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2026年6月11日木曜日

『覚悟(デテルミナシオン)』 FT新聞 No.4887

 2026年6月18日、ハヤカワ文庫JAのアンソロジー『ショートショートなSF』に、岡和田晃の小説「十四(カトルセ)」が掲載されます。小説が文庫本に入るのは初めてなのですが、同作は「ナイトランド・クォータリー」Vol.40の拙作「メリュジーヌ」、同Vol.42の「屍衣(モルタハ)」などとも共通する舞台を扱ったものです。  今回はそのうち、一作を「FT新聞」の皆さまにもお披露目をします。お愉しみください。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 覚悟(デテルミナシオン)  岡和田晃 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●  深呼吸し、自分のこめかみに回転式拳銃(レボールベル)の銃口を当てた。そのまま、ゆっくり引き金を引く。  ——地獄の業火のごとき、焼けつく痛み!   未曾有の苦悶に見舞われ、それは永劫であるかに思われた。暫時、まぶしい光がきらめき、世界が純白に覆われた。これで計画は完成する。意識の持続が断ち切れる寸前、まったき孤独のさなか、してやったりと、北叟(ほくそ)笑んだ。  一瞬と永劫の狭間で、来し方を想起する。すべては予測されていた。準備万端だった。あらかじめ、自分の埋葬される墓所と墓石は用意しておいた。一九一〇年と、没年すら入れておく念の入れようを、誰かに褒めてほしいくらいだ。  人は生まれる時代と場所を、自分で決めることはかなわない。だが、自分がいつ、どこで死ぬのかは、好きに決められる。自由を買うには、相応の金(ペソ)が必要だ。金さえあれば、うまい食い物も、快適な住居も、綺麗な女も、ぜんぶがぜんぶ思いのままだ。だが、いくら金を稼いでも、死んでしまえばそれっきり。地獄の沙汰も金次第とはよく言うものだ。  日曜日には墓場近くの教会(バシリカ・ヌエストラ・セニョーラ・デル・ピラル)に、いまは亡き両親に連れられて通ったものだが、幼い時分から、よく説教をされてきた。  曰く、「美(うま)し風」と呼ばれるこの街において、二番目に旧い由緒ある教会に、皆々様は集っておるのです……。  曰く、神の館は、皆様の喜捨によって支えられているのです……。  曰く、無私なる浄財こそが、聖なる家を清めるもので、それがあるからこそ、正しく御霊(みたま)の声を届けられるのです……云々。  それゆえ爪に火を灯す覚悟で、彼は節制を続けたのだった。説教のみならず、他人からの助言には、素直に従う彼だったのである。  最低限の教育を卒えると、集合住宅(コンベンティージョ)で、貧民や移民連中と肩を寄せ合い、暮らしてきた。懐中の一ペソ、マッチ一本さえも惜しみながら、あらゆる欲を振り捨て、与えられた職務に忠実に、ひたすら刻苦精励してきたのだ。  ただ、人と違うのは、十六(ディエシセイス)のときから、「美し風」と呼ばれるこの街で、墓守(グアルディアン・デル・セメンテリオ)として働いてきたことだ。  もともと、職場でもあるこの墓所は、街の名士が眠る場所で、神話の神々や清純なる乙女を象った彫像や、不埒な闖入者を威嚇する怪物像などが、あちこちに居並んでいる。大理石を切り出し、贅を凝らした豪奢な墓石。地下深く、静寂のうちに横たえられた棺。参拝者たちが持参した、色とりどりの花束や飲食物——整然と区画整備が進められながら、初めて訪れる者には迷宮のような印象を与えるこの場所で、アリアドネの巻糸のごとくに目印になるのが、それらの供え物である。  一方で、何らかの理由で管理する遺族と切れてしまったのか、訪れる者もなく、荒れ放題に任された墓もなかにはある。そんな、遺族のみならず世界そのものからも見棄てられたがごとき場所を気遣い、墓室に巡らされた蜘蛛の巣を掃除し、埃を払い、がたついた銘板を直す。昇降機の具合をしっかり確かめ、遺体の安眠が妨げられないように腐心するのだ。彼は、余計なおしゃべりに気を取られることなく、黙々と作業を続けられる、この仕事が気に入っていた。  昼間、墓所は誰にでも開かれており、訪れる者の階層を問わない。が、夜には侵入者を警戒し、相応の警備体制が敷かれてはいる。彼も、毎週の夜番の際に、巡回の頭数に入れられたのだが、見回りを行う際、墓所の出入り口付近で、不審な者を見かけることがままあった。  日銭を使い果たした飲んだくれの宿無し、では何らない。場違いなまでに輝く純白の屍衣(モルタハ)を身にまとった、うら若き女性がいたのだ——しかし、顔は翳に覆われ、見えそうで見えない。夜風に紛れて、軽やかな笑い声を耳にしたような気がした。他の墓守は気づかないのか、見ざる聞かざるの塩梅なのだが。  幽霊の噂があるのは知っていた。だが、幾度となく見かけるうちに、彼女の正体なぞ、どうでもいいじゃないかと思えてきた。限りある肉体に自分を閉じ込めているのが、彼自身としても。心底、馬鹿馬鹿しかったからである。  野暮ったい作業服に、じゃらじゃらと煩い鍵束。ケロシン灯(ファロル・デ・ケロセーノ)の乏しい明かりが、よどんだ灰色の空間を照らし出している。いまのところ、彼がいるのは、明るく照らされたわずかな空間の方なのだが、むしろ、昏く広がる無窮の暗黒空間の側にこそ居場所があるとの確信を、少しずつ育んできた彼なのである。  彼女はこの墓所にて安寧を享受しながら、風に乗り、どこにでも飛び立って行き、好きなときに舞い戻ってこられるではないか。翻って、彼はどうなのか。自由が欲しいわけではなかった。決まり切った毎日の作業を永遠に繰り返し、むしろ、そのことで、来るべき審判の日を繰り延べていきたいと願っていたのである。ちっぽけな自分を、受け止めてもらえる避難所がほしいという以上の望みはなかった。  ——だからこそ、彼はひとまず、自分の現在と未来に、自分で決着をつけることにしたのだった。  皮肉なことに、きっかけは、まさに金であった。兄が偶然、馬車での事故に遭う可能性の方が当選確率よりも高いと揶揄される富くじに当たった。墓守の仕事では、何十年かかっても貯められそうにない額ではある。この手の富くじで、本当に当選者が出ることに、彼は驚いたものだった。兄は兄で、お大尽気分になったのか、「家族間に妬みが生じてはならないからな」とうそぶき、当選金の一部を彼にも頒(わけ)てくれた。  墓守仲間なら、「これで遊んで暮らせる」と、潔く職を辞するだろうが、彼に限っては違った。この金を使い、一路、イタリアへ飛んで、墓所へ納品する像を、よく彫っていた職人に直談判し、自分の像を彫ってもらうべく頼んだのだ。  初めて訪れるイタリアの地は、「美し風」の街より、ずっと暖かで南方らしく思えた。文芸復興期の面影がそこかしこに残り、かの文豪ゲーテも讃えた名高い歌劇場や、古代に剣闘士奴隷や猛獣たちが血を流した円形闘技場の規模にも圧倒された。文才があれば、紀行文のひとつでもしたためたろう。ただ、光に満ちたその場所へ赴くと、自分の卑小さが際立つように思えてならず、局外者だとの感覚はいっそう強くなった。  例外は、文芸復興期の名匠の手になるダヴィド像を目にしたときだ。雷に撃たれたがごとき衝撃が走った。職人には、わざわざ名指しで、その像を意識するように頼んだ。美化がすぎては、死後の笑いものになってしまうから、墓守らしい俗っぽさを出してもらうように頼んだのだ。  仕上がりは満足の行くものだった。ゆえに彼は、手ずから享年を刻んだ。「美し風」の街では、古代エジプトの調査が流行っている。魂が永遠だと信じたファラオたちは、死後に失われないよう肉体を特殊な処置で木乃伊(ミイラ)化させたが、彼が思い描いていたのもそれだった。  職人への支払いを行い、完成した像を故郷の街へと輸送するので、財産の大半は使い果たしてしまったが、またもや貧乏へ舞い戻ってしまっても、内心は深く満たされていた。  