SPAM注意

(編集・水波)最近SPAM投稿が増えておりますが、見つけ次第手動で削除いたしますので、決してクリックなどされないよう、ご注意下さい。

2026年8月28日金曜日

休刊日のお知らせ FT新聞 No.4965

おはようございます。 本日は、タイトルのとおり休刊日です。 毎週金曜日は、読者から投稿された記事がここに入れるように、空けてある曜日です。 あなたの記事を、お待ちしております! FT新聞編集部一同 ■FT新聞へのご投稿はコチラ! こんな記事はどうかな?というご相談からでもぜひご連絡ください。 ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ■FT書房作品の通販はこちらから☆ FT書房 - BOOTH https://ftbooks.booth.pm ■FT書房YouTubeチャンネルはこちら! https://www.youtube.com/channel/UCrZg-eTeypwqfjwQ4RNIvJQ ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年8月27日木曜日

ローグライクハーフ『怨霊列車は夜笛を鳴らす』リプレイvol.9 FT新聞 No.4964

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ ローグライクハーフ『怨霊列車は夜笛を鳴らす』リプレイ vol.9  (東洋 夏) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■    FT新聞をお読みの皆様、こんにちは!  本日の担当は東洋 夏(とうよう なつ)。  ローグライクハーフ『怨霊列車は夜笛を鳴らす』のリプレイ小説をお届けいたします。  冒険の舞台は、夜を駆け、人をさらうという謎の〈怨霊列車〉。調査を依頼された十二歳の見習い聖騎士シグナスと、その相棒〈おどる剣〉のクロ。そして従者に「面白いこと」を愛するコビット族のヨンという布陣で進んでいきます。  前回vol.8では、ついに〈怨霊列車〉の主ダゲン・ラ・バーゲズと対峙。躯(むくろ)を「役者」と称して蒐集する最悪のコレクターであるバーゲズは、シグナスたちに女騎士グロリアをけしかけます。従者アルゴットを手にかけた因縁の相手であるグロリアは、どうやらバーゲズに操られているようなのですが……。  さて、女騎士グロリアとの対決は如何なる次第となりますでしょうか?  なお、リプレイの性質上シナリオの根幹に触れます。  ネタバレとなりますので、避けたい方はそっと閉じていただけましたら幸いです。    前口上はこれでおしまい。  いざ出発と参りましょう!  ◇ 〈シグナス(レベル8、聖騎士)〉 ・技量点:0 ・生命点:7 ・筋力点:4 ・従者点:9 ・技能:【高潔な魂】【全力攻撃】【癒しの光】 ・持ち物:見習いの片手剣(片手武器、斬撃)、丸盾、板金鎧(防御ロールに+1)、金貨14枚、スノーレパードアイ(金貨30枚相当の宝石)、騎士グロリアの指輪(金貨12枚の価値)、ランタン、食料1食分 〈クロ(レベル11、おどる剣、炎属性)〉 ・技量点:1 ・生命点:6 ・器用点:3 ・従者点:7 ・技能:【装備化】【凶器乱舞】【精密攻撃】【鋼の意志】 ・持ち物:なし    ◇ [先頭車両]最終イベント (承前) 「行きます!」  シグナスは覚悟を決めて前に飛び出した。グロリアの動きは速いが、稚拙に感じられる。もしかしたら彼女の意識と、何か男の魔力のようなものが、せめぎ合っているのかもしれない。ならば攻め立てるのは今だ。全身全霊で斬り込む。    (※〈騎士グロリア〉はレベル4、生命点4、攻撃数2。反応表は「死ぬまで戦う」。手がかりを消費すれば彼女が意識を取り戻して戦闘終了するのですが、残念ながら未獲得。戦うしかありません。バーゲズとの戦闘もありそうですから、ここはクロの【凶器乱舞】を控え、1ラウンドから戦闘開始します。1ラウンド、シグナス【全力攻撃】を選んで成功。クロ、ヨンの攻撃は失敗。防御はシグナスとクロで対応して、成功) 「やあっ!」  グロリアと真っ向から撃ち合っては勝算が薄いと見、シグナスは相手の剣をかわして懐に潜り込み、脇の下に切先を突き立てた。 「おお、いいぞ!」  玉座の男が興奮のままに肘掛けを叩いて喚く。シグナスはそちらを努めて見ないようにする。  痛みを感じているのか、いないのか。グロリアの動きはぎこちないままで、剣の軌道も読みやすかった。日頃の鍛錬が身になってきたのかもしれない。数ヶ月前、悪夢連続殺人事件の渦中にあったころの自分なら、何も分からずに斬られていただろう。主人ノックスが個人的につけてくれた鬼のような剣術特訓にも、ちゃんと意味があったのだ。    (※畳みかけましょう! 2ラウンドはシグナスとクロの攻撃が成功。防御は均等に振り分ける原則からシグナスとヨンです。シグナス成功、そしてヨン……大失敗。ああ……)    シグナスはグロリアの手首を狙って突き入れる。綺麗に入った刺突の衝撃でグロリアの手から剣がすっぽ抜けた。床を転がっていく剣を、目端のきくヨンが素早く捕まえてグロリアから遠ざける。  グロリアの注意が剣に向いた機を捉えて、ここぞとばかりにクロが急襲。グロリアの背後から体当たりする。その一撃は脆くなっていた甲冑ごと刺し貫いた。  しかしグロリアはなおも平然と動く。背中にクロを突き刺したまま、剣を抱えたヨンに向かって進む。 「捕まらないよ、おもろじゃないんでね!」  ヨンは軽やかに飛び退いた。そのはずだった。掴み掛かったグロリアのリーチの外へ、確実に距離を置いたはずだった。グロリアが人体の構造の限界を超えなければ。  ばきり、という破裂音が響くと同時に、シグナスは信じがたい光景を目の当たりにする。グロリアの腕が凄まじい速さで〈伸びた〉のだ。 「ヨンさん逃げて!」  シグナスは警告を叫ぶしかできない。クロはグロリアの背中で身を捩るが、何かに押さえつけられて抜けない。ヨンはグロリアの左手に捕まって躯の壁に押し付けられ、右手で剣を取り返され、そして首に真一文字の鮮やかな赤い線が開かれた。 「ヨンさん!」  一拍遅れて傷から血が吹き出す。あれほど雄弁だったコビットの口からは、何の言葉も転がり出しては来ない。ねえ、ヨンさん、その冗談こそおもろじゃないよ……。  シグナスは嵐の只中に立っているようだった。轟々と耳鳴りがし、視界はびしょ濡れで何も見えず、手足は我が物ではない力に引っ張られてふらついている。何かを叫んでいるような気もしたが、分からない。  その世界を破ったのは拍手の音。玉座から身を乗り出したバーゲズが、感無量の顔で喝采を送っていた。 「どうかね、シグナス。炎を操る剣、起き上がる骸骨の家臣、記憶喪失風味、それから今のが最新のギミック、伸びる腕だ! おおそして忘れてはならぬスパイス、失われる友人! 波乱にはバリエーションのあった方が面白いだろう。観客は飽き性だからな、仕掛けも常に驚きを持たせねばならぬ。お前の躯には何を仕掛けようかシグナス。何をしたらお前の主人は喜ぶかね? ん?」 「だ……」 「もう少し大きな声で発言したまえ」 「黙れっ!」 「おっほほぅ、これは良い。怒ったか。正義の為に怒っている。合格と言いたいところだが」  玉座の男が指を動かすと、グロリアがシグナスに向かってきた。その腕はまたも伸び始め、先ほどとは違う角度に曲がりながら、剣の切先がシグナスの心臓を狙っている。 「さあどうする、切り抜けてみせよ!」    (※3ラウンド。シグナス、【全力攻撃】を選んで成功! グロリアの生命点が0になりました)    この時、シグナスの精神は怒りと混乱が極まって真っ白な状態だった。何もない。だからこそ、迷わず動けたのだろう。ここはナリクのリエンス屋敷の裏庭で、主人ノックスが傍にいる気がした。 『相手よりも得物が短ければ、懐に飛び込むことだ。迷うな。速さで勝れば良い』  シグナスは腕を無視する。死中にあって働いた勘だった。玉座の男がグロリアを操っているなら、騎士としてのグロリアの運動能力は削がれているはずだと。びゅんと音を立てて耳の横を剣が通り過ぎる。シグナスはグロリアの胸に深々と剣を突き立てた。 「そこまで!」  玉座の主の一声で、グロリアの体から力が抜ける。女騎士は糸を切られた操り人形のようにばたりと床に倒れ、ぴくりとも動かなくなった。その背中からようやく解放されたクロが這々の体で抜け出して、シグナスに寄り添う。 「素晴らしい友情だ。私はゴーレムをコレクションに加えるのは初めてだが、上手く処理してみせよう。揃いで運用する」 「バーゲズ卿、僕はあなたを許しません」  高笑いが玉座の間を満たした。壁に押し込まれた躯たちが、どちらに同意を示しているものか、かたかたと細かく震える。 「おおシグナスよ。前座として楽しませてもらった故、今の無礼は許す。だが我が手中に収むるのは既定の事実であることを忘れるな」 「決まってない」 「オリジナリティを出そうとする。良い。これは独創的に違いない。健気な従騎士とゴーレム。その魂を握られて我が身を差し出す聖騎士は、猟犬の異名を持つ冷酷非情と思われた悪魔殺し。万雷の拍手で迎えられることであろう! 決めたぞシグナス。お前たち主従を揃えたら、列車はナリクへ飛ぶ。聖騎士団だ。合戦をさせよう。王女をさらい、飛竜の炎で焼き尽くされる様を演じる我が聖騎士団!」  シグナスは玉座の主に剣を突き付けた。 「卿、あなたと何も話す必要がないことは分かりました。絶対に、許さない!」 「そう急くな。お前のポテンシャルを全て引き出してやらねばならん。どれ」  玉座の主が指を鳴らすと、突然グロリアの躯が爆発する。    (※最終イベント第2ラウンドのゴングが鳴ります。シグナスくん、負けるんじゃないぞ! 〈怨霊公爵ダゲン・ラ・バーゲズ〉はレベル5、生命点4、攻撃数3。0ラウンドに非情にもグロリアの躯を爆発させることで攻撃を加えてきます。この攻撃は奇襲かと思いますので、先に処理しましょう。対象は1d3名。ここは1名と出ましたので、シグナスで対応します。【生命ロール】(目標値5)に対し、出目2でセーフ)   「うっ……!?」  シグナスは直撃をかろうじて避けたが、突然の炎に目が眩んだ。 「はははははは、仕掛は多い方が良い!」    (※引き続き0ラウンド、クロ【凶器乱舞】成功。1ラウンドの攻撃はシグナスが【全力攻撃】を成功させます。防御はシグナス2回、クロ1回で割り振ります。この防御でシグナスくんが大失敗(ファンブル)しますが、車掌さんのパッチン♪パワーによって成功に転換します。そしてクロもひっそり防御失敗)  剣を手にした玉座の主が、炎の幕の向こうから飛び出してくる。あわやというところで、クロが鋭く宙を舞って、剣を振り上げた玉座の主の腕をすっぱりと斬り落とした。ごとりと床に落ちたその腕は、白骨である。 「そうだ、お前のポテンシャルも引き出してやらねばならんのであったな!」 「真っ平御免だ」 「拒否権が無いという事実が飲み込めんとみえる。これだから平民は」  シグナスが飛びかかる。その一撃は、見事に玉座の主のもう一方の腕を斬り落とした。白骨が、がらがらと音を立てて床に散らばる。ダゲン・ラ・バーゲズもとっくに生者では無くなっているのだ。 「これ以上、戦う必要はありません。あなたは武器が持てないんですから。降参を!」 「うむ良い良い。その展開も鑑賞者を楽しませる。斬り込んでみよ」 「なにを……っ!?」 「挑発に乗るなシグナス!」 「勇気はどうした、聖騎士シグナス」  玉座の主の無防備な胴体を目掛けて突進しようとしたシグナスは、耳元で「緊急信号!」と叫ぶ声に不意を撃たれて、たたらを踏む。その靴先を掠めて白骨の爪が振り下ろされ、激しく床を削った。白骨で抉られた床は瞬間的に氷結する。足を止めなければ、今ごろ引き裂かれた体ごと氷漬けになっていたはずだ。  その一方、シグナスのすぐ横を飛んでいたクロは別の白骨の手に追いかけられている。それぞれに剣を持った二本の手。正確無比な剣撃は達人のそれで、しかもグロリアのそれのように伸縮自在な骨の腕ときた。自分よりも格上の〈おどる剣〉に追い立てられるのと等しい話で、瞬く間にクロは防戦一方に追い込まれ、数合の斬り合いの後ついに撃墜された。床に叩きつけられたクロは、屈辱に悶える。鎌首をもたげた二本の腕が、剣の切先を絡ませて嘲笑っていた。 「おお、どうやって避けた?」  玉座の主はシグナスに興味津々である。しげしげとその顔を覗き込み、 「あやつか! 車掌の分際で余計なことをしよってからに。まあ良い、続きだ。この幕は長いほど楽しめるであろう」    ◇  今回のリプレイはここまでです。    ヨンさんとのお別れの時が来てしまいました。  厳しさもまたローグライクハーフの醍醐味とはいえ、短いながら印象的な人物であったがために別れの寂しさもひとしお。  元凶たるバーゲズに完膚なきまでに勝利して、はなむけとしたいところです。  ねえヨンさん、シグと剣どんのこと、もう少しだけ見守っていてくださいね。  それでは、また最終車両にてお目にかかりましょう。  良きローグライクハーフを!   ◇    (登場人物)  ・シグナス…ロング・ナリクの聖騎士見習い。12歳。  ・クロ…シグナスの相棒の〈おどる剣〉で、元人間だと主張。  ・ヨン…身長1メートルほどの陽気な種族「コビット」の兵士。面白さがすべて。グロリアとの最後の対決にて落命。  ・アルゴット…土を掘り、金属を加工する技術に優れた種族「ドワーフ」の兵士。グロリアの火球により落命。  ・グロリア…サン・サレンの女騎士。バーゲズの命令でシグナスに襲い掛かるが……。  ・ダゲン・ラ・バーゲズ…〈怨霊列車〉の主。役者と称して躯(むくろ)を蒐集する、最悪の手合い。 ■作品情報 作品名:『怨霊列車は夜笛を鳴らす』 著者:ロア・スペイダー イラスト:海底キメラ 監修:杉本=ヨハネ 発行所・発行元:FT書房 購入はこちら https://booth.pm/ja/items/6820046 『雪剣の頂 勇者の轍』ローグライクハーフd33シナリオ集に収録 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年8月26日水曜日

