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2026年9月8日火曜日

これはゲームブックなのですか!? vol.137 FT新聞 No.4976

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ 『これはゲームブックなのですか!?』vol.137  かなでひびき ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■  唐突ですが、あなたは飛行機に載っています。 「キのフレタ」ような大学生風の男が、「この飛行機を東大向けて突っ込ませます」と拳銃片手に宣言してます。  さて、横の席に座っていた男がささやきかけます。 「安楽死用の薬、買いませんか? あなたの全財産で」  今だったら、この設定、出版社側でストップがかかるんじゃないの?   と、余計な心配をしつつ、バーチャル図書委員長、かなでひびき登場!   今回は、そのまんまズバリ『落ちる飛行機の中で』(著:乙一/集英社文庫 短編集『ZOO2』に収録)よ!  話戻すね。  で、見回してみると、いかにも「イジられまくる人生の落伍者」みたいな学生が、「すいませんすいません」言いながらスッチーさん射殺!  それを諌めようとした東大出の紳士も射殺! 「東大に落ち続けて五年。もはや東大に受かることこそ人生で、あとは余生!」と信じる彼の今の人生の目的は、この飛行機の頭を東大校舎に向け、突っ込むことだった!  危機迫る中、主人公の隣の席の男が言う。 「このまま行ったら、地獄のような阿鼻叫喚な苦しみを味わって死ぬことになります。それよりはいかかでしょう? これを打って安楽死する、ってのは?」  彼の手には液体の入った一本の注射器があった。 「買いませんか?」と聞いてくる彼。  しかし、まずはじめの問題って、「この飛行機が落ちるか否か?」ってことよね。  犯人が取り押さえられ、捕まってしまったり、犯人が突然心臓発作を起こしたりして、危機がのぞかれれば、死ぬ必要はないじゃない?  見ると、犯人は本当に頼りない吹けば飛ぶよなヒヨっ子。  だから、取り押さえようとする人が続出するけど、そのたびに何かが起こってかかっていった人全員が銃口の餌食になっているのよね。  恐ろしいほどの運に守られているのは明白。  しかし、運命の女神って、ほんとに些細なことで逃げ去るよね。  つまり「落ちる」とは確定していないのよね。 「落ちるか、落ちないか?」  これが第一の分岐。  そして、隣席の男はセールスマンだから、当然のように高く売りつけようとしてくるわけ。  この場合、主人公は、3万円の現金とキャッシュカードしか持っていない。  キャッシュカードは3百万ほどある。  そして、サラリーマンは全額で売りつけようとする。  けど、ちょっと考えてちょうだい。 「もしこの飛行機が落ちなかったら、私=主人公だけが死んで、生き残った彼にちょっとした宝くじが当たったような恩恵を与えてしまう」という丸損に終わる。  つまり「やつからどれだけただ当然でこの薬を奪えるか?」が分岐のメインテーマになってしまう。 「どうせ死ぬんだから」と迫るセールスマンは、丁々発止のやり取りのあと、ふと気づく。 「まさか、あなたのキャッシュカードの暗証番号、あなたの誕生日ではありませんよね」……。  そう、こいつは、主人公が運転免許証を持っているのを見逃さなかった!  彼は「このセールスは自分にとって賭けだ」とうそぶく。  そして、自分を捨ててでも、自分の人生をメチャクチャにした奴に復讐しようとしている主人公にとってもまた、「ゲーム」だったのよ!  そして、意外な人物が絡んできて、物語は実に奇想天外な方向に動く。  この、「ささいなこと=分岐」で後がガラリと変わる! というのが、本短編集『ZOO』シリーズの特色の一つなんだけど、特に本作はその度合いが激しい!  これに分岐が出てきたら、即ゲームブックになる!  かなで確信しております!  出てくる主要キャストが「全員命を捨てている」中、本当に誰が生き残るかわからないし、乙一先生は、ウマウマ食ってるマフィンにピンを入れることもためらわない(褒め言葉です)劇薬なエンディングもアリな人。  独特としか言いようがない軽妙なギャグも相まって、まるで名作のゲームプックのリプレイを文字通り「紐解いていく」ような感覚は、本作の妙!  あなたの予想は、きっと裏切られるっ!  で、この言葉、別に本作に限ったものではなく、『ZOO』シリーズ作品は、本当に「アイディアのびっくり箱」と言う感じで、とにかく予想が裏切られるっ!  ホラー界を牽引する作家先生の一人なので、「手に入りづらい」ということもないと思うわ!  サーチ&デストロイならぬサーチ&リードで一つ!  読まないとコウカイすることうけあい! ∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴ 『落ちる飛行機の中で』(短編集『ZOO2』収録)  著:乙一  出版社:集英社 2006/5/19  文庫 605円(税別) Kindle版 385円 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年9月7日月曜日

イベント参加と近況報告☆ FT新聞 No.4975

おはようございます、自宅の書斎から杉本です☆ 前日の日曜日夜にこの記事を書いております。 最近はよくイベントに自分で出るようにしているのですが、とても楽しいです。 よく遊んでいる、楽しかったという声をいただき、「ローグライクハーフの内輪用シナリオを回して、若い頃のように遊んでいる」というお話を伺って、いまとてもテンションが上がっています。 「30分で遊ぶ1人用TRPG ローグライクハーフ」は、私が作成した5本目のTRPGです。 残りの4本はというと、出来がイマイチでお蔵入りとなりました。 そのうちの1本は「アランツァTRPG」で、これはわりといい出来栄えだったのですが……「ローグライクハーフ」のヒットによって、お蔵に入ってしまった作品です。 光あれば影あり……! ◆ダブル参加!! さて、きたる9月13日(日)、FT書房は大阪と名古屋でイベントに出展します☆ 名古屋では名古屋コミティア!! 刈谷市産業振興センターで開催されます。 F-32にて、お待ちしております☆ こちらのイベントにはFT書房のゲームブック作家、鬼才ロア・スペイダーが出陣いたします!! 彼が売り子をやってくれるのは非常にレアです☆ 見かけられましたら、ぜひ声をかけてあげてください……サインにも対応してくれると思います! 大阪のほうは、文学フリマ大阪14に、わたくし杉本が参戦いたします! ね-15にて新刊『廃都脱出』を含めたラインナップでお届けします……遊びに来てください! ◆「ガルアーダの塔」の話☆ 今日も今日とて「ガルアーダの塔」の執筆をがんばっております☆ 紫隠ねこさんのがんばりのおかげで、固定キャラクターとしての主人公「君」の【職業】ができあがりつつあります。 その名は【オレニアックスの戦士】。 製品版「ガルアーダの塔」にのみ登場する【新職業】です☆ この職業、途中で別の【新職業】へと分岐する仕組みが搭載されておりましてですね。 作品中、ある装備品を獲得することで、特別な【職業】へと進めるというシステムが搭載されています。 ◆杉本は何をしているかって? 私のほうは何をしているかというと、売り子をしていました。 いや、冗談です☆ 売り子はしていましたが、それ以外の日は執筆です。 主人公である「君」の同級生である、7人の仲間。 彼らの登場シーンにはじまり、その性能、さらには作品中の〈できごと〉が、彼らを従者(というか仲間)にしているとき、どのように展開するかをまとめておりました。 ◆それとは別に「都市サプリメント」や【新職業】も! 「ガルアーダの塔」はよくばりセットで、これらの主人公バージョンの遊び方と本編の他に、「都市サプリメント」として聖フランチェスコ市、新しい職業として【道化師】を掲載予定です! がんばりますよおおお!! お読みいただき、ありがとうございます! それではまた!!
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2026年9月6日日曜日

