパッと引けないので、私には向いていないかもしれません。これ以上買うのはやめようと思います……。

From:葉山海月
ふと気づかずに、先週と同じあいさつネタをやりそうになる罠。
一年どころか、一週間も進歩なき日々を過ごしているの丸わかり!

From:中山将平
僕らFT書房は明日1月11日(日)インテックス大阪で開催の「スーパーコミックシティ関西31」にサークル参加します。配置は【う2a】。コミケで刊行した新刊2冊もお持ちします。
同じイベントに、僕は「ギルド黄金の蛙」としてもサークル参加しています。こちらの配置は【い30b】です。カエル人の本を、このイベントにて刊行します。
その1週間後1月18日(日)、同じインテックス大阪で開催の「こみっくトレジャー47」にもFT書房はサークル参加予定です。こちらのブース配置は【4号館 D06a】です。
同じイベントに、僕は「ギルド黄金の蛙」としてもサークル参加しています。こちらの配置は【4号館 D05b】です。
実は、1月18日(日)にはもう一つ「文学フリマ京都10」にもFT書房は参加予定です。ブース配置は【B-34】です。


さて土曜日は一週間を振り返るまとめの日なので、今週の記事をご紹介します。
紹介文の執筆者は、以下の通りです。
(天)=天狗ろむ
(葉)=葉山海月
(明)=明日槇悠
(く)=くろやなぎ
(水)=水波流

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■1/4(日)~1/9(金)の記事一覧
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2026年1月4日(日)火呂居美智 FT新聞 No.4729

『失楽園奇譚』ローグライクハーフd33シナリオ
・2026年最初のシナリオは、昨年配信された『蛇禍の悪魔』『幽霊屋敷の果実酒』の作者である火呂居美智氏によるd33シナリオです!
冒険の舞台は、『蛇禍の悪魔』と同じくポロメイア小国家連合…その東に広がるよじれ森。
森の中で出会った人物の探し人を求め、森を彷徨う内に、墜落した楽園エデンベルの伝説に深く関わっていくことになります。
1回の冒険で終わるd33シナリオですが長丁場になる可能性がありますので、しっかりと準備をしてからの開始をオススメ致します。
彼女(または彼)が最愛の人に出会えるかどうかは、主人公の選択次第です……ぜひ冒険に出て確かめてみて下さい。
(天)


2026年1月5日(月)杉本=ヨハネ FT新聞 No.4730

☆謹賀新年☆ 
・あけましておめでとうございます! 
1年で最初の月曜記事は、FT書房の今年の抱負や計画です!
実現の見込みが十分にあることから、現状では夢のまた夢といえることまで、杉本氏が大いに語りました。
サプリメント『アランツァワールドガイド』(by杉本=ヨハネ)から、新しい雑誌『ファイティングトロールマガジン(仮)』まで!
もちろん、去年FT新聞で話題をさらったゲームブック解説本『SAGBがよくわかる本』も!?
実現のために、歩みをやめないFT書房!
今年もよろしくお願いいたします!
(葉)


2026年1月6日(火)かなでひびき FT新聞 No.4731

『これはゲームブックなのですか!?』vol.127
・バーチャル図書館委員長かなでひびき氏がゲームブックに関係ありそうでなさそうな周辺のよもやま話をしていきます。
今回紹介する作品は『俺に撃たせろ!』(火浦 功著 徳間デュアル文庫)
人生にハードボイルドが足りていない……そんな皆さんに! 探偵アルツ・ハマーが小粋で洒落たセリフと暴力の機関銃を浴びせてくれます。
それでいてこの呆れた探偵は、昼食に何を食べたかも自分の美人秘書の名前も覚えちゃいない。そこへ「降って湧いた」難事件!
減らず口は一丁前のアルツ・ハマー、気の利いたことは言えますが、肝心の事件にろくな「解決」を与えてくれません。
それならば、これをひとつのリドル・ストーリーとしてあなた自身で納得の行く答えを見つけてみてはいかがでしょうか?
ライフにハードボイル度を充填する意味でも、未解決の謎の出題としても広く「遊べる」一冊です。
(明)


2026年1月7日(水)ぜろ FT新聞 No.4732

第3回【ハンテッドガーデンハート〜盗賊剣士外伝〜】ゲームブックリプレイ
・プレイヤーとキャラクター双方の視点を織り交ぜながら展開される、ぜろ氏のリプレイ第473回です。
『狂える魔女のゴルジュ』の主人公ミナの姉、ニナ・ガーデンハートが雪原で繰り広げる逃走劇。初回の挑戦では大自然の罠でスタミナが尽き、追っ手のダムリスに捕まってしまいましたが、2回目は順調に先へと進み、途中の丸木小屋では暗殺者に襲われていた青年を助けることに成功しました。
距離を詰められた代わりに、ニナが得たのはひとつの好機。イタチ先生から学んだテクニックも活用し、ダムリスへの反撃が始まります!
(く)