第5回【エメラルド海の探索】ローグライクハーフリプレイ FT新聞 No.4963

第5回【エメラルド海の探索】ローグライクハーフリプレイ ※本作品はローグライクハーフの規定に基づくリプレイ記事です。ローグライクハーフ「エメラルド海の探索」の詳細な内容に踏み込んでおりますのでご了承ください。 ぜろです。 ローグライクハーフ「エメラルド海の探索」の冒険譚です。 今回の主人公たちは、元剣闘士で熟練の傭兵ヴァルグと、彼と行動をともにする、左腕に「獣の腕」を宿す少年ハルト。 貿易都市ビストフの領主マキシミリアンから受けた依頼はクラーケンの討伐。 海域を封鎖する海賊を退治した後は、クラーケンの居所を探る遠見師エラ・シエロの捜索。 その最中、嵐を抜けた海に突如現れた幻狼の島。 海神の導きを感じ上陸した面々ですが、玄室から出現した魔狼たちに取り囲まれてしまうのでした。 【ヴァルグ レベル19 技量点2 生命点9 筋力点4 従者点9】剣闘士(元) 【ハルト レベル9 技量点1 生命点7 筋力点4 従者点8】獣使い 「クラーケンぶっ殺し」号 技量点1 生命点9 攻撃回数2 【砲撃】ダメージ2点 ●アタック02-4 魔狼との死闘【ハルト】 玄室からのっそりと出てきた巨大な狼。師匠が言うには「悪魔」の類だという。 その狼が呼び寄せ、森から飛び出してきた三匹の黒狼。 オレたちは完全に取り囲まれてしまった。 船長やコビットたちを守って戦わなければならない。 「ヒース、いけるか?」 「ギャウゥ」 嵐を抜けてから、ヒースの体調が良くない。船酔いなんだと思う。 それでもヒースは火を吐こうとした。しかし、うまくはいかなかった。 「ありがとう。ヒースはみんなを守ってくれ。オレと師匠であいつをやっつける」 師匠はというと、肩をこきこきと鳴らし、二刀流で高揚している。 「動きが軽いってのはいいねェ。遠慮なくやらせてもらう……ぜッ!」 そして周囲の黒狼を無視して、いきなり魔狼へとしかけた。 しかしそれは、黒狼が妨害し、阻まれてしまった。 「邪魔すんなボケェ!」 オレは黒狼の一匹を相手取る。動きの素早い獣に、オレの武器は相性が悪い。 襲いくる黒い狼に、オレの黒い腕から繰り出される巨大な槌。 黒狼がまっすぐ飛び込んできたおかげで、オレの横殴りの一撃が一匹を吹き飛ばした。 しかし、残る一匹がコビットたちの方へと向かってしまう。 「船長!」 オレは船長の技量に期待する。 しかしその前に立ち上がったのは、ヒースだった。 ヒースはコビットたちに向かった黒狼に、横合いから体当たりをしかけ、かみついた。 火を出せないなら牙をむく、と言わんばかりに。 「ヒース、無理はしないで」 「ギャウ!」 そのとき、魔狼が動いた。 巨体とは思えないすばやさで師匠を襲う。師匠が回避すると、次はオレへと突進してきた。 けれどもオレの目線は、残り一匹の黒狼が、ヒースに向かうのを捉えていた。ヒースは目の前の黒狼を倒すのに夢中で気づいていない。 いけない! オレはとっさに走り込み、ヒースと黒狼の間に割って入った。 槌でけん制し、黒狼の攻撃を防ぐ。そこへ魔狼がオレに飛びかかる。 オレは押し倒され、魔狼の牙を「獣の腕」で受けた。 「ぐうっ」 鋭い痛みが走る。同時に血がたぎり、目の前の獣を倒せと心の中でなにかが叫ぶ。 「俺を無視すんじゃねェッ!」 師匠が、残り一匹の黒狼をあっさりと蹴散らし、さらに聖剣で魔狼に斬りつけた。 それは魔狼に確実なダメージを与え、オレの腕は自由になった。 呼び寄せた黒狼をすべて倒され、傷を負ったことで、オレたちが油断ならない相手と悟ったのだろう。 魔狼は距離を取り、オレたちを威嚇する。 「そっちから来ねェなら、こっちから行くまでだ」 師匠が魔狼を追う。オレは師匠について動く。 魔狼が大きく跳躍した。師匠は軽いステップでそれをかわすと、魔狼に斬りつけ、ダメージを重ねてゆく。 魔狼は標的を変えた。 まっすぐオレに向かってくる。さっき傷を負わせたオレの方が、与しやすいと思われているんだ。 悔しいけど、そのとおりだ。 魔狼に巨体で押さえつけてくる。オレはまた地面に倒されてしまう。 防戦一方だ。 そこにヒースが魔狼の横腹にかみついた。 ヒース、オレを助けようとして必死になってくれてる。 しかし魔狼が身体をふるわせると、ヒースははじき飛ばされてしまった。 魔狼がオレに牙をむく。 オレは身を護るために腕を突き出す。 それは右腕。普通の腕の方だ。 魔狼は突き出された右腕に、鋭い牙をつき立てた。 激しい痛みが走る。しかしそんなことではオレの血のたぎりは抑えられない。 これでいい。魔狼の動きは止まった。 「ウオオォォォ!!」 心の叫びを声にして、オレは獣の腕で、渾身の力を込めて、魔狼の顔面を殴り飛ばした。 魔狼は情けない叫び声を上げ、バウンドしながら地面をゴロゴロと転がり、ぐったりと横たわると動かなくなった。 「ハルトにおいしいトコ、取られちまったな」 師匠は倒れた魔狼を確認すると、トドメを刺した。 [プレイログ] 【66 玄室の魔狼】 【玄室の魔狼 レベル5 生命点4 攻撃回数2】 【黒狼 出現数3 レベル5】 【0ラウンド】 ヒースの攻撃 サイコロの出目1 ファンブルで失敗 【1ラウンド】 ヴァルグの攻撃 サイコロの出目1 ファンブルで失敗 ハルトの攻撃 サイコロの出目3+修正2 黒狼3匹→2匹 ヒースの攻撃 サイコロの出目5 黒狼2匹→1匹 魔狼の攻撃 ・ヴァルグの回避 サイコロの出目2+修正3=5 回避 ・ハルトの回避 サイコロの出目3+修正1=4 命中 ハルトの生命点7→6 黒狼の攻撃 ・ヒースの回避 サイコロの出目3 命中 ここでハルトが【騎馬防御】を発動。筋力ロールに成功すれば、騎獣へのダメージを無効化できる サイコロの出目2+修正4 防ぎきった ハルトの筋力点4→3 【2ラウンド】 ヒースの攻撃 サイコロの出目4 外れ ハルトの攻撃 サイコロの出目2+修正1=3 外れ ヴァルグの攻撃 サイコロの出目6 黒狼1匹→0匹  追加攻撃 サイコロの出目6 魔狼の生命点4→3  追加攻撃 サイコロの出目1 ファンブル 魔狼の攻撃 ・ヴァルグの回避 サイコロの出目4+修正3=7 回避 ・ハルトの回避 サイコロの出目6 クリティカルで回避 【3ラウンド】 ヴァルグの攻撃 サイコロの出目5 魔狼の生命点3→2 ハルトの攻撃 サイコロの出目3+修正1=4 外れ ヒースの攻撃 サイコロの出目5 魔狼の生命点2→1 魔狼の攻撃 ・ヴァルグの回避 サイコロの出目5 回避 ・ハルトの回避 サイコロの出目3+修正1 命中 ハルトの生命点6→5 【4ラウンド】 ・ハルトの攻撃 サイコロの出目5 命中 魔狼の生命点1→0 勝利 ●アタック02-5 さまよえる幽霊船【ポール】 「皆、喜べ! ばく大な財宝を発見した。これは海神の導きである!」 船長が高らかに宣言する。探索隊は、大量の財宝を手に戻ってきた。 留守を守る船員たちは大いに盛り上がり、各々のポーズで海神に祈りを捧げる。 玄室を守る狼の姿をした悪魔を退治したという。 今回も、ヴァルグもハルトも大活躍だったらしい。なぜだか私も誇らしい気分になる。 ハルトは右腕に包帯をしていた。無傷というわけにはいかなかったようだ。 それでも、嵐の海を抜けてのこの成果は、海神ホリィドゥーン様の導きによるものだと確信できた。 船員たちに囲まれ、褒めたたえられるヴァルグとハルト。 普段と変わらぬヴァルグに比べ、少年らしい照れくさそうな表情を浮かべるハルトが印象的だった。 ハルトの代わりにヒースが喜色をたたえ「ギャウ」と鳴いた。 まだマントはしているものの、もうフードで顔を隠してはいない。 無口な印象だった少年は船員たちに受け入れられ、少しずつ変わっていた。 