『桜森と冬の終わり』ローグライクハーフd66シナリオ FT新聞 No.4974

おはようございます。FT新聞編集長の水波です。 第1日曜日は、ローグライクハーフのシナリオ配信日! 本日配信いたしますのは、2025年に行ったFT新聞の読者参加企画「フォレストマスターへの道」で、投稿されたできごとを元に制作された、みんなで作るd66シナリオ『桜森と冬の終わり』! フォレストマスターと呼ばれるそれぞれの方が創作されたできごとを、杉本=ヨハネが1本のストーリーに紡いだものです。 桜森に訪れるひとつの脅威を前に、樹人たちは動き出す……。 それぞれの個性あるできごとの数々を、じっくりとお楽しみください。 ローグライクハーフd66シナリオ『桜森と冬の終わり』 https://ftbooks.xyz/ftnews/gamebook/RogueLikeHalf_Winter%E2%80%99sEnd_in_TheCherryBlossoms.txt ■桜森とその周辺地域  FT書房の看板作品のひとつ「かえる沼を抜けて」は、かえる沼を舞台としている。この沼地は今回の冒険の舞台である桜森と隣接している(より正確には、かえる沼は桜森の一部だ。しかし、大きな土地を占めるため別に扱う)。 アランツァ設定資料集:大陸南西部 https://ftbooks.xyz/ftnews/gamebook/AranciaSynopsis_SouthWest.txt ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年9月5日土曜日