2026年1月8日(木) 岡和田晃 FT新聞 No.4733

『ケン・セント・アンドレによるズィムララのモンスターラリー【モンスター編】』の襲来だ!
・もう皆様のお手元には届いているでしょうか?
『ケン・セント・アンドレによるズィムララのモンスターラリー【モンスター編】』!
まず、111種類を越えるモンスターのカタログ! しかも基本は1モンスター1ページというぜいたく仕様!
これまで提供されていた簡易ルールでは、選択可能な種族は8種類ですが、この【モンスター編】の導入によって43種類にまで膨れ上がります。
とんでもなく「厚い」本を、ほどばしる「愛」を込めて、岡和田氏自身が熱く語ります!
百聞は一見に如かず!
まずは本記事を! そしてご興味ございましたら是非お手に取ってください!
(葉)


2026年1月9日(金)休刊日 FT新聞 No.4734

休刊日のお知らせ 
・毎週金曜日は、読者から投稿された記事がここに入れるように、空けてある曜日です。
あなたの記事を、お待ちしております!
(葉)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■今週の読者様の声のご紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ひとことアンケートへのご意見をご紹介します。
紙面の都合で、一部省略させていただくかも知れませんが何とぞご了承くださいませ。
すべてのお便りは編集部が目を通し、執筆者に転送しておりますので、いろんなご意見やご感想をぜひお送り下さい。

↓↓
(ジャラル アフサラールさん)
火浦 功さんですか懐かしい。超能力犯罪者が主人公の『高飛びレイク』シリーズ、(当時は珍しい(笑))可愛い女の子のマッドサイエンティストが活躍する『みのりちゃん』シリーズ買いました。ちなみにこの2作はゲームブックにもなっています。もっともシリーズの続きを書かずに放置している作品が多いので佐藤大輔氏(『皇国の守護者』『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』)・田中芳樹氏(『アルスラーン戦記』『タイタニア』)と並んで「日本三大未完放置作家」と呼ぶ方もいます(笑)。田中氏が未完作品を完結され始め、佐藤氏が鬼籍に入られたので火浦氏も仕事して欲しいと思います。

(お返事:かなでひびき)
ありがとうございます。
『みのりちゃん』シリーズですかー。こいつぁ新年から興味シンシン( ..)φメモメモ
機会があったら、ぜひ手に取りたい!
実は、火浦先生は『お前が悪い』から入ったにわかです! 
ハチャメチャな作風が気に入って、ちょこちょこ読んではいますが、いまだに、火浦先生と岬兄悟先生、吉岡平先生の区別がつきません(笑)
しかし、未完な作品も多いとは伺いましたが、やはり完結まで見たいですね!


(忍者福島さん)
アルツ・ハマーとは直接関係ないのですが、作品内容と名前から、俺がハマーだ!という作品を思い出してしまいました。
なんでもかんでも銃を取り出して打ちまくるという、こち亀をアメリカでドタバタコメディにしたような作品でしたが、面白かったなあ。
何しろオープニングからして「動くなよ、弾が外れるから」って名セリフが飛び出してますので、そこだけでも見てほしいですね(笑)

(お返事:かなでひびき)
ありがとうございます!
おおっ! 同志よ!
こんなところで『俺がハマーだ!』の話題が出てくるとは!
かなでも本作の大ファンで、全話見ようとビデオ屋に行ったら、1巻しか入っていなかった!
その破天荒さかげんが、『俺に撃たせろ!』からぷんぷん漂ってくる!
読まなくても、かなでのゴーストがささやくどころかおらぶのよっ! 
って感じで手が本棚に勝手に伸びた状態ですが、手に入れてよかったです!
いつかは『俺がハマーだ!』全話完走したいです!


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2026年1月9日金曜日

休刊日のお知らせ FT新聞 No.4734

おはようございます。
本日は、タイトルのとおり休刊日です。

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2026年1月8日木曜日

ケン・セント・アンドレによるズィムララのモンスターラリー【モンスター編】の襲来だ! FT新聞 No.4733

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『ケン・セント・アンドレによるズィムララのモンスターラリー【モンスター編】』の襲来だ!