予期せぬ財宝を手に入れた私たちは、遠見師エラ・シエロ探しの船旅を再開する。 数日後、見張りが海原を漂う一隻の船を発見した。ボロボロに朽ちた帆船だ。 かなり古びており、見たところ乗組員が操船しているようには見えない。ただただ漂っている。 「生存者がいないことを慎重に確認しろ。遺体は海葬だ。船は……状態を見て判断する。曳航に耐えられるなら引き取る。貴重だからな」 ハーツデイル船長は甲板に立ち、双眼鏡を目に当てながら淡々と指示を出している。 それから、横に立つハルトの方をちらりと見た。 「しかし今回のように、目的があって船の回収ができないときや、港から遠すぎて曳航できないときは、船ごと海に沈めるのがならわしだ。なぜだかわかるか?」 ハルトは首をひねり、眉を寄せた。 「さっぱりわかりません。船ごと沈めるなんてもったなくないですか。砲弾だって貴重なのに」 「怨念を残した船を放置すればやがて幽霊船となり、海をさまよって他の船を引き寄せ、沈めていく。だからこそ、幽霊船になる前に海に還してやるのだ」 そのとき、ハルトに並んで船を眺めていた、ヴァルグの鋭い観察眼が違和感を感じ取った。 「あの船の砲門、動いてねェか?」 「なんだと!?」 船長が双眼鏡を構え直す。船長の表情に緊張が走る。 「調査は中止だ。戦闘配置! 奴はもう『幽霊船』だ! 面舵いっぱい!」 私とニーナは慌てて左舷の砲座にとりつく。 「ハルトちゃん、しっかりつかまりな。海に投げ出されないように」 白奴に言われたハルトは体を低くし、ヒースをしっかりと抱き寄せた。 船は右に大きく旋回をはじめ、ゆるやかなカーブを描きながら幽霊船に接近していく。 それとともに、徐々に左舷が幽霊船を正面に捉えてゆく。 幽霊船の砲門が視界に入った。それはぐねぐねと異様な動きをしていた。 明らかに人の手によるものではない。まるでそれ自体が得体の知れない生き物のような動きだった。 「わああっ!」 恐慌をきたしながら砲撃する。 そんな状態での砲撃だったが、十分な距離と角度を得ていたため、それでも幽霊船の船体に着弾した。 その時、私は見た。幽霊船に、無数の黒いもやのような人影が乗っているのを。 それらは、無言で私を見つめていた。まがまがしい呪詛の声が聞こえてくる。 ドウン! 大きな音がして、幽霊船の船体が大きく揺れた。ニーナの砲撃だ。 「飲み込まれてはダメ。自分を取り戻して!」 ニーナの叫びに、はっと我に返る。 そこに反撃がきた。幽霊船の砲撃はしかし本船には当たらず、近くの海に水柱を上げるのみ。 命中精度はかなり低い。 「取り舵だ! 左舷を敵船に向けたまま周回するぞ」 ハーツデイル船長が的確な指示を下す。動きのない幽霊船に対して有効な戦術だ。 私は幽霊船の怨念におそれおののいていたが、現実的な砲撃の応酬に、徐々に自分を取り戻していた。 敵船の操船技術は低い。砲撃もつたない。これなら……! 私とニーナの砲撃は次々と幽霊船の船体を傷つけてゆく。 いける。このまま押しきれば……! 幽霊船からの砲撃は、次第にその精度を増してきた。 そして黒い霧をまとった砲弾が、うなりを上げて飛んできた。 「ッ!」 左舷の砲座近くに仁王立ちしていたヴァルグが、動いた。 彼はあろうことか、甲板に深く踏ん張り、両手の剣を交差させて砲弾を正面から受け止めたのだ。 ガァァンッ!! 耳をつんざく金属音とともに、砲弾が空中で弾き飛ばされた。 信じられない光景だった。 人間の力で砲弾を弾くなど、ありえない。 「ぼさっとすんな! さっさと沈めちまえ!!」 私はその声に背中を押され、夢中で砲撃を続けた。 やがて幽霊船の船体が大きく傾いた。砲弾が二発飛んでくる。最後のあがきだ。 しかしまずいぞ。これはどちらも着弾コースだ。 「チィッ!」 ヴァルグがふたたび動き、腕の筋肉をパンパンに膨らませ、また一発の砲弾を力任せにはじいた。 しかしもう一発を同時に防ぐことはできない。 「着弾するぞ。衝撃に備えろ!」 船長の号令。 そこに小さな影が走り込んできた。 ハルトだ。 そしてハルトは驚くべきことに、着弾寸前の砲弾を、獣の腕で力任せに殴り飛ばした。 弾かれた砲弾は、黒い霧をまき散らしながらコースを外れ、海へと落下していった。 砲弾を素手で殴りつけるとは! まったく、なんて師弟だ。 その頃には幽霊船の船体はほぼ横倒しになり、砲門をこちらに向けられない状態になっていた。 私はダメ押しの砲撃を加えた。 「もう良い。撃ち方やめ」 船長が号令を下す。 私が目にしたのは、浮力を失った幽霊船が、黒い霧ごと溶けてゆくように、ゆるやかに海中へと没してゆく光景だった。 オオォ……オオォオォ…… 生きとし生けるものに呪いを振りまく呪怨の声も、徐々に薄れ、消えていった。 [プレイログ] 【66 玄室の魔狼】 宝物判定2回 サイコロの出目5 1d6×1d6のアクセサリー サイコロの出目2と6 金貨12枚の価値のアクセサリー(狼の刻印の腕輪) サイコロの出目4 1d6×5の宝石 サイコロの出目5 金貨30枚の価値の宝石(エメラルド) 手がかりを用いて財宝を発見する。 精巧な彫刻が施されたアクセサリー(金貨120枚) ハチミツの塊を消費し、ハルトの生命点1点回復(5点→6点) 【中間イベント 幽霊船の襲撃】 【幽霊船 レベル4 生命点7 攻撃数2 ダメージ2 防御点1】巨大なクリーチャー 器用ロール目標値5。 ヴァルグ サイコロの出目3+技量点2=5 成功 ヴァルグが幽霊船を発見。先攻する。 ※この処理は間違い。先攻の判定ができるのは本来、〈物見〉を連れている時だけ。 後に気づいたのでそのままとし、ヴァルグが鋭い観察眼で発見した描写に繋がった。 【0ラウンド】 ポールの砲撃 サイコロの出目3+技量点1 命中 幽霊船の生命点7→6 ニーナの砲撃 サイコロの出目3+技量点1 命中 幽霊船の生命点6→5 幽霊船の攻撃 ・ヴァルグの回避 サイコロの出目6 回避  【十字剣】発動。次ラウンドの幽霊船のレベル4→3 ・ハルトの回避 サイコロの出目5 回避 【1ラウンド】 幽霊船のレベルが4→3に ポールの砲撃 サイコロの出目4 命中 幽霊船の生命点5→4 ニーナの砲撃 サイコロの出目3+技量点1 命中 幽霊船の生命点4→3 幽霊船の攻撃 ・ヴァルグの回避 サイコロの出目2+修正2 回避 ・ハルトの回避 サイコロの出目2+修正1 回避 【2ラウンド】 幽霊船のレベルが3→4に ポールの砲撃 サイコロの出目2+技量点1 外れ ニーナの砲撃 サイコロの出目4 命中 幽霊船の生命点3→2 幽霊船の攻撃 ・ヴァルグの回避 サイコロの出目6 回避  【十字剣】発動。次ラウンドの幽霊船のレベル4→3 ・ハルトの回避 サイコロの出目4 回避 【3ラウンド】 幽霊船のレベルが4→3に ポールの砲撃 サイコロの出目5 命中 幽霊船の生命点2→1 ニーナの砲撃 サイコロの出目1 外れ 幽霊船の攻撃 ・ヴァルグの回避 サイコロの出目2+修正2 回避 ・ハルトの回避 サイコロの出目3 回避 【4ラウンド】 幽霊船のレベルが3→4に ポールの砲撃 サイコロの出目5 幽霊船の生命点1→0 勝利 宝物判定 サイコロの出目1+修正1 金貨1d6枚 サイコロの出目1 金貨1枚入手 ●アタック02-6 遠見師の島【ハルト】 幽霊船が消えると、霧が晴れたかのように、さあっと視界が明るくなった。 深みをたたえたディープブルーから、エメラルドのような鮮やかな緑がかった輝きへ。 その海の色を反射して、空気の色まで明るくなったみたい。 「皆、ご苦労だった。おかげでエメラルド海に入ることができたぞ」 船長が、ここまでの旅路をねぎらうように言った。 「南方から流れてくる暖流。それがエメラルド海のトロピカルな色あいを作り出してんだ」 いつの間にかオレの隣に来ていた白奴が、説明してくれた。 