第1回 水曜ゲームブックリプレイの思い出
FT新聞、水曜ゲームブックリプレイ担当のぜろです。
金曜日枠が空いているので、ふらふらっとたまに来ては記事を置いていこうかと思っております。
●この記事の目的
毎週土曜日に、「FT新聞1ウィーク!」がありますよね。
あそこで、私のゲームブックリプレイの連載の通算の回数を数えてくださっているんですよ。
私は各作品の回数しか手元で記録していなかったので、通算で数えてくださっているのに気づいた時に驚きました。
そしてその回数にまた驚き。
なんと、いつの間にか連載回数が450回を軽く超え、500回に届こうとしています!
それだけの回数を、ほぼほぼ休載なしで続けてるんですよ。すごくないですか。
自分で言うのもなんですが、けっこう毎週密度の高いリプレイをお届けしていると思っていますので、これだけ続いていることに私自身がびっくりです。
それで思ったんですよ。
自分のリプレイ連載を振り返って、作品の感想とその頃の思い出を合わせたような記事を書いてみるのはどうかなって。
FT新聞さんには新規の読者さんも多いですし、私のリプレイは単行本化される予定もないので、過去のリプレイを読みたいと思っても簡単には読めないのです。
なので、これまでどんな作品をプレイして、どんな感想を持ったかというのを改めて振り返ってみるのも良いのではないかと。
ちなみに、そう言いながらも過去のリプレイを、すべてではないですが、読む方法はあります。
kindle書籍にて、「FT新聞20○○版」という毎年のバックナンバーが出ております。
そちらを確認していただければ、過去のリプレイを読むことができます。
ただし、FT書房作品以外のものはカットされているようですので、すべてではありません。
ところで、私、仕事がめちゃくちゃ忙しい人なんですよ。「ライフワークバランスって何だっけ」といつもぼやいているレベルに。
しかも通勤時間も長いんですよ。片道1時間以上かかります。
平日は日が変わるかどうかのタイミングで自宅に帰り、朝7時に出勤しています。
私、わりといろいろ隠さない方なので、職場にも私が週一連載記事を書いているのを知っている人は何人もいます。
皆さん口をそろえて、「いつ書いてるの」と言ってきます。それくらいにプライベートな時間が少ないと思われていて、わりと事実ではあります。
なのにゲームブックのリプレイなどという、ひとつの作品に対して恐ろしく時間のかかる楽しみ方をしているわけです。
となるとどういうことが起きるか。
そう。私がFT新聞を初めてからのゲームブックのプレイ履歴は、掲載されているゲームブックリプレイとほぼ等しいという事態に!
ほかの!
作品を!
プレイしている時間が!
ない!!
あれもしたいこれもしたいもっとしたいもっともっとしたい!
つまり、FT新聞のリプレイの歴史というのは、そのまんま私がゲームブックをプレイしてきた歴史そのものと言えるのです。
なんだか私、リプレイを書いているおかげでゲームブックの第一人者面をしておりますが、積んでる勢を除いて新作を追い続けているみなさんの方が、実は私よりも多くの作品をプレイしていると思いますよ。
そんなわけで、この記事では、私のゲームブックリプレイ掲載の歴史を振り返りながら、思い出語りをしていきます。
●その1 宝石島の脱出
現在のFT新聞水曜日のリプレイは、2016年11月30日の、「ミラー・ドール」のリプレイから始まっています。
私の通算の連載回数も、そこから始まっています。
でも実は、私のリプレイ連載は、さらにそのずっと前から始まっていたのです。
それを含めたら、連載回数はいったいどうなってしまうのか。
私も数えていませんが、少なくとも100回分近くはあるように思います。
もともと私は、2008年頃からmixiで、ファイティングファンタジーシリーズを中心にリプレイを書いていました。
今もリプレイはそのまま残っているのですけれど、現在のような体裁になってはおらず、本当に好きなように書き散らかしているような感じです。
ちょっと今読むとむずがゆくて、とてもひとさまにお出しできるようなものではないのです。普通にお出ししていますが。
一応こちらになります。今はmixiは登録なしでも見られるようになっております。
ぜろのゲームブックリプレイ目次
https://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=7076225&id=1943798744
そんな時に、たまたま見つけてしまったんですよ。
FT書房が発行しているゲームブック「宝石島の脱出」を!
その頃は、ファイティングファンタジーのシリーズはもう日本での展開は終了して久しいし、新作は期待できないのかなと思っている時でした。
まさか日本人で、ファイティングファンタジーのシステムを踏襲して作品を作っている方がいる?!
喜んで取り寄せて、勢いよくリプレイを書かせていただきました。
そうしたら、まさかのFT書房の代表、杉本=ヨハネさんに発見されてしまいましてねぇ。
今でこそ、この業界の規模を考えると、わりと発見されやすかったんだろうな、って思うのですが、当時はそれほどSNSに精通しているわけでもなく、発見されたことに本当にびっくりしました。
そこからゲームブックに関連した楽しいやりとりをさせていただいておりましたが、次に来たお誘いでさらにびっくり。
「毎日配信のメールマガジンをやるから、それに記事書いてくれない?」と。
そう。私のゲームブックリプレイは、FT新聞の配信開始当時から、始まっていたのです!
最初に連載を開始したのは、杉本=ヨハネ著「宝石島の脱出」でした。FT新聞第0005号になります。
これは、もともとmixiにアップしてあった記事を、軽く修正した程度の形で連載版としておりました。
毎日配信のFT新聞始めるよ! 登録したらリプレイも読めるよ!
って登録してみたら、まさか読者ではなく執筆者の方になっていて、読めるリプレイは私のリプレイでした。
この当時はですね、FT新聞がこんなにも長寿の化け物コンテンツになるなんて、思ってもみませんでした。
なのでリプレイ連載も、今を思えば1回が短めで、だらだらと、のんびり長期連載で続けておりました。
「宝石島の脱出」リプレイ当時の記事を見ると、第31回とか書いてあります。
半年以上かけてじっくり連載していたのですね。
今も長編ものをプレイする時には、じっくり取り組んで回数もかけますが、密度が違いますからね。
今「宝石島の脱出」リプレイを書いていたら、たぶん10〜15回程度の記事にしていると思います。
そんなわけで「宝石島の脱出」は、私にとっては非常に思い出深い作品になりました。
この作品、ファイティングファンタジールール版と、トンネルズ&トロールズ版の、2つのルールで刊行されていたんですよ。
それで、私が反応したのはファイティングファンタジー版でした。
トンネルズ&トロールズも以前から知ってはいて、持ってもいたのですが、いかんせんあまりTRPGになじみがなく、ソロアドベンチャーだけだったんですね。
当時の私のトンネルズ&トロールズの印象は、「時間をかけてキャラクターを作成して、ソロアドベンチャーを始めたらすぐ死ぬ」だったのです。
今ではその印象は変化していまして、トンネルズ&トロールズ関係の書籍も集めてはおりますが、いかんせんプレイする優先順位の関係で、どうしても手つかずになってしまっております。
いつかそちらにも手を広げたいものです。
なので以下の感想は、ファイティングファンタジー版準拠のものになります。
「宝石島の脱出」は、その名の通り、宝石島に漂着した主人公が、島から脱出するまでを描いた作品です。
島は各地を自由に行き来できるような構造になっています。
今コンピュータRPGでいうところの「オープンフィールド」をゲームブックでやっているような感じです。
最初は武器も何も持っていない状態からゲームスタートという、過酷な状況です。
この作品の面白いところは、脱出するだけなら、運さえよければすぐに達成できることですね。
運試しに5回くらい連続成功すれば、泳いで脱出することさえできてしまうのですから。
宝石島という名のとおりに、この島に隠された財宝の秘密。
途中で明かされていく島の秘密。
そういったものを読み解きながら、脱出を目指します。
脱出の方法は複数ありますし、島の秘密も段階的に明かされるようになっておりますので、隠されたパラグラフに進めた時の驚きと喜びはかなりのものです。
それが幾重にも重なっており、まだこの先があるのか! という気持ちにさせられたことを覚えています。
この作品に、どれだけのアイディアと愛情を詰め込んだんだ、って思いました。
なにより、ファイティングファンタジー的なシステムの作品に触れられるのがうれしかったのです。
それに、シリーズが進むにしたがって、解けないレベルの難解さになってしまった本家と異なり、こちらはきちんと、弱いキャラクターになっても生き残れるような配慮もありました。
きちんと普通にプレイしてクリアできるファイティングファンタジーをプレイさせてもらえて、喜びしかありませんでした。
この作品、欠点も少しあって、最たるものはシステム面の重さです。
プレイヤーに管理させるには少々重い部分があり、それがプレイしやすさの足を引っ張っているところはありました。
1パラグラフを進むたびに10分が経過しているという計算で、60分ごとに空腹で体力点が1点ずつ失われていくというルールがあったのです。
プレイヤーに何パラグラフ進むにつき体力点を1点失う、と管理させるのは、今思えばかなりのシステム面の重さだと思います。
それはそれとしてこのルールだと、体力点18点のキャラクターが何も食べなければ、18時間後に餓死してしまうんですよ。
こういうの、ゲーム的な処理に割り切った感じがあって、私は逆に大好きです。
ちなみに仲間になる可能性があるキャラクターに、くいしんぼキャラがおりまして、そのキャラクターは計算上、何も食べないでいると3時間で餓死します。ひどい。(ほめ言葉)
FT書房の作品って当時から、リアルな質感の部分と、ゲームとして割り切った処理をするところのギャップがたまらなく萌えでした。
そのあたりは、今にも繋がっていると思っています。
たとえば「かえる沼を抜けて」では、装備をつけることで体力点などが加算されるルールになっています。
その結果どうなるか。なんと、体力点2点の時に、体力点に2点加算される防具を脱ぐと……その瞬間に体力点0点で死にます。
それが最初のルール説明に明記されているんですよ。面白すぎます。
「宝石島の脱出」は、そんなふうに、私の脳天を直撃した作品でした。
また、この後の展開で、短編ゲームブック「マドレーンの海域」にて、宝石島は再登場します。
多くの島の中のひとつという形で、サイコロの出目によって、たまに流れつくことがありました。
たまに、と言いましたが、サイコロの出目によっては意外としょっちゅう行くことにもなります。
なので、もしかして宝石島、意外と助け船が来ることもあるんじゃない? などと思ったりもしました。
こうした作品間の繋がりは、ちょっぴりうれしい気分になりますね。
「宝石島の脱出」リプレイは、FT新聞2013年版で読むことができます。
FT新聞2013年版
https://www.amazon.co.jp/dp/B0B354RFVS
連載期間
2013年1月25日から2013年7月31日(全30回)
また、私のmixiでも読むことができます。
ゲームブックリプレイ【宝石島の脱出】目次
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1941198424&owner_id=7076225
■作品情報
作品名:宝石島の脱出
著者:杉本=ヨハネ
発行所・発行元:FT書房
購入はこちら
ゲームブック版(在庫なし)
https://ftbooks.booth.pm/items/361724
T&Tソロアドベンチャー版
https://ftbooks.booth.pm/items/361773
●おわりに
さて、最初のリプレイ作品だけにボリュームが多くなってしまったので、今回はこれだけでおしまいです。
次回は、この次に連載していた「断頭台の迷宮」と「大魔導城のワナ」リプレイについてお話させていただけたらと思います。
不定期なので次はいつになるかはわかりませんが、たまに金曜記事を埋めに来ますので、よろしくお願いします。
みなさま方も、軽い気持ちで金曜日に記事を置いてくださいますと、私がうれしい気持ちになります。みんなで埋めよう金曜日。
それではまた、次回は水曜のリプレイ記事で会いましょう。
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2026年1月2日金曜日
2026年1月1日木曜日
齊藤飛鳥・小説リプレイvol.39『汝、獣となれ人となれ』その3 FT新聞 No.4726
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
児童文学・ミステリ作家、齊藤飛鳥さんによる
TRPG小説リプレイ
Vol.39
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
〜前回までのあらすじ、あるいはイェシカの日記より抜粋〜
深夜、闇の賢人の仲立ちで、呪いをかけられた冒険者と出会った。
今朝、気まぐれな雨で足止めを食らい、束の間の安らぎを得る。
午前、穢れなき泉のほとりの神の樹が、古代の神槍をもたらす。
正午、廃墟で目覚めた鎧騎士と長剣が、いにしえの使命を守るべく刃を振るう。
〈ヴィンドランダ遺跡群〉は、〈太古の森〉という名の箱の中の猫。
クワニャウマは、〈太古の森〉の蝶のはばたき。思いがけない竜巻を巻き起こす。
蓋を開けようが開けまいが、生死は混然一体紙一重。
午後、そんな先のことはわからない——。
皆様、新年あけましておめでとうございます。本年も、よろしくお願いいたしますm(__)m
前回までのあらすじに遊び心を込めようと、今回は某最低野郎アニメ風にしてみました。何はともあれ、『汝、獣となれ人となれ』リプレイその3です。
前回、〈ヴィンドランダ遺跡群〉に到着したクワニャウマ一行は、今回から本格的に遺跡群の探索に入ります。
さらに、ここからクリスティが正式参戦してきます^^ 関西弁の盗賊娘という想像のし甲斐がある魅力の塊のようなキャラクターなので、クワニャウマとのやりとりがはかどりました♪
ただ一つ、気になるのは、私が関東出身者なので、クリスティの言葉遣いが怪しいことです。これはアランツァ世界ということで、どうか御容赦下さいませf^^;
戦闘では、不意打ちをする敵とまたもや遭遇。【不意打ち】を阻止できる猟犬たちを従者にしていたおかげで、大いに助かりました!