 岡和田晃
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 すでに年末のイベントに参加された方、あるいは電子書籍版をお求めになった方もいらっしゃると思いますが、『ケン・セント・アンドレによるズィムララのモンスターラリー【モンスター編】』が、予約された方はそろそろお手元に届いていることと思います。
 いやはや、これは大変な仕事でした——現物をご覧になれば一目瞭然ですが、その圧倒的な分量において、です。TRPGがらみのマニュアルや資料集においては、これだけの量は珍しくないにしても、おなじみのモンスターがほとんどおらず、突拍子もないクリーチャーのオンパレードという意味では、表面的な分量以上のボリュームになっていること、請け合いです。
 すでに姉妹編の【ワールド編】が刊行されており、両者を揃えると、原書の完訳+ボーナス・トラック2本という豪華仕様になりますが、懐に余裕がない方は、この【モンスター編】からご覧になっても問題ないでしょう。なぜならば、本書は『モンスター!モンスター!TRPG』のサプリメントであるとともに、汎用設定資料集ともなっているからです。
 目次では確認できないのでわかりづらくて申し訳ありませんが、ルール記法を読み解くのに必要な最低限の情報は日本語版オリジナルのサマリーとして付属してありますので、単独で理解することも可能です。
 原題の「モンスターラリー」はMonsterary(モンステラリー)というのは、著者のケン・セント・アンドレ独自の造語です。いまはSNSにも翻訳ソフトが実装されているため、Monster Rally(モンスターの大競走)と勝手に訳されてしまうのですが、それだけの意味のために宛てているのではありません。求道的なイメージのある「僧院(Monastery)」、GMやデザイナーの特権性へのアイロニーたる「専制君主(Monarchy)」、中世の動物寓意集を意味し、TRPGがらみのモンスター寓意集にも使われる「Bestiary」との掛詞になっていますが、日本語にあたっては発音にあたってRとLが区別されず、また躍動感あふれるイメージを殺したくなかったので、原題の音を遺しながら「モンスターラリー」と表記していますが、もし英語ネイティヴの方と、本書を話題にするのであれば、「モンステラリー」と発音するのが適切でしょう。
 さて、気になる中身ですが、まず目を惹くのは、111種類を越えるモンスターのカタログです。111種類となると、他のモンスターマニュアルからすると、そこまで多いとも思えないかもしれませんが、基本は1モンスター1ページ。その生態や戦闘スタイル、さらには『モンスター!モンスター!TRPG』以外で使用する際のコンバート案まで添えられているので、少ないとはまず思わないはずです。
 これまで提供されていた簡易ルールでは、選択可能な種族は8種類ですが、【モンスター編】の導入によって43種類にまで膨れ上がります。私もさっそく、9歳になる娘と一緒にキャラクターを作成し、スマラク(バビロニアの女神ラマシュトゥに仕える眷属のミュータント)、ムーン・エルフ(ズィムララならではのエルフ)、ウアジー(コブラ女)の3人のヒロインが出来上がりました。公式設定にも、チャーリーズ・エンジェルズならぬクチュールー・エンジェルズというものがあるので、まさにピッタリですね! この3人と、サキュバスのNPCテン=メアを加えた4人で、『猫の女神の冒険』を試してみた次第です。
 ——その顛末はまた別の機会に語るとしまして、本書には3タイプのクリーチャーがいます。知性的でないクリーチャー(プレイヤーに不向きなもの)と、知性的なクリーチャー(プレイヤー・キャラクターとして使用可能なもの)、それにデーモン勢です。デーモンにも知性的なものと、そうでないものがあります。もっとも、知性的でないクリーチャーのなかにも、ジャングル・トロールのように簡易ルールでPC用種族に採用されているものもいますし、他にもGM次第でいくらでも応用が効くので、あくまでも指針として理解するのが良さそうです。
 その他、本書所収の種族を簡単に紹介すると……。
 次元界を股にかけて飛び回るエーテル・ドラゴン。
 地獄の統治者たるアーチデーモン。
 〈トロールワールド〉の例の魔術師を連想させる謎の魔術師ク=カタブの寵児(ミニオン)たち。
 鬼才・たまねぎ須永氏がデザイン、色々な意味で恐るべき海たまねぎに至るまで、情報がてんこ盛りなのです。
 ミノタウロスに似たブールザーク、虎人間ことタイゲリアン、デーモンとドワーフのハイブリッドたるドウォンなど、比較的演じやすい(扱いやすい)クリーチャーも揃っています。
 そうそう、忘れてならないのが、国境や語圏を超えた合作たるボーナス・シナリオ『ラマシュトゥとの戦い』です。本作はなんと、TRPGならではの外交戦メインの話です。これまで紹介されてきたシナリオやソロアドベンチャーが、比較的シンプルなダンジョン探検メインのものだったので、打って変わって毛色の違うものになりました。
 ソロアドベンチャーに落とし込むと、200パラグラフ以下では処理できなさそうな複雑な話ですが、私が真っ先に連想したのは、『ウォーハンマーRPG』第2版のキャンペーン・シナリオ『アルトドルフの尖塔』。あるいは、「FT新聞」で紹介されているものなら『モンセギュール1244』にも通じるでしょう。雰囲気たっぷりの巻頭小説「ファースト・ミーティング(初めての遭遇)」も含め、是非ともご堪能ください。


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2026年1月7日水曜日

第3回【ハンテッドガーデンハート〜盗賊剣士外伝〜】ゲームブックリプレイ FT新聞 No.4732

第3回【ハンテッドガーデンハート〜盗賊剣士外伝〜】ゲームブックリプレイ

※ここから先はゲームブック【ハンテッドガーデンハート〜盗賊剣士外伝〜】の詳細な内容に踏み込んでおりますのでご了承ください。


ぜろです。
ニナ・ガーデンハートの雪深い森の中での逃避行。
その一点に絞ったゲームブック。それがこの「ハンテッドガーデンハート」です。
スタミナと敵との距離を測りながら、最終的に逃げ切るのが目的です。
相手は手練れのハンター、ダムリス。痕跡が残りやすい雪の地で、不利な逃走劇が続きます。
そんな中、森の中の小屋で、青年が暗殺者に襲われる場面に遭遇。青年と協力して暗殺者を倒しました。
これが逆転のきっかけになりますか、どうか。


