おはようございます、電車に乗りながらの杉本です。
先日「有償ゲームマスターの可否」について、Twitter(現X)で色々と流れてきました。
色々と思うところのあるお話でしたので、つらつらと書いていきます☆
◆私はアリ派。
TRPGのセッションにおいて、ゲームマスター(GM)を有償で行うことの是非、といった内容がTwitter(現X)に流れてきました。
このお話を読んだ際に最初に感じたのは、こういった話題が「あ、『今』なんだな」と感じたことです。
というのは、有償GM、あるいは有料で行われるセッション卓というものは、それほど珍しいものではないという意識が、私のなかには存在したからです。
◆参加したこともあります。
大阪の真ん中に近い東梅田という場所には「アルケリンガ」という名前のお店があります。
グループSNE系列のお店で、トンネルズ&トロールズ完全版(T&T)やアドバンスト・ファイティング・ファンタジー第2版の書籍が並んでいた時期もあり、何度か遊びに行ったことがあります。
まさにそういったルールでのセッションが行われたことが何度かありまして、グループSNEの柘植めぐみさんがGMをする際の有料卓に参加しました。
綺麗な店内、行き届いた空調、滞りのない進行。
やや暑い季節でしたが冷たい飲みものも買える店で、そういった面でも快適で。
すべてのサプリメントが揃った状態で、分かりやすいルール的な補足を交えながら、シナリオが楽しめたのをよく覚えています。
◆感じたこと。
その体験を通じて感じたのは、そのセッションが思ったよりも簡単だったことです。
考えてみれば、これは当然のことです。
どれだけのセッション経験があるのかが分からないプレイヤーが集まる場面で、難易度を高く設定するのはリスキーです。
冒険を通じてキャラクターが死を迎えたとしたら、それはそのプレイヤーにとって貴重な、素敵な体験になるのでしょうか。
そう考えたとき、「ゲームのハードモードは、そのゲームに慣れた人間のためのもの」であるという、当たり前の原則が頭をよぎりました。
◆わき道にそれる話。
私はTRPGのセッションで「プレイヤーが創造的に行動することで、困難を乗り越える」という遊び方が大好きです。
なぜなら、それは電源系ゲームでも、ゲームブックでも、ソロアドベンチャーであっても、そういった遊び方をすることが困難だからです。
プレイヤーとGMが対話することができる、TRPGだからこそできる遊び方だからです。
ただ、その遊び方は、TRPGに慣れて、ルールが大体把握できてからはじめるべきなのだと、急に理解してしまいました。
ゲームや世界観を理解している最中ぐらいのプレイヤーには、普通に敵と戦い、倒して、ボスに対しても真正面から立ち向かって、やっつける。
それはたとえるなら、陸上選手が初めてマラソンの大会に出る時のようなものです。
大会の流れであるとか、走るコースを間違えないことであるとか、あるいはルールそのものであるとか、考えなければならないことがたくさんあるのと同じ状況なわけで。
もっと端的なことを言えば、「その場にいるだけで高い緊張を強いられる」状況にあるわけです。
そんな状況を考慮するとき、シナリオがごくシンプルで、解決手段が(ゲーム慣れしている人間には)見通しが立ちやすいものであり、また、判断を間違えた際にもリカバリーが効くように作られているのは、ごく自然なことなのかもしれないと、感じました。
◆考察。
有償GMを誰かがやるとして、それが流行るかどうかは、いくつかの要素が関係してくると私は思っています。
それは街のレストランにも似ていて、値段の割においしい店、接客のいい店、高くて雰囲気のいい店、夜遅くまでやっていて便利な店……色々あります。
そういった価値をどう打ち出していくのかも、とても興味深い。
いずれにせよ、もしもそういったものが受け入れられ、流行るようなことがあれば、これまでのセッションとは異なるコンセプトで行われ、歳月とともに進化していくでしょう。
サプリメントを含むルールの総把握。
道具の準備力。
噛まないトーク。
飽きさせない、隙のないシナリオ。
時間どおりにセッションを終わらせる能力。
本人の知名度。
それらをすべて高い水準で持ち合わせている必要はありませんが、リピートしてもらうには何かが大きく欠けていてはつらいでしょうし、どこかに魅力がある必要があるでしょうね。
◆私自身がやるとしたら。
私がやるとしたら、有償GMで稼ぐほうではなくて、プレイヤーとして参加するほうで関わることを、考えます。
TRPGのセッションはやりたいけれど加齢は否定できず、昔ほどタフではありません。
自動車教本のように厚いルールブック。
ルールブックを参照しながら書き込む冒険記録紙。
「ミス」が自動的には分からない、アナログ式という課題。
そして、ひとたびシナリオがはじまれば、自分のミスによって他プレイヤーのキャラクターを死なせる可能性があるという、精神的負担。
それらを考えると、ルールとキャラクターづくりを丁寧に教えてもらえて、そんなに難しくないシナリオを気軽にやれるなら、いくばくかの金銭を支払うぐらい苦ではないと、感じます。
無料でそうしてくれる親切な友人も心当たりはあるのですが、人に親切にされるのは、あまり得意じゃないのです(親切にするほうが性に合っています)。
それよりは、その場で謝礼をして教えてもらう方が、気持ちが楽なのです。
そして、その体験を通じて「またやりたい」と思うゲームに出会えたら、友人どうしで今度は遊ぶような、そんな利用方法をしたいですね。
それではまた!
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