一方、斬撃の武器と相性の悪い敵相手に苦戦しました。すると、たまたま拝読したFT新聞のローグライクハーフの遊び方に、「従者に太刀持ちがいれば、戦闘中に武器を交換できる」とあり、自分の戦略のたりなさに気がつけました。毎度のことながら、この遊び方シリーズはたいへん勉強になり、助かりますm(__)m
それにしても、アランツァ世界は冒険をすればするほど謎が増え、「この世界の真実を知りたい!」という気分にさせてくれるので面白いです^^b
最後になりますが、このたび『歌人探偵定家』の2巻がこの春発売予定となりました!
ここまでたどり着けたのは、皆様のおかげです。厚く御礼申し上げますm(__)m♪
※以下、冒険の核心部分に触れる内容を含みますので、未読の方はご注意下さい。
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
ローグライクハーフ
『汝、獣となれ人となれ』リプレイ
その3
齊藤(羽生)飛鳥
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
6:かえる人の旅商人
廃墟の外へ出ると、かえる人の旅商人の一団と鉢合わせをした。
「やぁやぁ、コンニチハ! それともグッドイブニング?」
ひどく陽気な挨拶が遙か頭上から投げかけられる。大がえるの背に跨がっているのは、商人風のかえる人の一団だ。後ろには、荷物を満載にした大がえるがのっそりと何匹も続いている。
「こんな荒れ果てた遺跡の中でも、ワタクシドモはお客様に便利なものをたーくさんご提供デキマスヨ!」
「ありがたいわ! じゃあ、治療のポーションを一つお願い!」
「まいどあり! ところで、〈エール酒の大瓶〉や〈フィザック〉とか持っている? それなら、1回分あたり金貨10枚で買い取るよ」
〈エール酒の大瓶〉かぁ……。
黄昏の騎士退治の冒険で買ったけど、その冒険中に全部使いきったから、持ち合わせがないんだよね……。
もしも、今ここで持っていたら治療のポーションを金貨10枚分安く上がったのに、何たる痛恨のミス!
〈クワニャウマ、すごい顔になってる〉
ふと見ると、イェシカが石板にそう書いていた。周りをよく見れば、かえる人たちが、愛想笑いを保ちながらもおびえが見え隠れした表情になっていた。
「お酒は持ってないから、治療のポーションは通常のお値段で買うわ」
「通常の値段で買えるのに、なんでこの世の終わりを迎えたような顔で買い物されルンデスカ……」
かえる人の旅商人は、おびえた顔をしたものの、ちゃんと治療のポーションを売ってくれた。プロだ。
7:蕃神の領域
「しまった! よくよく考えたら、斧は置いていかないで、かえる人の旅商人たちに下取りしてもらえば、もっとお得だったわ!」
かえる人の旅商人の一団と別れた後、わたしはハッとする。
〈下取りしないタイプの旅商人かもしれないから、損はしてないと思う〉
イェシカが、石板にそうメッセージを書く。
「そっか。イェシカは冷静ね」
すると、静謐な空気を湛えた一帯に出た。たちまち、ミソサザイ姿のクリスティがうるさく囀る。
「どうしたの? 見覚えがあるの?」
その時、視界の端にある石像が身じろぎをしたように思えた。
「ワンッ!!」
またも猟犬がわたしに体当たりをしてきた。
よろけたところで、石像の拳が空を切る!
「こいつは、ガーゴイル! 助けてくれてありがとう、月光!」
〈その子は、飛燕〉
「見分けがつくとは、さすがイェシカ! でも、言い直すのは後にさせてね!」
わたしは、ガーゴイルへ古代の神槍で斬りかかる。
しかし、斬撃ではなかなかダメージを与えられない!
こんなことなら、打撃系の武器だった斧を置いていくんじゃなかった!
泥仕合の様相を呈してきたところで、猟犬の1頭がガーゴイルに殴り飛ばされた。
「キャウンッ!!」
「しっかりして、飛燕! 今すぐ〈身代わりの依代〉を使うから!」
〈その子は雷電だけど〈身代わりの依代〉は使って〉
イェシカの石板を横目にわたしが〈身代わりの依代〉で猟犬の手当てをしている間、残り2頭の猟犬がガーゴイルと戦う。
2頭が決死の突進攻撃をすると、ガーゴイルが砕け散る。
「やった!」
わたしは大声で喜ぶ。
が、それもつかの間、ガーゴイルの欠片が小さなガーゴイルたちになっていく。その数、3体!!
「なんて厄介な……!!」
「グルルル……」
苛立つわたしに同意するように、猟犬たちも不満気にうなり声を上げる。
「仕切り直して、戦闘継続よ!」
「ワンッ!!」
「もしかして、これが効くかも……」
わたしは、分裂後の小さなガーゴイルへ聖フランチェスコ市で購入した聖水をかける。
「グガガガ……!!」
小さなガーゴイルのうち、2体が消えていく。
残り1体は、猟犬たちが倒す。
「よかった……死者を出さずに勝てた……」
わたしは、テュルニを食べて自分の体力を回復させてから、ガーゴイルの欠片の中にお宝がないか、目を皿のようにして探し始める。
あんなに苦戦させられたのに、金貨1枚見つからない。
ため息一つついてから、わたしは周囲を見回す。
すると、少し離れた所に古びた石碑や彫像が建ち並び、古代語と文様が一面に描かれている巨大な石壁があることに気づいた。
「何らかの神に関する宗教画みたいだけど……これ、今回の冒険の〈手がかり〉になりそう?」
ミソサザイに訊ねてはみたものの、返事は囀りだけだった。
これは、本腰入れて見てみるか。
8:中間イベント
わたしは、目の前に広がる巨大な壁画を埋め尽くす古代語と異様な文様の判読に取りかかった。
意味ありげに石碑が鎮座していることと言い、絶対に何か重要なことが書かれているはず!
わたしが首を捻っている間、イェシカが手際よく野営の支度を始める。石壁の傍らには都合よく泉が湧いているので、野営にもってこいと判断したらしい。イェシカ、つくづくできる子だ。こんないい子に育ててくれたイェシカのお兄さん、ありがとう。
今夜は野営とわかると、いくら長丁場になってもいい安心感が出てきた。
わたしは、冷静さを取り戻して判読を続けた。
壁画は、何となく絵からして、たくさんの少数種族に崇拝されているのでおなじみの獣神セリオンに関する宗教画というのは見て取れた。
問題は、古代語の方だ。
「んーと、石碑には《いだいなるあたらしきおうへのきとう》とあるのかな?」
ようやく意味が通る文章が読み解けた。
イェシカと会話できるように、古代語の勉強をしていたことが、思いがけないところで役に立った。ありがとう、イェシカ。
これを基準にして、ほかの単語を見ていけば判読できそうだ!
わたしは、そこら辺に落ちていた小枝を拾って、読み解けた古代語を地面に書き出していく。
《けもののなまがわをいきながらはぎ、それをまとうことでけもののちからをみにやどせる》
《みずからのにくをじゅうしんにささげることでえいえんのけもののちからをえるぎしき》
……地面には、猟犬たちが文字を読めたらあっという間に地の果てまで逃げていきそうな内容と、著しく特定の人物が思い当たる内容が書き上がっていた。
あれ? あれれ? ヴィド、あなた、もしかして???
困惑するわたしのそばで、日が暮れる。すると、わたしの肩に止まっていたミソサザイが元の女コビットのクリスティの姿に戻った。
「よかった! クリスティ、ようやく会話できるわ! この遺跡のことを教えて! お宝について書かれているところはない?」
「ウチは、ここと同じような壁画を何度も見たけど、今あんたが解読した内容以外のことは書かれてなかったよ」
「そんな……」
クリスティが肩を落としたけど、私はその二倍は落とした。
イェシカが、そんなわたしたちを励ますように夕食を持って来てくれた。天使か!!
