SPAM注意

(編集・水波)最近SPAM投稿が増えておりますが、見つけ次第手動で削除いたしますので、決してクリックなどされないよう、ご注意下さい。

2025年10月14日火曜日

「ローグライクハーフ、僕はこれ強いと思います3!!!」 FT新聞 No.4647

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
「ローグライクハーフ、僕はこれ強いと思います3!!!」
(中山将平)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

 おはようございます!
 カエル人の「汎用異種族設定」本を用意している途中のイラストレーター中山将平です。
 12月6日(土)・7日(日)に大阪なんばで参加予定のイベントに間に合わせられたら最高だと感じていますが、作業量的にちょっと難しいかもしれません。

 さて、今回はまたローグライクハーフについて感じていることを書いてみるつもりです。
 題して「ローグライクハーフ、僕はこれ強いと思います3!!!」。
 いよいよ3回目になってしまいました。
 回を重ねるごとにタイトルの「!」の数を増やそうと思っていたら、どんどん文字数が伸びてしまって見た目が悪くなることに気づきました。
 
 先にお伝えしておきますが、今日お話したいことは次の3点です。
 ・「手がかり」に書かれていること
 ・2人プレイの時の従者
 ・敵の逃走は「半分以下になった場合」なのか、「半分を下回った場合」なのか
 これらを、一つずつ見ていきたいと思います。
 ローグライクハーフにご興味の方が、読んで楽しく役立つ記事にできたら幸いです。
 それでは、具体的に見ていきましょう。

◆ 「手がかり」に書かれていること
 RLHにおいて、「手がかり」という謎の存在が設定されがちであることは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
 これは基本的に「装備品」欄を消費しない持ち物で、その効果はシナリオごとに違う仕様となっています。

 そうはいっても、使い方で多く設定されているものはあり、それは「d66を振る時に消費して使用し、十の位が1に固定される」というもの。
 この「十の位が1に固定される」という点、どう考えられるでしょう!?
 いえ、というのも、考えてみるとこれってもしかして多くのシナリオで「最終イベント」を発生させられるアイテムなんじゃないかと考えられないでしょうか。
 僕自身は、そのことについて書かれた注釈などは見たことがないですが、逆にそれができないという記述も見たことがありません。
 つまり、できると解釈しています。
 書かれていることを繋ぎ合わせると、可能だと思えるからです。
 
 それゆえ、僕は「手がかり」のことを、「シナリオの長さを選ぶことができる」仕組みだと考えています。
 この活用法を使われた場合、冒険の攻略が楽になる場合も多いと思いますので、使われていない方に届けばと書いてみました。 

◆ 2人プレイの時の従者
 次にお話することは、主人公2人プレイ時の従者の話題です。

 というのも、2人プレイ時にも従者を雇うことができるというルールって、ご存知でしょうか。
 もしかすると、ローグライクハーフwiki等で、従者点が「1人プレイ専用の値」と説明されているのを見かけられ、「2人プレイでは従者は連れられない」と思われている方もいらっしゃるのでは。
 そんな風に思いましたので、ここに特別書いてみることにしました。

 よくよく読んでいきますと、ローグライクハーフwikiでもしっかりと「従者」の欄に説明されているのです。
 2人プレイ時には最大従者点を7点減らすだけであると。
 つまり、経験点による成長で従者点を伸ばせば、従者を連れていくことは2人プレイ時にも可能になるのです。
 
 経験点2点を消費して従者点を伸ばすことが果たして本当に強いのかは、正直微妙だと感じています。
 それよりも他の能力に数値を割り振った方が良い状況って、容易に想像できるのではないでしょうか。

 しかし、個人的には2人プレイ時の魔術点または幸運点主人公ではこの選択肢が有効になってくる気がしています。
 これらの主人公はおそらく副能力点を高め、技量点は多くて1点という場合が多いのではないでしょうか。
 技量点を0にする代わりに従者として有料の剣士を2人連れ歩く場合を想定していただきたい。
 どちらも経験点4点で実現できます。
 攻撃力は剣士2人の方が、防御力は技量点1の方が勝っていると感じられるのではないでしょうか。
 ローグライクハーフにおいては、「攻撃は最大の防御」という言葉は実際通用すると思います。
 そのような条件がそろった場合には、ぜひ選択肢に入れてみていただけましたら。
 (ロールプレイ的には、自身の戦闘力は低いものの、カリスマがあったり指導力があったりするタイプなのかなと感じています。)

◆ 敵の逃走は「半分以下になった場合」なのか、「半分を下回った場合」なのか
 最後に、前回の補足的な内容に触れておこうと思っています。
 前に記事を書いたとき、「数や生命点が半分以下になった時、敵は逃走する」というようなことを書いていました。
 これについて、「半分を下回った場合」であると思っていた……というご意見を目にしたので、特別はっきりさせておこうと思っています。
 正直、これはこのゲームにとって重要な部分だと思いますので。

 僕もこれをヨハネさんに聞き、回答を得ました。
 結論的には、「半分以下になった場合」が正解で、「半分を下回った場合」は誤りとのことです。
 
 もしこれまで「半分を下回った場合」を採用されていた方がいらっしゃいましたら、次の機会にはぜひ「半分以下になった場合」の方のルール採用を試していただけましたら。
 実際、キャラを強化するということの前に、ルール上できることや有利になることを活用することが強いと感じられるやもしれません。
 僕だけかもしれませんが、これにより、ある意味で「ゲームデザインの意図」に近づいていくことも楽しいものだと感じております。

◆ 好評だった場合また書きます
 さて、では今回もそろそろこれくらいで。
 反響があれば、また続きを書くかもしれません。
 それでは、よきローグライクハーフ・ライフを。


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
■今日の新聞に対するお便りはコチラ!
ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m

https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report

【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。
https://ftnews-archive.blogspot.com/

【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。
https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84

■FT新聞をお友達にご紹介ください!
https://ftbooks.xyz/ftshinbun

----------------------------------------------------------------
メールマガジン【FT新聞】
編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ
発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房)
ホームページ: https://ftbooks.xyz/
メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください)
----------------------------------------------------------------

メルマガ解除はこちら
https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2022ft0309news@blogger.com
※飛び先でワンクリックで解除されます。