【ニナ スタミナ:5 距離:1】


●アタック02-4 ニナと主人公

私は、覆いかぶさっている暗殺者の遺体をどけると、荒い息を吐いた。

「助かったよ、ありがとう」

青年が、へたりこむ私のそばに来て、座った。

「ヘマをやらかしてね、追われているんだ」
「そうみたいね。見てわかった。実は私も追われているから」
「そうなのか」

少しの体力も惜しいこの時に、この青年を助けるため、余分な体力を使ってしまった。
もう、へとへとだ。この先、長い逃避行を続けられる余力はない。数値的にはスタミナを消耗していないが、気力の問題だ。
距離も1だというのに、この小屋の中で長時間トラブルに巻き込まれて過ごしている。
ダムリスは視認できる位置にいたのだから、この状況をどのように見て、今どのように策をめぐらせているのか、わかったものではない。
警戒心が強いダムリスのことだ。この青年の存在があるから、小屋の中に踏み込んでこないのだろうけれど。
この暗殺者のように、殺してしまうのならむしろ簡単だ。ダムリスの目的は、私を五体満足で連れ帰ること。彼にとっても、高難度のミッションに違いない。

「あなたはひとまず助かって良かったかもしれないけれど、私の方はもうダメね。ここで力を使い切ってしまった」
「どうして、あきらめるんだ? あんたはまだ、捕まっていないじゃないか」

青年は言った。

「俺は、捕まっても諦めなかったら、森の妖精に助けられたぜ」

森の妖精……私のことか。だいぶ無様だったけれど。

「好機は、訪れる。あんたに運が残っていれば」

青年は、さっきまで首を絞められていたとは思えないほど、力強い瞳をしており、私は息を呑んだ。
この青年は、なってくれるだろうか。私の好機に。

「自分からこんなことを言うのは気がひけるけど、借りを返してもらえない? 今度はあなたが、私を助ける番」
「その言葉を待っていた」

青年は言った。

「俺が、あんたにとっての好機だ」

私は思った。この展開を青年視点で描いたら、そっちが主人公みたいだ、と。
そんなメタな思いをよそに、青年は私に弓矢を渡す。

「これは君が使うといい。俺にはこれがある」

青年は、剣を手にしていた。

「名前くらいは名乗っておくわ。私はニナ。ニナ・ガーデンハート」
「俺は……そうだな。アルスでもイルスでもウルスでも、好きに呼ぶといい」
「なにそれ。偽名?」
「いや、別に秘密にするつもりはないんだが、本編が始まらないと正式な名前は決まらないんだ」

なるほど。この前日譚ではなく、本編の主人公候補というわけね。
こうして、私とアルスの反撃が始まった。


●アタック02-5 ダムリスとの決着

警戒しながら小屋を出る。
こういうタイミングがいちばん狙われやすい。
出るのは、私だけだ。アルスと一緒には出ない。
ダムリスを誘い出すのが目的だから、余分な警戒心は抱かせない。

小屋に向かう足跡は私のものだけではない。
やはりダムリスはここまで来ている。
小屋の死角に潜んでいるのかも。
けれど、足跡を追うような真似はしない。あえて無視して歩き始める。

私は歩く速度を速めるが、ダムリスはなかなか動きを見せなかった。
しかし私が十分に距離を取ったと思う頃に、いよいよ私を追いかけ始めた。
たぶん、小屋の中の青年と私とで挟撃されるリスクを警戒していたんだ。
小屋の方の動きが見えなかったため、その可能性は低いと踏んで、追跡を再開したといったところだろう。

私は焦る気持ちを抑えつつ、雪面に足跡を増やしてゆく。

・弓矢を持っていて、正面から戦う
・弓矢はあるが、逃げてダムリスを誘い込む
・弓矢がない

私の動きを見ればわかるとおり、逃げながらダムリスを誘い込む。
今はまだ、ダムリスとの距離はある。

・今のうちに樹上に隠れる
・白い雪原に足跡をつけて逃げる

この選択肢でピンときた。
イタチ先生から学んだテクニックを、今こそ実行に移すときだと。

私は、雪原に足跡をつけて歩く。
少し歩いたところで、同じ足跡を踏んで戻り、元のパラグラフへ。
そして、樹上に隠れるのだ。

私は樹に素早く登った。

・足跡に関する工夫があるなら、進んだ歩数と同じ数を、この項目番号に加えること

これだ!
私は樹のところから、7歩、歩いた。そして、戻った。
そこで不自然に足跡が途切れているから、ダムリスはすぐに異変に気づくだろう。
けれど、それでいい。わずかでも時間が稼げれば。隙が作れれば。