FT新聞1ウィーク! 第708号 FT新聞 No.4973

From:水波流 9月2日はシーランド公国の独立記念日でした。 私も男爵に叙されている身でありますので、はるか極東の地から、イギリス南東部10km沖合の、Principality of Sealand に想いを馳せたのでした。 公国に栄光あれー。 From:葉山海月 気が付いたら、猫が私の味見をしている。 From:天狗ろむ 残暑が厳しいですが、朝晩は涼しい日もあり、徐々に秋の気配を感じるようになりました。過ごしやすい時間が増えるのは大歓迎ですね。 今月の勝手におススメ公式シナリオは、9月に敬老の日がありますので……とある所で印象的な老夫婦が出てくる「女王の肉」! かなり困った状況になっている老夫婦なので、是非助けてあげてくださいね。 From:中山将平 僕ら、明日9月6日(日)「こみっくトレジャー48」(開催地はインテックス大阪)にサークル参加します。 配置は【D08b】です。 僕自身も、ギルド黄金の蛙でサークル参加します。 こちらの配置は【C14a】です。 ぜひ遊びにお越しいただけましたら。 さて土曜日は一週間を振り返るまとめの日なので、今週の記事をご紹介します。 紹介文の執筆者は、以下の通りです。 (葉)=葉山海月 (明)=明日槇悠 (く)=くろやなぎ (天)=天狗ろむ (水)=水波流 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■8/30(日)~9/4(金)の記事一覧 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2026年8月30日(日) 杉本=ヨハネ FT新聞 No.4967 ローグライクハーフ・都市サプリメント【商業都市ナゴール】&新職業【剣闘士】  ・9月第1日曜日は、2025年に行ったFT新聞の読者参加企画「フォレストマスターへの道」で、投稿されたできごとを元に制作された、みんなで作るd66シナリオ『桜森と冬の終わり』を配信いたします。 本日はそれに伴いまして、その舞台となる「都市サプリメント:商業都市ナゴール」と新職業【剣闘士】を再配信いたします! 人間とコビットの入り混じる活発な商業都市ならではの、バラエティに富んだアイテム。 剣闘士のアグレッシブさを、この機会におさらいしておきましょう! (葉) 2026年8月31日(月)杉本=ヨハネ FT新聞 No.4968 【予告】9月配信のローグライクハーフ作品のお知らせ☆ ・先日行いましたアンケートへのご協力、ありがとうございました! 製品化希望の上位3作品を発表しております☆ 杉本氏にとっても意外だったというその結果は? 「『桜森と冬の終わり』は未配信なので、このアンケートは判断が難しいですね……。」 紫隠ねこ氏のつぶやいたひと言がきっかけで、「桜森と冬の終わり」の9月の第1日曜日の日曜配信枠を使っての配信が決定! 大変お待たせをいたしました。 「ハンティング・ペストガール」は、「ガルアーダの塔」ローグライクハーフ版と制作時期が重なったため、配信を延期いたします。 10月以降のシナリオ配信予定は、また改めてお知らせします。10月29日にはFT書房が20周年を迎えることですし、盛り上がっていきたいですね☆ (明) 2026年9月1日(火) 紫隠ねこ FT新聞 No.4969 冒険は君の手で作れ! 第2回 ・ローグライクハーフ総監修の紫隠ねこ氏による、『Four Against Darkness』(4AD)解説記事の第2回をお届けしました。 4ADは、ダンジョンを舞台にした冒険を体験できる1人用RPGであり、ローグライクハーフの着想の元となった作品です。前回の「ローグライクハーフと比較して、4ADはどのようなゲームなのか」というテーマに続き、今回は豊富なサプリメントやシナリオブックの一部が紹介されています。 幾つかのタイプの物語性をもつシナリオブックをはじめ、中級ルールと上級ルール、追加クラス、そして冒険のランダム性を増やすオプションルールと、多彩で多方向的な拡張性は、ローグライクハーフとも共通するところが多いように思います。実際に遊んでみたくなるのはもちろん、ローグライクハーフのシナリオ制作者の方にとっても、いろいろと参考になることがありそうな記事でした! (く) 2026年9月2日(水)ぜろ FT新聞 No.4970 第6回【エメラルド海の探索】ローグライクハーフリプレイ ・軽妙な語り口でお馴染みの、ぜろ氏のリプレイ第508回。 今回の主人公は筋骨隆々な傭兵・ヴァルグ。そして、彼を師匠と呼び、赤い毛並みを持つ大型犬を連れ、「獣の腕」を宿す少年・ハルト。 二人は「クラーケンぶっ殺し号」に乗って、クラーケン探しに欠かせない「遠見師」を迎えに辿り着いた島にて、要塞ヤドカリと対決し、見事撃退! 助ける事が出来た遠見師エラ・シエロに同行してもらう事になりました。 エラ・シエロが「見た」クラーケンのいる方角へ、「クラーケンぶっ殺し号」は名の通りの冒険へと出航します! (天) 2026年9月3日(木)岡和田晃 FT新聞 No.4971 D&D第4版リプレイ〜リヴァイアサン計画、そして予言の洞窟へ〜 第6回  ・本作は、かつてD&D日本語版公式サイトに掲載されていた、エベロン世界が舞台の『ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版』リプレイ「竜の予言に選ばれし者たち」の続編。そのリプレイ6回目をお届けします。 追っ手をまき、聞き込みと記憶を頼りに、ブラックマーケットにあるアウフルの屋敷を探し出す。 そこに現れたのは、怪しくもなまめかしいティーフリングの美女。その人こそアウフルだった! ジュスと訳ありらしい彼女。 ネディアの妹、サラとの政略結婚の裏にあるものの情報を聞き出してみれば…… 婚約者、エラストレル・イル=ワイナーン卿を総司令官として、大規模な戦が準備されているらしい。 攻め込む先は「“冬の砦”ティラー・シラエン」! そこにあるカイバー・シャードの鉱床を、カイウスIII世は、甥のエラストレル・イル・ワイナーン卿を使って、武力をもってエラドリンを駆逐し、我が物にしようとしている! しかし、そのこととこの政略結婚に何の関係が!? ネディアが“皮剥がれ”になった理由が、そこに存在するのか!? すべての疑惑を解くために、エラドリンたちの砦に行くことに。 そこで登場した仰天の「ビーグル」とは!? 謎が謎を呼ぶ一幕! どうぞご一読を! (葉) 2026年9月4日(金)休刊日 FT新聞 No.4972 休刊日のお知らせ  ・毎週金曜日は、読者から投稿された記事がここに入れるように、空けてある曜日です。 あなたの記事を、お待ちしております! (葉) ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ■FT書房作品の通販はこちらから☆ FT書房 - BOOTH https://ftbooks.booth.pm ■FT書房YouTubeチャンネルはこちら! https://www.youtube.com/channel/UCrZg-eTeypwqfjwQ4RNIvJQ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■FT新聞が届かない日があった場合 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ FT新聞は休刊日でも「本日は休刊日です」というメールが必ず届きます。 未着の場合は、まず迷惑メールフォルダを一度、ご確認下さい。 もし迷惑メールにも全く届いていない場合は、それは残念ながらお使いのメールとの相性問題などで未着になっている可能性があります。 このところ各社のメールセキュリティ強化のためか未着のケースが複雑化しております。 未着の場合は、下記ページをご参考頂き、個々のアドレスの受信許可設定をお試しください。 https://ftnews-archive.blogspot.com/p/filtering.html *10回未着が続いた場合、そのメールアドレスはシステムより自動的に登録解除されます。再度登録する事は可能ですので、未着が続いた場合は、お手数ですがご自身で再登録下さい。 また【バックナンバー保管庫】は公開期間が2週間ありますので、その間にご自身でテキストを保存されたり、自分で自分にコピーしてメールを送られたりする等、ご活用お願いいたします。 ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年9月4日金曜日

休刊日のお知らせ FT新聞 No.4972

おはようございます。 本日は、タイトルのとおり休刊日です。 毎週金曜日は、読者から投稿された記事がここに入れるように、空けてある曜日です。 あなたの記事を、お待ちしております! FT新聞編集部一同 ■FT新聞へのご投稿はコチラ! こんな記事はどうかな?というご相談からでもぜひご連絡ください。 ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ■FT書房作品の通販はこちらから☆ FT書房 - BOOTH https://ftbooks.booth.pm ■FT書房YouTubeチャンネルはこちら! https://www.youtube.com/channel/UCrZg-eTeypwqfjwQ4RNIvJQ ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。