パシャン、と水音がした。船が水を切る音とは違う。 船と並走するように、跳ねながら泳ぐ生き物が目に入った。 「おやイルカじゃないか。しかも白いとは珍しい」 「ピュイ! キューイ!」 イルカというらしいその生き物は、高音で歌うような鳴き声を奏でた。 そしてやがて、船を追い越し、先導するかのように進み始めたんだ。 「この動きは……船長」 「ああ。イルカは賢い生き物だ。ホリィドゥーン様の加護を受け、我々を案内してくれているのかもしれん」 「では」 「ああ。あの白きイルカの導きに従ってみよう」 クラーケンぶっ殺し号は、イルカを追うように進む。 途中で一見何もないように見える海域を迂回するように航路を変える。 その頃にはオレも、イルカが船を導いているように感じ始めていた。 やがて島影が見えてきた。 白イルカは「キューイーー」と鳴きながら、胸のあたりにあるひれをぶんぶんと動かした。 それはまるで、手を振って別れを告げているようだった。 そしてざぶん、と海に潜ると、その姿は見えなくなった。 「おお。あれは。あれこそが『遠見師』の住む島に違いない」 島の形が鮮明になってくると、船長はそう宣言した。 中央にこんもりとした森のある小さな島だ。 森の入口付近に粗末な造りの小屋があるのが船からも見えた。 「上陸するぞ。『遠見師』を丁重に迎え入れねばな」 ハーツデイル船長自らが赴くという。 下船するのは、船長、師匠、そしてオレの3人だ。 「なんでェ。俺じゃ信用ならないってのかよ」 師匠が詰め寄るように言うと、船長はため息まじりに言った。 「むしろ、君だから信用がならないんだがな。礼儀作法など最も遠いところにいる男だろう、君は」 そう言われては、師匠は何も言い返せない。 正直、それにはオレも内心、激しく同意してしまった。 小舟を降ろし、上陸する。 オレと師匠がまっすぐ小屋を目指そうとすると、船長が制止をかけた。 「待て。止まれ」 「どうした。小屋に行くんじゃないのか?」 「この砂浜は、迂回して進む」 「なぜだ?」 船長と師匠のやりとり。 「この砂浜は……危険かもしれない」 「ただの砂浜だろ?」 「だといいんだが……確かめてみよう」 船長は、付近にいた手のひらサイズのカニを素早くつかむと、砂浜の方に放り投げた。 ぽてっと砂に落ちたカニは、すぐに体を反転させて起き上がる。 「だからなんだ。なんもねェじゃねえか」 師匠が言った瞬間、ざばっと盛り上がった砂が腕のように勢いよく伸び、一瞬でカニを飲み込んでしまった。 「やはりか。砂アメーバ。砂浜に擬態したクリーチャーだ。人くらい簡単に飲み込んでしまう」 オレは思いもよらない砂の動きに息を呑んだ。 砂に紛れた怪物? 「なんでわかったんですか?」 「勘だ。あとは経験か」 砂アメーバの擬態は完璧で、動きを止めていたらまず発見できないという。 動いていてさえ、風もないのに砂がちらつく程度の違和感でしかわからないらしい。 オレたちは砂浜を迂回し、ゴツゴツした岩場の方から内陸へ歩みを進めた。 「『遠見師』エラ・シエロってどんな人なんですか? どうしてこんなところに住んでるんです?」 「当然の疑問だなハルト君。彼女は、世間との繋がりを絶って隠棲していると言われている。その理由まではわからないがね」 「船長はどうして場所を知って……」 「会った者、助力を得た者はいる。そこからもたらされた情報だ」 あと少しで小屋というところで、ゴゴゴゴ、と山鳴りのような音が響いた。 オレは足を止め、視界を上げる。 それは信じられない光景。 森が、動いた? オレの視界の先、小屋の向こうの森が、動いていた。 いや、違う。森が動いてるんじゃない。 バキバキ、メキメキ、と木々が折れる音。 そうして、木々をかき分けるようにして、巨大な殻を背負った生き物が姿を現したんだ。 背中の殻には苔、それどころか小さな木々までが生え、まるで小さな森を背負っているよう。 「なんて巨大なヤドカリだ。まるで要塞だな」 船長に「要塞」と名づけられたヤドカリの太い脚が地面をえぐり、木々を押し倒し、こちらに向かってくるのだった。 次回、要塞ヤドカリの脅威! [プレイログ] 【21 イルカ】 ・反応表 サイコロの出目3 友好的 →今後の道案内の演出にしました 【43 幽霊船】 ・判定ロール 目標値4 で回避可能。 ヴァルグ サイコロの出目1 失敗 ハルト サイコロの出目4 回避に成功 →幽霊船イベントは中間イベントとかぶるので、イルカの演出で迂回させて登場させず。 【63 砂アメーバ】 【砂アメーバ レベル4 生命点8 攻撃回数3】 ・反応表 1 無視 【ヴァルグ レベル19 技量点2 生命点9 筋力点4 従者点9】剣闘士(元) 【装備】 片手剣(高品質) 初撃のみ攻撃ロールにプラス1 聖剣(片手武器) 【アンデッド】【悪魔】に攻撃ロールプラス1 魔法の鎖鎧(生命点+2 防御ロール+1) 【食料】2 【金貨】20 【持ち物】 ランタン 魔法の大盾(従者の飛び道具防御+1) ハチミツの塊1(生命点+1) 魔法のつるはし 2回分 精巧なアクセサリー(金貨120枚) 【格闘術】【十字剣】【不屈の一撃】【神眼】 【未使用経験点】1 【従者】 ポール(砲兵) ニーナ(砲兵) 【ハルト レベル9 技量点1 生命点7→5→6/7 筋力点4→3/4 従者点8】獣使い 【装備】 槌(打撃/高品質) 初撃のみ攻撃ロールにプラス1 革鎧(生命+2 器用ロール+1) 【食料】2 【金貨】44→45 【持ち物】 ランタン 蟹座の彫刻(金貨300枚、持ち物欄2消費) ボロボロのペンダント(金貨1枚) →売却 浮力の胴着(水中ペナルティを無視。泳ぎの判定+2) 狼の刻印の腕輪(金貨12枚) エメラルド(金貨30枚) 【獣血】【凶暴化】【騎馬防御】 【未使用経験点】0 【従者】 ヒース(火吹き獣/技1)炎耐性 ・0ラウンド攻撃からすみやかに1ラウンド攻撃が可能 ・特定のクリーチャーに2点ダメージ ●船 クラーケンぶっ殺し号 技量点1 生命点9 攻撃回数2 【砲撃】ダメージ2点 船の強化 【船体補強】生命点+2 【煙霧放出器】巨大クリーチャーからの防御ロール+1 3ラウンドまで ■登場人物 ヴァルグ 元剣闘士の傭兵。悪名は知れ渡っているが、危険な依頼は後を絶たない。 ハルト 自称ヴァルグの弟子の少年。左腕に「獣の腕」を持つ。 ヒース ハルトが連れている火吹き獣。火を吹く。騎乗生物のため乗ることも可能。 ポール クラーケンぶっ殺し号の砲撃手。砲撃手になりたての青年船員。 ニーナ クラーケンぶっ殺し号の砲撃手。ポールとは知り合いの女性船員。 ヴィルヘルム・マクシミリアン ビストフを治める領主。ネグラレーナを統治するマクシミリアン家と名を連ねる者。 ハーツデイル クラーケンぶっ殺し号の船長にしてビストフの貴族。 エラ・シエロ 遠見師。クラーケンの居場所を探るのに必要な人材。 白奴 コビット乗組員たちをまとめるチーフ。 ■作品情報 作品名:ローグライクハーフd66シナリオ「エメラルド海の探索」 著者:杉本=ヨハネ 監修:紫隠ねこ 発行所・発行元:FT書房 ローグライクハーフ基本ルール及び「黄昏の騎士」本編 https://booth.pm/ja/items/4671946 ローグライクハーフd66シナリオ「エメラルド海の探索」 https://ftbooks.booth.pm/items/4941872 本リプレイは、「ローグライクハーフ」製作に関する利用規約に準拠しています。 https://ftbooks.xyz/ftnews/article/RLH-100.jpg ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年8月25日火曜日