〈……忌まわしき祭祀が再び行われたか〉
「誰!?」
わたしたちは弾かれたように立ち上がって、辺りを見回す。
〈彼奴は贄を欲しておるのだ〉
微かな水音にクリスティが反応し、わたしたちも遅れて振り返る。
水辺に奇妙な影が頭を覗かせている。
つるりとした頭に長い首。巨大な甲羅。大亀だ。しかしどうやら人語を解するらしい。
亀の声は、不思議なことにわたしたちの頭の中に直接響きわたる。
年古りた亀は焚き火の灯りに照らされた壁画をまじろぎもせず見つめながら、静かに語り始めた。
それは遠い昔の、よくある悲劇。
信仰していた神が、ケツを拭く紙ほどにも役に立たないと絶望したくせに、新たに依存する神を求めた人間どもがもたらした悲劇だった。
異形の神像を新たな神として迎えた連中は、血生臭い儀式を執り行なって獣の力を見に宿していった。反対者は獣に姿を変えていく。もはや、彼らを止める者はいなかった。
そして、彼らを虐げた敵との戦いに身を投じていき、散り散りとなった。
老いた亀は、悲劇を語り終えると静かにすすり泣く。
「神に依存しすぎたがゆえの悲劇ね。神様は、どんなに大変な時もただで見守ってくれているだけで、すでに十二分にお得な存在なんだから、さらに自分の都合を押しつけるのは贅沢ってものよ。『神様! 俺達の戦いを見守っていてくれよな!』のスタンスで、侵略者を効果的に血祭りに上げる計画を練っていけば、一族散り散りの大損をせずにすんだのに」
〈その通り。愚かなことだ。だが儂ごときが今更何を言えるだろうか。若者たちを諫めることも咎めることもできず、ましてや我が身可愛さに彼らの言いなりに異形の力をこの身に宿した儂に。このように醜い身体を晒して、今でも生き長らえておるこの儂に、何の資格があるだろうか〉
「大丈夫。こちらにお得な話をしてくれたんで、あなたの醜さなんて眼中にないわ。むしろ、今まで会って来た中で最高のイケガメに見える」
〈やっぱり、儂は亀なのか……〉
老いた亀は、恥じ入ったようにゆっくりと泉の中に沈み込んでゆく。思ったより、繊細か!
〈我らが獣の王と呼んでいた"あれ"は、果たして本当は"なに"であったのだろうか……〉
それは、衝撃以外の何物でもなかった。
「えっ!? わたし、てっきり獣神セリオンの別解釈による信仰だから、獣神セリオンの別の側面程度に理解していたんだけど、まったくの別神の可能性があるの!? もうちょっと情報をちょうだい!! ねえってば!!」
わたしは、亀が沈んでいった水面めがけて叫んだけど、返事はあぶく一つだけだった。
「もう堪忍してやりぃや。それより、ウチが元の姿に戻っているうちに探索しよう」
クリスティは、口の周りにイェシカが用意した夕食のカスをつけたまま、わたしの肩に手を置く。イケガメの話を聞きながら、夕食を食べていたのは明白だ。
「ちゃっかりさんか。嫌いじゃないわ。では、食休みを終えたら出発しましょう。イェシカ、無理をさせてしまってごめんね」
イェシカは、健気にも頷く。天使だ。
この天使に甘えすぎないよう、この冒険が終わったらイェシカが楽しめるように、イェシカ強化月間にしよう。
9:泥棒カササギ
そう思いながら、夕食を取ろうとしたのが迂闊だった。
上空から獲物を狙って急降下してきたカササギが、目ざとく夕食のおかずを見つけ出し、嘴でくわえて飛び去ろうとする。
「貴様ごときに、イェシカの手料理をただで食わせてやるものか!!」
わたしはそこら辺に転がっていた石を投げつける。見事にカササギに命中し、奴は咥えていたおかずを落として飛び去って行く。
わたしは、すかさずお皿でそれを受け止める。
「ちっ……あのカササギを始末して夕食のおかずに追加しようと思ったけど、仕損じたか……」
「泥棒カササギを食うつもりだったんか!?」
クリスティが、ツッコミを入れる。元の姿の方が動きのキレがいい。
「食料を盗むのは、自分が食料になってもいい覚悟がある者がやることよ。少なくとも、わたしの故郷の村ではそうだったわ」
「……あんたの故郷の村、食料泥棒は一人もおらんかったやろ? そうやろ?」
「うーん、どうだったかなぁ。あれは、三年前……」
「頼むから、おらんかったと言ってー! 」
そんな雑談を交わしながら、わたしたちは夕食をすませたのだった。
(続く)
∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴
齊藤飛鳥:
児童文学作家。推理作家。TRPG初心者。ゲームブックは児童向けの読書経験しかなかったところへ、『ブラマタリの供物』『傭兵剣士』などの大人向けのゲームブックと出会い、啓蒙され、その奥深さに絶賛ハマり中。最近は、そこにローグライクハーフが加わった。
2025年現在、『シニカル探偵安土真』シリーズ(国土社)を6巻まで刊行中。
大人向けの作品の際には、ペンネームの羽生(はにゅう)飛鳥名義で発表し、2026年1月上旬に文庫版『歌人探偵定家』(東京創元社)が刊行決定。同年春には『歌人探偵定家 弐』(仮)が刊行予定。
初出:
本リプレイはFT新聞が初出の書き下ろしです。
■書誌情報
ローグライクハーフd33シナリオ
『汝、獣となれ人となれ』
著 水波流
2025年9月7日FT新聞配信
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児童文学・ミステリ作家、齊藤飛鳥さんによる
TRPG小説リプレイ
Vol.39
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〜前回までのあらすじ、あるいはイェシカの日記より抜粋〜
深夜、闇の賢人の仲立ちで、呪いをかけられた冒険者と出会った。
今朝、気まぐれな雨で足止めを食らい、束の間の安らぎを得る。
午前、穢れなき泉のほとりの神の樹が、古代の神槍をもたらす。
正午、廃墟で目覚めた鎧騎士と長剣が、いにしえの使命を守るべく刃を振るう。
〈ヴィンドランダ遺跡群〉は、〈太古の森〉という名の箱の中の猫。
クワニャウマは、〈太古の森〉の蝶のはばたき。思いがけない竜巻を巻き起こす。
蓋を開けようが開けまいが、生死は混然一体紙一重。
午後、そんな先のことはわからない——。
皆様、新年あけましておめでとうございます。本年も、よろしくお願いいたしますm(__)m
前回までのあらすじに遊び心を込めようと、今回は某最低野郎アニメ風にしてみました。何はともあれ、『汝、獣となれ人となれ』リプレイその3です。
前回、〈ヴィンドランダ遺跡群〉に到着したクワニャウマ一行は、今回から本格的に遺跡群の探索に入ります。
さらに、ここからクリスティが正式参戦してきます^^ 関西弁の盗賊娘という想像のし甲斐がある魅力の塊のようなキャラクターなので、クワニャウマとのやりとりがはかどりました♪
ただ一つ、気になるのは、私が関東出身者なので、クリスティの言葉遣いが怪しいことです。これはアランツァ世界ということで、どうか御容赦下さいませf^^;
戦闘では、不意打ちをする敵とまたもや遭遇。【不意打ち】を阻止できる猟犬たちを従者にしていたおかげで、大いに助かりました!
一方、斬撃の武器と相性の悪い敵相手に苦戦しました。すると、たまたま拝読したFT新聞のローグライクハーフの遊び方に、「従者に太刀持ちがいれば、戦闘中に武器を交換できる」とあり、自分の戦略のたりなさに気がつけました。毎度のことながら、この遊び方シリーズはたいへん勉強になり、助かりますm(__)m
それにしても、アランツァ世界は冒険をすればするほど謎が増え、「この世界の真実を知りたい!」という気分にさせてくれるので面白いです^^b
最後になりますが、このたび『歌人探偵定家』の2巻がこの春発売予定となりました!
ここまでたどり着けたのは、皆様のおかげです。厚く御礼申し上げますm(__)m♪
※以下、冒険の核心部分に触れる内容を含みますので、未読の方はご注意下さい。
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
ローグライクハーフ
『汝、獣となれ人となれ』リプレイ
その3
齊藤(羽生)飛鳥
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
6:かえる人の旅商人
廃墟の外へ出ると、かえる人の旅商人の一団と鉢合わせをした。
「やぁやぁ、コンニチハ! それともグッドイブニング?」
ひどく陽気な挨拶が遙か頭上から投げかけられる。大がえるの背に跨がっているのは、商人風のかえる人の一団だ。後ろには、荷物を満載にした大がえるがのっそりと何匹も続いている。
「こんな荒れ果てた遺跡の中でも、ワタクシドモはお客様に便利なものをたーくさんご提供デキマスヨ!」
「ありがたいわ! じゃあ、治療のポーションを一つお願い!」
「まいどあり! ところで、〈エール酒の大瓶〉や〈フィザック〉とか持っている? それなら、1回分あたり金貨10枚で買い取るよ」
〈エール酒の大瓶〉かぁ……。
黄昏の騎士退治の冒険で買ったけど、その冒険中に全部使いきったから、持ち合わせがないんだよね……。
もしも、今ここで持っていたら治療のポーションを金貨10枚分安く上がったのに、何たる痛恨のミス!
〈クワニャウマ、すごい顔になってる〉
ふと見ると、イェシカが石板にそう書いていた。周りをよく見れば、かえる人たちが、愛想笑いを保ちながらもおびえが見え隠れした表情になっていた。
「お酒は持ってないから、治療のポーションは通常のお値段で買うわ」
「通常の値段で買えるのに、なんでこの世の終わりを迎えたような顔で買い物されルンデスカ……」
かえる人の旅商人は、おびえた顔をしたものの、ちゃんと治療のポーションを売ってくれた。プロだ。
7:蕃神の領域
「しまった! よくよく考えたら、斧は置いていかないで、かえる人の旅商人たちに下取りしてもらえば、もっとお得だったわ!」
かえる人の旅商人の一団と別れた後、わたしはハッとする。
〈下取りしないタイプの旅商人かもしれないから、損はしてないと思う〉
イェシカが、石板にそうメッセージを書く。
「そっか。イェシカは冷静ね」
すると、静謐な空気を湛えた一帯に出た。たちまち、ミソサザイ姿のクリスティがうるさく囀る。
「どうしたの? 見覚えがあるの?」
その時、視界の端にある石像が身じろぎをしたように思えた。
「ワンッ!!」
またも猟犬がわたしに体当たりをしてきた。
よろけたところで、石像の拳が空を切る!