彼はいよいよ、ゴリアテへ対峙したダヴィドのごとき緊張感に包まれていた。計画を決行に移し、すべてを完成させるのだ。永劫の墓守になることに決めたと遺書にしたため、像をどこに設置するのか、向きをどうするのかという点まで、細々と指示を出した。人々の邪魔にならず、なるべく広い場所を見渡せる位置を、彼はよくよく知悉していた。  ——あとは、決行するのみ!  悔いはなかった。この墓所が、いやこの街が続く限り、彼の名は忘れられず、畏怖の対象となるだろう。もしかしたら、愚行の極みと嗤われるかもしれないが、それでも、異分子としての彼は、日常を非日常へ変えた存在として、語る者の心中に記憶されるだろう。  カチ、リ。  回転式拳銃の音。しかし銃口は火を吹かなかった。彼としたことが、弾を入れ忘れていたのだ!  それでは、確かに感じた、はずの、あの灼かれるような苦痛は何だったのか?   もしかして彼は、死後に自分の愚行を激しく悔み、神の慈悲にすがりついて、いまいちど、人生をやり直そうとしたのではなかったか? 回転木馬(カルーセル)のごとくに遡る記憶の奔流が、今生とは異なる別の生の記憶の扉を開けてしまった。そうではないか?  人は、死から逆算する形でしか未来を策定できない。なのに、過ちを繰り返す。反復される死を介しても何ら学びを得なかった彼は、今度という今度は救済を拒まれ、繰り延べられた生への屈従を、厳罰として与えられてしまったのではないのか。  わなわなと手を震わせ、その場に跪く。これから、彼は生に向けて歩まねばならない。他者の罪過を背負い、死へと向かっていった、あのお方とは真逆に——。  永く続くだろう余生を受け止めきれず、彼は泣きに泣いた。 【note】本作は、アルゼンチン・ブエノスアイレス市内のレコレータ墓地に伝わるダヴィド・アジェーノの伝承から着想していますが、その評伝を目指したわけではありません。 初出:「Current」2号(Currentの会)、2026年4月10日 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年6月10日水曜日

第4回【可愛いあの子に最高のプレゼントを】ローグライクハーフリプレイ FT新聞 No.4886

第4回【可愛いあの子に最高のプレゼントを】ローグライクハーフリプレイ ※本作品はローグライクハーフの規定に基づくリプレイ記事です。ローグライクハーフ「可愛いあの子に最高のプレゼントを」の詳細な内容に踏み込んでおりますのでご了承ください。 ぜろです。 「可愛いあの子に最高のプレゼントを」リプレイ最終回です。 お友だちのりにゃちゃんへ贈る誕生日のプレゼントを探すという、ほんのりほんわかしたローグライクハーフのシナリオです。 街エリアと森エリアを巡りプレゼントを集めた後、りにゃちゃんの誕生日パーティへ。 そこでこれまで出会った面々と楽しくパーティを開くはずが、思わぬアクシデントで無敵のゴーレム、からくりウサギが暴れはじめてしまいます。 りにゃちゃんとその姉リナちゃんに頼まれて、ゴーレム退治のラスボス戦に挑みます。 ウサナギたちは、無事にプレゼントを渡せるのでしょうか。 【ウサナギノミコト レベル12 技量点:1 生命点:8 筋力点:4 従者点:9】 【装備】 ピコピコハンマー(片手打撃)初撃+1 丸盾(生命点+2) ウサギ使いの服(生命点+2・防御+1) 【食料】0 【金貨】58 【持ち物】 強化ポーション(1ラウンド消費攻撃+1/金貨30枚) ブラウンダイヤの結婚指輪(金貨30枚) 魔王の宝玉(金貨25枚) 焼きたてのねこパン ぬいぐるみねこちゃん 【全力攻撃】【全力防御】【かばう】 【未使用経験点】2 【従者】 ドリルウサギ(弓兵扱い)四匹(ウサピュン、ウサマル、ウサチュウ、ウサマロ) ノウサギ(剣士扱い)五匹(ウサヒコ、ウサタロ、ウサミ、ウサニャン、ウサコ) ※ウサニャンが脱落 ●アタック01-8 ウサナギとからくりウサギマークII からくり職人、宇佐美博士の最高傑作「からくりウサギマークII」が、頭からジュースをかぶってショート。 会場内で暴走を始めてしまった。 僕はそれを止めるため、戦いに挑む。 ほかの客たちは僕たちとからくりウサギを遠巻きに取り囲んで見守っている。 僕とファミリーのウサギたち、そしてからくりウサギが、会場のど真ん中で対峙した。 【からくりウサギマークII レベル4 生命点8 攻撃回数3】 ※会場内の客をかばいながら戦うため、【防御ロール】マイナス1 ※【斬撃】に強いため、【斬撃】攻撃ロールはマイナス1 ※【打撃】に弱いため、【打撃】攻撃ロールはプラス1 ※炎に弱いため、炎をもちいた判定ロールはプラス1 腕を振り回していて暴走ムーブのからくりウサギだったけれど、僕にターゲットを絞ったみたいだ。 動き方を変え、今度は僕の方に腕……前足を突き出してきた。なんの動きかな? でも、相手の攻撃を待ってばかりはいられない。 ドリル部隊、いっちゃって! ウサピュン、ウサマル、ウサチュウ、ウサマロが一斉にツノを飛ばす。 ばしゅばしゅばしゅっと発射されたそれらは、続けざま、見事にからくりウサギにヒットした。 ドリルウサギのツノは斬撃だから当たりにくいのだけれど、うまく当てている。三連続ヒットだ。 「僕のだけ外れたマロ」 まあまあウサマロ。そういうときもあるよ。こないだは大活躍してたじゃん。 とはいえ、ウサマロをなぐさめている場合じゃない。 ドリルが三発当たったくらいで動きを止めるからくりウサギじゃない。 からくりウサギの突き出した前足が、ゴゴゴと謎の駆動音を響かせた。 「見よ。これぞ我が必殺の『ロケットうさぱんち』だ!」 宇佐美博士が自慢げに技名を叫ぶ。同時にからくりうさぎの前足が、僕たちに向けて発射された。 一発は僕に。この軌道だと、避けたら後ろで見守っているりにゃちゃんやお客様に当たっちゃう。 僕はあえてその攻撃を受けた。あいたたた。 もう一発はウサピュンに飛んだ。こっちはピュンピュンっと動いてあっさりかわしてしまった。さすがウサピュン。 「ウサギがぴゅん!」 前足を失ったからくりウサギは、こっちに向かって歩いてくる。 どうやら、飛ばした足を回収しないと次の動きができないらしい。 なら、攻撃するなら今だよ。 ウサタロたちが連続体当たりの波状攻撃をしかける。 ウサヒコはうっかり「ぱんち」を踏みつけて外してしまったけれど、ウサタロ、ウサコと続けざまに命中した。 特にウサタロの攻撃はクリティカルヒット。連続攻撃で大打撃だ。 そこにウサミが攻撃だ。 「宇佐美博士、名前がまぎらわしいのっよっ!☆ミ」 ウサミの理不尽な怒りのパワーがのっかり、からくりウサギに見事にダメージを与えた。 けれど、倒しきれなかった。 これはまた、僕がおいしいとこだけ持ってっちゃうパターン? 僕は、せっせとぱんちを回収しているからくりウサギを、ピコピコハンマーで叩いた。 からくりウサギは、こてんと倒れた。 これで、決着だった。 「なんと、我が無敵のゴーレムがこれほどあっさり倒されるとは……! まだまだ改良の余地があるな」 「強くする前に、暴走しないようにしてね」 僕はそう、注文をつけずにはいられなかった。 「あったー!☆ミ」 そのとき、からくりウサギをまさぐっていたウサミが喜びの声をあげた。 どうしたのウサミ。 「なにいってんの。敵をやっつけたなら、『ほーもつはんてー』はしなきゃでしょ☆ミ」 それはそうだけど、この場合、いいのかな。 「勝者の特権だ。かまわんぞ」 魔王ウサギの許可も出たことだし、いっか。ウサミ、なにを見つけたの? 「んっふー。これ!!☆ミ」 見ると、ウサミの耳が増えていた。 よく見ると、ウサミミ型のバンドだ。 あれ。これ、もしかして、宇佐美博士からりにゃちゃんへのプレゼントなのでは? 「でももうもらっちゃったもーん☆ミ」 ていうか博士、ねこ耳の女の子にウサミミバンドをプレゼントしてどうするんだろう。 [プレイログ] 【からくりウサギマークII レベル4 生命点8 攻撃回数3】 ※会場内の客をかばいながら戦うため、【防御ロール】マイナス1 ※【斬撃】に強いため、【斬撃】攻撃ロールはマイナス1 ※【打撃】に弱いため、【打撃】攻撃ロールはプラス1 ※炎に弱いため、炎をもちいた判定ロールはプラス1 0ラウンド ドリルウサギの攻撃(射撃+1とペナルティ-1でサイコロの出目勝負) ウサピュン サイコロの出目4 命中 からくりウサギの生命点8→7 ウサマル サイコロの出目4 命中 からくりウサギの生命点7→6 ウサチュウ サイコロの出目4 名中 からくりウサギの生命点6→5 ウサマロ サイコロの出目3 外れ からくりウサギのろけっとぱんち ウサナギの回避 サイコロの出目2+修正2-ペナルティ1=3 命中 ウサナギの生命点8→7 ウサピュンの回避 サイコロの出目5-ペナルティ1=4 回避 1ラウンド ウサヒコの攻撃 サイコロの出目2 外れ ウサタロの攻撃 サイコロの出目6 クリティカルで命中 からくりウサギの生命点5→4 ウサタロの追加攻撃 サイコロの出目4 命中 からくりウサギの生命点4→3 ウサコの攻撃 サイコロの出目4 命中 からくりウサギの生命点3→2 ウサミの攻撃 サイコロの出目4 命中 からくりウサギの生命点2→1 ウサナギの攻撃 サイコロの出目5 命中 からくりウサギの生命点1→0 勝利 宝物判定+1 サイコロの出目3+1=4 金貨20枚分のアクセサリー →ウサミミバンド入手 ●アタック01-9 可愛いあの子に最高のプレゼントを プレゼントタイムがやってきた。 みんな並んで、りにゃちゃんに順番にプレゼントを渡していく。 「わあ!」「ありがと」「ありがとなの」 りにゃちゃんは、ひとりひとりに丁寧にお礼を言っている。とてもほほえましい。 「あ、それはいらない(スン)」 「なんでじゃあ〜〜」 宇佐美博士は、さっき倒された「からくりウサギマークII」をプレゼントしようとして、断られていた。 「というかソレ、プレゼントだったのか……。なぜ我が城から持ち出すのかと思っていたが」 さすがの魔王ウサギもあきれている。 「そうか! ウサミミバンドがなかったせいじゃ!」 「ないないそれはない」 僕の番になった。 僕が取り出したのは、ねこのぬいぐるみ。 あちこち見て回ったけれど、結局これが、いちばんしっくりきたから。 奇抜じゃないし、シンプルだけど、それでいいよね。 ずしりと重みのあるねこのぬいぐるみを、りにゃちゃんは気に入ってくれたようだ。 「うさなぎ、ありがとなの!」 そのとき、僕の服のすそが、つんつんと引っ張られた。 見ると、うちのファミリーのウサギたちだ。 「アタチたちもプレゼントあげたい☆ミ」 あああ、そうだった。 みんなから渡すプレゼント、用意してこなかったよ。 もともと人数分は、僕が持ちきれる数を越えちゃうから無理だったけど。 どうする? 「みんなのぶんってことで、まとめてわたすの、どうヒコ?」 「あ、それいい! うさなぎ、もちもの見せて! とびきりいいもの選ぶ☆ミ」 うん。わかったよ。それでいいなら、好きなもの選んでね。 といっても途中で手に入れたのは、焼きたてじゃなくなっちゃったねこパンと、さっき手に入れたウサミミバンドくらいだけど。 「あ、これいい!☆ミ」 ウサミが取り出したのは、もともと持っていたブラウンダイヤの指輪だった。 「ああ、それは……!」 トゲイワウサギが反応した。 「魔王様のために特別にしつらえた、結婚指輪ではないですか」 「なんと、そうなのか!」 それを聞いて魔王ウサギが色めき立った。 「つまり、あれがりにゃちゃんの手に渡るということは、りにゃちゃんが我が嫁ということに!?」 いや、ならないと思うけど。 「たしかにりにゃちゃんはかわいいが、いやしかし我には心に決めた兎(ひと)ががが……」 魔王ウサギは無駄な長考に入ってしまった。が。 「そんなにたかいのはもらえないの!」 りにゃちゃんが受け取りを拒否したので、魔王ウサギの悩みは一瞬で解消した。 「じゃあ、こっち」 「うーん。それならもらってもいいの」 ウサミがすかさず取り出した、別の宝石。闇色に輝いている。 りにゃちゃんはそれを受け取った。 「なんとそれは……!」 今度も魔王ウサギが反応した。 「『魔王の宝玉』ではないか!」 たしかにその宝玉は、前に魔王ウサギとの戦いのときに、勝利の宝物判定で手に入れたものだ。 まさか今度は、「その宝玉を持った者が新たな魔王になる」とか言い出したりする? 魔王りにゃちゃんが爆誕してしまう? 「いや、まあ、我との友誼の証のようなものだ。りにゃが持っていても問題あるまい」 なるほど。水戸黄門の印籠みたいな使い方はできそうだね。 プレゼントタイムが終わると、次は主役、りにゃちゃんからお礼の言葉があるという。 「あの、あのね、きょうはありがとなの! それで、こんどはりにゃから、ら? …らぶらいぶがあるのっ!」 「ちょ! ひびきは似てるけど違うよりにゃ。ほら、『さ……』ではじまる、ね」 リナちゃんがりにゃちゃんの耳もとでささやいているの、まるぎこえだ。 「あ! おもいだした! さむらいみ!!」 ちょっとちょっと。超能力を持ったクモ男が登場しそうなんだけど。 「はい、みなさん。本日はりにゃの誕生日パーティにお越しいただきありがとうございます。ここで本日の主役りにゃから、サプライズがありまぁす!」 あ。リナちゃんが強引に軌道修正した。サプライズだったんだね。 リナちゃんが言うには、りにゃちゃんは全員分のプレゼント返しを用意してあるのだという。 これから、くじ引きで決めるとのことだ。 順番にくじを引いて、プレゼント返しの内容が決まっていく。 魔王ウサギは、りにゃちゃんが描いたという、りにゃちゃんとふぃあのイラストをもらい、喜びにうち震えていた。 やがて、僕たち以外にプレゼント返しは配り終えた。 「うさなぎには、これなの!」 え。僕、くじ引いてないよ? 「うさなぎのは、とくべつ! かいじょうのみんなをまもってくれたおれいなの!」 りにゃちゃんは、用意したプレゼント返しの中で、たぶんいちばん高価なものを差し出してきた。 「もらっておいて、いいと思うわ。会場を守ったあなたがもらうことを納得しない人は、ここにはいないと思うから」 リナちゃんもそう言うので、僕はそれを受け取った。 それは、ペンダントがついたネックレスだった。ペンダントの部分は猫の天使の飾りになっている。 ネックレスというよりも、ネッコレスだ。 僕のファミリーのウサギたちもそれぞれがウサギ印のワッペンをプレゼント返しにもらってほくほくだ。 しかも、ここには来れなかったウサニャンの分まで。 「ありがと、りにゃちゃん」 こうして、りにゃちゃんのお誕生日会をめぐる楽しい時間は過ぎてゆくのだった。 [プレイログ] りにゃのプレゼント返しはランクにより内容が決まる。 焼きたてのねこパン:ランク1 ぬいぐるみねこちゃん(ラッピング):ランク2 ウサミミバンド(金貨20枚):ランク3 ブラウンダイヤの結婚指輪(金貨30枚):高価すぎて受け取らない 魔王の宝玉(金貨25枚):ランク3 →魔王の宝玉を渡したため、ランク3のプレゼント返しとして、2d3×5枚(出目2と3で5×5=金貨25枚)の価値の宝石をもらった。 【ウサナギノミコト レベル12 技量点:1 生命点:8 筋力点:4 従者点:9】 【装備】 ピコピコハンマー(片手打撃)初撃+1 丸盾(生命点+2) ウサギ使いの服(生命点+2・防御+1) 【食料】0 【金貨】58 【持ち物】 強化ポーション(1ラウンド消費攻撃+1/金貨30枚) ブラウンダイヤの結婚指輪(金貨30枚) 焼きたてのねこパン ウサミミバンド(金貨20枚) ネッコレス(金貨25枚) 【全力攻撃】【全力防御】【かばう】 【未使用経験点】2 【従者】 ドリルウサギ(弓兵扱い)四匹(ウサピュン、ウサマル、ウサチュウ、ウサマロ) ノウサギ(剣士扱い)五匹(ウサヒコ、ウサタロ、ウサミ、ウサニャン、ウサコ) ※ウサニャンが脱落 ■登場人物 ウサナギノミコト 通称ウサナギ。ウサギ使いの少年。 りにゃ ねこ耳ねこしっぽの女の子。