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2026年6月17日水曜日

第1回【蜂竜の森】ローグライクハーフリプレイ FT新聞 No.4893

第1回【蜂竜の森】ローグライクハーフリプレイ ※本作品はローグライクハーフの規定に基づくリプレイ記事です。ローグライクハーフ「蜂竜の森」の詳細な内容に踏み込んでおりますのでご了承ください。 ●蜂の騎士VS甲虫の騎士 人の身体ほどもある巨大な二匹の昆虫が、空中で激突を繰り返している。 二匹は円弧を描くように動き、体当たりをし、また離れる。 一匹は黄色と黒の特徴的な縞模様の、樽のごとき胴体を持つスズメバチ。 もう一匹は優雅に湾曲した二本の長いツノが特徴的なカブトムシだ。 僕たちはその状況を、地上から見守っている。 ここは森の中の開けた場所で、色とりどりの花が咲き乱れる花園のようになっている。 けどその花園は、ところどころから煙と火の手が上がっていた。 巨大なスズメバチが発射する赤熱化した針によるものだ。 やがて、巨大なスズメバチは、空中でなんと人型に「変形」した。 左腕に鋭い針が飛び出すシールドを構え、直線的なシルエットのそれは、さながら「蜂の騎士」だ。 「ジジ……ギギギギ……」 顎を軋ませるような叫び。 対する巨大なカブトムシもその動きに対応し、同様に人型に「変形」していた。 「チェーンジ! ヘラクレスナイト!!」 こちらは、僕たちにもわかる言葉で変身のかけ声を放っていた。 「かぁ〜っこいい!!」 僕と一緒にいる、夜空に星をちりばめたような艶やかな毛並みの子猫が、瞳をキラキラさせて感嘆の声をもらす。 僕も同じ思いだった。巨大な昆虫が人型に変形して戦うなんて、ロマンが過ぎる!! 戦いの危地にあることも忘れそうだ。 「タイガさま、危ない!」 僕と一緒にいるもう一匹、銀毛で三本尻尾の狐がそう警告する。 変形した蜂の騎士は、目の前のヘラクレスナイトではなく、地上にいる僕たちを狙ってきた。 僕たちの方に向かい、針のついた左腕を伸ばす。そこから、火炎が放射された。 「む。いかん」 ヘラクレスナイトの動きは素早かった。 僕の前に立ちはだかり、甲虫の盾でその炎を防ぎきる。 「平気か少年。安心したまえ。君は私が守る」 「ありがとうございます。フォルネ! ニャルラ!」 「いきます!」「アタイも!!」 僕の身の安全が確認できたところで、銀毛の狐フォルネと、星空色の子猫ニャルラは蜂の騎士に向かって突進していった。 「ふむ。ならば見せてもらおうか。君のお供たちの実力を」 僕の前で盾になりながら、ヘラクレスナイトは楽しげにそう言ったのだった。 ***** 僕はタイガ。銀毛の妖狐フォルネと、星空色の魔猫ニャルラを連れて旅をしている。 ここから、どうして僕たちが蜂の騎士と戦うことになったのか、そうして、その先にある今回の冒険の目的について、お話していくよ。 ■ローグライクハーフとは ——想像の、旅に出よう。 ローグライクハーフのリプレイへようこそ! 「ローグライクハーフ」は、TRPGのように遊ぶこともでき、ゲームブックのように遊ぶこともできるという両者の中間のような位置づけのルールです。 1人でもプレイできますし、3人まででTRPGのように遊ぶこともできます。 その内容はランダムダンジョン。サイコロを振ってイベントを決め、起きた出来事に対処します。 同じイベントに行き当たらないような工夫がされているのもポイント高いですね。 簡単に遊ぶには、とても良くできたシステムなのです。 そしてリプレイは、そんなローグライクハーフのシナリオを実際にプレイした様子を物語風に記述したもの。 自分がプレイした様子を、想像力のおもむくまま、冒険小説として仕立てています。 さらに、実際にどんなプレイをしたのかの[プレイログ]もついています。 プレイ風景を知りたい方、自分のプレイとの違いを楽しみたい方、純粋に物語を楽しみたい方、いろんな楽しみ方ができる、それがリプレイの魅力です。 ●作品紹介 ぜろです。 