「こいつは、ガーゴイル! 助けてくれてありがとう、月光!」
〈その子は、飛燕〉
「見分けがつくとは、さすがイェシカ! でも、言い直すのは後にさせてね!」
わたしは、ガーゴイルへ古代の神槍で斬りかかる。
しかし、斬撃ではなかなかダメージを与えられない!
こんなことなら、打撃系の武器だった斧を置いていくんじゃなかった!
泥仕合の様相を呈してきたところで、猟犬の1頭がガーゴイルに殴り飛ばされた。
「キャウンッ!!」
「しっかりして、飛燕! 今すぐ〈身代わりの依代〉を使うから!」
〈その子は雷電だけど〈身代わりの依代〉は使って〉
イェシカの石板を横目にわたしが〈身代わりの依代〉で猟犬の手当てをしている間、残り2頭の猟犬がガーゴイルと戦う。
2頭が決死の突進攻撃をすると、ガーゴイルが砕け散る。
「やった!」
わたしは大声で喜ぶ。
が、それもつかの間、ガーゴイルの欠片が小さなガーゴイルたちになっていく。その数、3体!!
「なんて厄介な……!!」
「グルルル……」
苛立つわたしに同意するように、猟犬たちも不満気にうなり声を上げる。
「仕切り直して、戦闘継続よ!」
「ワンッ!!」
「もしかして、これが効くかも……」
わたしは、分裂後の小さなガーゴイルへ聖フランチェスコ市で購入した聖水をかける。
「グガガガ……!!」
小さなガーゴイルのうち、2体が消えていく。
残り1体は、猟犬たちが倒す。
「よかった……死者を出さずに勝てた……」
わたしは、テュルニを食べて自分の体力を回復させてから、ガーゴイルの欠片の中にお宝がないか、目を皿のようにして探し始める。
あんなに苦戦させられたのに、金貨1枚見つからない。
ため息一つついてから、わたしは周囲を見回す。
すると、少し離れた所に古びた石碑や彫像が建ち並び、古代語と文様が一面に描かれている巨大な石壁があることに気づいた。
「何らかの神に関する宗教画みたいだけど……これ、今回の冒険の〈手がかり〉になりそう?」
ミソサザイに訊ねてはみたものの、返事は囀りだけだった。
これは、本腰入れて見てみるか。
8:中間イベント
わたしは、目の前に広がる巨大な壁画を埋め尽くす古代語と異様な文様の判読に取りかかった。
意味ありげに石碑が鎮座していることと言い、絶対に何か重要なことが書かれているはず!
わたしが首を捻っている間、イェシカが手際よく野営の支度を始める。石壁の傍らには都合よく泉が湧いているので、野営にもってこいと判断したらしい。イェシカ、つくづくできる子だ。こんないい子に育ててくれたイェシカのお兄さん、ありがとう。
今夜は野営とわかると、いくら長丁場になってもいい安心感が出てきた。
わたしは、冷静さを取り戻して判読を続けた。
壁画は、何となく絵からして、たくさんの少数種族に崇拝されているのでおなじみの獣神セリオンに関する宗教画というのは見て取れた。
問題は、古代語の方だ。
「んーと、石碑には《いだいなるあたらしきおうへのきとう》とあるのかな?」
ようやく意味が通る文章が読み解けた。
イェシカと会話できるように、古代語の勉強をしていたことが、思いがけないところで役に立った。ありがとう、イェシカ。
これを基準にして、ほかの単語を見ていけば判読できそうだ!
わたしは、そこら辺に落ちていた小枝を拾って、読み解けた古代語を地面に書き出していく。
《けもののなまがわをいきながらはぎ、それをまとうことでけもののちからをみにやどせる》
《みずからのにくをじゅうしんにささげることでえいえんのけもののちからをえるぎしき》
……地面には、猟犬たちが文字を読めたらあっという間に地の果てまで逃げていきそうな内容と、著しく特定の人物が思い当たる内容が書き上がっていた。
あれ? あれれ? ヴィド、あなた、もしかして???
困惑するわたしのそばで、日が暮れる。すると、わたしの肩に止まっていたミソサザイが元の女コビットのクリスティの姿に戻った。
「よかった! クリスティ、ようやく会話できるわ! この遺跡のことを教えて! お宝について書かれているところはない?」
「ウチは、ここと同じような壁画を何度も見たけど、今あんたが解読した内容以外のことは書かれてなかったよ」
「そんな……」
クリスティが肩を落としたけど、私はその二倍は落とした。
イェシカが、そんなわたしたちを励ますように夕食を持って来てくれた。天使か!!
〈……忌まわしき祭祀が再び行われたか〉
「誰!?」
わたしたちは弾かれたように立ち上がって、辺りを見回す。
〈彼奴は贄を欲しておるのだ〉
微かな水音にクリスティが反応し、わたしたちも遅れて振り返る。
水辺に奇妙な影が頭を覗かせている。
つるりとした頭に長い首。巨大な甲羅。大亀だ。しかしどうやら人語を解するらしい。
亀の声は、不思議なことにわたしたちの頭の中に直接響きわたる。
年古りた亀は焚き火の灯りに照らされた壁画をまじろぎもせず見つめながら、静かに語り始めた。
それは遠い昔の、よくある悲劇。
信仰していた神が、ケツを拭く紙ほどにも役に立たないと絶望したくせに、新たに依存する神を求めた人間どもがもたらした悲劇だった。
異形の神像を新たな神として迎えた連中は、血生臭い儀式を執り行なって獣の力を見に宿していった。反対者は獣に姿を変えていく。もはや、彼らを止める者はいなかった。
そして、彼らを虐げた敵との戦いに身を投じていき、散り散りとなった。
老いた亀は、悲劇を語り終えると静かにすすり泣く。
「神に依存しすぎたがゆえの悲劇ね。神様は、どんなに大変な時もただで見守ってくれているだけで、すでに十二分にお得な存在なんだから、さらに自分の都合を押しつけるのは贅沢ってものよ。『神様! 俺達の戦いを見守っていてくれよな!』のスタンスで、侵略者を効果的に血祭りに上げる計画を練っていけば、一族散り散りの大損をせずにすんだのに」
〈その通り。愚かなことだ。だが儂ごときが今更何を言えるだろうか。若者たちを諫めることも咎めることもできず、ましてや我が身可愛さに彼らの言いなりに異形の力をこの身に宿した儂に。このように醜い身体を晒して、今でも生き長らえておるこの儂に、何の資格があるだろうか〉
「大丈夫。こちらにお得な話をしてくれたんで、あなたの醜さなんて眼中にないわ。むしろ、今まで会って来た中で最高のイケガメに見える」
〈やっぱり、儂は亀なのか……〉
老いた亀は、恥じ入ったようにゆっくりと泉の中に沈み込んでゆく。思ったより、繊細か!
〈我らが獣の王と呼んでいた"あれ"は、果たして本当は"なに"であったのだろうか……〉
それは、衝撃以外の何物でもなかった。
「えっ!? わたし、てっきり獣神セリオンの別解釈による信仰だから、獣神セリオンの別の側面程度に理解していたんだけど、まったくの別神の可能性があるの!? もうちょっと情報をちょうだい!! ねえってば!!」
わたしは、亀が沈んでいった水面めがけて叫んだけど、返事はあぶく一つだけだった。
「もう堪忍してやりぃや。それより、ウチが元の姿に戻っているうちに探索しよう」
クリスティは、口の周りにイェシカが用意した夕食のカスをつけたまま、わたしの肩に手を置く。イケガメの話を聞きながら、夕食を食べていたのは明白だ。
「ちゃっかりさんか。嫌いじゃないわ。では、食休みを終えたら出発しましょう。イェシカ、無理をさせてしまってごめんね」
イェシカは、健気にも頷く。天使だ。
この天使に甘えすぎないよう、この冒険が終わったらイェシカが楽しめるように、イェシカ強化月間にしよう。
9:泥棒カササギ
そう思いながら、夕食を取ろうとしたのが迂闊だった。
上空から獲物を狙って急降下してきたカササギが、目ざとく夕食のおかずを見つけ出し、嘴でくわえて飛び去ろうとする。
「貴様ごときに、イェシカの手料理をただで食わせてやるものか!!」
わたしはそこら辺に転がっていた石を投げつける。見事にカササギに命中し、奴は咥えていたおかずを落として飛び去って行く。
わたしは、すかさずお皿でそれを受け止める。
「ちっ……あのカササギを始末して夕食のおかずに追加しようと思ったけど、仕損じたか……」
「泥棒カササギを食うつもりだったんか!?」
クリスティが、ツッコミを入れる。元の姿の方が動きのキレがいい。
「食料を盗むのは、自分が食料になってもいい覚悟がある者がやることよ。少なくとも、わたしの故郷の村ではそうだったわ」
「……あんたの故郷の村、食料泥棒は一人もおらんかったやろ? そうやろ?」
「うーん、どうだったかなぁ。あれは、三年前……」
「頼むから、おらんかったと言ってー! 」
そんな雑談を交わしながら、わたしたちは夕食をすませたのだった。
(続く)
∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴
齊藤飛鳥:
児童文学作家。推理作家。TRPG初心者。ゲームブックは児童向けの読書経験しかなかったところへ、『ブラマタリの供物』『傭兵剣士』などの大人向けのゲームブックと出会い、啓蒙され、その奥深さに絶賛ハマり中。最近は、そこにローグライクハーフが加わった。
2025年現在、『シニカル探偵安土真』シリーズ(国土社)を6巻まで刊行中。
大人向けの作品の際には、ペンネームの羽生(はにゅう)飛鳥名義で発表し、2026年1月上旬に文庫版『歌人探偵定家』(東京創元社)が刊行決定。同年春には『歌人探偵定家 弐』(仮)が刊行予定。
初出:
本リプレイはFT新聞が初出の書き下ろしです。
■書誌情報
ローグライクハーフd33シナリオ
『汝、獣となれ人となれ』
著 水波流
2025年9月7日FT新聞配信
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ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m
