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2025年1月16日木曜日

齊藤飛鳥・小説リプレイvol.24『猫の女神の冒険』その5 FT新聞 No.4376

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児童文学・ミステリ作家、齊藤飛鳥さんによる
TRPG小説リプレイ
Vol.24
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〜前回までのあらすじ〜
ニャルラトホテプの気まぐれで、クトゥルフ神話の世界から異世界へ送りこまれ、今はズィムララ世界の猫の女神セクメトにクリスタル・スカル探しに雇われた、グレーハッカーの灰鼠深尋(はいねず・みひろ)。
セクメト女神に気に入られ、ニャルラトホテプへ地球や仲間達を滅ぼされた恨みを晴らす力を手に入れるべく、彼女の腹心テン=メアと一緒に冒険に旅立った。
そして、様々なトラブルを乗り越えるうちに、ついにピラミッド内でクリスタル・スカルが隠されていそうな怪しい小部屋を発見した。
深尋の運命、そして、冒険の結末やいかに!?


《プレイキャラ紹介》
灰鼠深尋(はいねず・みひろ):グレーハッカー。『暗黒詩篇』所収「クトゥルフ深話」出身。行動理念は、黒い人影野郎ことニャルラトホテプへの復讐。
テン=メア:セクメト女神の腹心。お茶目ないい子。※あくまで私の感想です※


長らく皆様にお付き合いいただきました、この『猫の女神の冒険』リプレイは、今回で最終回です。
今までどうもありがとうございました。
冒険のラストで、大きな選択があるのですが、これはTRPG『猫の女神の冒険』で一度体験済みです。
ですから、これまで何度も書いているように「TRPGとは違った展開を見たい・楽しみたい」をするところだったのですが、どっぷり冒険に浸かっているうちに私の中で変化が出てきました。
それは、「キャラクターの行動理念と矛盾する行動を取らせたくない」という感情です。
そういうわけで、キャラクターの行動理念の矛盾を避けたために、ラストの大きな選択のみTRPGの時と同じになりました。
すると不思議なもので、ラストの受け止め方が「このキャラクターの行動理念なら、こう受け止める」というのが勝手に思い浮かび、エピローグをだいぶ脚色と加筆をしてしまいました。
これが、いわゆる「キャラクターがひとりでに動き始める」現象なのでしょう。
深尋は、「クトゥルフ深話」の「世界の危機に、持てる力を駆使して仲間とともに立ち向かうグレーハッカー」という、とても熱い設定に惚れこんで考えたキャラクターなので愛着がわいたとも言い換えることができるかもしれません。
それにしても、クトゥルフ神話の世界のキャラクターも違和感なく溶けこませてプレイできる『猫の女神の冒険』の柔軟性は、やっぱり桁違いにすごいです!


※以下、冒険の核心部分に触れる内容を含みますので、未読の方はご注意下さい。

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モンスター!モンスター!TRPGソロアドベンチャー
『猫の女神の冒険』リプレイ
その5