今回挑むのは、ローグライクハーフ「蜂竜の森 〜竜の蜜は危険なお味〜」になります。 「蜂竜の森」は、ローグライクハーフのサプリメント「巨大樹の迷宮」に収録されているd33シナリオです。 「蜂竜の森」と同じく、カラメールという都市の周辺を舞台にした作品ですね。 目的は、「蜂竜の王蜜」なる特別な食材を手に入れること! そこで、「巨大樹の迷宮」で活躍した、タイガ、フォルネ、ニャルラに再登場してもらうことにしました。 だって、こんなおいしそうな依頼、ニャルラが飛びつかないわけないですものね。 でも待って。その依頼、本当に受けて大丈夫なの? 蜂蜜は、人間の赤ちゃんには与えてはいけない食材のひとつ。 それは、人間の赤ちゃんは蜂蜜に含まれる可能性があるボツリヌス菌を無害化する力を持っておらず、健康を害するリスクがあるためです。 「蜂竜の王蜜」はもちろん、蜂蜜と同じではありませんが、同様の特性があることは字面から想定できます。 ちょっと調べたところ、猫に蜂蜜を与えるのは問題ないようです。 しかし、それには条件があって「子猫には与えてはいけない」とありました。 そしてニャルラはまだ子猫。 王蜜と蜂蜜、猫と魔猫の差異はあれど、与えるのはあまりよろしくないようですね。 プレイヤーはそんな予備知識を得ておりますが、それで止まるニャルラではありません。 さて、食材を求めるこの冒険がどのような経過をたどり、どのような結末を迎えるのか、皆さまと一緒に追いかけたいと思います。 その前に、私ぜろによる「巨大樹の迷宮」ローグライクハーフリプレイをお読みでない方のために、主人公たちのことをもう少し詳しく説明させていただきましょう。 まずは人間の少年タイガ。 この物語の主人公です。年齢は11歳になるかといったところ。 ただし、ローグライクハーフのルール上は、「戦わない従者」の「荷物持ち」という役割になります。 ハルトという人物の行方を追っているという目的がありますが、行方の手がかりはつかんでおらず、その理由はまだ明かされていません。 困りごとを抱えた人物を「ほっとけない」性格をしており、そのことでいろんな事件に首をつっこんでしまうタイプです。 続いて、フォルネ。 ヒーローズオブダークネスにて紹介される<妖狐>という種族です。妖力を持った狐のあやかし。 三本尻尾の銀毛の狐。和装の美少年に【変化】できますが、基本は狐モードです。 タイガのことを心底大事に思っており、彼のためなら命を差し出すこともいとわないという危うい側面もあります。 ルール上は、タイガはフォルネの従者ということになります。ストーリー上は逆転していますが。 そして最後はニャルラ。 ヒーローズオブダークネスにて紹介される<魔猫>という種族です。高い知能を持つ猫のクリーチャー。 いつも艶やかな毛並みを「星空」にたとえられています。 魔猫は本当は巨大な猫なのですが、このリプレイの方の世界観に寄せて、魔猫の子猫にしてしまいました。 ちっちゃな気まぐれ猫ちゃんです。 でもタフネスで、抜群の戦闘力を持っています。 このキャラクターたちの着想は「ポケモン」にあります。 そのためこのリプレイは、本来のアランツァのダークな世界観よりも、ややコミカルで明るい方向性を目指しています。 だからこんな少年が世界を旅していても、軽いツッコミしか入りません。 主人公たちだけでなく、その他の登場人物やクリーチャーたちも、ややアニメ調のノリや外見を意識していただけると良いですね。 それでもたまに、アランツァ世界の過酷さとか設定のシビアさが顔をのぞかせることもあるかもしれません。 このひとりと二匹の初登場は、「巨大樹の迷宮」リプレイ。 そこで彼らは、オウカンワシにさらわれた「コーネリアス商会」の当主の娘コンスタンサ(愛称はコニー)を、巨大樹を登りつめて助け出しました。 さらには頂上にて、巨大樹が枯死しかけている事態を発見し、対処したのでした。 この物語は、そんな彼らがカラメールのコーネリアス商会を尋ねたところから始まります。 さて、私はうっかりさんなので、基本的なところで根本的な勘違いをしたまま、あるいは堂々と間違った解釈をして突き進んでしまうことがあるかもしれません。 