誕生日パーティするよ。 リナ りにゃの姉。仮面ウサギに大事なペンダントを盗まれたことがある。 魔王ウサギ マオウサギ。いろいろあったけど今はりにゃのトモダチ。 ウサピュン、ウサマル、ウサチュウ、ウサマロ ドリルウサギ。ウサナギのファミリー。 ウサヒコ、ウサタロ、ウサミ、ウサコ 普通のウサギ。ウサナギのファミリー。 ウサニャン ウサナギのファミリーのウサギ。途中脱落し、花ウサギと一緒に合唱している。 ふぃあ りにゃの友だちで、魔王ウサギの想い人。テレパシーで会話できる。 トノサマウサギ どこかの偉い殿様らしい。空気は読めない。 トゲイワウサギ 魔王ウサギの執事。以前のふぃあ誘拐の実行犯。 メラウサギ 魔王軍二兎のうちの一兎。火系の攻撃が得意。 ミズウサギ 魔王軍二兎のうちの一兎。水系の攻撃が得意。 宇佐美博士 魔王城でからくりウサギの研究開発にいそしむマッドな博士 からくりウサギマークII 宇佐美博士が開発したゴーレム。ジュースで暴走。 ダヴァラン 「天駆ける狗」亭のマスター。天狗ろむさん作品のキャラクター。友情出演。 ディジベラ 「天駆ける狗」亭の看板娘。天狗ろむさん作品のキャラクター。 洞烈 キョウの奥山に居を構える狼の姿をした若き山神。パーティ会場にはいなかったようだが? ●感想 のほほん楽しいウサギ世界の冒険の続編をお届けしました。 サツバツとしたローグライクハーフに射す一筋の光明。清涼剤です。 緊迫感はないかもしれませんが、ウサナギの冒険、とても気に入っております。 これの前のリプレイ「仮面のウサギを追え」「ウサギクエストR」を連載したのが、2025年の1月1日からなんですね。 あれ? もう1年以上経っている!!? 月日の流れ、早すぎませんか? ところで今回「おおっ!」と目を引いた展開がありました。 それは森のイベント22、ウサギモドキです。 2024年11月4日のX(旧Twitter)の会話にあったんですよ。 寝子:ウサギノニワにいるウサギ以外のクリーチャーってなんだ?? となって止まった(笑) ぱっと思いつかないだけで多分何かいると思う、たぶん…… ぜろ:ウサギモドキとかウサギッポイとかウサギジャナイとかが……(思考がウサギから離れない……) 寝子:それいいですね、面白い!( *´艸`) ぜろ:実は食虫植物系クリーチャーで、ぱっと見かわいいウサギの耳が木陰で揺れてるように見えてて、油断して近づいたところを…きゃー 寝子:わー!! いいですね、それー!! おもしろーい!! まさにこのアイディアが採用されてるじゃないですかやったあー。 それから、私が弓兵ウサギに勝手に設定した「ドリルウサギ」も「エリートドリルウサギ」として登場していましたね。 セリフのノリと勢いでああなってしまいましたが、ホントにあるんだろうか、私立聖ウサギノ学園。 だってだって、「エリート」ってだけで、メガネクイッって感じの学生服ウサギが浮かんでしまったんですもの。 最終イベントでは、魔王軍に総登場してもらったり、「天駆ける狗」亭の方々にも顔出しをしてもらったりと、好き勝手やらせていただきました。 寝子さんのシナリオは、軽い気持ちでゆるくプレイできることが最大の魅力だと思います。 寝子さん、今回も楽しいシナリオ、ありがとうございました! またいつかなにかのリプレイが書けるといいな。 ■作品情報 作品名:「可愛いあの子に最高のプレゼントを」 作者・イラスト:寝子 ローグライクハーフ基本ルール及び「黄昏の騎士」本編 https://booth.pm/ja/items/4671946 可愛いあの子に最高のプレゼントを(冊子版) https://lennon257.booth.pm/items/6915985 可愛いあの子に最高のプレゼントを(ダウンロード版) https://lennon257.booth.pm/items/6713417 本リプレイは、「ローグライクハーフ」製作に関する利用規約に準拠しています。 https://ftbooks.xyz/ftnews/article/RLH-100.jpg ●エピローグ【リナ】 パーティが終わり、月に照らされる中で会場の最後の片づけ。 あらかた終わったところで、小さなプレゼント箱を見つけた。 これ、なんだろ。 りにゃへのプレゼントの中にはなかったよね? りにゃも見覚え、ないでしょ? 「ん〜。わかんないならあけてみるの!」 りにゃが無造作にプレゼント箱を開ける。 中には縄を編んだ飾りが入っていた。小さなドングリと、鈴がつけられていた。 飾りには、艶やかで赤みがかった黒い糸のようなものが編み込まれている。 よくわからないけれど、神々しさを感じる。 りにゃが手に取ると、鈴がちりんと、透明感のある小さな音を響かせた。 りにゃはドングリを見て、それが誰からのプレゼントか、わかったみたいだった。 「にーちゃだ。にーちゃ、きてくれたの!」 りにゃはあたりを見回す。わたしもつられてきょろきょろを見回したけど、誰の姿も見えなかった。 にーちゃって、聞いたことある。 りにゃが森で迷子になったときに助けてくれた人。 口は悪いけど、すごく強かったって。蜂の化け物相手に、りにゃと一緒に戦ったって言ってた。 どこにいるかわからないから、招待状も出してないけど。 姿が見えないのがわかると、りにゃは空に向かって、大きな声で呼びかけた。 「ありがと、にーちゃ!」 **** 月明かりの中、木の枝の上に座る人の形をした影がある。 その影は、遠く街のとある一点を見つめ、満足げにうなずいた。 「神狼の髪を編み込んだしめ飾りの鈴。くそ手間がかかったが、たしかに渡したからな、チビ」 人影はその姿を狼のように変えると、その場から立ち消えた。 それを見ている者は、誰もいなかった。    「可愛いあの子に最高のプレゼントを」ローグライクハーフリプレイ 完 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年6月9日火曜日

Re:ゲームブックとホラー(前)@20代からのゲームブック124 FT新聞 No.4885

FT新聞編集長の水波流です。 本日は、Reシリーズ・丹野佑氏による『20代からのゲームブック』 元は丹野氏が20代のとき、約3年に渡って書き綴られた名コラムの再録です。 (2014年2月5日 FT新聞No.391〜2016年11月23日 FT新聞No.1412) (編註:文中のコメントは全て当時のものとなっております) ☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆  おはようございます。丹野です。  映画「シン・ゴジラ」を観てきました。あまり情報を入れずに見たい作品は、さっさと初日に観ることにしています。  やはり詳しい内容を知らないで観るほうがいいタイプのタイトルかと思うので、記事として取り上げることはしません。  が、観るかどうか迷っているのであれば、観たほうがいいと思います。  というわけで話題を変えて、本日の本題に入ります。 ■ゲームブックはホラーに向いている  8月は夏のクトゥルフ・ゲームブック祭りということで、日曜日には一か月連続でホラーゲームブックを配信いたします。  というわけで、今回からはゲームブックとホラーを題材にお話しさせていただこうと思います。  元来、ゲームブックとホラーは相性がいいものです。というのも、ゲームブックが構造的に持っている要素のいくらかは、そもそもホラー的であるといえるからです。  では、その要素をひとつずつ見て行ってみましょう。 ■死んだっていい  あえて今更強調する必要はないかもしれませんが、ゲームブックでは物語にいくつもの結末があります。  言い換えれば、主人公が悲惨な目に合う結末がいくらでも用意できるわけです。  ホラー作品では登場人物の何割か(というか、大半)が死んでしまったり、悲惨な目にあってしまうわけですが、ゲームブックならそれをすべて主人公に味わわせることもできます。  