2026年9月3日木曜日

D&D第4版リプレイ〜リヴァイアサン計画、そして予言の洞窟へ〜 第6回 FT新聞 No.4971

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』第4版リプレイ 竜(ドラゴン)の予言に選ばれし者たち 〜リヴァイアサン計画、そして予言の洞窟へ〜 連載第6回 岡和田晃 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ ▼はじめに 本作は、かつてD&D日本語版公式サイトに掲載されていた、エベロン世界が舞台の『ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版』リプレイ「竜の予言に選ばれし者たち」の続編です。 当時のサイトは閉鎖されていますが、前日譚の「トレイルブレイザーズを探せ!」と「竜の予言を解放せよ!」はウェブアーカイブで閲覧可能です。D&D第4版や舞台の世界観そのものの解説にもなっておりますので、未読の方は以下よりご覧ください。 https://web.archive.org/web/20110520091921/http://www.hobbyjapan.co.jp/dd/article/web_replay_eb/index.html うまく繋がらない方は以下もあわせてご利用ください。 https://www.dropbox.com/scl/fi/hfckq3h4rglyer10ycaj4/1_.pdf?rlkey=xzasih78fdhbqoikbr98kovkl&dl=0 https://www.dropbox.com/scl/fi/nluo5nzotbnpeanc1zh0r/2_.pdf?rlkey=f49qwu5pxzhc4flzcw7kj1v5y&dl=0 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ DM:ダンジョンマスター(岡和田晃) ネディア:ヒューマンのレンジャー(PL:中山葵) ヘルメス:ヒューマンのアーティフィサー(PL:カナイセイジ) クシュタリ:カラシュターのパラディン(PL:見田航介) ベック:ウォーフォージドのファイター(PL:高橋志行) ジュス:ティーフリングのウィザード(PL:ノダソル) ●明かされた進攻計画 DM:さて、君たちは技能チャレンジに成功した。無事にブラックマーケットの一角にある、アウフルの店にまで辿り着くことができました。薄暗い店内には蝋燭の明かりが灯っていて……そこに現れたのは、怪しくも{艶/なまめ}かしいティーフリングの美女だ。 一同:おお〜!(感心したようなため息) ジュス:「久しぶりだな、アウフル。貴様のその角、忘れたことはなかったぜ」 DM:何だか、いわくありげだなあ(笑)では、その言葉を受けて、アウフルは遠くを見るような眼差しをしつつ……。 DM/アウフル:「金なら貸さないわよ」 一同:(爆笑) DM/アウフル:「あんたとは、色々あったからね。この前、あんたが持ってきた死体なんて、後で動き始めて大変だったんだから。で、今さらノコノコと、どうして顔を出してきたの?」 ジュス:「コースにちょっくら野暮用があってな。ついでに、貴様のツラでも拝みに来たってわけよ」 ネディア:なんだか、入れない世界になっていますね……。 DM/アウフル:「よく言うわ。いつも甘えてばかりのくせに」 一同:ひゅ〜ひゅ〜! ヘルメス/カナイ:どことなく、演歌の世界みたいだな。 ベック:これが“恋の駆け引き”ってやつですね(笑) DM/アウフル:「“皮剥がれ”になったヒューマンの女の子を連れて歩くだなんて、あんた、いいご身分だこと」 ネディア:「(驚いてフードを取り)わたしのこと?」 ジュス:「“皮剥がれ”だあ?」 DM:ネディアやヘルメスならば判定不要で理解できる。“皮剥がれ”とは、ドラゴンマーク氏族を追放になった者のことを言います。昔は本当に皮膚のドラゴンマークが剥がされてしまったらしい。 ネディア:「どうして? わたし、何もしてないのに?(驚く)」 DM/アウフル:「さあね。あんたがなぜ追放されたのかなんて、あたしにはどうでもいい。で、何をしてほしいの」 ヘルメス:「実は、この娘の妹が——まだ13歳なんだが——政略結婚させられるらしくてな。それがどうもキナ臭いんだよ。ハルデン・ド=オリエン、あるいはエラストレル・イル=ワイナーンという奴が絡んでいるのかもしれない」」 DM/アウフル:「だいたいわかってきたわ。大物が絡んでいるわけね」 ネディア:「(叫ぶ)そうよ、そいつと妹のサナが無理やり結婚させられるの!」 DM/アウフル:「妹さんが心配なのはわかったわ。だけど、まずは落ち着いて。あんた、そんな可愛い顔をして、いったい何をやらかしたの?」 ネディア:「たぶん、何か勝手に噂を作られてしまったんだと思うの」 DM/アウフル:「……繋がってきたわ。あなたの妹さん、大変な事件に関わってしまっているわね」 ネディア:「ええっ!?」 DM/アウフル:「実は、近々、あなたの妹さんの婚約者、エラストレル・イル=ワイナーン卿を総司令官として、大規模な戦が準備されているらしいの」 ジュス:「それと嬢ちゃんの結婚式に、どんな関係があるんだ?」 ベック:「戦争するんだったら、結婚式なんかで散財させない方が得策だと思いますが……」 クシュタリ:「戦意高揚を兼ねているのかもしれんぞ」 DM/アウフル:「そのあたりの事情はわからないけれども、エラストレル卿が兵隊を集めているってのは公然の秘密みたいなもの」 クシュタリ:「で、どこに攻めこもうとしているんじゃ?」 DM/アウフル:「“冬の砦”ティラー・シラエンよ」 ジュス:「ティラー・シラエン? 何だ、それは?」 DM:知りたいと思った人は、〈自然〉で判定してちょうだい。 ネディア:(ころころ)達成値23に行きました。 DM:“冬の砦”ティラー・シラエンというのは、エラドリンの居住地のことです。エラドリンの7つのフェイスパイアの1つ。 ネディア:フェイスパイアって? DM:フェイスパイアとは、「光輝燦然たるエラドリンの都市」のこと。このエベロン世界と、精霊たちが住まう“黄昏の次元界”セラニスとを行ったり来たりしている謎の都市です。冬の砦という名の通り、青白色の優美な光の塔が煌めいている美しい要塞。もっとも、カルナスの歴史からすると、建造されたのはごく最近であるようですが。 ヘルメス/カナイ:タップすると、白マナが出そうですね(笑) ジュス/ノダソル:それは違うゲームだ(笑) ネディア:そのフェイスパイアに、アンデッド兵士を引き連れたカルナス軍が進攻しようとしているわけですね。どうしてそういうことを? DM/アウフル:(静かに)「カイバー・シャードのため。“冬の砦”ティラー・シラエンの側には、カイバー・シャードの鉱床が存在するのよ。フェイスパイアが存在できるのは、このカイバー・シャードの力があるため。