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2026年7月24日金曜日

感想【蜂竜の森】ローグライクハーフリプレイ FT新聞 No.4930

●感想 【蜂竜の森】ローグライクハーフリプレイ ぜろです。 こちらの記事は、水曜日のローグライクハーフリプレイ「蜂竜の森」の感想になります。 ローグライクハーフ「蜂竜の森」のネタバレ記事となっておりますので、未プレイの方はご注意願います。 ○従者への殺意が高いシナリオ 今回は「巨大樹の迷宮」に引き続いてのタイガ、フォルネ、ニャルラの冒険をお届けしました。 森へハチミツを取りに行く冒険ということで、このメンバーにぴったりのゆるふわな冒険が繰り広げられることに期待していたんです。 そう、ここのところ難易度的には落ち着いたレベルの冒険をしていたために、忘れていたんですよ。 そもそもローグライクハーフとは、従者に非常にシビアな作品だったということを。 そういえば、私が最初にプレイした二作品「黄昏の騎士」と「混沌迷宮の試練」は、従者がバタバタとリタイアしていきましたっけ。 そしてこの作品は、従者に対する殺意の高さを久しぶりに感じさせてくれました。 特に冒頭の「清流の主」イベントはやばかったですね。 フォルネが失敗し、ニャルラがサイコロで5以上を出さなければタイガをロストしてしまう、というギリギリの岐路に立たされました。 さらに中間イベントでも、蜂竜が従者を狙って攻撃すると明記されていますからね。 ルールの解釈で切り抜けましたけれど、下手をしたらこちらでもタイガの命はなかったかもしれません。 従者を主人公に据えるプレイって怖い。 ○巨大なクリーチャーの脅威 今回、はじめて「巨大なクリーチャー」と戦うことになりました。 シンプルに、とてつもなく強い。 1点のやりとりをするのが基本の作品にあって、2点のダメージを与えてくる敵、そして2点のダメージを出さないと攻撃が通らない敵というのは、本当に脅威でしかありません。 私はこれまでのプレイで2点のダメージというものを1回も出したことがなかったので、そんなことが可能なのかと思ってしまいました。 2点のダメージを与える手段は限定的ですが、複数の手段があります。 それらがきちんと作中に用意してあるという親切設計ではありました。 さらに2点のダメージを与える手段が尽きたとしても、ラスボスの生命点を3点以下にすれば、時間さえ稼げれば自滅していってくれます。 そう。親切なのですよ。基本的には。 その親切のうえを行く凶悪さなだけで。 もっとレベルを上げてから挑むべきだったかもしれません。 けれども、この作品の適正レベルは10から12らしいですぞ。 さて、2点のダメージを与える複数の手段ですが、私のキャラクターたちは、そのほとんどが有効でなかったために、作戦を考えるのに非常に苦労しました。 まずは丸太。 丸太が攻撃手段として用意されているというだけで、漫画「彼岸島」の初期の頃を連想しますね。 「みんな、丸太は持ったな!」 しかし、フォルネとニャルラではとても扱えません。 リプレイ本編では、タイガが丸太を発見し、丸太による攻略を夢想する、という場面で丸太を登場させました。 そして次に騎乗槍と騎乗生物の組み合わせによる突撃。 こちらはフォルネが人間形態になれば可能ではあるかもしれません。 しかし従者枠が足りないため騎乗生物を得ることができず、断念。 主人公のタイガに竜人の村で留守番してもらって騎乗生物を買うことができればあるいは。 そもそも竜人の村に立ち寄った際には所持金が底をついていたので無理だったのでした。 それで選んだのが、ニャルラ向けには蟷螂蜂毒。 フォルネ向けには西法術【氷槍】となりました。 最初の注釈で書かれていなければ、私はきっと【氷槍】は取得しなかったように思うので、たちまち詰んでいたのではないかと思います。 ○キャラクターについて そんな作品の中にあっても、やはりキャラクターのイメージについては、やはりポケモン風アニメ調な脳内イメージができていました。 