本当に次の瞬間死んでいるかもしれないという恐怖を味わうことができるのは、まさにゲームブックならではですね。 ■これから起きること  「クロユリ団地」などで知られる脚本家・映画監督の三宅隆太さんによれば、アクション映画は「起こっていることでドキドキさせるもの」であり、一方でホラーは「これから起こることでドキドキさせるもの」といえるそうです。  なるほど、同じ殺人鬼を題材にしていても、アクション映画ならいかに立ち向かうかに焦点が向けられるのに比べ、ホラー映画ではいつ現れるかわからないシチュエーションを扱うのが一般的です。  その意味では、ゲームブックは「これから起きること」について読者に想像力を喚起させます。  選択肢を選ぶとき、「こっちを選んだらどうなるか」「もしかしたらこの道には化け物がいるのでは?」というように、その先の展開をイメージしながら選ぶものですよね。その瞬間のドキドキこそが、ホラーの醍醐味というわけです。  と、いうわけで、ゲームブックとホラーは相性がいい!  ……というお話をもう少し続けます。次回はもう少し、踏み込んだ部分についてお話ししようと思います。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年6月8日月曜日

アランツァへのいざない アランツァ百氏族2 FT新聞 No.4884

おはようございます、自宅の書斎から杉本です☆ 今日は前回に引き続き、「アランツァへのいざない」をお送りいたします。 アランツァ百氏族と称しまして、冒険者を輩出してきた氏族を紹介するこの記事ですが……数えたところ89氏族しか存在しないことが判明しました。 ムリに増量するのも違うので、このまま配信してまいります★ それでは、いってみましょう! ◆ガドル家 拠点:城塞都市ドラッツェン 主な種族:半巨人 主な職業:【戦士】  ガドル家は半巨人の家柄。冒険好きの一家で戦士の家系。ガドル家は勇敢な戦士として都市内で評価されており、1年に一度はドラッツェンの城に招かれて、姫将軍ジャルベッタや将軍たちへの謁見を許される。 ◆ポンポース家 拠点:からくり都市チャマイ 主な種族:人間、ドワーフ 主な職業:なんでも  ポンポース家は代々街の見張り塔での警護を担う、警備隊長を務める騎士の家柄。食べることが大好きで、料理に関する見識と腕前で有名。ほがらかな人柄で肥満気味。特に女性は強い母性を持っており、豊かな胸を含むたっぷりとした体格が周囲の人気を集める。多産な家系でもある。 ◆ウェディッシュ家 拠点:からくり都市チャマイ 主な種族:人間、ノーム、ドワーフ、ゴーレム 主な職業:なんでも  ウェディッシュ家はチャマイの時計塔を代々管理する騎士の家柄。責任感の強い、きまじめで親切な家系。しゃべるのはそれほど得意ではないが、仲間を大切にする姿勢によって信頼を得てきた一家。からくりに財のほとんどを費やしてきたため、金銭的なアドバンテージはないが、からくりの乗りものを安くで買うことができる。 ◆ティーニ家 拠点:からくり都市チャマイ 主な種族:人間、ノーム、ドワーフ 主な職業:なんでも  ティーニ家は自然科学者や図書館司書を輩出してきた、研究熱心な一族。チャマイという街の場所柄か、ノームに混じって発明家を目指す者もいる。興味のある分野については早口で一方的に話すフリークな気質を備えており、自分の興味の外にある事柄に関してははなはだ無関心。世の中への貢献といった概念はなく、自分が好きなことを続けるにはどうしたらいいかを考えて生きる。冒険は自分の趣味につながっている場合(たとえば、遺跡に興味があって、遺跡を探索するとき)には非常に熱心だが、単なる稼ぎの手段となっているときにはまったくムリをしない。自分の興味を中心に生きる。 ◆スペイダー家 拠点:からくり都市チャマイ 主な種族:人間 主な職業:【戦士】、【盗賊】  スペイダー家はチャマイに住む冒険者の家系で、銀のエリュシオンことエリュシオン・スペイダーと、冒険作家として知られるロア・スペイダーが有名。剣術も扱う痩せた小柄な僧侶かつ剣士であることが多く、人当たりのいい誠実な態度と、嘘をつかないまっすぐな信条を持ち合わせる。テクア教徒。 ◆ウィステリア家 拠点:からくり都市チャマイ 主な種族:ノーム 主な職業:発明家、【からくり術師】  ウィステリア家はノームの家系。石弓や銃を発明したノームであるウティリヌス(ウッティ)の子孫。この家の者はなんでも作るのが大好きないっぽう、とても飽きっぽい。新鮮なできごとに飢えていて、新しい体験を好む。おしゃべりで明るく、没頭癖がある。テクア神を信仰する。 ◆クイーンハート家 拠点:水上都市聖フランチェスコ、城塞都市ドラッツェン、 からくり都市チャマイ 主な種族:ゴーレム 主な職業:なんでも  クイーンハート家はゴーレムの一族。ゴーレムは血が通った生物ではないため、一族も血のつながりがあるわけではない。作り主を失った身寄りのないゴーレムたちの中から、剣術に興味がある者を集めて作られた一家。一族には「荒野をさ迷うゴーレムの女王」を止めるという目的がある。「ゴーレムの女王」は水没した都市ダムールをかつて支配していた存在で、ドラッツェンの北にあるハオス地方にその遺跡がある。伝説によると女王の時が満ちると世界の崩壊がはじまり、クイーンハート家はそれを食い止めるために活動を続けているのだという。クイーンハート家は自分たちの家から出た冒険者を支援し続ける。その最終目的は世界の崩壊を食い止めるためであり、そのために冒険者になった一族のゴーレムを支援する。 ◆ホワイトウィンド家 拠点:神聖都市ロング・ナリク、自治都市トーン 主な種族:ナリク民(ドワーフ、エルフ、人間の混血) 主な職業:【僧侶】、【戦士】  ホワイトウィンド家は銀色の髪が特徴的な、聖職者の家系。ナリク民。戦槌を使って戦う冒険者の家系でもある。性格はおっとりとしていておおらかだが、のんびり屋に見えて水面下でしたたかな行動をするタイプが多い。ナリク民、セルウェー教徒。 ◆パリストン家 拠点:神聖都市ロング・ナリク 主な種族:ナリク民(ドワーフ、エルフ、人間の混血) 主な職業:【僧侶】  パリストン家は聖職者の家系。鼻筋の通った容姿端麗さで知られ、ロング・ナリクの宗教界ではよくないウワサが絶えない。ウワサの大半は色恋に関連するもので、手練手管を使って人の気持ちを自分に惹き寄せる。そんな手法をとりながらも利害関係にさとく、約束を守りもする。セルウェー教徒。 ◆アナベル家 拠点:神聖都市ロング・ナリク 主な種族:ナリク民(ドワーフ、エルフ、人間の混血) 主な職業:【僧侶】  アナベル家は聖職者の家系。教会や修道院などに住み込み、清貧に暮らしてきた。アナベル家の視線は常に貧民に注がれており、彼らを精神的にも経済的にも救済したいと考え、行動を続ける。しかしながら、政治的な力は弱く、その活動規模は小さい。セルウェー教徒。 ◆エレンシル家 拠点:神聖都市ロング・ナリク、からくり都市チャマイ 主な種族:人間、ナリク民 主な職業:【戦士】、【僧侶】、【聖騎士】  エレンシルは冒険者の家系。チャマイのスペイダー家と深い交流がある。透き通る金の髪を持ち、肌も瞳も色素がほとんどない。バンパイアハンターの一族で、吸血鬼を探し出して葬ることを一族の使命とする。還らずの森やネルドから侵入する吸血鬼たちを倒すべく、チャマイの街に10年以上潜伏した者もいる。セルウェー教徒。 ◆ヴァンダーウッドセン家 拠点:自治都市トーン、神聖都市ロング・ナリク 主な種族:ナリク民(ドワーフ、エルフ、人間の混血) 主な職業:【魔術師】【吟遊詩人】【異国魔法使い】  海賊ジェイクの子孫が興したヴァンダーウッドセン家は、孫娘にあたる「花の女王」アレハンドラが魔法使いとして頭角をあらわしたことで有名になった。アレハンドラは植物に作用する独自の魔法を開発して、園芸関連で一家の資産を増やしたのである。魔法使いや学者の多い家柄だが、船乗りになる者も。海神ホリィドゥーン、または自然神ヴェルディアの信徒。 ◆ザスカル家 拠点:自治都市トーン 主な種族:ナリク民(ドワーフ、エルフ、人間の混血) 主な職業:学者、探検家、【魔術師】  七賢者の1人を世に出した一族。全国を流浪する研究家で、自然に関わる事柄がフィールド。自然を愛し、保護する活動を個人的に行う。ヴェルディア教徒。 ◆コングリオ家 拠点:自治都市トーン 主な種族:末裔 主な職業:漁師、船乗りなど  コングリオ家は末裔の一族で、この一族を選ぶには末裔でなければならない。黒色の肌と長い(背が高いのではなく「長い」)肉体が特徴的な家系。周囲に合わせてこの色が変化して、見えづらくなる。辛抱づよく、待つことに精神的なストレスを感じない無機質な性格。 ◆シルバーフット家 拠点:山岳都市カザド・ディルノー 主な種族:ドワーフ 主な職業:【戦士】【戦鍛治】  シルバーフット家はドワーフの家系。腹の出た典型的なドワーフとは異なり、男性は逆三角形、女性はふくよかな体型になりやすい。ゴブリン、オーク、闇エルフといった悪の種族に対して怒りを抱えており、1体でも多く彼らを倒すことを使命とする。性格は頑固で古めかしく、融通が効かない。仲間に対する信頼があつく、たとえ性格が合わなくとも、信用がおけるなら大事にする(悪口は言う)。ガサツに見えるが武器や防具の扱いはていねいで、戦いにおけるプロフェッショナルでもある。 ◆アダマンフィスト家 拠点:山岳都市カザド・ディルノー 主な種族:ドワーフ 主な職業:鉱夫  アダマンフィスト家はドワーフの家系。鉱物の採掘に関する専門家。ずんぐりとしたどんぐりのような身体つきをしている。 ◆アイアンハンド家 拠点:山岳都市カザド・ディルノー 主な種族:ドワーフ 主な職業:【戦士】  アイアンハンドはドワーフの家系。戦闘愛好者の一家。戦いと酒と宴会と異性が大好きで、楽しい場所には顔を出したい社交的なタイプが多い。 ◆ブロンズヘッド家 拠点:山岳都市カザド・ディルノー 主な種族:ドワーフ 主な職業:【戦鍛治】  ブロンズヘッド家はドワーフの家系。製作を専門としており、部屋で1人黙々とものを作る時間を至福とする。音楽が好きな芸術家肌の面もあって、宿屋や冒険の休憩時に楽器を弾くこともある。性格は社交的ではないものの、人間の営みを見ることは好きで、冒険者の宿の隅で喧騒を眺めながら1人で酒を飲むような性格をしている。戦闘に頭部を用いる「ブロンズヘッド式格闘術」の使い手。 ◆ガゼルハイデン家 拠点:ポロメイア小国家連合 主な種族:人間、エルフ、ドワーフ、コビット 主な職業:【戦士】  ガゼルハイデン家はポロメイア小国家連合を束ねる首長の家系。人望があり、背はそれほど高くないが武芸に秀でている。性格はまっすぐで熱く、清廉潔白。しかしながら、主張の異なる小国家をまとめる立場を務める都合、後天的に計算高く策士の面も育つ。かづら森のエルフたちの王であるフィスティリオン家の王妃をめとり、現在のガゼルハイデン家は人間とエルフの血筋が混じっている。 ◆マイモロー家 拠点:ポロメイア小国家連合 主な種族:人間、エルフ、ドワーフ、コビット 主な職業:【魔術師】  七賢者の筆頭であるティーボグ・マイモローの家系。色白で背が低く、勤勉さと卓越した記憶力をもつ魔法使いの家系。優秀ではあるが、特別というほど才に溢れた一族ではなく、それはティーボグも同様である。ティーボグ・マイモローは事故によって不老を得たため、魔術研究に途方もない時間を費やしてきた。彼女が世界で最も優れた魔法使いとなったのは、エルフの寿命よりも長い時間を生きてきた彼女が、人生の大半を魔法研究に費やしてきたからである。  ティーボグは世界で最も有名な【魔術師】であり、その家族は誘拐行為の対象となる。そのため、ティーボグは100年以上前に一族に絶縁状を送り、故郷を捨てている。現在のマイモロー家と彼女は関わりを持たない。 ◆ブランデーボトムズ家 拠点:ポロメイア小国家連合 主な種族:コビット 主な職業:【獣使い】  ブランデーボトムズ家はコビットの血筋で、その名のとおり故郷の村でブランデーの樽を製造する仕事に従事してきた。ものを作る才の他に飛び道具の扱いに長けていたため、一族から定期的に変わり者が出て冒険者になった。人物としては落ち着いているが、しゃべったり宴会をしたりするときに輪の中にいるのは好きで、人づきあいもうまい。如才ないが野心には乏しく、日々を平和に送ることをもっとも大切にする家柄。 ◆ブックストッパー家 拠点:ポロメイア小国家連合、冒険都市カラメール 主な種族:コビット、ノーム 主な職業:【盗賊】  ブックストッパー家はコビットの家系で、盗賊技を駆使して冒険稼業を行う一族。酒と料理、宴を好む。陽気な一族で、血を好まない。戦いを避けるために行動することが多く、泥棒はするが暗殺はしない。 ◆ハルト家 拠点:蛮族都市フーウェイ、北方都市サン・サレン 主な種族:人間、半巨人 主な職業:【戦士】【獣使い】  ハルト家はフーウェイならびにサン・サレンの支配階級だが、一族の規模は大きくその身分はまちまち。黒髪、黒目、白い肌の一族。性格は命知らずであまりしゃべらず、仲間と目的達成のために命を張れる勇敢さと、見返りなく弱者を守る誇り高さを備えている。いっぽうであまり頭はよくなく、一族の多くが計略や仲間の裏切りによって命を落としている。また、早婚であり、長生きをする気がないため、戦闘力を高める狂戦士の粉のようなドラッグにもしばしば手を出す。 ◆シャルロック家 拠点:蛮族都市フーウェイ、北方都市サン・サレン 主な種族:人間、半巨人 主な職業:なんでも  シャルロック家はフーウェイとサン・サレンを代表する商家。教育が発達していない両都市を支える商売人の一族である。 ◆ユニズク家 拠点:蛮族都市フーウェイ(未実装) 主な種族:人間、ドワーフ、半巨人 主な職業:【秘術師】  ユニズク家は秘術を守る宗教的な一団。二神教徒だが奇跡を使うことはできず、錬金術と秘術を扱う。フーウェイの街では高い尊敬を受けている。この秘術師集団は極寒の雪山で禁欲的な生活を送るため、冒険者が組織を離れたのはその環境に耐えられなかったからという可能性がある。 ◆ヴァロワ家 拠点:死霊都市フアナ・ニクロ 主な種族:ナリク民(ドワーフ、エルフ、人間の混血) 主な職業:【呪術師】  ヴァロワ家はロング・ナリク王家の血筋。フアナ・ヴァロワがこのフアナ・ニクロの永遠の王となって以来、ロング・ナリクから王族をさらってはこの都市に連れ去るという冒涜的行為を続けた結果、数人の「他都市の王族」がアンデッドとしてこの家に存在している。この家はナリクのヴァロワ家と区別してヴァロワ・ニクロの一族と呼ばれる。オスクリードの信徒。 ◆スミエルチ家 拠点:死霊都市フアナ・ニクロ 主な種族:人間、エルフ、ノーム、末裔、ナリク民(ドワーフ、エルフ、人間の混血) 主な職業:【呪術師】  スミエルチ家はフアナ・ニクロに寄せられた「死んだも同然」の人々の集まり。家族同然に結びついているが、お互いに無関心でもある。彼らは自分たちが本当の死を迎えるよりもひと足早く不死化して、この環境に適応することを望む。家族から冒険者になる者が出る場合、それは呪術師であることが多い。オスクリードの信徒。 ◆ファルガス家 拠点:冒険都市カラメール、堕落都市ネルド 主な種族:人間、エルフ、ドワーフ、コビット、ノーム、末裔 主な職業:なんでも  ファルガス家はベルドゥー教を信仰する呪術師の家系。かつてカラメールのケラーツヴェルグ地方を支配したが、領主が暗殺されて一族の残りはネルドへと落ちのびた。性格は陰湿で尊大、悪だくみを得意とする。 ◆クレージョ家 拠点:冒険都市カラメール 主な種族:人間、エルフ、ドワーフ、コビット、ノーム、末裔 主な職業:【魔術師】  クレージョ家は体格のいい魔法使いの家系。ヒゲが豊かに生える一族で、生やしている男性が多い。性格は社交的で、人を安心させる穏やかさがある。混沌とノードについて研究。セルウェー教徒。 それではまた! ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ 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2026年6月7日日曜日