だから、私のプレイにとらわれず、みなさんはみなさんのローグライクハーフライフを送ってください。 リプレイの文中では、「プレイヤー視点」と「キャラクター視点」をあまり区別せず、わざと混在させて書くのがいつものスタイルです。 あるときにはキャラクターの心情になりながら、あるときにはメタ視点から眺めつつ進めていきます。 また、本リプレイではランダムダンジョンのルールにのっとり、サイコロを振ってイベントを決めながら冒険を進めていきます。 サイコロを振ってイベントが決まったら、イベント番号と簡単な内容を示し、話を進めていくこととさせていただきます。 彼らの織りなす冒険を、ぜひ楽しんでください。 ●アタック01-1 ニャルラと蜂竜の王蜜 ここは冒険都市カラメール。 僕たちがコーネリアス商会にお世話になって、十日くらいが過ぎていた。 「ニャールちゃんっ」 コニーが呼びかけるとニャルラは、「アタイはそんなに安い女じゃないのよ」と言いながら、全力でじゃれついている。めちゃくちゃ楽しそうだ。 僕は小判を模したふっくらとした焼き菓子をいただきつつ、湯呑に注がれた熱いお茶をすすって、ほっと一息。フォルネは僕の膝の上ですっかりくつろいでいる。 僕たちは、さきの冒険でオウカンワシにさらわれたコニーさんを助け出した。 そのとき、別の用事があってすぐにカラメールに行けなかったから、後で行くねって約束していたんだ。 それで、巨大樹の冒険を終えたあと、ようやくコーネリアス商会を訪ねた。 コーネリアス商会の当主、ヴァンダービルドさんは僕たちを歓待してくれた。 コニーさんが学園に行っていて不在だとかで、会いたがっているから戻るまで待ってほしいと懇願され、そのまま滞在することになった。 コニーさんは一昨日戻って来たんだけど、今度はそのコニーさんから引き留められて、ずるずると居残っているって状況だ。 ヴァンダービルドさんが僕にお礼をしたいというので、僕は、僕の旅の目的である人探しのことをお願いした。 ハルトの特徴を伝えると、ヴァンダービルドさんは、商会の総力を挙げて探そうと約束してくれた。 けれど、今のところは有力な手がかりは得られていない。もしかしたら、この地方にはいないのかも。 そろそろ、次の場所に旅立つころあいかもしれない。 ヴァンダービルドさんは忙しく動き回っている人なので、いつもいるわけではない。 ここまでお世話になったのだから、勝手にいなくなるのも気が引ける。 そう思っていたら、ちょうどタイミングよく、ヴァンダービルドさんの方から僕のところに会いに来てくれた。 ヴァンダービルドさんは、もうひとり壮年の男性を連れていた。僕が知っている人だ。名前はクックロッドさん。 いつもおいしいお菓子を届けてくれる、コーネリアス商会お抱えの料理人。実はさっき食べてたお茶菓子も、クックロッドさんが持ってきてくれたものだ。 僕の方から、そろそろ出発しようと思うんです、と切り出したところ、ヴァンダービルドさんは「まあ、待ちなさい」と引き留めてきた。 でも、いつもの引き留め方とはちょっと違う。何か理由があるっぽい。 「実は今、カラメールに『非常事態宣言』が発令されていてね」 非常事態宣言?! それは、ただごとではない響きだ。 「いったいなにが起きているんです?」 「タイガくんは、『百竜の森』を知っているかな?」 そう尋ねられたけれど、僕にはわからない。 僕は旅人。ここで育ったわけじゃないからだ。 ヴァンダービルドさんは説明してくれた。 カラメールからやや離れたところにある白い繭に覆われた森。 そこが「百竜の森」だという。 その森の中には、未知で異形なクリーチャーが生み出され続けている。 特に竜の形態をしているものも多く、それでつけられた名が「百竜」というわけだ。 そして、ここからが肝心なところだ。 この「百竜の森」の繭は、年に一度、張り直しの時期を迎える。 それは繭の中にいる、未知なるクリーチャーたちが、外界に出てくるタイミングでもある。 「そうした未知のクリーチャーを狩るために発展したのがここ、冒険都市カラメールというわけだ」 そうだったんだ。 