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2025年12月31日水曜日
FT新聞1year! FT新聞 No.4725
おはようございます、自宅の書斎から杉本です。
本日は大晦日なので、FT書房の1年間を振り返る「FT新聞1year!」をお届けします。
ぜろさんのリプレイを1回お休みいただきまして恐縮です。
今年は「30分で遊ぶ1人用TRPG ローグライクハーフ(RLH)」と「モンスター!モンスター!TRPG(M!M!)」のサプリメントを中心に展開する1年となりました☆
◆2025年のFT書房は。
書籍
・『雪剣の頂 勇者の轍』RLHシナリオサプリメント
・『単眼の巨獣』ゲームブック
・『ズィムララのモンスターラリー 【ワールド編】』M!M!サプリメント
・『エメラルド海の探索』RLHシナリオサプリメント
・『ヒーローズオブダークネス』RLHサプリメント
・『クトゥウルウの聖なる邪神殿』RLHシナリオサプリメント
・『ズィムララのモンスターラリー 【モンスター編】』M!M!サプリメント
電子書籍
・『戦場の風』『怪盗は雪夜に舞う』『我ら海底探検隊 〜海の幸を添えて〜』RLHd33シナリオ
・『狂える魔女のゴルジュ』ゲームブック
・『〈四猫亭〉の幽霊』RLHシナリオサプリメント
・『悪魔よそれをとれ』T&Tコラム集
これらの他に、新刊の電子書籍版も刊行しております☆
◆刊行を振り返って。
2025年は夏のコミックマーケットに落選するという、初めての「事件」が発生しました。
なかなかの打撃ではありましたが、委託を引き受けてくださったコノスさんほか、さまざまな方のご協力のおかげで、夏の刊行を無事にやり遂げることができました。
今年は「ぶ厚い本」が多かったので、編集仕事が本当に多かったと感じています。
たとえば、RLHのサプリメント『ヒーローズオブダークネス』は108ページありましたし、『ズィムララのモンスターラリー」は2冊あわせると270ページにもなります。
編集部員の緋色朱音が、きっちりとがんばってくれました。
私も編集長として、それなりにがんばりました(それなりです、執筆と違って)。
◆FT新聞は……。
FT新聞のほうも、振り返ってまいりましょう。
FT新聞の1年間を振り返るのは骨が折れるので、今年は第1日曜日に配信してきたRLHのシナリオを、振り返ってまいりましょう☆
・『桜森と冬の終わり』d66シナリオ(by読者の皆さま)
・『吹雪の慟哭 氷獄の囚人』d33シナリオ(byロア・スペイダー)
・『炎の王墓』d66シナリオ(by丹野佑)
・『怪盗は雪夜に舞う』d33シナリオ(byロア・スペイダー)
・『昆虫都市』d66シナリオ(by杉本=ヨハネ)
・『蛇禍の悪魔』d66シナリオ(by火呂居美智)
・『幽霊屋敷の果実酒』d66シナリオ(by火呂居美智)
・『クトゥウルウの聖なる邪神殿』d66シナリオ(by中山将平)
・『汝、獣となれ人となれ』d33シナリオ(by水波流)
・『死霊沼の聖母』d66シナリオ(by杉本=ヨハネ)
・『きみへ贈る詩』d33シナリオ(by丹野佑)
・『ベテルギウスの残光』d66シナリオ(by紫隠ねこ)
無事に12本のシナリオを送り届けることができて、FT書房のリーダーとして嬉しいです。
企画開始から1年が経とうとしている『桜森と冬の終わり』ですが、イラストレーターさんと交渉中ですので、気を長くしてお待ちいただけましたらさいわいです☆
◆日曜配信を振り返って。
今年の配信を通じて、共通世界アランツァにおける新たな姿が明らかになったと感じています。
商業都市ナゴール、山岳都市カザド・ディルノー、ポロメイア小国家連合、死霊都市フアナ・ニクロ、末裔村イシュ・ムスといった、新しい都市や村を知ってもらうことができました。
都市サプリメント、ワールドガイド、【新職業】、そしてシナリオ。
17都市のうち15都市までを紹介できて、嬉しいかぎりです☆
あとは盗賊都市ネグラレーナと、水上都市聖フランチェスコ市ですね。
◆振り返って。
FT書房にとっての2025年は、拡大と成長の年でした。
「30分で遊ぶ1人用TRPG ローグライクハーフ」は、【悪の種族】で遊ぶ『ヒーローズオブダークネス』を含む、さらなるサプリメントが刊行されました。
「モンスター!モンスター!TRPG」はもっとも重要なサプリメントである『ズィムララのモンスターラリー』を、【ワールド編】と【モンスター編】に分けて刊行することができました。
ゲームブックに続いて2つの柱を得たFT書房ですが、確実に成長を続けています。
それもこれも、このFT新聞を読み、作品を愛してくださるあなたのおかげだと、感じております。
それでは、よいお年を!
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◆2025年のFT書房は。
書籍
・『雪剣の頂 勇者の轍』RLHシナリオサプリメント
・『単眼の巨獣』ゲームブック
・『ズィムララのモンスターラリー 【ワールド編】』M!M!サプリメント
・『エメラルド海の探索』RLHシナリオサプリメント
・『ヒーローズオブダークネス』RLHサプリメント
・『クトゥウルウの聖なる邪神殿』RLHシナリオサプリメント
・『ズィムララのモンスターラリー 【モンスター編】』M!M!サプリメント
電子書籍
・『戦場の風』『怪盗は雪夜に舞う』『我ら海底探検隊 〜海の幸を添えて〜』RLHd33シナリオ
・『狂える魔女のゴルジュ』ゲームブック
・『〈四猫亭〉の幽霊』RLHシナリオサプリメント
・『悪魔よそれをとれ』T&Tコラム集
これらの他に、新刊の電子書籍版も刊行しております☆
◆刊行を振り返って。
2025年は夏のコミックマーケットに落選するという、初めての「事件」が発生しました。
なかなかの打撃ではありましたが、委託を引き受けてくださったコノスさんほか、さまざまな方のご協力のおかげで、夏の刊行を無事にやり遂げることができました。
今年は「ぶ厚い本」が多かったので、編集仕事が本当に多かったと感じています。
たとえば、RLHのサプリメント『ヒーローズオブダークネス』は108ページありましたし、『ズィムララのモンスターラリー」は2冊あわせると270ページにもなります。
編集部員の緋色朱音が、きっちりとがんばってくれました。
私も編集長として、それなりにがんばりました(それなりです、執筆と違って)。
◆FT新聞は……。
FT新聞のほうも、振り返ってまいりましょう。
FT新聞の1年間を振り返るのは骨が折れるので、今年は第1日曜日に配信してきたRLHのシナリオを、振り返ってまいりましょう☆
・『桜森と冬の終わり』d66シナリオ(by読者の皆さま)
・『吹雪の慟哭 氷獄の囚人』d33シナリオ(byロア・スペイダー)
・『炎の王墓』d66シナリオ(by丹野佑)
・『怪盗は雪夜に舞う』d33シナリオ(byロア・スペイダー)
・『昆虫都市』d66シナリオ(by杉本=ヨハネ)
・『蛇禍の悪魔』d66シナリオ(by火呂居美智)
・『幽霊屋敷の果実酒』d66シナリオ(by火呂居美智)
・『クトゥウルウの聖なる邪神殿』d66シナリオ(by中山将平)
・『汝、獣となれ人となれ』d33シナリオ(by水波流)
・『死霊沼の聖母』d66シナリオ(by杉本=ヨハネ)
・『きみへ贈る詩』d33シナリオ(by丹野佑)
・『ベテルギウスの残光』d66シナリオ(by紫隠ねこ)
無事に12本のシナリオを送り届けることができて、FT書房のリーダーとして嬉しいです。
企画開始から1年が経とうとしている『桜森と冬の終わり』ですが、イラストレーターさんと交渉中ですので、気を長くしてお待ちいただけましたらさいわいです☆
◆日曜配信を振り返って。
今年の配信を通じて、共通世界アランツァにおける新たな姿が明らかになったと感じています。
商業都市ナゴール、山岳都市カザド・ディルノー、ポロメイア小国家連合、死霊都市フアナ・ニクロ、末裔村イシュ・ムスといった、新しい都市や村を知ってもらうことができました。
都市サプリメント、ワールドガイド、【新職業】、そしてシナリオ。
17都市のうち15都市までを紹介できて、嬉しいかぎりです☆
あとは盗賊都市ネグラレーナと、水上都市聖フランチェスコ市ですね。
◆振り返って。
FT書房にとっての2025年は、拡大と成長の年でした。
「30分で遊ぶ1人用TRPG ローグライクハーフ」は、【悪の種族】で遊ぶ『ヒーローズオブダークネス』を含む、さらなるサプリメントが刊行されました。
「モンスター!モンスター!TRPG」はもっとも重要なサプリメントである『ズィムララのモンスターラリー』を、【ワールド編】と【モンスター編】に分けて刊行することができました。
ゲームブックに続いて2つの柱を得たFT書房ですが、確実に成長を続けています。
それもこれも、このFT新聞を読み、作品を愛してくださるあなたのおかげだと、感じております。
それでは、よいお年を!
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2025年12月30日火曜日
カエル人が教えてくれたファンタジー創作 第49回 FT新聞 No.4724
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カエル人が教えてくれたファンタジー創作 第49回
「クトゥウルウの聖なる邪神殿とカエル人の全て」
(中山将平)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
おはようございます。
先日、「ギルド黄金の蛙」という新サークルを立ち上げたイラストレーターの中山将平です。
いよいよ年の瀬となりましたね。
本年も、僕たちの作品を楽しんでいただき、ありがとうございました!