中山将平の個人サークル「ギルド黄金の蛙」出張所 第2回 FT新聞 No.4962

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ 中山将平の個人サークル「ギルド黄金の蛙」出張所 第2回 「夏コミの新刊(カエル人の全て衣食住編)ご紹介」 (中山将平) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■    おはようございます。  コミケ108へ参加してきたイラストレーターの中山将平です。  1日目にはFT書房として、2日目には個人サークル「ギルド黄金の蛙」として、それぞれブースに立ってきました。  FT書房ではご存知の通り、『モンスター!モンスター!TRPG』のソロアドベンチャー『廃都脱出』を新刊として刊行しました。  では、ギルド黄金の蛙には新刊があったのか!?  ええ、あったんです。  『創作・RPG・ファンタジー汎用異種族設定集 カエル人の全て(衣食住編)』というタイトルで、前作(魔法と儀式編)と同じくカエル人の文化や生き方について描いた本です。  引き続き、僕が作っている「カエルの勇者ケロナイツ」のシリーズ本でもあります。  今日は、せっかく作ったのでこの本についてご紹介したいと思います。  ご興味の方に、ぜひご一読いただけましたら。  それでは、早速みてみましょう。 ◆ 基本情報  まずは基本的な情報から。  この本は本文24ページ、全ページフルカラー、サイズA4の同人誌です。  僕が文章も絵も編集も全部してみました。  コミケ以外にも、これからたくさんのイベントで扱う予定です。  boothでの通販は、ご希望の声がいただけた際に考えようと思っています。 ◆ ケロナイツの解説を掲載!  さて、肝心の内容ですが、全24人創造したカエル人の勇者である『ケロナイツ』のうち、前作に含まれなかった全員の解説を入れました。  元々、12人ずつ掲載しようと決めていたんです。  このシリーズは2冊で完成することを想定していまして、本作で一通り考えた情報が揃ったと言えるかと。  とはいえ、実は書ききれなかった設定がまだまだありますので、気が向いたときにどこかで追加のまとめを作るかもしれません。  ◆ 衣食住以外にも書いたこと  今回の作品には、タイトル通りカエル人の「衣食住」について、それぞれ情報を載せました。  しかし、書いたのはそれだけではありません。  他にも、「身体」「掟と裁判」「冒険道具屋」「異種族との関係」「特殊な職業」について色々と考えたことをまとめました。  特に「特殊な職業」の最終ページには本作の中で最大に力を入れた絵を掲載していまして、実際これは次作の表紙に再使用しようかなと考えています。 ◆ 次作について  そう、次作!  次の作品を、今まさに考えているところでした。  実は年末のコミケまでは、これまでの2冊の英語版作成に挑戦しようと決めています。  それができたら、次は「カエルの勇者ケロナイツTRPG」より先に、物語……カエル人たちの冒険をお見せしたいと考えています。  本形式ですが、かなり特殊な種類になることが予想され、既存の言葉で表しづらいものになるかと。  作ってみて、バランスを調整したいと思います。  どんどん作っていくつもりですので、ぜひご期待いただけましたら。  それでは、今日はそろそろこのあたりで。  よきファンタジー・ライフを。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年8月24日月曜日

