第10回【狂える魔女のゴルジュ】ゲームブックリプレイ
※ここから先はゲームブック【狂える魔女のゴルジュ】の詳細な内容に踏み込んでおりますのでご了承ください。また、大幅なアレンジが加えられている箇所がありますが、原作の選択肢をもとに構成しています。
ぜろです。
「狂える魔女のゴルジュ」リプレイです。
主人公ミナは、エルフ7姉妹の末妹。奴隷商人に売られた姉たちを探す旅を始めました。
闇神オスクリードの加護を得た魔法の時計を駆使し、「還らずの森」深くの吸血鬼の館に赴きます。
そこでミナは、姉の遺体を発見し……。
間に合わなかった後悔とともに、謎の声に導かれ、ミナは時を遡り、森へ入る前へと戻されているのでした。
そうとは知らないミナは、前回の旅を悪夢の思い出として、旅を始めます。
森の案内人、ノームのフェルを加えたことで、また違った経験を積みながら、ミナの冒険は続きます。
今回は時計塔の攻略の続きからです。
【ミナ 体力点1/4 悪夢袋5/7】<不死化傷>
金貨 3枚
歯車 0枚
・羊皮紙
<枝分かれの未来時計>選択のやり直しが可能。
<うたかたの齢時計>一時的に年齢を変えられる。
<跳兎の懐中時計>一時的に過去に行ける。
<刻々の狭間時計>短い時間だが時を止められる。
<速撃の戦時計>すごいスピードで動ける。
<時もどしの回復時計>身体の時を戻し回復する。
●アタック02-6 森の中の小さな出会い
2階は、からくりの研究室のようになっていた。
チャマイにあった時計塔の内部の部屋に、雰囲気が似ている。
フェルは嬉々として台の上の図面をのぞきこんでいる。
「なるほど。キミの時計はここで研究されてたんだな。キミがこの塔にやけに詳しい理由に納得がいったぜ」
たしかにその図面は、ボクの魔法の時計のものに見えた。
ボクはここがそんな場所だなんて知らなかったから、フェルの勘違いなんだけど、誤解させたままにしておくことにした。
ここに住んでいたノームたちがきっと、魔法の時計のもとになる研究をしていたに違いない。
また、この部屋にはまだ生きている装置もあった。
檻に閉じ込められた夢魔から、悪夢を抽出すると言うおぞましい装置だ。
たぶん、ボクの悪夢袋を作り出すための研究だ。
「夢魔は人に悪夢を見させてそれを食べる魔物だ。ま、助ける必要なんてねーよ」
フェルは軽く言い放つ。
ボクは夢魔から取り出された悪夢を、空になった悪夢袋に補充することを思いついた。
悪夢が蓄えられている容器に空の悪夢袋を近づけるだけで、悪夢袋は全部、いっぱいになった。
どういう仕組みかはわからないけれど、悪夢袋は周囲の悪夢を吸収する性質を持っているみたいだ。
その特徴は、夢魔の生態に近い。
悪夢袋の作り方について、非道な行為を連想してしまいそうになる。が、それ以上思考を進めるのはやめておいた。
悪夢袋は、ボクが姉たちを助けるために有用な道具なんだから、利用すればいい。
ボクたちは、3階へと上がる。
3階は、外から見える大時計の裏側だ。
ボクは、3階から外の景色を眺めてギョッとした。
ボクたちがこれから行く先に、墓地があり、そこにおぞましいゾンビたちが、大量に徘徊しているのが見えたからだ。
「ありゃまずいな。前に来た時よりだいぶ増えてるぞ」
フェルがつぶやく。
フェルが言うには、昔はゾンビはいなかった。
ローズ家の当主が吸血鬼になって以来、森の闇の力が強まったためか、ゾンビが出現を始めた。
それが徐々に数を増やしていき……。
「今じゃご覧のありさまってわけだ。あんな墓地じゃ、新しく入る死人はいない。出しきっちゃえばそれ以上増えないと思うけどな」
ボクには秘策があった。<刻々の狭間時計>の力を使えば、もしかしたら通り抜けられるかもしれない。
時を止める、とっておきの魔法だ。
けど、あの魔法ので動けるのは自分だけ。フェルのこと、どうしよう。
ボクもフェルも、有効な打開策を見いだせないまま、時計塔を降りた。
小道を歩く間も、この先に待つゾンビ墓地の脅威に、自然と無言になる。
やがて日が暮れてきた。
「くよくよしてもしゃーない。とりあえず今日はしっかり寝とこうか」
フェルが提案する。ボクも同意だ。
手ごろな空き地を見つけ、どこで寝るかを思案する。
この森の危険性を考えれば、やっぱり太い木の上がいいかな。
「あーー!」
その時、ボクと同様、寝床を探していたフェルの大声が聞こえた。
なにごと?