来年も何卒引き続き応援いただけますと幸いです。
さて、今日の記事では、2つの情報をお届けします。
1つは、FT書房から今日コミケで刊行される新刊『クトゥウルウの聖なる邪神殿』がどんな本であるかという情報。
もう1つは、来年1月11日(日)「SUPER COMIC CITY関西 31」でギルド黄金の蛙から新刊「創作・RPG・ファンタジー汎用異種族設定集 カエル人の全て 魔法と儀式編」を刊行します、という情報です。
早速それぞれ見ていきましょう。
◆『クトゥウルウの聖なる邪神殿』について
まずは前者、「クトゥウルウの聖なる邪神殿」がどんな作品であるかというお話から。
いえいえ、この作品、なんと今日本当に刊行なんですよ。
発表の場は「コミケ107」。
しかも、僕はなんとなんとその場に売り子として参加しているんです。
この記事を、コミケが開催される東京ビッグサイトに向かいながら読まれているあなたは、ぜひ配置【東ソ01ab】FT書房にお立ち寄りいただけましたら。
さてさて、それはそうと本題として作品の紹介に移りたいと思います。
『クトゥウルウの聖なる邪神殿』は、クトゥルフ神話×ファンタジーなジャンルの、「30分で遊ぶ1人用TRPGローグライクハーフ」シナリオ本です。
今回はクトゥルフ神話とファンタジーが両方大好きなイラストレーターである僕が、シナリオ作成と絵を担当しました。
あまり積極的に発信してきませんでしたが、絵を描くことと同様に、ゲームを作ったり、シナリオを考えたりすることも大好きなんです。
ファンタジー世界でクトゥルフ神話の要素がある冒険を描くといっても、その描き方はきっと様々なのだろうと思っています。
その中で本作は、「邪神的な悪魔たち、神話生物的なクリーチャーたちと、思う存分戦うことができる」という描き方を選びました。
せっかくのファンタジークトゥルフ作品なので、現実世界をベースにした作品では手も足も出ないような存在と、武力を持って対峙できる物語にしたいという激しい心の声に突き動かされてしまったのです。
とはいえ、実際クトゥルフ神話の前提知識は全く必要ではなく、「クトゥルフ系作品に興味はあるけど、あまり触れたことはない」という方にもしっかりと楽しんでいただける冒険を目指して作成しています。
その意味でも、舞台はFT書房のファンタジー世界であるアランツァとしました。
主人公たちは、魚人の一種「末裔」の集落の代表から依頼を受け、大悪魔クトゥウルウの野望を打ち砕くべく、魚人たちの狂信者に立ち向かうことになります。
しかしそのために足を踏み入れる、海中から浮上した古代神殿には、様々な狂気と神話的生物たちが待ち受けているのでした……という物語です。
適正レベルが10〜18と幅広く、作成したてのキャラクターでも、育てたキャラクターでも遊ぶことができる内容となっています。
文章面では、文字数を極力抑え、行間に想像が膨らむローグライクハーフの「良さ」を最大限輝かせられるように努めました。
クトゥルフ×ファンタジーな作風を表現するために、特別なルールも作成しましたが、いずれも実にシンプルで遊びやすいものにできたと自負しています。
「そういう冒険を待ち望んでいた!」という方に届くと幸いです。
以上のようなメッセージを含む作品紹介ページも用意しました。
以下のURLよりぜひご覧ただけましたら。
https://ftbooks.xyz/shinkanjyoho/jyashinden
◆ 「創作・RPG・ファンタジー汎用異種族設定集 カエル人の全て 魔法と儀式編」について
次に、「創作・RPG・ファンタジー汎用異種族設定集 カエル人の全て 魔法と儀式編」について軽く触れておこうと思います。
この本は、カエル人という異種族の設定をまとめた本です。
様々なファンタジー作品を作られる際に、インスピレーションを得られるものにできたらと思い、作成しました。(それで、今回は「汎用異種族設定集」と銘打つことに決めました。)
僕が作っているカエル人のイラストのシリーズ「カエルの勇者ケロナイツ」のシリーズ作品であり、彼らを中心のひとつとしています。
実は書きたい内容を2つに分けたうちのひとつがこの本で、ケロナイツも24人中12人の紹介を掲載しました。
もう一冊の方は今のところ「身体と生態編」というタイトルになる予定です。
オールカラーでお届けする本文24ページの書籍で、横書きです。
新サークルを作って刊行したかった本はまさにこれで、既に完成して入稿を終えています。
ご興味をいただける方は、1/11「SUPER COMIC CITY関西 31」または1/18「こみっくトレジャー」、または1/25「関西コミティア」にて「ギルド黄金の蛙」を探していただけましたら。
この情報はTwitter(現X)で発信していく予定ですので、以下のURLの僕のアカウントをぜひフォローしていただけますと幸いです。
https://x.com/ENDMOONDO
◆ まとめ
今日は自分が関わった2つの作品について描いてみました。
それでは、今日はそろそろこのあたりで。
よきファンタジー・ライフを。
そして、良いお年を。
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ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m
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カエル人が教えてくれたファンタジー創作 第49回
「クトゥウルウの聖なる邪神殿とカエル人の全て」
(中山将平)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
おはようございます。
先日、「ギルド黄金の蛙」という新サークルを立ち上げたイラストレーターの中山将平です。
いよいよ年の瀬となりましたね。
本年も、僕たちの作品を楽しんでいただき、ありがとうございました!
来年も何卒引き続き応援いただけますと幸いです。
さて、今日の記事では、2つの情報をお届けします。
1つは、FT書房から今日コミケで刊行される新刊『クトゥウルウの聖なる邪神殿』がどんな本であるかという情報。
もう1つは、来年1月11日(日)「SUPER COMIC CITY関西 31」でギルド黄金の蛙から新刊「創作・RPG・ファンタジー汎用異種族設定集 カエル人の全て 魔法と儀式編」を刊行します、という情報です。
早速それぞれ見ていきましょう。
◆『クトゥウルウの聖なる邪神殿』について
まずは前者、「クトゥウルウの聖なる邪神殿」がどんな作品であるかというお話から。
いえいえ、この作品、なんと今日本当に刊行なんですよ。
発表の場は「コミケ107」。
しかも、僕はなんとなんとその場に売り子として参加しているんです。
この記事を、コミケが開催される東京ビッグサイトに向かいながら読まれているあなたは、ぜひ配置【東ソ01ab】FT書房にお立ち寄りいただけましたら。
さてさて、それはそうと本題として作品の紹介に移りたいと思います。
『クトゥウルウの聖なる邪神殿』は、クトゥルフ神話×ファンタジーなジャンルの、「30分で遊ぶ1人用TRPGローグライクハーフ」シナリオ本です。
今回はクトゥルフ神話とファンタジーが両方大好きなイラストレーターである僕が、シナリオ作成と絵を担当しました。
あまり積極的に発信してきませんでしたが、絵を描くことと同様に、ゲームを作ったり、シナリオを考えたりすることも大好きなんです。
ファンタジー世界でクトゥルフ神話の要素がある冒険を描くといっても、その描き方はきっと様々なのだろうと思っています。
その中で本作は、「邪神的な悪魔たち、神話生物的なクリーチャーたちと、思う存分戦うことができる」という描き方を選びました。
せっかくのファンタジークトゥルフ作品なので、現実世界をベースにした作品では手も足も出ないような存在と、武力を持って対峙できる物語にしたいという激しい心の声に突き動かされてしまったのです。
とはいえ、実際クトゥルフ神話の前提知識は全く必要ではなく、「クトゥルフ系作品に興味はあるけど、あまり触れたことはない」という方にもしっかりと楽しんでいただける冒険を目指して作成しています。
その意味でも、舞台はFT書房のファンタジー世界であるアランツァとしました。
主人公たちは、魚人の一種「末裔」の集落の代表から依頼を受け、大悪魔クトゥウルウの野望を打ち砕くべく、魚人たちの狂信者に立ち向かうことになります。
しかしそのために足を踏み入れる、海中から浮上した古代神殿には、様々な狂気と神話的生物たちが待ち受けているのでした……という物語です。
適正レベルが10〜18と幅広く、作成したてのキャラクターでも、育てたキャラクターでも遊ぶことができる内容となっています。
文章面では、文字数を極力抑え、行間に想像が膨らむローグライクハーフの「良さ」を最大限輝かせられるように努めました。
クトゥルフ×ファンタジーな作風を表現するために、特別なルールも作成しましたが、いずれも実にシンプルで遊びやすいものにできたと自負しています。
「そういう冒険を待ち望んでいた!」という方に届くと幸いです。
以上のようなメッセージを含む作品紹介ページも用意しました。
以下のURLよりぜひご覧ただけましたら。
https://ftbooks.xyz/shinkanjyoho/jyashinden
◆ 「創作・RPG・ファンタジー汎用異種族設定集 カエル人の全て 魔法と儀式編」について
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◆ まとめ
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それでは、今日はそろそろこのあたりで。
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2025年12月29日月曜日
☆「モンスター!モンスター!TRPG」のファン作品について☆ FT新聞 No.4723
おはようございます、自宅の書斎から杉本です。
本日は「モンスター!モンスター!TRPG」に関するお知らせです。
「ファンが作品を出すときは、どうしたらいいの?」についてです。
◆ロイヤリティの難しさ。
「モンスター!モンスター!TRPG」の個人制作(ファンメイド)作品に関して、かつてケン・セント・アンドレに打診したことがあります。
日本人が作品を出すとき、『モンスター!モンスター!TRPG』の世界観などを使用するには、どうしたらいいのかと。
ケンはそのとき、売上の何%かを毎月、振り込むことが条件であると答えました。
私はそれを聞いたとき、「現実的じゃないなあ」と思いました。
海外送金だけでも経験のない人には敷居が高いのに、毎月キチンと振り込むとなると、制作に二の足を踏む人が多いだろうことが、目に見えています。
◆クロンプトーン!!
そこで私は一計を案じました。
ケンの相棒であるスティーブ・クロンプトンが11月28日に来日した際、港まで迎えに行く約束をしたのです。
皆と合流するまでの数駅で、クロンプトンに問題点を話しました。
「OKヨハネ、それだったらファンメイド作品に関してはルールを変えよう!」
それから1ヶ月が経ち、クロンプトンと私で話をした後に、クロンプトンとケンが話し合って、最終的な調整がなされました。
◆5倍!
最終的な決定事項は次のとおりです。
日本語でファンメイド作品を出す際は、FT書房が窓口となります。
支払うロイヤリティは、作品価格の5倍です。
たとえば、1冊1000円の本を出す場合、5倍の5,000円をお支払いください。
無料PDFを配布する場合には無料ですが、忘れずにFT書房にお知らせください。
振込手数料はあなた持ちとなりますこと、ご了承くださいませ。
◆差額は?
このロイヤリティ額は、紙の本でもPDFでも変わりません。
紙の書籍とPDFの両方で出す場合、2回支払う必要はありません。
紙の本とPDFの両方を出す際に、価格が異なる場合には、高いほうの価格を基準に、その5倍を一度だけお支払いください。
いちど世に出した作品の価格が後に(高いほうに)変更になる場合、差額の5倍をお支払いください。
価格が低くなる場合、差額の払い戻しを行うことはありませんので、あらかじめご了承ください。
◆増刷は? 英語版は?
増刷に際しては、再度お支払いいただく必要はありません。
英語版を出す際には、別のルールが存在します。
英語版を出す際には、ケン・セント・アンドレかスティーブ・クロンプトンに直接ご連絡ください。
売上の4%を支払うか、彼らに任せる(売上に応じたロイヤリティを「受け取る」立場になります)かのどちらかを選ぶことになります(FT書房はこのとき、間には立ちません)。
詳しくは、ケンまたはクロンプトンに直接、ご質問ください。
◆ご連絡はFT書房まで!
ご不明な点や、作品を出す際の振込先などにつきましては、私杉本のところまでご連絡ください。
sugimotojohn☆hotmail.com が連絡先メールアドレスです(☆を@に変えて送ってください)。
それではまた!
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「ファンが作品を出すときは、どうしたらいいの?」についてです。
◆ロイヤリティの難しさ。
「モンスター!モンスター!TRPG」の個人制作(ファンメイド)作品に関して、かつてケン・セント・アンドレに打診したことがあります。
日本人が作品を出すとき、『モンスター!モンスター!TRPG』の世界観などを使用するには、どうしたらいいのかと。
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私はそれを聞いたとき、「現実的じゃないなあ」と思いました。
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◆クロンプトーン!!
