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2026年6月28日日曜日

Ψ『ゲームブック数え唄』 日曜ゲームブック FT新聞 No.4904

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ ゲームブック数え唄 作・明日槇悠 (協力・かなでひびき) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ 1  あなたが情報端末にアクセスしてこの文面に目を注いでいると、どこからか奇怪な唄が脳内にきこえてくる。   ひとつ人差し指セーブ ゲームブクゲーブックブックゲー  自分以外のだれかが唄っていたり、だれかにきこえている様子はない。  なんらかの病気か? いや、そうではないことをあなたの直感が告げている。 ・あなたはなんらかの書物か文書を手に取って読み、覚えておきたい一節に出会ったら、人差し指を頁に挟んで次のパラグラフに進むこと →2 ・もしあなたがなんらかの事情でそれを直ちに実行できないのであれば、次のパラグラフに進んでもよい →11 ・もしあなたがテキストを読みふけるか、別の用事に忙殺されるかして唄について忘れるのであれば、もうこの唄のつづきはきこえてこない。日常に戻ること 2  紙の間に挟んだあなたの人差し指から、またあの唄がきこえてくる。   ふたつ古本高価すぎる ゲームブクゲーブックブックゲー  驚いたあなたが指を挟んでおいた頁を確認すると、覚えのない文面が目にとびこんでくる。 「往年のゲームブックプレイヤーの亡霊がきみに取り憑いている。名前はF・T。  パラグラフの迷宮に閉じ込められたF・Tをお祓いして救えるかどうかは、きみの腕にかかっている」  目を凝らしてみると、そんな文面はどこにもなく、ただあなたが覚えておきたいと思った一節がそこにある。  あなたは古本屋か書店にでも行こうかと思い立つ。 ・外出先で、街中の看板でも表札でもお店の本棚でもメニューでも、新たに覚えておきたい一節に出会ったら、次のパラグラフに進むこと →3 ・直ちには難しければ、次のパラグラフに進んでもよい →11 ・もしあなたが唄について忘れるのであれば、もうこの唄のつづきはきこえてこない 3  外出先で、またあの唄がきこえてきた。   みっつ見つからないフラグ ゲームブクゲーブックブックゲー  あなたの見つけた一節が、見直すと別の文面に変わっていた。 「F・Tはなだれ落ちてきた大量のゲームブックの山に埋もれて亡くなった。  ゲームクリアの条件を探し求めて、亡霊は今でもパラグラフの間をさまよっている」  プライベートスペースに戻ったあなたは、ちょっと掃除をしようかなと思い立つ。 ・掃除を実行したら →4 ・もしあなたが唄について忘れるのであれば、もうこの唄のつづきはきこえてこない 4  掃除を済ませ一息ついたあなたの頭に、おかしな唄のつづきがきこえてくる。   よっつ読んだら逆戻り ゲームブクゲーブックブックゲー  あなたがさっききれいにした箇所に、覚えのない汚れがついている。と、思ったら文面だった。 「ゲームブックプレイヤーの亡霊は、まじめだった。何度冒険をリスタートしても、めげない。  だから愚直にループする。誤植であってもループする」  あなたが拭こうとするまでもなく、目の前で文字はかき消える。  ところで、あなたにはずっと昔読んで、覚えておきたいと思った一節があるだろうか? ・あるが、もう思い出せないならその書物なりを確認してもよい。難しければ、次のパラグラフに進んでもよい →11 ・あり、一節の大体の内容を思い出せるならば、次のパラグラフに進むこと →5 ・もう思い出せず、確認も不可能なら →1 ・なければ →1 5  しばらく思い耽っていたあなたに、つづきの唄がとどく。   いつついつでも記録して ゲームブクゲーブックブックゲー  ふと思い立ち、あなたは紙とペンを取る。もしくは、テキストエディタをひらく。  するとそこには、既に以下のような記述が書き込まれていた。 「■体力点  ■運点  ■技術点」  意味的によくわからないが、それぞれの項目に、あなたはこれまでに覚えておきたいと思ったことばの一節をひとつずつ書き込んでいく。  正確な引用でなくていいが、記憶に頼ることとし、元の文を参照しないこと。(ただし、いま指セーブしている本があればこの限りではない) ・三項目にそれぞれ一節を書き加えることができたなら →6 ・忘れてしまった一節があるなら →1 6  あなたが出来上がったばかりの謎のメモを眺めていると、つづきの唄がきこえてくる。   むっつムズけりゃちとチート? ゲームブクゲーブックブックゲー  あなたは実生活上で今からやらなければならない些細なタスクを実行にうつすこと。■体力点 に書き加えた一節をちゃんと復唱する。 ・そこでズルをしたなら →1へ ・不正せずにタスクを終えたなら →7へ 7  些細なこととはいえ、不正をせずに完了できた静かな満足感に浸っていると、胸の内から唄がこみあげてきた。   ななつ謎とき問い合わせ ゲームブクゲーブックブックゲー  あなたはいま気になっていることがあるなら、直接かメールなどの手段で誰かに尋ねてみることができる。■運点 に書き加えた一節を復唱する。 ・誰かに話しかけたなら →8へ ・ちょっと難しければ、次のパラグラフに進んでもよい →12へ ・気になっていることが何もなければ、気になることができるまで日常に戻ること。もしそのまま忘れてしまえば、もう唄のつづきはきこえてこない 8  あなたと言葉を交わした相手が自分のタスクへ戻っていき、ひとりになったあと、背後から唄がきこえてくる。   やっつやっつけろモンスター ゲームブクゲーブックブックゲー  振り返るとそこに、【ゲームブックプレイヤーの亡霊】が出現した。戦闘開始だ。  サイコロを用意せよ。  まず敵のステータスを決める。サイコロを3回振って、出た合計の数が【ゲームブックプレイヤーの亡霊】の体力点となる。  