やがて。

きた。ダムリスだ。

ダムリスは、私の足跡に視線を落としながら、余裕のある態度で歩いている。
足跡の観察のため、頭上はお留守だ。この時点でも隙が見える。

けど、まだだ。

やがて足跡が突如途切れたことで、取り乱す様子を見せた。そこが狙い目だ。

私は樹上から矢を放つ。
それはダムリスの肩に刺さった。ダムリスは弓を取り落とす。

そこにアルスが飛び出し、ダムリスのももに剣を突き立てた。
ダムリスは声を上げて倒れ込む。

アルスは、小屋から離れるダムリスを見送った後、足跡がばれないよう、木々の裏側を通ってここまで来て、待ち伏せしていたのだ。

私は地上に降りた。倒れたままのダムリスに声をかける。

「あなたは私を殺すことが目的じゃなかった。だから、私もあなたを殺さない。私のことは、雪崩に巻き込まれて死んだとでもしておくことね」

それ以上、言うことはなかった。
ダムリスの返事を待たずに、歩き出す。
アルスが隣に並んで歩き始めた。

「これから、どうするんだ?」
「住み慣れた街に戻るわ。慣れない稼ぎ方はするもんじゃない。普段と違うことをするとき、猫は死んじゃうのよ」
「猫のことは知らないが……あんたの街、ネグラレーナの盗賊ギルドに世話になりたいんだ。できるかな?」

そういえばアルスは、何かヘマをやらかしたって言っていたっけ。

「いいわ。頭領に話をしておく。『奇妙な猫の瞳亭』に来てちょうだい」
「ありがとう。……あんたから、春みたいな香りがするよ。新緑の樹から漂うような、目の覚める匂い」
「そう? 私は、眠い」

いきなり何を言い出すんだこの男は。汗臭さしかないと思うのだれど。
そんなことより、私は眠い。
追っ手がいなくなり、自由を手にした途端に、これまで緊張感とともにためこんできたものが、あふれ出てしまったようだ。

彼がどこまで同行するかはわからないけれど、ひとまずこの先休憩できるところまで行ったら、交代で見張りしながら休もう。

なんとなくアルスとは、長いつきあいになる気がした。


■登場人物
ニナ・ガーデンハート ガーデンハート姉妹の長姉。ネグラレーナの盗賊ギルドに所属している。
ダムリス 非合法な組織の追っ手。ニナを狙っている。
ポリアンナ 森でニナが餌付けしたポルルポルル。空腹。
イタチ先生 ニナに雪上の足跡トラップを伝授してくれる。
アルス(仮名) 小屋にいた青年。ヘマして追われてたところをニナが助けた。

■作品情報
作品名:ハンテッドガーデンハート
著者:杉本=ヨハネ
発行所・発行元:FT書房
購入はこちら
https://booth.pm/ja/items/3998135
ゲームブック短編集「ハンテッドガーデンハート」に収録されています


●感想

ニナ・ガーデンハートの短編、クリアしました。
スタミナと距離を計算しながら歩く、緊張の逃走劇でした。
この作品のポイントは、なんといっても足跡の罠をしかけるための、特殊なパラグラフジャンプですね。
足跡をつけて戻ったのを表現するために、その知識があれば、元の番号に戻れるという特殊な処理と、その後に続くパラグラフジャンプが、短編のワンアイディアとして輝いていました。

私が先にプレイした『狂える魔女のゴルジュ』とは基本設定が少々異なっていました。
ニナの妹たちが売られていった設定の大雑把なところは合っていましたが、末の妹ミナへの言及はありませんでした。
また、「ゴルジュ」のストーリーである、奴隷狩りにあってさらわれたという文脈ではなく、借金のカタに女郎屋に売られた、という流れなのは大きな違いですね。
ニナは女郎屋から逃げたことになっているので、追っ手がかかる合理的な理由にもなっていました。
奴隷狩りからミナとともに逃亡した展開だと、この話には直接つながらないように思います。

まあ、設定は後から生えてきたり、時とともにいい感じに熟成されていったりするものなので、辻褄が合おうが合うまいが、どっちも正史ってことでいいと思います。

結末はメタ視点も入れて勝手な解釈を加えましたが、きっとアルス(仮名)が『盗賊剣士』の主人公、なんでしょうね。
そんな風に読めたので、そういうこととして話を進めました。『盗賊剣士』は触っていないので、推測です。

そこでふと思ったのですが、ニナが主人公のこの短編に加え、同じ場面に繋がるアルス(仮名)が主人公の短編があっても面白いなって思いました。
2つの短編が、小屋の場面でクロスオーバーするって展開です。
昨今の異世界転生系の小説などでは、同じ場面を他の登場人物視点で描く、というのをよく見ますので、そんな感じで。
ニナとアルス(仮名)が、それぞれどんなトラブルを抱えつつ、人生が交わる点に到達するのか。そんな見方ができたら、面白いかも。
まあ、全部私の妄想ですので、作ってくださいとか要望するわけではありません。

『狂える魔女のゴルジュ』の、ミナ視点から見るニナは、なんでもできるすごいお姉さんでした。
こうしてニナの物語を体験すると、ニナはニナで、苦悩もすれば成長過程でもある、いたって普通のエルフのお姉さんってことがわかります。