そこで私は一計を案じました。
ケンの相棒であるスティーブ・クロンプトンが11月28日に来日した際、港まで迎えに行く約束をしたのです。
皆と合流するまでの数駅で、クロンプトンに問題点を話しました。
「OKヨハネ、それだったらファンメイド作品に関してはルールを変えよう!」
それから1ヶ月が経ち、クロンプトンと私で話をした後に、クロンプトンとケンが話し合って、最終的な調整がなされました。
◆5倍!
最終的な決定事項は次のとおりです。
日本語でファンメイド作品を出す際は、FT書房が窓口となります。
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たとえば、1冊1000円の本を出す場合、5倍の5,000円をお支払いください。
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2025年12月28日日曜日
Re:ローグライクハーフ・都市サプリメント【ポロメイア小国家連合】&新職業【悪魔召喚師】 FT新聞 No.4722
おはようございます。
FT新聞編集長の水波です。
1月第1日曜日は、火呂居美智さんによるローグライクハーフd33シナリオ『失楽園奇譚』が配信予定です。
本日はそれに伴いまして、舞台となるポロメイア小国家連合にまつわる「都市サプリメント」と【悪魔召喚師】を再配信いたします!
◆ポロメイア小国家連合
大陸南東部にある地域で、南西部と比べると乾燥しており、他地域から独立した独自の文化が栄えています。
ポロメイアの人々は貧しいながらも工夫と地道な努力で生き延びる、驚異的な辛抱強さを持つ民です。
この地はまた、丸々獣の原産地として知られています。
↓ 都市サプリメント:ポロメイア小国家連合
https://ftbooks.xyz/ftnews/gamebook/RogueLikeHalf_SUP_Polomeia.txt
◆【悪魔召喚師】
異界の【悪魔】たちを従者として従わせる【悪魔召喚術】の使い手のことを、【悪魔召喚師】と呼びます。
【悪魔】の本体はこの世界にはありません(アランツァに重なる精神世界「エヴァシュネ」に存在します)。
「召喚悪魔」として同行できる【悪魔】は常に1体のみです。
↓ 新職業【悪魔召喚師】
https://ftbooks.xyz/ftnews/gamebook/RogueLikeHalf_NewClass_DemonSummoner.txt
↓「アランツァ:ラドリド大陸地図」by 中山将平
https://ftbooks.xyz/ftnews/article/MAPofARANCIA.png
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大陸南東部にある地域で、南西部と比べると乾燥しており、他地域から独立した独自の文化が栄えています。
ポロメイアの人々は貧しいながらも工夫と地道な努力で生き延びる、驚異的な辛抱強さを持つ民です。
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2025年12月27日土曜日
FT新聞1ウィーク! 第672号 FT新聞 No.4721
From:水波流
随分昔からずっとiPhoneに入れ続けているアプリがあります。
各地の森や山の環境音をライブ中継してくれる、"forest notes" というものです。
電車内など、本を読む時に周りの音が気になる時なんかはこれを聞いています。
自然の中にいるような静謐な気分になり、良いですよ。
From:葉山海月
割り箸を使いまわす。
折ってゴミ箱に入れようとして、箸の端に力を入れる。
「真ん中持って折れば手が汚れないのに」
このはしわたるべからず、か。(違げーよ)
From:明日槇悠
今週は『クリスマスに捧げるドイツ綺譚集』(遠山明子訳、創元推理文庫)よりホフマン「クルミ割り人形とネズミの王さま」を読んでいました。
初出時は「子供の理解力を考慮していない」、「裕福な家庭のことしか想定していない」と批判が殺到したそうですが、今読んでもその点は至極尤もだと思います。
しかし人の見てないところでドンパチしだす人形のモチーフは後に、トイ・ストーリー、スモール・ソルジャーズ、スマブラ、(なんだか21世紀直前に集中していますね)等々のエンタメにつながり、実に長い時と多くの手を経て子供たちが喜ぶプレゼントを渡すことになったのでした。知る由もないところで誰かのサンタになることもあるのでしょう。
From:中山将平
僕ら、12月30日「コミックマーケット107」にサークル参加します。
ブース配置は【東ソ01ab】です。
発売の新刊は2冊で、それ以外に11月ゲームマーケットで発売した作品が1冊あります。発売新刊の通販予約も開始していますので、ぜひチェックしていただけましたら。
・「ズィムララのモンスターラリー モンスター編」モンスター!モンスター!TRPGサプリメント
https://ftbooks.booth.pm/items/7733432
・「クトゥウルウの聖なる邪神殿」ローグライクハーフサプリメント
https://ftbooks.booth.pm/items/7726592
・「ヒーローズオブダークネス」ローグライクハーフサプリメント(ゲムマにて発売)
https://ftbooks.booth.pm/items/7572242
さて土曜日は一週間を振り返るまとめの日なので、今週の記事をご紹介します。
紹介文の執筆者は、以下の通りです。
(葉)=葉山海月
(天)=天狗ろむ
(明)=明日槇悠
(く)=くろやなぎ
(水)=水波流
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■12/21(日)~12/26(金)の記事一覧
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2025年12月21日(日)かなでひびき FT新聞 No.4715
読者参加企画『みんなのリドルストーリー』第11回(解答編)
・かなでひびき氏による企画。かなで氏が集めた奇妙で結末がない物語の断片。この前半部に、読者の皆様がオチに当たるストーリーを考えるという企画です。
今回のお話は、「たぐいまれな美貌を持ったエルフ。エルフ・ザ・ピンチ!
おにゃのこに囲まれながら税関を通過しようとすると、いいかがりに近いバカ高い通行税を請求されてしまう!
突っぱねようとしても、『それなら女の子たちを置いてけ』
この欲の皮が突っ張った税関に。はたしてピンチは!?」
今回は、知識をフル活用したものから、ちょっとアダルティな答えまで!?
解答者さんの知恵の数々、お楽しみください!
(葉)
2025年12月22日(月)杉本=ヨハネ FT新聞 No.4716
☆告知と雑記☆
・発売から数日で完売となり、その後ずっと絶版のままだった、吉里川べおさんが書かれた、世界で2番目に古いTRPG「トンネルズ&トロールズ」のコラム集『悪魔よそれをとれ』の電子書籍版が突如として爆誕☆
この経緯については、電子書籍も充実させたいと思っている杉本氏の、経験に基づく深い訳がありました……詳細は記事にて。
『〈四猫亭〉の幽霊』の電子書籍版も登場! 自治都市トーンの宿〈四猫亭〉の存亡をかけたシティアドベンチャーを、書籍版でも電子書籍版でも、お楽しみください!
(天)
2025年12月23日(火)明日槇悠 FT新聞 No.4717
『モンセギュール1244』リプレイ〜友達んち編(4)
・TPRG初心者4名が友人宅で気軽に遊んだ、GM不要のナラティブ・スタイルRPG『モンセギュール1244』のリプレイ、第4回をお届けしました。
持久戦のなか、精神的指導者同士の権力争いに翻弄されるカタリ派信者たち。とりわけ深刻な影響を受けたのがベルトランとセシル、両方との関わりが深い領主一家でした。
フィリッパの登場によって露わとなるのは、昼ドラさながらのドロドロな縮図! 領主レーモンは内的な問題から目をそらすようにアミエル少年に剣の指導をするのでした。
えげつない展開にロールプレイしている当人たちすら困惑を覚えていますが、『モンセギュール1244』の魅力が詰まった局面と言えることでしょう。
(明)
2025年12月24日(水)ぜろ FT新聞 No.4718
第2回【ハンテッドガーデンハート〜盗賊剣士外伝〜】ゲームブックリプレイ
・プレイヤーとキャラクター双方の視点を織り交ぜながら展開される、ぜろ氏のリプレイ第472回です。
大自然の罠にはまって、初回はあえなく失敗に終わったニナの逃避行。今回は、自然だけでなく人の作った罠も登場しますが、それに対するプレイヤーぜろ氏からのツッコミや豆知識も見どころのひとつです。
ちなみに、私(くろやなぎ)も自治体のLINEアカウントから「イノシシ捕獲のお知らせ」がしばしば届く土地に住んでおり、とても興味深く読ませていただきました。(記事の配信後に、ぜろ氏からさらなる追加エピソードも伺いましたので、詳しくはひとことアンケートのコーナーにて!)
(く)
2025年12月25日(木) 岡和田晃 FT新聞 No.4719
「FT新聞」&「SF Prologue Wave」コラボレーション企画 Vol.34
・岡和田晃氏による、スペキュレイティブ・フィクション専門のネットマガジン「SF Prologue Wave」とのコラボ企画記事です。
今回も前回に引き続き、ゲームブックの不朽の名作『展覧会の絵』で名高い平田真夫(森山安雄)先生の作品。
夜の園内を照らす電気の明かりの下で、道化師が風船を配っている。
しかし、不思議なのが、その風船が減っていかない……。
この奇妙な「ささくれ」が、主人公を、そしてと読者の皆さんを「不思議な世界」に誘います。
前回、ご紹介した「吟遊詩人」が『展覧会の絵』のスピンオフだったとしたら、今回ご紹介する「道化師」は『水の中、光の底』との連続性を感じさせる物語となっています。
ファンの方はもちろん、幻想的な世界をさまよってみたい方。
このクリスマスプレゼントFT新聞 No.4719をどうぞ!
(葉)
2025年12月26日(金)休刊日 FT新聞 No.4720
休刊日のお知らせ
・毎週金曜日は、読者から投稿された記事がここに入れるように、空けてある曜日です。
あなたの記事を、お待ちしております!
(葉)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■今週の読者様の声のご紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ひとことアンケートへのご意見をご紹介します。
紙面の都合で、一部省略させていただくかも知れませんが何とぞご了承くださいませ。
すべてのお便りは編集部が目を通し、執筆者に転送しておりますので、いろんなご意見やご感想をぜひお送り下さい。
↓↓
(忍者福島さん)
踊る剣、クロくんのように気のいいヤツもいれば、問答無用で襲ってくるヤツもいるのかー。
違う作者の作品ですが、シグナスくんはいいパートナーに恵まれたなと思いました。
クワニャウマだと腐れ縁のパートナーが多い気がするのはなぜだろう(笑)
(お返事:齊藤飛鳥)
今回も感想を下さり、嬉しいです。ありがとうございますm(_ _)m
踊る剣のクロさんは、シグナスくんのよき保護者みたいで、いいパートナーですよね^^
シグナスくんはいい子ですが、クワニャウマは問題児なので、腐れ縁パートナーになるのでしょう(笑)
(くろやなぎさん)
ぜろさん、いつも楽しいリプレイ記事をありがとうございます。物語性重視の『ゴルジュ』も大好きでしたが、いつものぜろさんスタイルに戻った『ハンテッド・ガーデンハート』も気軽に読めてほっとします!