『ガルアーダの塔』1-90階 ローグライクハーフd66シナリオ FT新聞 No.4883

おはようございます、FT新聞編集長の水波流です。 第1日曜日は、ローグライクハーフのシナリオ配信日! お待たせ致しました!d66『ガルアーダの塔』最終回です! 広大な90階建ての塔に、いよいよ最後の階までのシナリオとして、「7回目〜9回目の冒険」が追加されました。 これまでに配信しましたシナリオをアップデートする形ですので、 続きの方も、まだ冒険に出られていない方も、新たにダウンロードしてプレイください! 舞台となる都市サプリメント「水上都市聖フランチェスコ」、中級ルールの改訂版、製品版に向けたカワラベ氏のイラストの一部も再配信致します! ぜひじっくりとお楽しみください。 ローグライクハーフd66シナリオ『ガルアーダの塔』1-90階 https://ftbooks.xyz/ftnews/gamebook/RogueLikeHalf_TowerofGaruada1-90.txt ↓ 都市サプリメント:水上都市聖フランチェスコ https://ftbooks.xyz/ftnews/gamebook/RogueLikeHalf_SUP_St-Francis.txt ↓ ローグライクハーフ:基本ルール2(中級レベル) ver.1.3 https://ftbooks.xyz/ftnews/gamebook/RogueLikeHalf_BasicRuleSet2_Middle-class.txt 【イラスト】 by カワラベ レディ・マチルダ https://ftbooks.xyz/ftnews/article/Garuada_LadyMatilda.png ゴーストマスター https://ftbooks.xyz/ftnews/article/Garuada_GhostMaster.png 猛獣アドン https://ftbooks.xyz/ftnews/article/Garuada_Adon.png ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年6月6日土曜日

FT新聞1ウィーク! 第695号 FT新聞 No.4882

From:水波流 6月28日(日)に開催される『TrollCon Nagoya 1』、応募締切が来週【6月14日】までと迫って参りました! 水波もGMとして参加いたしますが、今回は ・『モンスター!モンスター!TRPG』 ・『ヒューマンズ!ヒューマンズ!』 ・『トンネルズ&トロールズ完全版』 ・『社会思想社版T&T5版』 という、“新旧すべての《これでもくらえ!》”を体験できる特別な機会となっております! 人数にまだ空きがあるうちに、ぜひ下記フォームよりお申し込み下さい! https://gforms.app/r/jORZVgb From:葉山海月 悪役なんかが「貴様は苦しみながらじわじわ死んでいくのだぁ!」とかぬかします。 しかし、我々は「苦しみながらじわじわ」死に向かって生きているんではないんでしょうか? From:天狗ろむ もう今年も半ばまでやってきました。台風や豪雨など、厳しい自然に悩まされることが少ない日々であれと願っております。 そんな6月のおススメ公式シナリオは、先月書籍版も登場した『常闇の伴侶』! 夏至を目前にした初夏の蛮族都市フーウェイに近い太鼓の森での因習にまつわるお話。今年の夏至は6月21日だそうですので、今から始めればゆっくり遊んでもピッタリです。 そして私事ながら…今週のぜろ氏と東洋夏氏のリプレイに、拙作キャラクターを登場させて頂いておりました。記事を確認させて頂いてビックリしたり喜ばしかったり!(恐らく偶然とは思うのですが、【幸運ロール】にクリティカルしたような気持ちに。お二方、ありがとうございます!) From:中山将平 僕ら、明日6/7(日)以下の2つのイベントにサークル参加します! ・「ボードゲームフリーマケット16」 開催地:神戸のKITOホール・ギャラリーA 配置:【めっちゃ08】 ・「コミティア156」 開催地:東京ビッグサイト 配置:【か05a】 また、僕自身は個人サークル「ギルド黄金の蛙」の活動として、「コミティア156」の方にサークル参加します! 配置は【い52a】。自作のカエル人コンテンツを扱います。 東京でカエル人のコンテンツを頒布する機会は多くないと思いますので、お近くの方はぜひ遊びにお越しいただけましたら。 さて土曜日は一週間を振り返るまとめの日なので、今週の記事をご紹介します。 紹介文の執筆者は、以下の通りです。 (葉)=葉山海月 (く)=くろやなぎ (明)=明日槇悠 (天)=天狗ろむ (水)=水波流 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■5/31(日)~6/5(金)の記事一覧 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2026年5月31日(日)かなでひびき FT新聞 No.4876 読者参加企画『みんなのリドルストーリー』第12回(解答編) ・かなでひびき氏による企画。かなで氏が集めた奇妙で結末がない物語の断片。この前半部に、読者の皆様がオチに当たるストーリーを考えるという企画です。 今回のお話は、「立ち止まって、じっと空を凝視する男。そのうちに一人、二人と町の人が集まり始めて、ついには街のみんなが空を見上げはじめた!? 男はどうして、空を見上げっぱなしなままなのか? あるいは空に本当に何かが浮かんでいたのか?」 今回も、ホラーっぽいのからギャグ。こったひねりがあるものから勢いで押し切るネタまで、かなり多彩なオチが豊作! 解答者さんの知恵の数々、お楽しみください! (葉) 2026年6月1日(月)杉本=ヨハネ FT新聞 No.4877 アランツァへのいざない アランツァ百氏族1 ・FT書房が展開するファンタジー世界「アランツァ」について深掘りする本連載、今回のお話は「氏族」について。 アランツァの各地に存在する「有望な氏族」は、冒険者たちを輩出する可能性をもつ集団で、しばしば特定の職業と結びついています。氏族といえば血縁集団というイメージも強いですが、アランツァにおける氏族では、他人どころか他種族を養子として迎え入れることも珍しくないとのこと。 FT書房作品に登場する(または自分で創作する)さまざまなキャラクターたちの背景を想像しながら、何度も読み返したくなる情報が満載です。今回は約30の氏族が紹介されていますが、「百氏族」のタイトルどおり有望な氏族はまだまだあるようですので、どうぞお楽しみに! なお、月曜日の記事の冒頭では、杉本=ヨハネ氏がファン作品のご紹介もしております。シナリオやサプリメントを作成された方は、ぜひお気軽に記事内の連絡先までお知らせください! (く) 2026年6月2日(火)かなでひびき FT新聞 No.4878 『これはゲームブックなのですか!?』vol.133 ・バーチャル図書館委員長かなでひびき氏がゲームブックに関係ありそうでなさそうな周辺のよもやま話をしていきます。 今回紹介する作品はぜろ氏推薦の『魔女の館の殺人』(三日市 零・著 ハーパーBOOKS+)! PR動画の謎を解き、脱出ゲーム『魔女の館の殺人』の参加資格を得た哲学科の変人入ってる美形、柏木詩文と驚異的な記憶能力の持ち主、進藤理人。 山の上の夢幻館に集められた男女10名は、「アリスの呪いを解いて館から脱出せよ」とのミッションに挑戦するのですが、謎解き中にレア焼けバラバラの焼死体に遭遇! タイムリミットが迫る中、脱出に加えて真犯人当てもしなくてはならない「脱出ゲーム」と「クローズド・サークル」のフルコース。