From:水波流
スウェーデン産のダークファンタジーTRPG『Symbaroum』
2018年にFT新聞でも紹介したことがある未翻訳TRPGですが、GMしてくださる方がおり遂に遊べるのでワクワクしています。
文明崩壊後の世界で、自然と対立しつつ闇の森を探索するという、陰鬱な雰囲気が漂う世界観。
選べる種族は人間、ゴブリン、オウガ、チェンジリングの4種族。
ゴブリンは街の汚れ仕事を引き受ける最下層民(邪悪なハーフリング的ポジション?)
オウガは記憶を失って闇の森からさまよい出て来た奇妙な存在で、人間やゴブリンに使役されています。
チェンジリング(取り替え子)は、エルフが人間社会に送り込んだ子供で、一定の年齢までは神秘的な力によって人間の姿に見せかけられています。
なおこの世界のエルフは新王国に敵対する森の住人で、敵方の種族扱いとなり選択できません。
(ルールブックを読み込んだら、もっと興味深い背景設定がありそう)
From:葉山海月
悪役のよくあるセリフ「世界には二種類の人間がいる!
人にメスを入れる権利がある人間と、入れられる人間だ」って奴。
結局「メスを入れる権利」がある側は、いつだって「痛くない方」=「俺」。
つまり普遍的な「自分」側にあるんじゃないかなぁ、と思う最近。
From:中山将平
僕ら、明日11月9日、サークルオニオンワークス様がご主催のミニコンべ「とんとろもあこん」に物販にて参加いたします。
開催地は神奈川県の鶴見商工会館。ぜひご注目いただけましたら。
さて土曜日は一週間を振り返るまとめの日なので、今週の記事をご紹介します。
紹介文の執筆者は、以下の通りです。
(く)=くろやなぎ
(明)=明日槇悠
(葉)=葉山海月
(天)=天狗ろむ
(水)=水波流
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■11/2(日)~11/7(金)の記事一覧
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2025年11月2日(日)丹野佑 FT新聞 No.4666
ローグライクハーフd33シナリオ『きみへ贈る詩』
・今月の新作シナリオの舞台は、歌と詩の街、自治都市トーン。戦闘がない特殊なシナリオで、主人公たちは、勝利ではなく新しい詩を生み出すことを目的として、それぞれの〈できごと〉を経験していきます。
旅をするのは、2人のキャラクター。プレイヤーふたりで遊ぶもよし、別々の冒険をした主人公たちを一緒に旅させるもよし。あるいは、従者たちの中から同行者を指名しても、シナリオ内に用意されたNPCを選んでも構いません。
芸術の秋にふさわしいシナリオを、どうぞお楽しみください!
(く)
2025年11月3日(月)杉本=ヨハネ FT新聞 No.4667
準備はいいか? 俺はできている!
・秋のゲームマーケットにて「ローグライクハーフ」の最新作品「ヒーローズオブダークネス」を刊行いたします!
場所は「K-10」。11月22日(土曜日)も23日(日曜日)も参加します☆
「ヒーローズオブダークネス」を読めば、アランツァ世界の【種族】に対する造詣が深くなる!
「ローグライクハーフ」に登場する【職業】の枠を超えた遊び方として、22種類の【種族】を主人公に選び、冒険を行うことができます。
ゲームマーケットに行くのは少し大変なあなたのために、通販予約を開始しました!
11月末ごろまでに販売開始できるように鋭意努力してまいります!
(明)
2025年11月4日(火)田林洋一 FT新聞 No.4668
『スーパーアドベンチャーゲームがよくわかる本』 vol.13
・田林洋一氏による、1980年代半ばから1992年の間に東京創元社から刊行された「スーパーアドベンチャーゲーム(SAGB)」の一連のゲームブックの解説記事です!