齊藤(羽生)飛鳥
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14:深尋、怪しい小部屋を探索する
「まずは、露骨に怪しいあの床下1.8メートルの小部屋を調べてみるね」
私は、小部屋を見下ろす。
いきなり飛び降りるのではなく、床にぶら下がってから下りれば、飛び降りた時のダメージは少なそうだ。
私は、スコップを折りたたんでリュックにしまうと、床にぶら下がってから小部屋へ飛び降りる。
でも、期待した手ごたえというか足ごたえはなかった。
何と、小部屋は幻影だったのだ!
「なっ……!?」
内臓が瞬時に喉元までせり上がってくるような感覚を覚えると同時に、私は落下し始めた!
性格悪い罠を仕掛けやがって!
(本当に性格が悪いよね。罠の仕掛け方には性格がよく出るものだ)
邪神が脳内に直接アクセスしてきた。おまえが言うか。ぶん殴りてえ!
そのためには、絶対に落ちんぞ!
私はあわてて祭壇の縁へ手をのばす。
うまい具合に指が届いて、私はそれ以上落下せずにすんだ。
「テン=メア! これ、落とし穴よ! 助けて!」
私の助けに応じて、テン=メアは文字通りすぐに飛んできてくれた。
そして、私がつかまっている祭壇の上に降り立つと、ものすごい力で私を引き上げてくれた。
「ありがとう、テン=メア。助かった」
「間に合って本当によかったわ」
それから、私たちは自分たちが載っている祭壇にアンクの形のくぼみがあることに気づいた。
「そろそろプレゼントを開けるときじゃないかな」
「プレゼント? アトン=ラーからもらったパピルスの包みのことね!」
私が包みをほどくと、中から扉の鍵ほどの大きさのアンクが出てきた。
「これをはめてみて」
テン=メアの方がくぼみに近かったので、私はアンクを彼女へ渡す。
テン=メアが手際よくくぼみに置くと、アンクが輝き始める。
どんどん輝きを増して、太陽と同じくらいになる。
輝きすぎ! ……と思いながら顔を背けていると、祭壇が足元の壁のなかに向かって下がり始める。
それは私がさっき騙された小部屋の幻影との境界線に達し、さらに通り抜けて私たちを乗せたままさらに下へ下りていくこと、ビルの7〜8階分。たぶん30メートルくらい下りたところで、宝がいっぱいの巨大な部屋にたどり着いた!
金や銀の延べ棒、貴金属のついた鉢がある。無数の宝石類が、それこそ指輪、ブレスレット、ネックレス、ペンダント、ティアラその他にあしらわれている。あらゆる種類の古代の武器があり、が運、ローブ、ブーツ、スリッパ、帽子など、どの棚もよりどりみどりだ。
「これだけ宝があるなら、クリスタル・スカルもありそうね」
「そうだね、テン=メア。探してみましょう」
私たちは手分けしてクリスタル・スカル、あるいはクリスタル・スカルを探すのに役立ちそうな代物を探した。
気がつけば、私のポケットには800gpの価値はありそうな宝石でパンパンとなっていた。パワーストーンマニアのさがは、異世界へ行ったくらいでは揺るがないようだ。自分が怖い。
特に目を惹いたのは、猫を象った小さな翡翠の偶像だ。セクメト女神様に似ているけれども、翼がある。
「ねえ、テン=メア! 尋常でなくかわいいお宝発見!!」
「あなたのポケットではなく、荷物に入れて。セクメト女神様へのいいお土産になるわ。髑髏を持ち帰るのに失敗しても、女神様にはきっと気にいってもらえると思うの」
セクメト女神様、意外とかわいいもの好きか。話が合うかも。
私は猫の翡翠像が傷つかないよう、ハンカチで丁寧にくるんでから、リュックにしまった。
「もう他に見るべきものはないわね」
「そうだね……て、大変!! 祭壇が上がり始めた!」
「早く! あれに乗って!」
私たちは急いで祭壇に飛び乗る。
祭壇は、30メートル上の〈髑髏の間〉まで戻った。エレベーターみたいだな。
テン=メアは踊り場まで私を戻してくれた。
「じゃあ、そろそろ頂上部へ行ってみようか」
「そうね。何か不穏な気配が漂っていたけど……」
まだちょっと怯えているテン=メアには悪いけど、探索していないのは、もう頂上部しかない。
私たちは、外へ出て頂上部へ続く階段へ引き返した。


