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2025年8月25日月曜日

アランツァ世界の滅んだ街 FT新聞 No.4597

おはようございます、枚方市のスターバックスから杉本です☆
今日は先週火曜日の中山将平による「30分で遊ぶ1人用TRPG ローグライクハーフ」の記事を受けて、FT書房が展開する世界観「アランツァ」について、書いていきたくなりました。
中山は「ローグライクハーフ」を最近はじめた人のために、追加ルールを中心にした記事を書いてくれましたので、私は逆に「ローグライクハーフ」にハマりまくってくれているあなたのために、アランツァ世界のマニアックな記事を書きます☆


◆4つの「かつてあった土地」。
さて、今回はアランツァ世界の「滅んだ、あるいは大きな変化があった街」について、書いていきます。
アランツァ世界の冒険は大きく分けて第1期、第2期、第3期という時代分けがあり、第2期が冒険の時代としてメインを張っています。
その中で、第1期にはちゃんとあったけれど、第2期には滅んだ、あるいはその様子が大きく様変わりした都市や国をご紹介してまいります☆


◆レラヴィリア王国☆
ドラッツェンの南西部に存在したこの王国は、雰囲気でいえば中世前期から古代終期のような、木材を主とした家屋や城塞を造る、ラドリド大陸のなかではやや遅れた文明を持つ王国でした。
人々の名前には「矢羽根(やばね)」「鹿脚(しかあし)」といった、道具や自然に関連する名称が用いられていました。
王国の繁栄を願う陽気で素朴な人々は、城塞都市ドラッツェンにより征服されて、現在ではドラッツェンの領内に存在する少数民族となり、集落を形成しています。


◆ハングー帝国☆
ハングー帝国は人間とドワーフが建立した、ラドリド大陸南西部の国です。
国そのものは地上に存在しましたが、この国の家屋の多くは地下に建設されるという、独特の風習がありました。
この国を征服した後に生まれたのが冒険都市カラメールです。
そのため、カラメールの地下には今でもハングー帝国の遺跡があり、冒険の舞台となることがしばしばあります。

なお、大陸南西部には紙に記録する文化が深く根づいていないため、この国の滅亡については多くが分かっていません。
残された貴重ないくつかの資料は、強力な魔女である「ターニャ」という人物が、このハングー帝国の衰退と滅亡に深く関わっていることを示しています。
このターニャという魔女は非常に強力な存在で、時の英雄は彼女をバラバラに埋葬することで、その力を分散したと言われています。
アランツァにはこの「ターニャの○○」と呼ばれる魔法の装備品が存在します。
その多くはチャーム(小物)であり、1個かそれ以上の装備品欄を占める代わりに、強い魔法の力をキャラクターにもたらすと言われています。


◆魔法都市ジョルク☆
冒険のメイン舞台となるラドリド大陸──いや、アランツァ世界の中でも、最も魔法文化が発展した都市が、かつてありました。
その都市は「魔法都市ジョルク」と呼ばれ、都市と同じ名前の魔法使いサルバドール・ジョルクによって統治されていました。
さて、このジョルクの北東にあたる土地に、シァアレと呼ばれる街があります。ここには【悪の種族】であるトカゲ人が住み、【善の種族】が住む街を破壊しようと、常に悪意を蓄えています。
シァアレに住むトカゲ人たちの人口は今(第2期)よりもずっと多かったため、その攻撃は熾烈なものでした。
対抗して防備をガチガチに固めたからくり都市チャマイとは違い、統治者であるジョルクがとった対策は、非常にスケールの大きいものでした。
都市浮遊です。
ノード(魔力だまり)から巨大な魔力石を切り出した魔法使いジョルクは、魔力石を浮遊石という魔法の装備品へと変えることに成功。
魔法都市は天空都市と名前を変えて、今もアランツァ世界の上空をゆっくりと移動、数年に1回ほどの頻度で聖フランチェスコ市などいくつかの都市と交易を行いながら、都市機能と生活力を維持しています。
ジョルクが聖フランチェスコを訪れるとき、聖フランチェスコ市には珍しい魔法の装備品が多くもたらされます。
街は活気づき、祭りが起こります。


◆墜落都市ホラドリウス☆
ジョルクには隣接する都市があり、両者はあわせて双子都市などと呼ばれていました。
もうひとつの魔法都市ホラドリウスは、ジョルクと同じように、少し遅れて天空都市となりました。しかし、10年ほど浮遊した末に浮遊石に不具合が生じ、ラドリド大陸よりも北部にある海氷地域に墜落しました。
以来、この街は「墜落都市」ホラドリウスと呼ばれています。
ホラドリウスは極北に存在するため、その魔法の力の多くが、その土地でも無事に生き延びるために費やされています。
都市機能は初期と比べると大きく衰退しました。
しかし、本来は人の住むことができない土地です……この地を訪れる冒険者には大きな助けとなるでしょう。


今回はこのあたりで。
それではまた!



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