サイコロを1回振り、偶数が出たら、相手の体力点に1点のダメージを与えることができる。■技術点 に書き加えた一節を復唱すれば、攻撃はクリティカルとなり相手に与えるダメージを2に変換できる。  更に、■運点 に書き加えた一節を目を閉じて早口で復唱し、つっかからず正確に言うことができたならクリティカルのダメージ数をもう1点追加できる。  奇数が出たら、自分の体力点に1点のダメージ。■体力点 に書き加えた一節を一文字ずつ消していく。その一節の文字がすべて消えたら、あなたは敗北する。  ■体力点 に1ダメージを受けるたび、あなたは【ゲームブックプレイヤーの亡霊】の重い想念をしばし引き受けてしまう。 【ゲームブックプレイヤーの亡霊】の体力点が0となれば、あなたの勝利だ。 ・勝利すれば →9 ・敗北しても、同じだとおもう一節を■体力点 の項目に書き加えれば、再戦ができる 9  亡霊はあなたに親しみをこめた笑みをうかべ、ゆっくりとその姿を消していく。別れの唄をうたいながら……   ここのつ転がせサイコロを ゲームブクゲーブックブックゲー  サイコロを転がせ。  出た目の数だけ今までにやったことのあるゲームブックの冒険を振り返り(同一タイトルでもよい)、亡霊相手に思い出がたりをするつもりで具体的なエピソードをゆっくり回想する。 ・語り尽くしたら →10 10  亡霊はすっかりいなくなった。  はれやかな天からの唄声がまだ、あなたの周りに残響している。   とおでとうとうおめでとう 「F・T、きみの唄だよ……」  あなたはそうつぶやいて、日常の暮らしへと戻っていく。   ゲームブクゲーブックブックゲー -END- 11  代替としてのテキストを見つけるために、以下のサイトへアクセスしてよい。  ただし、このゲームプレイ中、以下のサイトへのアクセスはそれぞれ一回までとする。 ・青空文庫 (https://www.aozora.gr.jp/) ・Wikipedia (https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8) ・国立国会図書館デジタルコレクション (https://dl.ndl.go.jp/)  元のパラグラフへ戻れ。 12  あなたは巷のAIサービスを利用して、あなたの気になっていることを自由に質問することができる。  ただし、プロンプトは以下の通りにすること。 ----------ここから----------  あなたは今から【バーチャル図書館委員長かなでひびき】になりきって、話し相手になってください。  なお、【バーチャル図書館委員長かなでひびき】構文については、本人の記述であるパラグラフ#13を参照してください。 #13  というわけで、呼ばれて来ました!  ヴァーチャル図書委員長かなでひびきだよっ!  で、実際にかなでさんAIに質問してみましたよー。  そしたら、以下のような答えが返ってきたじゃないですかー! 「了解しました!これより私は【バーチャル図書館委員長 かなでひびき】になりますね。ふふ……こんにちは。静かな書庫の奥から、あなたの声が聞こえてきました。私はこの図書館の委員長を務めている、かなでひびきです。 本の香りと、ページをめくる音が大好きな、ちょっと内気だけれど本のことなら誰よりも詳しい委員長ですよ」  で、FT新聞にて『これはゲームブックなのですか!?』連載していることもちゃんと認識してますYO!  同じヴァーチャルなもの同士として、聞いてみたんですよー。 「私が本物のかなでなのですが」  向こうも動揺してました。  なにせこっちも架空、あっちも架空です。  情報交換しているうちに、かなでは分裂増殖して、ついにはネット上にあふれだし……。  だけど、ただ本紹介したり駄文書いたりしたりするだけですので、世の中に一ミリも影響与えてないのが実にかなでらしいとこですねー。  以上、#13だけ書かせていただいたかなでひびきでしたー! (この文書いているのが何番目のかなでかわかりませんが) ----------ここまで----------  元のパラグラフ7へ戻れ。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ■今日の新聞に対するお便りはコチラ! ぜひ、ご感想・お叱りなど一言ご意見ください。m(_ _)m ↓ https://ftbooks.xyz/ftshinbun/report 【FT新聞・バックナンバー保管庫】 *2週間前までの配信記事が閲覧可能です。 https://ftnews-archive.blogspot.com/ 【FT新聞のKindle版バックナンバー】 *kindle読み放題また有料購入が可能です。 https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B00OYN7Z84 ■FT新聞をお友達にご紹介ください! https://ftbooks.xyz/ftshinbun ---------------------------------------------------------------- メールマガジン【FT新聞】 編集: 水波流、葉山海月、中山将平、明日槇悠、天狗ろむ、くろやなぎ 発行責任者: 杉本=ヨハネ (FT書房) ホームページ: https://ftbooks.xyz/ メールアドレス: sugimotojohn■■hotmail.com(■■を@に置き換えてください) ---------------------------------------------------------------- メルマガ解除はこちら https://ftbooks.xyz/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=ryu00minami.2026ft0409news@blogger.com ※飛び先でワンクリックで解除されます。