第14回【狂える魔女のゴルジュ】ゲームブックリプレイ
※ここから先はゲームブック【狂える魔女のゴルジュ】の詳細な内容に踏み込んでおりますのでご了承ください。また、大幅なアレンジが加えられている箇所がありますが、原作の選択肢をもとに構成しています。
ぜろです。
「狂える魔女のゴルジュ」リプレイです。
主人公ミナは、エルフ7姉妹の末妹。奴隷商人に売られた姉たちを探す旅を始めました。
闇神オスクリードの加護を得た魔法の時計を駆使し、「還らずの森」深くの吸血鬼の館に赴きます。
闇神の戯れによる時の巻き戻しに気づき絶望しますが、ボラミーという随伴者を得て、脆く壊れそうな心を奮い立たせます。
ボラミーとの関係を深めながら、旅は続きます。
【ミナ 体力点3/4 悪夢袋5/7】
金貨 7枚
歯車 0枚
<枝分かれの未来時計>選択のやり直しが可能。
<うたかたの齢時計>一時的に年齢を変えられる。
<跳兎の懐中時計>一時的に過去に行ける。
<速撃の戦時計>すごいスピードで動ける。
<時もどしの回復時計>身体の時を戻し回復する。
●アタック03-5 時計塔のマイトレーヤ
ボクたちは、時計塔の前に立っていた。
「時計マニアのミナがここに来たがることは、わかっていたよ」
ボラミーがそんな風に茶化す。
ボクは時計マニアじゃないもん。
でも、6つも7つもの時計をつけていれば、そう思われても不思議じゃないか。
「さて、どうする。入口のカギを壊してやろうか?」
「あ。ちょっと待って」
ボクは、<跳兎の懐中時計>を取り出した。
ひとつ、試してみたいことがあったんだ。頼むよ、兎さん。
<跳兎の懐中時計>を動かす。跳ねる兎の音階が綺麗に鳴って、ボクを過去へと運ぶ。
目の前にあるのは、できたての新しい時計塔だ。
時計塔の中にある謎や秘密が、過去に跳ぶことで何かわからないかなって思ったんだ。
入口の扉が少し開いている。ボクはそっと中をのぞいた。
小柄な老人が作業をしていた。
ボクの気配に気づき、声をかけてくる。
「入口のワナは調整中なんだ。外すから少し待っておくれ」
待っていると、老人は中に招き入れてくれた。
老人はノームだった。ボクの記憶にあるノームに顔だちが似ている。血縁かもしれない。
そのノーム、フェルとはこの森を一緒に冒険した。
そんな思い出はあるけれど、ボクはボラミーと旅をしている。
だからそれは、「実現しなかった未来」になった。
ボクがフェルのことを少ししか覚えていないのと同じように、フェルはボクのこと、知りもしないって思うと、少し寂しい。
ノーム老人は、からくり仕掛けのゴーレムをいじっているところだった。
「この子はね、この塔を管理してくれるんだ。合言葉で動くんだよ」
ノーム老人は、最初はボクのことをいぶかしんでいた。
けど、それよりも説明したい欲求が勝ったらしく、あっさりボクに説明してくれた。
見ているとノーム老人は、ゴーレムを起動しようと、合言葉を唱え始めた。
「6人の賢者と4つの精霊のもとに命じる。ゴーレムよ、我が声に従え」
しかしゴーレムは起動しない。どうやら、数を間違えたらしい。
「はて。賢者の数か。精霊の数か」
ノーム老人が長考に入ったところで時間切れだ。ボクは現代に戻った。
そこは塔の内部だった。そうか。過去で場所を移動したから、中に入れてしまったのか。
けど、ボラミーは外にいるはず。ボクが急に消えて驚いているに違いない。入れてあげないと。
ボクは、過去のノーム老人がしていたみたいにワナのスイッチを切ると、入口の扉を開けた。
外には、ぽかんとした顔のボラミーがいた。
「急に消えたと思ったら、中から出てくるなんて。どんな魔法を使ったらそんなことができるんだ」
「ちょっとね。内側からワナを外してたんだ」
そんな風に言いながら、ボラミーを招き入れた。