☆新作告知☆ FT新聞 No.4961

おはようございます、自宅の書斎から杉本です☆ これまでに配信した「30分で遊ぶ1人用TRPG ローグライクハーフ」の製品化につきまして、「この作品の書籍版が欲しい」「出たら買うよ」という作品のお名前を教えていただきたく、アンケートを実施します。 作品のお名前を教えていただけましたら、さいわいですm(__)m https://x.gd/QpqSp いろんな作品の準備を進めております……なかなかに忙しい今日この頃です。 ◆ゲームマーケット2026年秋に向けて☆ きたる2026年10月16-17日に、東京でゲームマーケットが開催されます。 FT書房からは新刊として「ローグライクハーフ版 ガルアーダの塔」を刊行いたします! ◆ことの経緯。 「『ガルアーダの塔』を本にしたいな……。」 そんな声が、自分の内側から聞こえてきました。 『ガルアーダの塔』……それは、全60階建ての塔を登る、ある電源系ゲーム(かつゲームブック)が好きという思いから生まれた作品です。 ◆「ガルアーダの塔」の思い出話。 「ドルアーガの塔」という、全3巻のゲームブックがありました☆ 同名のゲームから生まれた作品ですが、ゲームブックブームの時代を代表する作品のひとつです。 今でも「いちばん好きなゲームブック」に挙げる方の多い、鈴木直人氏による傑作です。 マッピングの楽しさ、塔内に施された仕掛け、ゲームデザインなど、とても完成度の高い作品ともいえます。 私はこの作品をリアルタイムでやらなかったのですが、「塔を上へ上へと登っていく」という感覚は素晴らしいなと思い、自分の作品でもやりたいなと考えました。 DruagaをもじっているうちにGaruadaという名前が生まれて、悪魔ガルアーダを倒すために、ひたすら塔を登っていくゲームブックにしようと決めました。 それで、このFT新聞の日曜配信枠で、「ガルアーダの塔」をひたすら書いていきました……初出はNo.57です……メールマガジンを開始してから2ヶ月経たない段階で、制作を開始したわけです。 今から13年も昔の話です☆ この「ガルアーダの塔」の連載は、とてもホットなものでした。 なんと「毎週日曜日」に、新しい階を配信していたのです! すごい若さだなと思います……1週間ごとにゲームブックを配信していくのは楽しくもあり、激務でもありました。 はじまったばかりのFT新聞でしたが登録者は増え続け、とても楽しかったのを覚えています。 ◆人気はあったが、戦略でコケた。 そんな「ガルアーダの塔」は人気で、FT新聞に掲載された作品から書籍版が出た、最初の作品になったと記憶しています。 思い出深い作品でしたが、第1巻が出てから先の展開でしくじり、第2巻を出せないまま現在に至ります★ 第1巻を書いた後、私はこの作品の続きを書くことができませんでした。 というのは、ある会社に雇われて、ある雑誌の編集長をすることになったからです。 その仕事を3年半ほど続けたところで、ゲームブック執筆への思いやみがたくなり、編集長を卒業してゲームブック執筆へと戻ってきたのですが……2018年に「ガルアーダの塔」の第2巻にあたる21階以降をFT新聞に掲載したところ……この作品への記憶や冒険記録紙そのものが失われている読者が多く、続きを「遊んだよ」という声がほとんど届かなかったため、打ち切り同然に連載を終えることとなりました。 言うまでもなくこれは、私の責任です。 ◆残念な気持ち。 これは私にとって、とても残念な〈できごと〉でした。 刊行したのは第1巻だけですが、「ガルアーダの塔」の第2巻、第3巻の内容はほぼできあがっていて、その上で連載を書いていたからです。 そのプロットは正確で、私がやるべきことは文章部分を推敲していくことだけでした。 私が「ガルアーダの塔」に思い入れがあるのは、ひとつにはこの作品の内容にあります。 「オレニアックス剣術学校」の卒業生である主人公とその同級生の8人が、悪魔ガルアーダ討伐のために塔を登る。 長いこと会っていなかった仲間どうしの微妙な距離感、変わったものと変わらないもの。 そういう青春模様を描きながら、アランツァという世界の生きたキャラクターをしっかりと描写できている手応えがあり、また彼らのことを大好きになっていきました。 だから、とても残念だったのです。 ◆失った我が子がよみがえった……! 私は「ガルアーダの塔外伝」と称して短いゲームブックを書いたり、「オレニアックス生物学」と称して8人の仲間たちの学生時代を書いたりして、なんというか、「ガルアーダの塔」にずっとしがみついてきました。 しかし、今から「ガルアーダの塔」の第2巻と第3巻を刊行するというのは、いかにも無理があります。 そうこうしているうちに、「30分で遊ぶ1人用TRPG ローグライクハーフ」がスマッシュヒットを果たして、いま3年と5ヶ月ほどが経ち、人々に愛されるロングセラーへとなりつつあります。 そうなったら、やるしかない。 アランツァという世界のことを「知りたい」と言ってくださるファンの方が増えた今、ローグライクハーフ版の「ガルアーダの塔」を出すことは、私の魂が命じるところなわけです☆ そこで私は今年の2月から合計3回に分けて、90階建てに増築したローグライクハーフ版の「ガルアーダの塔」を日曜配信枠で送らせていただいた、というわけです。 我ながら執念深いと思いますが……配信の評判はおおむね良好で、紙の書籍としてこれを出すことができそうだ、というお話です。 ◆まだ、やり切っていない……! しかし、です。 FT新聞上で配信されたローグライクハーフ版「ガルアーダの塔」には、ひとつ、私が納得いかない点が存在します。 それは、「自由な主人公で遊べる」ことを優先した結果、主人公も仲間たちも登場しないというところです★ これを加えずして「ガルアーダの塔」を完成させることはできないと、私は考えております。 完成に向けて、ひた走っております☆ ◆「都市サプリメント:聖フランチェスコ市」「新職業:道化師」も収録!! 作品には、冒険のスタート時に主人公が拠点にしている街「聖フランチェスコ市」の都市データと、【新職業】としてこの水上都市にふさわしい【道化師】が収録されます。 さらに、「アランツァワールドガイド」と称して、旅するラクダ人であるカメル・グラント教授から見た聖フランチェスコ市の旅の記録が掲載されます☆ さらにさらに、「ガルアーダの塔」に関連する、いくつかの記事が載せられるかもしれません……それについては、また! 時をムダにせず、風のように速やかに、力づよく、全力でやっていきます……それではまた! ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年8月23日日曜日