ニナが登場する作品はまだありますので、今後彼女が活躍する場面を見る機会を楽しみにしたいと思います。

短編ながらアイディアあふれる作品、ありがとうございました。


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2026年1月6日火曜日

これはゲームブックなのですか!? vol.127 FT新聞 No.4731

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『これはゲームブックなのですか!?』vol.127

 かなでひびき
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 朝起きたら、金髪グラマーが立っていた。
「長年美女の依頼人か秘書が欲しいと思ってたんだが、願いが天に通じたか」
「依頼人も美人秘書も、こんなものをあなたに突きつけると思う?」
 彼女の手には、黒光りする拳銃が握られていた。
 やれやれだ。真冬なのに熱い一日が送れそうだ。

 読者の皆さんのライフ、ハードボイル度足りてますぅ?
 ユーモアがかまし出す甘味と、ピリリとした緊張感が織り成す「ワイズクラック」
 粋なジョークは、読者を異界に誘う扉であり、一種のファンタジーだと、かなで思ってますっ!
 で、今回ご紹介するのは、ハードボイルド最大の醍醐味「ワイズクラック」が充分堪能できる作品よ!
 その名も『俺に撃たせろ!』(火浦 功著 徳間デュアル文庫)


「俺の名は、アルツ・ハマー。
 この都市の正義と平和を、一手に引き受けている男だ。
 多分、そのはずだ。」
(本文より)

 いきなり冒頭からこのセリフ!
 探偵、いや、漢だったら一度は口にしたいセリフ!
 快調に飛ばしてます!

『ここに入るもの、全ての希望を捨てよ』
 ラテン語でそう書かれている……本人曰く、「依頼人のほとんどがラテン語は読めないので仕事には差し支えない」とのたまう看板をくぐると、そこはわれらが探偵「アルツ・ハマー」の事務所。
 だけど、依頼人……というか、彼に関わる全てのものは、この言葉をすぐに思い知らされることになるわ。
 なぜならば、この探偵、昼食に何を食べたか覚えていないわ、自分の美人秘書の名前も覚えていないわ、「アルツハイマー」もとい「アルツ・ハマー」の名は伊達ではないの。
 そんな彼を待ち受けている事件は、真夏のプールに浮かんだ死体。
 しかも、サンタクロースの衣装を着ている老人と来ている!
 やっかいなのは、悲鳴もなしに飛び降りた現場に誰も気づかなかったこと。
 さらに不思議なのは、死因は飛び降りと見られるのに、飛び降りた建物からプールは20メートル以上離れている。
 走り高跳びの選手でも無理そうな「降って湧いた」死体。
 御手洗潔先生が見たら、口笛を鳴らして飛びつきそうな、本格ミステリの香りさえ漂うこの事件。
 名探偵ハマーは断言するわ。
「こいつは殺しだ! 犯人の目星もついている」

 ……
 ………。
 ちょっと推理は割愛させていただくわ。
 本格好きなら、ひょっとするとここで激怒して、本を壁に叩きつけるかもしれない。
 このノリに付いてこれるかどうかが、この本を楽しめる分水嶺!

 でも、それを補って余りある乱闘とドンパチ!
 愛銃は、コルトの45オート。
 愛車は、V8、8リッターの真っ赤なマーキュリー・クーガ。
 古き良き時代の「あぶない」探偵の必須アイコンだし、例えばクーガがホイルスピンさせながら飛び出すシーンは「本当にこの頃のハードボイルドがわかってるなぁ」としびれるくらいかっこいい。銃も同様なところに、愛を感じますぅ!

 また、出てくる会話も粒ぞろい!
 本文から抜粋すると……
 

「人間、首が折れると、いくつか不都合なことが起こってきて、そのうちの一つが、死ぬってことだ。こいつは、医学上の定説でね。万一、お前さんの知り合いで、首が折れても生きてる奴がいたとしたら、そいつは、よっぽど運がいいのか、それとも、厚かましいかのどっちかだ。」


 こんな小粋で洒落たセリフが、全編ぎっしり詰まってる。
 そう、こんなコラム読んでる暇あったら本屋に走るか、ポチれ。っていうくらい「読んでいただきたい」!
 これだ! 私に足りなかったのは、この手のハードなゆで卵のセリフなんだ! という方はご一読をどうぞ!
 また、「ご自分の創作に、ハードボイルドな会話を出したい」と思っている方にも、絶好の教科書!
 この本はワイズクラックの宝箱よ!

 で、この小説がどうして「ゲームブック」=「遊べる本」として紹介したのか。
 この話、気の利いたセリフと暴力が満載されているのはいいけど、肝心な最初の事件の「解決」がついてない。
 というか、すっかり忘れ去られている!
 一応、回答編も用意されているけど、これがまっとうな推理小説好きなら、そのまま窓から思い切り投げるぐらいふざけている。
 というわけで、あなた自身で納得の行く答えを見つけてみたらいかがでしょうか?
 そう言った意味でも、本作は優れたリドル・ストーリーだし、「遊べる」本よ。
 見逃せば人生後悔することウケアイ!


∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴

『俺に撃たせろ!』
 著 火浦 功
 出版社:徳間書店 2001/11/30
 文庫 505円+税 絶版
 Kindle版 770円(税込)


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2026年1月5日月曜日

☆謹賀新年☆ FT新聞 No.4730

明けましておめでとうございます!
自宅の書斎から杉本です。
蕨之介さんが運営する柿ノ木商会に、「モンスター!モンスター!TRPG」のシナリオが置かれているとの情報を、お寄せいただきました。
どれも無料です。

https://kakinokishokai.booth.pm

「モンスター!モンスター!TRPG」であれ「ローグライクハーフ」であれ、ファン作品が出ました暁にはぜひ、お知らせください。
このようなカタチでご紹介させていただきます。
さて、今日は1年で最初の月曜記事ですので、FT書房の今年の抱負や計画をお伝えしてまいります☆


◆昨年もありがとうございました。
昨年は「モンスター!モンスター!TRPG(M!M!)」の、実質的なはじまりの年となりました。
最大のサプリメント「ズィムララのモンスターラリー」を刊行することができ、この古くて新しいTRPGが楽しめる環境が整いつつあることを実感しています☆

「30分で遊ぶ1人用TRPG ローグライクハーフ(RLH)」も、モンスター種族で遊べるサプリメント『ヒーローズオブダークネス』をはじめ、4冊のシナリオ/サプリメントを刊行できました。


◆今年のラインナップは……?
2026年の作品候補について、言及してまいります☆
実現可能性が濃厚なものと、そうでないものがあります。
「必ず出る」とは言えないものもありますが、夢を語らせてください。
紙の本を出すというのは私にとって、20年近く活動してきた今なおひとつの「夢」なのです。

・『アランツァワールドガイド』(by杉本=ヨハネ)RLHサプリメント
・『ヒューマンズ!ヒューマンズ!』モンスター!モンスター!TRPGサプリメント
・『ファイティングトロールマガジン(仮)』創刊号 ムック本
・『昆虫都市』(by杉本=ヨハネ)RLHシナリオサプリメント
・『死霊沼の聖母』(by杉本=ヨハネ)RLHシナリオサプリメント
・『常闇の伴侶』(by水波流)RLHシナリオサプリメント
・『桜森と冬の終わり』RLHシナリオサプリメント
・『蛇禍の悪魔』(by火呂居美智)RLHシナリオサプリメント
・『SAGBがよくわかる本』(by田林洋一)
・『モンスター!モンスター!TRPG 基本ルール』
・『4人の英雄(エース)』(by杉本=ヨハネ)


◆『アランツァワールドガイド』
FT書房が展開するゲームブックの背景世界であり、RLHの共通世界でもある「アランツァ」について、体系的にまとめられた作品です。
私の人生において「最も刊行したい1冊」です。
すでに筆を執っておりますが、大きな作品です……いつ出せるかは時間との戦いになるでしょう。


◆『ヒューマンズ!ヒューマンズ!』
モンスターの世界に、人間型種族が!
M!M!のコアブックのひとつである、名サプリメントです。
ただ、下読みをしてみて、人間型種族を遊ぶのに必要な最大の重要要素が抜けていると、気づきました。
武器、防具、道具、毒、銃器などの装備品に関する一覧です☆
今回、ケンとクロンプトンから許可をいただき、このサプリメントに付属データをつけさせていただくことが決まりました☆
もしかしたら、他のTRPGで見たことがあるものかもしれません。
今年刊行したい作品の筆頭として、ベストなものを作れるように精進してまいります☆


◆『ファイティングトロールマガジン(仮)』
雑誌は過去に何回か出してきましたが、「TtTマガジン」「ウォーロック・マガジン」の編集長を経験する以前のことです。
今回はRLHやM!M!が遊びやすくなる話や、これまでの作品で描ききれなかったこぼれ話、単体で刊行するには文量が足りない名作品など、心がおどるラインナップにできたらと考えております☆
定期刊行の雑誌ではなく、ムック本として出すことになると思います。
もちろん、ゲームブックに関する何かも載せたいです。


◆『昆虫都市』
アランツァ世界で最も古い街のひとつ、からくり都市チャマイ。
ある日、この街に昆虫の大群が襲い来るという、恐ろしい事態が発生しました。
何が起こっているかは確とは分からず、しかし人々は恐怖に逃げ惑います。
いっぽう、エルフの長たるカセル・ケリスリオン・フィスティリオンは太古の森で、過酷な戦いに身を晒していました……。
「都市サプリメント:からくり都市チャマイ」「新職業【からくり術師】」「アランツァワールドガイド:チャマイ」を同時収録!
こちらの作品はイラストレーターとしてHUGO HALL氏と交渉中です。


◆『死霊沼の聖母』
死霊都市フアナ・ニクロに現れた、1人の男。
新興宗教の教祖たるアスタロスを、女王フアナは街の脅威とみなし、討伐を命じます。
舞台は内紛が起きつつある、不穏な死霊沼にたたずむ館。
「都市サプリメント:死霊都市フアナ・ニクロ」「新職業【呪術師】」「アランツァワールドガイド:フアナ・ニクロ」を同時収録!


◆『常闇の伴侶』
舞台はアランツァ北部に存在する太古の森。
蛮族都市フーウェイを拠点とした冒険です。
水波流が贈る「文化を持った蛮族」は、蛮族たち=劣った種族であるという先入観から解放された、魅力ある世界観を提供してくれます。
この名作を、ぜひカタチにしたい。
「都市サプリメント:蛮族都市フーウェイ」「新職業【獣使い】」「アランツァワールドガイド:フーウェイ」を同時収録!