「ミナには毎回驚かされてばっかりだな」
1階の奥部屋の入口には、ゴーレムが鎮座している。
間違いない。過去の世界でノーム老人が作成していたゴーレムだ。
合言葉を言えば、従わせることができる。
過去のノーム老人は賢者と精霊の数を間違えて、起動に失敗していた。
あのあと、調べ直して成功したには違いないと思う。
じゃあ、正しい数で合言葉を唱えてみよう。
賢者の人数は7人。これはチャマイの魔法学校に今もいる七賢者のことだろう。
そして精霊は6つ。4つの基本元素に光と闇を加えたものだ。
これがわかるのは、魔法学校に在籍していたおかげだ。
ボクは唱えた。
「7人の賢者と6つの精霊のもとに命じる。ゴーレムよ、我が声に従え」
するとゴーレムは、ガコガコとぎこちない音を立てながら、ボクのもとへ来た。
名前が刻印されている。「マイトレーヤ」と読めた。
ノーム老人の話によれば、このゴーレムは時計塔の番人。外まではついて来られないだろう。
「マイトレーヤ、この塔内にいる間、よろしく」
マイトレーヤは、宝石のような単眼のついた顔をくるくる回して恭順の意を示した。
そんなボクとマイトレーヤの様子を見て、ボラミーがまた、ぽかんとしていた。
奥の部屋には、魔法学校のジオラマがあった。7賢者のミニチュアが並んでいる。
ここまで来れば、賢者の数も精霊の数も把握できたようだ。
いったんマイトレーヤを無力化させ、この部屋に来てから<枝分かれの未来時計>を用いてゴーレムの前に戻る。
そういうやり方もあったかもしれない。
ここでは時計の修理に使える歯車を2枚手に入れた。
2階ではマイトレーヤが器用に機械を操作して、ボクの悪夢袋をすべていっぱいにしてくれた。
3階に上がる。小窓からの外の光景に言葉を失う。
この先にある墓場に、おびただしい数のゾンビが徘徊しているのが見えたからだ。
「あの数はさすがに厳しいな」
ボラミーでもたじろぐほどの数だ。
「あのゾンビたちをどうにかしないと、先へは進めない」
ボクがそう言うと、マイトレーヤは宝石のような単眼で窓から外を見つめたまま、動かなくなった。
ボクの言葉に反応したのか。待機状態に移行したらしい。
その視線の先はゾンビ墓場で固定されている。照準を合わせている?
だいぶ離れた場所だけれど、マイトレーヤに期待してもいいんだろうか。
動かなくなったマイトレーヤをその場に残したまま、ボクたちは時計塔をあとにした。
●アタック03-6 マイトレーヤの活躍
夜が近づく。野営の時間だ。
野営できそうな広場で、ボクは未来の思い出を辿った。
そうして、木の上の簡易住居を見つけた。森の研究家キーウがいるところだ。
ぶしつけなのは承知の上で上がり込ませてもらい、キーウに一夜の宿のお願いをする。
キーウは、突然の女性2人の闖入者に目を白黒させながらも、手伝いをすることを条件に承知してくれた。
ボラミーが水汲みをし、ボクはキーウの研究に助言をすることになった。
助言のはずが、気がつけば時計の話で盛り上がっていた。
「ミナ、それで時計マニアじゃないってのは、やっぱり無理があるよ」
ボラミーにそう茶化された。
その夜。ボクは悪夢を見た。
何度見たかわからない、家が襲撃される日の出来事だ。
ボクには、それが夢だという自覚があった。さらには、夢魔のしわざであることも。
だから、ベッド下の夢魔を発見して撃退するのに、さほど時間はかからなかった。
朝を迎える。
「おはよう。ふたりともうなされていたよ」
ボクだけじゃなく、ボラミーも悪夢にさいなまれていたみたい。
<夢渡りの覚醒時計>が使えたら、ボラミーの悪夢を取り除いてあげられたかな。
朝食を食べたら出発だ。
キーウはボクに、昨日のお礼にと、小さな修理用の歯車をひとつくれた。
これで歯車が3枚になった。あの時計が修理できる。