ボクは急いで声のした方へ急行する。
声が聞こえたのは木の上だ。ボクはその木を登った。
するとなんと、木の上は簡易の住居になっていた。
そしてボクは、2人のノームが再会を喜び合っている場面を見ることになった。
「キーウ、紹介するよ。オレの旅の連れ、ミナだ。闇エルフみたいに見えるが訳ありだ」
それからボクの方にキーウと呼ばれた初老のノームを紹介した。
「キーウはこの森の研究家だ。もちろんあの時計塔のことも調べてる。キミとは話が合うんじゃないか?」
ボクたちはキーウに一夜の宿泊を求め、キーウは時計の研究で詰まっているところの手伝いをすることを条件に、認めてくれた。
キーウとフェル、そしてボクは、時計についての談義を深め、話題は盛り上がり、夜は更けていった。
さすがに寝なければ。
そんなタイミングでキーウは、銀貨を持っていないかとボクに尋ねる。
ボクはこの問いかけに、既視感を覚えた。もちろん銀貨ならあるよ、と取り出そうとして、銀貨を持ち合わせていないことに気づいた。
あれ? ボク、銀貨持っていなかったっけ。
記憶をさかのぼる。たしか、ねこ人からニンニクを買って、おつりに銀貨を……。
違う。ボク、ねこ人とはそんなに親しくお話していなかったよね。フェルと過ごしてたから。
あれ? 銀貨を渡して、どうなるんだっけ。
ボク、森の中で銀のナイフが手に入るって思ってたよね。それって……ここで?
おかしいな。記憶が混乱しているみたいだ。
早く寝てしまおう。
●アタック02-7 ゾンビ墓場の突破口
「起きて、ミナ」
ニナ姉のささやき声に起こされた。
また、あの夢だ。あの日。母が殺され、姉妹がばらばらになった、あの日の夢。
幾度となく繰り返し見た、あの夢。
まって。これは本当に夢?
もしかしたら、時の魔法が不思議に作用して、ボクを過去に戻してしまったのかも。
ここでボクが何かを選び直したら、「やり直し」になって、未来が、ううん、過去が変わるのかも。
ボクはまだ幼い。どうしたらいいんだろう。
未来をつかみ取るためにできること。
ニナ姉と一緒に戦う? それだけはやめておこう。前より悲惨な結果が待っていることは明らかだ。
そうだ。ボクはベッドの下に隠れよう。そうしたら、ニナ姉はフリーになる。騒ぎを起こして、その隙にほかの姉たちに逃げてもらえば……。
ボクは、ベッドの下に潜り込んだ。
ベッド下、ベッドの背面に、黒いクモがこびりつくように、べったりと張り付いていた。
ボクは、その外見に見覚えがあった。時計塔で見た。
夢魔だ。
ボクは短剣を取り出し、夢魔に斬りつけた。
脚を切断する。夢魔は逃げ去った。その瞬間、ボクはがばっと跳ね起きた。
全身、汗でびっしょりだ。
知らぬ間に、夢魔の襲撃を受けていた。
夢魔は、人に悪夢を見させて、それを食べる。
悪夢の中には必ず夢魔自身が潜んでおり、夢の中で見つけて攻撃すれば、それは夢魔への直接的なダメージとなる。
ボクは悪夢の中で、夢魔を撃退することに成功したみたいだった。
枕元に、黒いクモの脚が1本、落ちていた。現実の夢魔も、しっかり傷ついているみたいだ。
ボクは改めて眠りについた。興奮してなかなか寝つけなかったけれど、それでもいつしか意識は途切れた。
朝。目覚める。
夢魔を撃退したこともあり、多少は休むことができた。体力点が1点、回復した。
みんなで食べ物を少しずつ出しあい、朝食を作って食べた。
旅立つ前に、キーウがボクに小さな贈り物をくれた。それは1枚の歯車だ。時計の修理に使える。
「楽しい一夜を過ごさせてくれたお礼だ。ありがとう」