15:深尋、ピラミッド頂上部を探索する
ピラミッド頂上に着くと、そこは凄惨な事件現場だった。
コブラの礼拝堂があるのはいい。でも、その中にあちこち食べられたネズミ人間の少女の死体と、大量の血痕が残されている。
マーカス……極彩色の……うっ、頭が!!
「西面から降りる階段を調べてみましょう」
「そうね」
トラウマを抉りかけられていたので、テン=メアの提案はありがたかった。私は血みどろの殺戮現場に背を向けた。
奥の階段を降りると、階段が頂上から始まって西面の途中まで続いているのがわかった。そこは踊り場で、〈コブラの女神〉ウアジェトを象った小さな像の置かれた円形の台座が置かれているだけだった。
「また隠し扉がありそうなんだけど、それらしいものは見つからないわね」
もしかしたら、ウアジェト像を動かせば何か仕掛けが作動すると期待を込めて握ってみたものの、うんともすんともしない。
「ウアジェトは女神なんだから、女神に祈りを捧げればいいんじゃないかしら」
そう言ってテン=メアが祈りを始めた。
その間、私にはやることがなくて退屈なので、テン=メアの邪魔にならないように離れた場所へ行って、また『砂漠の薔薇』と『砂の惑星』の正しい歌詞とメロディを思い出しながらすごした。
その時間、1時間。
1時間!?
それだけ経過しても無反応とは、どういうこと?
仲間内では「鉄の女」とか「天使のみーさん」で通っていた私だけど、ヴァイオレンスに走るわ!!
自分のいた世界と仲間たちが滅んだフラストレーションも合わさって、私はウアジェト像へキックボクササイズで習った後ろ回し蹴りを食らわせる。
すると、轟音と共に像がスライドして動いた!!
そして、踊り場からピラミッド側面へと続く秘密の通路が開いた。
「隠し扉が開いちゃった……」
「自分でやっておいて驚かないの、深尋。さあ、たいまつも見つけたことだし、さっそく中へ入りましょう」
テン=メアがたいまつに火をともしたところ、秘密の通路には数段の階段と長いトンネルのような通路があるのがわかった。
我ながらひどい開け方だったけれど、通路そのものはしっかりしている。
私たちは、さっそく通路へと足を踏み入れた。