ボクはその場で、<刻々の狭間時計>を修理した。
キーウが時計の構造を、興味深そうにのぞきこんでいた。
ボクたちはキーウに、時計塔の入口のワナが解除されていることを伝え、別れた。
キーウは狂喜乱舞していたから、きっとこのあと時計塔に行くに違いない。
キーウは別れ際、ローズ家についての知り得る限りの情報を教えてくれた。
ローズ家は、当主の妻が若くして亡くなり、当主だけが吸血鬼となったこと。
当主の娘は家出し、病気の息子だけが家に残されていること。
この話を聞いている時、ボラミーの表情が硬くなったのを、ボクは見逃さなかった。
けど、そこに触れるのはやめておいた。ボラミーが自分から言うのを待とう。そう思ったから。
キーウは時計塔へ、ボクたちはローズ家の館へ。反対方向へ別れた。
ボクたちの行く先に待つのは、ゾンビ墓地だ。
ぬるい風に、たまらなく嫌な腐った臭いが漂ってくる。
墓地に着いた。数多くのゾンビたちが徘徊している。
これからここを突破しなければならないわけだけど……。
時計塔で待機状態になっているマイトレーヤは、ボクたちが墓地に到着したこと、見えているだろうか。
ボクは遠くに見える時計塔を振り仰いだ。
すると、その時、時計塔の上部に赤い光点が灯った。
瞬時に、墓地に赤い光の筋が走る。目の前で、地面すらも割るほどに。
次に風を感じ、遅れて轟音が響いた。
あたりにもうもうたる煙がたちこめる。
煙が薄まると、ゾンビの数が半減していた。
マイトレーヤ、すごすぎない?
あまりの光景に思考が停止しかけた。ボラミーの方がもっと狼狽している。
第二射を期待して、時計塔の方を振り向く。ボクの意識に呼応したのか、第二射が発射された。
しかし、赤い光の筋は、時計塔から上空に向けて放たれ、収束し消えていった。
ボクは理解した。マイトレーヤは、第一射の衝撃で仰向けに倒れたのだろう。起き上がれず、上空に第二射を放ったのだ。
でも、これだけでも十分だ。
「さあ、今のうちに行こ」
「あ、ああ」
この機を逃す手はない。今のうちに、ゾンビ墓地を突破しよう。
それでもゾンビたちはまだたくさん残っている。戦って切り抜ける必要はあった。
ボクは<速撃の戦時計>を使い、速度を上げて対応した。戦いながら突き抜けていく。
隣ではボラミーが、肩を並べて戦っている。
「一体一体を倒すより、進路を確保し少しでも進むことを優先するんだ」
「うん。やってみる」
ボクたちは多少の傷を負いつつも、着実にゾンビの数を減らし、ついに墓地を突破することができたのだった。
●アタック03-7 神は観察する
森の中に佇むからくり神テクアの神殿。
ボクはここに用があった。テクア神に確認したいことがある。
「ここは光が入らないから、吸血獣がねぐらにしてる。気をつけて」
「わかったよ。ミナ、まるでここに来たことがあるみたいだね」
警戒しながら神殿の最奥の神像まで、一直線に進む。
神像に呼びかけるが、反応はない。
「出たぞ」
ボラミーが剣を構え警告する。吸血獣が現れたのだ。
結局、ここでテクア神がボクの前に現れるには、同じ行動を取るしかないらしい。
あるいはこれもテクア神のいうからくりの定義「構造」のひとつなのかもしれない。
時計を使おうとすると、ボクだけ時間の狭間に落ちたかのように時が止まった。
神殿の最奥にあった神像が動き出す。内部の精巧な歯車が複雑に組み合わさり、回転している。
ボラミーも、吸血獣も、停止している。
「からくりの神テクアに、確認したいことがあって」
テクアの神像は沈黙している。ボクはかまわず続けた。
「ボクを、闇神のからくりに気づかせたのは、テクア神のしわざなの?」
からくり、という単語に反応してか、テクアの神像は語り出した。
「そうとも言える。そうでないとも言える」
どういうこと? 謎かけ?