歴史を学んでいるみたい。 「今出ている非常事態宣言。これは『百竜の森』の繭が解けた際に、『蜂竜』が放たれたことによるものなのだ」 蜂竜? 「そう。スズメバチとドラゴン、両方の特性を合わせ持つ、巨大で恐ろしいクリーチャー……」 それが、カラメールと百竜の森の間の森林地帯にて巣作りをしているところが目撃されたのだという。 繁殖されると、このうえなく厄介な魔物。 「なるほど。それはたしかに非常事態ですね」 フォルネも深々と納得して頷いている。 「そんなわけで、君たちには安全のためにも、非常事態宣言の解除まではここにいてもらいたいのだよ」 内容については理解した。でも、僕の関心はそこではなかった。 その話をしに来たのなら、どうして料理人のクックロッドさんが一緒に来ているの? すると途端に、クックロッドさんの目が輝きだした。彼の興味を引くなにかがあるということが一目でわかる。 「実は『蜂竜』の巣で生成される『王蜜』は、極上の食材なのだ!」 「ごくじょ〜のしょくざい!?」 そこまで話もろくに聞かずにコニーさんとじゃれていたニャルラが、ここぞとばかりに食いついてきた。 「カラメールは蜂竜の討伐隊を組織するだろうけれど、我々商会としては『蜂竜の王蜜』の入手を目的とした冒険者を募るつもりでいるわけさ」 クックロッドさんの口調は明らかに熱を帯びている。 このチャンスを逃さずに、蜂竜の王蜜を手に入れたいというみなぎる強い意思を感じる。 そしてニャルラはそれに完全に同調していた。 「はちりゅ〜のおうみつ……味わってみた〜い」 「一口なめるだけで天にも昇るほどの、至高の甘味。それを用いられた料理はいずれも高級にして極上究極の一品となる」 「はわわ〜〜」 僕は、ニャルラが次になにを言うのか、予想がついてしまった。 きっと、蜂竜の王蜜を取りに行こうと……。 「たいが! いこ! アタイたちも、はちりゅ〜のお〜みつ、とりにいこっ!」 僕が予想しきるより早くニャルラが言い出した。 「お待ちなさいニャルラ。子猫のアナタは、蜂蜜をあまり食しては……」 フォルネがそんな豆知識を披露しかけるけれど、ニャルラのほしがりさんは留まるところを知らなかった。 「ハチミツじゃないもん。お〜みつだもんっ」 「実際には蜂蜜を用いたお菓子もお出ししています。調味料として少量使う程度なら問題ないのでは」 「ほらねっほらねっ」 じゃあ、次の冒険は、蜂竜の王蜜探しで決まりかな。 「待ちなさい。君たちの実力は娘の救出で十分理解しているつもりだが、それでも蜂竜はかなり危険な相手だ。倒すことが目的でなくとも、巣の中にある王蜜を手に入れるために、戦いになるリスクも」 「のぞむところなのだ」 「仕方ないですね。準備は万全にしていきましょう。私に少し考えがあります」 「じゃあ、ヴァンダービルドさん、クックロッドさん。僕たちも王蜜探索の冒険者として志願します」 「ううむ。そういうことなら。しかし十分注意するのだぞ。君たちになにかあれば、娘が悲しむ」 「コニー、おみやげにあま〜いお〜みつ、持ってくるのだ〜」 「ふふ。期待していいのかしら」 こうして僕たちは、「蜂竜の王蜜」を求めて森へと入ることになった。 [プレイログ] ・【蜂竜の王蜜】は食料にかけることで生命点を1点追加で回復させる効果がある。データ的にはニャルラが食しても問題ない。 ●アタック01-2 フォルネの事前準備 フォルネがカラメールの町の買い物で購入を強く主張したのは、蟷螂蜂毒という「毒」だ。 これは「蜂カマキリ」という、蜂竜と同じく蜂がベースの魔物から抽出された毒だという。 「毒をもって毒を制す、です」 「レンジュさんが使ってた『植物枯らし』みたいな、ってこと?」 「そうです。巨大なクリーチャーにこそ有効かと」 レンジュさんは怪物狩猟者。 先の巨大樹での戦いで、巨大な毒を吐く植物「ヤドリバナ」に対し「植物枯らし」で対抗していた。 僕たちは蟷螂蜂毒3回分を購入した。 ただ、この買い物は高くついて、巨大樹の冒険で得られたお金のほとんどをつぎ込まなければならなかった。 