キーウはこれから、時計塔を攻略に向かうという。
フェルが昨夜、時計塔への入り方と内部構造について、詳しく説明していた。
同時に、自分が持ち帰ろうとして、あきらめた仕掛けを、キーウに取られてしまうことを悔しがっていた。
さあ、ボクたちにはボクたちの旅がある。
小道を進めば、いよいよゾンビ墓地に到達する。
ものすごい腐敗臭があたりに漂っている。風がよどんでいる。
低い石塀に囲まれた墓地には、無数のゾンビが徘徊していた。
「あーあ、結局なんのアイディアもないまま来ちゃったよ」
フェルがぼやく。
「この数じゃ、さすがに無理だ。引き返すことを勧めるぜ。……っつっても、キミは間違いなく行くって言うんだろうな」
そうだよ。エナ姉とティナ姉を取り戻すためなら、どんな困難だって。
できるかどうか、わからないけど、ひとつだけ手段を考えついてる。
「魔法の時計の力か? それやってみて無駄だったら、あきらめるんだぞ」
ボクは、<刻々の狭間時計>を取り出した。
この時計は、砂時計を思わせるデザインをしている。
とはいえ、ちゃんと針はついている。
この時計を使えば、集中している間だけ、時を止めることができる。
しかしそれには、悪夢袋を3個も消費する、大技だ。
<刻々の狭間時計>のボタンを押す。
時計の針が動き出した。同時に世界が止まる。
この中で動けるのは、ボクだけだ。
ボクは墓地の入口の門を開ける。そうして、止まっているフェルを背中に背負った。
小柄なノームの割には重い。きっと道中で気になった道具などを、背負い袋にため込んでいるに違いない。
全速力で駆け抜けたかったが、フェルを背負っていては、そうはいかない。
止まっているゾンビたちの間をぬって、ゆっくりと歩を進めてゆく。ゆっくり、ゆっくりと。
集中力が、いつまで続くか。時間が、無限に感じられた。
ボクは、どうにかゾンビ墓地を抜けた。
疲れてクラクラする。もう、限界だ。
フェルを降ろすと同時に、時計の針が止まる。
時が、動き出した。
フェルは、立っていたはずの自分がしゃがんでいる姿勢になっていることに気づいたようだった。
ボクはフェルの隣で両膝と両手をついて、荒い息を吐いている。
「ここは……墓地を、抜けてる?」
ようやくフェルは、現在位置に気がついた。同時にここが、まだ安全圏内ではないことも。
「おいキミ、大丈夫かよ。……ゾンビどもに気づかれて追われたらおしまいだ。走れるか?」
今度はフェルが、ボクの手を取って走り出した。ボクは呼吸が整わないままに、よろめくように走った。
やがてゾンビどもから十分に距離が取れたと思われるところで、ボクたちは大の字になって仰向けに寝転んだ。
もう、しばらく動きたくない。
「知らない間にゾンビの墓を通り抜けたの、キミの時計の魔法か? ものすごいな」
「あれは、とっておき。何度もは、使えない」
呼吸を整えながら、ボクは答えた。
悪夢袋がみっつ、しぼんでいた。
この先、いよいよローズ家の館なのだから、なるべく温存しないと。
●アタック02-8 テクア神との邂逅と夢の時計
やがて建物が見えてきた。
そこはまだ、ローズ家の館ではなかった。
入口の上部に、からくり神テクアの像が飾られている石造りの建物。
テクア神の神殿だろう。
ボクとフェルは、吸い寄せられるようにその建物に入っていった。
なんだろう。この建物では、なにかものすごく重大なことが起きる予感がする。
からくり神テクアは、ノームが信仰する神である。
むしろ、ノームの生きざまそのものが、テクアの思想を体現していると言ってもいい。