「記憶などという矮小で不完全なものを意図的に操作などできぬ。しかし、我が与えた時を精密に操作する力は、その性質上、使い手の記憶力の向上をもたらす」
つまり「精密」の力を得たことでボクの記憶力は向上した。
ただ、その記憶力の中で、何を覚え、何を忘れるかは、テクア神にコントロールできない。
テクア神が何らかの意図をもって、闇神オスクリードの思惑に気づかせてくれたのかと思っていたが、どうやら違うようだ。
それどころか、単に記憶力の問題なら、テクア神の力がなくとも、いつかは気づいていた可能性が高い。
神々は、ボクが記憶を継承しているかどうかなど、気にしてすらいないのではないか。
テクア神もオスクリード神も、時の魔法に興味があるのであって、使い手のボクにはまるで興味がない。
「我を求めてきたのであろう。精密に時を刻む力を授けよう。汝の目的を達成することが、我が子ノームの犠牲を少なくすることに繋がるゆえ」
テクア神は、今回も精密の力を授けてくれた。
ボクはありがたくその力を受け取った。
テクア神が去ると、ボクは時の流れを取り戻した。
吸血獣は逃げ去る。テクア神の存在感に圧されたのだろう。
今にも襲いかかろうとしていた吸血獣が急に逃げ出したので、ボラミーにとってはわけがわからない展開だったみたいだ。
テクア神との会話は、ボクにほんの少しだけ、希望を見出させてくれたように思った。
神々がボク自身を意に介さないのなら、ボクはボクの願いをかなえるために動くだけだ。
時の魔法を駆使して、神々に見せながら。
そうしている間は、きっとボクは生かされる。神が時の魔法への興味を失うまでは。
ボクは神の歯車にはならない。それが闇神オスクリードであっても、からくり神テクアであっても。
●アタック03-8 沙羅双樹の目覚め
神殿を出てからも森の中を歩き続ける。よじれた森の暗い雰囲気も、ボラミーと一緒なら気にならなかった。
やがてボクたちは、ローズ家の館付近まできた。すでに日暮れどきだ。
館に入るのは日中が良いという判断で、ボクとボラミーは突入前に野営をすることにした。
交代で眠ることにする。
最初はボラミーが、次にボクが眠る。
ボラミーは寝苦しそうにうなされているみたいだった。悪夢を見ているのだ。
ボクが<夢渡りの覚醒時計>を修理していれば、悪夢を取り除いてあげられたかもしれない。
ボラミーと交代すると、今度はボクが悪夢を見た。
ボクが魔法の時計を手に入れた時の夢。場面はチャマイの時計塔だ。
しかしボクは先回りしきれず、モータス教授が魔法の時計を前に、闇神オスクリードと契約を行っていた。
ボクが隠れて見ている前で、モータス教授の肌が闇色に染まる。教授が時の魔法を手に入れたことがわかる。
さらに教授は、<枝分かれの未来時計>に働きかけ、より完璧なものに仕上げていた。
ボクは、今見ているのが夢だと確信している。ボクの夢なのに、ボクの知識にないものが出てくる不思議。
よくわからないけれど、起きた時に覚えていたら試してみようと思った。
そうしてボクは、ボクに悪夢を見せている夢魔を見つけ、退治した。
朝。
目が覚める。
頭の横に、禍々しい黒クモの死骸があった。
「夢魔だね。悪夢を見せて食らう怪物。ミナがうなされていたのはそういうわけか」
「ボラミーも、悪夢を見ていたみたいだった」
「じゃあ、私の夢からミナの夢に移ったのかも。死んでるってことは、夢の中で夢魔を見つけて退治したんだな。すごいなミナは」
そうだ。思い出した。
夢魔を退治する前、夢で見たあの場面だ。
ボクは、<枝分かれの未来時計>を取り出した。