カルナス国王カイウスIII世は、何度か交渉を試みたようだけど、お高く止まったエラドリンたちに、一顧だにされなかったようなのね」 ヘルメス:そりゃあ、潔癖主義っぽいエラドリンたちに、アンデッドを操る怪しげな連中が交渉を持ちかけてきても「キモい、臭い!」って一蹴されちまうわなあ(笑) DM/アウフル:「そこで激怒したカイウスIII世は、甥のエラストレル・イル・ワイナーン卿を使って、武力をもってエラドリンを駆逐し、カイバー・シャードの鉱床を我が物にしようとしているってわけね」 ジュス:「それはけしからんな……」 DM/アウフル:「おまけに、手勢には翠玉爪騎士団の連中が混じっているとか。彼らは『リヴァイアサン計画』と言っているわね」 ヘルメス:「『リヴァイアサン計画』……」 ネディア:「それで、どうしてわたしが“皮剥がれ”にされてしまったの……?」 DM/アウフル:「それはわからないわ。ただ、“皮剥がれ”の状態では、オリエン氏族のエンクレーヴ(居住区)があるジッグラトにも近寄れないわね……」 ネディア:「どういう意図でわたしを結婚式に呼んだのか、お父様に聞こうと思ったのですが、危険でしょうか」 クシュタリ:「……現時点で避けておいた方がよいだろうな。もし何か悪しき連中と関わっていたことがはっきりすれば、それこそ滅殺せねばならん」 ネディア:「そうですか……(アウフルに)エラドリンの側は、進攻計画のことを知っているのでしょうか?」 DM/アウフル:「さあ。そこまではわからないわ。あたしには関係のないことだしね」 ネディア:「(きっと睨む)」 ●エレメンタル式岩石掘削機 ヘルメス:「(ネディアを制止して)きな臭い話になってきたな」 ベック:「“最終戦争”を思い出します」 DM/アウフル:「エラドリンの“冬の砦”への進攻は、エラストレル卿の結婚式を終えてからという話だったけれども、どうも、そんなに悠長な話でもないみたい」 ヘルメス:「進攻時期が早まったのか?」 DM/アウフル:「おそらくは、ね。結婚式を待っていられなくなったんじゃないかな」 ネディア:「これは“冬の砦”ティラー・シラエンへ行った方がいいかもしれませんね……」 DM/アウフル:「悪くない考えね。あそこに行けば、妹さんにまた逢えるだろうから」 ネディア:「何ですって、サナが、サナがそこにいるの? どうして、それを先に言わないの!」 DM/アウフル:「だって、聞かれなかったから……うふふ」 ヘルメス:「ひょっとして、ネディアを“皮剥がれ”にした連中は、サナを匿っていると思ったのかもしれないな」 ジュス:「どうしてサナがいるとわかるんだ?」 DM/アウフル:「あたしの情報網を舐めてもらっちゃあ、困るよ」 クシュタリ:「しかし、それで“皮剥がれ”にはなるかの?」 ヘルメス:「疑わしきは罰せよ、というわけではないだろうが……決め手に欠けるな。だが、その裏を取るにはリスクが伴う」 ベック:「ハルデン卿や、あるいは“ビューティ”というウォーフォージドとは、一度じっくりお話をしてみたいと思いますが」 ヘルメス:「ネディアの父のゾグルドも含め、どいつもこいつも胡散臭いからな……」 ジュス:「アウフル、エラドリンどもの砦へ向かう足はあるのか?」 クシュタリ:「エラストレル卿の手勢に見つからずに向かうのは、なかなか難しそうじゃぞ」 DM/アウフル:「それは任せて。うちの店が確保した“エレメンタル式地下岩石掘削機”(Tumbler)があるわ。これに乗って地下に潜って行けば、エラストレル卿の手勢に見つからず、目的の“冬の砦”へ行くことができるわよ。いくらか魔法工学の知識があれば、運転するのはとっても簡単♪」 クシュタリ:「やけに気前がいいじゃないか。まさか、俺様とお前の仲で、乗車料をふんだくろうってんじゃないだろうな」 DM/アウフル:「その、まさかよ。大丈夫。お金をもらったらビジネスだから、それであんたたちを売ったりしなくなるわ。料金は一人500gp、どう、安いもんでしょ?」  安い金額ではない。しかし、特に仲間もなく、古都コースをうろつくよりは、エラドリンに危機を知らせ、戦禍を避ける方が先決だろうと考えたパーティは、アウフルの条件を呑むことにした。(ヘルメス:「自分で運転するのに、この額は高いぜ……」) DM:アウフルの店の地下は広い格納庫のようになっており、いくつもの謎めいた機械がところ狭しと詰め込まれている。 ジュス:「いつ来ても、ここは変わらねえな。ちょっとは整理したらどうだ」 DM/アウフル:「ふふふ、雑多に詰め込んでいるように見えるでしょ。だけど、無駄なものは入れてないの。現に、“エレメンタル式岩石掘削機”は、こういう時に役立つのよ」 ジュス:「ったく、どこから仕入れてくるんだろうな」 DM:「倉庫の奥に連れて行かれた君たちが見たものは、直径10メートルほどの金属でできた“ロケットモグラ”と巨大な岩石がドッキングしたような、得体の知れない代物でした。違うのは、正面に巨大なドリルが付いており、これで地下に潜れるようになっているということ」 一同:おおーっ(唖然としている) DM/アウフル:「すごいでしょう。だいじょうぶ、コンパスが内蔵されているから、地下でも迷うことはないはず」 ジュス:「動力のエレメンタルは、アース・エレメンタルか?」 DM/アウフル:「そうよ。いい子だから、大丈夫♪」 ヘルメス:「シナリオによっては、動力として捕縛されているエレメンタルが解放されて、エラい目に遭うことなんか、普通にあるからな(遠い目で)」 ネディア:「びびってはいられない。サナがいるんだったら、急がなくちゃ!」  急いで乗り込む一行。“エレメンタル式岩石掘削機”は、大きな地響きを立て、倉庫の床に穴を開け、地下へとゆっくり潜行していく。乗っている者たちは目を回しそうだが、不思議なほどの安定感。またたく間に、岩盤を繰り抜いて目指すティラー・シラエンへ向かっていく。本来ならば制御の判定が必要かもしれないが、今回はオリエン氏族(皮剥がれになったものの……)のネディアがいたのでOKだとDMは裁定を行なうこととした。  なお“エレメンタル式岩石掘削機”は『MAGIC OF EBBERON』(未訳、第3.5版のサプリメント)で紹介されていた逸品である。英語版のサプリメントを読むのは大変と思われるかもしれないが、ヴィジュアル資料も多く刺激になるので、意外に敷居は高くない。チャレンジングなDMはぜひとも挑戦してもらいたい。 (つづく) “『ダンジョンズ&ドラゴンズ』第4版リプレイ 竜の予言に選ばれし者たち 〜リヴァイアサン計画、そして予言の洞窟へ〜” is unofficial Fan Content permitted under the Fan Content Policy.Not approved/endorsed by Wizards. 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2026年9月2日水曜日

