From:水波流
7月30日発売のTH(トーキングヘッズ叢書)No.103 『幻郷の花嫁〜密やかな桃源への招き手』(アトリエサード)に寄稿しています。
「マルシテイアは月の上に〜手に入らないからこそ追い求める、異界の女」と題し、古来からの異類婚姻譚をベースに、大塚英志『木島日記』やPCゲーム『DragonAgeOrigin』に登場する謎めいた女についての考察をしています。
ぜひ書店や通販でお手にとってお読み下さい!
詳細>https://athird.cart.fc2.com/ca1/438/p-r1-s/
主な取扱店>https://atelierthird.blogspot.com/2025/07/th-seriesno103.html
From:葉山海月
あたくしはラジコンヘリが好き。
しかし、自由自在に飛ばすためには、少なくとも1練習に10回落とす覚悟がいります。
しかして、うまく飛べるようになるころには、機体ボロボロでまともに飛べない!
かようにパラドキシカルな模型なのです。
ラジコンヘリという奴は!
From:明日槇悠
少年王者舘の『りすん』を鑑賞。
三方向から囲んで見るメタフィクション劇だけれども、硬い椅子に座ってるとベッドに寝てる舞台上の役者さんが羨ましい。
そこへ「痛みの最中に人はヘンな理屈を夢中になって考えるもの」とのセリフが。
確かにね。
From:くろやなぎ
7/25(金)の夜に、X(旧Twitter)のスペース機能を活用して、FT書房のアカウントから「M!M!TRPGを話そう」というオンラインイベントが配信されました。
私はゲームブック経由でFT書房を知った人で、M!M!TRPGを含め、TRPG全般についての知識や経験はまだまだこれから、という状態なのですが、
このイベントではさまざまな角度からM!M!TRPGについて語られており、M!M!TRPGがどんなもので、どのように生まれ、広がり、楽しまれているのかという、その内容や文脈の一端に触れることができて楽しかったです。
8/7(木)のFT新聞には、ゲストとして参加された岡和田晃氏による記事が掲載されていますので、ぜひお読みいただければと思います。
From:中山将平
僕ら明日8月10日日曜日、「TGFF2025」にサークル参加します。
夏の新刊2冊はコミケではなく、このイベントにて刊行予定です。ぜひ遊びにお越しいただけましたら。
(8月16日と17日のコミケは落選しましたが、両日それぞれFT書房の本を別々の参加者様に委託お願いできたらとお声がけしています。実は2日目は僕も現地へ行く可能性が高いです。)
新刊の詳細は以下のURLよりご覧いただけます。
モンスター!モンスター!TRPG『ズィムララのモンスターラリー・ワールド編』
https://ftbooks.xyz/shinkanjyoho/zimrala
ローグライクハーフ『エメラルド海の探索』
https://ftbooks.xyz/shinkanjyoho/rlhemerald
さて土曜日は一週間を振り返るまとめの日なので、今週の記事をご紹介します。
紹介文の執筆者は、以下の通りです。
(く)=くろやなぎ
(明)=明日槇悠
(水)=水波流
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■8/3(日)~8/8(金)の記事一覧
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2025年8月3日(日)中山将平 FT新聞 No.4575
『クトゥウルウの聖なる邪神殿』ローグライクハーフd66シナリオ
・暑い夏にぴったりのホラーファンタジー作品として、中山将平氏による「クトゥルフ×ローグライクハーフ」のシナリオをお届けしました。
ローグライクハーフのシナリオとして注目すべきは、その「拡張性」です!
「手がかり」の所持数に応じて、イベントの難易度やクリーチャーの強さが変動する仕組み。
冒険の目的に厚みを加える、「サイドクエスト」の存在。
そして、「主人公1人+従者たち」と「主人公2人」のどちらを選ぶかによって変化するプレイ感。
クトゥルフ神話好きな方はもちろん、クトゥルフ神話の知識が全くない方にも、十二分にお楽しみいただける作品に仕上がっています。
ローグライクハーフの基本ルールはそのままに、新たなテイストを加えた意欲作を、ぜひ遊んでみてください!
(く)
2025年8月4日(月)杉本=ヨハネ FT新聞 No.4576
電子版『狂える魔女のゴルジュ』『戦場の風』のご案内☆
・長らく散らかっていた部屋を片づけて、きれいな机にひとり。
作品について言えることは先週語ってしまったので、今週は電子書籍作品のご紹介をば、やってまいります!
杉本=ヨハネの最新作にあたるゲームブック『狂える魔女のゴルジュ』の電子版が、できました!
「30分で遊ぶ1人用TRPGローグライクハーフ」のd33シナリオ『戦場の風』もできました!!
ピシピシとやっていきます!
(明)
2025年8月5日(火)かなでひびき FT新聞 No.4577
これはゲームブックなのですか!? vol.123
・バーチャル図書館委員長かなでひびき氏がゲームブックに関係ありそうでなさそうな周辺のよもやま話をしていきます。
今回紹介する作品は、ゲームブック『ポートピア連続殺人事件 密室殺人の謎』(池田美佐 著 双葉社)
『ポートピア連続殺人』といえば、パソコンからの移植でファミコン初の「コマンド選択式」アドベンチャーゲームとなった名作!
ファミコンからのゲームブック移植ならココ! 『ファミコン冒険ゲームブック』でならした双葉社!