「なにをするんだい?」
ボクは、夢の中でモータス教授がしていたのと同じことをする。
丁寧に、綺麗に磨いて、時計の針を正午に合わせる。
そして、時計を起動させて、言葉を紡ぐ。
「時計よ、真の姿を見せよ」
すると、時計の形が変化していく。
枝状の針から緑葉が芽生えてゆく。
盤面も、逆方向を指す双子から、世界樹か生命樹かを思わせるデザインに変わってゆく。
<枝分かれの未来時計>は<沙羅双樹の予知時計>となった。
これが第8の時計だ。
この時計は、<枝分かれの未来時計>の発展版だ。
<枝分かれの未来時計>は特定の場面、特定の時間帯の中だけを行き来できる。
<沙羅双樹の予知時計>になったことで、今後は場面を選ばずに予知することができるようになった。
これはまさしく、ボクの命を繋いでくれる時計になるかもしれない。
とはいえ、無駄遣いは禁物だ。使いすぎれば悪夢の枯渇で肝心な時に何もできなくなってしまうかもしれない。
ボクは、新しい形になった時計を、ぎゅっと握りしめた。
夢魔を倒したことで、悪夢袋は全部いっぱいになるまで補充できた。
ボクは<時もどしの回復時計>を動かして、すべての傷を癒した。この時計は特殊だ。明け方の今の時間しか動かせない。
針が動く、ちりん、ちりんという風鈴のような音が、ボクの心も癒してくれた。
あとは食事を取り、支度をしたら、館に向かう準備は万端だ。
ボクの様子を見ていたボラミーは、その視線を館に向けた。しばらく館をじっと見つめていたかと思うと、ボクの方に向き直った。
その唇が、言おうとする言葉を探すように、動く。
「ミナに、話しておくことがある」
ボラミーは胸にかけた木製の瓶を握りしめて、語り始めた。
次回、ボラミーの過去が明らかになる。
【ミナ 体力点3→2→4/4 悪夢袋5→3→7→6→7→6/7】
金貨 7枚
歯車 0→2→3→0枚
<枝分かれの未来時計>選択のやり直しが可能。→<沙羅双樹の予知時計>いつでも選択肢の先の未来を予知できる。
<うたかたの齢時計>一時的に年齢を変えられる。
<跳兎の懐中時計>一時的に過去に行ける。
<速撃の戦時計>すごいスピードで動ける。
<時もどしの回復時計>身体の時を戻し回復する。
<刻々の狭間時計>短い時間だが時を止められる。
■登場人物
ミナ・ガーデンハート 主人公。双子の姉を助けるため、時を操る魔法を手に、還らずの森へと踏み込む。
エナとティナ ミナの双子の姉。ミナの双子の姉たち。還らずの森の吸血鬼の貴族に売られたという情報が。
ニナ・ガーデンハート ミナの長姉。ネグラレーナの盗賊ギルドに所属している。
モータス教授 魔法学校のミナの先生だった人物。禁断の時を操る魔法を開発する。
ボラミー 森の外縁の村にいた女剣士。ミナとともに森へと赴く。
ねこ人 黒ねこ人の旅人。希少種族。
ネフェルロック 闇エルフの隠れ里の長。ミナの力の源を欲している。
キーウ 初老のノーム。「還らずの森」の研究家。
ビバイア・ローズ ローズ家の病気の息子。
フェルナンド・ウティリヌス 通称フェル。森の案内人をしているノーム。
マルティン・ローズ ローズ家の当主。吸血鬼。
マイトレーヤ 時計塔を守るゴーレム。
オスクリード 闇神。魔法の時計を動かすには、オスクリードの加護が必要となる。
テクア からくりの神。ノームにからくりの知識を授けたとも言われる。
■作品情報
作品名:狂える魔女のゴルジュ
著者:杉本=ヨハネ
発行所・発行元:FT書房
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