第6回【エメラルド海の探索】ローグライクハーフリプレイ FT新聞 No.4970

第6回【エメラルド海の探索】ローグライクハーフリプレイ ※本作品はローグライクハーフの規定に基づくリプレイ記事です。ローグライクハーフ「エメラルド海の探索」の詳細な内容に踏み込んでおりますのでご了承ください。 ぜろです。 ローグライクハーフ「エメラルド海の探索」の冒険譚です。 今回の主人公たちは、元剣闘士で熟練の傭兵ヴァルグと、彼と行動をともにする、左腕に「獣の腕」を宿す少年ハルト。 貿易都市ビストフの領主マキシミリアンから受けた依頼はクラーケンの討伐。 海域を封鎖する海賊を退治した後は、クラーケンの居所を探る遠見師エラ・シエロの捜索。 海神ホリィドゥーンの加護を得て、ついに遠見師の島へ到達し、上陸を果たしましたが、巨大な要塞ヤドカリが出現したのでした。 【ヴァルグ レベル19 技量点2 生命点9 筋力点4 従者点9】剣闘士(元) 【ハルト レベル9 技量点1 生命点6/7 筋力点3/4 従者点8】獣使い 「クラーケンぶっ殺し」号 技量点1 生命点9 攻撃回数2 【砲撃】ダメージ2点 ●アタック02-7 要塞ヤドカリを止めろ【ハルト】 木々をへし倒すすさまじい音が響きわたる中、その巨体が姿をあらわす。 背中に森を背負ったかのような巨大なヤドカリだ。右のハサミは左の倍以上の大きさがある。大岩でも簡単に砕けそうだ。 「なんて巨大なヤドカリだ。まるで要塞だな」 船長に「要塞」と名づけられたヤドカリの太い脚が地面をえぐり、木々を押し倒し、こちらに向かってくるのだった。 その太い前脚が、森の端に建てられている粗末な小屋にかけられた。 「マジかよ。やべェぜおい」 師匠とオレは猛然と走り出す。 しかしとても間に合わない。 小屋は無惨にも踏みつぶされた。 その寸前に、中からひとりの女性が飛び出してきた。 必死で駆けてくる彼女がきっと、遠見師エラ・シエロなのだろう。 長い銀灰色の髪を緩く後ろで束ねた細身で長身の女性だ。左目には紫色の、宝石のような義眼がはまっている。 ゆったりとした長いローブは走るのには向かず、すぐに転倒してしまう。 オレと師匠はその脇を走り抜ける。 少し遅れて追ってきたハーツデイル船長が、女性を助け起こす声が聞こえた。 師匠は持っている武器を放り出すと、要塞ヤドカリの次の一歩が踏み出される前に、地面にめりこんだ移動用の前脚に飛びついた。 「ぬおおおお!!」 傷だらけの筋肉が膨れ上がり、悲鳴を上げているようだ。 師匠はこの山のようなヤドカリを、人の力で食い止めるつもりなのだ。 オレはでっかい槌で、その前脚を力まかせにぶん殴る。 ガンッ! 金属を殴ったような手ごたえ。けれど固い甲殻には、ヒビのひとつも入らなかった。 「砲撃! 砲撃だ!」 船長が赤い旗を取り出すと、頭上高くぶんぶんと激しく振り回す。 船の方でも異変を察知していたに違いない。砲撃はすぐにきた。 それは狙いあやまたず、ヤドカリの殻の部分に命中し、大きなひび割れを作った。 足もとにオレたちがいるけれど、ポールさんとニーナさんの腕なら信頼できる。 要塞ヤドカリは、ものすごい力で前進を続ける。師匠が踏ん張る足が溝を掘りながら、徐々に後退してゆく。 砲撃を受けながらも、要塞ヤドカリはまったくひるんでいない。 「ハルト、上だ!!」 師匠の叫び。見ると巨大な方のハサミが、今まさに船長と女性に向けて振り下ろされようとしていた。 オレは武器を放り出し、上から来るハサミを両手でがっしりと支えた。 「ぐああ……!」 ものすごい圧力がかかる。足が地面にめり込む。全身がばらばらになりそうだ。 「今のうちに、早く!」 身体を低くして身を護っていた船長たちが安全圏への移動を始めた。 獣の腕がかき立てる闘争本能のおかげもあって、オレは歯をくいしばり、頭上からの圧に耐え続けた。 「もういい! お前たちも離脱しろ!」 船長の合図で、オレはようやく手を離す。解放されたハサミが大地を深くえぐる。 師匠とともに後退するそのとき、本船からの次の砲撃が、ヤドカリの飛び出した目の部分に命中した。 要塞ヤドカリはぎゅっと体を縮め、殻の中にその身を閉じ込めた。 オレたちはその隙に、要塞ヤドカリから十分な距離を取ることができた。 やがて再び殻の外に姿を現したヤドカリは、もうこちらを追う気配はなく、ゆっくりと森の奥へと引き返していったのだった。 [プレイログ] 【要塞ヤドカリ レベル4 生命点7 攻撃回数3 ダメージ2 防御点1】 【0ラウンド】 ポールの砲撃 サイコロの出目4 要塞ヤドカリの生命点7→6 ニーナの砲撃 サイコロの出目6 要塞ヤドカリの生命点6→5 ニーナの追加砲撃 サイコロの出目4 要塞ヤドカリの生命点5→4 【1ラウンド】 ポールの砲撃 サイコロの出目5 要塞ヤドカリの生命点4→3 要塞ヤドカリは逃走した。 宝物判定 サイコロの出目1+修正1 金貨1d6枚 サイコロの出目5 金貨5枚を入手 ●アタック02-8 遠見師の乗船【ポール】 ハーツデイル船長たちは、遠見師エラ・シエロを連れて船へと帰還した。 そのまま船長室で話をするようだ。ヴァルグもハルトも一緒に入ってゆく。 私とニーナは船長室へと呼ばれた。 周辺の警戒は白奴に任せ、船尾の船長室へと入る。 扉を開けると、まず目に入るのは船尾側一面に並んだ大きな窓だった。 エメラルド色の海が、後方いっぱいに広がっている。 部屋は広く、中央に大きな執務机が置かれ、海図が広げられたままになっていた。 簡素な中にも貴族らしい意匠がほどこされた高級感がある。 「見事な砲撃だった。おかげで助かったぞ。感謝する」 船長から直接的なお礼の言葉を賜る。 「どうでえ。俺の連れて来た砲撃手、なかなかのモンだろ」 なぜだかヴァルグが自慢げだ。俺が見つけてきた人材だ、って強調したいんだと思う。 