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2026年5月15日金曜日

第2回 水曜ゲームブックリプレイの思い出 FT新聞 No.4860

第2回 水曜ゲームブックリプレイの思い出 FT新聞、水曜ゲームブックリプレイ担当のぜろです。 金曜日枠が空いているので、ふらふらっとたまに来ては記事を置いていこうかと思っております。 ここでは、自分自身がFT新聞で連載したリプレイを振り返りながら、思い出語りができればと思っております。 第1回は、2026年1月2日に掲載させていただき、「宝石島の脱出」と、その当時のFT新聞について語らせていただきました。 今回は第2回。「断頭台の迷宮」についてお話します。 ●その2 断頭台の迷宮 さて「宝石島の脱出」の次の連載は「断頭台の迷宮」にしないかと、杉本=ヨハネさんから提案されました。 ちょうどこの頃に、「断頭台の迷宮」のスマホプレイ版が出るという話があって、それに合わせてのリプレイ掲載ということでした。 「断頭台の迷宮」も、FT新聞が始まる前、2012年にプレイして、すでにmixiにて掲載していたものを流用するという形でした。 連載用に少し修正を入れる程度でしたので、この頃はかなり楽をさせてもらっていましたね。 作者は清水龍之介さん。 旧来のゲームブックの様式にとらわれない斬新なアイディアを多く持ち、その成功失敗を問わずに次から次へと投入する、才気あふれる方です。 後に超大作「魔の王の少年」「魔の国の王女」を執筆し、FT新聞連載開始時から「剣闘士ユーグ」を書いています。 「魔の王の少年」シリーズは3部で完結という話で、3巻が出そう、という話も聞いたことはあったのですが、その後音沙汰がないので気になっております。 商業的な事情であるとか、タイミング的なことであるとか、理由はいろいろあるかと思いますが、シリーズものとして始めたものは完結まで追いかけたいというのは、読者の切なる願いではあります。 だからね、「ガルアーダの塔」もね、ローグライクハーフ版もいいけどゲームブック版の続きも、と思うところがないでもないです。 が、やっぱりタイミングとやりたいことを優先するのが一番いいってのもわかってますので、願望だけ垂れ流しておきます。 この「断頭台の迷宮」は、FT書房の初期作品の中では、屈指の出来だと私は個人的に思っています。 ただし、高難度の作品ですので、あまりの難しさが肌に合わない方もあるかもしれません。 この作品の優れたところは、序盤はすごく簡単にコロコロとゲームオーバーを連発してしまいがちにもかかわらず、徐々に全体の把握ができると、きちんと攻略ができるような作りになっていることですね。 そんなふうに、試行錯誤をしながらきちんと考えて進めば、攻略できる、ただ難しいだけではないところがとても魅力的に映りました。 また、この作品は導入も引き込まれるものがありました。 主人公は記憶を失って、ダンジョンの奥、しかも奈落のような裂け目のふちで目が覚めるのです。 ちなみに最初のちょっとしたネタバレになりますが、目覚める前に寝返りでもうとうものなら、最速のゲームオーバーが待っています。 スーパーマリオブラザーズで最初のクリボーに当たって死ぬのといい勝負です。 そこからダンジョンを探索し、自分が覚えていない知人との出会いがあり、別れがあります。 難敵「ギロチンハンズ」との因縁めいた遭遇があります。 そうして、緊張感が増す中でダンジョンからの脱出を目指すのです。 ダンジョンは双方向のつくりになっています。 場面によっては、どちらから来たかによって展開が変化する要素も加えられています。 ラストには、宿敵ギロチンハンズも含めた、ちょっと意外な結末が待っています。 自身が記憶を失った事情とか、記憶を取り戻したらすごい設定が明らかになるとか、スタート時点ではそういう妄想もしていました。 でもどちらかというと、あくまで高難度ダンジョンの突破に重点が置かれたつくりになっています。 当時の私には、ゲームブックといえば400パラグラフ、という根拠不明の刷り込みがありました。 なので、100パラグラフでもこれだけ濃密な内容を詰め込める、ということに感動すら覚えました。 同じ作者が次に「見捨てられた財宝」という作品も書いておりまして、そちらはこの作品と対極でした。 冒険の達成値ごとにエンディングが分岐する形になっており、1回の冒険は短めに終わるようになっています。 この作品の次にプレイしたので、逆にもの足りなさを感じてしまったのを覚えています。 しかし、今にして思えば、それは作品コンセプトそのものの違いなわけで。 「見捨てられた財宝」の方も、クリアランクを導入するという面白い試みがされていて、ものすごい意欲作でした。 こうして「断頭台の迷宮」は、いつまでたっても私の中のゲームブックランキングで、常に上位をキープする作品になりました。 「断頭台の迷宮」リプレイは、FT新聞2013年版から2014年版で読むことができます。 FT新聞2013年版 https://www.amazon.co.jp/dp/B0B354RFVS FT新聞2014年版 https://www.amazon.co.jp/dp/B0B6BKZDNS 連載期間 2013年8月から2014年1月(全20回) 自分のリプレイの思い出語りをするだけのつもりだったのですが、周辺の記事が気になり、いろいろ目を通してしまいました。 こうしてみると、創刊当時の熱意すごい。 2013年の創刊当時は、清水龍之介さんの「剣闘士ユーグ」ですね。創刊と同時に配信するコンテンツでした。 これもメモ程度のリプレイは書きましたが、もっとちゃんと書きたい気持ちがあります。 丹野佑さんの「戦場の風」も2013年の終わりには登場しています。ちょうど「断頭台の迷宮」リプレイを連載していた頃ですね。 ほかにも、配信のみのゲームブック作品が多数登場しています。 最初の頃のFT新聞は、毎週日曜日にはミニゲームブックをお届けするという、今思えばそうとう無茶な挑戦をしていました。 そんな短距離走のような全力疾走な配信だったのに、こんなに長く続くなんて、つくづくどうかしていますね。 そして、FT新聞は、挑戦的な作品や短編を公開する場として機能していたんだなと思います。 挑戦作を、成功失敗を問わず世に出すことができる稀有な場所なのだと思います。 「断頭台の迷宮」リプレイは、私のmixiでも読むことができます。 ゲームブックリプレイ【断頭台の迷宮】目次 https://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=7076225&id=1941236433 ■作品情報 作品名:断頭台の迷宮 著者:清水龍之介 発行所・発行元:FT書房 購入はこちら 100パラグラフゲームブック集2 https://booth.pm/ja/items/2483162 ●おわりに さて、いかがでしたでしょうか。第1回の時には次は「断頭台の迷宮」と「大魔導城のワナ」についてお話すると言っていましたがすまん。ありゃウソでした。 「大魔導城のワナ」リプレイについては次回まわしにさせていただこうと思います。 不定期なので次はいつになるかはわかりませんが、たまに金曜記事を埋めに来ますので、よろしくお願いします。 みなさま方も、軽い気持ちで金曜日に記事を置いてくださいますと、私がうれしい気持ちになります。みんなで埋めよう金曜日。 では次は水曜リプレイでお会いしましょう。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。