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2025年12月30日火曜日

カエル人が教えてくれたファンタジー創作 第49回 FT新聞 No.4724

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カエル人が教えてくれたファンタジー創作 第49回
「クトゥウルウの聖なる邪神殿とカエル人の全て」
(中山将平)
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 おはようございます。
 先日、「ギルド黄金の蛙」という新サークルを立ち上げたイラストレーターの中山将平です。
 いよいよ年の瀬となりましたね。
 本年も、僕たちの作品を楽しんでいただき、ありがとうございました!
 来年も何卒引き続き応援いただけますと幸いです。

 さて、今日の記事では、2つの情報をお届けします。
 1つは、FT書房から今日コミケで刊行される新刊『クトゥウルウの聖なる邪神殿』がどんな本であるかという情報。
 もう1つは、来年1月11日(日)「SUPER COMIC CITY関西 31」でギルド黄金の蛙から新刊「創作・RPG・ファンタジー汎用異種族設定集 カエル人の全て 魔法と儀式編」を刊行します、という情報です。

 早速それぞれ見ていきましょう。

◆『クトゥウルウの聖なる邪神殿』について
 まずは前者、「クトゥウルウの聖なる邪神殿」がどんな作品であるかというお話から。
 いえいえ、この作品、なんと今日本当に刊行なんですよ。
 発表の場は「コミケ107」。
 しかも、僕はなんとなんとその場に売り子として参加しているんです。
 この記事を、コミケが開催される東京ビッグサイトに向かいながら読まれているあなたは、ぜひ配置【東ソ01ab】FT書房にお立ち寄りいただけましたら。

 さてさて、それはそうと本題として作品の紹介に移りたいと思います。
 
 『クトゥウルウの聖なる邪神殿』は、クトゥルフ神話×ファンタジーなジャンルの、「30分で遊ぶ1人用TRPGローグライクハーフ」シナリオ本です。
 今回はクトゥルフ神話とファンタジーが両方大好きなイラストレーターである僕が、シナリオ作成と絵を担当しました。
 あまり積極的に発信してきませんでしたが、絵を描くことと同様に、ゲームを作ったり、シナリオを考えたりすることも大好きなんです。

 ファンタジー世界でクトゥルフ神話の要素がある冒険を描くといっても、その描き方はきっと様々なのだろうと思っています。
 その中で本作は、「邪神的な悪魔たち、神話生物的なクリーチャーたちと、思う存分戦うことができる」という描き方を選びました。
 せっかくのファンタジークトゥルフ作品なので、現実世界をベースにした作品では手も足も出ないような存在と、武力を持って対峙できる物語にしたいという激しい心の声に突き動かされてしまったのです。

 とはいえ、実際クトゥルフ神話の前提知識は全く必要ではなく、「クトゥルフ系作品に興味はあるけど、あまり触れたことはない」という方にもしっかりと楽しんでいただける冒険を目指して作成しています。
 その意味でも、舞台はFT書房のファンタジー世界であるアランツァとしました。

 主人公たちは、魚人の一種「末裔」の集落の代表から依頼を受け、大悪魔クトゥウルウの野望を打ち砕くべく、魚人たちの狂信者に立ち向かうことになります。
 しかしそのために足を踏み入れる、海中から浮上した古代神殿には、様々な狂気と神話的生物たちが待ち受けているのでした……という物語です。

 適正レベルが10〜18と幅広く、作成したてのキャラクターでも、育てたキャラクターでも遊ぶことができる内容となっています。
 文章面では、文字数を極力抑え、行間に想像が膨らむローグライクハーフの「良さ」を最大限輝かせられるように努めました。
 クトゥルフ×ファンタジーな作風を表現するために、特別なルールも作成しましたが、いずれも実にシンプルで遊びやすいものにできたと自負しています。
 「そういう冒険を待ち望んでいた!」という方に届くと幸いです。

 以上のようなメッセージを含む作品紹介ページも用意しました。
 以下のURLよりぜひご覧ただけましたら。
 https://ftbooks.xyz/shinkanjyoho/jyashinden

◆ 「創作・RPG・ファンタジー汎用異種族設定集 カエル人の全て 魔法と儀式編」について
 次に、「創作・RPG・ファンタジー汎用異種族設定集 カエル人の全て 魔法と儀式編」について軽く触れておこうと思います。
 この本は、カエル人という異種族の設定をまとめた本です。
 様々なファンタジー作品を作られる際に、インスピレーションを得られるものにできたらと思い、作成しました。(それで、今回は「汎用異種族設定集」と銘打つことに決めました。)
 僕が作っているカエル人のイラストのシリーズ「カエルの勇者ケロナイツ」のシリーズ作品であり、彼らを中心のひとつとしています。
 実は書きたい内容を2つに分けたうちのひとつがこの本で、ケロナイツも24人中12人の紹介を掲載しました。
 もう一冊の方は今のところ「身体と生態編」というタイトルになる予定です。

 オールカラーでお届けする本文24ページの書籍で、横書きです。
 新サークルを作って刊行したかった本はまさにこれで、既に完成して入稿を終えています。
 ご興味をいただける方は、1/11「SUPER COMIC CITY関西 31」または1/18「こみっくトレジャー」、または1/25「関西コミティア」にて「ギルド黄金の蛙」を探していただけましたら。
 この情報はTwitter(現X)で発信していく予定ですので、以下のURLの僕のアカウントをぜひフォローしていただけますと幸いです。
 https://x.com/ENDMOONDO

◆ まとめ
 今日は自分が関わった2つの作品について描いてみました。
 それでは、今日はそろそろこのあたりで。
 よきファンタジー・ライフを。
 そして、良いお年を。

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