16:深尋、クリスタル・スカルを見つける
通路をそこまで進まないうちに、わたしは壁に杭が打たれ、その下にアンクの柄が描かれているのを見つけた。
すると、テン=メアがひざまずいて祈りを始めた。
「またお祈り?」
「罠からお守りあれと、セクメト様の加護を祈るわ」
テン=メアは、さっきは1時間も祈りを捧げたのに、こりずにまた祈りを捧げた。
仕方なく、またまた『砂漠の薔薇』と『砂の惑星』の正しい歌詞とメロディを思い出すのに費やすこと数分。
祈りを終えたテン=メアは、ついてくるように身振りで示し、通路をさらに進む。
しばらくして、小ぶりな祭壇があるだけの小さな部屋にたどり着いた。
祭壇のいちばん上には、石英の水晶で造られた人間の髑髏が安置されている。完全に透明で、ほとんど周囲の風景に溶け込んでいる。
祭壇の部屋の空気は、外の通廊よりも10度ほど冷たい。髑髏からは、悪意に満ちた強力な魔力が発せられているのが、魔法の素人である私が見てもわかる。
「見つけたわ! ああ、あれを持ち帰ったら、セクメト様はなんとお喜びになるかしら」
テン=メアはポーチからセクメトを表すヒエログリフと、見知らぬシンボルが2つ刻まれた黄金のスカラベを取り出す。
「これを使えば、すぐにセクメト様の〈鏡の間〉に戻れるわ。1回しか使えないけど、あたしの手をつないでもらえば、ふたり一緒に運べるの。あたしはスカラベを持って、呪文を正確に唱えなきゃならないから、あなたの方は、クリスタル・スカルを持ってくれる? 片手でも持てるでしょ?」
「もちろん」
私は手を伸ばしてクリスタル・スカルを手に取ろうとした。
でも、なぜかためらい、ふたたび手を伸ばしては躊躇してしまう。
「さあ、勇気を出して」
テン=メアが明るく応援する。
「もうすぐで終わります。そなたのクエストが完遂するのです!」
まさかの頭のなかで、セクメト女神様の応援する声が響く。
あの黒い人影野郎と同じで、神様は人の脳内に直接アクセスしてくるのがお家芸なんだろうか?
それはいい。なんで私は、こんなに躊躇してしまっているんだろう?
これは、何かの間違いなのかな?
だとしても、これはちゃんと任務を達成して、セクメト女神様の信頼を勝ち取り、あの黒い人影野郎をぶん殴る力を手に入れる第一歩を踏み出すための行動。間違いなんてある?
私は、思い切ってクリスタル・スカルを手に取った。
その時、髑髏の眼窩と目が合った。
地獄の炎がそこにあって、そして、私の顔と体もそこにあるのを目にした!
「新しい住処へようこそ、奴隷よ!」
私の頭のなかに、深く、悪意に満ちた声がこだまする。
「おめでとう、お前は髑髏のなかで我や、髑髏の呪縛に屈した他の者らと一緒に過ごすことになったのだ。お前が発狂する前に、我らは有意義な会話を多くかわすことになるだろう。もしかしたら、お前は、世界に投げかける新たな呪いのアイデアをもたらしてくれるかもしれないな」
おそらくテン=メアが私の手を握ってくれているのかもしれないけれど、私にはそうだとは感じられなかった。
(ああっ! キミとボクとの接続が途絶え……!!)
黒い人影野郎が驚き、あせり、うろたえるのを最後に、奴の声が聞こえなくなったのはいい。
でも、何かがおかしい。
視界がぼやけ、私はクリスタル・スカルの目を通して、自分がセクメト女神様の玉座の間に、テン=メアのそばにいるのがわかった。
セクメト女神様とテン=メアは勝利の表情を浮かべている。
というか、私をよそにイチャイチャし始めた。
それは毎度のこととして、今、私はどういう状況?
私の疑問に答えたわけではないけど、セクメト女神様の声が遠くから聞こえてくる。
「この者を、〈クリスタル・スカルの間〉へ連れて行くのです。腕にだけ触れるよう、気をつけるように。クリスタル・スカルを他のものと一緒に〈黒檀の棺〉に入れ、再び封印するのです。これで、我らを苦しめるクリスタル・スカルがまたひとつ減るというわけです」
私は、自分の精神と魂が、クリスタル・スカルのなかに閉じこめられているのだと再認識できた。
今の私の肉体は、眼鏡に対する眼鏡台のように、クリスタル・スカル置台にすぎない。
テン=メアの誘導と言う介助によって、私の肉体はクリスタル・スカルを持ったまま、黒檀の棺に横たえられる。
「あたしを守ってくれた戦士には、申し訳ないことをしました。とても勇敢で、立派に働いてくれたんです」
棺の蓋を閉めにかかりながら、テン=メアはセクメト女神様へ私の人物評を語る。
蛇人間たちと戦えば死にかけたし、衛兵との戦いはテン=メアが見かねて中断するほどだった。
ようは、ろくな戦果を残していない。
なのに、彼女がけっこう高評価をしてくれていて、びっくりした。
