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2026年5月12日火曜日

Re:インセンティブ(後)@20代からのゲームブック123 FT新聞 No.4857

FT新聞編集長の水波流です。 本日は、Reシリーズ・丹野佑氏による『20代からのゲームブック』 元は丹野氏が20代のとき、約3年に渡って書き綴られた名コラムの再録です。 (2014年2月5日 FT新聞No.391〜2016年11月23日 FT新聞No.1412) (編註:文中のコメントは全て当時のものとなっております) ☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆  おはようございます。丹野です。  これを読んでいるあなたは夏バテしていないでしょうか。丹野はできるだけ寝る時間をとって、一応いまのところは元気にやっています。  8月に配信予定のクトゥルフゲームブックを準備しています。調べれば調べるほど、クトゥルフ神話作品群の「なんでもあり」ぶりに驚かされています。  各執筆人がそれぞれどんな球を投げてくるか、こうご期待です。 ■インセンティブの話  前回は、ゲームブックにおいてはキャラクターの動機とは別に、読者に対するインセンティブが必要だという話をしました。  この作者の作品なら面白くなるはずだ、という信頼があれば問題ないですが、読者にインセンティブを与える工夫が必要です。  基本的には、主人公に強い動機を与えることが読者のインセンティブにもつながります。そうはいっても、たとえば主人公のキャラクターが気に入らないとか、あまり最初から話を進められないとか、そういった事情もあると思います。というわけで、読者へインセンティブを与える方法を具体的に考えていきましょう。 ■約束をする  ストーリーの上で読者を引き付けるためには、大きなフックになる要素が必要です。  ゲームなので目標を示すのが一般的ですが、ほかにも早めに大きな謎を突きつける、行先にこんな場所があるという噂を聞かせる、など、この先の展開を示す要素を入れ込みます。  こうすることで、この先の展開について一種の約束をすることができます。約束をすることで、読者に「じゃあ、それが実際に描かれるまではやってみようかな」と、小さな目標に向けてのインセンティブが生まれます。  あるいは、いっそ何が起きるのか教えてしまう手もあります。予言というやつですね。「おぬしはこれこれこういう運命なのだ」と先に言ってしまうことで、この先の展開をはっきり約束することになります。  ゲームブックは主人公のキャラクターでひきつけるのが難しいので、「約束」を積極的に行うことで、読者にインセンティブを与えることが重要です。 ■ゲームの約束  ゲームブックはゲームですから、約束するのはシナリオだけとは限りません。  この作品ではこういう風に遊びますよ、というルール説明をしておくことが一種の約束となります。  今月まで連載していた『VRMMOからの脱出』では、マクロを使った半自動ゲームブックを楽しんでもらえるよう、ストーリーが大きく動くよりも前にルール説明を置きました。  このように、特徴的なルールを使っているなら、こちらのほうがより効果的かもしれません。 ■ゲームブックならではの  また、ゲームブックなら必然的に発生する「約束」もあります。  あなたも経験があることだと思いますが、パラグラフを移動するときにちらっと見える文章やイラストが、一種のネタバレ、言い換えれば「約束」として機能しています。  知らない名前の登場人物がちらっと見えたり、奇妙なイラストが目に留まったりして、「これ、どういう状況だろう?」と感じたりすること、あるのではないでしょうか。  ほかの媒体ではなかなか発生しない状況ですから、あえて目につきやすい場所に、読者の注目しやすいパラグラフを置いておく……なんてテクニックも、あるかもしれませんね。  それでは、また来週。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。