ローグライクハーフシナリオソムリエ その7『テラーエイト 〜Terror Eight〜』 FT新聞 No.4960

◇◆◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ローグライクハーフのシナリオソムリエ(自称)の本日のおススメシナリオ その7『テラーエイト 〜Terror Eight〜』 天狗ろむ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆◇◆  おはようございます! 「1人用TRPGローグライクハーフ」の楽しさに魅せられ、ローグライクハーフのシナリオソムリエ(※)を目指す編集部員、天狗(あまく)ろむです。 (※ワイン専門の給仕人ソムリエのように、皆様のローグライクハーフのシナリオ選びの際の手助けが出来る人になりたいな、くらいの意味です)  さてこちらは、特に「個人制作シナリオの周知」を目的としたローグライクハーフのシナリオの紹介記事です。  ところで、最近のAI技術の発展は、目をみはるものがありますよね。著作権やファクトチェックといった点での諸問題も見受けられるので、法整備などの対策が待たれますが、とはいえこれからの時代はAIを上手く活用しながら付き合っていけると、創作への可能性が広がるだろうなと感じています。  AIを積極的には使っていなくても、英語の自動翻訳などにはお世話になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。天狗ろむは英語の技量点がほぼ0なので、〈できごと〉の英語名などをつけるさいにはお世話になっています。合ってるか、までが何とも言えないので、雰囲気でそれっぽく……なってるといいな……(弱気)という感じですが。  FT新聞でも、水波編集長が実験的に非実在作家・森梟夫(もりきょうふ)先生との共作でゲームブック作品を発表していらっしゃいますが、手直しなどは流石に必要とはいえ、見事なものです。個人的には森梟夫先生の語り口がとても好みです。渋めのボイスそうで!  おっと、話が逸れました。イケオジ(イケてるオジさま)っぽいと食いついてしまう私の悪い癖です。  今回のシナリオ紹介記事の第7弾は、そんなAIを上手く活用して作られたシナリオとなっています。リプレイでもGMをAIにお願いして上手に楽しんでおられる、にこたんさんの作品です。  まずはご本人から紹介して頂きましょう! ◇◆◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ はじめまして、にこたんと申します。 普段はAIと一緒に楽しくローグライフハーフで遊んで、noteにログを残しています。 今回紹介させていただく作品は『テラーエイト 〜Terror Eight〜』です。 継母の異質さに気づいて恐怖している少年を救うため、一緒に屋敷を探索するストーリーとなっています。 朝日を無事に浴びることができたとき、驚愕の真実が貴方に刃を向ける……かもしれません。 ・ジャンル:ゴシックホラー ・形式:d33 ・世界観:共通世界(アランツァ) ・難易度:普通(多分……) ・プレイ時間:10ー15分 ・適正レベル:10~ ・対象年齢:12-99歳 ※一部恐怖・不快な印象を与える描写が含まれます ・シナリオの公開場所:TALTO https://talto.cc/projects/qLmcb1UDTn8J-3QoAkOVB ・このシナリオを作ったきっかけ、コンセプト テラーエイト〜恐怖の8時間というワードが思い浮かんで、ストーリーを広げていきました。 できるだけアランツァの世界観を邪魔しないように、基本的に敵は異形なる怪物という設定にしています。 ・こんな人におススメ! アランツァの具体的な地名をあげてませんので、冒険の途中でふらっと、いつでもこちらの世界に紛れ込めたりできます。 また純然たるファンタジーの合間に、日常に潜むホラーを楽しめます。 ・シナリオを作っていて楽しかった点、難しかった点 わたしはAIも好きで、このシナリオのフレーバーテキストにはClaudeの生成テキストを使用しています(もちろんアイデアやプロット等は自身で考えてますが……)。 生成AIと創作はいろいろと議論される部分かと思いますし、クオリティや責任感、精度などももちろん大切だと思いますが、それだけでなく創作は「やってみる」「楽しんでみる」というのも必要と思っています。それらをAIが後押ししてくれたので、シナリオ制作への大変さ(孤独さ)への負荷がなく、一緒におしゃべりしながら作れたのは楽しい経験でした。 ・作者から一言 FT新聞は長らく愛読させていただいてますが、ローグライクハーフ暦は4ヶ月です。 難しそうだなぁという理由で、今までずっと手が出せてなかったのですが、AIと一緒にやってみたらすごく手軽に楽しむことができました。 ですので、もしそういう方がいらっしゃったら、気軽に楽しんでいただけますとうれしいです。 ◇◆◇◆◇  ご紹介ありがとうございました!  まずはシナリオのあらすじを補足させていただきましょう。  舞台としては、共通世界アランツァのどこか。貴方が冒険者として旅をしている途中のお話です。  旅をしている間に訪れた色んな街で聞く「失踪者」の噂。それぞれの共通項もなさそうで、夜の間に行方不明となり、戻ってきた者はいない……そんな、不穏な噂を耳にするところから始まります。嫌な予感がしますね……!  そんな折、一人の少年と出会います。「助けてください」と縋るような、迷うような目をした彼の話を聞くと、どうやら少年の継母になる女性が父親の元に嫁いできてから、父親の様子がおかしくなり、使用人や近所の老夫婦も気づいたら行方不明になっていたのだと言います。  そして、極めつけは「継母の目が、光っていた。人の目じゃなかった」……冒頭に聞いた、噂に似た状況。怪しさ満点の少年の継母の正体を探るべく、貴方は少年と共に彼の屋敷へ潜入することになるのでした。  ゴシック・ホラーの通り、洋館を探索します。その闇の中に潜む怪物たちの対処をしながら、話は進行していきます。  冒険の開始時の時間は夜の8時。1つの〈できごと〉につき1時間が経過して、〈できごと〉を1枚めくるごとに朝が近づいてきます。全てめくることができれば朝の4時。貴方は無事に朝日の光を浴びることができるでしょうか。  お話の中では「手がかり」も重要なポイント。複数集めておくと宜しいかもしれません。ただし、更なる衝撃が待ち受けている場合もありますが……! 是非、真相は貴方の目で確かめてみてください。 『テラーエイト』のもう一つの意味に辿り着けたとき、私は戦慄してしまいました。基本的に静かでありながら、それでも確かに、視界の隅にちらつくようなゾワゾワした恐怖感。そういうホラーがお好みの方であれば、楽しんで頂ける作品になっているかと思います!  にこたんさんの仰っていた通り、シナリオ制作には大変な部分もあります。書いても書いても終わらない〜! という作業量の問題だとか、これ本当に面白いのか……? みたいな疑念だとか。とは言え、創作は楽しんで取り組むのが一番大事なポイントではないかと思っています。その点を、AIと一緒に作ることで楽しく出来たというのは、個人的には素晴らしいことだと思います。  にこたんさんはAIとの共作後、ご自身の力のみでフレーバーテキストを書きあげたり(『風になる。走る』がそうですね)、また、『テラーエイト』などの雰囲気満点サムネイル画像はご自身によるペン画だそうです!  AIに後押しされながら、創作パワーをいかんなく発揮している様子を拝見すると、AIとの共生はこんな感じが望ましいのではないかなぁ、とすら感じます。  という訳で、もしシナリオを作ってみたいけれど、二の足を踏んでいらっしゃるのであれば、AIとの連携も案の一つに入れても良いのかもしれません。まず一つ完成させてみること、これをクリア出来れば、恐らく道は開けると思いますので。勿論、ご自身の手で作り上げてこそ! という方も、全力で応援しております! 出来上がったらぜひ、シナリオソムリエで紹介させてくださいね。 『テラーエイト』をプレイしてみた感想は、FT新聞の感想フォームからでも、作者さん自身に直接でも、どうぞお気軽にお寄せください!  それでは、今回はここまで。次回のシナリオ紹介記事にてお会いしましょう。  貴方に良き冒険のあらんことを!  天狗ろむでした! ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年8月22日土曜日