ゲームブックの解説は、前回、第12回を実質的な最終回として、この回は「補筆」という側面を持っています。
具体的には、スーパーアドベンチャーゲームシリーズの中での、ゲームブックではなく「TRPGルール集」に言及いたします。
ゲームブックのレーベルやゲームブック作家が一人用の冒険(ゲームブック)を制作するノウハウがあるのならば、多人数で冒険するTRPGを作っても違和感はないはず。
「一人用」ゲームブックに、「多数」参加のTRPGという要素を開放したらどうなるか、という試み。
果たしてどう評価されたか? を語り、連載の締めとまいりましょう!
(葉)
2025年11月5日(水)ぜろ FT新聞 No.4669
第12回【狂える魔女のゴルジュ】ゲームブックリプレイ
・原作の行間を埋めながら展開される、細やかな描写によるぜろ氏のリプレイ第464回です。
過去の吸血鬼の館で姉たちのひとりを救い出した、主人公ミナ。現在に戻った彼女の前に、館の主である吸血鬼が姿を現します。
「前回」の冒険では、ミナは吸血鬼に有効な銀のナイフやニンニクを持ちながら、姉を救い出せずパニックに陥っていたために、なすすべなく吸血鬼に殺されてしまいました。今回は、姉を救い出せた代わりに、ミナの手元には銀のナイフもニンニクもありません。やむを得ずミナは、手元に残るさいごの悪夢袋を消費し、吸血鬼への抵抗を試みます。
ひとつの絶望を乗り越えたミナを待つのは、希望か、それとも別の絶望か。旅路の行方を、どうぞ見届けてください。
(く)
2025年11月6日(木)東洋夏 FT新聞 No.4670
ローグライクハーフ『写身の殺人者』リプレイvol.9
・X(旧Twitter)にて意欲的にリプレイ執筆中であり、生き生きとしたキャラクターたちが魅力的な、
東洋夏氏による「写身の殺人者」リプレイ第9回目です。
北方都市サン・サレンを脅かす、「自分の姿をした何かに殺される夢を見た者が、実際に殺される」奇妙な連続殺人事件。
件の悪夢を見てしまった聖騎士見習いの少年シグナスと、喋る「おどる剣」クロは、真なる『写身の殺人者』と対決の時を迎えます。
手に汗握る最終戦、苦境に立たされた二人の運命はいかに……!
(天)
2025年11月7日(金)けいねむ FT新聞 No.4671
FT書房作品オンリーコンベンション・レポート
・9月に開催された「FT書房作品オンリーコンベンション」で主催者兼GMを務められた、けいねむ氏によるコンベンションのレポートです。
モンスター!モンスター!TRPG卓、そして世界初のローグライクハーフ卓、どれも満足度の高いセッションとなったようです。
今回の課題点を踏まえ、第二回「FT書房作品オンリーコンベンション」も計画中のこと。続報はしばしお待ちください!
(天)
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■今週の読者様の声のご紹介
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ひとことアンケートへのご意見をご紹介します。
紙面の都合で、一部省略させていただくかも知れませんが何とぞご了承くださいませ。
すべてのお便りは編集部が目を通し、執筆者に転送しておりますので、いろんなご意見やご感想をぜひお送り下さい。
↓↓
(ジャラル アフサラールさん)
シナリオ『森に眠る王』ですが当時はファンタジー好きな人のみが知っていた英国のあの伝説ですが、今は何本も作られた実写版映画(私はショーン・コネリーとリチャード・ギアが出たあの映画が好きです)やアニメ・映画で有名になりましたね。「国の宝」ですが今なら「エクスカリ〇ーありますか?」「アロンダイ〇欲しいです。」「ガラティー〇はビーム出せますか?」というプレイヤーからの質問に答える準備をマスターしないと(笑)。
(お返事:田林洋一)
いつも楽しいお便り、どうもありがとうございます! シナリオ『森に眠る王』には元ネタがあったのですね。「国の宝」では、「案内人のブレッドワルドが、無尽蔵と思える財宝があるから、取れるだけ取ればいいと思っている」と注釈がついておりまして、それですと「何でもあるのだから、きっとエクスカリバーもあるに違いない!」と力強く返事をしてもいいかな、と思います(笑)。まあ、最後に期待が裏切られるのも、このシナリオの魅力だと感じておりますが…。
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