内部の壁に彫られたレリーフは、からくりの歴史をたどるものだ。
フェルはそのレリーフに感嘆の声を漏らしていた。
「この神殿がいつ頃建てられたものなのか、正確なところはわかっていない」
フェルが、案内人だったことを思い出したように説明を始めた。
「少なくともローズ家の現当主の代ではないし、あの時計塔が建造されるよりもずっと前からあったものといわれてる。ここに来ると、神性っていうか、本当に神がそこにいるような、荘厳さを感じるんだよ」
ボクたちは神殿の奥に歩みを進める。最奥に、からくり神テクアの神像が見えた。
「なにか、いるな」
フェルが気配に気づいた。
ボクたちの背後に出現したのは、吸血獣だ。
「太陽光が苦手だからって、ここをねぐらにすんじゃねえよ」
フェルはすぐに臨戦態勢を取る。ボクは前みたく不覚を取らないため<速撃の戦時計>を動かした。
動かそうとした。
その瞬間、時が凍りついた。フェルの動きが、完全に固まっている。吸血獣もそうだ。
それは<刻々の狭間時計>で時を止めている感覚に似ていた。
違うのは、動かなくなっているのはボクの方ということ、身体は動かないのに意識はあることだ。
そして、神殿の最奥にあった神像が、動き出した。チリチリとした駆動音がする。
内部にある精巧な歯車が複雑に組み合わさり、動いているのが見える。
「また来たか……」
また? どういうこと?
ボクはここに来るのは初めてのはず。
けど、たしかにボクは、これと同じような場面に出会ったことが、ある。
それよりも、今ボクに話しかけている存在が、からくり神テクアそのものであろうことに、ボクは戦慄した。
「なるほど。記憶の継承は不完全というわけか。あるいは記憶のような内的要因までは考慮しきれぬためか」
テクア神は、ボクにはわからないことを言い、勝手に納得している。
「いずれにせよ、我はお前に力を貸そう。これはすでに定まっているからくりなるが故に」
ボクの時計たちに、テクア神の力が宿る。
「より精密に時を刻む力を与えた。使いこなすが良い」
テクア神の神像は、静かな駆動音とともに、神殿最奥へと戻っていった。
神像の動きが止まると、ボクの身体は動くようになった。同時にフェルの固定も解除されたようだ。
吸血獣も動けるようになったようだが、動けるようになるとたちまち逃げ去ってしまった。
フェルが拍子抜けしている。フェルはどうやら、時の狭間の出来事は体験していないようだ。
あれは、ボクとテクア神だけの出来事だったのだろう。
フェルとボクは、神殿の最奥で神像に対して祈りを捧げた。
構造と論理の塊であるテクア神に祈るというのも変な感じがしたが、そこはフェルの動きにならった。
そうしてボクたちは、テクア神の神殿をあとにした。
旅を続け、日暮れ前にとうとうローズ家の館のあたりにたどりついた。
「どんなに急いでいたって、さすがに夜に吸血鬼の館に突入する、なんて言わないよな」
さすがにそれはそうだ。
ボクとフェルは、交代で眠ることにした。
最初はフェルの番、そして交代して、ボクが眠る。
また、悪夢を見た。
今度は、ボクが魔法の時計を手に入れる場面の夢だ。
魔法学校でモータス教授たちのたくらみを聞き、時計塔のカギを手に入れ、先んじて時計塔へと入り込む。
大まかな流れは同じだったけれど、細部は異なっていた。
ボクは留学先のチャマイの魔法学園の落第が確定していて、あまりの申し訳なさから、自ら命を絶つことを考え、死に場所を探していた。