あなたは夢幻館から脱出できるか! (明) 2026年6月3日(水)ぜろ FT新聞 No.4879 第3回【可愛いあの子に最高のプレゼントを】ローグライクハーフリプレイ ・軽妙な語り口でお馴染みの、ぜろ氏のリプレイ第494回。引き続き、寝子氏によるローグライクハーフシナリオ『可愛いあの子に最高のプレゼントを』に挑戦しています。 お友達の少女りにゃへのお誕生日プレゼントを探して、森エリアを探索中のウサナギ一行。 森ではトラブル連発です。思わぬ出会いにドリルウサギたちも激おこの事態に!? りにゃのお家に着いてとうとうパーティも始まりますが、これまでの物語に出てきたウサギたちや、とある宿の親子も大集合! 和気あいあいとした雰囲気の中、発生してしまったトラブル対処を『お願い』されたウサナギ。やる気十分で次回に続きます! (天) 2026年6月4日(木)東洋夏 FT新聞 No.4880 ローグライクハーフ『怨霊列車は夜笛を鳴らす』リプレイvol.4 ・X(旧Twitter)にて意欲的にリプレイ執筆中であり、生き生きとしたキャラクターたちが魅力的な、東洋夏氏による「怨霊列車は夜笛を鳴らす」のリプレイ第4回目をお届けしました。 前作の『写身の殺人者』リプレイと同様に、主人公の一人は従騎士の少年・シグナス。そして二人目の主人公は、剣型ゴーレム「おどる剣」クロ。 人をさらう怪物〈怨霊列車〉なる、夜空を走る面妖な列車に乗り込んだ二人は、同行者として陽気なコビット兵士のヨンと、いかめしいドワーフの兵士アルゴットを加え、先頭車両を目指します。 今回はちょうど、中間地点に位置する車両。中で待ち受けていたのは、サン・サレンの鎧を着た女騎士と、そして、唐突な別れ……。 シグナスへの試練は、様々な形で振りかかってきます。それでも何とか踏ん張る彼に、どうぞエールを……! (天) 2026年6月5日(金)休刊日 FT新聞 No.4881 休刊日のお知らせ  ・毎週金曜日は、読者から投稿された記事がここに入れるように、空けてある曜日です。 あなたの記事を、お待ちしております! (葉) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■今週の読者様の声のご紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ひとことアンケートへのご意見をご紹介します。 紙面の都合で、一部省略させていただくかも知れませんが何とぞご了承くださいませ。 すべてのお便りは編集部が目を通し、執筆者に転送しておりますので、いろんなご意見やご感想をぜひお送り下さい。 ↓↓ (匿名希望さん) アランツァへのいざない 第4回 アジール、フェーデ、決闘裁判など、私たちの史実を介して垣間見る、アランツァ世界の様相は、とても興味深いものでした。 ところで、はざま の解説は、私にはとても腑に落ちるものでした。 trpg やゲームブック、あるいは小説などでファンタジーの世界に遊ぶ時、私たちはまさに、はざま の中へと足を踏み入れているように思われるのです。 (お返事:杉本=ヨハネ) ありがとうございます☆ ファンタジー世界は時間を超越したところにあるものですし、私たちの世界の境界線に近い場所にあるものだという考え方も、しっくりきます。 ファンタジーの世界が「はざま」という思い、とても素敵だと思います。 (匿名希望さん) アランツァへのいざない、神々編。楽しく読ませていただきました。 神と言いながら魔法から入るのがユーザーフレンドリーと言いますか、特徴的と言いますか。神々のことがわかると次は天使のことが気になります。普段どこでどんな生活をしているのでしょう? (お返事:杉本=ヨハネ) ありがとうございます☆ 厳密な意味では人が神を観測することはできないので、神そのものについて記述しても(私を含めて)誰にもその真意を理解することはできない、という考えで記事を書きました。 人間が正確に理解できるのは結果、言い換えると恩恵なので、魔法から「神の姿」を想像するという思想設計です。 天使は人間の目が届かないところに普段はいます。 人間の目が届かないところにいるので、どこで何をしているのか人間には分かりません。 たぶんエヴァシュネという、アランツァに重なり合う並行世界にいます。 アランツァに姿を現すのは、基本的には神の使命を帯びた際のみです。 (ジャラル アフサラールさん) 作者の三日市 零さん、変わった名前に聞き覚えがあると思ったら『このミステリーがすごい!』大賞に応募して隠し玉(編集部推薦)として『復讐は合法的に』が刊行された人でした。何でもコロナ禍により在宅勤務となった事が小説を書く切っ掛けだったそうです。漫画『歌舞伎町アンダーサルベージ』の原作もされていて今後が楽しみな作家さんです。 (お返事:かなでひびき) ありがとうございます! コロナの時のエピソード、まるでクロフツの「入院生活が暇だったんで、かの傑作『樽』を書いた、ってのをほうふつさせますねー。 『歌舞伎町アンダーサルベージ』、知らなかったですぅ。勉強になります! ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ■FT書房作品の通販はこちらから☆ FT書房 - BOOTH https://ftbooks.booth.pm ■FT書房YouTubeチャンネルはこちら! https://www.youtube.com/channel/UCrZg-eTeypwqfjwQ4RNIvJQ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■FT新聞が届かない日があった場合 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ FT新聞は休刊日でも「本日は休刊日です」というメールが必ず届きます。 未着の場合は、まず迷惑メールフォルダを一度、ご確認下さい。 もし迷惑メールにも全く届いていない場合は、それは残念ながらお使いのメールとの相性問題などで未着になっている可能性があります。 このところ各社のメールセキュリティ強化のためか未着のケースが複雑化しております。 未着の場合は、下記ページをご参考頂き、個々のアドレスの受信許可設定をお試しください。 https://ftnews-archive.blogspot.com/p/filtering.html *10回未着が続いた場合、そのメールアドレスはシステムより自動的に登録解除されます。再度登録する事は可能ですので、未着が続いた場合は、お手数ですがご自身で再登録下さい。 また【バックナンバー保管庫】は公開期間が2週間ありますので、その間にご自身でテキストを保存されたり、自分で自分にコピーしてメールを送られたりする等、ご活用お願いいたします。 ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年6月5日金曜日

休刊日のお知らせ FT新聞 No.4881

おはようございます。 本日は、タイトルのとおり休刊日です。 毎週金曜日は、読者から投稿された記事がここに入れるように、空けてある曜日です。 あなたの記事を、お待ちしております! FT新聞編集部一同 ■FT新聞へのご投稿はコチラ! こんな記事はどうかな?というご相談からでもぜひご連絡ください。 ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ■FT書房作品の通販はこちらから☆ FT書房 - BOOTH https://ftbooks.booth.pm ■FT書房YouTubeチャンネルはこちら! https://www.youtube.com/channel/UCrZg-eTeypwqfjwQ4RNIvJQ ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。