「そうだな。うちのニーナにもひけは取らない。本当にこの船が砲撃手デビューなのか?」 「は、はい……!」 ニーナもお褒めの言葉を頂戴し、ひとしきり会話をした後、本題に入った。 遠見師エラ・シエロは改めて見ると、「遠見師」という名称のイメージどおり、神秘的な雰囲気を身にまとっていた。 「皆さんのおかげで命を救っていただきました」 彼女は感謝の言葉を述べると、一同に向けて深々と頭を下げた。 そして続けて自嘲気味につぶやいた。 「遠見師ともあろう者が、いちばん身近な危険に気づけないとはね」 「灯台の光が届かぬのは、皮肉にもその足元だという」 「はは……違いないね」 船長の指摘に、彼女は力なく笑った。 それほど間を置かず、ハーツデイル船長は、単刀直入に切り出した。 「我々はクラーケン退治を目的にこの海域を航海している。遠見師エラ・シエロよ。協力してはいただけないか」 エラ・シエロの左目……紫色の宝石のような義眼が、静かな淡い光をたたえた。 彼女は少しの間、窓の外のエメラルド色の海を見つめている。窓の向こうの海のかなたに見えたのは、白いイルカか白波か。 やがて彼女は、静かに口を開いた。 「あなた方が今日、ここに来ることはわかっていました。その目的も、すべて」 「では……!」 船長が期待するように身を乗り出す。 「いいでしょう。元々私のもとに来る者には道を示していたのです。その住み家も失われてしまいましたし、命も救われた。あなた方の旅に同行しましょう」 こうして私たちは、貴重な遠見師を得たのだ。 「エラさんはどうして、あんななにもない場所に住んでいたんですか?」 ハルトが、少年らしい素朴な疑問を口にした。 エラ・シエロは少年を静かなまなざしでじっと見つめる。紫色の義眼の光がわずかに強くなった。 「そうか、君がハルトだね。君が来ることも私には視えていたよ。その左腕のことも……」 「獣の腕」のことを直接的に指摘され、ハルトは言葉に詰まる。 そんなハルトに、エラ・シエロは優しく語りかけた。 「まず質問に答えておこうか。私の遠見は『視えすぎる』んだ。それは時に軋轢を生む。まだ君にはわからないかもしれないけれど。だから私は人様とは距離を置いた生活を選んだのだよ」 彼女は少し間を置いてから、静かに続けた。 「ハルト。この旅を続けていけば、君の望みがかなう機会はきっと訪れるだろう。ただそのとき君は、大きな選択を迫られることになる」 「大きな……選択?」 「私に言えるのはここまでだ。私は遠見師であって、未来を見通す者ではないからね」 私はその言葉を聞いて、小さく息を呑んだ。遠見師の言葉とは裏腹に、その言葉は十分に未来を予知しているように思われた。 ハルトの願いを私は知っている。あの獣の腕の呪いを解くこと。 彼女は、それが実現するかもしれないとほのめかしたのだ。しかしそこには、重大な選択がともなうと。 それはハルトにとっての希望になるのだろうか。もしかしたら重荷になるかもしれない。 ハルトはまだ言葉を発することができず、ただエラ・シエロの紫色の義眼をじっと見つめていた。 ヴァルグはそんなハルトの様子を、ただ黙って見据えていた。あえて表情を消しているのか、その様子からは何の感情も読み取ることはできなかった。 ●アタック03-1 船長の訓示【ポール】 「我々は『遠見師』エラ・シエロを得た! ここまで船の損傷はなく、備蓄も潤沢にある」 乗組員が甲板に集合し整列する中、ハーツデイル船長が高らかに宣言した。 「本船はこのまま引き続き、クラーケンの討伐に向かう!」 乗組員にどよめきが広がった。 「へ。ようやくきやがったか。待ちくたびれたぜ」 ヴァルグは満面に喜色をたたえている。 「これまでは探索重視の旅路だったが、ここからは航海に全振りする。一直線にクラーケンを目指すぞ。いいな、エラ」 エラは遠見の水晶をかざす。それは手から離れて空中に漂っている。義眼が強い紫の光をたたえる。 「あちらの方角です」 エラは一方を指し示した。 「見たな操舵手。東南東へ舵を取れ!」 船長の号令一下、乗組員たちは一斉に動き出した。 [プレイログ] ヴァルグ レベル19→20 ハルト レベル9→10 成長の詳細は後述 ●アタック03-2 海の月夜に疾走る馬【ポール】 海はそのときどきで様々な表情を見せる。 この先も、きっと様々な出来事が私たちを待ち受けているのだろう。 そんな海のど真ん中で、操業中のフジツボハンターに遭遇したときは本当に驚いた。 「お化けフジツボ」と呼ばれる巨大な個体を専門に剥がし、捕獲する危険な仕事だという。 巨大フジツボは可食部こそ少ないものの、珍味として高値で取引されているらしい。 また、その強力な吸着力の元となる部位からは、水中でも使える強力な接着剤が採れるという。 フジツボハンターは、両方を目当てに命がけで海を渡っているそうだ。 情報交換をしてみたが、互いに特に有益な話は得られなかった。 フジツボハンターと別れてしばし。 やがて、私たちは座礁した客船『トリスタリア号』を発見した。 念のため内部を探索したが、乗客も乗員も誰もいなかった。皆、無事に脱出できたのだろう。 「残念だな……。この船底なら、かなりのフジツボが張り付いていそうなものなのに」 順番が違えば、さっきのハンターに教えてやれたものを。 今さら連絡する手段はない。 そうした順調な船旅ばかりではない。 夜。 けたたましい警鐘の音が響き渡る。 「後方から接近してくる何者かがいます! あれは……馬!? 馬が海上を疾走しています!」 私が起き出すと、見張り台の乗組員が慌てふためいて大声を上げている。 「海を走る馬だァ?! ンなバカげたもんがこの世にいるのか」 ぼさぼさの頭をボリボリかきながら、ヴァルグが甲板に現れた。 「たぶんそれは『ケルピー』だな」 まだ起きていたらしい白奴がヴァルグに淡々と説明する。 