FT新聞1ウィーク! 第706号 FT新聞 No.4959

From:水波流 京都の毎年恒例、下鴨古本市に行って参りました。 娘は神社にかき氷を食べに行く日として認識している様子。 ざっと回りつつ、購入は1冊だけ。本棚にもある聖エルザクルセイダーズ1巻を100円均一から救出。 そしてXでも話題を攫ったのは、ペリーローダン559冊4000円!(1冊7円!) 買っても読み切れないしなぁ笑 全巻読んでいる人は日本にいるのだろうか……? From:葉山海月 物事を忘れっぽいということはいいこと。 少なくとも、前読んだ本が新鮮な感覚で読める! ……私が前と同じ話をしてたら教えてください。 あなたかわたしが、タイムループの罠にはまっているかもしれない。 うん、私はボケてない! From:中山将平 僕らFT書房は、明日8/23(日)以下の2つのイベントにサークル参加します! ・「グッドコミックシティ32大阪」 開催地:インテックス大阪 配置:【6号館B ヒ12a】 ・「コミティア157」 開催地:東京ビッグサイト 配置:【M04b】 前者である「グッドコミックシティ32大阪」には、僕の個人サークル「ギルド黄金の蛙」もサークル参加します。 配置は【6号館B ヒ27b】です。 是非お立ち寄りいただけましたら。 さて土曜日は一週間を振り返るまとめの日なので、今週の記事をご紹介します。 紹介文の執筆者は、以下の通りです。 (明)=明日槇悠 (天)=天狗ろむ (く)=くろやなぎ (葉)=葉山海月 (水)=水波流 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■8/16(日)~8/21(金)の記事一覧 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・2026年8月16日(日) かなでひびき FT新聞 No.4953 読者参加企画『みんなのリドルストーリー』第13回(回答編) ・かなでひびき氏による企画。かなで氏が集めた奇妙で結末がない物語の断片。この前半部に、読者の皆様がオチに当たるストーリーを考えるという企画です。 今回のお話は、「ある辺鄙な街で、殺人を犯した男。 死体を埋めるまではうまくいった。しかし、そこへ『誰かいるの?』ガサガサと茂みの向こうから女の子の声が聞こえ、あまつさえ近づいてくる。 熊の叫びを真似して追っ払い、その場は逃れたものの……。 はてさて、彼を待ち受ける運命は!?」 今回もギャグからシリアスな知的なものまで!? 回答者さんの知恵の数々、お楽しみください! (葉) 2026年8月17日(月)杉本=ヨハネ FT新聞 No.4954 ぬい活の話。 ・5月下旬のある日、杉本氏の元に届いた実の妹さんからのLINE。 特定地域の100均に行って、あるものを買ってきてほしい、というふしぎなお願いをきっかけに、奥深き「ぬい活」の世界を知ることになった杉本氏は思います。 (FT書房のキャラクターのぬいぐるみ、欲っしいー☆) そんな折、8月9日(日)出展の「TGFF(テーブルゲームファンフェスタ)」にて実現した、あるサークルさんとの出会い。 はたして、杉本氏は「ミナ・ガーデンハート」のぬいぐるみを手にし、着飾らせることができるのでしょうか?☆ 無償公開が開始された、恵那ケミカル氏による「モンスター!モンスター!TRPG」サプリメント、「霧の国サーリアス」もお見逃しなく! (明) 2026年8月18日(火) 紫隠ねこ FT新聞 No.4955 冒険は君の手で作れ! 第1回 ・『ローグライクハーフ』の生みの親のひとり、紫隠ねこ氏による『Four Against Darkness』(4AD)の解説記事をお届けしました。 ローグライクハーフと4ADの関係性については、ローグライクハーフが誕生した2023年にもいくつかの記事が配信されましたが、残念ながらバックナンバーの電子書籍(2021年版まで)には未収録です。そのため、特に「ここ1〜2年のあいだに初めてローグライクハーフやFT新聞を知った」という読者の方にとっては、ローグライクハーフのルーツについて知ることができる貴重な記事となっています! 今後も数回にわたり火曜日に配信予定ですので、どうぞお楽しみに☆ ※過去の関連記事:「4ADとローグライクハーフ」[2023/09/14、No.3886]、「『黄昏の騎士』が出来あがるまで」[前編:2023/11/09、No.3942、後編:2023/11/23、No.3956]など (く) 2026年8月19日(水)ぜろ FT新聞 No.4956 第4回【エメラルド海の探索】ローグライクハーフリプレイ ・軽妙な語り口でお馴染みの、ぜろ氏のリプレイ第506回。 今回の主人公は筋骨隆々な傭兵・ヴァルグ。そして、彼を師匠と呼び、赤い毛並みを持つ大型犬を連れ、「獣の腕」を宿す少年・ハルト。 二人は「クラーケンぶっ殺し号」に乗って、まずは海域を荒らす海賊船の討伐に成功! 陸に戻って数日後、今度はクラーケン探しの為、「遠見師」を探す旅の始まりです。 前回の航海で【呪い】を受けていたヴァルグは、何と解呪せずに2回目の冒険へ!? ハンデがあっても気にしない彼らしい振る舞いですが、どうやらとある神様が味方してくれたようで……? (天) 2026年8月20日(木)岡和田晃 FT新聞 No.4957 D&D第5版リプレイ〜リヴァイアサン計画、そして予言の洞窟へ〜 第5回  ・本作は、かつてD&D日本語版公式サイトに掲載されていた、エベロン世界が舞台の『ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版』リプレイ「竜の予言に選ばれし者たち」の続編。そのリプレイ5回目をお届けします。 賊の襲撃を受けつつも、目的地、コースの街についた一行。 しかし、待っていたのは、ただならぬ様子で君たちを追いかけてくるガリマール率いる警備の連中だった。 なんとかそれをまいて、ロウ・ディストリクト内で、ジュスの旧友アウフルの店を探して回る。 住人から話を引き出す話術を駆使し、迷路のようなスラムをたらい回しにされ、やっとのことでたどり着いたアウフルの屋敷だったが…… 今回は「技能チャレンジ」なるスキルを活用する必要が! その辺の駆け引きも、ぜひお楽しみあれ! (葉) 2026年8月21日(金)けいねむ FT新聞 No.4958 トンネルズ&トロールズ カザンの戦士たち紹介 ・2023年4月、FT新聞にけいねむ氏による『PC版T&Tがよくわかる本?〜T&Tハンドブック紹介〜 FT新聞 No.3733』という記事が提供されましたが。今回はその本編に当たるコンピューターRPG『トンネルズ&トロールズ カザンの戦士たち』を紹介します。 本作は、後年の『トンネルズ&トロールズ完全版』に先駆けて、各作品の都市、街道、迷宮、勢力関係へ具体的な位置を与えた……つまり古典ソロアドベンチャーごとに分かれていたトロールワールドを、一つの「歩ける世界」へ再構成したコンピューターRPGです。 その歴史、背景などを深掘りしつつ、古い設計であるからこその欠点。それを補ってあまりある魅力を、トンネルズ&トロールズファンのけいねむ氏が深い含蓄に裏打ちされた愛で語ります。 初心者の方はもちろん、ベテランの方にとっても勉強になる記事です! (葉) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■今週の読者様の声のご紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ひとことアンケートへのご意見をご紹介します。 紙面の都合で、一部省略させていただくかも知れませんが何とぞご了承くださいませ。 すべてのお便りは編集部が目を通し、執筆者に転送しておりますので、いろんなご意見やご感想をぜひお送り下さい。 ↓↓ (ぜろさん) 遅まきながら「霊廟館の悪夢」の感想です。 ローグライクハーフのルールの枠内で、めちゃくちゃ本格的なミステリを仕上げてしまうなんて、さすがというほかない見事さでした。しかもそれだけでなく、推理ごとの展開の枝分かれぶりといったらもう! 出来が良すぎて、いつか出るかもなローグライクハーフ短編シナリオ集第二弾みたいなのに収録されるの期待してもよろしいでしょうか!? (お返事:齊藤飛鳥) いつも熱いご感想を下さり、感謝感激ですm(_ _)m♪ 初めて作ったシナリオで、とても緊張しておりましたが、お楽しみいただけて安心いたしました^^ 推理ごとの枝分かれは、当初はこんなになる予定ではなかったのですが、「Aの場合はB」「Bの場合はC」という展開が発生することに気づき、収拾をつけねばと慌てるうちに、現在の形に落ち着きましたf^^; 他の方のシナリオを読み返すと、枝分かれがもっときれいでスマートに決まっておりますので、今後の課題としております^^; (忍者福島さん) 出題編で落語っぽく書かれてたので、サゲも地口オチとさせてもらいました(笑) 次の演者にさせていただきましたジャラル・アフサラールさんにも感謝です! (お返事:かなでひびき) ありがとうございます。 いやー、本編の雰囲気にそこまで合わせていただいてありがとうございます! 続いて、あそこまでミステリミステリしたお話を書いていただいたジャラルさんにも、この場をお借りしてお礼いたします。ありがとうございます! (シュウ友生さん) けいねむ様へ 「トンネルズ&トロールズ カザンの戦士たち紹介」、興味深く拝見しました。  そして思う事は、T&T第五版を勇んで遊んでいた学生当時に知り、持っておきたかった!という事ですw  ただ、だからこそ全て自分で考えアイデアを盛り込む、TRPGだからこその精神を培えたのかもしれないとも思いますが…。 (お返事:けいねむ) ありがとうございます。 私がT&Tを、TRPGを始めたのは大学入学直後で、当時社会思想社T&T5版ルールブックを入手したのと同時に本作品と『T&Tハンドブック』を手に入れる事が出来たので非常に幸運でした。 T&Tハンドブックの方を当時の実セッションでもかなり活用したので、本稿に見られる「資料としてのPC版T&T」としての使い方を最初から行っていました。 (核通さん)  8月21日(金)の、「トンネルズ&トロールズ カザンの戦士たち紹介 FT新聞 No.4958」を読み、けいねむ様の熱意と、情報量に圧倒され、敬服しました。感謝いたします。 (お返事:けいねむ) ありがとうございます。 このように言っていただけると、調べて書いた甲斐があります。 この記事の前作を書いた2023年当時に比べて、AI技術の発達により情報ソースを探す事が非常に容易になりました。 本稿はその恩恵をダイレクトに受ける事が出来た記事でもあります。 (ジャラル アフサラールさん) カザンは普通に道歩いていても殺されるという米花町(*1)かロアナプラ(*2)かゴッサム・シティ(*3)のような都市だとコラムに書かれていましたwww *1 『名探偵コナン』の舞台の町、驚異的な犯罪発生率(笑)の地域www *2 『BLACK LAGOON』の舞台である東南アジアの都市。複数の犯罪組織による支配下にある世界最悪レベルの治安の悪さの犯罪都市。 *3 『バットマン』に登場する架空の都市。凶悪なヴィランが跋扈する犯罪都市で、蝙蝠のコスプレオジサンの手で辛うじて治安が守られている。 (お返事:けいねむ) いつもありがとうございます。 原稿を提出してから気がついたのですが、「危険地帯に入る前にセーブ、とは書いたけれども、街中で普通にエンカウントするこのゲームに安全地帯あったっけ?」と我ながら思いました…笑 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ■FT書房作品の通販はこちらから☆ FT書房 - BOOTH https://ftbooks.booth.pm ■FT書房YouTubeチャンネルはこちら! https://www.youtube.com/channel/UCrZg-eTeypwqfjwQ4RNIvJQ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■FT新聞が届かない日があった場合 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ FT新聞は休刊日でも「本日は休刊日です」というメールが必ず届きます。 未着の場合は、まず迷惑メールフォルダを一度、ご確認下さい。 もし迷惑メールにも全く届いていない場合は、それは残念ながらお使いのメールとの相性問題などで未着になっている可能性があります。 このところ各社のメールセキュリティ強化のためか未着のケースが複雑化しております。 未着の場合は、下記ページをご参考頂き、個々のアドレスの受信許可設定をお試しください。 https://ftnews-archive.blogspot.com/p/filtering.html *10回未着が続いた場合、そのメールアドレスはシステムより自動的に登録解除されます。再度登録する事は可能ですので、未着が続いた場合は、お手数ですがご自身で再登録下さい。 また【バックナンバー保管庫】は公開期間が2週間ありますので、その間にご自身でテキストを保存されたり、自分で自分にコピーしてメールを送られたりする等、ご活用お願いいたします。 ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。