ところで今回、プレイヤー視点での「くくり罠」解説がとても面白く、自分でも少し調べてみたのですが、お話に出てきた「甲種狩猟免許」は、どうやら現在は名称や区分が変わって「網猟免許」や「わな猟免許」になっているようです。編集部内で先読みさせていただいたときに気付けず、申し訳ありませんでした…!
(お返事:ぜろ)
おお。現在の狩猟免許はそのようになっているのですね。私が猟友会の方々と仲良しさんで、猪鍋会にお呼ばれしていたのは20年くらい前のことだったので、自身の記憶に頼って最新情報にアップデートしていませんでした。当時は乙種(銃)、甲種(わな)、丙種(空気銃)の3区分になっていたんです。罠はゲームブック作品にはよく登場するので、こうした自分の経験は話題を広げるのに非常に役立っています。
それにしても、これがミステリ作品であれば、狩猟免許を古い呼び方をした失言をきっかけに嘘がばれて、「犯人はお前だ」されてしまいそうなシチュエーションですね。
ご指摘ありがとうございます。そしてそれでも楽しんでいただきありがとうございます。
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随分昔からずっとiPhoneに入れ続けているアプリがあります。
各地の森や山の環境音をライブ中継してくれる、"forest notes" というものです。
電車内など、本を読む時に周りの音が気になる時なんかはこれを聞いています。
自然の中にいるような静謐な気分になり、良いですよ。
From:葉山海月
割り箸を使いまわす。
折ってゴミ箱に入れようとして、箸の端に力を入れる。
「真ん中持って折れば手が汚れないのに」
このはしわたるべからず、か。(違げーよ)
From:明日槇悠
今週は『クリスマスに捧げるドイツ綺譚集』(遠山明子訳、創元推理文庫)よりホフマン「クルミ割り人形とネズミの王さま」を読んでいました。
初出時は「子供の理解力を考慮していない」、「裕福な家庭のことしか想定していない」と批判が殺到したそうですが、今読んでもその点は至極尤もだと思います。
しかし人の見てないところでドンパチしだす人形のモチーフは後に、トイ・ストーリー、スモール・ソルジャーズ、スマブラ、(なんだか21世紀直前に集中していますね)等々のエンタメにつながり、実に長い時と多くの手を経て子供たちが喜ぶプレゼントを渡すことになったのでした。知る由もないところで誰かのサンタになることもあるのでしょう。
From:中山将平
僕ら、12月30日「コミックマーケット107」にサークル参加します。
ブース配置は【東ソ01ab】です。
発売の新刊は2冊で、それ以外に11月ゲームマーケットで発売した作品が1冊あります。発売新刊の通販予約も開始していますので、ぜひチェックしていただけましたら。
・「ズィムララのモンスターラリー モンスター編」モンスター!モンスター!TRPGサプリメント
https://ftbooks.booth.pm/items/7733432
・「クトゥウルウの聖なる邪神殿」ローグライクハーフサプリメント
https://ftbooks.booth.pm/items/7726592
・「ヒーローズオブダークネス」ローグライクハーフサプリメント(ゲムマにて発売)
https://ftbooks.booth.pm/items/7572242
さて土曜日は一週間を振り返るまとめの日なので、今週の記事をご紹介します。
紹介文の執筆者は、以下の通りです。
(葉)=葉山海月
(天)=天狗ろむ
(明)=明日槇悠
(く)=くろやなぎ
(水)=水波流
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■12/21(日)~12/26(金)の記事一覧
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2025年12月21日(日)かなでひびき FT新聞 No.4715
読者参加企画『みんなのリドルストーリー』第11回(解答編)
・かなでひびき氏による企画。かなで氏が集めた奇妙で結末がない物語の断片。この前半部に、読者の皆様がオチに当たるストーリーを考えるという企画です。
今回のお話は、「たぐいまれな美貌を持ったエルフ。エルフ・ザ・ピンチ!
おにゃのこに囲まれながら税関を通過しようとすると、いいかがりに近いバカ高い通行税を請求されてしまう!
突っぱねようとしても、『それなら女の子たちを置いてけ』
この欲の皮が突っ張った税関に。はたしてピンチは!?」
今回は、知識をフル活用したものから、ちょっとアダルティな答えまで!?
解答者さんの知恵の数々、お楽しみください!
(葉)
2025年12月22日(月)杉本=ヨハネ FT新聞 No.4716
☆告知と雑記☆
・発売から数日で完売となり、その後ずっと絶版のままだった、吉里川べおさんが書かれた、世界で2番目に古いTRPG「トンネルズ&トロールズ」のコラム集『悪魔よそれをとれ』の電子書籍版が突如として爆誕☆
この経緯については、電子書籍も充実させたいと思っている杉本氏の、経験に基づく深い訳がありました……詳細は記事にて。
『〈四猫亭〉の幽霊』の電子書籍版も登場! 自治都市トーンの宿〈四猫亭〉の存亡をかけたシティアドベンチャーを、書籍版でも電子書籍版でも、お楽しみください!
(天)
2025年12月23日(火)明日槇悠 FT新聞 No.4717
『モンセギュール1244』リプレイ〜友達んち編(4)
・TPRG初心者4名が友人宅で気軽に遊んだ、GM不要のナラティブ・スタイルRPG『モンセギュール1244』のリプレイ、第4回をお届けしました。
持久戦のなか、精神的指導者同士の権力争いに翻弄されるカタリ派信者たち。とりわけ深刻な影響を受けたのがベルトランとセシル、両方との関わりが深い領主一家でした。
フィリッパの登場によって露わとなるのは、昼ドラさながらのドロドロな縮図! 領主レーモンは内的な問題から目をそらすようにアミエル少年に剣の指導をするのでした。
えげつない展開にロールプレイしている当人たちすら困惑を覚えていますが、『モンセギュール1244』の魅力が詰まった局面と言えることでしょう。
(明)
2025年12月24日(水)ぜろ FT新聞 No.4718
第2回【ハンテッドガーデンハート〜盗賊剣士外伝〜】ゲームブックリプレイ
・プレイヤーとキャラクター双方の視点を織り交ぜながら展開される、ぜろ氏のリプレイ第472回です。
大自然の罠にはまって、初回はあえなく失敗に終わったニナの逃避行。今回は、自然だけでなく人の作った罠も登場しますが、それに対するプレイヤーぜろ氏からのツッコミや豆知識も見どころのひとつです。
ちなみに、私(くろやなぎ)も自治体のLINEアカウントから「イノシシ捕獲のお知らせ」がしばしば届く土地に住んでおり、とても興味深く読ませていただきました。(記事の配信後に、ぜろ氏からさらなる追加エピソードも伺いましたので、詳しくはひとことアンケートのコーナーにて!)
(く)
2025年12月25日(木) 岡和田晃 FT新聞 No.4719
「FT新聞」&「SF Prologue Wave」コラボレーション企画 Vol.34
・岡和田晃氏による、スペキュレイティブ・フィクション専門のネットマガジン「SF Prologue Wave」とのコラボ企画記事です。
今回も前回に引き続き、ゲームブックの不朽の名作『展覧会の絵』で名高い平田真夫(森山安雄)先生の作品。
夜の園内を照らす電気の明かりの下で、道化師が風船を配っている。
しかし、不思議なのが、その風船が減っていかない……。
この奇妙な「ささくれ」が、主人公を、そしてと読者の皆さんを「不思議な世界」に誘います。
前回、ご紹介した「吟遊詩人」が『展覧会の絵』のスピンオフだったとしたら、今回ご紹介する「道化師」は『水の中、光の底』との連続性を感じさせる物語となっています。
ファンの方はもちろん、幻想的な世界をさまよってみたい方。
このクリスマスプレゼントFT新聞 No.4719をどうぞ!
(葉)
2025年12月26日(金)休刊日 FT新聞 No.4720
休刊日のお知らせ
・毎週金曜日は、読者から投稿された記事がここに入れるように、空けてある曜日です。
あなたの記事を、お待ちしております!
(葉)
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■今週の読者様の声のご紹介
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ひとことアンケートへのご意見をご紹介します。
紙面の都合で、一部省略させていただくかも知れませんが何とぞご了承くださいませ。
すべてのお便りは編集部が目を通し、執筆者に転送しておりますので、いろんなご意見やご感想をぜひお送り下さい。
↓↓
(忍者福島さん)
踊る剣、クロくんのように気のいいヤツもいれば、問答無用で襲ってくるヤツもいるのかー。
違う作者の作品ですが、シグナスくんはいいパートナーに恵まれたなと思いました。
クワニャウマだと腐れ縁のパートナーが多い気がするのはなぜだろう(笑)
(お返事:齊藤飛鳥)
今回も感想を下さり、嬉しいです。ありがとうございますm(_ _)m
踊る剣のクロさんは、シグナスくんのよき保護者みたいで、いいパートナーですよね^^
シグナスくんはいい子ですが、クワニャウマは問題児なので、腐れ縁パートナーになるのでしょう(笑)
(くろやなぎさん)
ぜろさん、いつも楽しいリプレイ記事をありがとうございます。物語性重視の『ゴルジュ』も大好きでしたが、いつものぜろさんスタイルに戻った『ハンテッド・ガーデンハート』も気軽に読めてほっとします!
ところで今回、プレイヤー視点での「くくり罠」解説がとても面白く、自分でも少し調べてみたのですが、お話に出てきた「甲種狩猟免許」は、どうやら現在は名称や区分が変わって「網猟免許」や「わな猟免許」になっているようです。編集部内で先読みさせていただいたときに気付けず、申し訳ありませんでした…!
(お返事:ぜろ)
おお。現在の狩猟免許はそのようになっているのですね。私が猟友会の方々と仲良しさんで、猪鍋会にお呼ばれしていたのは20年くらい前のことだったので、自身の記憶に頼って最新情報にアップデートしていませんでした。当時は乙種(銃)、甲種(わな)、丙種(空気銃)の3区分になっていたんです。罠はゲームブック作品にはよく登場するので、こうした自分の経験は話題を広げるのに非常に役立っています。
それにしても、これがミステリ作品であれば、狩猟免許を古い呼び方をした失言をきっかけに嘘がばれて、「犯人はお前だ」されてしまいそうなシチュエーションですね。
ご指摘ありがとうございます。そしてそれでも楽しんでいただきありがとうございます。
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