「船乗りたちを海へと引きずり込む、凶悪にして凶暴な海の魔物だ」 「つまり、俺の出番ってェわけだな」 遅れてハルトも巨大な槌を携え、甲板に出てきた。 着替える暇も惜しんでか、獣の腕はむき出しのままだ。 ヒースもしっかりとついてきている。 その頃にはケルピーは、水しぶきを上げながら本船と並走していた。 月明かりに照らされたその姿は、馬のようだがはるかに大きい。 また、光の反射だけでなく、それ自体もほのかな燐光を放っていた。 深紅に染まった瞳は不気味に輝いている。 「来るぞ!」 ケルピーは急に方向を変えると大きく跳躍し、船の側面に前脚をかけ、上半身を甲板へと乗り上げてきた。 燐光を放つ身体から滴る海水が、月光にきらめきながら飛び散る。前脚が豪快に振り下ろされ、甲板にいた乗組員を薙ぎ払う動きを見せた。 「うおおおっ!」 走り込んできたヴァルグが、力まかせに前脚をぶった斬る。 切断された前脚が、ごろんと甲板に転がる。 「グギャアアア!」 悲鳴とも怒号ともつかない鳴き声を上げながら、それでもケルピーは止まらず、もう一方の脚でヴァルグを薙ぎ払った。 ヴァルグはごろごろと転がり、反対側の欄干にぶつかってようやく止まった。 「ぐゥッ……ってェなこの野郎!!」 「師匠!」 ハルトは援護に回るが、彼の大振りな攻撃は、簡単に避けられてしまう。 その隙にヒースの放った火の玉が、ケルピーの顔面に命中した。 ケルピーは激しく暴れながらつんのめり、そのまま海へと落ちていった。 ざばん、と水音がし……静かになった。 撃退……したのか? 「ヒース、よくやった!」「ギャウ!」 ハルトがヒースを抱きしめ、ねぎらう。 「チッ。痛み分けは性に合わねェんだよ」 ヴァルグは立ち上がりながら、切断した前脚をにらみつけ、不満げに舌打ちしたのだった。 次回、クラーケンぶっ殺し号に予期せぬ新たな乗員が? [プレイログ] 【24 フジツボハンター】 反応表 サイコロの出目5 友好的 【33 見かけない船】 座礁した客船「トリスタリア号」を発見。座標の目印になる。 【61 ケルピー】 【レベル5 生命点2 攻撃回数2】 【0ラウンド】 ヒースの攻撃 サイコロの出目1 外れ 【1ラウンド】 ヒースの攻撃 サイコロの出目3+修正1 外れ ヴァルグの攻撃 サイコロの出目4+修正2 命中 ケルピーの生命点2→1 ハルトの攻撃 サイコロの出目2+修正1 外れ ケルピーの攻撃 ・ヴァルグの回避 サイコロの出目6 回避 【十字剣】発動。次ラウンドのケルピーのレベル5→4 ・ハルトの回避 サイコロの出目6 回避 【2ラウンド】 ・ヒースの攻撃 サイコロの出目3+修正1 命中 ケルピーの生命点1→0 勝利 宝物判定なし。 【ヴァルグ レベル19→20 技量点2 生命点9 筋力点4 従者点9】剣闘士(元) 【装備】 片手剣(高品質) 初撃のみ攻撃ロールにプラス1 聖剣(片手武器) 【アンデッド】【悪魔】に攻撃ロールプラス1 魔法の鎖鎧(生命点+2 防御ロール+1) 【食料】2 【金貨】20→25 【持ち物】 ランタン 魔法の大盾(従者の飛び道具防御+1) ハチミツの塊1(生命点+1) 魔法のつるはし 2回分 精巧なアクセサリー(金貨120枚) 【格闘術】【十字剣】【不屈の一撃】【神眼】 【未使用経験点】2 【従者】 ポール(砲兵) ニーナ(砲兵) 【ハルト レベル9→10 技量点1 生命点7 筋力点4 従者点8】獣使い 【装備】 槌(打撃/高品質) 初撃のみ攻撃ロールにプラス1 革鎧(生命+2 器用ロール+1) 【食料】2 【金貨】45 【持ち物】 ランタン 蟹座の彫刻(金貨300枚、持ち物欄2消費) ボロボロのペンダント(金貨1枚) →売却 浮力の胴着(水中ペナルティを無視。泳ぎの判定+2) 狼の刻印の腕輪(金貨12枚) エメラルド(金貨30枚) 【獣血】【凶暴化】【騎馬防御】 【未使用経験点】1 【従者】 ヒース(火吹き獣/技1)炎耐性 ・0ラウンド攻撃からすみやかに1ラウンド攻撃が可能 ・特定のクリーチャーに2点ダメージ ●船 クラーケンぶっ殺し号 技量点1 生命点9 攻撃回数2 【砲撃】ダメージ2点 船の強化 【船体補強】生命点+2 【煙霧放出器】巨大クリーチャーからの防御ロール+1 3ラウンドまで ■登場人物 ヴァルグ 元剣闘士の傭兵。悪名は知れ渡っているが、危険な依頼は後を絶たない。 ハルト 自称ヴァルグの弟子の少年。左腕に「獣の腕」を持つ。 ヒース ハルトが連れている火吹き獣。火を吹く。騎乗生物のため乗ることも可能。 ポール クラーケンぶっ殺し号の砲撃手。砲撃手になりたての青年船員。 ニーナ クラーケンぶっ殺し号の砲撃手。ポールとは知り合いの女性船員。 ヴィルヘルム・マクシミリアン ビストフを治める領主。ネグラレーナを統治するマクシミリアン家と名を連ねる者。 ハーツデイル クラーケンぶっ殺し号の船長にしてビストフの貴族。 エラ・シエロ 遠見師。クラーケンの居場所を探るのに必要な人材。 白奴 コビット乗組員たちをまとめるチーフ。 ■作品情報 作品名:ローグライクハーフd66シナリオ「エメラルド海の探索」 著者:杉本=ヨハネ 監修:紫隠ねこ 発行所・発行元:FT書房 ローグライクハーフ基本ルール及び「黄昏の騎士」本編 https://booth.pm/ja/items/4671946 ローグライクハーフd66シナリオ「エメラルド海の探索」 https://ftbooks.booth.pm/items/4941872 本リプレイは、「ローグライクハーフ」製作に関する利用規約に準拠しています。 https://ftbooks.xyz/ftnews/article/RLH-100.jpg ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。