時計塔では、ボクが魔法の時計を手にする前に、モータス教授が来てしまい、ボクは隠れて教授の様子を見ていることしかできなかった。
それらのことから、ボクはこれが夢であることと、誰かに見させられている悪夢であることを、確信した。
誰か? おそらく、脚を切り落としたあの夢魔に違いない。ボクをつけ狙っていたんだ。
夢の中ではモータス教授が時計を前に、闇神オスクリード様に祈りを捧げていた。
モータス教授の肌が黒くなっていき、彼が魔法の時計の力を手に入れたことがわかった。
それだけではない。夢のモータス教授は、<枝分かれの未来時計>に働きかけ、より完璧なものに仕上げていたのだ。
ボクの夢の中なのに、ボクの知らない知識が出てくる。
それは不思議なことだったけれど、ボクはその光景を胸に刻み込んだ。
もし夢の出来事を覚えていたら、自身の時計にも同じことを施してみよう。
魔法の時計を確保したモータス教授は、ボクが隠れている方に歩いてきた。
このままでは見つかってしまう。
ボクは、時計塔のカギを遠くに投げて、モータス教授の気をそらした。
後ろを振り返るモータス教授。その時、ボクは見てしまった。モータス教授の背中、マントのところに、黒い大グモがへばりついているのを。
その夢魔は、脚が一本欠けていた。やはり昨晩の夢魔だ。こんなところに隠れていたとは。
ボクは隠れ場所から飛び出すと、すかさず夢魔を攻撃した。
無防備な夢魔は、一撃で切り捨てられた。
ボクは夢魔の断末魔の声とともに、目を覚ました。
枕もとに、夢魔の亡骸があった。ボクは夢魔に打ち勝ったんだ。
夢魔のためこんでいた悪夢を吸い込み、悪夢袋もふたつ、膨らんでいた。
目覚めの時間にはまだ早い。
ボクはもう一度、寝直した。気持ちは昂っていたけれど、ボクはいつしか眠りについていた。
次回、ついにローズ家へ。姉たちの生存は?
【ミナ 体力点1→2/4 悪夢袋5→7→4→6/7】<不死化傷>
金貨 3枚
歯車 0→1枚
・羊皮紙
<枝分かれの未来時計>選択のやり直しが可能。
<うたかたの齢時計>一時的に年齢を変えられる。
<跳兎の懐中時計>一時的に過去に行ける。
<刻々の狭間時計>短い時間だが時を止められる。
<速撃の戦時計>すごいスピードで動ける。
<時もどしの回復時計>身体の時を戻し回復する。
【精密】
■登場人物
ミナ・ガーデンハート 主人公。双子の姉を助けるため、時を操る魔法を手に、還らずの森へと踏み込む。
エナとティナ ミナの双子の姉。ミナの双子の姉たち。還らずの森の吸血鬼の貴族に売られたという情報が。
ニナ・ガーデンハート ミナの長姉。ネグラレーナの盗賊ギルドに所属している。
モータス教授 魔法学校のミナの先生だった人物。禁断の時を操る魔法を開発する。
ボラミー 森の外縁の村にいた女剣士。確かな腕前を持つ。
ねこ人 黒ねこ人の旅人。希少種族。
ネフェルロック 闇エルフの隠れ里の長。ミナの力の源を欲している。
キーウ 初老のノーム。「還らずの森」の研究家。
ビバイア・ローズ ローズ家の病気の息子。5日前を最後に日記は途切れている。
フェルナンド・ウティリヌス 通称フェル。森の案内人をしているノーム。
オスクリード 闇神。魔法の時計を動かすには、オスクリードの加護が必要となる。
テクア からくりの神。ノームにからくりの知識を授けたとも言われる。
■作品情報
作品名:狂える魔女のゴルジュ
著者:杉本=ヨハネ
発行所・発行元:FT書房
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