また、フォルネはしばらく少年の姿でどこかへ行っていた。戻ってきたときに尋ねると、なにやら新しい術を会得してきたという。 フォルネの郷里のものではなく、このあたりで使われている魔術とのこと。 フォルネは「西法術」と呼んでるけれど、僕にしてみたら、ここが西の方って感覚はない。 こうして僕たちは、カラメールの街で準備を整えていった。 今回は高所には行かないと思うけれど、やはりロープは買っておいた方がいいかな。 あとは保存食を買いなおして、と。 【フォルネ(妖狐) レベル13 技量点:2 生命点:5 魔術点:4 従者点:8】 【装備】(人間形態でのみ効果あり) 片手武器 木盾(生命点+1) 鎖鎧(生命点+1防御ロール+1) <スキル> 【変化】人間形態に変化する。 【空蝉】防御ロール振り直し。パーティの誰の時でも可。 【西法術:氷槍】魔術ロール成功で2点ダメージ 【持ち物】 1小柄(飛び道具)※人間形態でのみ使用可。 2草避けのお守り 植物によるアクシデントへの対応力を上げる。 【ニャルラ(魔猫) レベル13 技量点:1 生命点:10 器用点:8 従者点:5】 【装備】なし <スキル> 【満月のような瞳】全員が暗闇ペナルティを受けない 【素早い反射】防御ロール振り直し。器用点1点消費。 【柔らかい肉球】先攻決め、不意打ち判定が自動成功。器用点1点消費。 【狩りの本能】弱いクリーチャーを倒した時、追加で攻撃ロール。器用点1点消費。 【目も当てられぬ激怒】攻撃ロールの直前に使用し、成功したらクリティカル扱いに。 【温存経験点】1 【タイガ 従者 荷物持ち】 【持ち物】 食料2 金貨5 1 蟷螂蜂毒 3回分 追加ダメージ1 巨大樹の迷宮P56 2 ロープ 「ではニャルラ、蜂竜について少し復習しておきましょうか」 「えー。メンドい〜」 「森に入ったらどこで遭遇するかわからないのだから、ちゃんと頭に入れておいた方がいいですよ」 「ふ〜い」 フォルネとニャルラが蜂竜について、クックロッドさんに教えてもらったことを振り返っている。 ・巣の外に出ている蜂竜は兵隊で、凶暴。 ・巣の中にいる蜂竜は働き蜂で襲ってはこない。 ・巣は燃えやすいため火気厳禁。 ・蜂竜は赤熱化し、炎を操る個体もある。基本的に火に強い。 「じゃあ、森で会ったらとにかくやっつければい〜のね」 「ニャルラ、私の話聞いてた?」 「きょうぼ〜なのには、先制こ〜げきあるのみ!」 「……まあ、いいでしょう」 準備が整ったところで、いよいよ出発だ。 僕たちは、百竜の森へと繋がる森の小道へと第一歩を踏み出す。 [プレイログ] ・シナリオ導入の助言で【氷槍】があると良いとあった。フォルネは魔術点を伸ばし、新しい魔術として【西法術:氷槍】を取得した。 ■登場人物 タイガ 主人公の人間の少年。もうすぐ11歳。フォルネとニャルラの二匹を連れて旅をしている。 フォルネ 銀毛で3本尻尾の妖狐。タイガに心酔している。 ニャルラ 星空色の毛並みの良い魔猫。気まぐれ。 コンスタンサ コーネリアス商会の令嬢。通称コニー。オウカンワシにさらわれたところをタイガたちに救われる。 ヴァンダービルド コーネリアス商会の当主。コニーの父親。 クックロッド コーネリアス商会の料理人。蜂竜の王蜜取得に情熱を燃やす。 ■作品情報 作品名:蜂竜の森「ローグライクハーフ」d33シナリオ 著者:ロア・スペイダー 監修:紫隠ねこ、杉本=ヨハネ 発行所・発行元:FT書房 ローグライクハーフ基本ルール及び「黄昏の騎士」本編 https://booth.pm/ja/items/4671946 巨大樹の迷宮「ローグライクハーフ」d66シナリオ(「蜂竜の森」収録) https://ftbooks.booth.pm/items/5361362 本リプレイは、「ローグライクハーフ」製作に関する利用規約に準拠しています。 https://ftbooks.xyz/ftnews/article/RLH-100.jpg ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。