◆『桜森と冬の終わり』
桜森に訪れるひとつの脅威を前に、樹人たちは動き出す。
読者投稿企画によって誕生したこの作品は、部数限定での書籍化を検討しています。
BOOTHでの通販予約された数+αを刷って、再版はしないというやり方ですね☆
「都市サプリメント:商業都市ナゴール」「新職業【剣闘士】」「アランツァワールドガイド:ナゴール」を同時収録!


◆『蛇禍の悪魔』
ポロメイアには「生きては帰れない砂漠」と呼ばれる、恐ろしい砂漠がある。過酷な環境で生き抜く術と力を持った龍人たちが住むこの砂漠は、悪魔たちが住む世界とつながる「不安定さ」を抱えた土地だ。
悪魔憑きとなった娘を救うために、冒険者はポロメイアを旅し、危険に足を踏み入れる。
『幽霊屋敷の果実酒』に続いて作られた、火呂居美智先生のd66シナリオです!
アランツァ世界の過去の情報をしっかりと取り込んで作られた名シナリオで、「生きては帰れない砂漠」には拙著『殉教者の試練』で登場させた設定が実に上手に編み込まれていて、息を呑みました。
「都市サプリメント:ポロメイア小国家連合」「新職業【悪魔召喚師】」「アランツァワールドガイド:ポロメイア」を同時収録!


◆『SAGBがよくわかる本』
2025年に好評連載だった『SAGBがよくわかる本』ですが、ただいま絶賛、大編集中です!
杉本、水波流、紫隠ねこさん、岡和田晃さんの4人がかりで、記事を大いに進化させております☆
この作品に関しては、どのぐらいの部数が出るのかまったく予測が立ちません。
予約制で注文された部数+αだけ用意する、というやり方を検討しています。
『桜森と冬の終わり』と同じですね。
余談ですが、この作品を刊行するタイミングで、田林洋一先生作のゲームブックである『クレージュ・サーガ』の電子書籍を刊行したいと考えております☆


◆『モンスター!モンスター!TRPG 基本ルール』
「モンスター!モンスター!TRPG」のシリーズも、軌道に乗りつつあると感じます。
ルールがシンプルで、かつ他のTRPGにも似ているため、なんと基本ルールを後まわしにするという戦略でこれまでやってきました。
それで成り立ってしまうのがこのゲームのすごいところです。
しかし、『ヒューマンズ!ヒューマンズ!』が出せたら、さすがにそろそろ基本ルールを出したいなあと考えております。
そのうえで問題となるだろうことは「バージョン」です。
現在のルールブックはver.2.7ですが、これがver.3.0になるのはいつなのか?
その日が遠そうであればver.2.7を、間もなくであるならばver.3.0が出てから、日本語版の準備をスタートするのがいいと考えております。
そのあたりの事情を見つつ、計画を進めてまいります☆


◆『4人の英雄(エース)』
ガーデンハート七姉妹に深く関わる物語は、私のなかであと2つ、書きたいものがあります。
そのうちのひとつは『ガルアーダの塔』で、長女であるニナ・ガーデンハートがどうなるのかを書きたいと考えています。
もうひとつは未登場の3人、ノナ、マナ、ドナが登場する作品です。
主人公は「無色透明の君」、あるいはガーデンハート家の次女ノナ。
ノナははっきりとした物言いが印象的な、あっけらかんとした性格の持ち主です。
ガーデンハート家で最も愛される存在である彼女は、アランツァに訪れる大きな危機を前に、ある大きな決断をします。
逃げも隠れもせず、堂々と生きるために。

この物語は何年も前から私の胸にあります。
ノナたち3人は長女であるニナによって助けられるのですが、ノナは「人生を勝ち取るために、危険な冒険に飛び込む」ことを決意します。
物語は冒険都市カラメールからはじまり、商業都市ナゴール、神聖都市ロング・ナリク、城塞都市ドラッツェンへと絡みついていき……。

え? 来年中に出せるのかって?
夢を語る場と言ったはずです!


◆まとめ。
ここに書いたことは実現の見込みが十分にあることから、現状では夢のまた夢といえることまでさまざまです。
なので、あまり多くを期待しすぎずに、こうお考えいただけましたらさいわいです。
今年もFT書房はやる気に溢れています!

それでは、本年もよろしくお願いします!


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2026年1月4日日曜日

『失楽園奇譚』ローグライクハーフd33シナリオ FT新聞 No.4729

明けましておめでとうございます。
火呂居美智です。

2026年最初の日曜日に、d33シナリオを配信させていただくことになりました。
今回は、ポロメイア小国家連合の東に広がるよじれ森が舞台となります。

よじれ森に取り残された主人公は、そこで一人の人物と出会います。
彼(または彼女)の人探しを手伝ううちに、墜落した楽園エデンベルの伝説へと深く関わっていくことになるでしょう。

楽しんでいただければ幸いです。

ローグライクハーフd33シナリオ『失楽園奇譚』
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