どのコマンドを試せばいいかわからない煩雑なところもなく、一冊の推理小説としてスラスラ読める。
ストーリーも、ちゃんと刑事ドラマしていて、ぐんぐん読者を引き込んじゃう。
犯人は誰か? あなたの目で、ぜひ確かめてください!
(明)
2025年8月6日(水)ぜろ FT新聞 No.4578
第4回【竜鍵諸島の露店祭〜フェスティバルだよ大集合!〜】ローグライクハーフリプレイ
・宇宙忍者ポストんと竜人ヨアケのコンビがすっかりお馴染みになりました、ぜろ氏のリプレイ第450回です。
スタンプラリーの次なる訪問先は、本の挿絵が実体化している不思議な移動図書館。そこに現れたのは、なんだかFT新聞の読者にも見覚えのあるタイトルの本。そして当然のように始まるバトル!
今回ですべてのスタンプが埋まり、この露店祭のリプレイも終わりが近付いてきました。そんな名残惜しさも感じつつ、ふたりと一緒に露店巡りを最後までお楽しみください!
(く)
2025年8月7日(木)岡和田晃 FT新聞 No.4579
「M!M!TRPGを話そう」とその補足
・先日配信された、「M!M!TRPGを話そう」というオンラインイベント。『ケン・セント・アンドレによるズィムララのモンスターラリー』の発売記念を兼ねたもので、杉本=ヨハネ氏、中山将平氏、岡和田晃氏の3人によるトークは2時間を超える大盛り上がりでした。
今回はそちらを補足する内容での、まさに副読本のような記事!
記事内でも触れられている「M!M!を遊ぶ上での基本的な冒険の「型」は?」という質問に関して、この記事の校正をしながら私(水波)と岡和田氏で少し話に上がりました。
恐らくユーザーの知りたい「型」というのは、旧版M!M!はT&Tのバリアントとして「人間主体のT&T世界で、モンスターになって人間の街を襲う」というコンセプトだったが、本作はそれとは違う世界観なのだから、そこではどう遊ぶのがデザイナーの意図なのか?という疑問なのではないでしょうか。
どう遊んでも良いのがTRPGとは言え、それでもデザイナーたちはまずどう遊んだのかというのはやはり気になるものですよね。
実際、私もT&Tのルール運用なんかをケンにいろいろ聞いた事があるのですが、すぐ「好きにやれよ」と言われてしまって、「でも、ケンがどうしたのかは知りたいんだよ!」と思いました笑
昔はそうしたときに、それこそ岡和田氏の前回のヴィルガスト記事のように、公式リプレイがひとつの糸口だったのですが、海外製TRPGだとなかなか文章のリプレイ(やプレイ動画など)が無いんですよねー。
他にもご質問や疑問などがありましたら、ぜひFT新聞宛てにお便りくださいませ。
(水)
2025年8月8日(金)緒方直人 FT新聞 No.4580
機動灼熱追撃日記その5
・『機動戦士ガンダム』の名作ゲームブック、『機動戦士ガンダム0079 灼熱の追撃』(山口宏 著 角川書店)
その復刻版に、リプレイの名手、緒方直人氏が追撃(リプレイ)をかけます!
2度によるプレイの結果、正規ルールでは飽き足らずメーカー保証外の「俺ルール」を採用して遊ぶことを決意した緒方氏。
デザートザクをガンキャノンIIに乗り換えて、迎えた3度目のゲド要塞。
果たしてその先に待つのは恍惚か、それとも虚無か。
灼熱した死闘の記録が、ここに完結。
——おや? 最後に赤い彗星がよぎったような——?
(明)
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■今週の読者様の声のご紹介
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ひとことアンケートへのご意見をご紹介します。
紙面の都合で、一部省略させていただくかも知れませんが何とぞご了承くださいませ。
すべてのお便りは編集部が目を通し、執筆者に転送しておりますので、いろんなご意見やご感想をぜひお送り下さい。
↓↓
(ポール・ブリッツさん)
田林氏の記事を面白く拝読しています。
「いかにしてゲームブックがマニアだけのものになっていったのか」が読むにつれてわかってくるような気がしました。
(お返事:田林洋一)
ポール・ブリッツさん、応援のお言葉、どうもありがとうございます! SAGBに限らずですが、一部のゲームブックはより差別化をはかるために、ルールを複雑にしたり、行程を難解にしたりといった「マニア向け」「コレクター向け」のものになってしまい、それがゲームブックのブームの凋落になってしまった点は否定できないと思います。特にSAGBではその傾向が顕著だったかもしれませんね。ですが、例えば、ファイティング・ファンタジー・シリーズは、基本ルールはほとんど変わりがなかったようです。本連載では「マニア向け」のものも含めて扱うつもりでおりますが、できるだけ分かりやすい解説を心掛けたいと思いますので、お付き合いいただければ幸いです。
(ジャラル アフサラールさん)
『ポートピア』は当時ラジオでビートたけしさんが犯人のネタばらしという今なら炎上確実な事していましたね。たけしさんも『ギャグ狂殺人事件』というタモリさん・いかりや長介さん・萩本欽一さんという大物芸人が次々殺されていく(笑)ミステリー書いているくらいミステリー好きなんですからルール違反分かっていたと思うのですが。
(お返事:かなでひびき)
ありがとうございます!
へー、あのビートたけしさんもそんなものを書かれていたとは!
いつかお目にかかりたいものですねー!
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