「我らにできることは何もありません、可愛い子よ。この者の魂はクリスタル・スカルに飲みこまれ、もはや取り戻すことはかなわないのです。こう考えたらどうでしょう……。世界はいっそう安全になり、そなたの仲間は、ある意味で不死となったわけです。定命者にわらわが与えられるもので、これ以上の贈り物があるでしょうか?」
セクメト女神様が、厳かな面持ちで閉めに入る。
テン=メアも納得したらしく、黒檀の棺の蓋を完全に閉めた。
クリスタル・スカルは、ここぞとばかりに高笑いする。
「おまえはあいつらの道具に過ぎなかったのだ!! 利用されるだけ利用されて、無様よな」
クリスタル・スカル内に封印されている何十、何百もの魂たちも、クリスタル・スカルに倣って私をはやしたてる。
でも、私はこいつらと比べ物にならないくらい邪悪な存在と出会っている。
この程度、まだまだかわいいものだ。
「いいんじゃない、別に? だって、私がいちばんほしいものをセクメト女神様はちゃんとお与え下さったもの」
「なに?」
私は、クリスタル・スカルと邪悪な魂たちへプレゼンするように語りかけた。
「私がいちばんほしいもの。それは、何とかトテップとかいう邪神をぶん殴る力!! あなたたち、世界に投げかける呪いのアイデアを考えているってことは、世界を呪えるだけの莫大な力があるんでしょ? だからこそ、セクメト女神様が警戒されていたんだしね。つまり、神々さえ脅かす呪いの力を持っているのよ、私たちは!!」
ここで、私はあえて「私たち」を強調し、仲間意識を高めにかかる。
クリスタル・スカルも、邪悪な魂たちも、だんだん興奮してきているのがわかった。
「私ひとりではできなかった、何とかトテップにかける最強最悪の呪いを、みんなとなら考えられるし、生み出すことができる! それも、不死になれたから、時間制限なしに!! 最高じゃない!! 」
自分でも、うすうすわかっていた。
あの黒い人影野郎をぶん殴るには、人間のままでは不可能だって。
だけど私は、グレーハッカー。
これを機会に、クリスタル・スカルを世界に呪いを投げかけるアイテムから、あの邪神へ最強最悪の呪いを投げかけるアイテムにハッキングしてやる!!
私の野心を知ってか知らずか、クリスタル・スカルも邪悪な魂たちも、スタンディング・オーベーションになる。
彼らの気持ちが、私を中心にひとつになり始めているいい兆候だ。
「まだここでは新参者で、呪いについてわからないから、あなたたちには教えてもらうことが多いかもしれない。でも、世界どころか邪神すらぶん殴れるほどの最強最悪の呪いを生み出して見せる!!」
邪悪な魂たちが狂喜乱舞し、クリスタル・スカルは感心した様子になる。
「我々の偉大さを改めて気づかせてくれて礼を言うぞ。では、さっそくだが呪いの作り方をレクチャーしよう」
「あざーす!!」
クリスタル・スカルが封印されたということは、言い換えれば、セクメト女神様に厳重に守っていただいているようなもの。
だから、私がクリスタル・スカルと邪悪な魂たちと最強最悪の呪いを生み出すまでの間、あの黒い人影野郎に邪魔される危険はない。
待っていろ、何とかトテップ。
何十、何百、何千、何万、何億の歳月が過ぎるかもしれないけれど、必ずやおまえをぶん殴りに行く!!
クリスタル・スカルと邪悪な魂たちという新たな仲間たちを得て、私はようやく奴への復讐に目処が立ち、地球が滅んで以来久しぶりに心の底から楽しくなった。


(完)

∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴

齊藤飛鳥:
児童文学作家。推理作家。TRPG初心者。ゲームブックは児童向けの読書経験しかなかったところへ、『ブラマタリの供物』『傭兵剣士』などの大人向けのゲームブックと出会い、啓蒙され、その奥深さに絶賛ハマり中。
現在『シニカル探偵安土真』シリーズ(国土社)を刊行中。2024年末に5巻が刊行。
大人向けの作品の際には、ペンネームの羽生(はにゅう)飛鳥名義で発表し、2024年6月に『歌人探偵定家』(東京創元社)を、同年11月29日に『賊徒、暁に千里を奔る』(KADOKAWA)を刊行。

初出:
本リプレイはFT新聞が初出の書き下ろしです。

■書誌情報
モンスター!モンスター!TRPGソロアドベンチャー
『猫の女神の冒険』
著 ケン・セント・アンドレ
訳 岡和田晃
絵 スティーブ・クロンプトン
https://ftbooks.booth.pm/items/5889199


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