蜂竜の女王は伝説のポケモンクラスですね。 それだけでなく、ヘラクレスナイトを含む竜人の面々もかなり良いです。 私にとってはゲームブック「百竜の森」からの再登場ということになります。 ヘラクレスナイトのほかにも、道具屋のキャティやその姉など、あちらの作品で登場した竜人たちを嬉々として登場させてしまいました。 ヘラクレスナイトは設定そのものが、私のプレイヤーキャラクターたちとの相性もバッチリでしたね。 「蜂竜の森」では語られていないヘラクレスナイトと道具屋キャティの関係性なども、しっかりリプレイには反映させました。 ゲームブック「百竜の森」は百竜の森の繭の内部の物語で、「蜂竜の森」は繭の外側の森の物語です。 そこで、ヘラクレスナイトと竜人たちが繭の外に移住する展開にさせてもらいました。 こういう繋ぎを考えるのも楽しいです。 ○百竜の森について そういえばこの「百竜の森」の繭は「百年に一度だけ」繭がなくなり外と繋がると説明がなされています。 しかしこの設定は、「百竜」からの連想でうっかり「百年」としてしまったミスだと思っています。 たぶん「一年に一度」、繭が薄くなる時期がある、というのが正しい。 というのも、そうでないとゲームブック「百竜の森」のストーリーが成立しなくなるのです。 あちらの作品では、繭が薄くなる日に繭の中へと入り込んだものの失敗し、次の年にリベンジする、という物語が展開します。 さらに百竜の森の研究家ザスカル氏は、何度も森の内部に出たり入ったりしています。 あと、百竜の森の変わり種の竜が外部に出てくるのが百年に一度では、事実として語られるというよりも、伝説や伝承のレベルになっていると思うんですよね。 ということで、私の中では完全に「一年に一度」という設定にさせていただき、勝手に「繭なしの日」と命名させていただきました。 ○今後の展開について タイガ、フォルネ、ニャルラはすっかりお気に入りのキャラクターになりました。 この先もぜひいろんな作品に登場させたいところです。 できれば作品の雰囲気をほのぼのした側に引っ張ってこられるものにしたいところです。 そう言いながら、今回のエピローグでわりと重めの設定を語らせてしまうのが、私の悪い癖かもしれません。 そんな中でもこの一人と二匹は、きっと強くたくましく楽しくやっていってくれると思います。 とはいえ、タイガたちの冒険が続いていたので、いったんここで区切りにして、次はまた別の作品でお目にかかることになると思います。 それではまた、次回別の作品のリプレイでお会いしましょう。 ■登場人物 タイガ 主人公の人間の少年。もうすぐ11歳。フォルネとニャルラの二匹を連れて旅をしている。 フォルネ 銀毛で3本尻尾の妖狐。タイガに心酔している。 ニャルラ 星空色の毛並みの良い魔猫。気まぐれ。 キャティ 竜人の村の道具屋。初出はゲームブック「百竜の森」。 カトリーナ 竜人の村の女戦士。蜂竜討伐の遠征中。 ナイトさん ヘラクレスナイト。カブトムシ形態から人間形態に変形できる竜人の村への協力者。その動機はキャティへの一目ぼれ。 蜂竜の女王 巨大なクリーチャー。巣への侵入者に対し怒りで我を忘れ、赤熱化し暴走する。 ■作品情報 作品名:蜂竜の森「ローグライクハーフ」d33シナリオ 著者:ロア・スペイダー 監修:紫隠ねこ、杉本=ヨハネ 発行所・発行元:FT書房 ローグライクハーフ基本ルール及び「黄昏の騎士」本編 https://booth.pm/ja/items/4671946 巨大樹の迷宮「ローグライクハーフ」d66シナリオ(「蜂竜の森」収録) https://ftbooks.booth.pm/items/5361362 本リプレイは、「ローグライクハーフ」製作に関する利用規約に準拠しています。 https://ftbooks.xyz/ftnews/article/RLH-100.jpg ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。